【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

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アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by アオバ*ト »

【山域】台高・宮ノ谷渓谷周辺
【山行日】2022年4月23日(土)
【天候】晴れ時々くもり
【メンバー】グー、ナズナ、シュークリーム、わりばし、タイラ、アオバ*ト
【コースタイム】宮ノ谷駐車場7:45、谷分岐渡渉点8:20、Co710二股9:30~9:50、架線中継所10:30~10:40、
天井桟敷10:55~11:40、P1083往復11:55~12:05、Co710二股13:50、本流渡渉点15:00、駐車場15:30

 宮ノ谷渓谷の赤い桟橋の掛かる遊歩道をルンルンと歩くこと30分、
グーさんは、飛び石でヒョイヒョイと本流を渡って、優美な小滝の前に立つ。
「みんな写真撮ってね~グーのお気に入りの滝。」
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ワクワクドキドキ、グーさんワールドの始まり始まり。

それにしても、地形図を見る限り、どう考えてもこんなところに道があるとは思えない。
苔むしたゴロゴロ岩を乗り越え、とんでもなく急な谷筋を高巻いて行く。
「道があるでしょ?」「???」
楽しいけれど、とんでもなくハード。今回のルート図の赤い輪は極々小さい。
いつも歩いている10分の1くらいよりももっと小さい。いったいどれだけハードなんだ。
ゼイゼイしながらグーさんの後を追う。もうずいぶん進んだろうと思ったら、二股の710までまだまだ遠いと言う。
さらにそこから、標高差200の急斜面の登りが待っている。先が思いやられるが、深い深い渓谷美と自然林の混生林に癒される。
グーさんとナズナさんは、ツツジもシャクナゲも咲いていないね~、これだと山桜もどうだろうとしきりと心配されていらっしゃるが、
その時その場にあるものを楽しむ派の私には、そんなことは心配無用だ。
やがて、炭焼きに使われていたと言うしっかりした道形が現れて、大きな炭焼窯跡のある710二股に着いた。

 見上げる斜面には、うっすらと谷地形と尾根地形が隠されている。
右手の谷地形は、芽吹いたばかりの背の高い樹林が美しい。
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グーさんお気に入りの本日の核心部。基本登っていくのは左寄り尾根地形。
極力獣道を探して、落石させないよう、小さくジグを切って登って行ってね~とグーさんより指示がある。
わりばしさんとシューさんは斜度の大きい右寄り登れ~とか、グーさんはひどいことを言っている。
途中、足元不安定な中トラバースして右列の樹林の中の撮影ポイントに誘導してもらう。
振り返ると写真の画面に収まり切れないほどのすばらしい光景が広がっていた。
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小1時間の格闘の末、木材搬出架線の中継場所だったという天井桟敷西尾根の尾根芯に上がる。やれやれ。

 ここまで来たら、天井桟敷は近い。タラタラと標高差100の尾根芯を辿るのみだが、足の疲労感半端ない。
皆さんは全然涼しい顔。つくづく台高をホームグランドにしている人たちは凄いなと思う。
ナズナさんの着いたよと言うほんわかした声が風に乗る。
芝居好きの常連さんが集う「天井桟敷席」。
何て言うか、この雰囲気そのまま。
山桜が咲いていようがいまいが、優美な風折滝の眺め、やっぱり想像していた通りのすてきな場所だった。
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少し奥まった場所で風を避けてお昼。ナズナ食堂よりお裾分け頂き、グーさんからは山桜の代わりねと桜餅頂き、
初めてご一緒するわりばしさん、シュークリームさんともお話できて、極上のひとときを過ごす。
店仕舞いして、ザック置いて、P1083を往復する、辺りは混生林の疎林のすてきな雰囲気。
シュークリームさんより、あれが野江股谷ノ頭と教えて頂く。木々の枝越しに覗く谷の大崩落は凄まじかった。

