【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by シュークリーム »

東妙理山のブナ林
東妙理山のブナ林
【 日 付 】2022年3月24日(水)
【メンバー】単独
【 天 候 】薄曇り
【 ルート】6:45 JR余呉駅前 == 椿坂隧道北口7:14 --- 8:56 大黒山 --- 11:28 妙理山 12:19 --- 14:23 六所神社 --- 14:53 洞寿院 --- 洞寿院前バス停 15:38 == 15:59 JR余呉駅前

JR余呉駅前に着くと,暗かった空がようやく薄明るくなってきた。始発バスの時刻までまだ2時間ほどもある。自宅から余呉駅前まで2時間半と考え,余裕をみてバス時刻の30分前に着くように計画したのだが,予定出発時刻の30分も前に自宅を出てしまった。結局,自宅から2時間弱しかかからなかった。

車中泊ブームのおかげで,最近のミニバンは車中泊用に様々な装備を備えている。座席を倒すだけで,ほぼフラットなベッドに早変わりするのだ。最近のナビはテレビも見放題だし,車内で快適に過ごすのに不自由はない。朝食代わりのバナナを頬張ったり,トイレに行ったりしている間に2時間はあっという間に過ぎた。

6時45分発余呉駅始発の余呉バスの乗客は当然のように私一人だった。気さくな年配の運転手の方と世間話に花が咲く。椿坂トンネルから菅並に歩いて抜けるというと驚いていたが,「午後からは菅並の路線を運転するから,うまくいけば帰りにまた合うよ」ということだった。降りるときに「気をつけて。あとでまた会いましょう。」と言って送り出してくれた。
椿坂隧道北口付近取付き
椿坂隧道北口付近取付き
椿坂隧道を抜けると路肩にはまだ1m近くの積雪がある。中河内方面に100mほど歩き,大黒山から北西に降りている緩やかな尾根の末端に取り付く。取り付きの手前でスノーシューを履く。もう雪は賞味期限切れかと心配していたが,杞憂だった。この取り付きの標高が450mほどあるので,標高892mの大黒山まで450m程度登るだけである。

最初はいつものように低木がうるさい。クロモジやリョウブは私でも判別できるが,その他の潅木は樹肌からは何の樹なのかわからない。高木はナラ類が多い。ここら辺の標高だとコナラなのか,あるいはミズナラなのか。少し標高を上げると背後に江越国境の稜線が見え始める。西には福井県側の標高600m前後の緩やかな稜線が見え始め,登るにつれてその稜線は目線より下になっていく。歩きやすそうな稜線だ。
ブナ林
ブナ林
標高700mを越えるとブナが出始め,それとともに潅木が消えて歩きやすくなった。800mを越えるとブナが主体の森になる。このあたりのブナは鈴鹿のブナとは違って大木が多い。なんやかや言ってもやはりブナ林の雰囲気はいい。昨夜降った雨はこの辺りでは雪になったようで,水気の多い新雪が雪上のゴミを覆って白くなっている。
大黒山山頂
大黒山山頂
大黒山の頂上は広々としていて,雪はまだ2m近くありそうだ。美しいブナ林である。山日和さんがこの辺りのブナ林を好む理由がわかるような気がする。

ここから東に伸びる尾根も魅力的で,行ってみたい誘惑にかられるが,この時点でまだ下山時刻の計算ができないので,自重しておこう。また次の機会があったら行ってみたいものだ。
横山岳
横山岳
南側に緩やかに伸びている尾根をのんびりと下っていく。さながらブナ回廊である。地形図では幾つかのアップダウンがあるようだが,いずれも緩やかな斜面で気にならない。南側はるか向こうにはこれから行く妙理山が雄大な山容を見せている。
巨大な穴
巨大な穴
P795を少し下ると妙理山への最後の登り。地形図では尾根地形がはっきりせず,どこを登るのかよくわからない。適当に目の前の斜面を登るが,地形図にあるように急登である。雪が緩んできていることもあって,スノーシューでも滑ってしまう。我慢して50mほどの標高差を登りきると,妙理山西尾根に出,そこからなだらかな斜面を登ると妙理山山頂だった。ここもブナ林の美しいところだ。
妙理山から安蔵山を眺める
妙理山から安蔵山を眺める
北西風を避けようと南東側に少し降りてから昼食にする。東側には安蔵山が指呼の距離に,その奥に左千方,三国岳,さらにその奥に三周が岳など越美国境の山々が見えている。安蔵山もブナの美しい山ということなので,機会があれば一度登ってみたいものだ。

ここからの菅並への下りは一度歩いたことがあり,安心して降りることができる。やはりブナ回廊である。ブナを眺めながらゆるゆると降りていく。東妙理山山頂もブナの美しいところだ。左側に常に見えている安蔵山がだんだんと見上げるようになり,山容が大きく,巨大になっていく。

