【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
【日 付】2012年3月10日(土)
【山 域】奥越 桂島山1173.3m、木無山1328.6m
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】蛇鏡橋7:16---9:27 P1073m---10:19桂島山10:28---11:22 973mコル(前坂峠)11:35---12:45 P1153m
13:58---14:51木無山15:01---15:43 Ca1070mピーク15:54---16:59長倉谷林道---17:17蛇鏡橋
雨は夜更け過ぎに雪へと変わらず、明け方にはなんとか上がってくれた。どんよりとした空の色。いつもなら「またか」
とモチベーション低下症候群に陥るところだが、天気は回復傾向。歩いているうちに青空を拝めるだろう。
先週の洞吹氏のレポに刺激を受けた。週末ごとに恵まれない北陸地方の天気のせいもあり、遠征するのが億劫にな
っていたのだ。そこへ快晴の木無山のレポである。行くしかないだろう。
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
洞吹レポに従い、林道奥越線の入口の除雪スペースに車を止めた。前坂谷に架かる橋の名前は「蛇鏡(じゃかがみ)
橋」と書いてあった。「蛇鏡」というのはスキー場西にある1121.3mの三角点峰の名前だ。
スノーシュ―を履いて歩き出す。右にカーブしたところで林道側壁のガケが切れたので、植林を縫って取り付いた。
80mほどの我慢で尾根に出る。地図上では針葉樹マークなので植林だと思っていたが、右半分は雑木林が残っており、
雰囲気は悪くない。雪も適度に締まり、スノーシュ―には最適である。昨日の雨で表面はややグサグサになりかけてい
るが、こういう雪質に強いのがスノーシュ―だ。
749m標高点下で最初の林道を越え、Ca980m付近で再度林道と出合う。ここまで休まず歩いてきたので少し腹拵え
をしておこう。すると頭上が明るくなってきた。「キターッ」思わず顔がほころぶ。
正面のガケを避けて右から回り込むように再び尾根に乗ると、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることな
くどこまでも続いていた。
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過した
ピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。今日はあれより1ヵ月早い時期ということもあり、雪の量が全然違う。
昨日の雨もこの高さでは雪だったようで、うっすらと積もった新雪が春の雪の汚れを覆い隠して、神々しいほどの美しさ
だ。
[attachment=4]P1050744_1.JPG[/attachment]
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめてい
ないツケが回って来たのか。
桂島山へ着いた頃には疲れが出てきた。おまけに晴れるはずの空はなぜかホワイトアウト状態に逆戻りである。
風もあり、腰を降ろす気にもなれない。
そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。
途中で右へ分岐する尾根を少し下ってしまい、登り返すはめになった。こんな登り返しでも体が重い。
973m標高点への最後の下りは急傾斜だ。下の方に予想外のものが見えた。白い帯が左右に続いている。林道だ。
ちょっとしたガケの上に出てしまい、脱いだスノーシュ―を放り投げて法面の草付きを慎重に下りる。
地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
973mのコルはもう少し下にあった。いつまでも回復しない天候とイマイチな体調にかなりやる気を失っていた。桂島山
の山頂ではここまで下りてランチにしようかと思ってたぐらいだ。当然木無山はカットである。何も見えないなら行く必要
もない。
しかしここはあまりいいところではないし、木無に行かないにしても1159mピークまでは登らなければいけない。もうひと
頑張りして1159mピークもしくは1153mピーク付近の台地でランチとしよう。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
1159mピーク手前からはブナの疎林が広がる山上の楽園。霧氷の道具立ても揃って素晴らしい台地だ。
これに青空があれば言うことなしなのだが。
もう登らなくてもいい場所までと、1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。もうすっかり下山モードである。
[attachment=0]パノラマ 4_1_1.JPG[/attachment]
ところがいつの間にか日が差してきた。雪堤の上に上がってみると、北側に経ヶ岳から赤兎山への山稜が浮かんでい
た。木無山を覆っていた雲も取れている。これは行けというサインか。
時間を計算してみる。最低鞍部から240mの登り返し。山頂まで1時間はかからないだろう。下山は南尾根上部の状態
次第だが、通過できれば2時間もあれば長倉谷へ下りられるはずだ。
それなら5時、遅くとも5時半には下山できると踏んだ。行こう。これを逃したら、二度とこの周回ルートをやる機会がない
かもしれない。第一この青空と目の前に広がる雪稜。ここでやめる理由は何もない。
気分が明るくなっても体が軽くなったわけではない。何度も立ち止まって休みながら、一歩ずつ高度を上げて行く。
そして登るにつれ前方以外の三方の展望がどんどんダイナミックなものになっていく。
稜線の左側は膨大な雪堤が長倉谷源頭へ切れ落ちて、近付くこともできない。
山頂手前のブナ林は相変わらず素敵だ。気温が上がり風が吹いているにも関わらず、まだ霧氷を残してくれている。
ブナ林を過ぎると寄せ豆腐のような白い台形の山頂部が目の前だ。
[attachment=3]P1050872_1.JPG[/attachment]
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美し
さが減殺されているのが残念だ。
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
山々の名は洞吹氏のレポにも新しいので省略。やはり来てよかった。
南尾根の様子を窺う。先週の高温と雨で雪庇はかなり落ちたようだ。さほど危険なところもなさそうなので、予定通り
南尾根経由の周回ルートを実行しよう。
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
[attachment=2]P1050896_1.JPG[/attachment]
100mほどで危険地帯を脱出して再びスノーシュ―を履いた。
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
[attachment=1]P1050928_1.JPG[/attachment]
Ca1170mピークで最後の休憩を取る。ここまで来れば時間は読める。ゆっくりコーヒーで楽しみたいような心癒される
ブナ林に包まれた場所だ。
長倉谷林道へ下りる一番確実な方法はここから東~南東へ伸びる尾根を辿るルートだ。しかしそのルートは以前登っ
ているし、単純過ぎて面白くない。ここから東側の斜面は広大なカール状の谷地形となって、長倉谷へ向かって流れ落
ちている。下部で少々ややこしいことになってもそれほど困難はないだろう。
雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。
適当に方向を決めてぐんぐん進む。
876m標高点を過ぎたあたりから下部は放置植林が目立ち始め、行く手の見定めが難しくなる。この辺まで来るとさす
がに谷には水が流れ、両岸は雪の堆積で渡るのも苦労しそうだ。
できるだけ長く続く尾根を選ぶのがポイントである。本当は876mから左寄りに逃げて最初の尾根沿いを行けばよかった
のだろう。
途中で真新しいワカンの足跡が出て来て、これで楽勝だと思ったら見失ってしまった。しかしあのワカンの主はどこへ行
ったのだろう。木無山の稜線はまったくのノートレースだった。
ついに谷にぶちあたり、1回目の渡渉となった。と言っても水量は少なく谷も狭いのでまたいで渡れる程度だ。問題は
対岸の雪の壁ををどう上がるかだ。2mほどの雪壁をストックリングで円柱状に掻き出して、1m弱の場所にステップを作
る。そこにスノーシュ―を蹴り込んで体を持ち上げる。ステップに乗りこんでしまえばこっちのものだ。後は反対側の足で
ヒザ蹴りを食らわして、そのままヒザを支点に這い上がれば一丁上がりである。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
やっと雪の積もった橋が見えた。ほぼ予定通り。
天気の方も予定通りで、途中折れかかった心が繋がったおかげで思い描いた通りのラインを辿ることができた。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
いい山だった。
山日和
【山 域】奥越 桂島山1173.3m、木無山1328.6m
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】蛇鏡橋7:16---9:27 P1073m---10:19桂島山10:28---11:22 973mコル(前坂峠)11:35---12:45 P1153m
13:58---14:51木無山15:01---15:43 Ca1070mピーク15:54---16:59長倉谷林道---17:17蛇鏡橋
雨は夜更け過ぎに雪へと変わらず、明け方にはなんとか上がってくれた。どんよりとした空の色。いつもなら「またか」
とモチベーション低下症候群に陥るところだが、天気は回復傾向。歩いているうちに青空を拝めるだろう。
先週の洞吹氏のレポに刺激を受けた。週末ごとに恵まれない北陸地方の天気のせいもあり、遠征するのが億劫にな
っていたのだ。そこへ快晴の木無山のレポである。行くしかないだろう。
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
洞吹レポに従い、林道奥越線の入口の除雪スペースに車を止めた。前坂谷に架かる橋の名前は「蛇鏡(じゃかがみ)
橋」と書いてあった。「蛇鏡」というのはスキー場西にある1121.3mの三角点峰の名前だ。
スノーシュ―を履いて歩き出す。右にカーブしたところで林道側壁のガケが切れたので、植林を縫って取り付いた。
80mほどの我慢で尾根に出る。地図上では針葉樹マークなので植林だと思っていたが、右半分は雑木林が残っており、
雰囲気は悪くない。雪も適度に締まり、スノーシュ―には最適である。昨日の雨で表面はややグサグサになりかけてい
るが、こういう雪質に強いのがスノーシュ―だ。
749m標高点下で最初の林道を越え、Ca980m付近で再度林道と出合う。ここまで休まず歩いてきたので少し腹拵え
をしておこう。すると頭上が明るくなってきた。「キターッ」思わず顔がほころぶ。
正面のガケを避けて右から回り込むように再び尾根に乗ると、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることな
くどこまでも続いていた。
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過した
ピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。今日はあれより1ヵ月早い時期ということもあり、雪の量が全然違う。
昨日の雨もこの高さでは雪だったようで、うっすらと積もった新雪が春の雪の汚れを覆い隠して、神々しいほどの美しさ
だ。
[attachment=4]P1050744_1.JPG[/attachment]
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめてい
ないツケが回って来たのか。
桂島山へ着いた頃には疲れが出てきた。おまけに晴れるはずの空はなぜかホワイトアウト状態に逆戻りである。
風もあり、腰を降ろす気にもなれない。
そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。
途中で右へ分岐する尾根を少し下ってしまい、登り返すはめになった。こんな登り返しでも体が重い。
973m標高点への最後の下りは急傾斜だ。下の方に予想外のものが見えた。白い帯が左右に続いている。林道だ。
ちょっとしたガケの上に出てしまい、脱いだスノーシュ―を放り投げて法面の草付きを慎重に下りる。
地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
973mのコルはもう少し下にあった。いつまでも回復しない天候とイマイチな体調にかなりやる気を失っていた。桂島山
