【中央アルプス】クラシックルートで将棊頭山
Posted: 2021年7月29日(木) 21:49
高校生の時に観た「聖職の碑」
かなりの衝撃を受けた映画ではあったが…年月が流れ そのタイトルすら忘れてた。私が山に登り初めてから その映画が思い出され ルートを辿ってみたくなった。
【 日 付 】2021年 7月25日(日)
【 山 域 】 中央アルプス
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ時々くもり
【 ルート 】桂木場登山口 4:52~大樽避難小屋 5:41 ~西駒山荘 8:46 ~将棊頭山 9:29~ 遭難記念碑 9:56~ 将棊の頭 10:29 ~大樽避難小屋 11:57 ~ 桂木場登山口 13:26
小黒川沿いの桂木場登山口からスタート まだ日の出前で涼しい。
よく整備された道をしばらく進むと 木々の間から 日が差し込んで 道を赤く染めている 日が上がればきっと暑くなるだろうな と思いながら樹林帯の中をひたすら歩く 地元の小中学生が修学登山なるものに使用されていたらしく 快適で素晴らしく歩き易い 2時間掛からずに大樽避難小屋に到着 小休止した後再び樹林帯の中を歩き始める
眺望もない樹林帯もそろそろ飽きてきたところで胸突八丁 急登を覚悟したが、それほどでもなく 先週の二ノ峰への登りの方が遥かにキツい。
胸突八丁も終わり 花を観ながら歩くと 茶臼山との分岐 ここまで来たらもう少し 森林限界も近いのか 生えてる木の高さも低くなり トラバース道から数10メートル登ると 行者岩に到着ここでようやく視界が開け 標高2500付近に来た事を実感する。雷鳥の声はするが姿は見えず…そこから尾根道の冬道、トラバース道の夏道 と分かれてるが トラバース道を選択 山頂へ向かわず西駒山荘に向かう。
西駒山荘の前でコマクサを観た後 ベンチでランチして 将棊頭山山頂へ10分も掛からず到着 東側には宝剣岳、中岳、木曽駒ヶ岳が綺麗に見える。
山頂を後にして いよいよ目的地
遭難記念碑へと向かう、あまりに天気良く木曽駒への稜線が素晴らしい、時間も早いし木曽駒まで行きたいところだが…ここ数日大気の状態が不安定でいつ雷雨になるかもわからない 悩んだが 今日は記念碑までとしておこう。
気持ちのいい稜線を将棊頭山頂から15分ほど木曽駒方向へ向かうと 遭難記念碑に到着。
なぜ慰霊碑ではなく記念碑なのかわからない、ここは小説をしっかり読んで答えを見つけたい。記念碑に手を合わせ しばらく腰を下ろし その場を後にした。
木曽駒までは行かないまでも 将棊の頭へは寄ろうと向かう ここから下りると伊那スキーリゾートへ行けるようだ、また機会があれば ここを目ざして登ってみたい。
再び 西駒山荘へ戻り 水場の冷たい水で顔を洗い 下山開始、激下りでもないので 快調に下りる事が出来る。信大ルートで下りたいとも思ったが、道も荒れてて橋も流されてるので通行止めと表示されてたので諦めた。
かなり下ったところの樹林帯のトラバース道の途中で 昭和50年の落雷事故現場の表示と碑があった こんなところで落雷?と感じる様な場所であったが、事故の詳細を読むと ゾッとする様な内容で…だれも死者が出なかったのが不思議なくらいだ。
改めて 雷の怖さを知った、雷が近いと何処にいても安心できない。
これからも 安心安全な登山を心掛けなければならないな と思い帰路についた。
しのやん
かなりの衝撃を受けた映画ではあったが…年月が流れ そのタイトルすら忘れてた。私が山に登り初めてから その映画が思い出され ルートを辿ってみたくなった。
【 日 付 】2021年 7月25日(日)
【 山 域 】 中央アルプス
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ時々くもり
【 ルート 】桂木場登山口 4:52~大樽避難小屋 5:41 ~西駒山荘 8:46 ~将棊頭山 9:29~ 遭難記念碑 9:56~ 将棊の頭 10:29 ~大樽避難小屋 11:57 ~ 桂木場登山口 13:26
小黒川沿いの桂木場登山口からスタート まだ日の出前で涼しい。
よく整備された道をしばらく進むと 木々の間から 日が差し込んで 道を赤く染めている 日が上がればきっと暑くなるだろうな と思いながら樹林帯の中をひたすら歩く 地元の小中学生が修学登山なるものに使用されていたらしく 快適で素晴らしく歩き易い 2時間掛からずに大樽避難小屋に到着 小休止した後再び樹林帯の中を歩き始める
眺望もない樹林帯もそろそろ飽きてきたところで胸突八丁 急登を覚悟したが、それほどでもなく 先週の二ノ峰への登りの方が遥かにキツい。
胸突八丁も終わり 花を観ながら歩くと 茶臼山との分岐 ここまで来たらもう少し 森林限界も近いのか 生えてる木の高さも低くなり トラバース道から数10メートル登ると 行者岩に到着ここでようやく視界が開け 標高2500付近に来た事を実感する。雷鳥の声はするが姿は見えず…そこから尾根道の冬道、トラバース道の夏道 と分かれてるが トラバース道を選択 山頂へ向かわず西駒山荘に向かう。
西駒山荘の前でコマクサを観た後 ベンチでランチして 将棊頭山山頂へ10分も掛からず到着 東側には宝剣岳、中岳、木曽駒ヶ岳が綺麗に見える。
山頂を後にして いよいよ目的地
遭難記念碑へと向かう、あまりに天気良く木曽駒への稜線が素晴らしい、時間も早いし木曽駒まで行きたいところだが…ここ数日大気の状態が不安定でいつ雷雨になるかもわからない 悩んだが 今日は記念碑までとしておこう。
気持ちのいい稜線を将棊頭山頂から15分ほど木曽駒方向へ向かうと 遭難記念碑に到着。
なぜ慰霊碑ではなく記念碑なのかわからない、ここは小説をしっかり読んで答えを見つけたい。記念碑に手を合わせ しばらく腰を下ろし その場を後にした。
木曽駒までは行かないまでも 将棊の頭へは寄ろうと向かう ここから下りると伊那スキーリゾートへ行けるようだ、また機会があれば ここを目ざして登ってみたい。
再び 西駒山荘へ戻り 水場の冷たい水で顔を洗い 下山開始、激下りでもないので 快調に下りる事が出来る。信大ルートで下りたいとも思ったが、道も荒れてて橋も流されてるので通行止めと表示されてたので諦めた。
かなり下ったところの樹林帯のトラバース道の途中で 昭和50年の落雷事故現場の表示と碑があった こんなところで落雷?と感じる様な場所であったが、事故の詳細を読むと ゾッとする様な内容で…だれも死者が出なかったのが不思議なくらいだ。
改めて 雷の怖さを知った、雷が近いと何処にいても安心できない。
これからも 安心安全な登山を心掛けなければならないな と思い帰路についた。
しのやん