 天井桟敷に戻り、後半戦。
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心もとないトラバースの連続と激下りの中、わりばしさんのジョークが冴え渡る。
大笑いして緊張感ほぐれて危険地帯無事通過。
ザレの危険地帯の中、白いつぼみが散見されていた。
グーさんの秘密の花園は?もしかして、と期待が高まる。
白いぼんぼりの群落が遠目に見えて来る。
こんなにも険しく厳しい場所に人知れず生まれてきた子たちに出会えた奇跡。グーさんに感謝します。
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 再びガレガレの激下り、見覚えのある窯の煙突の残骸が見える。午前中わりばしさんが掘り出した煙突だ。
二股710に降りてきたのだった。まだ全部終わってないのに、何だかすごく感慨深かった。
一休みして、朝通ってきた炭焼きの道を下って帰路につく。先頭は私。生徒は復習の義務あり。
しかしながら朝歩いたばかりなのに、逆方向からだと全く違う道のようだった。
後ろから何度か修正されながら、谷筋から右岸小尾根に乗り移る分岐に来る。
少しの区間、行きと違うルートに入る。再びグーさん先頭。
ここから本流渡渉までの区間がいちばんスリリングだったかも。

 小滝前で一服しながら、
『グーさんの天井桟敷ルート、はたしてこれは道なのか、一般登山道に成り得るのか。』
今回のツアーの隠されたテーマを皆が議論している。
「こんなの道じゃない、案内人がいないと遭難してしまう」と、グーさんは責められて?いましたが、
楽しかったかどうかは、また別の話。
超絶楽しくて、超絶すばらしいかったです。
さて、第3回ツアーは開催されるや否や。

 案内人のグーさん、同行して下さった皆さま、ありがとうございました!
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(グーさん、レポ文中、記載誤りなどありましたら、ご指摘下さい。)
   アオバ*ト
最後に編集したユーザー アオバ*ト [ 2022年4月25日(月) 18:59 ], 累計 1 回
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

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アオバ*トさん、速攻レポありがとうございました。
3月決算会計処理でうつ病になりそうなほど超多忙なのに
「面倒なことはさっさと片付けて」
これならうつ病にならずに済みます。
うつ病は手も足も筆も頭も前に進みませんから。

ワクワクドキドキ、グーさんワールドの始まり始まり。

グーのこだわりを押し売りする「近所迷惑ツアー」にようこそ。

どう考えてもこんなところに道があるとは思えない。
苔むしたゴロゴロ岩を乗り越え、とんでもなく急な谷筋を高巻いて行く。
「道があるでしょ?」「???」


60年前までよく踏み込まれた道があったでしょ?

さらにそこから、標高差200の急斜面の登りが待っている。

下るよりも落石が少ないだろうと登りにしましたが
やっぱりこの落石地獄斜面の登りはグー大嫌い。
グー単独なら下り専用の斜面です。

これだと山桜もどうだろうとしきりと心配されていらっしゃるが、

山桜が咲いていなかった場合のお詫びとして桜餅を担ぎ上げましたが
正夢になるとは・・・・
こんなに早い時期に散り終わっているとは想像できませんでした。

芝居好きの常連さんが集う「天井桟敷席」。
何て言うか、この雰囲気そのまま。


強制的に「天井桟敷席」へ這いつくばって行っていただきました。

グーさんの秘密の花園は?もしかして、と期待が高まる。
白いぼんぼりの群落が遠目に見えて来る。


山桜は散り終わり、アケボノツツジの花付きも悪い。
「花見遊山」のはずが全く色気無し。
グーの秘密の花園が1週間早く開花していてくれて助かりました。

先頭は私。生徒は復習の義務あり。
しかしながら朝歩いたばかりなのに、逆方向からだと全く違う道のようだった。


いきなりの方向違い。
「このルートは道迷い遭難続出」のわりばしさん説を裏付けていました。

ここから本流渡渉までの区間がいちばんスリリングだったかも。

終点間近になってから道型が不鮮明になってきています。

『グーさんの天井桟敷ルート、はたしてこれは道なのか、一般登山道に成り得るのか。』
今回のツアーの隠されたテーマを皆が議論している。


どうやら一般登山道には昇格できないようです。ザンネン!

「こんなの道じゃない、案内人がいないと遭難してしまう」

びぃちゃんの主張が広く支持を集めていました。

さて、第3回ツアーは開催されるや否や。

滝見尾根から「犬飛びコース」の激下りが嫌いで
「天井桟敷コース」を歩いてみたい方はご一報ください。
落石地獄がありますので大人数で歩かれることはご遠慮ください。

(グーさん、レポ文中、記載誤りなどありましたら、ご指摘下さい。)

ドコも修正箇所は有りません。グー期待通りの完璧レポありがとうございました。


                 グー(伊勢山上住人)
アバター
わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、アオバトさん。
レポありがとうございます。

