薬師岳

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宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

薬師岳

投稿記事 by 宮指路 »

「日付」平成24年8月10日~11日 
「天気」晴れ
「山名」薬師岳(百名山) 「メンバー」単独
「コースタイム」
10日 8:30立山室堂~13:00五色ヶ原~18:30スゴ乗越小屋
11日 5:00スゴ乗越小屋~8:30薬師岳~12:00太郎平~15:00折立

以前から登りたかった薬師岳だが折立から往復では芸がないので、立山室堂から縦走することにした。
通常2泊3日のコースだが軽装で小屋泊まり一泊二日とした。

前夜、名古屋駅から夜行バスに乗って、早朝富山駅に着き、そこから電車・ケーブルカー・高原バスを乗り継いで室堂に着いた。
立山室堂に着くと快晴で雄山、別山、剣岳も良く見えた。5年前に別山乗越を越えて剣岳に向かったことを思い出す。
室堂から出発する登山者はほとんどが雄山に向かって行った。

雄山を左手に見ながら急な登り坂を浄土山に向かって登って行く。浄土山から眺める竜王山は立派な形をしていたが今日の行程を考えると竜王山のピークは諦めざるをえなかった。
P8100015.JPG
竜王山~獅子岳の間は途中に雪渓もあり、全体に荒涼とした岩場のアップダウンが続く。

獅子岳まで来ると五色ヶ原の台地にメルヘンチックな赤い屋根の小屋が遠くに見えた。
P8100025.JPG
佐々成正の針ノ木越えでで有名なザラ峠に向かって500mも下り、長い距離を登り返してやっと五色ヶ原の台地に着いた。
五色ヶ原はその名からお花畑を連想しがちだが実際は花の少ない緑の草原である。
木道の先に赤い屋根の五色ヶ原山荘が見えてくる。
P8100030.JPG
五色ヶ原山荘でゆっくりしたかったがここですでに13時を過ぎていたので先を急いだ。

鳶山から越中沢岳までは緩やかな登りと急な下りを繰り返す。途中、雷鳥に出くわしたが人馴れしているのかなかなか逃げなかった。越中沢岳の山頂付近で携帯が通じたので、山小屋に18時までには着きますと電話した。

その後、スゴ峠までの登りが急で足に乳酸が溜まる一方だった。しかし時間はもう17時だったのでゆっくりは出来ず体に鞭打って先に進んだ。スゴ峠を下ってももう一つ小ピークを越えて又下り、小屋まで最後の急な登りをヒイヒイ言いながら登って行くが道も荒れていて疲れがピークに達した。

辺りも暗くなりかけて来たがそれでも山小屋になかなか着かず、まだかまだかと思いながら登っているとやっと山小屋に到着した。小屋の入口で何故か宿の主人が私を待っていてくれたようだった。小屋に入ると食事は私の分だけが残されていて一人食堂に通された。
でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。
又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。

翌朝、小屋を5時に出発し、間山を越え薬師岳に向かった。
途中、小ピークを越え切り立った稜線を通過すると北薬師岳に到着する。
北薬師岳から見る薬師岳はどっしりしていて山頂には小屋らしい建物が見えるが、近づいて見ると大きな祠だと分かる。
P8110059.JPG
やっと山頂に着くと嬉しさが込み上げてきた。百名山60座目の登頂である。
山頂の三角点は百名山にしては貧弱だった。
山頂からは赤牛岳~水晶岳~槍ヶ岳などの北アルプスの山並みが良く見えまずまずの展望だった。読売新道はまだ未踏なので是非とも歩いてみたいと思った。

山頂からの下りはなだらかで、小さい岩ばかりの道を薬師岳山荘まで下りる。
振り返ると山荘をバックに薬師岳が堂々と構えていた。
そこからテント場のある薬師峠を越えて太郎平に向かう。太郎平までは登山者もまばらで静かだったが太郎平小屋に着くと急に登山者が増えてきた。

