【鈴鹿】御池岳散歩(独り歩きはヒルがお相手)

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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【鈴鹿】御池岳散歩(独り歩きはヒルがお相手)

投稿記事 by Kasaya »

【山域】鈴鹿 御池岳
【日時】2012年7月14日(土)
【コース】コグルミ谷駐車地10:08---10:30タテ谷分岐---11:35キハダ池---12:12鈴北---12:20元池---13:19ボタンブチ---
     13:31南峰---14:30カタクリ峠---14:45長命水---15:18駐車地
【メンバ】単独
今日は遠出しようかと思っていたが前日までの天気予報ではあまり芳しくなさそうなのでとりあえず遠出は止め。朝起きて
実際の天気を見るとそれほど悪くもないのではと思い直し、出かけることにした。こういうときに近場に山があるというのは
ありがたいものだ。春のコグルミ谷は駐車に困るがこの時期ならまず問題なかろうと車を進めていくと、コグルミ谷駐車地は
先客ゼロ。天気予報が悪かったこともあるが、梅雨以降のこの山は人気が無い。

 さっさと準備して出発する。登山口には一台の車があり誰かが入っているようだ。しばらく行くと谷に数名の人がいる。
ヘルメットを被っている人もいる。なんかの調査でもやっているのかなと思って通り過ぎようとすると前方から人が来た。
お客さんが来たとびっくりされる。なんかの調査ですかと聞くと単に花の写真を撮っているだけとか。比較的珍しい花らしい。
自分も一枚パチリ。ちょっと話をするが足元を見ると皆長靴をはいている。ヒル対策だ。やられないようにね。さっき歩いて
行った人もやられていたみたいとのこと。まあこの時期はある程度はしょうがない。

 タテ谷分岐まで来て、たまにはこっちへ行って見ようかと右折する。この道はいつも不明瞭で、下りでは絶対迷うよなと思って
いるので最近はあまり歩いていないところ。風も吹かないし案の定不明瞭な道を辿っていくと汗が噴出してくる。そして
首筋の汗をハンカチで拭うとするとグニャッとした嫌な感触。ハッと思って手を当てればヒルが一匹食いついていた。
急いでつまみ上げ捨てた後、ハンカチで首筋を拭うが幸い血は出ていない。良かった、まだやられていない。ホッとして歩き
かけると今度は腹部にチクリと痛みが走る。ウォッと。今度はTシャツの上から食いつこうとしている。けしからん。こいつも
つまみ出す。Tシャツをめくってみるが幸い被害なし。それにしても上半身に攻撃を受けるとは。これでは仮に長靴を履いていたと
しても効果なしだと思いつつ行くと、今度は足首がむずがゆい。パッとズボンのすそをめくりあげると靴下の上から入ろうと
する奴がいる。こいつもポイッ!全く油断も隙もない。ふと見れば靴にも一匹くっついている。堪らんなあ、5分ぐらいの間の
出来事である。もう帰ろうかと思ったが引き返せばまた攻撃を受けるだけ。進んじゃえ。その後も全身の皮膚に神経を集中させ
ながら進んでいく。

 タテ谷との出合いに来るが此処も陰気な感じ。休んでいるとヒルが襲ってきそうなのでそのままパス。そしてここからはタテ谷
左岸尾根を行く。谷道もいいところだがこの尾根道も緩やかで好きなところだ。それに尾根ならばヒルも少ないだろう。
グルッとまわって行けばキハダの池に着く。この梅雨時でも殆どヌタ場状態の池。そのうち池でなくなるかもね。

ここで現在位置を見るため地図をポケットから取り出したらまたウワッ!地図にヒルがくっついている。透明なカバーに吸盤の
様に吸い付きなかなか剥がれない。全くヒルたちは独り歩きの自分をよく遊んでくれる。

 尾根伝いに鞍掛け尾根の1056ピークに出ると意外に展望がよい。いつの間にかガスも切れたようだ。空は雲だが暑くなくてよい。
先週に比べると大した登りでないが今日は身体がしんどい。ふうふう言いながら鈴北に着いた。誰もいない頂上。日本庭園方面は
いつものようによく見える。此処まで2時間ぐらいか。御池は近くていいところだな。

