【両白】猛暑の白山北登山路をヘロヘロ撤退劇~意外な出会いも

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biwaco
記事: 947
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
住所: 滋賀県近江八幡市

【両白】猛暑の白山北登山路をヘロヘロ撤退劇~意外な出会いも

投稿記事 by biwaco » 2019年8月15日(木) 18:39

【日付】2019年8月10日(土)~12日(月・祝)
【山域】白山北部山域
【天候】晴れ
【メンバー】境野父子、biwaco
【ルート】新岩間温泉P~小桜平避難小屋(泊)~大汝山co2550m地点~小桜平避難小屋(泊)~駐車地


「こんにちは」「ゆっくりどうぞ」「ありがとうございます」
よくある山でのすれ違い場面だ。顔を上げて、待ってくれた相手を見て2人同時に「えっ!」と声をあげる。
okuちゃんだ! あの「ヤブコギのハニカミ王子」の笑顔が見おろしている。
清浄ヶ原から七倉辻への斜面。
「なんで、なんで? こんなところで?」
お決まりの疑問を投げかける。どっから来たの? どこへ下るの? 
そんなこと聞いても意味ないことは分かってます。この人、通常赤線ルートは歩かない。どうやら、丸石谷上流域からヤブを漕いで加賀禅定道上部に出て、七倉辻から下ってきたところらしい。
背中には小さなザック。ストックも使わない。いつもの軽快ハイカースタイル。清浄ヶ原辺りから丸石谷林道めがけて下るつもりだとか。まだ10時過ぎ。彼なら余るほど時間はあるのだろうなあ…(゜o゜)

そんな遭遇もあった今回の山行。当初プランが何度も変更になり、最終的には新岩間温泉~楽々新道~小桜平避難小屋~白山山頂~中宮道~ゴマ平避難小屋~中宮温泉の周回プランとなった。
避難小屋2泊ということで、負担軽減のため極力荷物を減らしたつもりだった。初日は小屋までなので自宅を6時出発。一里野スキー場から新岩間温泉隣りの駐車場に10時前。準備してスタートと余裕の幕開けだったのだ。
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倒木
岩間道は岩間元湯への林道崩壊で通れない。仕方なく楽々新道を使うのだが、この道、あまりオモシロクない。1時間足らずの林道歩きの後、丸石谷右岸の尾根をダラダラと登る。尾根といっても両側とも樹林のせいで眺望はない。時に急登もあり、ザックが肩に食い込む。ガイド地図には小屋まで4時間とあるが、その間のヒットポイントがないので休憩は適当に取るしかない。
結局、小屋に到着したのは18時過ぎ。なんと7時間半もかかっている。スタート時で町なかの外気温表示は34℃だった。同行の2人とも、各自用意した2Lの水を飲み干したという。小屋近くの水場が涸れてなくて助かったが、出発時の余裕はポシャってしまい、明日からの行程表をつくり直すしかない。
同宿の金沢の単独女性は昼過ぎには小屋に着き、しっかり睡眠もとって翌日に備えておられる。明日は、七倉辻から加賀禅定道へ回り込みハライ谷登山口へ下るという。これはこれでロングランだが、行程にふさわしいタイム設定をしておられるのが我々との違いかな…。
「明日、どうする?」
「中宮道への周回はやめて、空荷で山頂から室堂へ下り、冷たいビールを飲んでからこの小屋へ戻る…ってどう?」
「それ、いい!」
ふたつ返事というやつで、翌日の行動プランが即決。荷重軽減のためアワワは自粛したが、明日はしっかり飲めるゾ!
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夜明け
翌朝、起きると女性の姿はない。まあ、当然だろうが。
「6時には出ような!」とゴソゴソ食事や準備を始めるが、朝ご飯が喉を通らない。昨夜の夕飯もアルファ米パックの半分しか食べられなかった。まあ、今日は荷が軽いから大丈夫やろ。
よ~くコースタイムを見れば、ゴマ平小屋まで行くのと少ししか違わないのだ。フル装備で歩かなくていいというだけで。なのにいい気なもんで、出発はまた6時半を回ってしまった。
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笈~大笠
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槍・穂高
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七倉~大汝
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火の御子峰
ただ、ここまでくれば眺望が素晴らしい。見返り坂や七倉の登りからは剱・立山から北アルプスの山並がクッキリと雲海に浮かぶ。七倉山のハイマツ斜面に刻まれたジグザグ道の左奥には大汝山がドデーンと構える。そして、左の谷筋は赤茶けた火の御子峰が奈落の底へ御案内。
四塚山への尾根を跨いで七倉辻。斜面をトラバしてお手水鉢。大汝への登りが始まる。
ここで普通のオツムに戻して考える。すでに11時を回った。大汝山も御前峰も諦めて、う回路から室堂へ行くとしても、この調子では小屋帰還は日没必至だぞ。
う回路手前で同行者が待っていてくれた。若いT君には申しわけないが今回はここまでにしてもらう。予定のビールはアワと消えたが、いのちが消えるよりマシだろう。行動食でお昼にし、失意の撤退。小屋に16時前。うん、まあこれで正解やろう。

