【尾鷲】海を眺める山歩き・新春南国陽だまり編〜 九木崎オハイ
Posted: 2023年1月14日(土) 18:05
【山域】尾鷲九木崎・オハイ海岸
【山行日】2023年1月7日(土)
【メンバー】びわ爺さま、K田さん、タイラ、アオバ*ト
【コース】九鬼コミュニティセンター11時過ぎ〜オハイ海岸〜九鬼コミュニティセンター16時半頃
いつもと違うメンバーで山に行ってみた。
「草川さんの新しい本(海を眺める山歩き)に載っている南国の山がいい!アオバ*トさんなら知っているでしょう」
喜んで、企画&雑用係を買って出た。
びわ爺さまの家から陽だまり南国の海は遠い。ワンデイハイクじゃもったいないな。
一泊二日民宿泊まり、とれとれ海の幸のグルメ付き、得意のゆるゆるアオバ*トツアーを企画する。
ただ、このツアー、お天気良くなけりゃ意味がない。海は、空が青くなけりゃ青くきらめかない。
イチかバチか半分賭けのようなツアー、はたして青い海は見れるのか。
成人の日の連休の頃、たいてい三重県南部海岸沿いのエリアは、西高東低の気圧配置で晴れの日が続く。
しかし、約束の土曜日、この日だけお天気は半分雨マーク。前線通過するらしい。晴れてくるのは昼過ぎから。
どんよりとした空の下、それでもアオバ*ト号は紀勢道を走る。
空の色とひきかえ車中はこの上もなくほんわかムード。
初対面のびわ爺さまとK田さん。何年も前からお友だちのようだ。
駐車場はガラすきというか、一台も停まっていない。
好き好んでこんな日にここに来る人はいないか。
え、雨降ってきた?傘なんか持って行かないよ。
ダイジョブダイジョブ、だんだん晴れてくる。はずだ。
錦花堂が開いている。
おばあちゃんはいない。若いおねえさんが、
これから行くんですねと、私たちの行動予定は説明しなくても読まれている。
虎の巻一本4つにカットして、切れ端のおまけ付き、持たせてくれた。
びわ爺さまとK田さん二人とも珍しげに道のすぐ横、船着き場の海面を覗いている。
小さな青い魚がいっぱい泳いでいるときもあるけど、今日はあまりいないかな。
宝石のようにきらめくコバルトブルーの海を今日は見せてあげられないかもしれない、
でもまぁオハイってこんなところ、それだけでもいいかと思って廃校になった小学校の横の階段を登る。
ほぼほぼ、海岸線から少し離れた高いところにつけられた巻き道、
高低差はあまりないが、展望ベンチに上がる手前が少々しんどい。
だんだん空は明るくなってはきたが、眼下に開けた海はまだ青くはない。
でも雲の間から、お日様は懸命に光を送ってくれた。
みかんをほおばり、キラキラの海を眺める皆の横顔はやんちゃな少年とお転婆少女に変わりない。
巻き道から離れて沢沿いに海岸に降りて行くところに大きな石があって
赤字でオハイと書かれてある。以前はこの石だけが目印だったけれど、今はりっぱな道標も立てられている。
もうすぐオハイ。何度来てもワクワクする。
自分もワクワクするけど、みんながどんなに驚くかワクワクする。
オハイって何ていう意味だろう。何人かの地元のひとに聞いてみた。みんな知らなかった。
ネットで「南風」のことではないかと書かれていた人がいた。意味はどうであれ、
言葉にするだけでなんか嬉しくなる。「オハイ」。 ランチとお茶会の後、
誰もいない貸切りオハイ、端から端まで探検してみる。
西の淵は、時間が遅すぎたか、雲がちょうど上にあるかで、オハイブルーとは程遠い。
でもびわ爺さまが、こんなポーズで楽しませてくれた。 東の淵はかろうじてオハイブルー。 美しいけど、覗き込むのはかなりコワい。
海って、海しかないのにいつまでも眺めていたくなる。どうしてだろう。 空と海がどっちも青く澄んできた頃、はしゃぎ疲れて帰途につく。
降りて来た時とは反対、巻き道に合流するまでが遊び疲れた身には堪える。
足を伸ばせば、魚見小屋、古田キャンプ場、ハカリカケ岩、帰り途中には、トノハマ、網干場などなど、
他にも見どころは色々あるが、みんなオハイ海岸だけで十分満足したみたいだ。
それより、ひと風呂浴びて宴会!が待ち遠しいらしい。おとなしく往路をを戻ることにする。
お風呂は、温泉ではないけれど、海洋深層水とやらの尾鷲の町の高台にある夢古道の湯。
どうでもいい話だけれど、ここの休憩部屋には、ハンモックが吊るしてあって、これは悪魔の腰掛け。
いったん腰掛けると、もう立ち上がりたくなくなる。
「立ち上がれない〜」びわ爺さまもハマっていた。
民宿は、女将さんと息子さんの二人で切り盛りする釣り人御用達の宿。
みんな気に入ってくれたかな。
個人的にはすごく気に入っていて何度でもリピしたい隠れ家のような宿。
さて、海の見える山歩き南国陽だまり編、2日目後半戦は
南伊勢の海の見える山歩き、相賀浦からくるりと局ヶ頂〜米子浜周回の旅。レポは
