【台高】「テント泊の愉しみ」奥ワサビ谷源流テント~奥ワサビ谷下降~口ワサビ谷遡行
Posted: 2021年10月14日(木) 23:59
「テント泊の愉しみ」奥ワサビ谷源流テント~奥ワサビ谷下降~口ワサビ谷遡行
【山行日】2021年10月2日(土)~3日(日)
【山域】台高 木屋谷川支流ワサビ谷源流部
【天候】快晴
【メンバー】タイラ、アオバ*ト
【コース】
10月2日 大又登山口8:20、前山、奥ワサビ谷源流部(テント場)12:30
10月3日 テント場7:20、奥ワサビ谷下降、1127水平道、口ワサビ谷遡行、
桧塚奥峰、テント場、前山、大又登山口15:00
山道具の中で、買ったときいちばん嬉しかったのは、テントだった。いちばん初めに買ったのはプロモンテの二人用(今は、ニーモのテント)。
その初代プロモンテでいったい何回テント泊したか、最初のうちは指折り数えて、どこで張ったかもちゃんと覚えていたけど、
いつの間にかもうわからなくなった。テント泊に限って言えば、たぶん登山歴40年というタイラさんより多いかもしれないと思うほどだ。
3年くらい前までは、長い距離も歩きたくて、テント場で山ごはんも作って遊びたくて、
体力もないくせに食糧めいっぱい背負って日没寸前にテン場に着いてヘロヘロになってテント張って、
もうろうとしながら晩ごはんの用意して結局何食べたんだかよくわからないまま、ぐちゃぐちゃのテントの中で寝るっていうのが多かった。
でも2年前にKちゃんとIさんと千石山南のテント場で早い時間に着いて焚き火したりして遊んでからは、
だんだん自分の中でテント泊っていうものが、別のアクティビティに変遷して行った。
テント場で過ごす時間がもっと長くてもいいなと思うようになった。
だんだん年取って来て、しんどいのがいやになってきたってこともあるけど、
気に入った場所にもっともっと長く留まっていたい、もっともっと浸っていたい、と思うようになった。
そんなわけで、今回もテント背負って近場の極上テント場目指します。
(また皆でテント泊するときの下見も兼ねて。)
チョイスしたのは、気になっていた木屋谷川支流奥ワサビ谷源流の森。
初めてひとりで奥峰に行った時、帰りに迷い混んだ場所。やや鬱蒼とした雰囲気で、優先順位がちょっと低かったのだけど、
グーさんに案内されて巻き道から見下ろして、やっぱりいっぺんここでテント張りたいなと思った。
大又の駐車場は、いつだったか崩落があって狭くなってしまった。8時前にギリギリ滑り込み。
笹ヶ峰や、奥峰方面に行く時は、特別に奥山谷の登山道を歩きたいという場合を除いて、私たちはいつも大又から入る。
楽に早く稜線に上がれるし、渡渉もあったりして変化があって楽しいし、つづら折れの道に入ってからは樹林が美しい。
時々ショートカット、大岩目印に登山道を離れて前山に直登する。最近はこの小尾根がすごく気に入って、こればっかり。
タラタラと明神平を経由するより絶対楽ちん、踏み跡薄い雰囲気もすてきだ。
前山からは稜線伝いにゆるゆると下って、明神平と水無山を眺めるお気に入りの場所で早いお昼。
いくらのろい私たちでも早く着きすぎちゃうから、ここでゆっくりしよう。
大又からの登山道では途中何人かの人たちに出会ったけど、今この空間に目に入る人影はどこにもない。
このお天気でこんなにすてきな場所が貸し切りなんてすばらしい。
この先、テント場までは、ほぼほぼ水平移動。明神岳も巻き巻きします。
この明神岳の東側の巻道もお気に入り。本当にここら一帯は樹林が美しくて雰囲気がすてきだと思うのだけど、
この雰囲気がいいとか居心地がいいっていうのは、樹林だけの問題でなく、半分は林床がその心地よさを作っているなと思う。
