【加越国境】ナメ天国の小倉谷から灼熱の小倉谷山へ

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山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【加越国境】ナメ天国の小倉谷から灼熱の小倉谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2022年7月2日(土)
【山 域】加越国境 小倉谷山周辺
【天 候】快晴
【メンバー】sato、山日和
【コース】龍ヶ鼻ダム8:05---8:25だべ谷橋---10:40 15m滝上---12:00ランチ場13:20---15:05小倉谷山---15:45火燈山
     ---17:20 P299m---17:45山口集落---18:15駐車地

 連日強烈な暑さが続いている。体温を超えるような気温では、山登りは健康に悪いだろう。
こういう時は沢を歩くに限る。今回選んだのは加越国境の小倉谷山を源頭に持つ小倉谷。谷の出合にかかる橋の
名板を見ると「だべ谷」とも言うらしい。
 龍ヶ鼻ダムに駐車して林道を歩き出した。朝から強烈な日差しが照りつけるが、日陰になった部分が多くて助
かる。


P7020015_1.JPG

 だべ谷橋から右岸の廃林道を辿るが、雑草が生い茂った道はもはやどこが林道なのか分からない状態である。
終点らしきところから入渓すると、いきなりナメ滝の歓迎を受けた。このところ雨がまったく降っておらず水量
は乏しい。一見ぬめってそうな岩も意外にフリクションが効いていた。
苔むした岩と表現するにはあまりにも干からびて、しっとりとした美しさからはほど遠い岩がゴロゴロしている。

P7020021_1.JPG

 この谷は非常に岩盤が発達しているのか、平流部分もゴーロという感じがなく、ナメ床と小滝、ナメ滝だけで
構成されているような印象を受ける。平水時ぐらいの水量なら適度に躍動感もあるのだろうが、ナメ滝もチョロ
チョロ流れているだけでは迫力も美しさも半減である。多ければ多いで苦労するかもしれないが。

P7020041_1.JPG
P7020042_1.JPG
 
 水の少ないのを差し引いても、小倉谷は美しい谷だ。それほど期待していたわけではないが、想像以上に滝と
ナメが連続し、飽きることがない。
巨大なチョックストーンを持つ滝は、空身で左の穴を潜るようなことが書いてあったが、どう考えても人が通れ
るサイズではない。年月を経て新たな落石で埋まってしまったようである。右岸から巻き上がるがかなり追い上
げられてしまった。ふと流れの方を見るとチョックストーン滝のうえにもかなりの高さの滝が続いていた。
まとめて巻いて流れに復帰。次に現れた15m滝では左岸の巻きルートを取ったが、延々と続く岩壁に阻まれて、
岩壁の基部を下流方向へトラバース。やっと現れた切れ目から上がって落ち口方向へ長いトラバースが続いた。
最後は懸垂で水辺に降り立つ。
記録を見ると右岸巻きが楽なルートだったようだが、これも沢登りの醍醐味。正解はないのだ。
この二つの巻きで結構時間を食ってしまった。


P7020089_1.JPG

 その後も谷幅一杯のスラブ滝や、風呂釜のようなまん丸の深い壷を持つ小滝が次から次へと現れて目を楽しま
せてくれる。考えてみればこんなに沢らしい沢は今シーズン初めてだ。
直登と巻きを交えて実に楽しく遡って行くことができた。


P7020119_1.JPG
P7020138_1.JPG

 滝がひとしきりすると、今度はどこまでも続くまるで舗装路のようなナメ床の登場である。
山頂まで頑張ったところで今日の天気では落ち着けるランチ場は得られないだろう。涼しい谷の中でランチタイ
ムとしよう。
南向きの谷だし、もう少し日差しに悩まされるかと心配していたが、ほぼ樹林の中の遡行は暑さ知らずだった。
ランチ場も涼しく、快適なランチタイムを過ごすことができたが、食後に300mほど高度を稼がないといけないの
が難点である。

