【鈴鹿】新雪、快晴、霧氷の御池テーブルランド

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山日和
記事: 2867
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
住所: 大阪府箕面市

【鈴鹿】新雪、快晴、霧氷の御池テーブルランド

投稿記事 by 山日和 » 2020年2月05日(水) 22:20

【日 付】2020年2月1日(土)
【山 域】鈴鹿 御池岳
【天 候】晴れ
【コース】小又橋9:30---10:15小又谷林道終点---11:30土倉岳11:45---12:15テーブルランド14:45---15:50 P918m
     ---17:05小又橋

 まったく期待しなければ裏切られることもない。期待していなければ、予想外の風景に出会った時の喜びも大
きい。まさにそんな一日だった。
 八日市から車の窓越しに見る鈴鹿の山々は、久しぶりの雪化粧。昨夜の雨は、山では雪だったようだ。但し、
空は鉛色。天気は期待できない。永源寺を過ぎると少しずつ雪が積もり始め、君ヶ畑への道は雪道になっている。
こうなると、御池林道を登山口まで入れるかどうかが心配になってくる。
 林道は先行車の轍があり、小又橋の駐車場まで楽に入ることができた。あと10センチ積もっていたら、かなり
厳しい状況になっていただろう。
駐車場には先客が1台。第2駐車場(こんなのができているとは知らなかった)にも1台。
但し、小又谷林道へはトレースがない。2組ともT字尾根に向かったようである。

P2010003_1.JPG

 小又谷を林道終点まで辿り、土倉岳からテーブルランドへというコースは、年末年始の定番になっていた。
今シーズンはあまりの雪の少なさに足が向かなかったのである。
 林道の積雪は20センチほど。まったくのパウダーで、蹴飛ばせば粉が舞い上がる。
対岸の杉林に積もった雪がウロコのようで面白い。尾根を見上げれば、一面真っ白だ。どうやら今日は霧氷天国
を楽しめそうである。気温が低いので、昼を過ぎても残っていてくれそうだ。
 林道終点で小又谷を渡渉、と言っても3~4歩くるぶし下の水流に入るだけだが、するあたりの風景が好きだ。
なんということのない風景だが、妙に落ち着くのである。このコースを行く時は、必ずザックを降ろしてひと息
入れる場所でもある。

P2010014_1.JPG

 土倉岳の南尾根に取り付く。下部はアセビのヤブが少し鬱陶しいが、無雪期でも問題なく歩ける尾根だ。
アセビを抜けると雑木林、そしてブナ林へと植生が変わる。右側は植林が入ってるのが玉にキズだ。
 南東からの尾根との合流点に着いた。頭上には青空が広がり始め、木という木はすべて白い衣装を纏っている。
ブナの枝先にはまだ繊細な霧氷が、スギの木は積もった雪が重たそうな、プチモンスターの様相を呈している。
 ここから土倉岳へは霧氷のアーケードを行く。積雪は30センチを超えているだろうか。
こんなことならスノーシューを持って来ればよかった。今日は雪無し、晴れ間無しで、霧氷が少しでも見られれ
ばいいという程度の計画だった。当然スノーシューは不要で、靴も夏山用にしようかと思っていたぐらいである。
うれしい誤算というのはこういうことを言うのだろう。

P2010046_1.JPG

 土倉岳の三角点は辛うじて頭を出していた。冬にこの三角点を見たのは初めてだろう。
テーブルランドに目を遣ると、上の方はガスの中。ボタン岩方面がわずかに顔を見せている。
藤原岳はガスの中を出たり入ったり。風も強い。これは天気は期待できそうもないか。
これだけ霧氷を楽しめただけでも良しだろう。
ここで駐車場に止まっていた車の主らしい単独者と2人パーティーに続けて出会う。まだ昼前なのに、すいぶん
早い下山だ。
テーブルランドにいても何も見えないし、風が強くて寒いだけなので、さっさと下りてきたのかもしれない。

P2010066_1.JPG

 とりあえずテーブルランドには乗ってみよう。100mほどの急登は、足を動かしていればすぐに終わってしまう。
台地に着いた瞬間強風が、と思っていたら意外に風が弱く、拍子抜けしてしまった。
それでものんびりランチするには快適とは言えない。風の弱そうな場所を探してウロウロする。
雪原の真ん中にある、大きなカレンフェルトの陰でザックを降ろした。風は回っているようで、ある時風が無い
と思っても、次の瞬間には風の通り道になっていたりする。それでも風の強さは許容範囲と言える。
何より、日が差してきたのが大きい。さっきまでのガスはどこへ消えたのか、いつの間にか頭上は青空に覆われ
ていた。
 雪と青空と霧氷。期待もしていなかったものを、今、すべて手にしている。山は登ってみなければわからない
ものだ。こういうシチュエーションの御池岳は素晴らしい。何度も見ている風景ではあるが、まったく飽きるこ
とがない。さっきの登山者はあきらめて下山してしまったのだろうが、残念なことだ。もう少し我慢していれば、
この見事な風景に出会えていたのに。

