【台高】ヌタハラ林道より千石山・明神岳・桧塚奥峰周回
Posted: 2021年5月10日(月) 15:24
自粛、自粛で何とも殺伐とした雰囲気のご時世になってきました。
最近は仕事も立て込んで、貧乏暇なし状態でお山に行けず。
ゴールデンウィークも1日しか休みが無く、家でゴロゴロと過ごす。
ようやく車も直って整備工場から戻って来たので久々にお出かけする事に。
【日 付】2021年5月9日(日)
【山 域】台高
【メンバー】単独
【天 候】曇りのち晴れ(強風)
【ルート】駐車地(06:03) - シャッポ山(09:21) - 千石山(10:49) - 明神岳(11:59) - 桧塚奥峰(12:42) - 桧塚(13:09) - 駐車地(15:26)
今回この場所に来るのは2回目で、前回は1ヵ月前の4月11日。
どうしてレポートが上がって無いのか?
とても恥ずかしくてお蔵入りにするハズだったのだが、今回このコースが周回出来たので合わせてアップする事に。
前回来た時は、最初の出だしから予定より1時間寝坊して出発。
駐車地までは問題なく到着。準備して出発したのが7時ちょっと前。
ヌタハラ林道を歩くもボーっとしていて、沢に下りるはずの道を見逃し、往復3kmのロス。
沢を上流に向かって右に左に渡渉を繰り返し進むが、岩で滑り川に落ちビシャビシャ。
モチベーションが下がるも、シャッポ山に向け進むが、荒れたザレザレのトラバース道に嫌気がさし、
予定ルートから外れ急斜面のショートカットの直登ルートを選択するが、崖にぶち当たり行き止まり。
よじ登ろうとルートを探し右往左往するが、下を見て落ちたら死ぬと思い撤退を決意。
その帰り道、浮石に足を滑らせ3メートルほど滑落する羽目に。
手の平を少し擦りむいた位で、大した怪我は無かったが服はドロドロ。
泣きっ面に何とやら・・・・・・マヌケである。
※こんな恥ずかしい事、お蔵入りだろ~と思ったが、まーいっか。
今回も同じ場所(廃墟?炭焼小屋?)に停め準備をしていると、炭焼小屋の煙突から煙が。
人が居ると思い近づいて、駐車の許可を確認すると、停めても構わないとの事。
準備して出発しようとしたら、小屋からおじさんが出て来て、少しお話を。
千石山から桧塚奥峰を周回すると伝えると、詳しく知りたそうだったので地図を出しルートを説明。
「登りは結構大変だと思うよ~気を付けてね」と。前回は川に落ち途中敗退したなんて言えなかった。
出発して林道を少し歩いた所に3人組の女性が。何処に行くのか気になったが挨拶をしてそのまま通過。
そのまま沢まで降り少し上流に行った砂防タムを超え、今回は尾根左岸から尾根芯沿いに登る。
初めから急勾配のザレザレ道で中々登れない。木に掴まりながら体を引き上げて登って行く。
暫く行くと岩にぶち当たり直登出来そうに無いので、巻いて登って行く。
そんな繰り返して800m付近まで登ると、どうにかこうにか普通に立てる所まで来た。
この辺りまで来ると花が満開でとても綺麗。実は山に登ってこんなに咲いている花を見るのは初めてである。
シャクナゲ、ミツバツツジ、シロヤシオにアカヤシオ・・・取り合えず樹木観察ハンドブックに載ってるやつだろう(笑)
花に見とれて写真を撮ってると崖の上の方でガサガサ。誰だと思いきやカモシカの子供が。
暫く目と目が合ったまま、逃げる気配も無いが、こちらもそこまでは登れない。
この最後の崖をカモシカさんに見つめられながら、左から巻いて登るとようやく稜線上に登って来た。
ここからは色々な花が咲いていてとても綺麗。写真を撮りながら進むが、太陽の出るタイミングを待ったりで中々進まない。
何だかんだって150枚位撮ってた。
千石山当りからは一般道で歩きやすく雰囲気の良い道が続くが、ずっと強風で少し寒い。
このご時世、人がいなさそうなコースを選んだがやはり明神岳まで誰とも会わない。
明神岳から桧塚奥峰までは5,6人とすれ違ったが、いつもよりは少ないのか。
グーさんの言う通り桧塚奥峰もまた良い。時間も有るので1時間位ゆっくりしようと思ったのだが、晴れて益々強風が吹き荒れて来た。
風を避けた場所でおにぎりを食べてゆっくりしたが、強風に負け早々と下山する事に。
帰りの林道歩きは逆に風が無く暑くバテ気味に。
帰り道、女性3人組の車はまだ有ったのだがすれ違わなかった。何処に行ったのか。
また今度、機会が有ったらゆっくりしに来よう!!
WinRiver