ふと気がつくと雪から飛び出た潅木の枝先に黄色い花が。マンサクだ。春一番に咲く花。その近くにはヤナギと思われる綿毛をまとった冬芽がずいぶん膨らんでいる。植物たちはもうすっかり春の準備を始めているようだ。
マンサクの花
マンサクの花
標高400mあたりで掘割状の杣道が現れ,350mあたりで雪が途切れたので,スノーシューを脱いでチェーンスパイクに履き替える。杣道はもう通る人もいないようで倒木に遮られて歩きにくい。六所神社近くの林道に着地。妙理山山頂から約2時間だった。六所神社にお参りし,今日の山行の無事を報告,感謝する。

バスの時間までにまだ1時間ほどあるので,近くの洞寿院を見学に行く。曹洞宗のお寺のようだ。境内は狭いが,現役で修行に使われている禅寺のようだ。

3時38分に予定通り余呉交通のバスがやってくる。朝の運転手さんだった。お互いに目で笑顔を送りあう。乗り込むと,「まだ駅前に車が置いてあったんで心配したよ」,「最終便にも載っていなかったら遭難届けを出さないといけないと思っていたよ」と嬉しそうに冗談もでてくる。ありがたいことだ。

乗客はやはりずっと私一人。車内では朝にも増して世間話に花が咲き,短い時間で運転手さんの経歴や年齢まですべて聞き出してしまった。余呉駅前では「また利用してね」と送り出してくれた。こんなことがあると,公共交通機関を利用した山行も悪くないなと思ってしまう。

ちなみに余呉バスは,2008年に湖国バスから余呉町内の路線を引き継いで設立された会社のようで,路線バスは柳ヶ瀬線と丹生線の2路線しかない。余呉町内の地元の足になっているようだが,乗客は少ないようで経営も大変だろう。こういう不採算路線を維持していてくれるからこそ我々もバスを利用した山歩きができるというものだ。できれば頑張って存続してもらいたい。
                         @シュークリーム@
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by バーチャリ »

シュークリーム さん 今晩は




車中泊ブームのおかげで,最近のミニバンは車中泊用に様々な装備を備えている。座席を倒すだけで,ほぼフラットなベッドに早変わりするのだ。最近のナビはテレビも見放題だし,車内で快適に過ごすのに不自由はない。朝食代わりのバナナを頬張ったり,トイレに行ったりしている間に2時間はあっという間に過ぎた。


昔から車中泊で遠出してますが 
軽も車中泊できる🚗にしておけば良かったと後悔してます。


6時45分発余呉駅始発の余呉バスの乗客は当然のように私一人だった。気さくな年配の運転手の方と世間話に花が咲く。椿坂トンネルから菅並に歩いて抜けるというと驚いていたが,「午後からは菅並の路線を運転するから,うまくいけば帰りにまた合うよ」ということだった。降りるときに「気をつけて。あとでまた会いましょう。」と言って送り出してくれた。

メモときます

椿坂隧道を抜けると路肩にはまだ1m近くの積雪がある。中河内方面に100mほど歩き,大黒山から北西に降りている緩やかな尾根の末端に取り付く。取り付きの手前でスノーシューを履く。もう雪は賞味期限切れかと心配していたが,杞憂だった。この取り付きの標高が450mほどあるので,標高892mの大黒山まで450m程度登るだけである。


今年は雪が多いですね
450M山頂でですかいいですね。


最初はいつものように低木がうるさい。クロモジやリョウブは私でも判別できるが,その他の潅木は樹肌からは何の樹なのかわからない。高木はナラ類が多い。ここら辺の標高だとコナラなのか,あるいはミズナラなのか。少し標高を上げると背後に江越国境の稜線が見え始める。西には福井県側の標高600m前後の緩やかな稜線が見え始め,登るにつれてその稜線は目線より下になっていく。歩きやすそうな稜線だ。

最近はジオグラフィーを開いて追っかけてます☺
優しい尾根に見えますが


標高700mを越えるとブナが出始め,それとともに潅木が消えて歩きやすくなった。800mを越えるとブナが主体の森になる。このあたりのブナは鈴鹿のブナとは違って大木が多い。なんやかや言ってもやはりブナ林の雰囲気はいい。昨夜降った雨はこの辺りでは雪になったようで,水気の多い新雪が雪上のゴミを覆って白くなっている。


いい雰囲気になって来ましたね。
そうそう銀杏峰も汚れた雪を隠していたのでとても綺麗でした。

大黒山の頂上は広々としていて,雪はまだ2m近くありそうだ。美しいブナ林である。山日和さんがこの辺りのブナ林を好む理由がわかるような気がする。


ブナは優しく包んでくれるよう気がします。
私もブナが出ると顔が(*_*)になります。
大黒山まででもいいですね。

ここから東に伸びる尾根も魅力的で,行ってみたい誘惑にかられるが,この時点でまだ下山時刻の計算ができないので,自重しておこう。また次の機会があったら行ってみたいものだ。

広い尾根に見えますね。



P795を少し下ると妙理山への最後の登り。地形図では尾根地形がはっきりせず,どこを登るのかよくわからない。適当に目の前の斜面を登るが,地形図にあるように急登である。雪が緩んできていることもあって,スノーシューでも滑ってしまう。我慢して50mほどの標高差を登りきると,妙理山西
北西風を避けようと南東側に少し降りてから昼食にする。東側には安蔵山が指呼の距離に,


