【鈴鹿】又川谷を埋めた山抜けを歩いてみた
【鈴鹿】大井谷、竜ヶ岳
【日時】2021/11/6
【天 候】晴
【コース】 P 8:50-白谷越9:50-ca650右又ミニゴル前ランチ12:20/13:20-ガレ登り-
ca810尾根端14:30-西尾根踏み跡15:30-登山道15:40-P17:06
2013年6月「又川谷よさらば」のレクイエムを聴いた。
その前年、滝谷を目指していた不肖Sは、二度にわたり茶屋川の濁流に阻まれたのだった。
つまり、この頃又川谷が土砂に陵辱されていたんだろう。
大好きだった又川谷 土砂に埋もれた後も何度か歩いた。
今日はその又川谷を埋め尽くした山抜けを歩いてみよう。
秋の鈴鹿は大賑わいだ。前週の鳴野橋もそうだったが、本日通り抜けた神崎橋周辺も車で一杯だ。
トンネル手前の八風谷も・・・
ひょっとして、旧道の白谷越えにも登山者があふれているんだろうか?
その心配は杞憂だったが、駐車地には重機が置かれ伐採作業の基地となっていた。
何と林道もできていて、古語禄谷源流を寸断しているではないか!
枝谷に入れば昔のままだ。白谷越えで一本たてる。
白谷を下って又川に出会う。
緑水さんが言ってた鈴鹿の十字峡の面影はなく、もう既に見慣れてしまった枯れた河原だ。
しばらく行くと水流は出てくる。
右又の細い滝は健在だが、その先にあった本流の大きな釜を持った滝は見事に埋まったままだ。
滝を巻き終わったところの「シマウマ石?バームクーヘン石」が記憶を蘇らせてくれる。
大井谷の滝前後は一旦元の姿を現すが、その先は、またもや土砂で広大な河原となって左俣を分ける。
右又はその先でミニゴルジュ、その手前の向かって右斜面が山抜けだ。
ガレをボチボチ登って両側が切り立った大岩の間を抜ける。
まだまだガレは続くが、取りあえずは落ちついているようだ。支尾根の自然林がスッパリと切り取られたような
断面を見て末端へと回り込む。
左手にガレを見ながら急な尾根を登ると、P962からの西尾根に合流、ここには薄い踏み跡も有り、しばらくで登山道
に乗っかった。後は急坂を下るのみだ。
寄り道したことを忘れていた。
北西斜面は気持ちいいのだ。その下部の誰も来ない急斜面に孤高の樹
では また逢う約束などすることもなく それじゃまた
SHIGEKI
- 赤→が山抜け