びわ爺さまにバトンタッチいたしましょうか。盗撮写真は無しでお願いしますよ〜。
アオバ*ト
【山行日】2023年1月7日(土)
【メンバー】びわ爺さま、K田さん、タイラ、アオバ*ト
【コース】九鬼コミュニティセンター11時過ぎ〜オハイ海岸〜九鬼コミュニティセンター16時半頃
いつもと違うメンバーで山に行ってみた。
「草川さんの新しい本(海を眺める山歩き)に載っている南国の山がいい!アオバ*トさんなら知っているでしょう」
喜んで、企画&雑用係を買って出た。
びわ爺さまの家から陽だまり南国の海は遠い。ワンデイハイクじゃもったいないな。
一泊二日民宿泊まり、とれとれ海の幸のグルメ付き、得意のゆるゆるアオバ*トツアーを企画する。
ただ、このツアー、お天気良くなけりゃ意味がない。海は、空が青くなけりゃ青くきらめかない。
イチかバチか半分賭けのようなツアー、はたして青い海は見れるのか。
成人の日の連休の頃、たいてい三重県南部海岸沿いのエリアは、西高東低の気圧配置で晴れの日が続く。
しかし、約束の土曜日、この日だけお天気は半分雨マーク。前線通過するらしい。晴れてくるのは昼過ぎから。
どんよりとした空の下、それでもアオバ*ト号は紀勢道を走る。
空の色とひきかえ車中はこの上もなくほんわかムード。
初対面のびわ爺さまとK田さん。何年も前からお友だちのようだ。
駐車場はガラすきというか、一台も停まっていない。
好き好んでこんな日にここに来る人はいないか。
え、雨降ってきた?傘なんか持って行かないよ。
ダイジョブダイジョブ、だんだん晴れてくる。はずだ。
錦花堂が開いている。
おばあちゃんはいない。若いおねえさんが、
これから行くんですねと、私たちの行動予定は説明しなくても読まれている。
虎の巻一本4つにカットして、切れ端のおまけ付き、持たせてくれた。
びわ爺さまとK田さん二人とも珍しげに道のすぐ横、船着き場の海面を覗いている。
小さな青い魚がいっぱい泳いでいるときもあるけど、今日はあまりいないかな。
宝石のようにきらめくコバルトブルーの海を今日は見せてあげられないかもしれない、
でもまぁオハイってこんなところ、それだけでもいいかと思って廃校になった小学校の横の階段を登る。
ほぼほぼ、海岸線から少し離れた高いところにつけられた巻き道、
高低差はあまりないが、展望ベンチに上がる手前が少々しんどい。
だんだん空は明るくなってはきたが、眼下に開けた海はまだ青くはない。
でも雲の間から、お日様は懸命に光を送ってくれた。
みかんをほおばり、キラキラの海を眺める皆の横顔はやんちゃな少年とお転婆少女に変わりない。
巻き道から離れて沢沿いに海岸に降りて行くところに大きな石があって
赤字でオハイと書かれてある。以前はこの石だけが目印だったけれど、今はりっぱな道標も立てられている。
もうすぐオハイ。何度来てもワクワクする。
自分もワクワクするけど、みんながどんなに驚くかワクワクする。
オハイって何ていう意味だろう。何人かの地元のひとに聞いてみた。みんな知らなかった。
ネットで「南風」のことではないかと書かれていた人がいた。意味はどうであれ、
言葉にするだけでなんか嬉しくなる。「オハイ」。 ランチとお茶会の後、
誰もいない貸切りオハイ、端から端まで探検してみる。
西の淵は、時間が遅すぎたか、雲がちょうど上にあるかで、オハイブルーとは程遠い。
でもびわ爺さまが、こんなポーズで楽しませてくれた。 東の淵はかろうじてオハイブルー。 美しいけど、覗き込むのはかなりコワい。
海って、海しかないのにいつまでも眺めていたくなる。どうしてだろう。 空と海がどっちも青く澄んできた頃、はしゃぎ疲れて帰途につく。
降りて来た時とは反対、巻き道に合流するまでが遊び疲れた身には堪える。
足を伸ばせば、魚見小屋、古田キャンプ場、ハカリカケ岩、帰り途中には、トノハマ、網干場などなど、
他にも見どころは色々あるが、みんなオハイ海岸だけで十分満足したみたいだ。
それより、ひと風呂浴びて宴会!が待ち遠しいらしい。おとなしく往路をを戻ることにする。
お風呂は、温泉ではないけれど、海洋深層水とやらの尾鷲の町の高台にある夢古道の湯。
どうでもいい話だけれど、ここの休憩部屋には、ハンモックが吊るしてあって、これは悪魔の腰掛け。
いったん腰掛けると、もう立ち上がりたくなくなる。
「立ち上がれない〜」びわ爺さまもハマっていた。
民宿は、女将さんと息子さんの二人で切り盛りする釣り人御用達の宿。
みんな気に入ってくれたかな。
個人的にはすごく気に入っていて何度でもリピしたい隠れ家のような宿。
さて、海の見える山歩き南国陽だまり編、2日目後半戦は
南伊勢の海の見える山歩き、相賀浦からくるりと局ヶ頂〜米子浜周回の旅。レポは
びわ爺さまにバトンタッチいたしましょうか。盗撮写真は無しでお願いしますよ〜。
アオバ*ト