の山頂ではここまで下りてランチにしようかと思ってたぐらいだ。当然木無山はカットである。何も見えないなら行く必要
もない。
しかしここはあまりいいところではないし、木無に行かないにしても1159mピークまでは登らなければいけない。もうひと
頑張りして1159mピークもしくは1153mピーク付近の台地でランチとしよう。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
1159mピーク手前からはブナの疎林が広がる山上の楽園。霧氷の道具立ても揃って素晴らしい台地だ。
これに青空があれば言うことなしなのだが。
もう登らなくてもいい場所までと、1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。もうすっかり下山モードである。
[attachment=0]パノラマ 4_1_1.JPG[/attachment]
ところがいつの間にか日が差してきた。雪堤の上に上がってみると、北側に経ヶ岳から赤兎山への山稜が浮かんでい
た。木無山を覆っていた雲も取れている。これは行けというサインか。
時間を計算してみる。最低鞍部から240mの登り返し。山頂まで1時間はかからないだろう。下山は南尾根上部の状態
次第だが、通過できれば2時間もあれば長倉谷へ下りられるはずだ。
それなら5時、遅くとも5時半には下山できると踏んだ。行こう。これを逃したら、二度とこの周回ルートをやる機会がない
かもしれない。第一この青空と目の前に広がる雪稜。ここでやめる理由は何もない。
気分が明るくなっても体が軽くなったわけではない。何度も立ち止まって休みながら、一歩ずつ高度を上げて行く。
そして登るにつれ前方以外の三方の展望がどんどんダイナミックなものになっていく。
稜線の左側は膨大な雪堤が長倉谷源頭へ切れ落ちて、近付くこともできない。
山頂手前のブナ林は相変わらず素敵だ。気温が上がり風が吹いているにも関わらず、まだ霧氷を残してくれている。
ブナ林を過ぎると寄せ豆腐のような白い台形の山頂部が目の前だ。
[attachment=3]P1050872_1.JPG[/attachment]
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美し
さが減殺されているのが残念だ。
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
山々の名は洞吹氏のレポにも新しいので省略。やはり来てよかった。
南尾根の様子を窺う。先週の高温と雨で雪庇はかなり落ちたようだ。さほど危険なところもなさそうなので、予定通り
南尾根経由の周回ルートを実行しよう。
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
[attachment=2]P1050896_1.JPG[/attachment]
100mほどで危険地帯を脱出して再びスノーシュ―を履いた。
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
[attachment=1]P1050928_1.JPG[/attachment]
Ca1170mピークで最後の休憩を取る。ここまで来れば時間は読める。ゆっくりコーヒーで楽しみたいような心癒される
ブナ林に包まれた場所だ。
長倉谷林道へ下りる一番確実な方法はここから東~南東へ伸びる尾根を辿るルートだ。しかしそのルートは以前登っ
ているし、単純過ぎて面白くない。ここから東側の斜面は広大なカール状の谷地形となって、長倉谷へ向かって流れ落
ちている。下部で少々ややこしいことになってもそれほど困難はないだろう。
雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。
適当に方向を決めてぐんぐん進む。
876m標高点を過ぎたあたりから下部は放置植林が目立ち始め、行く手の見定めが難しくなる。この辺まで来るとさす
がに谷には水が流れ、両岸は雪の堆積で渡るのも苦労しそうだ。
できるだけ長く続く尾根を選ぶのがポイントである。本当は876mから左寄りに逃げて最初の尾根沿いを行けばよかった
のだろう。
途中で真新しいワカンの足跡が出て来て、これで楽勝だと思ったら見失ってしまった。しかしあのワカンの主はどこへ行
ったのだろう。木無山の稜線はまったくのノートレースだった。
ついに谷にぶちあたり、1回目の渡渉となった。と言っても水量は少なく谷も狭いのでまたいで渡れる程度だ。問題は
対岸の雪の壁ををどう上がるかだ。2mほどの雪壁をストックリングで円柱状に掻き出して、1m弱の場所にステップを作
る。そこにスノーシュ―を蹴り込んで体を持ち上げる。ステップに乗りこんでしまえばこっちのものだ。後は反対側の足で
ヒザ蹴りを食らわして、そのままヒザを支点に這い上がれば一丁上がりである。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
やっと雪の積もった橋が見えた。ほぼ予定通り。
天気の方も予定通りで、途中折れかかった心が繋がったおかげで思い描いた通りのラインを辿ることができた。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
いい山だった。
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん今晩は
お昼 レス終わりポチとしたら行方不明になりました。
2度目です。
山日和商会でお値打ちにして頂いて有難うございます。
これから問題だと思いますが
よろしくお願いします。 m(__)m
洞水さんのレポが刺激されたようですね
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
ピストンの文字はほとんど見た覚えが有りませんが
周回が山日和さんがポロリシーですか
雰囲気は悪くない。雪も適度に締まり、スノーシュ―には最適である。昨日の雨で表面はややグサグサになりかけてい
るが、こういう雪質に強いのがスノーシュ―だ。
土蔵のような感じなんですね。
、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることな
くどこまでも続いていた。
またまた
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
今日はあれより1ヵ月早い時期ということもあり、雪の量が全然違う。
新雪が春の雪の汚れを覆い隠して、神々しいほどの美しさ
またまた
ブナ好きな私はたまりませんね
絶対歩きたい
桂島山へ着いた頃には疲れが出てきた。おまけに晴れるはずの空はなぜかホワイトアウト状態に逆戻りである。
風もあり、腰を降ろす気にもなれない。
危ない危ない遭難しますよ
もう下山しましょう。
そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
ほらほら
地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
たまにありますよね地形図にない林道が
1159mピーク手前からはブナの疎林が広がる山上の楽園。霧氷の道具立ても揃って素晴らしい台地だ。
またまた山上の楽園ですか
これは行かなくちゃ
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。もうすっかり下山モードである。
今日は鍋には黒豚ロースですか?
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美し
さが減殺されているのが残念だ。
野伏の帰り穴にはまり出るのに苦労した記憶が有りますが
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
山々の名は洞吹氏のレポにも新しいので省略。やはり来てよかった。
天が見方してくれましたね\(^o^)/
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
慎重ですね 安全第一ですね
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
南尾根メモときます。
Ca1170mピークで最後の休憩を取る。ここまで来れば時間は読める。ゆっくりコーヒーで楽しみたいような心癒される
ブナ林に包まれた場所だ。
ほんとブナ林は癒されます。
ブナ林の下で下界の事を忘れボートしたい時有ります。
ついに谷にぶちあたり、1回目の渡渉となった。
ドボンしないでくださいね
と言っても水量は少なく谷も狭いのでまたいで渡れる程度だ。問題は
ここは心配ないですね
渡渉ときたらドキツとしますが
やっと雪の積もった橋が見えた。ほぼ予定通り。
天気の方も予定通りで、途中折れかかった心が繋がったおかげで思い描いた通りのラインを辿ることができた。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
いい山だった。
ブナの山上の楽園の稜線漫歩
お疲れ様でした。
バーチャリ ポチ
お昼 レス終わりポチとしたら行方不明になりました。
2度目です。
山日和商会でお値打ちにして頂いて有難うございます。
これから問題だと思いますが
よろしくお願いします。 m(__)m
洞水さんのレポが刺激されたようですね
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
ピストンの文字はほとんど見た覚えが有りませんが
周回が山日和さんがポロリシーですか
雰囲気は悪くない。雪も適度に締まり、スノーシュ―には最適である。昨日の雨で表面はややグサグサになりかけてい
るが、こういう雪質に強いのがスノーシュ―だ。
土蔵のような感じなんですね。
、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることな
くどこまでも続いていた。
またまた
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
今日はあれより1ヵ月早い時期ということもあり、雪の量が全然違う。
新雪が春の雪の汚れを覆い隠して、神々しいほどの美しさ
またまた
ブナ好きな私はたまりませんね
絶対歩きたい
桂島山へ着いた頃には疲れが出てきた。おまけに晴れるはずの空はなぜかホワイトアウト状態に逆戻りである。
風もあり、腰を降ろす気にもなれない。
危ない危ない遭難しますよ
もう下山しましょう。
そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
ほらほら
地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
たまにありますよね地形図にない林道が
1159mピーク手前からはブナの疎林が広がる山上の楽園。霧氷の道具立ても揃って素晴らしい台地だ。
またまた山上の楽園ですか
これは行かなくちゃ
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。もうすっかり下山モードである。
今日は鍋には黒豚ロースですか?
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美し
さが減殺されているのが残念だ。
野伏の帰り穴にはまり出るのに苦労した記憶が有りますが
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
山々の名は洞吹氏のレポにも新しいので省略。やはり来てよかった。
天が見方してくれましたね\(^o^)/
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
慎重ですね 安全第一ですね
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
南尾根メモときます。
Ca1170mピークで最後の休憩を取る。ここまで来れば時間は読める。ゆっくりコーヒーで楽しみたいような心癒される
ブナ林に包まれた場所だ。
ほんとブナ林は癒されます。
ブナ林の下で下界の事を忘れボートしたい時有ります。
ついに谷にぶちあたり、1回目の渡渉となった。
ドボンしないでくださいね
と言っても水量は少なく谷も狭いのでまたいで渡れる程度だ。問題は
ここは心配ないですね
渡渉ときたらドキツとしますが
やっと雪の積もった橋が見えた。ほぼ予定通り。
天気の方も予定通りで、途中折れかかった心が繋がったおかげで思い描いた通りのラインを辿ることができた。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
いい山だった。
ブナの山上の楽園の稜線漫歩
お疲れ様でした。
バーチャリ ポチ
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん、こんばんは。
雨は夜更け過ぎに雪へと
カッコエエ滑り出しやね~
そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
ガスのせいやろか?