グーさんは、飛び石でヒョイヒョイと本流を渡って、優美な小滝の前に立つ。
「みんな写真撮ってね~グーのお気に入りの滝。」

苔生した日本庭園のような滝で、わびさびって感じでしたね。
グーさんはイングリッシュ庭園のようなのが好きなのかと思ってました。


それにしても、地形図を見る限り、どう考えてもこんなところに道があるとは思えない。
苔むしたゴロゴロ岩を乗り越え、とんでもなく急な谷筋を高巻いて行く。
「道があるでしょ?」「???」

道というより沢登りの巻きルートです。

やがて、炭焼きに使われていたと言うしっかりした道形が現れて、大きな炭焼窯跡のある710二股に着いた。

尾根筋には炭焼きの杣道が残ってました。
当時は木も伐採され明るい谷だったでしょうね。


 グーさんお気に入りの本日の核心部。基本登っていくのは左寄り尾根地形。
極力獣道を探して、落石させないよう、小さくジグを切って登って行ってね~とグーさんより指示がある。
わりばしさんとシューさんは斜度の大きい右寄り登れ~とか、グーさんはひどいことを言っている。

ハハハ・・いつもの掛け合いです。 :mrgreen:
上部は傾斜もゆるみ獣道が縦横無尽に走ってました。


芝居好きの常連さんが集う「天井桟敷席」。
何て言うか、この雰囲気そのまま。

砥石谷の右岸に山桜の感じが残ってました。
これが映えるときれいなんだろうな。


ザレの危険地帯の中、白いつぼみが散見されていた。
グーさんの秘密の花園は?もしかして、と期待が高まる。
白いぼんぼりの群落が遠目に見えて来る。
こんなにも険しく厳しい場所に人知れず生まれてきた子たちに出会えた奇跡。グーさんに感謝します。

時期もドンピシャできれいでした。
例年より1週間早いですね。
雪が3月になっても降ったので、いつもより遅いと思っていたのですが・・


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少しの区間、行きと違うルートに入る。再びグーさん先頭。
ここから本流渡渉までの区間がいちばんスリリングだったかも。

最初の危険地帯は高巻いた方が安全でした。
とはいえ沢伝いのトラバース道は気を使いますね。



 小滝前で一服しながら、
『グーさんの天井桟敷ルート、はたしてこれは道なのか、一般登山道に成り得るのか。』
今回のツアーの隠されたテーマを皆が議論している。

一般登山道になる要素は皆無でした。
危険度、コースタイム、道迷い率・・・ :lol:

「こんなの道じゃない、案内人がいないと遭難してしまう」と、グーさんは責められて?いましたが、
楽しかったかどうかは、また別の話。
超絶楽しくて、超絶すばらしいかったです。

この辺りで炭窯をよく見ますが
今回のように炭窯をむすぶ杣道が周回でつながったのは初めてです。
木材搬出だけではない里山の面を見た気がします。


                
           わりばし
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by シュークリーム »

アオバトさん,レポ担ご苦労様です。
初めて山行にご一緒させていただいて,嬉しかったです。

宮ノ谷に降り立った時,緑色に苔むした岩とその間を流れ落ちる白い水のコントラストが美しくて,久しぶりに台高の沢に来たんだなと実感しました。やっぱり台高の沢はいいですね。去年は木屋谷川で遊ばせてもらったので,今年は宮ノ谷で遊ばせてもらおうかと思いました。

グールートに入ってからしばらくは沢沿いの登りで楽しかったです。チドリノキ,サワグルミ,トチノキなど,新緑がいい雰囲気だったですね。

天井桟敷ではヤマザクラやアケボノツツジの時期が過ぎていて少々残念でしたが,一番残念に思ったのは案内役のグーさんだったでしょう。それにしても皆さんのザックからいろいろなものが出てきてびっくりでした。いつもナズナ・グー山行レポを読みながら羨ましく思っていましたが,今回はそのおこぼれをいただきました。気の置けないメンバーとのおしゃべりも楽しかったです。

ヤマザクラやアケボノツツジの埋め合わせのようなヤマシャクヤクの群生は見事だったですね。あのようなガレ場の谷間に逃避して咲く花なのかと思って,帰宅してから生息環境を調べてみましたが,「石灰岩地帯を好む」ということだけで大した情報はありませんでした。

下山時に使ったグールートはずっと緊張しっぱなしで結構大変でした。沢登りであのような巻きルートを登ることはありますが,降ることはほとんどないので,登るよりもずっと気を使いましたね。昔は炭を運んだ杣道だったのでしょうが,道が崩れてほとんど道型が残っていませんでした。グーさん専用のルートとして,非公開のままにしておいたほうが良いと思います。

最後に,今回の山行を企画していただいたグーさん,お世話になりました。ありがとうございました。面白い(そして安全な)ルートがありましたらまた紹介してくださいね。

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                         @シュークリーム@
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by アオバ*ト »

 グーさん、こんばんは!

