【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

山行記、山の思い出、限定
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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by Kasaya »

【山域】白山 
【日時】2012年7月21-22日
【コース】7/21別当出合7:30---9:09甚之助小屋---10:05南竜山荘13:07---14:13室堂---15:12御前峰---16:45南竜サイト地
     7/22南竜サイト地5:45---7:00天池---9:05別山---11:07チブリ尾根避難小屋---13:36市ノ瀬
【メンバ】単独
東海北陸に梅雨明け宣言が出た。すぐに白山テント泊と思い定めたが意外に天気が悪い。予報では土曜日が雨。日曜日は少し
回復するらしい。ウーン。行こうか行くまいか。このところ週末の天気が悪くあまり良く歩けていない。駄目もとでいいから
行ってみようと金曜の夜に出かけることにする。

午前1時前に市ノ瀬着。まだかなり空いていて誘導員の指示に従って一番近い駐車場に車を停める。周りは静か。もう寝て
いるのだろう。アルコールを少し身体に入れてすぐに就寝。朝は6時起きだ。目覚めると暗いし雨が降っている。ちょっと
気分的に落ち込む。それでもまずは顔を洗って朝飯か。ゆっくり準備しているといくらか空が明るくなり、なんと青空も垣間
見えるようになってきた。急に元気になりバス停に急ぐ。晴天の日のバス停は長蛇の列なのだろうが、この日は乗る人も
少なく並ばずに7時15分発のバスに乗車。座席にまだ余裕があるよ。

 別当出合に着いた頃にはまた曇ってきたが気分はいい。出発準備をしている人達も心なしか明るく見える。一人若い外人
女性がいる。大柄な上に両肩むき出しのタンクトップ姿。かなり目立つなあ。

 今日は南竜に行くだけなので最短の砂防新道を行く。此処はメインコースで歩く人が多い。室堂へ行くならどちらでも同じと
思うが、平行して走る観光新道へは行く人が殆どいない。何故だろう。時折渋滞に掴まったりしているうちに雨が降ってきた。
しょうがない。想定内の状況。カッパは暑いので傘をさして歩く。しかしだんだんひどくなる雨。道が川のようになってきた。

 雨の中どうしてもペースが落ちるが年配の団体グループの後ろについたら亀の歩みになってきた。少人数なら抜きもできるが
雨も降っているし、とても追い抜く気にならず殆ど立ち止まらんばかりになって、ふと後ろを見たら先ほどの若い外人女性と
目が合った。相変わらずタンクトップで合羽も着ていない。軽く挨拶をしてどこから来たのと聞くとスコットランドの
エディンバラから来たという。それはきれいな町だね。スコットランドはベンネービスに登ったことがあるよなどというと、
うれしそうに、いい山でしょう。低いけどねという。(確かにベンネービスはイギリスの最高峰だが伊吹山と大差のない標高
なのだ)休暇で来ていて来週は富士山に登るそうだ。元気だね。今日も日帰りで3時半のバスに乗らないといけないらしい。
ちょっと渋滞に焦っている感もあったが、広いところに出て団体さんが休憩した折に一緒に列の前に出た。道を譲って先に
どうぞと手で合図をしたら、こんにちはと言いかけてすぐにありがとうと訂正して先に行った。日本語は相当怪しい。
一人で大丈夫かな。ただ足取りは早く。あっという間に見えなくなった。きっとバスにも間に合うだろう。雨の中ちょっと
おしゃべりができて気分が良くなる。
甚之助避難小屋(人で一杯)
甚之助避難小屋(人で一杯)
甚之助避難小屋では大勢の人が休んでいる。先ほどの女性もいるかと思ったがいなかった。やっぱり先を急いでいるんだ。
ゆっくりしているとまた渋滞に巻き込まれそうで自分もすぐに出発。程なく南竜への分岐についてそのまま水平移動で小屋に着いた。
テント泊の手続きを済ませるが、雨がまだ降っている。この状態でテントを張るのも嫌なのでしばらく小屋で待機。しかし
止みそうもない。小降りになったところであきらめてテント設営にかかる。でもテントをあまり濡らしたくない。幸い広い炊事場が
すぐ側にある。まだ誰も使っていないので中でテントを設営、フライもかぶせた状態のまま持ち出し、水捌けの良さそうな
場所にテントを置く。後は綱を張るだけだ。こりゃ便利だねえ。昔の三角テントではこんなことは、とてもできなかったなどと
思うが、三角テントていったいいつの話だ。少なくとも30年は経っている(^_^.)