難しそうな地形ですね。アイコン祭りしそう。

その奥に左千方,三国岳,さらにその奥に三周が岳など越美国境の山々が見えている。安蔵山もブナの美しい山ということなので,機会があれば一度登ってみたいものだ。

安蔵山は無雪期に花を探しに行きましたが
ブナも素晴らしかったですが雪の時は入山しやすいのかな
あまりレポ見ないですよね。




ふと気がつくと雪から飛び出た潅木の枝先に黄色い花が。マンサクだ。春一番に咲く花。その近くにはヤナギと思われる綿毛をまとった冬芽がずいぶん膨らんでいる。植物たちはもうすっかり春の準備を始めているようだ。


マンサク見ると 春を感じますね。

標高400mあたりで掘割状の杣道が現れ,350mあたりで雪が途切れたので,スノーシューを脱いでチェーンスパイクに履き替える。杣道はもう通る人もいないようで倒木に遮られて歩きにくい。六所神社近くの林道に着地。妙理山山頂から約2時間だった。六所神社にお参りし,今日の山行の無事を報告,感謝する。

アイゼンではなくチェーンスパイクを持つて行かれたのですか?


バスの時間までにまだ1時間ほどあるので,近くの洞寿院を見学に行く。曹洞宗のお寺のようだ。境内は狭いが,現役で修行に使われている禅寺のようだ。

お疲れ様でした。

   バーチャリ
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by シュークリーム »

バーチャリさん,おはようございます。ずいぶん遅くまで起きているんですね。

昔から車中泊で遠出してますが 
軽も車中泊できる🚗にしておけば良かったと後悔してます。


最近は軽でも車中泊仕様の車が増えていますよね。二人でも十分寝られるような。

今年は雪が多いですね
450M山頂でですかいいですね。


この前のバーチャリさんのブンゲンには負けますわ :mrgreen:

最近はジオグラフィーを開いて追っかけてます☺
優しい尾根に見えますが


ジオグラフィカですね。まあまあ登りやすい尾根でしたよ。

いい雰囲気になって来ましたね。
そうそう銀杏峰も汚れた雪を隠していたのでとても綺麗でした。


やっぱり雪は白くないとね

ブナは優しく包んでくれるよう気がします。
私もブナが出ると顔が(*_*)になります。
大黒山まででもいいですね。


そうですね。大黒山の東尾根を往復してから降りるというのもプチハイクにはちょうどいいかも。

P795を少し下ると妙理山への最後の登り。地形図では尾根地形がはっきりせず,どこを登るのかよくわからない。適当に目の前の斜面を登るが,地形図にあるように急登である。雪が緩んできていることもあって,スノーシューでも滑ってしまう。我慢して50mほどの標高差を登りきると,妙理山西
北西風を避けようと南東側に少し降りてから昼食にする。

難しそうな地形ですね。アイコン祭りしそう。


地形図ではちょっとわかりにくいんですが,現地へ行って腑に落ちました。50mほど登ると西尾根に出るのがわかったので,ルート選びはそんなに迷わなかったです。

安蔵山は無雪期に花を探しに行きましたが
ブナも素晴らしかったですが雪の時は入山しやすいのかな
あまりレポ見ないですよね。


あの県道は除雪しないようで,道が通れないと行くことができないですね。雪山を楽しもうと思うと春先のごく短い期間に限られるようです。

マンサク見ると 春を感じますね。

マンサク,クロモジ,タムシバ,ヤマザクラなどなど,これから楽しみですね。

アイゼンではなくチェーンスパイクを持つて行かれたのですか?

はい,いつもチェーンスパイクで済ませてます。アイゼンは重いので。

お疲れ様でした。

ところで,レポあげないの?
                         @シュークリーム@
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by biwaco »