太郎平小屋から折立までの道は広くて整備されていて歩き易そうだが、時折石がゴロゴロしている場所もあるので下りは必ずしも歩き易いとは言い難かった。

この日はさすがお盆休みの初日だけあって多くのテント装備の若者とすれ違った。
P8110082.JPG
若い女性が多いのはさすが北アルプスであるが明日からの天気を考えるとやや気の毒な気もする。
長い下り坂も後半は普通の歩きにくい土混じりの登山道になり、最後は急な下りとなって思ったより距離があった。
愛知大学の大きな慰霊塔が見えるとやっと登山口に到着である。
結局、折立に着いたのはバスの時間ギリギリの15時前だった。


                                宮指路
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 薬師岳

投稿記事 by kitayama-walk »

 宮指路さん、こんばんは。
 百名山推進委員会・副委員長のkitayama-walkです。

 またまた百名山の薬師岳(60座目)を踏んできましたね。しかも、太郎平からのピストンではなく、室堂からの縦走。さらに、これを
1泊2日で歩く。これは並大抵ではありませんね。初日、2日目とも行動時間が10時間です。さぞかしお疲れのことでしたでしょうね。

 実は、私も昨年、折立から太郎平⇒薬師岳⇒室堂と縦走しています。しかも、このときは、単独ではなく4人グループで、女性が
いたことから、ゆっくり縦走となり、太郎平小屋、スゴ乗越小屋、五色ヶ原山荘と3泊もしました。この縦走コースは、初日薬師岳山
荘、2回目五色ヶ原山荘と、通常2泊3日でしょうね。
剱岳(左)と立山-鳶山から-手前に見えるのは五色ヶ原山荘
剱岳(左)と立山-鳶山から-手前に見えるのは五色ヶ原山荘
http://kitayamawa.exblog.jp/15194632/
http://kitayamawa.exblog.jp/15239504/
http://kitayamawa.exblog.jp/15243006/
http://kitayamawa.exblog.jp/15271035/

 私が登ったのは7月中旬だったので、北薬師岳から薬師岳を眺めたときには、カールにかなり雪が残っていて、なかなかよかった
です。山頂は貧弱な印象を受けましたか。でも、まあ景色がいいので満足することはできたのではないでしょうか。
北薬師岳から薬師岳を望む
北薬師岳から薬師岳を望む
 スゴ乗越小屋から鳶山まではアップダウンが連続するところでかなり体力を消耗するのではないでしょうか。スゴ乗越小屋からスゴ
乗越まではかなり下ったという覚えがあるので、宮指路さんがこれをヒイヒイ言いながら登り返したという感じはよく分かりますね。暗く
なりかけても、なかなか着かないときの気持ちも分かります。でも、何とか辿り着いてよかったですね。ビールもさぞかし美味かったで
しょう。小屋は水には不自由しなかったと思います。
スゴ乗越小屋
スゴ乗越小屋
スゴ乗越付近から薬師岳を眺望しています
スゴ乗越付近から薬師岳を眺望しています
 スゴ乗越小屋付近からは、赤牛岳から水晶岳にかけての眺望がありますが、言われるように読売新道を歩いてみたいと思っていま
す。赤牛岳は百名山ではなく二百名山ですが、もっともアプローチに時間のかかる山ですね。奥深い山ということです。高瀬ダム→黒
部ダムか、その逆ルートか、どちらかいいと思いますか?
written by kitayama-walk
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わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 薬師岳

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、宮指路さん。

以前から登りたかった薬師岳だが折立から往復では芸がないので、立山室堂から縦走することにした。
通常2泊3日のコースだが軽装で小屋泊まり一泊二日とした。

こちらの方が断然いいですねえ。

獅子岳まで来ると五色ヶ原の台地にメルヘンチックな赤い屋根の小屋が遠くに見えた。

この景色はいいですよね。
昔のことですが目に焼き付いています。


佐々成正の針ノ木越えでで有名なザラ峠に向かって500mも下り、長い距離を登り返してやっと五色ヶ原の台地に着いた。

ここを越えたんでしたか。知らなかった。

辺りも暗くなりかけて来たがそれでも山小屋になかなか着かず、まだかまだかと思いながら登っているとやっと山小屋に到着した。小屋の入口で何故か宿の主人が私を待っていてくれたようだった。小屋に入ると食事は私の分だけが残されていて一人食堂に通された。
でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。
又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。

良い感じですね。

やっと山頂に着くと嬉しさが込み上げてきた。百名山60座目の登頂である。

もう60ですか。私はいくつかなあ?

