熱血大歓迎、雨のカワラコバ谷から宮指路岳

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skywalk
記事: 522
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

熱血大歓迎、雨のカワラコバ谷から宮指路岳

投稿記事 by skywalk »

【 日 付 】2012年9月9日(日)
【 山 域 】 鈴 鹿
【メンバー】 単 独
【 天 候 】 曇り、雨
【 ルート 】大石橋9:20>カワラコバ谷>宮指路岳東尾根>宮指路岳12:00>ヤケギ登山道>大石橋

 9月の二週目は天気が悪くて休場かと思っていたら、土曜日の予報では日曜は何とか持ちそうな予報に変わった。朝起きてみると雲は厚くどんよりしていたが、予報を信じて鈴鹿の沢に出かけた。

 今回の修行場は鎌尾根の衝立岩辺りから流れ下る内部川中ノ谷を選んだ。水沢地区の茶畑を走り抜け宮妻キャンプ場へ向かう林道まできたら前日の大雨のせいで通行止めされていた。歩いていくには遠すぎるので、諦めて南の小岐須渓谷に行き先変更。

 小岐須町に入って石灰工場の前を通り過ぎ山の家へ向かう坂道の途中で倒木が道を塞いでいたので下の橋のたもとに車を止め歩く。大石橋までなら歩いても大したことは無い。
 山の家まで来ると、その奥は工事通行止めになっていた。工事箇所の林道は完全に崩壊して重機が置かれていたが、日曜日なので工事は休止中。重機の横の足場を通過して奥へと進む。大石橋から脇の林道に入り沢が二股になったところで左のヤケゴ谷に入った。
 堰堤の上で足ごしらえをしようと靴を脱ぐと早くもヒルが2匹ついている。沢に入るとすぐ二股になっていて、どちらも増水してかなりの水量がある。右俣には小滝が連続しているのが見えたので誘われるようにそちらに入る。右俣はカワラコバ谷なのだが、この時点では忘れていてどの谷に入っているのか分かっていなかった。遡行図もないので適当に行ってみようという訳だ。

 連続する小滝が続いていい出だしだ。小雨が降り出したが、沢に入ってしまえばあまり関係ない。空は暗く谷中ではカメラのピントすら合わない。
IMGP1188.JPG
 曲がりくねった滝。水量が多いし上部は立っている。流心を避けて登ったが、たっぷりのシャワーを浴び早くもずぶ濡れになる。
IMGP1189.jpg
IMGP1189.jpg (28.29 KiB) 閲覧された回数 1581 回
 続いてこの谷一番の大滝が行く手を塞ぐ。水量が多く、すごい迫力に圧倒されここは高巻く。
 普段なら大した水量のない谷だが、前日の雨でかなり増水している。
 階段状の小滝の上に出てみると小さなナメがあった。
 次の階段状の溝滝は快適に登っていけます。
 二条滝はどちらを登りますか。
 少し傾斜の強い滝はどこを登ったんだっけ。
 さらに小滝が連続していく。
 支流からも綺麗な滝が落ちている。
 ナメ状の末広滝はちょっと登り難かった。
IMGP1201.JPG
 次のナメ滝の奥に落ちているのは支流です。流れは右奥に続いていました。
 こちらが本流。上段の直瀑になったところが通過できずに少しだけ巻きました。
 その上の滝は直登オーケー。
 水量が減ってきました。大石の下から流れ出す小滝を見たら終盤です。
 最後は樋状滝で水は無くなっていきます。
 ザレ場を上り詰めて出たところは宮指路岳に直登する東尾根。登山道のヤケギコースは東海展望の岩場を通過するため一本南の尾根です。直登尾根を利用する人はあまりいないと思いますが、赤テープや荷造り用の白テープが所々に巻いてあります。見晴のいい(はずの)岩場に出て真っ白なガスを見ながら昼食にしました。
 昼食を済ませたら、とりあえず宮指路岳に行ってみました。林道は閉鎖されているし、雨も降っているので誰もいる訳ありません。早々に頂上を後にしてヤケギコースで山を下ります。途中で足元をチェックするとヒルが一杯付いています。今までここでヒルを見たことは無かったので油断していました。時々ヒルを落としながら下山しましたが、こんなことならヤケギ谷で沢下りをすれば良かったと後悔しても後の祭り。
 大石橋で最終チェックして林道を歩いていくと靴の中が無図痒い。水場まで来たところで靴を脱ぎ靴下も取ってみると中から吸血したやつが6匹も出てきました。最終チェックが甘かったようです。
 帰りはヒルの大歓迎となりましたが、晴れていればヒルなど気にならないところです。安心してお出かけください。(あくまで単独の場合、グループの場合は結構拾うようです。)
 カワラコバ谷は水量があればそれなりに楽しめるところですが、全体が短いのでヤケギ谷や紺屋谷と組み合わせて周回するのが良いかもしれません。
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 熱血大歓迎、雨のカワラコバ谷から宮指路岳