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。
途中で右へ分岐する尾根を少し下ってしまい、登り返すはめになった。こんな登り返しでも体が重い。
ちょっと複雑な尾根筋ですからガスの中では間違えちゃうよね。
973mのコルはもう少し下にあった。いつまでも回復しない天候とイマイチな体調にかなりやる気を失っていた。桂島山
の山頂ではここまで下りてランチにしようかと思ってたぐらいだ。当然木無山はカットである。何も見えないなら行く必要
もない。
へぇ~、山さんでもそんなこと思うことあるんだあ~
アタチは毎度ですがね。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
コレを見ると“ハク”(千尋の友だち)を襲う人形(ひとがた)を思い出すなあ。
きれいだけれど気をつけないとケガするときもありますもんね。
もう登らなくてもいい場所までと、1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
病は気からカモ。
今度、ためしに片栗粉でやってみて下さいな。
同じ効果があればもう高価な漢方は買わんでええでっせ。
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。
寄せ豆腐やからね~
長倉谷林道へ下りる一番確実な方法はここから東~南東へ伸びる尾根を辿るルートだ。しかしそのルートは以前登っ
ているし、単純過ぎて面白くない。ここから東側の斜面は広大なカール状の谷地形となって、長倉谷へ向かって流れ落
ちている。下部で少々ややこしいことになってもそれほど困難はないだろう。
もう4時だというのにスケベ根性が出ちゃいましたね。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
渡渉の神さま、お疲れさまでした。
雨は夜更け過ぎに雪へと
カッコエエ滑り出しやね~
そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
ガスのせいやろか?
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。
途中で右へ分岐する尾根を少し下ってしまい、登り返すはめになった。こんな登り返しでも体が重い。
ちょっと複雑な尾根筋ですからガスの中では間違えちゃうよね。
973mのコルはもう少し下にあった。いつまでも回復しない天候とイマイチな体調にかなりやる気を失っていた。桂島山
の山頂ではここまで下りてランチにしようかと思ってたぐらいだ。当然木無山はカットである。何も見えないなら行く必要
もない。
へぇ~、山さんでもそんなこと思うことあるんだあ~
アタチは毎度ですがね。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
コレを見ると“ハク”(千尋の友だち)を襲う人形(ひとがた)を思い出すなあ。
きれいだけれど気をつけないとケガするときもありますもんね。
もう登らなくてもいい場所までと、1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
病は気からカモ。
今度、ためしに片栗粉でやってみて下さいな。
同じ効果があればもう高価な漢方は買わんでええでっせ。
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。
寄せ豆腐やからね~
長倉谷林道へ下りる一番確実な方法はここから東~南東へ伸びる尾根を辿るルートだ。しかしそのルートは以前登っ
ているし、単純過ぎて面白くない。ここから東側の斜面は広大なカール状の谷地形となって、長倉谷へ向かって流れ落
ちている。下部で少々ややこしいことになってもそれほど困難はないだろう。
もう4時だというのにスケベ根性が出ちゃいましたね。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
渡渉の神さま、お疲れさまでした。
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん今日は
【コース】蛇鏡橋7:16---9:27 P1073m---10:19桂島山10:28---11:22 973mコル(前坂峠)11:35---12:45 P1153m
13:58---14:51木無山15:01---15:43 Ca1070mピーク15:54---16:59長倉谷林道---17:17蛇鏡橋
地形図を見ながら拝見しました。積雪期にこれだけのルートを歩ける気力と体力がとても羨ましいです。
正面のガケを避けて右から回り込むように再び尾根に乗ると、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることなくどこまでも続いていた。 1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
私はまだ枇杷倉山から木無山の尾根を歩いていません。そして枇杷倉山の南の三角点に桂島山と言う山名があるのも初めて知りました。ブナ林も良いとのことなので訪れて見たいと思います。
ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過したピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。
この時は三面谷からアプローチされたのですか。私は石徹白から杉山経由で小白山、枇杷倉山往復だったのでとても疲れました。
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ちた東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
雪庇尾根の緊張から解き放たれてこの広い尾根に来ると誰しも胸のときめきを感じますね 長倉谷林道へ下りる一番確実な方法はここから東~南東へ伸びる尾根を辿るルートだ。しかしそのルートは以前登っているし、単純過ぎて面白くない。ここから東側の斜面は広大なカール状の谷地形となって、長倉谷へ向かって流れ落
ちている。下部で少々ややこしいことになってもそれほど困難はないだろう。
私もこの広いカールに誘いこまれました。
自由に下れる素晴らしい地形で仲間と共にはそれぞれのトレースを刻みながら楽しく下りました。私達は876標高点の下の平らな所から尾根に逃げましたが、尾根筋は雪の下に間伐された木が放置されておりとても苦労しました。それを避けて谷に逃げた仲間は山日和さんと同じ様に大変でした。
三遠南信
【コース】蛇鏡橋7:16---9:27 P1073m---10:19桂島山10:28---11:22 973mコル(前坂峠)11:35---12:45 P1153m
13:58---14:51木無山15:01---15:43 Ca1070mピーク15:54---16:59長倉谷林道---17:17蛇鏡橋
地形図を見ながら拝見しました。積雪期にこれだけのルートを歩ける気力と体力がとても羨ましいです。
正面のガケを避けて右から回り込むように再び尾根に乗ると、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることなくどこまでも続いていた。 1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
私はまだ枇杷倉山から木無山の尾根を歩いていません。そして枇杷倉山の南の三角点に桂島山と言う山名があるのも初めて知りました。ブナ林も良いとのことなので訪れて見たいと思います。
ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過したピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。
この時は三面谷からアプローチされたのですか。私は石徹白から杉山経由で小白山、枇杷倉山往復だったのでとても疲れました。
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ちた東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
雪庇尾根の緊張から解き放たれてこの広い尾根に来ると誰しも胸のときめきを感じますね 長倉谷林道へ下りる一番確実な方法はここから東~南東へ伸びる尾根を辿るルートだ。しかしそのルートは以前登っているし、単純過ぎて面白くない。ここから東側の斜面は広大なカール状の谷地形となって、長倉谷へ向かって流れ落
ちている。下部で少々ややこしいことになってもそれほど困難はないだろう。
私もこの広いカールに誘いこまれました。
自由に下れる素晴らしい地形で仲間と共にはそれぞれのトレースを刻みながら楽しく下りました。私達は876標高点の下の平らな所から尾根に逃げましたが、尾根筋は雪の下に間伐された木が放置されておりとても苦労しました。それを避けて谷に逃げた仲間は山日和さんと同じ様に大変でした。
三遠南信
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん こんばんは
【山 域】奥越 桂島山1173.3m、木無山1328.6m
あれま、行っちゃいましたね。
先週の洞吹氏のレポに刺激を受けた。週末ごとに恵まれない北陸地方の天気のせいもあり、遠征するのが億劫にな
っていたのだ。そこへ快晴の木無山のレポである。行くしかないだろう。
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
ワシもあの日の計画の選択肢としては、余裕があったら桂島山をまわって帰るというのがありました。
「捕らぬタヌキのなんとやら」ですけど。
洞吹レポに従い、林道奥越線の入口の除雪スペースに車を止めた。前坂谷に架かる橋の名前は「蛇鏡(じゃかがみ)
橋」と書いてあった。「蛇鏡」というのはスキー場西にある1121.3mの三角点峰の名前だ。
ここがなんで「蛇鏡」やねんと思ってました。
749m標高点下で最初の林道を越え、Ca980m付近で再度林道と出合う。
去年の夏にこの林道を走りましたが、桂島山の腹を巻いて南西に向かう途中で工事通行止めでした。
少しずつ延びているようで、今回見たら、谷山川の谷へ乗り越してましたね。
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
いいですね。
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめていないツケが回って来たのか。
体調よくなかったですか。
それに、自分で自分をいじめる趣味もあったんですね。
桂島山へ着いた頃には疲れが出てきた。おまけに晴れるはずの空はなぜかホワイトアウト状態に逆戻りである。
風もあり、腰を降ろす気にもなれない。
これは、ちょっと意欲がそがれますね。
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。
よさそうやね。
こんどは、こっちのほうに来てみようかな。
973m標高点への最後の下りは急傾斜だ。下の方に予想外のものが見えた。白い帯が左右に続いている。林道だ。
地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
林道奥越線ですから、すぐに下打波につながります。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
ワシのときもそうでした。
魚のひれみたいな形の氷が、バラバラと落ちてくる。
もう登らなくてもいい場所までと、1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
そんなわけないはずなのですが、やっぱり速効で効くから不思議。
いつも、飲んで10秒、スーッと痙攣が消えます。
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコースを楽しむ。もうすっかり下山モードである。
普通の人は、まあこんなもんでしょう。
ところがいつの間にか日が差してきた。雪堤の上に上がってみると、北側に経ヶ岳から赤兎山への山稜が浮かんでい
た。木無山を覆っていた雲も取れている。これは行けというサインか。
時間を計算してみる。最低鞍部から240mの登り返し。山頂まで1時間はかからないだろう。下山は南尾根上部の状態
次第だが、通過できれば2時間もあれば長倉谷へ下りられるはずだ。
それなら5時、遅くとも5時半には下山できると踏んだ。行こう。これを逃したら、二度とこの周回ルートをやる機会がない
かもしれない。第一この青空と目の前に広がる雪稜。ここでやめる理由は何もない。
ところが山日和さん、普通の人じゃないからね。
ムクムクと、やる気地蔵さんになったね。
ワシにはとても真似できません。
ワシなら「まあええがな。ええ山やったのお。」と言いながら、フニャラフニャラと降りて行くことでしょう。
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
ここは、なんでこうなってるのですかね。
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美しさが減殺されているのが残念だ。
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
やはり来てよかった。
確かにね。
ワシも、来てみたら「やはり来てよかった。」と思ったものね。
ここは素直に、意欲の勝利を認めましょう。
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
上から、雪庇が崩れて稜線がえぐれているところが見えてましたね。
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
ここらへんは、のどかなところですね。
雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。
適当に方向を決めてぐんぐん進む。
快感ですね。
ついに谷にぶちあたり、1回目の渡渉となった。と言っても水量は少なく谷も狭いのでまたいで渡れる程度だ。問題は対岸の雪の壁ををどう上がるかだ。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分らしいエンディングと言えるのかもしれない。
やっぱり、自分をいじめて喜ぶタイプなんだ。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
まあ、結果から言えば、100点を知ってしまったから、50点では物足りなかっただろうと思うのでしょう。
もし50点だけで終わっていても、それはそれで50点満点……満点には変わりなし、かな。
それとも酸っぱいブドウ?
