【台高】20210808木屋谷・万才橋から奥山谷出合まで
Posted: 2021年8月09日(月) 10:22
金土日月と4連休。涼しい山へ寝に行くつもりだった。
ところがお天気が意地悪をする。金土はふて寝と図書館。
【 日 付 】 令和3年8月8日(日)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ
【 ルート】 万才橋7:30---10:10大滝---10:55チョックストーン滝---12:30駐車地
【メンバー】 グー単独
先週は三峰ワサビ谷に行った。
滝が見えた時は「わっ!登れるのだろうか?」と迫力があるのだが、
滝に近づくとちゃんと階段が用意されていて、いとも簡単に登れる。
初めて沢を経験する人のための入門沢です。
前回、滑って流された滑り台も今回は突破できた。うふっ!
不要なフィックスロープが新調されている滝も落水の手前が登れた。
皆が巻く滝以外はすべて流れに沿って踏破出来て気分は上々。
「この調子なら木屋谷のチョックストーン滝も登ってみるか」
雨子庵で朝の紅茶をご馳走になってから万才橋へ。
シャッターを押すが木漏れ日のまだら模様を写し、絵にならない。
三筋の滝も強い陽の光を受けてハレーションを起こしている。
いつもの美しい谷ですが、昨日までの雨の濁りが収まっていない。
シューさんが泳いだ淵も宝石のようなきらめきは見られなかった。
ワサビ谷出合を過ぎ、グーの苦手な小滝。
「こうして、ああして、・・・」作戦を立てて向かうが案の定滑落した。
懸垂0回の細腕に力を込め、腹を岩にこすり付けながら通過した。
ゆるやまさんとシューさんが駆け抜けた左岸は足がかりがあるように見えない。
大滝の手前から時々陽の光を浮雲が遮ってくれるようになった。
絵になる風景の所では日が陰るまで待ってシャッターを押した。
チョックストーン滝の手前の淵は胸まで浸かる深みになっていた。
チョックストーンを支えている小さな岩が割れて壊れそうに見える。
その後ろを流れる水が記憶より多い。
「裏側に堆積していた砂利が無くなってしまったのだろうか?」
放り上げたザックが水に浮かんで流れ落ちては困る。
杖とザックを中段に置く。
この小さな岩の上に正座をしなければならない。
手掛かりを探り、右ひざを乗せる。体が固いのでなかなか乗らない。
左足が滑った。両腕に体重がかかる。必死に耐える。
「誰も見ていないだろうな」後ろを振り返る。
左ひざも乗せた。立ち上がる。チョックストーン滝突破の証拠写真を撮る。
「あれ・・」ザックと杖が取れない。
ザックは肩ひもを右足で引っかけて掴み上げた。
しかし杖はどうにもしようがない。ゴミを残置しました。
(代わりに賞味期限21.5.14高級アンパンの包装紙とペットボトル2本回収しました)
鉄砲谷出合の滝も登る計画を立てていましたが、身も心も疲れ果てました。
奥山谷出合の滝2つを登った先からテープ道を林道へ上がり帰ってきました。
グー(伊勢山上住人)