山頂の三角点は百名山にしては貧弱だった。

薬師は大きな山ですが、山頂はあまりピンときませんね。

山頂からは赤牛岳~水晶岳~槍ヶ岳などの北アルプスの山並みが良く見えまずまずの展望だった。読売新道はまだ未踏なので是非とも歩いてみたいと思った。

赤牛の山容はどこからでも目について印象的です。

愛知大学の大きな慰霊塔が見えるとやっと登山口に到着である。
結局、折立に着いたのはバスの時間ギリギリの15時前だった。

ここに愛大の慰霊塔があるんですか。
お疲れ様でした。
やっぱりアルプスはいいなあ。 :idea:

さて松高の応援に行こうっと。 :!:

                                     わりばし
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 薬師岳

投稿記事 by 緑水 »

ヤブコギにアクセスができるようになりましたよ。当たり前なんだろうケドサ、忘れていくことの多いこと。 :mrgreen:
宮指路 さんが書きました:「日付」平成24年8月10日~11日 
「天気」晴れ
「山名」薬師岳(百名山) 「メンバー」単独
「コースタイム」
10日 8:30立山室堂~13:00五色ヶ原~18:30スゴ乗越小屋
11日 5:00スゴ乗越小屋~8:30薬師岳~12:00太郎平~15:00折立
酔うやりまんナア、オン齢で。緑ちゃんも一時期頭が可笑しくなってたんだろうな。
歩いてますよ。
新穂高から三俣蓮華、ココでは高校生かなのガールに(お父さんぐらい頑張ってるーのエール)、黒部五郎岳の小屋はでわ(部屋が空いてるのに詰め詰めに扱い。悪い印象が残ってるよ。)
薬師小屋の想い出はないのさ?、五色の小屋では(山から降りたら結婚するののガールとお話が楽しかったなあ。)人との出会いは思い出を鮮明に残してくれますよね。
五色の想い出を背に乗せて真っ暗けの中出発だでしたね、立山めぐって帰った、ゼンゼン疲れは感じなかったですよ。


竜王山~獅子岳の間は途中に雪渓もあり、全体に荒涼とした岩場のアップダウンが続く。
五色ヶ原はその名からお花畑を連想しがちだが実際は花の少ない緑の草原である。
盆頃では花もオシマイなのでは、7月の内が好いと思うけどなあ。
未だいっぱい雪が残ってたから7月だったんだ。

小屋まで最後の急な登りをヒイヒイ言いながら登って行くが道も荒れていて疲れがピークに達した。
小屋の入口で何故か宿の主人が私を待っていてくれたようだった。小屋に入ると食事は私の分だけが残されていて一人食堂に通された。
でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。
又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。
小屋のおやじも心配するだろうよ、五色から5時間あるだろうから。
可愛いお姉さんパチリンコしませんでしたの?笑顔は癒されるよね。高いビールをもう一本なんてね、お姉さんにも勧めてね。 :lol:

北薬師岳から見る薬師岳はどっしりしていて山頂には小屋らしい建物が見えるが、近づいて見ると大きな祠だと分かる。
P8110059.JPG
やっと山頂に着くと嬉しさが込み上げてきた。百名山60座目の登頂である。
山頂の三角点は百名山にしては貧弱だった。
これも愛大生の遭難碑じゃなかったかなあ。
当時この遭難ニュースに耳がたってました、後映画にもなったのかなあ。(牛首山間違いない、ドンドンいくが黒部への絶壁だ・・・)
GPSあるいまなら考えられない、記憶残る大量遭難ですね。

若い女性が多いのはさすが北アルプスであるが明日からの天気を考えるとやや気の毒な気もする。
愛知大学の大きな慰霊塔が見えるとやっと登山口に到着である。
結局、折立に着いたのはバスの時間ギリギリの15時前だった。
とき時間に追われる山遊びも、基礎作りかな(^^)
100名山バカにする人も居るけど、時期をずらせば静かで安全な山です。
一山一山また訪ねたくなってますよ。