いい山だった。
いい山でした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
【山 域】奥越 桂島山1173.3m、木無山1328.6m
あれま、行っちゃいましたね。
先週の洞吹氏のレポに刺激を受けた。週末ごとに恵まれない北陸地方の天気のせいもあり、遠征するのが億劫にな
っていたのだ。そこへ快晴の木無山のレポである。行くしかないだろう。
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
ワシもあの日の計画の選択肢としては、余裕があったら桂島山をまわって帰るというのがありました。
「捕らぬタヌキのなんとやら」ですけど。
洞吹レポに従い、林道奥越線の入口の除雪スペースに車を止めた。前坂谷に架かる橋の名前は「蛇鏡(じゃかがみ)
橋」と書いてあった。「蛇鏡」というのはスキー場西にある1121.3mの三角点峰の名前だ。
ここがなんで「蛇鏡」やねんと思ってました。
749m標高点下で最初の林道を越え、Ca980m付近で再度林道と出合う。
去年の夏にこの林道を走りましたが、桂島山の腹を巻いて南西に向かう途中で工事通行止めでした。
少しずつ延びているようで、今回見たら、谷山川の谷へ乗り越してましたね。
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
いいですね。
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめていないツケが回って来たのか。
体調よくなかったですか。
それに、自分で自分をいじめる趣味もあったんですね。
桂島山へ着いた頃には疲れが出てきた。おまけに晴れるはずの空はなぜかホワイトアウト状態に逆戻りである。
風もあり、腰を降ろす気にもなれない。
これは、ちょっと意欲がそがれますね。
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。
よさそうやね。
こんどは、こっちのほうに来てみようかな。
973m標高点への最後の下りは急傾斜だ。下の方に予想外のものが見えた。白い帯が左右に続いている。林道だ。
地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
林道奥越線ですから、すぐに下打波につながります。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
ワシのときもそうでした。
魚のひれみたいな形の氷が、バラバラと落ちてくる。
もう登らなくてもいい場所までと、1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
そんなわけないはずなのですが、やっぱり速効で効くから不思議。
いつも、飲んで10秒、スーッと痙攣が消えます。
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコースを楽しむ。もうすっかり下山モードである。
普通の人は、まあこんなもんでしょう。
ところがいつの間にか日が差してきた。雪堤の上に上がってみると、北側に経ヶ岳から赤兎山への山稜が浮かんでい
た。木無山を覆っていた雲も取れている。これは行けというサインか。
時間を計算してみる。最低鞍部から240mの登り返し。山頂まで1時間はかからないだろう。下山は南尾根上部の状態
次第だが、通過できれば2時間もあれば長倉谷へ下りられるはずだ。
それなら5時、遅くとも5時半には下山できると踏んだ。行こう。これを逃したら、二度とこの周回ルートをやる機会がない
かもしれない。第一この青空と目の前に広がる雪稜。ここでやめる理由は何もない。
ところが山日和さん、普通の人じゃないからね。
ムクムクと、やる気地蔵さんになったね。
ワシにはとても真似できません。
ワシなら「まあええがな。ええ山やったのお。」と言いながら、フニャラフニャラと降りて行くことでしょう。
木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
ここは、なんでこうなってるのですかね。
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美しさが減殺されているのが残念だ。
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
やはり来てよかった。
確かにね。
ワシも、来てみたら「やはり来てよかった。」と思ったものね。
ここは素直に、意欲の勝利を認めましょう。
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
上から、雪庇が崩れて稜線がえぐれているところが見えてましたね。
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
ここらへんは、のどかなところですね。
雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。
適当に方向を決めてぐんぐん進む。
快感ですね。
ついに谷にぶちあたり、1回目の渡渉となった。と言っても水量は少なく谷も狭いのでまたいで渡れる程度だ。問題は対岸の雪の壁ををどう上がるかだ。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分らしいエンディングと言えるのかもしれない。
やっぱり、自分をいじめて喜ぶタイプなんだ。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
まあ、結果から言えば、100点を知ってしまったから、50点では物足りなかっただろうと思うのでしょう。
もし50点だけで終わっていても、それはそれで50点満点……満点には変わりなし、かな。
それとも酸っぱいブドウ?
いい山だった。
いい山でした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
バーチャリさん、どうもです。
お昼 レス終わりポチとしたら行方不明になりました。
2度目です。
それはご愁傷様でした。私、何回もあります。(^_^;)
山日和商会でお値打ちにして頂いて有難うございます。
これから問題だと思いますが
よろしくお願いします。 m(__)m
別にお値打ちというわけでもないですよ。
後は使い込むだけです。挫折しないように。
ピストンの文字はほとんど見た覚えが有りませんが
周回が山日和さんがポロリシーですか
ポロリはしませんけど、ぐるっと回るのが大好きですね。(^^)
土蔵のような感じなんですね。
土蔵の方がよく締まってました。
またまた
ブナ好きな私はたまりませんね
絶対歩きたい
山高きをもって貴しとせず、ブナの多きをもって貴しとす・・・です。
[attachment=1]P1050762_1.JPG[/attachment]
危ない危ない遭難しますよ
もう下山しましょう。
GPSがありますからね。とんでもないところへ行ってしまう心配はありません。
> 地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
たまにありますよね地形図にない林道が
出くわしてガックリする時もあれば、うれしい時もあったりします。
またまた山上の楽園ですか
これは行かなくちゃ
ここはいいところですよ。今回は通りませんでしたが、南東側斜面にもすばらしい森が広がっています。
[attachment=0]P1050856_1.JPG[/attachment]
今日は鍋には黒豚ロースですか?
ご明察!! って、毎度のことですが。(^^ゞ
野伏の帰り穴にはまり出るのに苦労した記憶が有りますが
苦労する程度ならいいですが、抜けられないと一生そこで暮らさないと・・・
天が見方してくれましたね\(^o^)/
これも徳の積み重ねってヤツでしょうか。(^^
南尾根メモときます。
こちらがメインルートですね。
ほんとブナ林は癒されます。
ブナ林の下で下界の事を忘れボートしたい時有ります。
私は雑念が多いのか、なかなかボーッとできません。(^_^;)
ここは心配ないですね
渡渉ときたらドキツとしますが
谷が小さいので渡渉そのものは問題ありません。雪の壁を乗り越えるのが難儀ですね。
ブナの山上の楽園の稜線漫歩
お疲れ様でした。
ありがとうございます。いい山でした。
山日和
お昼 レス終わりポチとしたら行方不明になりました。
2度目です。
それはご愁傷様でした。私、何回もあります。(^_^;)
山日和商会でお値打ちにして頂いて有難うございます。
これから問題だと思いますが
よろしくお願いします。 m(__)m
別にお値打ちというわけでもないですよ。
後は使い込むだけです。挫折しないように。
ピストンの文字はほとんど見た覚えが有りませんが
周回が山日和さんがポロリシーですか
ポロリはしませんけど、ぐるっと回るのが大好きですね。(^^)
土蔵のような感じなんですね。
土蔵の方がよく締まってました。
またまた
ブナ好きな私はたまりませんね
絶対歩きたい
山高きをもって貴しとせず、ブナの多きをもって貴しとす・・・です。
[attachment=1]P1050762_1.JPG[/attachment]
危ない危ない遭難しますよ
もう下山しましょう。
GPSがありますからね。とんでもないところへ行ってしまう心配はありません。
> 地形図にないこの林道は、先ほどの2度目の林道出合から北面の谷山川へ抜けているようだ。
たまにありますよね地形図にない林道が
出くわしてガックリする時もあれば、うれしい時もあったりします。
またまた山上の楽園ですか
これは行かなくちゃ
ここはいいところですよ。今回は通りませんでしたが、南東側斜面にもすばらしい森が広がっています。
[attachment=0]P1050856_1.JPG[/attachment]
今日は鍋には黒豚ロースですか?
ご明察!! って、毎度のことですが。(^^ゞ
野伏の帰り穴にはまり出るのに苦労した記憶が有りますが
苦労する程度ならいいですが、抜けられないと一生そこで暮らさないと・・・
天が見方してくれましたね\(^o^)/
これも徳の積み重ねってヤツでしょうか。(^^
南尾根メモときます。
こちらがメインルートですね。
ほんとブナ林は癒されます。
ブナ林の下で下界の事を忘れボートしたい時有ります。
私は雑念が多いのか、なかなかボーッとできません。(^_^;)
ここは心配ないですね
渡渉ときたらドキツとしますが
谷が小さいので渡渉そのものは問題ありません。雪の壁を乗り越えるのが難儀ですね。
ブナの山上の楽園の稜線漫歩
お疲れ様でした。
ありがとうございます。いい山でした。
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
たんぽぽさん、どうもです。
雨は夜更け過ぎに雪へと
カッコエエ滑り出しやね~
サイレンナイ~♪ と言いたいとこだけど、スキー場の音楽のやかましいこと。(^_^;)
>そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
>たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
ガスのせいやろか?
私のせい?