判官平を過ぎて1394西のコル、グーさんに教えてもらった水平移動で、大きく回り込んで、目的のテント場に降りていく。
1394西のコルから見おろす奥ワサビの源流は少し陰鬱な雰囲気に感じられるのだけど、
1394の北の広いところは、なんだかメルヘンの雰囲気漂ってて、いつもいつも横を通るたび、この奥に何があるんだろうと気になっていた。
ずんずんと降りていくと、背丈の高い木々の茂る森の中に差し込む木漏れ日がなんともすてきだった。 何て言う鳥かわからないけど、さかんにさえずっておしゃべりしてる。鳥もお天気いいと嬉しいんだな。
今日は本当にお天気が良くて、たっぷり時間もあって嬉しい。
明日はワサビ谷に降りて遊ぶから、今日は赤グラ滝谷の工場跡に遊びに行こうか?なんて話していたのに、
テント張って一段落して、水汲みに行ってお散歩行ってお茶会したら、もう動くのがいやになってテント前で根がはえてしまった。
本を読むとかっていうのでもないし、お昼寝するってのでもなく、コーヒーカップ片手にただ腰かけてぼーっとしているだけ。
自分の魂がどこにいるのかわからなくなるくらいぼーっとして過ごす。 大きなミズナラとかブナとかカエデとかいろんな木々に囲まれて、だんだん森の住人となる。
ふと「扉」という言葉が頭に浮かんできた。この森には扉があるなと思った。
「西の扉」「東の扉」「小間使いの通用門」「沢へ逃げる裏口」。ぼーっとしてると戯けたことばかり頭に浮かんでくる。
日が傾き、少し離れた登山道から人の気配も、鳥たちのさえずりもいつのまにか消えた。
聞こえてくるのは森のざわめきと時おり切なげに響いてくる鹿たちの鳴き声。
あおばと食堂本日のお品書き(ただのメモ)
夕食
*ドイツワインの白とカマンベールチーズ
*牛ヒレ肉と野菜ときのこのソテー&フランスパン(二人分 :牛ヒレ150g、ズッキーニ1本、マイタケ適宜、
にんにく一かけ、バター20g、塩コショウ、バタール1/3本)
*豚ロースの豆乳鍋(二人分:こなべっち2袋、豚ロース180g、白菜、長ネギ、しめじ適宜、油あげ2枚、冷凍うどん1袋)
(豚肉と白菜が多すぎた、せっかく持ってきたデザートのお汁粉&お餅が食べられなかった。)
朝食
*クルミと干し葡萄のライ麦パン
*粉末コーンスープ
*リンゴとカマンベールチーズの残り
*コーヒーとチョコレート
朝ごはん食べてコーヒー飲んだら、テント張ったままにして、奥ワサビ谷を降りていく。
水平道まで降りて、口ワサビ谷を登り返してくる、プチアドベンチャーコース。
上手く降りられるのかよくわからないけど、すごくワクワク。だって、降りないと帰れないわけじゃない、
降りられなくなったら戻ってきたらいい、その気楽さがワクワクと楽しさを増すのだった。
高度差50メートルくらい下ると、等高線が詰まって来る。美しい優美な滝を右手に垣間見ながら、左岸の踏み跡を辿る。 奥ワサビ谷は、なんていうか、凛とした感じの控えめな美しさがある。
100ちょい下ると緩やかになってどこでも好きなように歩けた。
少し植林ぽくなって、水平道に出る。小さな流れがわきだしている苔むした場所に腰かけて一服。
奥ワサビ谷の上部キレイだったね。こんどは登って来ようね。口ワサビの上部はどんなかな。
三週間前雨の日、口ワサビ谷の下半分を歩いた。短いけど、すごく楽しかった。
雨の日で少し増水していたこともあり、私には、工夫しないと登れない小滝がいくつかあった。それがすごく楽しかった。
上部はすごく等高線が混んでいる。こんなに急なところ登れるのだろうか。雨の日はそんなにふうに思って水平道で帰った。