シュークリさん、お疲れさまでした。(^_-)
椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走
これって、菅並から椿坂トンネルまでどうやって…?
との疑問が本文へ誘ってくれましたわ(^_-)
JR余呉駅前に着くと,暗かった空がようやく薄明るくなってきた。始発バスの時刻までまだ2時間ほどもある。
そうかそうか! 山猫さん流に公共交通機関利用の「よいこの山遊び」だったんですね(^^♪
予定出発時刻の30分も前に自宅を出てしまった。結局,自宅から2時間弱しかかからなかった。
さすが用意周到、時間厳守のお手本ですね。時間を巻き戻せば、3時前に自宅を出たってこと? 
車中泊ブームのおかげで,最近のミニバンは車中泊用に様々な装備を備えている。座席を倒すだけで,ほぼフラットなベッドに早変わりするのだ。最近のナビはテレビも見放題だし,車内で快適に過ごすのに不自由はない。
いっそ、チャリ姫みたいに前夜泊(宴会付き)パターンにしたらいかが? 爺も付き合いますよ(^_-)
気さくな年配の運転手の方と世間話に花が咲く。椿坂トンネルから菅並に歩いて抜けるというと驚いていたが,「午後からは菅並の路線を運転するから,うまくいけば帰りにまた合うよ」ということだった。
なんだか、でき過ぎた話じゃないですか! この辺はキツネやタヌキも多いようですが、大丈夫ですか(@_@;)
大黒山から北西に降りている緩やかな尾根の末端に取り付く。取り付きの手前でスノーシューを履く。もう雪は賞味期限切れかと心配していたが,杞憂だった。この取り付きの標高が450mほどあるので,標高892mの大黒山まで450m程度登るだけである。
数年前、椿坂集落から妙理~大黒山へと回りました。シューさんとは逆回りですね。起点も終点も違いますが。
800mを越えるとブナが主体の森になる。このあたりのブナは鈴鹿のブナとは違って大木が多い。なんやかや言ってもやはりブナ林の雰囲気はいい。
ほんまにねえ! 杉の木には悪いけど、植林帯ではいきなりの落雪もコワイし。明るいブナ林は身も心も明るくなります。
P795を少し下ると妙理山への最後の登り。地形図では尾根地形がはっきりせず,どこを登るのかよくわからない。
妙理山頂の木にこんなプレートありました?
妙理山頂の木にこんなプレートありました?
その通り。逆回りでしたが、妙理から左寄りに来て、鯉谷らしいピークが見えているのに、そこへのルートが読みにくい。GPSがあっても戸惑いました。
ここからの菅並への下りは一度歩いたことがあり,安心して降りることができる。やはりブナ回廊である。ブナを眺めながらゆるゆると降りていく。東妙理山山頂もブナの美しいところだ。
別の機会でしたが、不整脈治療のリハビリチャレンジで残雪期に菅並から妙理~七々頭ヶ岳を周回しました。七々頭ヶ岳からの下りで、洞寿院の東側のトンネル出口あたりへ出てしまいました。・474から北の支尾根を下るのが正解だったかも。
3時38分に予定通り余呉交通のバスがやってくる。朝の運転手さんだった。
うれしい出会いでしたね。てことは、このバス会社の運転手は一人しかいないのかも? 登山届も運転手さんに渡しておけば安心ですね(^^♪
ちなみに余呉バスは,2008年に湖国バスから余呉町内の路線を引き継いで設立された会社のようで,路線バスは柳ヶ瀬線と丹生線の2路線しかない。余呉町内の地元の足になっているようだが,乗客は少ないようで経営も大変だろう。
1日に両線の乗客になったシュークリさんは貴重な存在でしょう♪ SNSにでもアップしたら乗客増えるかも(^O^)/

         ~余呉バスに一度乗ってみたい、びわ爺
アオバ*ト
記事: 283
登録日時: 2019年9月23日(月) 08:40

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by アオバ*ト »

 シュークリームさん、こんばんは。アオバ*トです。

 シュークリームさんて、今シーズンたくさんスノーハイク楽しまれていて、
うらやましいなと思いました。私は今シーズン、こんなにたくさん雪が積もったのに、
仕事が忙しすぎてあまり山に行けなかったです。
3/21に下谷山南尾根から栃ノ木峠に行ったのですが、もうこれでシーズン終わりかなと思いました。
前書き長くてすみません、と言いながらまだ前書きなんですが、

実は私は2010年の夏に中河内の河内山界隈に余呉トレイルクラブのツアーで行ってから、
2014年くらいまで、春夏秋冬、余呉トレイルに入り浸っていたので、
このエリアのレポを読ませていただくと、とても感慨深いです。
大黒山と妙理山のセットも、シュークリームさんと同じルートではなかったと思いますが、
2011年2月くらいに連れていってもらいました。
とくに妙理山は、今でもすごく気に入っていて、
昨シーズンも行ったのですが、六所神社でわりばしさんとバッタリしました。

 さて本題。
>JR余呉駅前に着くと,暗かった空がようやく薄明るくなってきた。
始発バスの時刻までまだ2時間ほどもある。自宅から余呉駅前まで2時間半と考え,
余裕をみてバス時刻の30分前に着くように計画したのだが,予定出発時刻の30分も前に自宅を出てしまった。
結局,自宅から2時間弱しかかからなかった。

シュークリームさんのところから2時間弱って、けっこう短時間で行けるのですね。
私のところからは、2時間以上かかります。

>6時45分発余呉駅始発の余呉バスの乗客は当然のように私一人だった。
気さくな年配の運転手の方と世間話に花が咲く。椿坂トンネルから菅並に歩いて抜けるというと驚いていたが,
「午後からは菅並の路線を運転するから,うまくいけば帰りにまた合うよ」ということだった。
降りるときに「気をつけて。あとでまた会いましょう。」と言って送り出してくれた。

 駅前に駐車されて、コミュニティバス使われたのですね。
これなら車2台なくても縦走できますね。
私は足に自信がないので、帰りバスに間に合うか心配なので使ったことないのですが。
いろいろ運転手さんとお話できて楽しそうですね。