 中に入って昼飯を食べたらやることがない。頂上まで行きたいがいまひとつ天気が悪い。ラジオを聞いたりお酒をちびりちびり
しながらマッタリ過ごす。そして1時過ぎ、テントの中が明るくなった。あれ?まだ晴れてはいないが幾分か展望がある。
これは行かなくちゃ。そう思って急いでテントを飛び出す。

 まずは室堂に着く。こんな天気の中だが多くの人が休んでいる。もう今日は雨の中を歩かなくてもいい人たちのゆったりとした
雰囲気が伝わってくる。しかしまあ雨でこの人数。晴れたらどんなことになっていたのやら。電話をしている人がいたので携帯が
通じるかと思いトライするがなかなか通じず。頂上近くでやっとメールが発信できた。雨こそ無いがガスが出てきた頂上は、誰も
いない。展望も殆どなくすぐに下ってしまった。

後はテントに帰るだけ。弥陀ヶ原の風景が見たくてそちらを選択するが残念ながらガスで何も見えず。ただまだまだ登ってくる人が
たくさんいる。雨に降られて皆大変そうだ。

テントに着く頃にはまた雨。夕方のひと時をテントの脇でゆっくりと過ごすのが好きなのだが仕方が無い。狭いテント内で夕食を
食べ暗くなるとともに就寝となった。

夜中には時折雨がテントをたたいたようだが、途中から熟睡して分からず。4時の目覚ましで外を見たら意外に展望がある。オー
晴れている。快晴とは行かないが十分に気分の良い朝が来た。今日も曇りか雨という最新の予報だったのでうれしい誤算だ。
晴れた朝のサイト地
晴れた朝のサイト地
6時前の出発。今日は別山へ行った後はチブリ尾根を下るだけなので気分適に楽。三ノ峰経由もチラッと頭をかすめたがヤメトコ。
道は一度下ったあとはしばらく登りが続く。昨日は軽かった身体が今日は重い。ペースも上がらずフーフー言いながら登っていく。
稜線上に池のあるところでちょっと休憩。天池と標識がある。池の周りにはハクサンコザクラが一杯ある。まあ此処だけでなく
アチコチにあったけど、それ以外の花も含めてやっぱり多いところだなあ。

 しばらく行くと反対側から若い人が来る。早い時間だ。どこから来たのかと聞くと市ノ瀬からという。えらい早いなと思い
どこまで行くのかと聞いたらとりあえずは平瀬のロッジまでという。ハッ?一瞬場所が分からなかった。平瀬まで行ってその後
どうするのかと思ったら、そこから登り返して市ノ瀬に帰りますとのこと。山岳ランの人らしいが修行ですねえというとまあ
そんなもんですねとのこと。引きとめたの悪かったかな。気をつけてというと一目散に走っていった。

その後チンタラと別山についてお腹がすいたので此処で食事。ゆっくりしていたら一人の同年輩の男性がやってきた。この人は
別当出合から南竜経由で此処まできたそうだ。自分は南竜から歩いてきただけなのにもう追いつかれてしまったことになる。
速い人もいるものだ。チブリ尾根を降りるというその人にこの時間なら三ノ峰経由でも行けるのではといったら杉峠方面は
すごいヤブで懲りたとのこと。あの道はすぐに整備されなくなるらしい。
白山はガスの中(別山より)
白山はガスの中(別山より)
足の速いその人を見送って自分もチブリ尾根を下る。白山方面はガスって見えない。しょうがないね。この日の天気では雨が
降らないだけでも良しとしよう。ここは降りていくと結構な人が登ってくる。若いヤマガールの2人連れも上がってきた。
稜線上の雪渓の具合を聞かれ問題なく歩けるよと答えると安心したようだが、どこまで行くかと聞いたら、南竜経由で日帰りと
いう。どうもこの尾根を歩く人は健脚な人が多い。

どんどん下ってチブリ尾根避難小屋到着直前に今回初めてササユリを見つける。この標高まで下がらないと見られないようだ。
小屋に着くと何人かの人が休んでいる。それとは別に親子連れが一組。その人にハクサンイチゲは咲いていましたかと聞かれる。
恥ずかしながら私はハクサンイチゲを知らない。図鑑を取り出してこの花ですかと見せるとまさにその通り。道中きれいだなと
思って何枚も写真に収めていたが後で調べようとそのままにしていた花だった。その後、少しこの方とお話しするが白山にやけに
詳しいしおそろしく健脚である。もしかしてヤブコギに登場した人?恐る恐るその名を出してみたら口を押さえて恥ずかしそうに
笑っている。少年Kさんだ。びっくりだ。その後またじっくりと白山の名コースの話を伺う。白山の北側がいいらしい。
アプローチの仕方等も色々伺う。まだ未踏の北側にはそろそろ行ってみたいの思っていたので、ちょっと焚き付けられた感じ。
近いうちに行って見たいな。