さて、水平道をテクテク移動して口ワサビ谷に木橋のかけられた場所までやって来た。 またまたワクワク感が沸き起こってくる。しばらくは、歩きやすいところを選んで水に入らないように歩いていたが、
せっかく沢シューズはいてきたのだから、水に入って小さな滝を登ってみた。やっぱ水の中の方が楽しい。
上半身シャワーを浴びるとちょっと冷たいけど、いちばん大きい滝を除いて、全部登ってみた。楽しい。
それにもまして、目を見張ることがあった。すごい巨木が生えていた。
トチではない、何の木だろう、一帯サワグルミの大きい木が多いけど、葉っぱが違う、ミズナラでもないしな。
とりあえず写真とってみたけど、大きすぎて上手く撮れない。きみはいったい何者だ。
そして、シュークリームさんも、書かれていたけれど、木々の葉っぱとコケの緑と小滝の白い色のコラボがなんと美しいことか。 いっぺんに口ワサビ谷に心を奪われた。 唯一登れない滝は、左岸から巻いて、その上も、少し小滝があって、最後の滝を登ると、稜線が見えた。
直下のザレ場は急なので、右の尾根に逃げなくちゃとテント場を出発した時には思っていたのに、
気がつくとすっかり忘れて、夢中になって源頭のザレ場を直登していた。
這い上がった稜線の左右を眺める。いつもは通りすぎるだけの道が、今日は特別すがすがしく、輝かしく見えた。
奥峰に立ち寄ってからテント場に戻る。再び木漏れ日の差す森が美しい。テントはどこだっけ。森をさ迷うも楽しかった。 お茶会して、テントたたんで、巻き道へ上がる。1394西のコルは、行きはただのコルに過ぎなかったのに、
帰りは、美しい峠として、目の前に写し出された。向こう側は、赤グラ滝谷なんだと、あらためて感慨深かった。 普通ならば、一日で軽く回ってしまう、ごく短いコース。
でも、私にとっては、贅沢過ぎるほど時間を使って山に浸った満ち足りた二日間でした。
最近はこんなテント泊が気に入ってます。
アオバ*ト
【山行日】2021年10月2日(土)~3日(日)
【山域】台高 木屋谷川支流ワサビ谷源流部
【天候】快晴
【メンバー】タイラ、アオバ*ト
【コース】
10月2日 大又登山口8:20、前山、奥ワサビ谷源流部(テント場)12:30
10月3日 テント場7:20、奥ワサビ谷下降、1127水平道、口ワサビ谷遡行、
桧塚奥峰、テント場、前山、大又登山口15:00
山道具の中で、買ったときいちばん嬉しかったのは、テントだった。いちばん初めに買ったのはプロモンテの二人用(今は、ニーモのテント)。
その初代プロモンテでいったい何回テント泊したか、最初のうちは指折り数えて、どこで張ったかもちゃんと覚えていたけど、
いつの間にかもうわからなくなった。テント泊に限って言えば、たぶん登山歴40年というタイラさんより多いかもしれないと思うほどだ。
3年くらい前までは、長い距離も歩きたくて、テント場で山ごはんも作って遊びたくて、
体力もないくせに食糧めいっぱい背負って日没寸前にテン場に着いてヘロヘロになってテント張って、
もうろうとしながら晩ごはんの用意して結局何食べたんだかよくわからないまま、ぐちゃぐちゃのテントの中で寝るっていうのが多かった。
でも2年前にKちゃんとIさんと千石山南のテント場で早い時間に着いて焚き火したりして遊んでからは、
だんだん自分の中でテント泊っていうものが、別のアクティビティに変遷して行った。
テント場で過ごす時間がもっと長くてもいいなと思うようになった。
だんだん年取って来て、しんどいのがいやになってきたってこともあるけど、
気に入った場所にもっともっと長く留まっていたい、もっともっと浸っていたい、と思うようになった。