P2010127_1.JPG
P2010117_1.JPG

 しかし、返す返すもスノーシューを持って来なかったことが悔やまれる。スノーシューは自由自在にテーブル
ランドを歩き回るための、重要なツールである。深いところではヒザ上まで潜るような雪では、なかなかツボ足
で楽しむというわけにはいかない。気温が上がらないので、予想通り昼を過ぎても霧氷はそのままだった。


P2010135_1.JPG

 下りはT字尾根を使えば、さっきのパーティーのトレースがある。まあ、無くても何も困ることはないのだが。
下降点から見るT字尾根も霧氷ロード。「ブナ権現」に挨拶したりしながら、P918mのT字分岐へ。
ここでも「お母さんブナ」に挨拶。トレースはどちらのブナにも向かっていなかった。知らないのか、大して興
味がないのか、こちらがブナを好き過ぎるだけなのか。
[/color]
P2010148_1.JPG
IMG_20200201_161357_1.jpg

 P967m先に、ボタンブチとボタン岩の好展望地がある。ここから見る冬の風景は鈴鹿離れしていて、自分はど
こにいるのだろうと思ってしまう。
 P918からP878mへの尾根にもブナ林が続く。この尾根のウリは、土倉岳からテーブルランドへ続く尾根の見事
な眺めだ。特に自分が歩いてきた尾根が、夕刻の斜光線に煌めいて、少し赤みを帯びた白に輝き始めたこの時間
は美しい。
 朝、少し出遅れたことが功を奏して、快晴のテーブルランドを楽しむことができた。
世の中、何が幸いするかわからないものである。

                山日和

kando1945
記事: 379
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【鈴鹿】新雪、快晴、霧氷の御池テーブルランド

投稿記事 by kando1945 » 2020年2月07日(金) 07:58

山日和さん、おはようございます。

    まったく期待しなければ裏切られることもない。期待していなければ、
   予想外の風景に出会った時の喜びも大きい。まさにそんな一日だった。


このレポ読むと心が折れそうな予感がします。鈴鹿、台高、大峰、どこにするか迷いましたが、
前二者は午前中曇り午後晴れ、大峰は一日晴れ一色。大峰トップリ尾再挑戦を選択し、その結果は不戦敗でした。
:oops:

    林道は先行車の轍があり、小又橋の駐車場まで楽に入ることができた。
   あと10センチ積もっていたら、かなり厳しい状況になっていただろう。


なんか幸運が続きそうな予感ですね。 :lol:

    小又谷を林道終点まで辿り、土倉岳からテーブルランドへというコースは、年末年始の定番になっていた。

雪が期待できれば私も行っていたと思います。

    林道終点で小又谷を渡渉、と言っても3~4歩くるぶし下の水流に入るだけだが、するあたりの風景が好きだ。
   なんということのない風景だが、妙に落ち着くのである。このコースを行く時は、必ずザックを降ろして
   ひと息入れる場所でもある。  


私にはそのような感性はなく、ここは休みなしで上へ急ぎます。

    土倉岳の南尾根に取り付く。下部はアセビのヤブが少し鬱陶しいが、無雪期でも問題なく歩ける尾根だ。

仕事が早いと言われますが登りはきついので、できたら下りに使いたいです。

    アセビを抜けると雑木林、そしてブナ林へと植生が変わる。右側は植林が入ってるのが玉にキズだ。

この植林、慣れないものにとってはいい目印なのですが。

    こんなことならスノーシューを持って来ればよかった。今日は雪無し、晴れ間無しで、霧氷が少しでも見られれ
   ばいいという程度の計画だった。当然スノーシューは不要で、靴も夏山用にしようかと思っていたぐらいである。
   うれしい誤算というのはこういうことを言うのだろう。  


ほほが緩みっぱなしですね。 :mrgreen:

   テーブルランドにいても何も見えないし、風が強くて寒いだけなので、さっさと下りてきたのかもしれない。
   雪と青空と霧氷。期待もしていなかったものを、今、すべて手にしている。山は登ってみなければわからない
   ものだ。こういうシチュエーションの御池岳は素晴らしい。何度も見ている風景ではあるが、
   まったく飽きることがない。さっきの登山者はあきらめて下山してしまったのだろうが、残念なことだ。
   もう少し我慢していれば、この見事な風景に出会えていたのに。