投稿記事 by 宮指路 »

skywalkさん、こんにちは
今日は台風が来ているので家で大人しくしています。

沢登りとは言え今回は大量の出血サービスでしたね。
特にこの時期、入道や宮指路岳付近はヒルのメッカです。
わざわざ献血をしに行ったようなもんです。

私も先日、神崎川でヒルにやられて足を腫らしましたが、ヒル除けスプレーを足にかけておいても水の中に入ってしまえば効果がなくなるので意味がないですね。

足を6匹もやられたようですが腫れは出ませんでしたか?

                                                                         宮指路
 
skywalk
記事: 522
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 熱血大歓迎、雨のカワラコバ谷から宮指路岳

投稿記事 by skywalk »

宮指路さん、こんばんは。
宮指路 さんが書きました:沢登りとは言え今回は大量の出血サービスでしたね。
特にこの時期、入道や宮指路岳付近はヒルのメッカです。
わざわざ献血をしに行ったようなもんです。
今までヤケギの登山道でヒルの被害にあったことはないので安心していました。
入道は鹿が多いので近寄らないようにしていますが、ヤケギの登山道を鹿が歩いているとも思えないし、ばら撒いているのは人間のような気がします。しかも卵をたっぷり産めるように献血までして。
足を6匹もやられたようですが腫れは出ませんでしたか?
吸血されても何とも無い人もいるようですが、私は体の中に抗体が溜まっているせいか最近はよく腫れます。
沢登はどうせ濡れるから雨が降っていても関係ないなんてとんでもない。雨が降ればヒルの活動性は一気に高くなるので雨降りの日はいくべきじゃありません。
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 熱血大歓迎、雨のカワラコバ谷から宮指路岳

投稿記事 by biwaco »

skywalkさん、沢漬けですね~(@_@;)
カワラコバ谷って、何とも聞き覚えのない谷で、どこにあるやら…

 今回の修行場は鎌尾根の衝立岩辺りから流れ下る内部川中ノ谷を選んだ。水沢地区の茶畑を走り抜け宮妻キャンプ場へ向かう林道まできたら前日の大雨のせいで通行止めされていた。歩いていくには遠すぎるので、諦めて南の小岐須渓谷に行き先変更。


たしか鈴鹿は大雨というのに、ようやりますね。おそろしや~(@_@;)

 堰堤の上で足ごしらえをしようと靴を脱ぐと早くもヒルが2匹ついている。沢に入るとすぐ二股になっていて、どちらも増水してかなりの水量がある。右俣には小滝が連続しているのが見えたので誘われるようにそちらに入る。右俣はカワラコバ谷なのだが、この時点では忘れていてどの谷に入っているのか分かっていなかった。遡行図もないので適当に行ってみようという訳だ。


なんとも、ワイルドだぜーのスギちゃんバージョンですね。(^_-)

 連続する小滝が続いていい出だしだ。小雨が降り出したが、沢に入ってしまえばあまり関係ない。空は暗く谷中ではカメラのピントすら合わない。
 曲がりくねった滝。水量が多いし上部は立っている。流心を避けて登ったが、たっぷりのシャワーを浴び早くもずぶ濡れになる。


やはり大雨のあとは迫力が違いますね~(^o^)
高巻きなどなしで遡行できるんですか?