>椿坂隧道を抜けると路肩にはまだ1m近くの積雪がある。
中河内方面に100mほど歩き,大黒山から北西に降りている緩やかな尾根の末端に取り付く。
取り付きの手前でスノーシューを履く。もう雪は賞味期限切れかと心配していたが,杞憂だった。
この取り付きの標高が450mほどあるので,標高892mの大黒山まで450m程度登るだけである。

この尾根は、下りに何回か使いました。大黒山だけに行くときは、中河内から県道を少し歩いて北尾根を登ってました。
トンネルができる前は、トンネルのちょうど真ん中くらいからのもっと短時間で上がれる尾根も使えていました。
西に見える稜線はすぐに上がれてすごく歩きやすいですよ。でもシュークリームさんには物足りないかな。
大黒山から東へ延びる尾根もすてきです。妙理山へ行かないときは、東峰まで行ってランチして引き返していました。

>P795を少し下ると妙理山への最後の登り。地形図では尾根地形がはっきりせず,どこを登るのかよくわからない。
適当に目の前の斜面を登るが,地形図にあるように急登である。雪が緩んできていることもあって,スノーシューでも滑ってしまう。我慢して50mほどの標高差を登りきると,妙理山西尾根に出,そこからなだらかな斜面を登ると妙理山山頂だった。

この部分、地形図を見ると、ちょっとすごい地形してますね。
以前は地形のことなど深く考えもせずにただ連れて行ってもらっていただけでしたが、
今あらためて地形図見ると、この部分無性に確かめに行きたくなりました。

>そこからなだらかな斜面を登ると妙理山山頂だった。ここもブナ林の美しいところだ。
北西風を避けようと南東側に少し降りてから昼食にする。東側には安蔵山が指呼の距離に,
その奥に左千方,三国岳,さらにその奥に三周が岳など越美国境の山々が見えている。

妙理山と東妙理山の間は、私個人的には、もうもうすごく気に入ってます。私にとっては極上の場所です。
ブナの疎林は美しいし、遠くの山々の眺めはすばらしいし、里から近くてのんびりできるし。
菅並の集落の雪景色が美しく眺められるポイントもあったと思うのですが。

>安蔵山もブナの美しい山ということなので,機会があれば一度登ってみたいものだ。
安蔵山もブナがとてもすてきです。冬季に登ることはなかなか難しいですが、
新緑の頃も美しいと思います。安蔵山から谷山にかけてのブナ林もすごいですし、
尾羽梨という集落跡からの尾根もすごいブナです。山全体丸ごとブナみたいな山です。
ブナに覆いつくされて山頂から遠くは何も眺められないですが。
それとクマさんもたくさん住んでいるかもです。
いつだったか安蔵山とりつき手前の林道のカーブを曲がった時に小ぶりな真っ黒のけものが突然現れて、超絶驚きました。

すみません、なんだかなつかしくて、自分の勝手な思いばかり書いてしまいました。

>3時38分に予定通り余呉交通のバスがやってくる。朝の運転手さんだった。お互いに目で笑顔を送りあう。
乗り込むと,「まだ駅前に車が置いてあったんで心配したよ」,
「最終便にも載っていなかったら遭難届けを出さないといけないと思っていたよ」と嬉しそうに冗談もでてくる。ありがたいことだ。
乗客はやはりずっと私一人。車内では朝にも増して世間話に花が咲き,短い時間で運転手さんの経歴や年齢まですべて聞き出してしまった。余呉駅前では「また利用してね」と送り出してくれた。こんなことがあると,公共交通機関を利用した山行も悪くないなと思ってしまう。

シュークリームさんがすっかり気に入られた余呉バスに乗って、私もまたブナの森に会いに行こうかなと思いました。

 アオバ*ト
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by シュークリーム »

びわ爺,おはようございます。

そうかそうか! 山猫さん流に公共交通機関利用の「よいこの山遊び」だったんですね(^^♪

はい,ときどきこんな技も使います。
妙理山から椿坂集落に降りる手も考えたんですが,やっぱり妙理山まで行ったら東妙理山から菅並に抜けたくなりました。


さすが用意周到、時間厳守のお手本ですね。時間を巻き戻せば、3時前に自宅を出たってこと? 

3時ちょっと過ぎに自宅を出ました。今から考えると1時間遅くても十分に間に合いましたね。

いっそ、チャリ姫みたいに前夜泊(宴会付き)パターンにしたらいかが? 爺も付き合いますよ(^_-)

私も車中泊したいんですけどね。自宅から3時間以内だとやっぱり日帰りの方を選んじゃいます。

なんだか、でき過ぎた話じゃないですか! この辺はキツネやタヌキも多いようですが、大丈夫ですか(@_@;)

ほんとにね。狐か狸だったら面白いヤブレポが書けそう :mrgreen:

数年前、椿坂集落から妙理~大黒山へと回りました。シューさんとは逆回りですね。起点も終点も違いますが。

キタさんも,昔この辺りを歩いてますね。キタさんの記録を参考にさせてもらいました。

ほんまにねえ! 杉の木には悪いけど、植林帯ではいきなりの落雪もコワイし。明るいブナ林は身も心も明るくなります。

杉林は暗いしねえ。ナラ林もキノコがよく生えるから好きなんですけど,ブナ林は凛とした佇まいがありますね。

妙理山頂の木にこんなプレートありました?