私も早く登ってさっさと下りてしまうので、もし私がその登山者だったとしてこのレポを読んでいたとすると!?
山日和さんの脳裏に私が悔しがる顔が浮かんでいるのではないかと邪推してしまうのは私の根性が悪いのでしょうか。
:mrgreen:

   下降点から見るT字尾根も霧氷ロード。「ブナ権現」に挨拶したりしながら、P918mのT字分岐へ。
   ここでも「お母さんブナ」に挨拶。トレースはどちらのブナにも向かっていなかった。知らないのか、大して興
   味がないのか、こちらがブナを好き過ぎるだけなのか。  


私もまだどちらにも挨拶できておりません。

    P967m先に、ボタンブチとボタン岩の好展望地がある。ここから見る冬の風景は鈴鹿離れしていて、
   自分はどこにいるのだろうと思ってしまう。


ここはいいですね。以前、T字尾根で挫折した時ここで撮った写真が心を和らげてくれました。

   朝、少し出遅れたことが功を奏して、快晴のテーブルランドを楽しむことができた。
   世の中、何が幸いするかわからないものである。


会心の山行でしたね。じたばたしない自然体が好結果を引き寄せるのですか。耳が痛いです! :mrgreen:

バーチャリ
記事: 340
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【鈴鹿】新雪、快晴、霧氷の御池テーブルランド

投稿記事 by バーチャリ » 2020年2月07日(金) 20:32

山日和 さん 今晩は


【コース】小又橋9:30---10:15小又谷林道終点---11:30土倉岳11:45---12:15テーブルランド14:45---15:50 P918m
     ---17:05小又橋

雪期の時期はこちらから入山した事ないですね

 林道は先行車の轍があり、小又橋の駐車場まで楽に入ることができた。あと10センチ積もっていたら、かなり
厳しい状況になっていただろう。


駐車場まで入れたのですか


小又谷を林道終点まで辿り、土倉岳からテーブルランドへというコースは、年末年始の定番になっていた。
今シーズンはあまりの雪の少なさに足が向かなかったのである。
 林道の積雪は20センチほど。まったくのパウダーで、蹴飛ばせば粉が舞い上がる。


単独だと厳しいと思いますがさすが山日和さんですね


土倉岳の南尾根に取り付く。下部はアセビのヤブが少し鬱陶しいが、無雪期でも問題なく歩ける尾根だ。
アセビを抜けると雑木林、そしてブナ林へと植生が変わる。右側は植林が入ってるのが玉にキズだ。


植林でも手入れされていると気持ちよう歩けますけどね


ここから土倉岳へは霧氷のアーケードを行く。積雪は30センチを超えているだろうか。
こんなことならスノーシューを持って来ればよかった。


あら~ スノーシュ忘れたの


土倉岳の三角点は辛うじて頭を出していた。冬にこの三角点を見たのは初めてだろう。
テーブルランドに目を遣ると、上の方はガスの中。ボタン岩方面がわずかに顔を見せている。
藤原岳はガスの中を出たり入ったり。風も強い。これは天気は期待できそうもないか。
これだけ霧氷を楽しめただけでも良しだろう。


いいですね 


何より、日が差してきたのが大きい。さっきまでのガスはどこへ消えたのか、いつの間にか頭上は青空に覆われ
ていた。
 雪と青空と霧氷。期待もしていなかったものを、今、すべて手にしている。山は登ってみなければわからない
ものだ。こういうシチュエーションの御池岳は素晴らしい。何度も見ている風景ではあるが、まったく飽きるこ
とがない。さっきの登山者はあきらめて下山してしまったのだろうが、残念なことだ。もう少し我慢していれば、
この見事な風景に出会えていたのに。


雪テーブルランドの霧氷はホント素晴らしいですよね
又 飛行機雲が1本入ると絵になりますよね
鈴鹿では御池が一番好きです。




 下りはT字尾根を使えば、さっきのパーティーのトレースがある。まあ、無くても何も困ることはないのだが。
下降点から見るT字尾根も霧氷ロード。「ブナ権現」に挨拶したりしながら、P918mのT字分岐へ。
ここでも「お母さんブナ」に挨拶。トレースはどちらのブナにも向かっていなかった。知らないのか、


私も特定できません
シャクナゲのツボミ付いていましたか

 朝、少し出遅れたことが功を奏して、快晴のテーブルランドを楽しむことができた。
世の中、何が幸いするかわからないものである。


最高の山旅でしたね :)
お疲れ様でした。

   バーチャリ

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山日和
記事: 2867
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
住所: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】新雪、快晴、霧氷の御池テーブルランド