 昼食を済ませたら、とりあえず宮指路岳に行ってみました。林道は閉鎖されているし、雨も降っているので誰もいる訳ありません。早々に頂上を後にしてヤケギコースで山を下ります。途中で足元をチェックするとヒルが一杯付いています。今までここでヒルを見たことは無かったので油断していました。時々ヒルを落としながら下山しましたが、こんなことならヤケギ谷で沢下りをすれば良かったと後悔しても後の祭り。


うわっ!やっぱりねー(@_@;) これやから、雨のあとはイヤなんですがな!

 大石橋で最終チェックして林道を歩いていくと靴の中が無図痒い。水場まで来たところで靴を脱ぎ靴下も取ってみると中から吸血したやつが6匹も出てきました。最終チェックが甘かったようです。


ろ、ろ、6匹とは、のッぴきならぬ(>_<) ガードが甘いのかヒル海戦術には手の打ちようがないのか…?

 帰りはヒルの大歓迎となりましたが、晴れていればヒルなど気にならないところです。安心してお出かけください。(あくまで単独の場合、グループの場合は結構拾うようです。)


大歓迎って、「大攻勢」の間違いでは? 言葉は正しく使いましょうね~(^^)/
biwa爺は鈴鹿の沢はあまりヒルのいない神崎川あたりが好きだなあ。

             ~biwaco
skywalk
記事: 522
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: 熱血大歓迎、雨のカワラコバ谷から宮指路岳

投稿記事 by skywalk »

biwacoさん、こんばんは。
biwaco さんが書きました:skywalkさん、沢漬けですね~(@_@;)
カワラコバ谷って、何とも聞き覚えのない谷で、どこにあるやら…
宮指路岳へ登る一般道はヤケギコースとカワラコバコースがあって、ヤケギ谷には長いナメなんかもあって遡行の対象にもなっています。
カワラコバ谷は短くて普段の水量も少ないので遡行の記録もあまりありません。
たしか鈴鹿は大雨というのに、ようやりますね。おそろしや~(@_@;)
この日は前日の大雨で迫力ある遡行を楽しめたのですが・・
なんとも、ワイルドだぜーのスギちゃんバージョンですね。(^_-)
スギちゃんも10mダイブで大怪我をしたとか。うかつに滝壺ダイブできませんね。
やはり大雨のあとは迫力が違いますね~(^o^)
高巻きなどなしで遡行できるんですか?
一つ目のゴルジュ滝は何とかクリア出来ましたが、次の大きな滝は完全にお手上げ。高巻きましたが、ヤブに突っ込む心配はないので、ちゃんと沢に戻れます。
うわっ!やっぱりねー(@_@;) これやから、雨のあとはイヤなんですがな!
雨の後というか、小雨は降り続いていました。雨後の濡れ落ち葉の上など立ち止まらないようにして気をつけていますが、この日は逃げようがありませんでした。ブヨ避けのエアーサロンパスを持っていたので吹き付けておけば多少効果があったかも。
ろ、ろ、6匹とは、のッぴきならぬ(>_<) ガードが甘いのかヒル海戦術には手の打ちようがないのか…?
尖閣諸島と同じでほとんど無防備でした。
大歓迎って、「大攻勢」の間違いでは? 言葉は正しく使いましょうね~(^^)/
biwa爺は鈴鹿の沢はあまりヒルのいない神崎川あたりが好きだなあ。
さすが私より日本語を長く使っているだけのことはありますね。先輩のご忠告は心して聞いておきましょう。
休日の神崎川は快適ですが、平日に行ったら蛇だらけでした。こんな処で遊んでいたかと思うと気持ち悪くなるくらいですが、蛇など気にしない人もいるでしょうね。私はどちらもだめですが。こんな弱気なこと言ってたらアウトドアなんか出来ないか。蛇なんか晩のおかずに捕まえるくらいでないとね。
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