山日和さん こんにちは。
【山 域】但馬 蘇武岳
【天 候】晴れ
【コース】万場登山口8:15---8:40中ノ滝---9:25東尾根---10:45蘇武岳12:10---13:05大杉山---13:55あがりこブナ
---14:20谷筋14:50---15:20駐車地
兵庫の未踏の山シリーズ第2弾(そんなものはないが)である。
FBの画像見て、驚嘆しました。兵庫は射程外ですが、素晴らしい!!ですね~
東床尾山の時と同じく、下道を走って神鍋高原へ向かう。途中、遠坂トンネルの通行料320円だけ払えば、氷上
インターから先は無料の自動車道で快適に走ることができる。東へ向かう時は名神に乗らない選択肢はないのだが、
こちら方面は家の近くから交通量の少ない国道(夜間限定の話だが)を使って、比較的短時間で登山口まで到達でき
るのだ。緊急事態宣言で高速の休日割引がない今は、あの手この手でコスト削減を図らなければならない。
高速代 高過ぎですね。
スキーシーズンは大賑わいであろう神鍋高原も、グリーンシーズンの今は静かなものである。
さすがに人気の山だけあって、万場の登山口には数台の車が止まっていた。
スキー場のゲレンデの中を進んで行くと谷沿いの登山道に入って行った。口の滝、中の滝という小滝を見ながら
巨木の谷コースに入ると、ここまでの雑然とした谷の空気が変わった。
すっきりとした広い谷には、名前の通りトチやカツラの巨木が散在し、なにか厳かな雰囲気を感じられる。[/color]
緩やかな源頭に点在する巨木ですか~ いいですね~
ここから木の階段が整備された道を行くと、いよいよお待ちかねのブナ林の始まりである。ほとんどが細く若い
ブナだが、世代交代した極相林だろうか。たまに少し太いヤツが出てくるが、目を瞠るような巨木はない。
林床をイワウチワ(カガミか)のグリーンで彩られたブナ林は爽やかで、吹き抜ける風も涼しく暑さ知らずのいいプ
ロムナードである。
そして、山毛欅林を風に吹かれて歩いたら、言うことなしでんなぁ
林が多いのかと思っていたら、ずっとブナ林が続いたのはうれしい誤算だった。(単なる勉強不足か)
こんなことなら、ここまで来てからランチタイムにすればよかったと後悔の念に襲われたが後の祭りである。
メシは山頂でという固定観念に囚われないと自分で言ってたはずなのに、情けないことだ。
そ
こまで完璧を求めなくても・・・
でも、ランチのロケーションは最重要かも
ともあれ、一つ山から四つ山という小ピークを越えて、大杉山までアップダウンが連続するが、ブナ林が途切れ
ることはなく、右から上がって来る谷の源頭もそれぞれが魅力的だ。
山毛欅林と源頭の曲線、疎林がいいですね。
右下の谷筋を気にしながら歩いていると、とんでもないものが目に入った。カツラか。とてつもなく大きい。
思わず駆け下りて木の前に立つ。カツラの巨木と言えば、普通はひこばえの集合体みたいな形が多いのだが、この
木は2本の野太い主幹が力強く伸びている。幹回り10mはありそうな巨木だった。
林道の際の斜面にはトチの巨木も多いのでぼんやり歩けない。
あがりこを見た後は駐車地まで急ぐだけと思っていたが、最後の最後まで楽しませてくれるルートだった。
桂の巨木までありますか!!
第3弾期待してますわ。
SHIGEKI