まだゆっくりされている二人を後に先へ行く。此処からは花の多い場所だ。チブリ尾根は花がきれいだから展望がなくても
歩くといわれていた少年Kさんの気持ちがわかる。花を愛で途中からはブナを愛で最後に雨にもやられたが、まずまずの
山歩きとなった。

Kasaya
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by 山日和 »

kasayaさん、こんばんは。

予報では土曜日が雨。日曜日は少し回復するらしい。ウーン。行こうか行くまいか。このところ週末の天気が悪くあまり良く歩けていない。
駄目もとでいいから行ってみようと金曜の夜に出かけることにする。


駄目元でテント担いで遠征って勇気要りませんか?

晴天の日のバス停は長蛇の列なのだろうが、この日は乗る人も少なく並ばずに7時15分発のバスに乗車。座席にまだ余裕があるよ。

夏休み最初の土曜にしては空いてましたね。私は混雑が嫌でこの時期に行けません。

室堂へ行くならどちらでも同じと思うが、平行して走る観光新道へは行く人が殆どいない。何故だろう。

いきなりの急登が敬遠されるんでしょうか? 尾根に乗ってしまえばいいコースですけどね。

ふと後ろを見たら先ほどの若い外人女性と目が合った。相変わらずタンクトップで合羽も着ていない。軽く挨拶をしてどこから
来たのと聞くとスコットランドのエディンバラから来たという。それはきれいな町だね。スコットランドはベンネービスに登ったこ
とがあるよなどというと、うれしそうに、いい山でしょう。低いけどねという。


うわー、カッコいい会話ですねえ。 :D  国際派ビジネスマンkasayaの面目躍如ですね。
しかし若い外国人というのは元気ですね~。

まだ誰も使っていないので中でテントを設営、フライもかぶせた状態のまま持ち出し、水捌けの良さそうな場所にテントを置く。
後は綱を張るだけだ。こりゃ便利だねえ。昔の三角テントではこんなことは、とてもできなかったなどと思うが、三角テントて
いったいいつの話だ。少なくとも30年は経っている(^_^.)


よくわかる自分の年が少し悲しい・・・・(^_^;) 軽いし小さいし、便利になったものです。

 テントに着く頃にはまた雨。夕方のひと時をテントの脇でゆっくりと過ごすのが好きなのだが仕方が無い。狭いテント内で夕食を
食べ暗くなるとともに就寝となった。


とは言え、雨のテン泊は気分が盛り上がりませんね。

夜中には時折雨がテントをたたいたようだが、途中から熟睡して分からず。4時の目覚ましで外を見たら意外に展望がある。オー
晴れている。快晴とは行かないが十分に気分の良い朝が来た。今日も曇りか雨という最新の予報だったのでうれしい誤算だ。


これはラッキー。やっぱり山の朝はこうでなくちゃ。

 しばらく行くと反対側から若い人が来る。早い時間だ。どこから来たのかと聞くと市ノ瀬からという。えらい早いなと思い
どこまで行くのかと聞いたらとりあえずは平瀬のロッジまでという。ハッ?一瞬場所が分からなかった。平瀬まで行ってその後
どうするのかと思ったら、そこから登り返して市ノ瀬に帰りますとのこと。


山にはいろんな人がいますねえ。なんで平瀬まで下りて登り返すのか・・・・
その人にとっては軽いトレーニングだったのかな。

チブリ尾根を降りるというその人にこの時間なら三ノ峰経由でも行けるのではといったら杉峠方面はすごいヤブで懲りたとのこと。
あの道はすぐに整備されなくなるらしい。


一時やぶこぎでもブームになった杉峠の道はひどい状態のようですね。あの頃はいい道だったのにねえ。

小屋に着くと何人かの人が休んでいる。それとは別に親子連れが一組。その人にハクサンイチゲは咲いていましたかと聞かれる。
恥ずかしながら私はハクサンイチゲを知らない。図鑑を取り出してこの花ですかと見せるとまさにその通り。


白山に来てハクサンイチゲを知らないとは珍しい・・・ :mrgreen:

その後、少しこの方とお話しするが白山にやけに詳しいしおそろしく健脚である。もしかしてヤブコギに登場した人?
恐る恐るその名を出してみたら口を押さえて恥ずかしそうに笑っている。少年Kさんだ。びっくりだ。