[attachment=1]P1050763_1.JPG[/attachment]
ちょっと複雑な尾根筋ですからガスの中では間違えちゃうよね。
この尾根はたんぽぽさんも経験済み? 太い方へ行けば間違いないんだけどね。
へぇ~、山さんでもそんなこと思うことあるんだあ~
アタチは毎度ですがね。
私のモチは天気次第。だって山日和なんだもーん。
コレを見ると“ハク”(千尋の友だち)を襲う人形(ひとがた)を思い出すなあ。
きれいだけれど気をつけないとケガするときもありますもんね。
たんぽぽさん、なんでもよく知ってますねえ。思わずググッてしまいました。
人形山の伝説かと思ったら違ったのね。(^_^;)
病は気からカモ。
今度、ためしに片栗粉でやってみて下さいな。
同じ効果があればもう高価な漢方は買わんでええでっせ。
片栗粉やとわかってたら気も変わらんでしょう
もう4時だというのにスケベ根性が出ちゃいましたね。
私のはただの「根性」です。たんぽぽさんやふ~さんのが「スケベ根性」
[attachment=0]P1050916_1.JPG[/attachment]
渡渉の神さま、お疲れさまでした。
「闇下の帝王」の次は「渡渉の神様」かあ。「トイレの神様」よりはええかな?
山日和
雨は夜更け過ぎに雪へと
カッコエエ滑り出しやね~
サイレンナイ~♪ と言いたいとこだけど、スキー場の音楽のやかましいこと。(^_^;)
>そそくさと出発して、ふと方向を確かめると北に向かっている。これは枇杷倉山への尾根だ。登って来た方向から左折し
>たつもりだったが、どうもガスで方向感覚がおかしくなっている。
ガスのせいやろか?
私のせい?
[attachment=1]P1050763_1.JPG[/attachment]
ちょっと複雑な尾根筋ですからガスの中では間違えちゃうよね。
この尾根はたんぽぽさんも経験済み? 太い方へ行けば間違いないんだけどね。
へぇ~、山さんでもそんなこと思うことあるんだあ~
アタチは毎度ですがね。
私のモチは天気次第。だって山日和なんだもーん。
コレを見ると“ハク”(千尋の友だち)を襲う人形(ひとがた)を思い出すなあ。
きれいだけれど気をつけないとケガするときもありますもんね。
たんぽぽさん、なんでもよく知ってますねえ。思わずググッてしまいました。
人形山の伝説かと思ったら違ったのね。(^_^;)
病は気からカモ。
今度、ためしに片栗粉でやってみて下さいな。
同じ効果があればもう高価な漢方は買わんでええでっせ。
片栗粉やとわかってたら気も変わらんでしょう
もう4時だというのにスケベ根性が出ちゃいましたね。
私のはただの「根性」です。たんぽぽさんやふ~さんのが「スケベ根性」
[attachment=0]P1050916_1.JPG[/attachment]
渡渉の神さま、お疲れさまでした。
「闇下の帝王」の次は「渡渉の神様」かあ。「トイレの神様」よりはええかな?
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
三遠南信さん、どうもです。
地形図を見ながら拝見しました。積雪期にこれだけのルートを歩ける気力と体力がとても羨ましいです。
積雪期だから歩けるんですわ。下りは早いですしね。でも最近体力の低下を実感してます。
私はまだ枇杷倉山から木無山の尾根を歩いていません。そして枇杷倉山の南の三角点に桂島山と言う山名があるのも初めて知りました。ブナ林も良いとのことなので訪れて見たいと思います。
枇杷倉と桂島山の間の尾根は変化があってとても面白いです。途中に絶品のブナ林もあります。
[attachment=1]P1050776_1.JPG[/attachment]
>ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過したピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。
この時は三面谷からアプローチされたのですか。私は石徹白から杉山経由で小白山、枇杷倉山往復だったのでとても疲れました。
三面谷の出合あたりから左岸尾根に取り付きました。長いですが、この時は下部では雪がなく道があったので楽できました。
2年前のレポです。
http://www.ejanaika.com/patio/read.cgi? ... past&no=55
雪庇尾根の緊張から解き放たれてこの広い尾根に来ると誰しも胸のときめきを感じますね
ホント、そうですねえ。
私もこの広いカールに誘いこまれました。
自由に下れる素晴らしい地形で仲間と共にはそれぞれのトレースを刻みながら楽しく下りました。私達は876標高点の下の平らな所から尾根に逃げましたが、尾根筋は雪の下に間伐された木が放置されておりとても苦労しました。それを避けて谷に逃げた仲間は山日和さんと同じ様に大変でした。
[attachment=0]P1050969_1.JPG[/attachment]
やっぱりここは釣り込まれてしまうでしょう。上の方だけ見てれば・・・
どちらを選んでも楽はできないということでしょうかね。(^^)
初めての時は一番南寄りを蛇鏡岳の方へ上がりましたが、これが一番楽かもしれませんね。蛇鏡手前の岩壁のヘリは緊張しますが。
山日和
地形図を見ながら拝見しました。積雪期にこれだけのルートを歩ける気力と体力がとても羨ましいです。
積雪期だから歩けるんですわ。下りは早いですしね。でも最近体力の低下を実感してます。
私はまだ枇杷倉山から木無山の尾根を歩いていません。そして枇杷倉山の南の三角点に桂島山と言う山名があるのも初めて知りました。ブナ林も良いとのことなので訪れて見たいと思います。
枇杷倉と桂島山の間の尾根は変化があってとても面白いです。途中に絶品のブナ林もあります。
[attachment=1]P1050776_1.JPG[/attachment]
>ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過したピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。
この時は三面谷からアプローチされたのですか。私は石徹白から杉山経由で小白山、枇杷倉山往復だったのでとても疲れました。
三面谷の出合あたりから左岸尾根に取り付きました。長いですが、この時は下部では雪がなく道があったので楽できました。
2年前のレポです。
http://www.ejanaika.com/patio/read.cgi? ... past&no=55
雪庇尾根の緊張から解き放たれてこの広い尾根に来ると誰しも胸のときめきを感じますね
ホント、そうですねえ。
私もこの広いカールに誘いこまれました。
自由に下れる素晴らしい地形で仲間と共にはそれぞれのトレースを刻みながら楽しく下りました。私達は876標高点の下の平らな所から尾根に逃げましたが、尾根筋は雪の下に間伐された木が放置されておりとても苦労しました。それを避けて谷に逃げた仲間は山日和さんと同じ様に大変でした。
[attachment=0]P1050969_1.JPG[/attachment]
やっぱりここは釣り込まれてしまうでしょう。上の方だけ見てれば・・・
どちらを選んでも楽はできないということでしょうかね。(^^)
初めての時は一番南寄りを蛇鏡岳の方へ上がりましたが、これが一番楽かもしれませんね。蛇鏡手前の岩壁のヘリは緊張しますが。
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
洞吹さん、どうもです。
あれま、行っちゃいましたね。
行っちゃいました。(^^)
ワシもあの日の計画の選択肢としては、余裕があったら桂島山をまわって帰るというのがありました。
「捕らぬタヌキのなんとやら」ですけど。
おおっ、意欲的じゃないですか。
ここがなんで「蛇鏡」やねんと思ってました。
蛇鏡ってのは何か伝説があるんでしょうね。と思って調べてみました。
http://blog.goo.ne.jp/msanaka20011/e/32 ... d8d74f9994
去年の夏にこの林道を走りましたが、桂島山の腹を巻いて南西に向かう途中で工事通行止めでした。
少しずつ延びているようで、今回見たら、谷山川の谷へ乗り越してましたね。
下打波へつながったわけですね。
[attachment=3]P1050732_1.JPG[/attachment]
> 1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
いいですね。
いいとこです。
体調よくなかったですか。
それに、自分で自分をいじめる趣味もあったんですね。
「不調」が普通の体調になってきたのかな。もう言い訳になりませんわ。
SM自作自演です。
これは、ちょっと意欲がそがれますね。
風がいちばん嫌ですね。落ち着けないです。
[attachment=2]P1050783_1.JPG[/attachment]
よさそうやね。
こんどは、こっちのほうに来てみようかな。
これは穴場でしょう。
林道奥越線ですから、すぐに下打波につながります。
まだ繋がってない?
[attachment=1]P1050792_1.JPG[/attachment]
ワシのときもそうでした。
魚のひれみたいな形の氷が、バラバラと落ちてくる。
金属音とともに落ちてくるのがきれいでしたね。頭に直撃食らいましたが。
そんなわけないはずなのですが、やっぱり速効で効くから不思議。
いつも、飲んで10秒、スーッと痙攣が消えます。
全然論理的でないのですが、これは事実ですもんねえ。もう手放せません。
ところが山日和さん、普通の人じゃないからね。
ムクムクと、やる気地蔵さんになったね。
至ってふつーですけど・・・(^_^;)
やっぱり太陽は元気の源です。
> 木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
ここは、なんでこうなってるのですかね。
不思議ですねえ。初めての時も穴にはまってましたね。
確かにね。
ワシも、来てみたら「やはり来てよかった。」と思ったものね。
ここは素直に、意欲の勝利を認めましょう。
そうなんですよ。こればかりは頑張ってみなけりゃわからない。
上から、雪庇が崩れて稜線がえぐれているところが見えてましたね。
そうでした。でも洞吹さんが行った前週よりだいぶ落ちたんじゃないかな。
ここらへんは、のどかなところですね。
実にええとこです。
[attachment=0]P1050934_1.JPG[/attachment]
> 雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。
適当に方向を決めてぐんぐん進む。
快感ですね。
雪がだいぶ腐ってがぼりましたが、下りは委細かまわず進めるのがいいですね。
やっぱり、自分をいじめて喜ぶタイプなんだ。
洞吹さんにも付き合ってもらいましたねえ。(^_^;)
まあ、結果から言えば、100点を知ってしまったから、50点では物足りなかっただろうと思うのでしょう。
もし50点だけで終わっていても、それはそれで50点満点……満点には変わりなし、かな。
それとも酸っぱいブドウ?