 今日はどこまで行こうか。お花池かと思ったがもうお昼なので元池まで行って食事とする。普段なら御池の銀座通りとも言うべき
この辺りだが今日は無人だ。天気とヒルに嫌われているのだろうか。静かな池のほとりで食事。ただ少し小雨がぱらつきだしたので
そそくさと終わってしまった。
静かな元池
静かな元池
 さてボタンブチ辺りまで南下しよう。いつもは西端を歩くのだが、今日は真ん中歩いて見よう。そう思いながら適当に下るが、
何時もと逆周りなのと余り歩かないところの所為か随分と方向がおかしい。変だなあと思いコンパスとGPSを見ると大きく蛇行
している。途中で北に向きかかってもいる。なんといい加減な歩きだろう。ちょっと気を引き締めてボタンブチ方向に向かうと
急に視野が開けて見慣れた風景が出た。天狗の鼻の手前である。雲ってはいるもののいい展望だ。ボタンブチまで来るとさすがに
先客がいた。ちょっと挨拶をして回りの景色を楽しむ。
この日は鹿が多かった
この日は鹿が多かった
 後はどうしようかな。幸助の池に寄った後南峰を目指す。此処から見渡す御池台地の南面がいつもいいなあと思う。すぐに立ち去る
つもりだったが展望が良かったのでコーヒータイムにしてしまった。さすがにこの乾いた展望台ではヒルはいまい。
南峰からの眺め
南峰からの眺め
さてお散歩はこのぐらいかな。帰ろうと1241ピークから真の谷へ下る。尾根を外さないようにと思ってコンパスを持つが行く方向には
しっかりと赤テープがつけられている。割と大き目のテープだ。どこまで続くのかなと思ったら殆ど真の谷まで続いていた。気になる
程ではないが、この斜面のこのテープは果たして必要だろうか。
峠に着くとガスでいっぱい
峠に着くとガスでいっぱい
 真の谷からゆっくり歩いてカタクリ峠に着くと急にガスが沸いてきた。コグルミ谷はガスに包まれているようだ。明るかった谷が
急に暗くなる。そして蒸し暑い。湿度100%といった感じ。さっさと下るがやはり長命水はパスしにくい。ここでまた冷たい水で
喉を潤す。うまいうまい。ついでに自宅で飲むべくペットボトルに水を満タンにする。後はホントに帰るだけ。この梅雨時の雨の所為
だろうか少し道が崩れたようなところもあるが、大して支障も無い道をさっさと下り駐車地に着いた。車は朝と同じく自分一台のみ。
この時期はホント人が少ないね。
 自宅に戻り荷物の整理をしていたら干からびて死にそうになっているヒルを一匹発見。あれだけのヒル攻撃を受けた割には
なんら実害を被ることがなく散歩終了。御池はやっぱり近くていい山だな。

Kasaya
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 【鈴鹿】御池岳散歩(独り歩きはヒルがお相手)

投稿記事 by ハリマオ »

かさやさん こにちは
いよいよヒルも最盛期に入り、なかなか元気がよろしいようで
車を進めていくと、コグルミ谷駐車地は先客ゼロ。
春の盛況とは段違いですね
しばらく行くと谷に数名の人がいる。ヘルメットを被っている人もいる。
なんかの調査ですかと聞くと単に花の写真を撮っているだけとか。比較的珍しい花らしい。
ヘルメットを被るほど危険な花なんですか? 頭を食いつかれるとか(^◇^)
 タテ谷分岐まで来て、たまにはこっちへ行って見ようかと右折する。
この道はいつも不明瞭で、下りでは絶対迷うよなと思っているので最近はあまり歩いていないところ。
タテ谷は私は好きですね。よく右折します。雨後の下りはイヤですけどね。
首筋の汗をハンカチで拭うとするとグニャッとした嫌な感触。ハッと思って手を当てればヒルが一匹食いついていた。
急いでつまみ上げ捨てた後、ハンカチで首筋を拭うが幸い血は出ていない。良かった、まだやられていない。ホッとして歩き
かけると今度は腹部にチクリと痛みが走る。ウォッと。今度はTシャツの上から食いつこうとしている。
8日は小岐須大岩谷、昨日は案内でお金明神でしたが、両日ともやられました。
昔は朝明からのコースにはいなかったですがね。
腹や腰を吸うやつは登ってくるのでしょうか。足首吸えば無駄に登らなくて済むのに不思議です。
途中の腿を食われたことは一度もないし。
首筋も要注意ですね。気を付けていれば気配で分かりますが、知らない場合も多い。
グルッとまわって行けばキハダの池に着く。この梅雨時でも殆どヌタ場状態の池。そのうち池でなくなるかもね。
すでに池じゃないでしょう。