この人はやぶこぎメンバーにバッタリ会う確率ナンバーワンでは?(^^ゞ

まだゆっくりされている二人を後に先へ行く。此処からは花の多い場所だ。チブリ尾根は花がきれいだから展望がなくても
歩くといわれていた少年Kさんの気持ちがわかる。花を愛で途中からはブナを愛で最後に雨にもやられたが、まずまずの
山歩きとなった。


私もブナがあれば天気が悪くても展望のない道でもOKです。 :D

                       山日和
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by 宮指路 »

kasayaさん、こんばんは

【コース】7/21別当出合7:30---9:09甚之助小屋---10:05南竜山荘

南竜ヶ原まで2時間半とは無茶苦茶早いやないですか

東海北陸に梅雨明け宣言が出た。すぐに白山テント泊と思い定めたが意外に天気が悪い。予報では土曜日が雨。日曜日は少し回復するらしい。ウーン。行こうか行くまいか。このところ週末の天気が悪くあまり良く歩けていない。駄目もとでいいから行ってみようと金曜の夜に出かけることにする。

私も御岳山にでも登りに行こうと思っていましたが降水確率が上がったので中止にしました。
それでも日曜日は天気予報が曇りだったので御在所岳に向かいましたが山の麓まで来ると急に雨が降ってきたので止めました。
八風峠の方にも向かってみましたがそちらも雨でした。


午前1時前に市ノ瀬着。まだかなり空いていて誘導員の指示に従って一番近い駐車場に車を停める。周りは静か。もう寝ているのだろう。アルコールを少し身体に入れてすぐに就寝。朝は6時起きだ。目覚めると暗いし雨が降っている。ちょっと気分的に落ち込む。

こんな時はモチ下がりますね~

 別当出合に着いた頃にはまた曇ってきたが気分はいい。出発準備をしている人達も心なしか明るく見える。一人若い外人女性がいる。大柄な上に両肩むき出しのタンクトップ姿。かなり目立つなあ。

有名な山は若い外人をよく見かけますね。でも単独女性は珍しい・・・チャンスやないですか

 今日は南竜に行くだけなので最短の砂防新道を行く。此処はメインコースで歩く人が多い。室堂へ行くならどちらでも同じと思うが、平行して走る観光新道へは行く人が殆どいない。何故だろう。

観光新道は花が少ないらしいです。呼び名を逆にしたほうがイイかも

 ふと後ろを見たら先ほどの若い外人女性と目が合った。相変わらずタンクトップで合羽も着ていない。軽く挨拶をしてどこから来たのと聞くとスコットランドのエディンバラから来たという。それはきれいな町だね。スコットランドはベンネービスに登ったことがあるよなどというと、うれしそうに、いい山でしょう。低いけどねという。(確かにベンネービスはイギリスの最高峰だが伊吹山と大差のない標高

やるじゃないですか、緑水さん顔負けかも。
会話は英語ですか?英語ならカッコいいですね。写真はないんですか?


なのだ)休暇で来ていて来週は富士山に登るそうだ。元気だね。今日も日帰りで3時半のバスに乗らないといけないらしい。

百名山の単独女性は魅力的な人が多いですね

一人で大丈夫かな。ただ足取りは早く。あっという間に見えなくなった。きっとバスにも間に合うだろう。雨の中ちょっとおしゃべりができて気分が良くなる。

心配するくらいならついていけば良かったのに

甚之助避難小屋では大勢の人が休んでいる。先ほどの女性もいるかと思ったがいなかった。

ハハハ、残念でした。

止みそうもない。小降りになったところであきらめてテント設営にかかる。でもテントをあまり濡らしたくない。幸い広い炊事場がすぐ側にある。まだ誰も使っていないので中でテントを設営しフライもかぶせた状態のまま持ち出し。水捌けの良さそうな場所にテントを置く。後は綱を張るだけだ。こりゃ便利だねえ。

炊事場でテントを張れれば雨の心配はないですがそれは多分できないでしょうね

  まずは室堂に着く。こんな天気の中だが多くの人が休んでいる。もう今日は雨の中を歩かなくてもいい人たちのゆったりとした雰囲気が伝わってくる。しかしまあ雨でこの人数。晴れたらどんなことになっていたのやら。