そんなわけで、今回もテント背負って近場の極上テント場目指します。
(また皆でテント泊するときの下見も兼ねて。)
チョイスしたのは、気になっていた木屋谷川支流奥ワサビ谷源流の森。
初めてひとりで奥峰に行った時、帰りに迷い混んだ場所。やや鬱蒼とした雰囲気で、優先順位がちょっと低かったのだけど、
グーさんに案内されて巻き道から見下ろして、やっぱりいっぺんここでテント張りたいなと思った。
大又の駐車場は、いつだったか崩落があって狭くなってしまった。8時前にギリギリ滑り込み。
笹ヶ峰や、奥峰方面に行く時は、特別に奥山谷の登山道を歩きたいという場合を除いて、私たちはいつも大又から入る。
楽に早く稜線に上がれるし、渡渉もあったりして変化があって楽しいし、つづら折れの道に入ってからは樹林が美しい。
時々ショートカット、大岩目印に登山道を離れて前山に直登する。最近はこの小尾根がすごく気に入って、こればっかり。
タラタラと明神平を経由するより絶対楽ちん、踏み跡薄い雰囲気もすてきだ。
前山からは稜線伝いにゆるゆると下って、明神平と水無山を眺めるお気に入りの場所で早いお昼。
いくらのろい私たちでも早く着きすぎちゃうから、ここでゆっくりしよう。
大又からの登山道では途中何人かの人たちに出会ったけど、今この空間に目に入る人影はどこにもない。
このお天気でこんなにすてきな場所が貸し切りなんてすばらしい。
この先、テント場までは、ほぼほぼ水平移動。明神岳も巻き巻きします。
この明神岳の東側の巻道もお気に入り。本当にここら一帯は樹林が美しくて雰囲気がすてきだと思うのだけど、
この雰囲気がいいとか居心地がいいっていうのは、樹林だけの問題でなく、半分は林床がその心地よさを作っているなと思う。
判官平を過ぎて1394西のコル、グーさんに教えてもらった水平移動で、大きく回り込んで、目的のテント場に降りていく。
1394西のコルから見おろす奥ワサビの源流は少し陰鬱な雰囲気に感じられるのだけど、
1394の北の広いところは、なんだかメルヘンの雰囲気漂ってて、いつもいつも横を通るたび、この奥に何があるんだろうと気になっていた。
ずんずんと降りていくと、背丈の高い木々の茂る森の中に差し込む木漏れ日がなんともすてきだった。 何て言う鳥かわからないけど、さかんにさえずっておしゃべりしてる。鳥もお天気いいと嬉しいんだな。
今日は本当にお天気が良くて、たっぷり時間もあって嬉しい。
明日はワサビ谷に降りて遊ぶから、今日は赤グラ滝谷の工場跡に遊びに行こうか?なんて話していたのに、
テント張って一段落して、水汲みに行ってお散歩行ってお茶会したら、もう動くのがいやになってテント前で根がはえてしまった。
本を読むとかっていうのでもないし、お昼寝するってのでもなく、コーヒーカップ片手にただ腰かけてぼーっとしているだけ。
自分の魂がどこにいるのかわからなくなるくらいぼーっとして過ごす。 大きなミズナラとかブナとかカエデとかいろんな木々に囲まれて、だんだん森の住人となる。
ふと「扉」という言葉が頭に浮かんできた。この森には扉があるなと思った。
「西の扉」「東の扉」「小間使いの通用門」「沢へ逃げる裏口」。ぼーっとしてると戯けたことばかり頭に浮かんでくる。
日が傾き、少し離れた登山道から人の気配も、鳥たちのさえずりもいつのまにか消えた。
聞こえてくるのは森のざわめきと時おり切なげに響いてくる鹿たちの鳴き声。
あおばと食堂本日のお品書き(ただのメモ)
夕食
*ドイツワインの白とカマンベールチーズ
*牛ヒレ肉と野菜ときのこのソテー&フランスパン(二人分 :牛ヒレ150g、ズッキーニ1本、マイタケ適宜、