 ランチ場以降は谷幅も狭まり、傾斜が目に見えて強くなってきた。水はかろうじて流れている程度となったが、
谷中はまだ小滝が連続している。傾斜の強いナメ滝といった感じでホールドが乏しいものが多く、見た目より苦
労させられた。
 ついに水が切れたと同時に熱気がムンムンと漂い始めた。樹林の中ということが救いである。
谷の形がなくなり、潅木のヤブの急斜面を進むが青息吐息。ようやく飛び出した登山道はまさに高速道路だった。
右に取って5分足らずで小倉谷山の山頂に到着したのはいいが、これまで体感したことのないような熱波が襲って
きた。天気は最高で、丈競山方面の展望は抜群にいいのだが、とても立っていられないほどの暑さである。
頭がクラクラしてきたのですぐに退散して火燈山へ向かった。

P7020197_1.JPG

 この稜線は4ヶ月ほど前に歩いたのだが、その時の美しい雪稜はとても想像できないようなもっさりした尾根歩
きだ。あのナイフリッジは幻だったのかと思わせるほどのギャップである。
冬にはとても標高900mばかりの山だとはとても思えないような見事な景観を見せていたのだが、今日はさすが標
高900mばかりの山だと実感できる。
あまりのオーバーヒート状態に、途中のブナ林の木陰でしばらくひっくり返った。

 火燈山の山頂からは福井平野が一望できるが、展望がいいというのは日陰がないということと同義である。
下山は山竹田方面への登山道を辿る。火燈古道が復活してこちらの道はあまり歩かれなくなったのだろうか、足
元の踏み跡はしっかりしているものの草ボウボウで、両手を使わずに歩くことは不可能だ。足元の段差が見えな
いのでペースが上がらない。
 当初はダムの近くに続く谷を下る予定だったが、時間が押して来たので確実な道歩きに変更する。
登山道が西に向きを変えると草のかき分けから開放されて、足だけで歩けるようになった。
 その後もいろいろショートカットルートを模索したが、最後はP299の鉄塔から巡視路らしき道を辿り、山口の
集落に着地した。急がば回れで、結果的には谷を下るより早かっただろう。
 地形図に丸岡町吉谷と表記されている場所は、かつて吉谷千坊と呼ばれたところで。小野千坊、豊原千坊と合
わせて越前豊原三千坊と称されるほど、白山信仰の拠点として栄えた土地らしい。豊原千坊跡には様々な遺構が
残されているらしく、時間が許せばゆっくり散策してみたいものだ。


P7020213_1.JPG

 民家が見えたが獣柵に阻まれてしまう。どこかに出入口があるはずと探してみると、やたら小さなドアを発見、
身をかがめて通り抜ける。腰の曲がったお婆さん専用のドアのようだった。
ようやく安全地帯まで戻ってきたが、駐車地のダムまではまだ1.5キロほどの登りが残されている。
まだまだ勢いの衰えない西日に照らされながら車に帰り着いた。

                      山日和 
sato
記事: 417
登録日時: 2019年2月13日(水) 12:55

Re: 【加越国境】ナメ天国の小倉谷から灼熱の小倉谷山へ

投稿記事 by sato »

山日和さま

こんばんは。
ちょっと暑さが和らいでいましたが、今日からまた暑くなりそうですね。
暑さに強いと思っていたのですが、この夏は暑さが身に堪えます。
エアコンの無い我が家、扇風機にあたり、ぼぉっとしている頭を冷やし(冷えません汗)
いざ「ナメ天国の小倉谷から灼熱の小倉谷山へ」へ。

2月に、どこまでも白くうつくしく煌めく小倉谷山火燈山に出会い、雪の無い時のお姿も味わいたくなり、
いつか訪れたいなぁと思っていました。
小倉谷は、「次から次へと、十幾つもの滝が現れるすっきりとした谷であった。
中でもその核心部に来ると、谷は巨大な岩の函となって、思いがけない景色に驚かされたのであった」と、
増永廸男さんが本の中でおっしゃられていて興味津々でした。
『越の谷』にも紹介されているのですね。
覗いてみたかった谷から懐かしの山頂へ。わくわくどきどきの沢山旅が始まりました。