 
今日はどこまで行こうか。お花池かと思ったがもうお昼なので元池まで行って食事とする。
テーブルに上がっても、何処に行くか迷いますね。どこも飽きたし。
新鮮さを求めるなら斜面ですね。
何時もと逆周りなのと余り歩かないところの所為か随分と方向がおかしい。変だなあと思いコンパスとGPSを見ると大きく蛇行している。途中で北に向きかかってもいる。なんといい加減な歩きだろう。
地図もGPSも使わずふらふら彷徨うのも一興。
さすがにこの乾いた展望台ではヒルはいまい。
テーブルまで上がるとヒルは殆どいないですね。
食われたとしたら下から連れてきた奴でしょうね。

気になる程ではないが、この斜面のこのテープは果たして必要だろうか。
無論不必要でしょう。滅茶苦茶歩いたって真の谷に下りる所はほぼ決まっていますし
少々上流か下流へ出たって何の問題もない。

 
自宅に戻り荷物の整理をしていたら干からびて死にそうになっているヒルを一匹発見。
昨日は洗濯機の中にヒルがいたと嫁にお目玉をくいました。
放りこんだ靴下に付いていたようです。
その前に、連れを下ろしたあとの助手席のシートにもいました。
お持ち帰りは厳禁ですね(^◇^)

                    ハリマオ
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】御池岳散歩(独り歩きはヒルがお相手)

投稿記事 by Kasaya »

ハリマオさん こんばんは 今日はお休みですか

いよいよヒルも最盛期に入り、なかなか元気がよろしいようで
歩き始めてすぐ今日のテーマはこれかなあと思ってしまいました。

春の盛況とは段違いですね
ヒルがいて相当敬遠されている感じです。頂上まで行くと夏とはいえ木陰が涼しくていいので
この時期も時々行くのですが。

ヘルメットを被るほど危険な花なんですか? 頭を食いつかれるとか(^◇^)
4人ぐらいいて独りだけヘルメットを被ってました。危なっかしいとこも行くのかな

タテ谷は私は好きですね。よく右折します。雨後の下りはイヤですけどね。
この道は特徴のない急な斜面を歩くのでどこら辺だかすぐに分からなくなります。そして風がなくて暑い。
涼しい時期が良さそうです。

8日は小岐須大岩谷、昨日は案内でお金明神でしたが、両日ともやられました。
昔は朝明からのコースにはいなかったですがね。

もう鈴鹿全山にいるのでしょうか。南部はあまり行かないから知らないけど

腹や腰を吸うやつは登ってくるのでしょうか。足首吸えば無駄に登らなくて済むのに不思議です。
途中の腿を食われたことは一度もないし。

ハリマオさんは以前上から降ってくると言ってませんでした?首筋や腹のヒルは下から上がってきているとは思えません。
でも上からというのも信じがたい。木の枝にくっついているのでしょうか。

すでに池じゃないでしょう。
ヌタ場ですね。
キハダの池.JPG
テーブルに上がっても、何処に行くか迷いますね。どこも飽きたし。
新鮮さを求めるなら斜面ですね。

さすがに飽きましたか。でも斜面は歩きにくいし。

地図もGPSも使わずふらふら彷徨うのも一興。
御池台地でお絵かきでもしますか

無論不必要でしょう。滅茶苦茶歩いたって真の谷に下りる所はほぼ決まっていますし
少々上流か下流へ出たって何の問題もない。

東斜面は皆そうですね。地図を見て分からないような人が行くような所ではないのでやっぱり不要かな

昨日は洗濯機の中にヒルがいたと嫁にお目玉をくいました。
洗ってくれる人がいていいですね。
お持ち帰りは厳禁ですね(^◇^)
水の持ち帰りもダメ?

それにしても蒸し暑い日でした。早く梅雨が明けないかなあ

Kasaya
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】御池岳散歩(独り歩きはヒルがお相手)

投稿記事 by 宮指路 »

Kasayaさん、こんばんは

春のコグルミ谷は駐車に困るがこの時期ならまず問題なかろうと車を進めていくと、コグルミ谷駐車地は先客ゼロ。天気予報が悪かったこともあるが、梅雨以降のこの山は人気が無い。

ヒルの恐怖は凄まじいですね。よくこんな時期に行かれましたね。
ヒルを怖がっちゃヤブメンじゃないって?