小屋泊まりの人が多いのですね。

テントに着く頃にはまた雨。夕方のひと時をテントの脇でゆっくりと過ごすのが好きなのだが仕方が無い。狭いテント内で夕食を食べ暗くなるとともに就寝となった。

ちょっと寂しかったですね。

夜中には時折雨がテントをたたいたようだが、途中から熟睡して分からず。4時の目覚ましで外を見たら意外に展望がある。オー晴れている。快晴とは行かないが十分に気分の良い朝が来た。今日も曇りか雨という最新の予報だったのでうれしい誤算だ。
道は一度下ったあとはしばらく登りが続く。昨日は軽かった身体が今日は重い。ペースも上がらずフーフー言いながら登っていく。


雨模様だとテントの重さは大変ですね


稜線上に池のあるところでちょっと休憩。天池と標識がある。池の周りにはハクサンコザクラが一杯ある。まあ此処だけでなくアチコチにあったけど、それ以外の花も含めてやっぱり多いところだなあ。

この時期は花が一番多いですね

 しばらく行くと反対側から若い人が来る。早い時間だ。どこから来たのかと聞くと市ノ瀬からという。えらい早いなと思い
どこまで行くのかと聞いたらとりあえずは平瀬のロッジまでという。ハッ?一瞬場所が分からなかった。平瀬まで行ってその後
どうするのかと思ったら、そこから登り返して市ノ瀬に帰りますとのこと。山岳ランの人らしいが修行ですねえというとまあそんなもんですねとのこと。引きとめたの悪かったかな。気をつけてというと一目散に走っていった。


羊蹄山もそんな人がいました。7合目くらいですれ違って、そこから一時間くらいで山頂を往復してきたらしいです。

どんどん下ってチブリ尾根避難小屋到着直前に今回初めてササユリを見つける。この標高まで下がらないと見られないようだ。この辺りの写真を送ってくれたのですね

小屋に着くと何人かの人が休んでいる。それとは別に親子連れが一組。その人にハクサンイチゲは咲いていましたかと聞かれる。
恥ずかしながら私はハクサンイチゲを知らない。図鑑を取り出してこの花ですかと見せるとまさにその通り。道中きれいだなと思って何枚も写真に収めていたが後で調べようとそのままにしていた花だった。その後、少しこの方とお話しするが白山にやけに詳しいしおそろしく健脚である。もしかしてヤブコギに登場した人?恐る恐るその名を出してみたら口を押さえて恥ずかしそうに笑っている。少年Kさんだ。びっくりだ。


そういうこともあるんですね~
親子連れならもしかしてと思いますね


まだゆっくりされている二人を後に先へ行く。此処からは花の多い場所だ。チブリ尾根は花がきれいだから展望がなくても歩くといわれていた少年Kさんの気持ちがわかる。花を愛で途中からはブナを愛で最後に雨にもやられたが、まずまずの
山歩きとなった。


8月4日~5日同じコースを友人と歩く予定です。南竜でテント泊もします。
とても楽しみです。

                                   宮指路
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by 緑水 »

Kasayaさん おはようございます。安定した夏が広がってますね。
この週末はスゴイ混雑なることでしょう、人を見にいくのも好いかも。 8-)

Kasaya さんが書きました:【山域】白山 
【日時】2012年7月21-22日
【コース】7/21別当出合7:30---9:09甚之助小屋---10:05南竜山荘13:07---14:13室堂---15:12御前峰---16:45南竜サイト地
     7/22南竜サイト地5:45---7:00天池---9:05別山---11:07チブリ尾根避難小屋---13:36市ノ瀬
【メンバ】単独
定番コース、緑チャンも行く予定ですよ。宮指路さん予定オープンならオフ会もドキができるカモ。
テンバは仲間がいると楽しいですよってね。

この日は乗る人も
少なく並ばずに7時15分発のバスに乗車。座席にまだ余裕があるよ。

一人若い外人女性がいる。大柄な上に両肩むき出しのタンクトップ姿。かなり目立つなあ。

ふと後ろを見たら先ほどの若い外人女性と
目が合った。相変わらずタンクトップで合羽も着ていない。軽く挨拶をしてどこから来たのと聞くとスコットランドの
エディンバラから来たという。それはきれいな町だね。スコットランドはベンネービスに登ったことがあるよなどというと、
うれしそうに、いい山でしょう。低いけどねという。
コレだけでダメもとは取れましたですね、お出かけするが好いのらワン。
Kasayaさんも 人好きだから。混雑山も好いもんですね。近場でお茶濁しても、アアのため息だけかな?