グーさんこそ、速攻レスありがとうございます。そして、お気遣いありがとうございます。
おかげさまで、うつ病になるヒマすらなくなりました。

>グーのこだわりを押し売りする「近所迷惑ツアー」にようこそ。
ようこんなトンデモないルート考えつくなぁと、思いました。

>60年前までよく踏み込まれた道があったでしょ?
まるで四次元ワールド!

>下るよりも落石が少ないだろうと登りにしましたが
やっぱりこの落石地獄斜面の登りはグー大嫌い。
グー単独なら下り専用の斜面です。

これを下れと言われたら、
石と一緒に転がり落ちます。

>山桜が咲いていなかった場合のお詫びとして桜餅を担ぎ上げましたが
正夢になるとは・・・・
こんなに早い時期に散り終わっているとは想像できませんでした。

グーさんはすごく残念だったかも知れませんが、わたしは、
今、目の前になくても、想像するだけで、すてきな気持ちになりました。

>強制的に「天井桟敷席」へ這いつくばって行っていただきました。
天井桟敷のスペシャルバルコニー席は、
枝ごともげ落ちそうな気がしました。

>山桜は散り終わり、アケボノツツジの花付きも悪い。
「花見遊山」のはずが全く色気無し。
グーの秘密の花園が1週間早く開花していてくれて助かりました。

グーさんの秘密の花園、ほんとにすてきでした。ここからの眺めもとってもすてきでした。
がんばって歩いたご褒美のようでした。

>いきなりの方向違い。
「このルートは道迷い遭難続出」のわりばしさん説を裏付けていました。

方向音痴、バレました。
方向音痴はコンパスでなんとかなります。
しかし、ここは、コンパスやGPSや、グーさんの軌跡をもらうだけで、
なんとかなるって訳ではないです、と思いました。


>どうやら一般登山道には昇格できないようです。ザンネン!

一般登山道昇格はあり得ない~と皆の意見が一致しましたが、
ツアー希望者が意外とわんさか出て来て、グーさん困るかもしれないですよ~。

  アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by アオバ*ト »

 わりばしさん、こんばんは。

このたびは、ご一緒できて、とても楽しかったです。
そして、どんくさいオバチャン青鳩のボディガード、ありがとうございました。

>苔生した日本庭園のような滝で、わびさびって感じでしたね。
グーさんはイングリッシュ庭園のようなのが好きなのかと思ってました。

私は、宮ノ谷、今まで一度しか来たことなくて、遊歩道から眺める滝、どれも新鮮でした。
シュークリームさん書かれているのと同じく、台高の沢はどこもすてきです。

>道というより沢登りの巻きルートです。
そうですね。沢登りと思えば・・・。

>尾根筋には炭焼きの杣道が残ってました。
当時は木も伐採され明るい谷だったでしょうね。

昔の仕事道とか、地形図だけではぜんぜん知ることできない世界ですね。
こんな急峻なところに、って、驚くばかりです。
窯跡も大きくて、グーさん曰く道幅も広かったとのこと、すごく活気のある場所だったのでしょうね。

>ハハハ・・いつもの掛け合いです。
上部は傾斜もゆるみ獣道が縦横無尽に走ってました。

わりばしさん、最初は私よりずいぶん下の方を歩かれていたのに、
気がついたら、私より上にいて、あっという間に見えなくなりました。
シュークリームさんも、すぐ傍で、わりばしさんにはついて行けないと仰りながら、いつの間にか見えなくなりました。
グーさんだけが、そっち寄り過ぎちゃダメだよ~こっちだよ~と、付き合ってくれていました。