 首筋の汗をハンカチで拭うとするとグニャッとした嫌な感触。ハッと思って手を当てればヒルが一匹食いついていた。
急いでつまみ上げ捨てた後、ハンカチで首筋を拭うが幸い血は出ていない。


私も首筋へのアタックは今までなかったですが最近沢谷峠辺りでやられた時はさすがにぞっとしました。

良かった、まだやられていない。ホッとして歩きかけると今度は腹部にチクリと痛みが走る。ウォッと。今度はTシャツの上から食いつこうとしている。けしからん。こいつも
つまみ出す。Tシャツをめくってみるが幸い被害なし。それにしても上半身に攻撃を受けるとは。


私も以前、この時期にコグルミ谷を歩いていて腕に取り付いたことがあったのでこれはたまらんと思い早々に退散しました。

これでは仮に長靴を履いていたと
しても効果なしだと思いつつ行くと、今度は足首がむずがゆい。パッとズボンのすそをめくりあげると靴下の上から入ろうと
する奴がいる。こいつもポイッ!全く油断も隙もない。ふと見れば靴にも一匹くっついている。堪らんなあ、5分ぐらいの間の
出来事である。もう帰ろうかと思ったが引き返せばまた攻撃を受けるだけ。進んじゃえ。その後も全身の皮膚に神経を集中させながら進んでいく。


こんな状態だったら私なら間違いなく退散です。

 ちょっと気を引き締めてボタンブチ方向に向かうと急に視野が開けて見慣れた風景が出た。天狗の鼻の手前である。雲ってはいるもののいい展望だ。ボタンブチまで来るとさすがに
先客がいた。ちょっと挨拶をして回りの景色を楽しむ。


この時期でもやっぱりもの好きはいるもんですねぇ~
ボタンブチと言えばこの冬の遭難が思い出されます

 さてお散歩はこのぐらいかな。帰ろうと1241ピークから真の谷へ下る。尾根を外さないようにと思ってコンパスを持つが行く方向にはしっかりと赤テープがつけられている。割と大き目のテープだ。どこまで続くのかなと思ったら殆ど真の谷まで続いていた。気になる程ではないが、この斜面のこのテープは果たして必要だろうか。

このコースは積雪時によく下りますが、以前は目立ったテープはなかったです。
1241から下りるとどうしても右に振られてしまうのでカタクリ峠に最短で着こうとするとテープがあった方が楽ですね

 真の谷からゆっくり歩いてカタクリ峠に着くと急にガスが沸いてきた。コグルミ谷はガスに包まれているようだ。明るかった谷が
急に暗くなる。そして蒸し暑い。湿度100%といった感じ。さっさと下るがやはり長命水はパスしにくい。ここでまた冷たい水で喉を潤す。


この辺りもヒルが多いので私ならパスしてしまいます。

あれだけのヒル攻撃を受けた割には
なんら実害を被ることがなく散歩終了。御池はやっぱり近くていい山だな。


運が良かったですね


                                                    宮指路
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】御池岳散歩(独り歩きはヒルがお相手)

投稿記事 by Kasaya »

宮指路さん こんばんは。北海道遠征ご苦労様。
早々と夏休みでしたねえ。

ヒルの恐怖は凄まじいですね。よくこんな時期に行かれましたね。
ヒルを怖がっちゃヤブメンじゃないって?

ヒルさえ気にしなければ人も少ないしいいとこですよ。悪くないと思ってます。

私も首筋へのアタックは今までなかったですが最近沢谷峠辺りでやられた時はさすがにぞっとしました。
私は何回かありますよ。ぞっとはしないですが

私も以前、この時期にコグルミ谷を歩いていて腕に取り付いたことがあったのでこれはたまらんと思い早々に退散しました。
谷筋はどこもダメでしょう。鞍掛け尾根に上がる最短コースならいいかもしんない

こんな状態だったら私なら間違いなく退散です。
もう一匹くらい喰われていたらそうかもしれません

この時期でもやっぱりもの好きはいるもんですねぇ~
物好きってことはないでしょう。ヒルのことは知らずに来る人もいるし、私みたいな人もいるし。

ボタンブチと言えばこの冬の遭難が思い出されます
結局滑落の原因は分からないんでしょうか。

このコースは積雪時によく下りますが、以前は目立ったテープはなかったです。
1241から下りるとどうしても右に振られてしまうのでカタクリ峠に最短で着こうとするとテープがあった方が楽ですね
こういう斜面のテープをどこまで信じていいのやら。たぶんすぐになくなっていくと思います。

この辺りもヒルが多いので私ならパスしてしまいます。
いなさそうなのを確かめてから腰を下ろしました。

運が良かったですね
最近未遂はあってもあまり献血はしていないような気がします。
加齢臭が強くなってヒルが敬遠してるのかも(^_^.)
Kasaya
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