その結果は最初から見えているから頑張れるんでしょう。あそこでやめたらきっと後悔するだろうと思ってましたから。
いい山でした。
ホントにねえ。(^^)
山日和
あれま、行っちゃいましたね。
行っちゃいました。(^^)
ワシもあの日の計画の選択肢としては、余裕があったら桂島山をまわって帰るというのがありました。
「捕らぬタヌキのなんとやら」ですけど。
おおっ、意欲的じゃないですか。
ここがなんで「蛇鏡」やねんと思ってました。
蛇鏡ってのは何か伝説があるんでしょうね。と思って調べてみました。
http://blog.goo.ne.jp/msanaka20011/e/32 ... d8d74f9994
去年の夏にこの林道を走りましたが、桂島山の腹を巻いて南西に向かう途中で工事通行止めでした。
少しずつ延びているようで、今回見たら、谷山川の谷へ乗り越してましたね。
下打波へつながったわけですね。
[attachment=3]P1050732_1.JPG[/attachment]
> 1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。
いいですね。
いいとこです。
体調よくなかったですか。
それに、自分で自分をいじめる趣味もあったんですね。
「不調」が普通の体調になってきたのかな。もう言い訳になりませんわ。
SM自作自演です。
これは、ちょっと意欲がそがれますね。
風がいちばん嫌ですね。落ち着けないです。
[attachment=2]P1050783_1.JPG[/attachment]
よさそうやね。
こんどは、こっちのほうに来てみようかな。
これは穴場でしょう。
林道奥越線ですから、すぐに下打波につながります。
まだ繋がってない?
[attachment=1]P1050792_1.JPG[/attachment]
ワシのときもそうでした。
魚のひれみたいな形の氷が、バラバラと落ちてくる。
金属音とともに落ちてくるのがきれいでしたね。頭に直撃食らいましたが。
そんなわけないはずなのですが、やっぱり速効で効くから不思議。
いつも、飲んで10秒、スーッと痙攣が消えます。
全然論理的でないのですが、これは事実ですもんねえ。もう手放せません。
ところが山日和さん、普通の人じゃないからね。
ムクムクと、やる気地蔵さんになったね。
至ってふつーですけど・・・(^_^;)
やっぱり太陽は元気の源です。
> 木無山の山頂部はあちこちに穴があるので注意が必要である。密生した潅木の上に積もった雪が部分的に融けて落
とし穴を作っている。表面上はまだ穴になっていない落とし穴予備軍もあるので始末が悪い。
ここは、なんでこうなってるのですかね。
不思議ですねえ。初めての時も穴にはまってましたね。
確かにね。
ワシも、来てみたら「やはり来てよかった。」と思ったものね。
ここは素直に、意欲の勝利を認めましょう。
そうなんですよ。こればかりは頑張ってみなけりゃわからない。
上から、雪庇が崩れて稜線がえぐれているところが見えてましたね。
そうでした。でも洞吹さんが行った前週よりだいぶ落ちたんじゃないかな。
ここらへんは、のどかなところですね。
実にええとこです。
[attachment=0]P1050934_1.JPG[/attachment]
> 雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。
適当に方向を決めてぐんぐん進む。
快感ですね。
雪がだいぶ腐ってがぼりましたが、下りは委細かまわず進めるのがいいですね。
やっぱり、自分をいじめて喜ぶタイプなんだ。
洞吹さんにも付き合ってもらいましたねえ。(^_^;)
まあ、結果から言えば、100点を知ってしまったから、50点では物足りなかっただろうと思うのでしょう。
もし50点だけで終わっていても、それはそれで50点満点……満点には変わりなし、かな。
それとも酸っぱいブドウ?
その結果は最初から見えているから頑張れるんでしょう。あそこでやめたらきっと後悔するだろうと思ってましたから。
いい山でした。
ホントにねえ。(^^)
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん、おはようございます~。
飛騨にも天気に見放され・・・(;_;)
2012年3月10日(土)、やはり山に行かれてましたか(^^)
「どこか行くのかなぁ」と金曜に思いつつ、僕はリハビリの身だし、17日の飛騨行きのテスト歩行しておかないと・・・と三室へ(^^;)
木無山1328.6mも行ってみたい山ですが、やはり丸一日の山歩きには僕はまだ無理だっただろうなぁ(^^;)
「快晴の木無山のレポ」こういうのは刺激されますよね(^^)
雪も適度に締まり、スノーシュ―には最適である。昨日の雨で表面はややグサグサになりかけてい
るが、こういう雪質に強いのがスノーシュ―だ。
三室のふもとはホントに締まっていなくてスノーシューはいても沈みました(^^;)体重かな(^^;)
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめてい
ないツケが回って来たのか。
いじめていないからか、僕と同じく筋力が落ちる歳になりはじめたか(^^;)
ウエイトトレーニングに行って以前やってたキロ数にどのマシンも出来ずに自分で驚いています(^^;)
以前は胸板もボッコリと厚かったしなぁ。いまはスーツもピチピチにならないし。少しずつ筋トレしていきます(^^;)
973mのコルはもう少し下にあった。いつまでも回復しない天候とイマイチな体調にかなりやる気を失っていた。桂島山
の山頂ではここまで下りてランチにしようかと思ってたぐらいだ。当然木無山はカットである。
天候や気温での気持ちの上下はホントに影響されますよね。僕なんてメチャ単純です(^^;)
1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
山日和さんなら飴チャンなめてもプラセーボ効果が出そう(^^)
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。
こういうのだけはまねできるようになってきました(^^)師匠の影響大です。
それなら5時、遅くとも5時半には下山できると踏んだ。行こう。これを逃したら、二度とこの周回ルートをやる機会がない
かもしれない。第一この青空と目の前に広がる雪稜。ここでやめる理由は何もない。
きたきたきた~。やっぱり行くのよね~(^^) 周遊ルートでないときにまた行くときはよろしくです(^^)
山頂手前の穴ぼこ落とし穴、コワイですね。僕なんかストーンと雪を抜いてはまりそう(^^;)
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
山々の名は洞吹氏のレポにも新しいので省略。やはり来てよかった。
いいなもいいな(^^)
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
またまたスリルとサスペンス地帯ですね(^^;)
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
ホントに「らしい」エンディング(^^;) なんでやろ~(^^;)
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
文字が抜けてます。「充実感は」の前に。「「自分いじめの充実感は」ですね(^_-)
おつかれさま~。
飛騨にも天気に見放され・・・(;_;)
2012年3月10日(土)、やはり山に行かれてましたか(^^)
「どこか行くのかなぁ」と金曜に思いつつ、僕はリハビリの身だし、17日の飛騨行きのテスト歩行しておかないと・・・と三室へ(^^;)
木無山1328.6mも行ってみたい山ですが、やはり丸一日の山歩きには僕はまだ無理だっただろうなぁ(^^;)
「快晴の木無山のレポ」こういうのは刺激されますよね(^^)
雪も適度に締まり、スノーシュ―には最適である。昨日の雨で表面はややグサグサになりかけてい
るが、こういう雪質に強いのがスノーシュ―だ。
三室のふもとはホントに締まっていなくてスノーシューはいても沈みました(^^;)体重かな(^^;)
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめてい
ないツケが回って来たのか。
いじめていないからか、僕と同じく筋力が落ちる歳になりはじめたか(^^;)
ウエイトトレーニングに行って以前やってたキロ数にどのマシンも出来ずに自分で驚いています(^^;)
以前は胸板もボッコリと厚かったしなぁ。いまはスーツもピチピチにならないし。少しずつ筋トレしていきます(^^;)
973mのコルはもう少し下にあった。いつまでも回復しない天候とイマイチな体調にかなりやる気を失っていた。桂島山
の山頂ではここまで下りてランチにしようかと思ってたぐらいだ。当然木無山はカットである。
天候や気温での気持ちの上下はホントに影響されますよね。僕なんてメチャ単純です(^^;)
1153mピークの手前まで来て両足が攣りかけた。早速秘薬をスポーツドリンクで流し
込むとあーら不思議、一瞬で痛みが消えてしまった。飲み薬がこんなに瞬間的に効果を発揮するわけはないのだが、
「病は気から」の裏返しだろうか。
山日和さんなら飴チャンなめてもプラセーボ効果が出そう(^^)
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。
こういうのだけはまねできるようになってきました(^^)師匠の影響大です。
それなら5時、遅くとも5時半には下山できると踏んだ。行こう。これを逃したら、二度とこの周回ルートをやる機会がない
かもしれない。第一この青空と目の前に広がる雪稜。ここでやめる理由は何もない。
きたきたきた~。やっぱり行くのよね~(^^) 周遊ルートでないときにまた行くときはよろしくです(^^)
山頂手前の穴ぼこ落とし穴、コワイですね。僕なんかストーンと雪を抜いてはまりそう(^^;)
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
山々の名は洞吹氏のレポにも新しいので省略。やはり来てよかった。
いいなもいいな(^^)
少し下ったところでスノーシュ―を外す。左側は雪庇が崩れた跡の雪が割れて近寄れない。右側は急傾斜の雪面でス
リップは許されない。ツボ足になるとヒザ近くまで潜るが滑落するよりはマシだ。
またまたスリルとサスペンス地帯ですね(^^;)
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
ホントに「らしい」エンディング(^^;) なんでやろ~(^^;)
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
文字が抜けてます。「充実感は」の前に。「「自分いじめの充実感は」ですね(^_-)
おつかれさま~。
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★ 矢問(やとう)
★ http://www.komachans.com/
★ Instagram yatoh3
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Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
矢問さん、どうもです~
飛騨にも天気に見放され・・・(;_;)
残念でしたね~。
木無山1328.6mも行ってみたい山ですが、やはり丸一日の山歩きには僕はまだ無理だっただろうなぁ(^^;)
コースを選べば問題ないですよ。私はわざわざ遠回りしてるだけで。(^^ゞ
[attachment=2]P1050730_1.JPG[/attachment]
三室のふもとはホントに締まっていなくてスノーシューはいても沈みました(^^;)体重かな(^^;)
やっぱり地域で雪質が違うもんですね。単に体重のせい?
いじめていないからか、僕と同じく筋力が落ちる歳になりはじめたか(^^;)
華麗なる加齢ですわ。(^_^;)
天候や気温での気持ちの上下はホントに影響されますよね。僕なんてメチャ単純です(^^;)
雨でも槍でも登ろうなんて気はさらさらないですね。これは若い頃からですが。(^_^;)
山日和さんなら飴チャンなめてもプラセーボ効果が出そう(^^)
だまされやすい体質なんです。(^_^;)
>1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。
こういうのだけはまねできるようになってきました(^^)師匠の影響大です。
ひっちゃきになって歩くだけではねえ。よく歩き、よく休めです。(^^)
[attachment=0]P1050840_1.JPG[/attachment]
きたきたきた~。やっぱり行くのよね~(^^) 周遊ルートでないときにまた行くときはよろしくです(^^)
ここはスノー衆向きかもね。
山頂手前の穴ぼこ落とし穴、コワイですね。僕なんかストーンと雪を抜いてはまりそう(^^;)
あっ、矢問さんが消えた!!