足元に幾つかプレートがありました。
sP3240057.jpg
大黒山でもプレートを探したんですが,見当たらず。まだ積雪が2m近くあるんで,雪の下かも。[/color]

その通り。逆回りでしたが、妙理から左寄りに来て、鯉谷らしいピークが見えているのに、そこへのルートが読みにくい。GPSがあっても戸惑いました。

下りの場合はコースを読みにくいでしょうね。私の場合は見上げてましたんで,現地へ行くとコースはわかりました。地形図の謎が解けました。

別の機会でしたが、不整脈治療のリハビリチャレンジで残雪期に菅並から妙理~七々頭ヶ岳を周回しました。七々頭ヶ岳からの下りで、洞寿院の東側のトンネル出口あたりへ出てしまいました。・474から北の支尾根を下るのが正解だったかも。

左の尾根に入っちゃったんですね。
私も何年か前に七々頭ヶ岳から六所神社へ降りたことがあります。その時は・474の一つ左の尾根を降りました。


うれしい出会いでしたね。てことは、このバス会社の運転手は一人しかいないのかも? 登山届も運転手さんに渡しておけば安心ですね(^^♪


それはいいアイディアかも :lol:
何れにしても小さい会社であることは間違いないでしょうね。皆さん,地元のために一所懸命路線を維持しているんでしょうね。


1日に両線の乗客になったシュークリさんは貴重な存在でしょう♪ SNSにでもアップしたら乗客増えるかも(^O^)/

近江鉄道や三岐鉄道など,地元の公共交通機関を利用させてもらうこともありますが,皆さん,地元愛にあふれて必死に路線を維持されているように思います。なるだけ存続させて欲しいですね。

~余呉バスに一度乗ってみたい、びわ爺

ぜひ一度ご利用ください。
運転手さんにも私からよろしくとお伝えください。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by シュークリーム »

アオバ*トさん,おはようございます。

 シュークリームさんて、今シーズンたくさんスノーハイク楽しまれていて、
うらやましいなと思いました。私は今シーズン、こんなにたくさん雪が積もったのに、
仕事が忙しすぎてあまり山に行けなかったです。


私も本格的に山行を再開したのは55歳になってからでした。それからしばらくしてやぶこぎネットに出会って,沢登りを始めて,すっかり山への向き合い方が変わりました。それまではテン泊縦走ばかりしてました。
今はすっかり悠々自適で,冬山の時期と沢の時期以外は街道歩きなどを主体にしています。
アオバ*トさんも自由に山を楽しめるようになるといいですね。
バーチャリさんは今でも元気で山歩きしてますしね。


実は私は2010年の夏に中河内の河内山界隈に余呉トレイルクラブのツアーで行ってから、
2014年くらいまで、春夏秋冬、余呉トレイルに入り浸っていたので、
このエリアのレポを読ませていただくと、とても感慨深いです。
大黒山と妙理山のセットも、シュークリームさんと同じルートではなかったと思いますが、
2011年2月くらいに連れていってもらいました。
とくに妙理山は、今でもすごく気に入っていて、
昨シーズンも行ったのですが、六所神社でわりばしさんとバッタリしました。


私はこの界隈はそれほど詳しくないですが,いいところですね。とくにブナ林の美しさは鈴鹿にはないところです。鈴鹿でも七人山あたりはブナがきれいですけど。
妙理山から東妙理山のあたりはほんとにいいですね。


シュークリームさんのところから2時間弱って、けっこう短時間で行けるのですね。
私のところからは、2時間以上かかります。


早朝で車が少なかったんでスムーズにいけました。

 駅前に駐車されて、コミュニティバス使われたのですね。
これなら車2台なくても縦走できますね。
私は足に自信がないので、帰りバスに間に合うか心配なので使ったことないのですが。
いろいろ運転手さんとお話できて楽しそうですね。


はい,公共交通機関を使っての山登りは時々やっています。
登山口と下山口が別々でいいので,ルート選定に幅が出てきますし。たまには自転車とバスと鉄道を駆使することもあります。
今回は運転手さんとお話ができてよかったです。またお会いしたいですね。


この尾根は、下りに何回か使いました。大黒山だけに行くときは、中河内から県道を少し歩いて北尾根を登ってました。
トンネルができる前は、トンネルのちょうど真ん中くらいからのもっと短時間で上がれる尾根も使えていました。
西に見える稜線はすぐに上がれてすごく歩きやすいですよ。でもシュークリームさんには物足りないかな。
大黒山から東へ延びる尾根もすてきです。妙理山へ行かないときは、東峰まで行ってランチして引き返していました。