クシロさんホンマ好いと思いますよ。

                      緑水

                                
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 薬師岳

投稿記事 by 宮指路 »

kitayama-walkさん、こんばんは。

またまた百名山の薬師岳(60座目)を踏んできましたね。しかも、太郎平からのピストンではなく、室堂からの縦走。さらに、これを
1泊2日で歩く。これは並大抵ではありませんね。初日、2日目とも行動時間が10時間です。さぞかしお疲れのことでしたでしょうね。
 

ただ単に宿泊代の節約です。8000円×2日は痛いですからね
それにyabukogiのベテランさんはこのくらいの距離はへっちゃらで歩くようですからあまり自慢になりません。

実は、私も昨年、折立から太郎平⇒薬師岳⇒室堂と縦走しています。しかも、このときは、単独ではなく4人グループで、女性が
いたことから、ゆっくり縦走となり、太郎平小屋、スゴ乗越小屋、五色ヶ原山荘と3泊もしました。この縦走コースは、初日薬師岳山
荘、2回目五色ヶ原山荘と、通常2泊3日でしょうね。


折立からだと登る距離が長そうなので、ここから一日でスゴの小屋までは無理と思いました。

 私が登ったのは7月中旬だったので、北薬師岳から薬師岳を眺めたときには、カールにかなり雪が残っていて、なかなかよかった
です。山頂は貧弱な印象を受けましたか。でも、まあ景色がいいので満足することはできたのではないでしょうか。


山頂は百名山らしい雰囲気はありましたが三角点が端にあり寂しそうでした。
P8110071.JPG
 スゴ乗越小屋から鳶山まではアップダウンが連続するところでかなり体力を消耗するのではないでしょうか。スゴ乗越小屋からスゴ
乗越まではかなり下ったという覚えがあるので、宮指路さんがこれをヒイヒイ言いながら登り返したという感じはよく分かりますね。


越中沢岳から急なアップダウンが何度もあり、それに道も景色も良くなかったので疲れました。

なりかけても、なかなか着かないときの気持ちも分かります。でも、何とか辿り着いてよかったですね。ビールもさぞかし美味かったで
しょう。小屋は水には不自由しなかったと思います。


ビールも水も美味しかったです。

 スゴ乗越小屋付近からは、赤牛岳から水晶岳にかけての眺望がありますが、言われるように読売新道を歩いてみたいと思っていま
す。赤牛岳は百名山ではなく二百名山ですが、もっともアプローチに時間のかかる山ですね。奥深い山ということです。高瀬ダム→黒
部ダムか、その逆ルートか、どちらかいいと思いますか?


2年前に高瀬ダムから裏銀座コースを水晶岳まで登りました。
その時、たまたま小屋で一緒だった登山者から読売新道を一緒に下りませんかと誘われましたが結局諦めて、来た道を戻りました。
赤牛岳に登れなかったのは少し悔やみが残りました。
水晶岳
水晶岳
水晶岳から望む赤牛岳
水晶岳から望む赤牛岳
                                                                     宮指路                                                      
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 薬師岳

投稿記事 by 宮指路 »

わりばしさん、こんばんは

松坂高校負けてしまいましたね。あの一回が悔やまれますね

以前から登りたかった薬師岳だが折立から往復では芸がないので、立山室堂から縦走することにした。
通常2泊3日のコースだが軽装で小屋泊まり一泊二日とした。
こちらの方が断然いいですねえ。

2000m以上ありますから涼しいことは保障されますね。

獅子岳まで来ると五色ヶ原の台地にメルヘンチックな赤い屋根の小屋が遠くに見えた。この景色はいいですよね。
昔のことですが目に焼き付いています。


おおわりばしさんもそんな思い出がありましたか?きっと学生時代ですね
P8100031.JPG
辺りも暗くなりかけて来たがそれでも山小屋になかなか着かず、まだかまだかと思いながら登っているとやっと山小屋に到着した。小屋の入口で何故か宿の主人が私を待っていてくれたようだった。小屋に入ると食事は私の分だけが残されていて一人食堂に通された。
でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。
又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。
良い感じですね。

バイトの娘さんも良い感じでしたが、宿の主人が出発する時も見送ってくれたのには驚きました。

やっと山頂に着くと嬉しさが込み上げてきた。百名山60座目の登頂である。もう60ですか。私はいくつかなあ?