朝から暑かったですね。車道歩きでバテそうと思いましたが、日陰が多くてよかったです。
2月に北側の道は橋手前で崩落しているのを確認済みでよかったですね。
南側の道をすいすいと歩き、だべ(どういう意味なのでしょうね)橋に着くことが出来ました。

谷に降り立つと、ナメ滝のお出迎え。高揚感に包まれました。ナメ滝の上はナメ床。
「よし!」という感じでしたね。
水量が乏しく、苔が干からびていてちょっとかわいそうでしたが、つるりと滑りそうなナメ床を歩けて楽しかったです。
傾斜があると左足のかかとが浮いてしまい、山日和さんのようにひたひたと歩けず、四足歩行の滑稽な格好になっていましたが。

チョックストーン滝は、岩を抱えてまわりこむ自信がなく巻いていただきました。
次の15メートルも。ふたつの巻きで汗びっしょりになりましたね。
でも、汗びっしょりになっても、山日和さん、淵には入りませんでしたね。深そうと思ったら巻く(笑)。
私も浸かるのよりは巻きを選ぶのでよかったです。
かわいい裏見の滝での水浴びは気持ちよかったです。

滝は次々と続いていきましたね。
谷幅一杯のスラブ滝、風呂釜のようなまん丸の深い壺を持つ小滝、・・うつくしい滝と壺が現れる度、どきどき、うっとり。
山アジサイもきれいでしたね。ピンク色、青紫色、赤紫色、いろいろな色の山アジサイが目を楽しませてくれました。

山頂までは、まだ標高差がありましたが、早めにお昼ご飯にしてよかったですね。
いい場所でお昼の休憩が出来ました。
出発は13時20分。山頂に着いたのが15時5分。
ホールドの乏しいナメ滝と暑さで思ったよりも時間がかかってしまいました。
でも、最後の最後まで楽しく登れる素敵な谷でした。

小倉谷山山頂は、灼熱の地でしたね。
あまりの熱さ(暑さではなく)に、私たち、今、どこにいるの?お山のてっぺんよね?と笑ってしまいました。
お天気は最高。素晴らしい眺めでしたね。
きりりとした雪稜は、夏にはこんなにも丸みを帯びたやわらかなお姿なのですね。
緑が目に染みて痛かったです。半分(半分以上?)汗のせいでしたが(笑)。

火燈山への稜線はブナと灌木に覆われ、ここが真冬には切り立った雪稜になるとは信じられない気分でしたね。
私たちが訪れた時は、灌木はすべて雪の中でしたね。
火燈山も涼しかったら、のんびりくつろげるいい山頂でしたね。
わぁ、すごい、わぁ、素敵、と歩いた南尾根は草ボーボー(笑)。これが登山道?と思いました。
沢靴を履いていたので滑る滑る。
林道に出て、谷に行きかけて止めてよかったです。吉谷千坊を知ることが出来ました。
地図を見て吉谷と記されたあたりの緩やかな地形が気になっていました。
不思議な地形。お寺マークがあるので集落があったのかなぁ、とも。
白山信仰の拠点として栄えた地だったのですね。私たちが見た倉庫のような建物は白山神社だったのですね。
吉谷の集落は昭和38年まで存在していたそうです。

火燈山は福井平野から白山へと続く山並みの始まりのお山。
その山中に広がる不思議な地形は、地球の歴史が作り上げたものだけど、白山遥拝地たる地だったのだと。
今は植林で覆われている吉谷千坊跡。当時は、どのような風景だったのでしょうね。