にんにく一かけ、バター20g、塩コショウ、バタール1/3本)
*豚ロースの豆乳鍋(二人分:こなべっち2袋、豚ロース180g、白菜、長ネギ、しめじ適宜、油あげ2枚、冷凍うどん1袋)
(豚肉と白菜が多すぎた、せっかく持ってきたデザートのお汁粉&お餅が食べられなかった。)
朝食
*クルミと干し葡萄のライ麦パン
*粉末コーンスープ
*リンゴとカマンベールチーズの残り
*コーヒーとチョコレート
朝ごはん食べてコーヒー飲んだら、テント張ったままにして、奥ワサビ谷を降りていく。
水平道まで降りて、口ワサビ谷を登り返してくる、プチアドベンチャーコース。
上手く降りられるのかよくわからないけど、すごくワクワク。だって、降りないと帰れないわけじゃない、
降りられなくなったら戻ってきたらいい、その気楽さがワクワクと楽しさを増すのだった。
高度差50メートルくらい下ると、等高線が詰まって来る。美しい優美な滝を右手に垣間見ながら、左岸の踏み跡を辿る。 奥ワサビ谷は、なんていうか、凛とした感じの控えめな美しさがある。
100ちょい下ると緩やかになってどこでも好きなように歩けた。
少し植林ぽくなって、水平道に出る。小さな流れがわきだしている苔むした場所に腰かけて一服。
奥ワサビ谷の上部キレイだったね。こんどは登って来ようね。口ワサビの上部はどんなかな。
三週間前雨の日、口ワサビ谷の下半分を歩いた。短いけど、すごく楽しかった。
雨の日で少し増水していたこともあり、私には、工夫しないと登れない小滝がいくつかあった。それがすごく楽しかった。
上部はすごく等高線が混んでいる。こんなに急なところ登れるのだろうか。雨の日はそんなにふうに思って水平道で帰った。
さて、水平道をテクテク移動して口ワサビ谷に木橋のかけられた場所までやって来た。 またまたワクワク感が沸き起こってくる。しばらくは、歩きやすいところを選んで水に入らないように歩いていたが、
せっかく沢シューズはいてきたのだから、水に入って小さな滝を登ってみた。やっぱ水の中の方が楽しい。
上半身シャワーを浴びるとちょっと冷たいけど、いちばん大きい滝を除いて、全部登ってみた。楽しい。
それにもまして、目を見張ることがあった。すごい巨木が生えていた。
トチではない、何の木だろう、一帯サワグルミの大きい木が多いけど、葉っぱが違う、ミズナラでもないしな。
とりあえず写真とってみたけど、大きすぎて上手く撮れない。きみはいったい何者だ。
そして、シュークリームさんも、書かれていたけれど、木々の葉っぱとコケの緑と小滝の白い色のコラボがなんと美しいことか。 いっぺんに口ワサビ谷に心を奪われた。 唯一登れない滝は、左岸から巻いて、その上も、少し小滝があって、最後の滝を登ると、稜線が見えた。
直下のザレ場は急なので、右の尾根に逃げなくちゃとテント場を出発した時には思っていたのに、
気がつくとすっかり忘れて、夢中になって源頭のザレ場を直登していた。
這い上がった稜線の左右を眺める。いつもは通りすぎるだけの道が、今日は特別すがすがしく、輝かしく見えた。
奥峰に立ち寄ってからテント場に戻る。再び木漏れ日の差す森が美しい。テントはどこだっけ。森をさ迷うも楽しかった。 お茶会して、テントたたんで、巻き道へ上がる。1394西のコルは、行きはただのコルに過ぎなかったのに、
帰りは、美しい峠として、目の前に写し出された。向こう側は、赤グラ滝谷なんだと、あらためて感慨深かった。 普通ならば、一日で軽く回ってしまう、ごく短いコース。
でも、私にとっては、贅沢過ぎるほど時間を使って山に浸った満ち足りた二日間でした。
最近はこんなテント泊が気に入ってます。
アオバ*ト