ここまで来るとなんとかやり遂げたいですね

山頂の三角点は百名山にしては貧弱だった。薬師は大きな山ですが、山頂はあまりピンときませんね。

雲ノ平から見ると薬師岳の雄大な山容を感じますが、縦走路からだとそれほど思わないですね。

赤牛の山容はどこからでも目について印象的です。
赤牛岳.JPG
愛知大学の大きな慰霊塔が見えるとやっと登山口に到着である。
結局、折立に着いたのはバスの時間ギリギリの15時前だった。
ここに愛大の慰霊塔があるんですか。

この慰霊塔は登山道の途中にあり、しかも大きいので結構目立ちますね。
慰霊塔.jpg

宮指路
                               
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 薬師岳

投稿記事 by 宮指路 »

緑水さん、こんばんは

新穂高から三俣蓮華、ココでは高校生かなのガールに(お父さんぐらい頑張ってるーのエール)、黒部五郎岳の小屋はでわ(部屋が空いてるのに詰め詰めに扱い。悪い印象が残ってるよ。)
薬師小屋の想い出はないのさ?、五色の小屋では(山から降りたら結婚するののガールとお話が楽しかったなあ。)人との出会いは思い出を鮮明に残してくれますよね。
五色の想い出を背に乗せて真っ暗けの中出発だでしたね、立山めぐって帰った、ゼンゼン疲れは感じなかったですよ。


スゴ乗越小屋は泊まらなかったのですね。当時は避難小屋だったのでしょうか?
私は黒部五郎小屋にも五色ヶ原山荘にも泊まったことがないですが緑水さんが若かりし頃はいろんな思い出があったんですね。

[quote]竜王山~獅子岳の間は途中に雪渓もあり、全体に荒涼とした岩場のアップダウンが続く。
五色ヶ原はその名からお花畑を連想しがちだが実際は花の少ない緑の草原である。

盆頃では花もオシマイなのでは、7月の内が好いと思うけどなあ。
未だいっぱい雪が残ってたから7月だったんだ。


花の盛りはもう過ぎていたのかもしれませんね
でも北海道で花を沢山見てきているので少々の花では感動しないんですヨ

小屋のおやじも心配するだろうよ、五色から5時間あるだろうから。
可愛いお姉さんパチリンコしませんでしたの?笑顔は癒されるよね。高いビールをもう一本なんてね、お姉さんにも勧めてね。 :lol:


残念ながらパチリん子はありませんでしたねぇ~。疲れきっていてそんな余裕がありゃしませんって野暮なこと言うもんじゃありませんね

これも愛大生の遭難碑じゃなかったかなあ。
当時この遭難ニュースに耳がたってました、後映画にもなったのかなあ。(牛首山間違いない、ドンドンいくが黒部への絶壁だ・・・)
GPSあるいまなら考えられない、記憶残る大量遭難ですね。


明神平で小学校12人がビバークしましたね。あんな低山でも一度道を間違えるとなかなか戻れなかったのかなぁ~。何人も引率していると戻りにくいんでしょうね。
雨が降っていたから焦りもあったんでしょうけど、事前に下調べくらいはすべきだったでしょうね


とき時間に追われる山遊びも、基礎作りかな(^^)
100名山バカにする人も居るけど、時期をずらせば静かで安全な山です。
一山一山また訪ねたくなってますよ。


山から下りてきたら首が痛くて一日寝込んでいました。薬師岳に登って病気を拾って来たのかもしれません。
ヤブコギネットの中で百名山をやる人は少ないですが、そんな中でもコメントを貰えるのはありがたいことですね。

                                                             宮指路
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

薬師岳の遭難事故

投稿記事 by kitayama-walk »

> これも愛大生の遭難碑じゃなかったかなあ。当時この遭難ニュースに耳がたってました、後映画にもなったのかなあ。
> (牛首山間違いない、ドンドンいくが黒部への絶壁だ・・・)GPSあるいまなら考えられない、記憶残る大量遭難ですね。