車道へと伸びるいくつかの尾根はヤブっぽく、無理に下っても最後、法面の崖になってしまう。
・299からは送電線巡視路があるはずと向かいました。
思っていたのと違う方向でしたが、山口の集落裏にすぅっと辿り着けてよかったです。
獣柵の扉。ほんとうに腰の曲がったお婆さんサイズでした。最近は通ることもなくなったのですね。
草が邪魔をしてなかなか開きませんでした。扉を閉める紐が絣の古布でした。
この布の服を着ていた腰の曲がったお婆さんの姿が浮かびました。
最後の車道歩きも暑かったですね。ダム手前の滝で汗まみれの顔を洗いすっきりしました。

「巨大な岩の函」。遡らなければ感じることの出来ない風景でした。
沢登りの愉しさをからだいっぱいで味わえる素敵な谷でした。小倉谷はモミジも多かったので、秋も素敵でしょうね。
緑の小倉谷山火燈山も味わい深かったです。とっても暑かったですが。吉谷もいつかゆっくり見て回りたいです。
いろいろな風景に出会えたゆたかな山旅でした。ありがとうございます。

sato
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【加越国境】ナメ天国の小倉谷から灼熱の小倉谷山へ

投稿記事 by 山日和 »

satoさん、どうもです。お疲れさまでした。

2月に、どこまでも白くうつくしく煌めく小倉谷山火燈山に出会い、雪の無い時のお姿も味わいたくなり、いつか訪れたいなぁと思っていました。

あの素晴らしい風景が夏にはどうなるのか・・・だいたい想像はついてましたけどね。 :mrgreen:

小倉谷は、「次から次へと、十幾つもの滝が現れるすっきりとした谷であった。
中でもその核心部に来ると、谷は巨大な岩の函となって、思いがけない景色に驚かされたのであった」と、
増永廸男さんが本の中でおっしゃられていて興味津々でした。


その一文は読んでたんだろうけど忘れてました。 :lol:

朝から暑かったですね。車道歩きでバテそうと思いましたが、日陰が多くてよかったです。
2月に北側の道は橋手前で崩落しているのを確認済みでよかったですね。


あの暑さの中、崩落現場で唖然と立ちすくむ・・・考えたくもないですね。 :oops:

P7020027_1.JPG

谷に降り立つと、ナメ滝のお出迎え。高揚感に包まれました。ナメ滝の上はナメ床。
「よし!」という感じでしたね。
水量が乏しく、苔が干からびていてちょっとかわいそうでしたが、つるりと滑りそうなナメ床を歩けて楽しかったです。


入渓点まではモサモサの廃林道でうんざりでしたが、一気にモチベーションが上がりました。 :D


P7020080_1.JPG

チョックストーン滝は、岩を抱えてまわりこむ自信がなく巻いていただきました。
次の15メートルも。ふたつの巻きで汗びっしょりになりましたね。


まあ、あそこは私も自信がなかったし。5年前なら行ってたかも。
巻きはなかなか大変でした。

でも、汗びっしょりになっても、山日和さん、淵には入りませんでしたね。深そうと思ったら巻く(笑)。
私も浸かるのよりは巻きを選ぶのでよかったです。


今から思えばあれほど暑い日だからどっぷり浸かってもよかったかな。


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P7020129_1.JPG

滝は次々と続いていきましたね。
谷幅一杯のスラブ滝、風呂釜のようなまん丸の深い壺を持つ小滝、・・うつくしい滝と壺が現れる度、どきどき、うっとり。
山アジサイもきれいでしたね。ピンク色、青紫色、赤紫色、いろいろな色の山アジサイが目を楽しませてくれました。


次々に滝が現れて退屈しませんでしたね。
ピンクの山アジサイが特にキレイでした。


P7020124_1.JPG

山頂までは、まだ標高差がありましたが、早めにお昼ご飯にしてよかったですね。
いい場所でお昼の休憩が出来ました。


もう少し手前の方が良かったかなという感じ。でもまあまあ悪くない場所でした。

出発は13時20分。山頂に着いたのが15時5分。
ホールドの乏しいナメ滝と暑さで思ったよりも時間がかかってしまいました。
でも、最後の最後まで楽しく登れる素敵な谷でした。