>砥石谷の右岸に山桜の感じが残ってました。
これが映えるときれいなんだろうな。

ナズナさんが、赤みがかっているのが山桜のなごりと教えて下さいましたが、
その感じですね。

>時期もドンピシャできれいでした。
例年より1週間早いですね。
雪が3月になっても降ったので、いつもより遅いと思っていたのですが・・

この子たちには、感動の嵐でしたね!
わりばしさんの写真のこの美しさは何でしょう!
このまん丸具合、クリーム色掛かったところ。
自分の目で見るより美しくは撮れないと仰っていたのに、
この美しさ。

>一般登山道になる要素は皆無でした。
危険度、コースタイム、道迷い率・・・

前回グーさんにヌタハラ山腹道を案内していただいた時は、すぐにおさらい会したのですが、
今回はちと思案するところです。ほんとにソウナンしそうで。

>この辺りで炭窯をよく見ますが
今回のように炭窯をむすぶ杣道が周回でつながったのは初めてです。
木材搬出だけではない里山の面を見た気がします。

そんな側面が、この小さな輪の中で、いろんな風景と交じり合い、
グーさんの思いを乗せて、時空を越えた世界を作っていたのですね。

  アオバ*ト
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【台高】第2回 グーさんの天井桟敷ツアー

投稿記事 by アオバ*ト »

 シュークリームさん、
レスありがとうございます!

>アオバトさん,レポ担ご苦労様です。
初めて山行にご一緒させていただいて,嬉しかったです。

こちらこそ、皆さんとご一緒できて、ワクワクドキドキ、とっても楽しい山行でした。

>宮ノ谷に降り立った時,緑色に苔むした岩とその間を流れ落ちる白い水のコントラストが美しくて,
久しぶりに台高の沢に来たんだなと実感しました。やっぱり台高の沢はいいですね。
去年は木屋谷川で遊ばせてもらったので,今年は宮ノ谷で遊ばせてもらおうかと思いました。

苔の緑と白い水しぶきの宮ノ谷、美しかったですね。
私も、去年シュークリームさんの真似っこして木屋谷川で遊んだので、この二つの谷が、重なりました。
どちらも緑と白のコントラストがすてきですが、それぞれ、違う雰囲気ありますね。

>グールートに入ってからしばらくは沢沿いの登りで楽しかったです。
チドリノキ,サワグルミ,トチノキなど,新緑がいい雰囲気だったですね。

あまり木の名前を知らない私には、
ブナとかトチとかヒメシャラとか、それ以外の木は、みんなただの雑木としか記憶に残らないのですが、
シュークリームさんから先に頂いたメールで、「チドリノキが優占種」と書かれていたので、
へ~と思ってググってみました。カエデらしからぬ葉っぱだけど、カエデの仲間なんですね。
けっこうどこでもよく見かけていたような気がします。
そう言えば、グーさんお気に入りの急斜面を登っている時、
しいたけのお化けみたいなのが、木の根本近くにいっぱい生えていたのを見つけたのですが、
写真に撮ってシュークリームさんに何なのか教えてもらえばよかった。

>天井桟敷ではヤマザクラやアケボノツツジの時期が過ぎていて少々残念でしたが,
一番残念に思ったのは案内役のグーさんだったでしょう。

グーさん、とっても残念そうでしたが、
私は天井桟敷に行けただけで大満足でした。

>ヤマザクラやアケボノツツジの埋め合わせのようなヤマシャクヤクの群生は見事だったですね。
あのようなガレ場の谷間に逃避して咲く花なのかと思って,帰宅してから生息環境を調べてみましたが,
「石灰岩地帯を好む」ということだけで大した情報はありませんでした。

思いがけず、山芍薬に出会えて、感激しました。
いちばん好きなお花の一つです。
ザレ場でひっそり咲いていたのがすてきでした。

>下山時に使ったグールートはずっと緊張しっぱなしで結構大変でした。
沢登りであのような巻きルートを登ることはありますが,降ることはほとんどないので,登るよりもずっと気を使いましたね。
昔は炭を運んだ杣道だったのでしょうが,道が崩れてほとんど道型が残っていませんでした。
グーさん専用のルートとして,非公開のままにしておいたほうが良いと思います。

後半、トラバースに入ったとたん、
グーさんびゅんびゅん飛ばすので、ついていくのが大変でした。
切れ落ちてて怖いというところもありましたが、
あまり怖いと思うヒマもなく、ただひたすら足が疲れました。
後ろから、危なっかしいなぁと思われていただろうと申し訳ない限りですが、
懲りずににまたいつかご一緒して頂けると嬉しいです。

  アオバ*ト
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