 薬師岳の愛知大学山岳部の大量遭難(13人)は遭難史上に残るものですね。折立の登山口からすぐの左手には、昭和38年1月薬師岳
で遭難した愛知大学山岳部の13人の慰霊塔が建っています-愛知大学山岳部13人のパーティは昭和38年1月薬師岳頂上をめざしたが、
後に ”サンパチ豪雪” と名付けられた豪雪吹雪の中で山頂を目前にして登頂断念、下山途中ルートを誤って東南尾根を下り、13人全員が
遭難死したのです-この事故を教訓に、富山県警に山岳警備隊が結成されたことは有名ですね。薬師平と呼ばれるところにも、大きなケル
ンがありましたが、これも愛知大の遭難事故の慰霊碑になっています。あと、避難小屋跡にもケルンがあり、これにも慰霊の銘板がありま
すね。
折立登山口にある愛大生の慰霊塔
折立登山口にある愛大生の慰霊塔
避難小屋跡のケルンにある慰霊板
避難小屋跡のケルンにある慰霊板
 「映画になった」「牛首山」「黒部への絶壁」と聞くと、これは松本清張の短編推理小説「遭難」(黒い画集)ですね。これは鹿島槍が舞台に
なっています。この小説は、ベテラン、中堅、初心者の3人パーティで、冷池山荘から鹿島槍に登り、八峰キレットを経て五竜岳に向かう予定
だったところ、悪天候のため八峰キレットの手前で引き返すことになったのですが、鹿島槍南峰から布引岳に向かう尾根を間違えて、黒部渓
谷に落ちる牛首尾根に迷い込んでしまい、その結果、中堅登山者が死亡するという遭難事故が起こります。もちろん、これは事故ではなく、
ある動機のもとに殺人が行われたという設定になっています。布引尾根と牛首尾根が実によく似ており、濃い霧の中で故意に「間違えた」と
いうことになっていますね。松本清張は、この尾根を歩いたこともないのに、実にリアルな表現がなされていることにはびっくりしますね。
written by kitayama-walk
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 薬師岳

投稿記事 by たんぽぽ »

百名山推進委員長の946さん、こんばんは。

委員長ともなると百座を目指すパワーが違いますね。
自分も70座くらい(ウロ覚えなところが委員の資格ナシ)踏んでいますが、この頃は5年に1座くらいのペースです。
百歳までには百座踏めるやろか~(そんなに生きておらんわな)
946さんはもう10年もしないうちに完登できますね!

でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。
又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。

姉ちゃんはきれいでメシも美味いよ~♪
小屋泊まりは天国やね~
スゴ乗越小屋なら夜も快適でしたでしょう。

北薬師岳から見る薬師岳はどっしりしていて山頂には小屋らしい建物が見えるが、近づいて見ると大きな祠だと分かる。
金色の薬師様もお変わりなかったでしょうか。
DSCN5178-s.JPG
山頂からは赤牛岳~水晶岳~槍ヶ岳などの北アルプスの山並みが良く見えまずまずの展望だった。読売新道はまだ未踏なので是非とも歩いてみたいと思った。
読売新道から外れたず~っと下に薬師見平という別天地があります。
四つの圏谷群が屏風のように立ちはだかる景色が目に浮かぶ、北アで一番行ってみたいところです。

若い女性が多いのはさすが北アルプスであるが明日からの天気を考えるとやや気の毒な気もする。
元山ガ評論家の946さんだけあって、女性への心配りも忘れませんね。

結局、折立に着いたのはバスの時間ギリギリの15時前だった。
お疲れさまでした。
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 薬師岳の遭難事故

投稿記事 by 緑水 »

kitayama-walk さん おはようゴザいまあ~す。涼しい朝ですね。飽きだ秋だと虫が鳴いてますよ。

どうも御指摘ありがとうございました、出会いヤブサイトの醍醐味ですね。コレもナニカのご縁ヨロシクです。 ;)

kitayama-walk さんが書きました:> これも愛大生の遭難碑じゃなかったかなあ。当時この遭難ニュースに耳がたってました、後映画にもなったのかなあ。
> (牛首山間違いない、ドンドンいくが黒部への絶壁だ・・・)GPSあるいまなら考えられない、記憶残る大量遭難ですね。
 