もう少し早く着けると思ってたんだけど、最後は例によって青息吐息でペース上がらず。 :oops:

小倉谷山山頂は、灼熱の地でしたね。
あまりの熱さ(暑さではなく)に、私たち、今、どこにいるの?お山のてっぺんよね?と笑ってしまいました。
お天気は最高。素晴らしい眺めでしたね。


景色を眺める余裕もないほどの暑さでした。まるでサウナのロウリュウみたいな熱波に襲われました。知らんけど。 :mrgreen:



P7020195_1.JPG

緑が目に染みて痛かったです。半分(半分以上?)汗のせいでしたが(笑)。

いつもあまり汗をかかないsatoさんが珍しい。それほど暑かったということか。 :lol:

火燈山への稜線はブナと灌木に覆われ、ここが真冬には切り立った雪稜になるとは信じられない気分でしたね。
私たちが訪れた時は、灌木はすべて雪の中でしたね。


同じところを歩いているとはとても思えないギャップでした。
もっとも冬は雪で2m以上高いところを歩いてましたが。

わぁ、すごい、わぁ、素敵、と歩いた南尾根は草ボーボー(笑)。これが登山道?と思いました。
沢靴を履いていたので滑る滑る。


さっさと靴を履き替えてたらよかったですわ。それなら谷を下るのも早く見切りをつけてたのにね。

林道に出て、谷に行きかけて止めてよかったです。吉谷千坊を知ることが出来ました。
地図を見て吉谷と記されたあたりの緩やかな地形が気になっていました。
不思議な地形。お寺マークがあるので集落があったのかなぁ、とも。
白山信仰の拠点として栄えた地だったのですね。私たちが見た倉庫のような建物は白山神社だったのですね。
吉谷の集落は昭和38年まで存在していたそうです。


事前に何も調べてなかったので、現地の標識で初めて知りました。
元々かなり遠回りになるのであそこを歩くとは思ってなかったんだけど。

火燈山は福井平野から白山へと続く山並みの始まりのお山。
その山中に広がる不思議な地形は、地球の歴史が作り上げたものだけど、白山遥拝地たる地だったのだと。
今は植林で覆われている吉谷千坊跡。当時は、どのような風景だったのでしょうね。


吉谷千坊を含む豊原三千坊の旧跡は好奇心をくすぐります。

P7020211_1.JPG

車道へと伸びるいくつかの尾根はヤブっぽく、無理に下っても最後、法面の崖になってしまう。
・299からは送電線巡視路があるはずと向かいました。
思っていたのと違う方向でしたが、山口の集落裏にすぅっと辿り着けてよかったです。

最初に道っぽく見えたところを進んでみれば無駄もなかったと反省。
最後はダムと反対方向へ進んで行ったのでうわーっと思いましたが。

草が邪魔をしてなかなか開きませんでした。扉を閉める紐が絣の古布でした。
この布の服を着ていた腰の曲がったお婆さんの姿が浮かびました。


細かいところをよく見てますね。satoさんの想像力には感服します。 :lol:

最後の車道歩きも暑かったですね。ダム手前の滝で汗まみれの顔を洗いすっきりしました。

しかも登りだし・・・もうヘロヘロになってました。あの支流の滝で救われましたね。

「巨大な岩の函」。遡らなければ感じることの出来ない風景でした。
沢登りの愉しさをからだいっぱいで味わえる素敵な谷でした。小倉谷はモミジも多かったので、秋も素敵でしょうね。


秋に訪れてみたいと思わせる谷でしたね。

緑の小倉谷山火燈山も味わい深かったです。とっても暑かったですが。

ちょっと暑いにもほどがあるって感じでした。 :lol:

              山日和
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