なるほど,地図で確かめてみましたが,いろいろなルートがとれるんですね。
アオバ*トさんはこの界隈に詳しいんですねえ。


この部分、地形図を見ると、ちょっとすごい地形してますね。
以前は地形のことなど深く考えもせずにただ連れて行ってもらっていただけでしたが、
今あらためて地形図見ると、この部分無性に確かめに行きたくなりました。


はい,地形図で見るとどんな地形なのかよくわからないのですが,実際に行ってみると腑に落ちました。地形図通りでした。

安蔵山もブナがとてもすてきです。冬季に登ることはなかなか難しいですが、
新緑の頃も美しいと思います。安蔵山から谷山にかけてのブナ林もすごいですし、
尾羽梨という集落跡からの尾根もすごいブナです。山全体丸ごとブナみたいな山です。
ブナに覆いつくされて山頂から遠くは何も眺められないですが。
それとクマさんもたくさん住んでいるかもです。
いつだったか安蔵山とりつき手前の林道のカーブを曲がった時に小ぶりな真っ黒のけものが突然現れて、超絶驚きました。


そう聞くとますます行ってみたくなりました。
春先は道が通れるかどうかの見極めが難しいですが,無雪期であれば大丈夫そうですね。


すみません、なんだかなつかしくて、自分の勝手な思いばかり書いてしまいました。

いやいや,アオバ*トさんの思いがよく伝わってきて楽しく読ませてもらいました。

シュークリームさんがすっかり気に入られた余呉バスに乗って、私もまたブナの森に会いに行こうかなと思いました。

そうですね。地元の方とお話するのもまた楽しいです。余呉バス,トトロの猫バスみたいなもんですね。
                         @シュークリーム@
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、こんにちは。

車中泊ブームのおかげで,最近のミニバンは車中泊用に様々な装備を備えている。座席を倒すだけで,ほぼフラットなベッドに早変わりするのだ。

新しい戦闘機はD5ですか?

6時45分発余呉駅始発の余呉バスの乗客は当然のように私一人だった。気さくな年配の運転手の方と世間話に花が咲く。椿坂トンネルから菅並に歩いて抜けるというと驚いていたが,「午後からは菅並の路線を運転するから,うまくいけば帰りにまた合うよ」ということだった。降りるときに「気をつけて。あとでまた会いましょう。」と言って送り出してくれた。

たまにバスを見かけますけど、ほとんど乗客ゼロですよね。
こういう触れ合いは車のアプローチでは不可能ですね。以前、私もこのプランを検討したことあります。

椿坂隧道を抜けると路肩にはまだ1m近くの積雪がある。中河内方面に100mほど歩き,大黒山から北西に降りている緩やかな尾根の末端に取り付く。

トンネルが開通してからは、この尾根が大黒山へのメインルートになったようですね。私は未踏ですが。

大黒山の頂上は広々としていて,雪はまだ2m近くありそうだ。美しいブナ林である。山日和さんがこの辺りのブナ林を好む理由がわかるような気がする。

でしょー。でもよく考えたら、トンネル開通してから一度も登ってなかったですわ。 :mrgreen:

ここから東に伸びる尾根も魅力的で,行ってみたい誘惑にかられるが,この時点でまだ下山時刻の計算ができないので,自重しておこう。また次の機会があったら行ってみたいものだ。

それは残念!! 東尾根が大黒山の白眉と言えましょう。 :lol:

南側に緩やかに伸びている尾根をのんびりと下っていく。さながらブナ回廊である。地形図では幾つかのアップダウンがあるようだが,いずれも緩やかな斜面で気にならない。南側はるか向こうにはこれから行く妙理山が雄大な山容を見せている。

ゆったりしたいい尾根ですよね。ところどころにまとまったブナ林があって。
10年前のスノー衆では逆コースで歩きました。

P795を少し下ると妙理山への最後の登り。地形図では尾根地形がはっきりせず,どこを登るのかよくわからない。適当に目の前の斜面を登るが,地形図にあるように急登である。

ここは尾根の形がなくなって、ただの急斜面になってますね。一旦左の谷へ下りて小尾根を登るのもいいと思います。

北西風を避けようと南東側に少し降りてから昼食にする。東側には安蔵山が指呼の距離に,その奥に左千方,三国岳,さらにその奥に三周が岳など越美国境の山々が見えている。安蔵山もブナの美しい山ということなので,機会があれば一度登ってみたいものだ。

スノー衆のランチ場あたりかな。ブナ林の中のいいところです。

ここからの菅並への下りは一度歩いたことがあり,安心して降りることができる。やはりブナ回廊である。ブナを眺めながらゆるゆると降りていく。東妙理山山頂もブナの美しいところだ。左側に常に見えている安蔵山がだんだんと見上げるようになり,山容が大きく,巨大になっていく。

東妙理のブナは巨木が多くて素晴らしいですね。門番ブナと名付けた巨木が2本並んでました。

ふと気がつくと雪から飛び出た潅木の枝先に黄色い花が。マンサクだ。春一番に咲く花。その近くにはヤナギと思われる綿毛をまとった冬芽がずいぶん膨らんでいる。植物たちはもうすっかり春の準備を始めているようだ。