アハ、間違いですよ。地図見ればすぐ判ること。答案用紙は0点だね。
薬師岳の愛知大学山岳部の大量遭難(13人)は遭難史上に残るものですね。の登山口からすぐの左手には、昭和38年1月薬師岳
で遭難した愛知大学山岳部の13人の慰霊塔が建っています-愛知大学山岳部13人のパーティは昭和38年1月薬師岳頂上をめざしたが、
後に ”サンパチ豪雪” と名付けられた豪雪吹雪の中で山頂を目前にして登頂断念、
折立から太朗平へは一昨年に亮太郎と登りましたですよ。ビワジイにそそのかされてさ。遭難碑も見てるよ、公園だね。
薬師沢へ釣にも行ってるけど高天原は未訪なんですよ。
気楽に行ける様に、有峰林道を開放しろ言いたいね。

サンパチ豪雪覚えてますよ、ガンガン山に入ってた頃だから。
鈴鹿の三口谷は完全に雪に埋まりV字の雪谷を、出会う登山者とラッセル何時間掛かったのかなあ?夕刻に山頂に立ちましたがな。
各地の山里はコレを切っ掛けに山を捨てたとです。油坂の11mを越す雪にローリが閉ざされて自衛隊が出動のニュースもね。

 「映画になった」「牛首山」「黒部への絶壁」と聞くと、これは松本清張の短編推理小説「遭難」(黒い画集)ですね。これは鹿島槍が舞台に
なっています。この小説は、ベテラン、中堅、初心者の3人パーティで、冷池山荘から鹿島槍に登り、八峰キレットを経て五竜岳に向かう予定
だったところ、悪天候のため八峰キレットの手前で引き返すことになったのですが、鹿島槍南峰から布引岳に向かう尾根を間違えて、黒部渓
谷に落ちる牛首尾根に迷い込んでしまい、
アハ!そうだそうだよ、山の月なんてね。
先輩のヨメとデキちゃった大學の後輩かな?粛清されたんだ。

列車中でチョイ匂わしてさ、夜行で寝不足にさすんだよね。
天気は悪くなるも知ってるし、帰る尾根知っていて間違うんだ。

ナンかいま思うと陰湿な先輩だね、山友はえら花アカンなです。 :roll:
どうもありがとうございました。
またうんちくをです。

知りながら間違い書く緑ちゃん、この程度のノウです。ヨロシク

                緑水
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 薬師岳

投稿記事 by 宮指路 »

たんぽぽさん、レスありがとうございます。

委員長ともなると百座を目指すパワーが違いますね。
自分も70座くらい(ウロ覚えなところが委員の資格ナシ)踏んでいますが、この頃は5年に1座くらいのペースです。
百歳までには百座踏めるやろか~(そんなに生きておらんわな)


後30座ならもうすぐですがな。でも北海道が多く残っていると旅費が大変です。
定年後にカーフェリーでゆっくり行く手もありますね
私もそれまで体力が持てばその手を狙っているんですが


でも可愛いバイトのお姉さんが食事の用意をしてくれたので疲れもいっぺんに吹き飛んだ。
又疲れきった体にビールが最高に美味かった。食事も良かった。

姉ちゃんはきれいでメシも美味いよ~♪
小屋泊まりは天国やね~
スゴ乗越小屋なら夜も快適でしたでしょう。


お姉さんが可愛いと疲れが吹っ飛びますね
ランプの小屋で趣がありましたが疲れていてバタンキューでした。

北薬師岳から見る薬師岳はどっしりしていて山頂には小屋らしい建物が見えるが、近づいて見ると大きな祠だと分かる。
金色の薬師様もお変わりなかったでしょうか。

きれいなご尊顔をちゃ~んと拝んできましたよ

山頂からは赤牛岳~水晶岳~槍ヶ岳などの北アルプスの山並みが良く見えまずまずの展望だった。読売新道はまだ未踏なので是非とも歩いてみたいと思った。
読売新道から外れたず~っと下に薬師見平という別天地があります。
四つの圏谷群が屏風のように立ちはだかる景色が目に浮かぶ、北アで一番行ってみたいところです。