先ほどの女性もいるかと思ったがいなかった。やっぱり先を急いでいるんだ。

テント泊の手続きを済ませるが、雨がまだ降っている。この状態でテントを張るのも嫌なのでしばらく小屋で待機。
 中に入って昼飯を食べたらやることがない。頂上まで行きたいがいまひとつ天気が悪い。

テントに着く頃にはまた雨。夕方のひと時をテントの脇でゆっくりと過ごすのが好きなのだが仕方が無い。狭いテント内で夕食を
食べ暗くなるとともに就寝となった。
読んでて、退屈さが伝わってきますね。
余裕時間の過ごし方っていろいろですが、ホンを読む人、ナニか書き物する人。
ラジオは好い友、先ほどの女性とメールゴッコが一番好いかな。名刺渡せばよかったのにさ :roll:
アチャラ語、言葉も文字もOKなんだから、富士山で好い想い出ができたのにサ、残念でした ね :mrgreen:

暑中見舞い、緑ちゃん昨日の沢涼み絵をどうぞ。


〇 ホンマものガールと遊びました。
〇 ホンマものガールと遊びました。
池の周りにはハクサンコザクラが一杯ある。まあ此処だけでなく
アチコチにあったけど、それ以外の花も含めてやっぱり多いところだなあ。

山岳ランの人らしいが修行ですねえというとまあ
そんなもんですねとのこと。引きとめたの悪かったかな。気をつけてというと一目散に走っていった。
人ってホンと多種多様、姿かたちでゼンゼン判らない。
お話しするは身の肥やしになりますね。

若いヤマガールの2人連れも上がってきた。
稜線上の雪渓の具合を聞かれ問題なく歩けるよと答えると安心したようだが、どこまで行くかと聞いたら、南竜経由で日帰りと
いう。どうもこの尾根を歩く人は健脚な人が多い。
白山は御在所みたいな感覚だね、日帰りが半分はいるでしょうな。
小屋で泊るより車ヨコでのベースキャンプが好いね。
軽い荷でのカモシカ歩き、老人には身体の負担が軽いと思うよ。重さは身体に関節に悪い。次の日はまた別の山へですな。
kasayaさんにはかったるいけど、しぼれる内にシボルが好いですよ。

少年Kさんだ。びっくりだ。その後またじっくりと白山の名コースの話を伺う。白山の北側がいいらしい。
アプローチの仕方等も色々伺う。まだ未踏の北側にはそろそろ行ってみたいの思っていたので、ちょっと焚き付けられた感じ。
近いうちに行って見たいな。
好い人に出会えましたね、ダメもとが二倍になりました ワン。
一里野は周辺にヤブ魅力的な山があります。すいてるし温泉もネ。

好い山遊びをです。
                    緑水

たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by たんぽぽ »

kasayaさん、こんちは~

別当出合に着いた頃にはまた曇ってきたが気分はいい。出発準備をしている人達も心なしか明るく見える。一人若い外人
女性がいる。大柄な上に両肩むき出しのタンクトップ姿。かなり目立つなあ。

若い女性を見つけるのが素早いkasayaさんです、目立つなあなって言い訳しなくてもいいっす。
ブロンド姉ちゃん(ブロンドかどうか知らんけど)がヤブに登場なんて初めてとちゃいまっか?

少人数なら抜きもできるが雨も降っているし、とても追い抜く気にならず殆ど立ち止まらんばかりになって、
ふと後ろを見たら先ほどの若い外人女性と目が合った。
相変わらずタンクトップで合羽も着ていない。軽く挨拶をしてどこから来たのと聞くとスコットランドのエディンバラから来たという。

おおつ!エジンバラ娘でしたか。
夏でも冷涼なスッポンランド、いやいやスコットランドからこのクソ暑い極東の島国へよく来て下さったものです。
ようこそ、植える噛む。

それはきれいな町だね。スコットランドはベンネービスに登ったことがあるよなどというと、
うれしそうに、いい山でしょう。低いけどねという。

世界をまたにかける男は女性にかけるコトバがちゃいます~
当然ペラペラ英語でしょうね。

休暇で来ていて来週は富士山に登るそうだ。元気だね。今日も日帰りで3時半のバスに乗らないといけないらしい。
kasayaさんも来週は富士山でしょうか?
ぜひご案内してあげてください。
しかし、キャッシー嬢と登場された時もヤブメンのド肝を抜いてましたが、エジンバラ娘とkasayaさんってのも驚愕モノですなあ。

ぽぽんたも明日はゾロの冷蔵庫で涼んでくるつもりです。
ワタクシも下山途中に邦鈴山ガと出会えますように・・・できましたらグルジア娘キボンヌ。
こんなお願い神さまは聞いてくれへんやろなあ。

エジンバラ娘にだけ反応してスンマヘン。
お疲れさまでした!
明日のZOROはどれくらい雪が残ってるか楽しみや~
明日のZOROはどれくらい雪が残ってるか楽しみや~
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by Kasaya »

山日和さん こんばんは
今日も暑い一日でした。

駄目元でテント担いで遠征って勇気要りませんか?