今晩は貸切かな?と思ってたところへ、男性2人組が入ってきた。聞けば我々の当初案の逆回り。ゴマ平小屋から山頂を経て下って来られた。神奈川からの人。明日は楽々新道を下って中宮温泉近くに停めている車へ戻り、帰路に着くらしい。お盆休みと台風10号のせいで大渋滞も予想されることもあるのか、この2人も我々が夢から覚めた時には小屋に姿はなかった。

で、やはり今日も出発は7時前。天気は崩れそうにないし、一度登ってきた道を下るだけだ。何度も休憩しながら昼前には駐車場に到着した。スキー場まで下って「天領」で汗を流す。ここは露天風呂が気持ちいい。これ以上汗を出したら体が干上がるのでサウナはパス。
勝山市内の台湾料理店でランチにし、ここまでガマンしていたナマチュウをいただく。3日ぶりのまともな食事だ。回鍋肉定食は杏仁豆腐に玉子スープ付きで、アワワにピッタリ! この店は数年前に来た時もボリュームに驚いたが、今回も超大盛りごはんが食べきれない。こんだけで1,030円というリーズナブルさは嬉し過ぎる。
帰路はT君に運転を任して助手席でナビに徹する。心配した渋滞も名神八日市までだったので八日市ICを出て国道を走る。
帰宅後、体重計に乗るとキッチリ2kg減量していた。まだ減る余地があったんやな(^_-)

                 ~当分歩けそうにないbiwa爺

oku
記事: 183
登録日時: 2011年3月07日(月) 22:52

Re: 【両白】猛暑の白山北登山路をヘロヘロ撤退劇~意外な出会いも

投稿記事 by oku » 2019年8月15日(木) 19:30

biwacoさん こんばんは

先日はどうもです。
こちらもレポ書いたのですが、どうしょうかなぁで寝かせています。
またアップしておきます。

ところで間違いの訂正しときます
>背中には小さなザック。ストックも使わない。いつもの軽快ハイカースタイル。
60リットル某macpacの無駄に重いザックです。
>清浄ヶ原辺りから丸石谷林道めがけて下るつもりだとか。
登りだけで下りは当初から楽々新道計画でしたが・・・

>結局、小屋に到着したのは18時過ぎ。なんと7時間半もかかっている。
移動の疲れもあるのでは?と思います。

>同宿の金沢の単独女性は昼過ぎには小屋に着き、しっかり睡眠もとって翌日に備えておられる。明日は、七倉辻から加賀禅定道へ回り込みハライ谷登山口へ下るという。
>これはこれでロングランだが、行程にふさわしいタイム設定をしておられるのが我々との違いかな…。

七倉辻あたりで会いました。前日の到着時間が遅かったのと、その日も後ろ振り返っても一向に見えないな、ということで気にしてらしていました。
ちなみにその女性、ハライ谷駐車場に車を停めて、新岩間温泉まで歩いてから登山開始です。計画性の違いが・・・・

>ふたつ返事というやつで、翌日の行動プランが即決。荷重軽減のためアワワは自粛したが、明日はしっかり飲めるゾ!
柔軟性はだいじですね。

>ただ、ここまでくれば眺望が素晴らしい。見返り坂や七倉の登りからは剱・立山から北アルプスの山並がクッキリと雲海に浮かぶ。七倉山のハイマツ斜面に刻まれたジグザグ道の左奥には大汝山がドデーンと構える。そして、左の谷筋は赤茶けた火の御子峰が奈落の底へ御案内。
>四塚山への尾根を跨いで七倉辻。斜面をトラバしてお手水鉢。大汝への登りが始まる。

この日はほんとにいい天気でしたね。こちらの七倉の辻でゆっくりできました。

>う回路手前で同行者が待っていてくれた。若いT君には申しわけないが今回はここまでにしてもらう。予定のビールはアワと消えたが、いのちが消えるよりマシだろう。行動食でお昼にし、失意の撤退。小屋に16時前。うん、まあこれで正解やろう。
喧騒域に入らず静かな山行に浸れたと思えば。


>スキー場まで下って「天領」で汗を流す。ここは露天風呂が気持ちいい。これ以上汗を出したら体が干上がるのでサウナはパス。
ここはいいですね。露天の奥側に行けばぬるめになりますし、ゆっくりできます。

お疲れ様でした。

oku

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