ネットで検索すると高天原温泉小屋から谷沿いに向かった記録がありますね。かなりの悪路で12時間くらいかかったようです。
赤牛岳から尾根を下った方が楽なような気がします。

若い女性が多いのはさすが北アルプスであるが明日からの天気を考えるとやや気の毒な気もする。
元山ガ評論家の946さんだけあって、女性への心配りも忘れませんね。

天気が悪いにもかかわらずこれだけの登山者が押し寄せるのはさすが北アルプスですね。

                                                        宮指路
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宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 薬師岳の遭難事故

投稿記事 by 宮指路 »

Kitayama-walkさん、こんにちは

「映画になった」「牛首山」「黒部への絶壁」と聞くと、これは松本清張の短編推理小説「遭難」(黒い画集)ですね。これは鹿島槍が舞台になっています。この小説は、ベテラン、中堅、初心者の3人パーティで、冷池山荘から鹿島槍に登り、八峰キレットを経て五竜岳に向かう予定だったところ、悪天候のため八峰キレットの手前で引き返すことになったのですが、鹿島槍南峰から布引岳に向かう尾根を間違えて、黒部渓谷に落ちる牛首尾根に迷い込んでしまい、その結果、中堅登山者が死亡するという遭難事故が起こります。

3年前に扇沢~鹿島槍~五竜岳の縦走をやっていますが、嵐のような雨に遭い大変な思いをしました。
八峰キレットよりもむしろその先の岩場の通過がヤバかったです。でも引き返そうとは思いませんでした。70歳くらいのおばちゃんも通過しようとしていましたがさすがに引き返したようでした。
その時は冷池山荘と五竜山荘の二泊でしたが、今度やるならキレット小屋で一泊ですね。

今回もスゴの頭付近で荒れたら大変だったと思いますが、天気が荒れるようだったら五色ヶ原山荘に引き返すことを考えていました。

布引尾根と牛首尾根が実によく似ており、濃い霧の中で故意に「間違えた」ということになっていますね。

地形図を見るとむしろ牛首尾根に引き込まれそうですね。鈴鹿の太尾周回コースでもこんな分岐がありました。


松本清張は、この尾根を歩いたこともないのに、実にリアルな表現がなされていることにはびっくりしますね。

ヤブコギネットのように詳しいレポを読んだのでしょうか?

        
                                    宮指路
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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鹿島槍⇒五竜岳

投稿記事 by kitayama-walk »

 宮指路さん、こんにちは。

> 3年前に扇沢~鹿島槍~五竜岳の縦走をやっていますが、嵐のような雨に遭い大変な思いをしました。
> 八峰キレットよりもむしろその先の岩場の通過がヤバかったです。でも引き返そうとは思いませんでした。
> 70歳くらいのおばちゃんも通過しようとしていましたが、さすがに引き返したようでした。
> その時は冷池山荘と五竜山荘の二泊でしたが、今度やるならキレット小屋で一泊ですね。


 私も同じく、扇沢⇒鹿島槍⇒五竜岳⇒大見尾根をやったことがあるので、いつだったかと調べてみたら、2008/9/21-23のことでした。
このときも、初日、2日目と天気が悪く、特に冷池山荘⇒五竜山荘までの間がハイライトなので、生憎の悪天、強雨に晒され、苦労した
記憶があります。止まった小屋は、宮指路さんと同じで、冷池小屋と五竜山荘でした。この方向だと、五竜山頂を越えて、五竜山荘に
到達しますね。最終日は天気が回復したので、もう一度五竜岳山頂に登り直しました。

 70歳のおばあちゃんには負けてはいられないと奮い立ったのでしょうか。でも、無理は禁物ですね。昨日も槍の穂先で関電不動産の
社長が落雷に遭って死亡するという事故が起きています。私も、8/17-19と南アルプスに行きましたが、やはり雷が怖かったです。

http://kitayamawa.exblog.jp/8828133/
http://kitayamawa.exblog.jp/8829878/
やばそうな岩峰のトラバース
やばそうな岩峰のトラバース
遠見尾根から見る鹿島槍
遠見尾根から見る鹿島槍
written by kitayama-walk
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