コースは白山の銀座通りだし、勇気はなくても大丈夫です。

夏休み最初の土曜にしては空いてましたね。私は混雑が嫌でこの時期に行けません。
天候が悪いですからね。

いきなりの急登が敬遠されるんでしょうか? 尾根に乗ってしまえばいいコースですけどね。
吊橋に皆誘われるのでしょうか。観光新道は花がきれいだったような記憶があります。

うわー、カッコいい会話ですねえ。  国際派ビジネスマンkasayaの面目躍如ですね。
しかし若い外国人というのは元気ですね~。

丁度列が進まなくて手持ち無沙汰になり自然に声がかけられました。若いときにはできなかった。年をとったなあと思います。
スコットランドは天気が悪いのが当たり前みたいなところなので、きっと平気なんだろうなと思いました。

よくわかる自分の年が少し悲しい・・・・(^_^;) 軽いし小さいし、便利になったものです。
このテーマで突っ込んでいただきありがとうございます。いやでもホントにテントは良くなりました。

とは言え、雨のテン泊は気分が盛り上がりませんね。
本も持ってくるのを忘れたし、一人だとお酒も意外と進みません。

これはラッキー。やっぱり山の朝はこうでなくちゃ。
この可能性がないわけでないと、半分願望を持って山に入ったので、見事的中。ヤッターという感じです。

山にはいろんな人がいますねえ。なんで平瀬まで下りて登り返すのか・・・・
その人にとっては軽いトレーニングだったのかな。

いけるとこまで行きますといってましたが、あの人の感じでは完走していたでしょう。
ロングトレイルは魅力あるけどあんなふうには歩けませんね。

一時やぶこぎでもブームになった杉峠の道はひどい状態のようですね。あの頃はいい道だったのにねえ。
この人は4年ぐらい前の話ですが、少年Kさんの話では今年もヤブがひどいようですね

白山に来てハクサンイチゲを知らないとは珍しい・・・
たぶん去年は知っていたでしょう。すぐ忘れるのです。ハクサンコザクラはやっと覚えました(^^;)

この人はやぶこぎメンバーにバッタリ会う確率ナンバーワンでは?(^^ゞ
白山に行けば会えるかな

私もブナがあれば天気が悪くても展望のない道でもOKです。
私は花も欲しい!
Kasaya
最後に編集したユーザー Kasaya [ 2012年7月30日(月) 08:03 ], 累計 2 回
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by Kasaya »

宮指路さん こんばんは

南竜ヶ原まで2時間半とは無茶苦茶早いやないですか
コースタイムでは3時間ぐらい。そんなに早くないでしょう。この日は雨でゆっくりでも休まず歩きました。

私も御岳山にでも登りに行こうと思っていましたが降水確率が上がったので中止にしました。
宮指路さんはてっきり行ったのかと思いました

こんな時はモチ下がりますね~
半分止めよかなーなどと思いました。

有名な山は若い外人をよく見かけますね。でも単独女性は珍しい・・・チャンスやないですか
チャンスって?

観光新道は花が少ないらしいです。呼び名を逆にしたほうがイイかも
花が多いような気がしていたのですが

やるじゃないですか、緑水さん顔負けかも。
会話は英語ですか?英語ならカッコいいですね。写真はないんですか?

最初日本語でどこから来たのと聞いたらさっぱり分からない様子だったので英語に切り替えました。
物怖じせず話しかけられるようになったのは経験かなあと思います。
こういうときは話しかけられるとうれしいもんだし。
宮指路さんの期待に応えてというわけではないですが、たまたま写っていた写真があったので貼っておきます。
小さくてすみません。
話すチャンスがあるとは思っていなかった。
話すチャンスがあるとは思っていなかった。
百名山の単独女性は魅力的な人が多いですね
これだけで魅力的に見えます?