投稿記事 by 山日和 » 2020年2月09日(日) 17:27

kandoさん、どうもです。

このレポ読むと心が折れそうな予感がします。鈴鹿、台高、大峰、どこにするか迷いましたが、
前二者は午前中曇り午後晴れ、大峰は一日晴れ一色。大峰トップリ尾再挑戦を選択し、その結果は不戦敗でした。 :oops:

不戦敗ってのは、雑談コーナーのヤツですね。
kandoさんもついに洞吹化したのかと思いました。 :mrgreen:

なんか幸運が続きそうな予感ですね。 :lol:

私、結構持ってるんです。 :lol:

>小又谷を林道終点まで辿り、土倉岳からテーブルランドへというコースは、年末年始の定番になっていた。

雪が期待できれば私も行っていたと思います。

だから、期待しちゃダメって言ってるでしょう~ :lol:


P2010035_1.JPG

私にはそのような感性はなく、ここは休みなしで上へ急ぎます。

まあ、普通はそうでしょうねえ。

仕事が早いと言われますが登りはきついので、できたら下りに使いたいです。

私もだんだんしんどくなってきました。 :oops:

>こんなことならスノーシューを持って来ればよかった。今日は雪無し、晴れ間無しで、霧氷が少しでも見られれ
ばいいという程度の計画だった。当然スノーシューは不要で、靴も夏山用にしようかと思っていたぐらいである。
うれしい誤算というのはこういうことを言うのだろう。  

ほほが緩みっぱなしですね。 :mrgreen:

たるんで落ちてきそうでした。 :D

パノラマ4_1_1.jpg

私も早く登ってさっさと下りてしまうので、もし私がその登山者だったとしてこのレポを読んでいたとすると!?
山日和さんの脳裏に私が悔しがる顔が浮かんでいるのではないかと邪推してしまうのは私の根性が悪いのでしょうか。 :mrgreen:

それは邪推ではありません。ご明察です。 :mrgreen:

>下降点から見るT字尾根も霧氷ロード。「ブナ権現」に挨拶したりしながら、P918mのT字分岐へ。
ここでも「お母さんブナ」に挨拶。トレースはどちらのブナにも向かっていなかった。知らないのか、大して興
味がないのか、こちらがブナを好き過ぎるだけなのか。  

私もまだどちらにも挨拶できておりません。

kandoさんはブナにはあまり興味がないのでしょうか?

IMG_20200201_154914_1.jpg

ここはいいですね。以前、T字尾根で挫折した時ここで撮った写真が心を和らげてくれました。

いいスポットです。しかし、kandoさんはよく挫折しますね。 :lol:

会心の山行でしたね。じたばたしない自然体が好結果を引き寄せるのですか。耳が痛いです! :mrgreen:

じたばたしなかった結果かどうかはわかりませんが・・・ :D

                     山日和

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山日和
記事: 2867
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
住所: 大阪府箕面市

Re: 【鈴鹿】新雪、快晴、霧氷の御池テーブルランド

投稿記事 by 山日和 » 2020年2月09日(日) 17:45

バーチャリさん、どうもです。

無雪期の時期はこちらから入山した事ないですね

岡崎からは遠いですもんね。

>林道は先行車の轍があり、小又橋の駐車場まで楽に入ることができた。あと10センチ積もっていたら、かなり
厳しい状況になっていただろう。

駐車場まで入れたのですか

例年なら絶対ムリですが。

単独だと厳しいと思いますがさすが山日和さんですね

雪が軽かったおかげで助かりました。これが湿雪だと厳しいですね。

P2010010_1_1.JPG

植林でも手入れされていると気持ちよう歩けますけどね

まあ、そうなんですけど、自然林に越したことはありません。 :D

>ここから土倉岳へは霧氷のアーケードを行く。積雪は30センチを超えているだろうか。
こんなことならスノーシューを持って来ればよかった。

あら~ スノーシュ忘れたの

まさか使えるほど積もってると思わなかったもんで・・・ :mrgreen:

雪テーブルランドの霧氷はホント素晴らしいですよね
又 飛行機雲が1本入ると絵になりますよね
鈴鹿では御池が一番好きです。

確かにここの霧氷は鈴鹿随一だと思います。霧氷そのものもですが、シチュエーションが素晴らしいですよね。 :D

P2010115_1.JPG

私も特定できません
シャクナゲのツボミ付いていましたか

そうなんですか?
ツボミは付いてたと思いますが・・・(よく見てない^^;)

最高の山旅でしたね :)
お疲れ様でした。

ありがとうございます。 :D

                     山日和

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