またまたスリルとサスペンス地帯ですね(^^;)
それほどたいしたことないですよ。筆の滑りってやつです。(^^ゞ
ホントに「らしい」エンディング(^^;) なんでやろ~(^^;)
昨日ももっと「らしい」ランディングやってきました~。
文字が抜けてます。「充実感は」の前に。「「自分いじめの充実感は」ですね(^_-)
おつかれさま~。
私Mではないんですけど~
山日和
飛騨にも天気に見放され・・・(;_;)
残念でしたね~。
木無山1328.6mも行ってみたい山ですが、やはり丸一日の山歩きには僕はまだ無理だっただろうなぁ(^^;)
コースを選べば問題ないですよ。私はわざわざ遠回りしてるだけで。(^^ゞ
[attachment=2]P1050730_1.JPG[/attachment]
三室のふもとはホントに締まっていなくてスノーシューはいても沈みました(^^;)体重かな(^^;)
やっぱり地域で雪質が違うもんですね。単に体重のせい?
いじめていないからか、僕と同じく筋力が落ちる歳になりはじめたか(^^;)
華麗なる加齢ですわ。(^_^;)
天候や気温での気持ちの上下はホントに影響されますよね。僕なんてメチャ単純です(^^;)
雨でも槍でも登ろうなんて気はさらさらないですね。これは若い頃からですが。(^_^;)
山日和さんなら飴チャンなめてもプラセーボ効果が出そう(^^)
だまされやすい体質なんです。(^_^;)
>1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。
こういうのだけはまねできるようになってきました(^^)師匠の影響大です。
ひっちゃきになって歩くだけではねえ。よく歩き、よく休めです。(^^)
[attachment=0]P1050840_1.JPG[/attachment]
きたきたきた~。やっぱり行くのよね~(^^) 周遊ルートでないときにまた行くときはよろしくです(^^)
ここはスノー衆向きかもね。
山頂手前の穴ぼこ落とし穴、コワイですね。僕なんかストーンと雪を抜いてはまりそう(^^;)
あっ、矢問さんが消えた!!
またまたスリルとサスペンス地帯ですね(^^;)
それほどたいしたことないですよ。筆の滑りってやつです。(^^ゞ
ホントに「らしい」エンディング(^^;) なんでやろ~(^^;)
昨日ももっと「らしい」ランディングやってきました~。
文字が抜けてます。「充実感は」の前に。「「自分いじめの充実感は」ですね(^_-)
おつかれさま~。
私Mではないんですけど~
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん、こんばんは~。
相変わらずの、亀さんレスです。(*^_^*)
自分のレポにレスくださった方々にレスしたりレポにレスしたりするのも、ままならぬ時間不足が続いちゃってます。
【日 付】2012年3月10日(土)
【山 域】奥越 桂島山1173.3m、木無山1328.6m
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】蛇鏡橋7:16---9:27 P1073m---10:19桂島山10:28---11:22 973mコル(前坂峠)11:35---12:45 P1153m
13:58---14:51木無山15:01---15:43 Ca1070mピーク15:54---16:59長倉谷林道---17:17蛇鏡橋
木無山、洞吹さんのレポに刺激されちゃいましたね~。
きっと木無山に行くんだろうなぁと思ってたよ。予想的中~。
木無山は、ほんといい山だね。
私にとっては、心の中に深くとても大切にしている山です。
そういう山って、あるね。
先週の洞吹氏のレポに刺激を受けた。週末ごとに恵まれない北陸地方の天気のせいもあり、遠征するのが億劫にな
っていたのだ。そこへ快晴の木無山のレポである。行くしかないだろう。
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
洞吹さんも、やる時はやるんだね~。超、思いがけない行動に、お目め、くるくるでした。
ふ~さんレスにも、刺激を受けたのね~。桂島山を絡めての周回
749m標高点下で最初の林道を越え、Ca980m付近で再度林道と出合う。ここまで休まず歩いてきたので少し腹拵え
をしておこう。すると頭上が明るくなってきた。「キターッ」思わず顔がほころぶ。
正面のガケを避けて右から回り込むように再び尾根に乗ると、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることな
くどこまでも続いていた。
こうなるとテンションが、どんどん上がっちゃうね。
キター!キタキタ!って、思わず顔がほころんじゃうでしょ。
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過した
ピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。今日はあれより1ヵ月早い時期ということもあり、雪の量が全然違う。
昨日の雨もこの高さでは雪だったようで、うっすらと積もった新雪が春の雪の汚れを覆い隠して、神々しいほどの美しさ
だ。
なんともいい条件やね~。
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめてい
ないツケが回って来たのか。
体はいじめるものじゃないよ。いたわりながら、鍛錬してやってね。
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。途中で右へ分岐する尾根を少し下ってしまい、登り返すはめになった。こんな登り返しでも体が重い。
ブナは霧にも合うね。白い雪と青空にも合うけれど。
どんな状況にも、ステキに思えるブナって、色々な思いを包み込んでくれる包容力を感じます。
ブナの持つ枝の空間が私は、一番好きだけど、そういう空間はそのものが、包容力なのかもしれないね。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
なんだか、見つめちゃうよね。足元の雪、霧氷の残骸さえも美しく。
1159mピーク手前からはブナの疎林が広がる山上の楽園。霧氷の道具立ても揃って素晴らしい台地だ。
これに青空があれば言うことなしなのだが。
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。もうすっかり下山モードである。
フルコースで、まったりする時間が持てて、よかったね。
ところがいつの間にか日が差してきた。雪堤の上に上がってみると、北側に経ヶ岳から赤兎山への山稜が浮かんでい
た。木無山を覆っていた雲も取れている。これは行けというサインか。
イケとういサイン以外ないでしょう。(*^_^*)
気分が明るくなっても体が軽くなったわけではない。何度も立ち止まって休みながら、一歩ずつ高度を上げて行く。
そして登るにつれ前方以外の三方の展望がどんどんダイナミックなものになっていく。
稜線の左側は膨大な雪堤が長倉谷源頭へ切れ落ちて、近付くこともできない。
山頂手前のブナ林は相変わらず素敵だ。気温が上がり風が吹いているにも関わらず、まだ霧氷を残してくれている。
どんどん気持ちが高揚します。すべてが、自分を祝福してくれるような気持ちになっちゃったりしてね。
ブナ林を過ぎると寄せ豆腐のような白い台形の山頂部が目の前だ。
寄せ豆腐。花よりダンゴ?この表現は、前文にあわないよ~。(^_^;)
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美し
さが減殺されているのが残念だ。
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
やはり来てよかった。
ほんとうに、よかったね~。この景色を見られて。幸せ気分やね。(*^_^*)
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
あとは、いいことだらけの文句のない山歩きだね~。
Ca1170mピークで最後の休憩を取る。ここまで来れば時間は読める。ゆっくりコーヒーで楽しみたいような心癒される
ブナ林に包まれた場所だ。 雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。適当に方向を決めてぐんぐん進む。
広大な雪の斜面を、下る快適さってないね。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
最後に、楽しませてもらったと思いましょう~。
天気の方も予定通りで、途中折れかかった心が繋がったおかげで思い描いた通りのラインを辿ることができた。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
いい山だった。
日和らずに、歩いてよかったね。
充実感いっぱいの、いい山行きができてよかったね。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
相変わらずの、亀さんレスです。(*^_^*)
自分のレポにレスくださった方々にレスしたりレポにレスしたりするのも、ままならぬ時間不足が続いちゃってます。
【日 付】2012年3月10日(土)
【山 域】奥越 桂島山1173.3m、木無山1328.6m
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】蛇鏡橋7:16---9:27 P1073m---10:19桂島山10:28---11:22 973mコル(前坂峠)11:35---12:45 P1153m
13:58---14:51木無山15:01---15:43 Ca1070mピーク15:54---16:59長倉谷林道---17:17蛇鏡橋
木無山、洞吹さんのレポに刺激されちゃいましたね~。
きっと木無山に行くんだろうなぁと思ってたよ。予想的中~。
木無山は、ほんといい山だね。
私にとっては、心の中に深くとても大切にしている山です。
そういう山って、あるね。
先週の洞吹氏のレポに刺激を受けた。週末ごとに恵まれない北陸地方の天気のせいもあり、遠征するのが億劫にな
っていたのだ。そこへ快晴の木無山のレポである。行くしかないだろう。
2度踏んでいる山頂だが、今回は桂島山を絡めての周回を狙ってみよう。
洞吹さんも、やる時はやるんだね~。超、思いがけない行動に、お目め、くるくるでした。
ふ~さんレスにも、刺激を受けたのね~。桂島山を絡めての周回
749m標高点下で最初の林道を越え、Ca980m付近で再度林道と出合う。ここまで休まず歩いてきたので少し腹拵え
をしておこう。すると頭上が明るくなってきた。「キターッ」思わず顔がほころぶ。
正面のガケを避けて右から回り込むように再び尾根に乗ると、そこは霧氷のブナ林。この霧氷の回廊は途切れることな