心配するくらいならついていけば良かったのに
それではストーカーになってしまう

ハハハ、残念でした。
順調に先に行っているようなのでホッとしましたよ

炊事場でテントを張れれば雨の心配はないですがそれは多分できないでしょうね
それはヒンシュクです。炊事場でテントを設営するのもどうかなと思っていたのです。
(誰もいないから設営だけなら良かろうと思いました)

小屋泊まりの人が多いのですね。
雨のときは小屋が間違いなく快適です

雨模様だとテントの重さは大変ですね
一晩経つと食料が大分減っているはずなんですけどねえ

写真を送ってくれたのですね
写真は山岳ランナーに会う直前のものです。
いろんなところで咲いていますが。

そういうこともあるんですね~
親子連れならもしかしてと思いますね

ピンと来ますが、なかなか口に出しにくい


8月4日~5日同じコースを友人と歩く予定です。南竜でテント泊もします。
とても楽しみです。

テント泊は初めてですか?確か以前はテント泊予定が小屋泊まりになったとか。楽しんでください。
Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by Kasaya »

緑水さん こんばんは

この週末はスゴイ混雑なることでしょう、人を見にいくのも好いかも。
この週末は雷の心配はあるもののいい天気だったでしょう。きっと小屋もテントも大混雑

定番コース、緑チャンも行く予定ですよ。宮指路さん予定オープンならオフ会もドキができるカモ。
テンバは仲間がいると楽しいですよってね。

何人か集まるといいですね。知っている人がいるのはホント楽しい

コレだけでダメもとは取れましたですね、お出かけするが好いのらワン。
今回の山のいい思い出になりました

Kasayaさんも 人好きだから。混雑山も好いもんですね。近場でお茶濁しても、アアのため息だけかな?
鈴鹿の山もいいけど、やっぱりまだまだそれだけでは満足できないですねえ。

読んでて、退屈さが伝わってきますね。
余裕時間の過ごし方っていろいろですが、ホンを読む人、ナニか書き物する人。
ラジオは好い友、

ラジオは聞いていましたがすぐに飽きてきました。やっぱり貧乏性かなあ

先ほどの女性とメールゴッコが一番好いかな。名刺渡せばよかったのにさ
アチャラ語、言葉も文字もOKなんだから、富士山で好い想い出ができたのにサ、残念でした ね

もうちょっと話す時間が長ければアドレス交換もできたかも。でもテント場はメールが通じません。

〇 ホンマものガールと遊びました。
アリャー涼しそうですねえこれ。

白山は御在所みたいな感覚だね、日帰りが半分はいるでしょうな。
御在所ならどう歩いたってたかが知れています。白山はこのチブリ尾根だけで1600mあります。
そう簡単には行きませんが、中には途中まで登って帰る人もいるようなのでそれも含めると
やっぱり近場の山なのかなあ

好い人に出会えましたね、ダメもとが二倍になりました ワン。
一里野は周辺にヤブ魅力的な山があります。すいてるし温泉もネ。

いい出会いでした。雨でも山は色々あります

Kasaya
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【白山】梅雨明けなのに...それぞれの山

投稿記事 by Kasaya »

タンポポさん こんばんは

若い女性を見つけるのが素早いkasayaさんです、目立つなあなって言い訳しなくてもいいっす。
ブロンド姉ちゃん(ブロンドかどうか知らんけど)がヤブに登場なんて初めてとちゃいまっか?

宮指路さんのレスに写真を貼っておきました。改めてみましたがどうもブロンドではないようですね。
色はかなり白かったけど

おおつ!エジンバラ娘でしたか。
夏でも冷涼なスッポンランド、いやいやスコットランドからこのクソ暑い極東の島国へよく来て下さったものです。
ようこそ、植える噛む。

スッポンランドって英語でどういうんでしょう。
このフレーズにどうレスしようか悩んでしまいます。

世界をまたにかける男は女性にかけるコトバがちゃいます~
当然ペラペラ英語でしょうね。

日常会話は適当に話せばいいので楽です。今回の会話も相手の言うことを100%理解できていた
かというと怪しい。自分の都合のいいように聞いています(^^;)

kasayaさんも来週は富士山でしょうか?
ぜひご案内してあげてください。

富士山は一度登っただけ。この人が誘ってくれればついていくかも(^_^.)


しかし、キャッシー嬢と登場された時もヤブメンのド肝を抜いてましたが、エジンバラ娘とkasayaさんってのも驚愕モノですなあ。

たまたま会話をしただけで驚愕モノとは。私はよっぽど女性と縁がない様にみえる?

ワタクシも下山途中に邦鈴山ガと出会えますように・・・できましたらグルジア娘キボンヌ。
こんなお願い神さまは聞いてくれへんやろなあ。

ポポンタさんの行くところで出会う女性はきっと女神様のような人でしょう

エジンバラ娘にだけ反応してスンマヘン。
ホント なんて反応していいのやら。

いいレポート待ってます
Kasaya
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