【台高】木屋谷川遡行(奥山谷出会いで撤退)
Posted: 2012年8月04日(土) 17:47
【 日 付 】2012年8月4日(土)
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】くもりのち雨
【 ルート 】駐車地 8:00 --- 9:00 万歳橋 9:15 --- 11:00奥山谷出会 --- 12:20万歳橋 --- 13:00駐車地
予定より1時間遅く7時半過ぎに崩壊した橋の手前の駐車スペースに到着すると工事の人たちがいた。土曜日も工事を続けているらしい。挨拶して駐車させてもらう。気のいい人たちだ。
津を出るときには晴れていたのだが、こちらは曇り空。山頂付近はガスガスのようだ。準備をして出発。まずは1時間の長い林道歩きだ。林道はあちこちで崩壊しており、橋が通れるようになったとしても登山口まで車で来れるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。 万歳橋の看板に買い物袋に入ったスニーカーが掛けてある。釣りの人だろうか。沢装備になり、橋を渡った左岸から入渓。しばらくは岩間の小滝歩きだ。最初はおとなしくなるべく水にぬれないように、深いところは巻きながら歩いていたのだが、面倒くさくなって深いところは泳いで、滝はなるべく直登することにする。やっぱりこの方が気持ちがいい。ただ、ザックに入っているロープが水を吸って急に重くなる。ロープを入れた状態で泳ぐのは初めてだが、それなりに泳げるものだ。 ワサビ谷手前の大釜の4m滝は泳いで登り口にとりつくことにする。釜が深そうなので一人だとちょっと不気味なのだが、これくらいはやっていかないと沢登り技術も上達しないだろう。泳いでいるうちに足がつった。筋肉が水で冷えたらしい。止まるわけにもいかないので、必死に足をバタバタして登り口にたどり着く。右側の流れをシャワークライミングだ。思った通り、うまく登る事が出来た。 知らないうちに雨が降ってきている。沢登りは濡れて当たり前なので雨が降っても構わないのだが、この状態で山に登っても面白くはないだろう。この時点でどこで撤退するかを考え始める。
ワサビ谷出会いを過ぎてしばらく歩いて行くと、立派な12m滝に出る。ここは直登できそうにないので、右岸のトラロープを使って巻くことにする。思ったよりもフリクションがよく効いているので、簡単に巻くことができた。 しばらく歩いて行くと、ゴルジュ状になり、突き当たりにチョックストーン滝がある。ここも直登できそうなので、登ってみると張りだしている岩とザックが邪魔になって上に上がれない。ザックを先に上げて、空身で上がるとうまくいきそうな気がするが、それでも身体を一度空中に乗り出す必要がある。こんなところで無理をして滑落しても、誰も見つけてくれないだろうな。無理をしないで右岸を巻くことにする。
巻きあがると明神平への登山道に出る。すぐそこが奥山谷出会いだ。雨が本降りになってきている。もう2時間も楽しんだからそろそろ帰ろうか。登山道を万歳橋に向かう。
登山道とはいっても、最近は歩く人が少ないらしく踏み跡程度でしかない。テープをたどって歩いてきたのだが、間伐跡地で道を見失ってしまう。GPSで確認すると、地図の道のかなり上の方を歩いている。ほんとかな~。ちゃんとテープにそって歩いてきたんだけどな~。
しょうがないので、そのまま山腹をトラバースしていくとワサビ谷に出た。ここを下っていくと本谷に出るはずだ。幸い沢装備のままなので、沢を下るのに何の支障もない。ルンルン気分でワサビ谷を下る。本谷の手前で万歳橋への道に出た。この道で良かったのかな? 万歳橋に出る。袋のスニーカーはそのままだった。靴を履き替えるのも面倒なので、沢装備のまま林道を下る。お腹がすいたので、おにぎりやパンをパクパクしながら歩いていく。1時に駐車地着。お昼御飯に出ているのか、工事の人たちはいなかった。いつものように「飯高の湯」で汗を流し、帰宅する。
津に帰るといつものような夏空だった。途中撤退ではあったが、2時間の沢登りを楽しむことができ、またワサビ谷の下降もできた。今回は下見ということで、次回、頂上に登ればいいや。今日も楽しい山歩きだった(^^)/