くどこまでも続いていた。
こうなるとテンションが、どんどん上がっちゃうね。
キター!キタキタ!って、思わず顔がほころんじゃうでしょ。
1073mピーク付近も実にいいブナ林が広がる。ここは2年前、小白山から枇杷倉山、桂島山と周回した時に通過した
ピークだ。この時は南東へ下る尾根を使った。今日はあれより1ヵ月早い時期ということもあり、雪の量が全然違う。
昨日の雨もこの高さでは雪だったようで、うっすらと積もった新雪が春の雪の汚れを覆い隠して、神々しいほどの美しさ
だ。
なんともいい条件やね~。
気合いに反して足が重く、前に進まない。ここのところ単独でのロングコースを歩いていない。しばらく体をいじめてい
ないツケが回って来たのか。
体はいじめるものじゃないよ。いたわりながら、鍛錬してやってね。
改めて西南西への尾根に乗る。あたりはまさに夢幻、いや霧幻の世界。ガスの中からブナが浮かび上がっては消え
て行く。左側の前坂谷右俣源頭部は見事なブナ林が残されている。途中で右へ分岐する尾根を少し下ってしまい、登り返すはめになった。こんな登り返しでも体が重い。
ブナは霧にも合うね。白い雪と青空にも合うけれど。
どんな状況にも、ステキに思えるブナって、色々な思いを包み込んでくれる包容力を感じます。
ブナの持つ枝の空間が私は、一番好きだけど、そういう空間はそのものが、包容力なのかもしれないね。
登るにつれ、前坂谷方面のガスが取れて見通しが利くようになった。まるでかき氷器の中を歩いているように、風に吹
かれた霧氷が頭にバラバラと降り注ぎ、足元にスノーフレークが積もっている。
なんだか、見つめちゃうよね。足元の雪、霧氷の残骸さえも美しく。
1159mピーク手前からはブナの疎林が広がる山上の楽園。霧氷の道具立ても揃って素晴らしい台地だ。
これに青空があれば言うことなしなのだが。
1153mピークの南側の雪堤が絶好の風避けとなっていた。ゆっくりビール、寄せ鍋、コーヒーといつも通りのフルコース
を楽しむ。もうすっかり下山モードである。
フルコースで、まったりする時間が持てて、よかったね。
ところがいつの間にか日が差してきた。雪堤の上に上がってみると、北側に経ヶ岳から赤兎山への山稜が浮かんでい
た。木無山を覆っていた雲も取れている。これは行けというサインか。
イケとういサイン以外ないでしょう。(*^_^*)
気分が明るくなっても体が軽くなったわけではない。何度も立ち止まって休みながら、一歩ずつ高度を上げて行く。
そして登るにつれ前方以外の三方の展望がどんどんダイナミックなものになっていく。
稜線の左側は膨大な雪堤が長倉谷源頭へ切れ落ちて、近付くこともできない。
山頂手前のブナ林は相変わらず素敵だ。気温が上がり風が吹いているにも関わらず、まだ霧氷を残してくれている。
どんどん気持ちが高揚します。すべてが、自分を祝福してくれるような気持ちになっちゃったりしてね。
ブナ林を過ぎると寄せ豆腐のような白い台形の山頂部が目の前だ。
寄せ豆腐。花よりダンゴ?この表現は、前文にあわないよ~。(^_^;)
穴を避けて木無山の山頂に立った。目の前にはどーんと荒島岳。すこし雲がかかっているのと、遅い午後の逆光で美し
さが減殺されているのが残念だ。
それでもこの大パノラマはどうだろう。2時間前には考えられなかった雄大な風景が目の前に広がっている。
やはり来てよかった。
ほんとうに、よかったね~。この景色を見られて。幸せ気分やね。(*^_^*)
ここからはブナの並ぶ雪稜歩き。改めて南尾根ルートは素晴らしいと思う。ほどよい幅の尾根に続くブナ林。切れ落ち
た東側にできる強烈な雪庇とその上に浮かぶ白いドームの山頂。上部での高度感。1162mピークから南側のゆったり
としたブナの台地。晴れた日にこの尾根を登る時、胸のときめきを抑えるのは難しいだろう。
あとは、いいことだらけの文句のない山歩きだね~。
Ca1170mピークで最後の休憩を取る。ここまで来れば時間は読める。ゆっくりコーヒーで楽しみたいような心癒される
ブナ林に包まれた場所だ。 雪庇が崩れた跡から左の斜面に飛び込んで滑り降りて行った。少し下りればどこを歩くも自由の広大な雪斜面となる。適当に方向を決めてぐんぐん進む。
広大な雪の斜面を、下る快適さってないね。
その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
最後に、楽しませてもらったと思いましょう~。
天気の方も予定通りで、途中折れかかった心が繋がったおかげで思い描いた通りのラインを辿ることができた。
ランチを食ってそのまま下りていたら充実感は半分以下だっただろう。
いい山だった。
日和らずに、歩いてよかったね。
充実感いっぱいの、いい山行きができてよかったね。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
とっちゃん、どうもです。
相変わらずの、亀さんレスです。(*^_^*)
もうすっかり慣れっこです。(^^ゞ
木無山、洞吹さんのレポに刺激されちゃいましたね~。
きっと木無山に行くんだろうなぁと思ってたよ。予想的中~。
読まれてましたか。まだ修行が足りんなあ。
洞吹さんも、やる時はやるんだね~。超、思いがけない行動に、お目め、くるくるでした。
やらん時はぜんぜんやらないなんだけどね。(^_^;)
こうなるとテンションが、どんどん上がっちゃうね。
キター!キタキタ!って、思わず顔がほころんじゃうでしょ。
そうそう、でも少しの間だけでした。
[attachment=2]P1050754_1.JPG[/attachment]
体はいじめるものじゃないよ。いたわりながら、鍛錬してやってね。
表現の仕方ですよ。しんどいと思うぐらいでないと運動にならない。
ブナは霧にも合うね。白い雪と青空にも合うけれど。
だからブナ林のある山は天気が良くない時でも楽しめるんです。
なんだか、見つめちゃうよね。足元の雪、霧氷の残骸さえも美しく。
エビのしっぽにせよ、風紋にせよ、巧まざる自然の造形というのは美しいものですね。
フルコースで、まったりする時間が持てて、よかったね。
この時はてっきり下りるだけだと思ってました。(^^ゞ
[attachment=1]P1050844_1.JPG[/attachment]
イケというサイン以外ないでしょう。(*^_^*)
あ、やっぱり。
どんどん気持ちが高揚します。すべてが、自分を祝福してくれるような気持ちになっちゃったりしてね。
神よ!!
>ブナ林を過ぎると寄せ豆腐のような白い台形の山頂部が目の前だ。
寄せ豆腐。花よりダンゴ?この表現は、前文にあわないよ~。(^_^;)
いい表現だと思うんだけどね~。
ほんとうに、よかったね~。この景色を見られて。幸せ気分やね。(*^_^*)
あとは、いいことだらけの文句のない山歩きだね~。
最高の時間でした。
[attachment=0]P1050916_1.JPG[/attachment]
広大な雪の斜面を、下る快適さってないね。
唯一の不満は雪が緩んでたこと。これで締まってたら言うことなしだったけどね。
>その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
最後に、楽しませてもらったと思いましょう~。
まあ、そういうこってすね。
日和らずに、歩いてよかったね。
名前は山日和ですが・・・
山日和
相変わらずの、亀さんレスです。(*^_^*)
もうすっかり慣れっこです。(^^ゞ
木無山、洞吹さんのレポに刺激されちゃいましたね~。
きっと木無山に行くんだろうなぁと思ってたよ。予想的中~。
読まれてましたか。まだ修行が足りんなあ。
洞吹さんも、やる時はやるんだね~。超、思いがけない行動に、お目め、くるくるでした。
やらん時はぜんぜんやらないなんだけどね。(^_^;)
こうなるとテンションが、どんどん上がっちゃうね。
キター!キタキタ!って、思わず顔がほころんじゃうでしょ。
そうそう、でも少しの間だけでした。
[attachment=2]P1050754_1.JPG[/attachment]
体はいじめるものじゃないよ。いたわりながら、鍛錬してやってね。
表現の仕方ですよ。しんどいと思うぐらいでないと運動にならない。
ブナは霧にも合うね。白い雪と青空にも合うけれど。
だからブナ林のある山は天気が良くない時でも楽しめるんです。
なんだか、見つめちゃうよね。足元の雪、霧氷の残骸さえも美しく。
エビのしっぽにせよ、風紋にせよ、巧まざる自然の造形というのは美しいものですね。
フルコースで、まったりする時間が持てて、よかったね。
この時はてっきり下りるだけだと思ってました。(^^ゞ
[attachment=1]P1050844_1.JPG[/attachment]
イケというサイン以外ないでしょう。(*^_^*)
あ、やっぱり。
どんどん気持ちが高揚します。すべてが、自分を祝福してくれるような気持ちになっちゃったりしてね。
神よ!!
>ブナ林を過ぎると寄せ豆腐のような白い台形の山頂部が目の前だ。
寄せ豆腐。花よりダンゴ?この表現は、前文にあわないよ~。(^_^;)
いい表現だと思うんだけどね~。
ほんとうに、よかったね~。この景色を見られて。幸せ気分やね。(*^_^*)
あとは、いいことだらけの文句のない山歩きだね~。
最高の時間でした。
[attachment=0]P1050916_1.JPG[/attachment]
広大な雪の斜面を、下る快適さってないね。
唯一の不満は雪が緩んでたこと。これで締まってたら言うことなしだったけどね。
>その後も渡渉を繰り返して結局計6回も渡ってしまった。わざわざ苦労を買いに行ったところもあるようだが、まあ自分ら
しいエンディングと言えるのかもしれない。
最後に、楽しませてもらったと思いましょう~。
まあ、そういうこってすね。
日和らずに、歩いてよかったね。
名前は山日和ですが・・・
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん 今日は
洞吹さんにレスして見える一番下の画像はどの辺りの
尾根ですか?
バーチャリ
洞吹さんにレスして見える一番下の画像はどの辺りの
尾根ですか?
バーチャリ
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
バーチャリさん、こんばんは。
このあたりです。
[attachment=0]木無山.jpg[/attachment]
山日和
このあたりです。
[attachment=0]木無山.jpg[/attachment]
山日和
Re: 【奥越】霧幻から蒼穹へ 桂島山から木無山周回
山日和さん 今晩は
このあたりです。
[attachment=0]木無山.jpg[/attachment]
通るコースで良かったです。
有難う m(__)m
バーチャリ
このあたりです。
[attachment=0]木無山.jpg[/attachment]
通るコースで良かったです。
有難う m(__)m
バーチャリ