もうすっかり春ですよね。私はまだ当分雪を追っかけますが。 :mrgreen:

六所神社近くの林道に着地。妙理山山頂から約2時間だった。六所神社にお参りし,今日の山行の無事を報告,感謝する。

バーチャリ神社ですね。 :D

3時38分に予定通り余呉交通のバスがやってくる。朝の運転手さんだった。お互いに目で笑顔を送りあう。乗り込むと,「まだ駅前に車が置いてあったんで心配したよ」,「最終便にも載っていなかったら遭難届けを出さないといけないと思っていたよ」と嬉しそうに冗談もでてくる。ありがたいことだ。

乗客はやはりずっと私一人。車内では朝にも増して世間話に花が咲き,短い時間で運転手さんの経歴や年齢まですべて聞き出してしまった。余呉駅前では「また利用してね」と送り出してくれた。こんなことがあると,公共交通機関を利用した山行も悪くないなと思ってしまう。

いいエピローグでしたね。こういう山旅もいいなあ。 :D
シュークリさんの車だとわかってたんですね。木之本では珍しい三重ナンバーだからかな?

ちなみに余呉バスは,2008年に湖国バスから余呉町内の路線を引き継いで設立された会社のようで,路線バスは柳ヶ瀬線と丹生線の2路線しかない。余呉町内の地元の足になっているようだが,乗客は少ないようで経営も大変だろう。こういう不採算路線を維持していてくれるからこそ我々もバスを利用した山歩きができるというものだ。できれば頑張って存続してもらいたい。

ですよねえ。甲津原へのバスも廃止されたみたいだし。乗ってないくせに勝手なこと言うなと言われそうですが。 :mrgreen:

                       山日和
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【湖北】ブナ回廊をゆく 椿坂隧道北口〜大黒山〜妙理山〜菅並縦走

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん,おはようございます。
毎週の奥越通い,すごいですね。私はお金も体力も持ちませんわ。これからは白山あたりまで行くのかな?
レスしたいけど,まったく土地勘がないので失礼しています。


新しい戦闘機はD5ですか?

いや,ホ・・のフ・・・+にしました。車中泊での快適性を重視しました :D

たまにバスを見かけますけど、ほとんど乗客ゼロですよね。
こういう触れ合いは車のアプローチでは不可能ですね。以前、私もこのプランを検討したことあります。


運転手さんも地元の方なので地元愛を感じました。会社の運営も大変だと思いますが,できればこういうバス路線を維持していただきたいもんですね。

トンネルが開通してからは、この尾根が大黒山へのメインルートになったようですね。私は未踏ですが。

よく使われているようですね。古いスキーの跡もありました。

でしょー。でもよく考えたら、トンネル開通してから一度も登ってなかったですわ。 :mrgreen:

たしかに,ブナ林には凛とした雰囲気がありますね。とくに冬期には潅木が隠れてしまうので,すっきりとした雪山になります。

それは残念!! 東尾根が大黒山の白眉と言えましょう。 :lol:

次回はぜひ東尾根を絡めて歩きたいものです。

ゆったりしたいい尾根ですよね。ところどころにまとまったブナ林があって。
10年前のスノー衆では逆コースで歩きました。


たしか第一回のスノー衆でしたっけ。私は参加していませんが。

ここは尾根の形がなくなって、ただの急斜面になってますね。一旦左の谷へ下りて小尾根を登るのもいいと思います。

その選択肢もありますね。ちょうど目の前の斜面の向こうになだらかな西尾根が見えたので,そのまま登りました。

スノー衆のランチ場あたりかな。ブナ林の中のいいところです。

ランチ場にはちょうどいいところですよね。安蔵山から三国山,左千方が一望ですもんね。

東妙理のブナは巨木が多くて素晴らしいですね。門番ブナと名付けた巨木が2本並んでました。

はい,大きなブナが並んでいました。ここは今回で3回目の訪問になりました。

もうすっかり春ですよね。私はまだ当分雪を追っかけますが。 :mrgreen:

私は今週くらいでもう打ち止めかな。ヤマザクラやタムシバを眺めながらののんびり春山も楽しみたいしね。

バーチャリ神社ですね。 :D

確かに :lol:

いいエピローグでしたね。こういう山旅もいいなあ。 :D
シュークリさんの車だとわかってたんですね。木之本では珍しい三重ナンバーだからかな?


小さい駐車場なんですぐわかったんでしょうね。気にかけていただいてありがたいことです。
翌日も車があったら本当に警察に届けてくれたかも。


ですよねえ。甲津原へのバスも廃止されたみたいだし。乗ってないくせに勝手なこと言うなと言われそうですが。 :mrgreen:

私もこんなときくらいしか利用しませんので,勝手なことは言えませんが。
今まであったバス路線や鉄道が廃線になるのはやっぱり寂しいですね。地元の有志のボランティア精神で維持されているところも大きいと思います。
                         @シュークリーム@
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