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】くもりのち雨
【 ルート 】駐車地 8:00 --- 9:00 万歳橋 9:15 --- 11:00奥山谷出会 --- 12:20万歳橋 --- 13:00駐車地
予定より1時間遅く7時半過ぎに崩壊した橋の手前の駐車スペースに到着すると工事の人たちがいた。土曜日も工事を続けているらしい。挨拶して駐車させてもらう。気のいい人たちだ。
津を出るときには晴れていたのだが、こちらは曇り空。山頂付近はガスガスのようだ。準備をして出発。まずは1時間の長い林道歩きだ。林道はあちこちで崩壊しており、橋が通れるようになったとしても登山口まで車で来れるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。 万歳橋の看板に買い物袋に入ったスニーカーが掛けてある。釣りの人だろうか。沢装備になり、橋を渡った左岸から入渓。しばらくは岩間の小滝歩きだ。最初はおとなしくなるべく水にぬれないように、深いところは巻きながら歩いていたのだが、面倒くさくなって深いところは泳いで、滝はなるべく直登することにする。やっぱりこの方が気持ちがいい。ただ、ザックに入っているロープが水を吸って急に重くなる。ロープを入れた状態で泳ぐのは初めてだが、それなりに泳げるものだ。 ワサビ谷手前の大釜の4m滝は泳いで登り口にとりつくことにする。釜が深そうなので一人だとちょっと不気味なのだが、これくらいはやっていかないと沢登り技術も上達しないだろう。泳いでいるうちに足がつった。筋肉が水で冷えたらしい。止まるわけにもいかないので、必死に足をバタバタして登り口にたどり着く。右側の流れをシャワークライミングだ。思った通り、うまく登る事が出来た。 知らないうちに雨が降ってきている。沢登りは濡れて当たり前なので雨が降っても構わないのだが、この状態で山に登っても面白くはないだろう。この時点でどこで撤退するかを考え始める。
ワサビ谷出会いを過ぎてしばらく歩いて行くと、立派な12m滝に出る。ここは直登できそうにないので、右岸のトラロープを使って巻くことにする。思ったよりもフリクションがよく効いているので、簡単に巻くことができた。 しばらく歩いて行くと、ゴルジュ状になり、突き当たりにチョックストーン滝がある。ここも直登できそうなので、登ってみると張りだしている岩とザックが邪魔になって上に上がれない。ザックを先に上げて、空身で上がるとうまくいきそうな気がするが、それでも身体を一度空中に乗り出す必要がある。こんなところで無理をして滑落しても、誰も見つけてくれないだろうな。無理をしないで右岸を巻くことにする。
巻きあがると明神平への登山道に出る。すぐそこが奥山谷出会いだ。雨が本降りになってきている。もう2時間も楽しんだからそろそろ帰ろうか。登山道を万歳橋に向かう。
登山道とはいっても、最近は歩く人が少ないらしく踏み跡程度でしかない。テープをたどって歩いてきたのだが、間伐跡地で道を見失ってしまう。GPSで確認すると、地図の道のかなり上の方を歩いている。ほんとかな~。ちゃんとテープにそって歩いてきたんだけどな~。
しょうがないので、そのまま山腹をトラバースしていくとワサビ谷に出た。ここを下っていくと本谷に出るはずだ。幸い沢装備のままなので、沢を下るのに何の支障もない。ルンルン気分でワサビ谷を下る。本谷の手前で万歳橋への道に出た。この道で良かったのかな? 万歳橋に出る。袋のスニーカーはそのままだった。靴を履き替えるのも面倒なので、沢装備のまま林道を下る。お腹がすいたので、おにぎりやパンをパクパクしながら歩いていく。1時に駐車地着。お昼御飯に出ているのか、工事の人たちはいなかった。いつものように「飯高の湯」で汗を流し、帰宅する。
津に帰るといつものような夏空だった。途中撤退ではあったが、2時間の沢登りを楽しむことができ、またワサビ谷の下降もできた。今回は下見ということで、次回、頂上に登ればいいや。今日も楽しい山歩きだった(^^)/