【 日 付 】2012年9月15日(土)
【 山 域 】飛騨
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】駐車地 8:00 --- 8:40 五郎七郎滝 ---9:15 岩洞滝 ---10:15 蓑谷大滝 --- 10m滝 ---11:00 昼食 11:40 ---12:00 遡行終了 --- 12:30 駐車地
14日午後5時きっかりにやりかけの仕事を放り出し,車中の人となる.タイ・パタヤはティファニーのおかまショウを見に行く時と同じくらいワクワクドキドキだ
目が覚めると朝6時.あらら,あまりに興奮しずぎて一睡もできなかったという筋書きを考えていたのだが,すっかり寝坊してしもうた.気を取り直し,すき屋で朝食をかき込み入渓地に向かう.カーナビのお姉ちゃんのお勧めどおりに峠越えをしたら,1時間もたたずに入渓地に到着した.沢装備に着替え,8時きっかりに入渓.
写真を撮ろうと思ったらカメラのスイッチが入らない
沢に入ると妙齢の女性がカメラ片手にたたずんでいるではないか.写真を撮ってくれるという.あっ,そうか.入り口で写真を撮って,帰りに千円で売るという,今,遊園地なんかではやっている(はやっているかどうか知らないが)商法か.さすが名高い観光渓,もう観光資本が進出しているとみえる.ありったけの笑顔で写真を撮ってもらう
あとで写真を送るからあて先を教えてくれって?あっ,そうか.この機会にメル友になりたいということか.そんなことならいつでも歓迎です.シュークリームという名前と,やぶこぎネットとメールアドレスを書いて渡す.
えっ,そうじゃないって?住所を教えてほしいって?あっ,そうか.これは「某月某日某時に某所でなめなめしていましたね.ばらされたくなかったら百万円を振り込みなさい」という手紙とともに,証拠写真を送りこんでくる新手の振り込め詐欺に違いない.疑うことを知らないシュークリームは住所と本名を書いて手渡す.
「気をつけていってくださいね」という言葉と満面の笑みで女性に送りだされる.確かに,入り口でこれなら十分に気をつけねばなるまい.
「ちっともなめなめじゃないじゃないか」と思いながらしばらく歩いていくと,さっきの女性よりもややお年を召した女性(初老とは書きません
「ここを左に入っていくと五郎七郎滝という名所がありますから,是非行ってみてくださいね.係員が待っていますからね.」なるほど,ここは気をつけないと通り過ぎてしまいそう.そのために案内嬢を配置しているのか.気のきいたことだ.
言われたとおりに左の枝沢に進んでいくと,見事ななめなめの斜滝が現れた.滝床はモチ肌・・・じゃなくてサメ肌でフリクションがよく聞いて滑らずに登っていける.突当たりが五郎七郎滝だ.係員らしい男女が6人いる.不思議なことに6人ともヘルメットをかぶっている.聞くと神戸から出稼ぎに来ているという.なるほど,今年は神戸も凶作で,こんな山奥まで集団出稼ぎに来ないと生活できないとみえる. 今日はいつもの5分の1程度の水量だという.最低限の説明をした後,係員たちはさっさと行ってしまう.あっ,そうか.次のスポットに先回りして説明の準備をするつもりと見える.
次の枝沢の出会いには案内嬢はいなかった.枝沢に入っていくと突当たりにU字状の垂直な崖の上から流れ落ちる40mの滝に出会う(岩洞滝).ここには係員たちはいなかった.水が少ないので,迫力はいまいちか. 本流に戻り,しばらく歩いていくと,垂直な壁が見えた.蓑谷大滝だ.壁は一枚板でできたなめ滝で,自然の見事な造形美にしばらく見とれてしまう.左岸の急斜面の巻き道を登っていくと,しっかりとした作業道に出る.ここを少し進むと沢に降りるためのロープがあった.上から見ると垂直に近い急斜面で,ロープがあっても怖い
舗装道路を少し行くと10mのなめ滝にでた.左岸にロープがあるが,下までは届いていない.会社にお金がなくてこれだけしかロープが買えなかったんだろうか.滝の上で昼食休憩にする.
休憩後,しばらく歩くと林道の橋に出る.ここが沢の終着点みたいだ.沢からあがったらまだ12時.ぐーさんにまた「はえ~」と言われそう.いいんだ.おじさんは1日4時間も歩けばもう充分なんだ.
沢装備を解き帰ろうとすると,白いワゴン車が音もなく横付けされる.
「お客様,入渓点までお送りします」
あれれ,この沢ツアーって送迎付きだったっけ.こんなサービス満点の沢ツアーだったらもう一度来てもいいな.あっという間に入渓点に戻る.
送ってもらったおかげで,早めに高山に戻ることができた.時間つぶしに映画でも見ようか.高山で一軒しかない映画館に行くと,ちょうど沢尻えりかが主演のちょっときわどい映画が始まるところだった.
お客は3人だけ.私の他には若い女性の2人連れだ.1人はちょっとフェミニンな服装.もう1人はジーパンをはいてボーイッシュな感じだ.この2人ちょっと様子が変.体を寄せ合ったり,しょっちゅう頭をくっつけあったりして,要するにあつあつの恋人同士の雰囲気なのだ.これはレズに違いない.だいたいこんな真昼間に若い女性二人でこんなきわどい映画を見に来るっていうのは何とも変だ.真昼間に1人でこんな映画を見に来るおじさんも十分に変なのだけど
映画を見終わった後,すぐ近くの王将で餃子と生ビールをあおって,そのまま車中(泊)の人となる.
今日は東海林さだお風にまとめてみましたが,どうだったでしょうか.ちっとも似てないって.
グヤジ~ .
(沢尻えりかの裸をみてもちっとも発情しないおじさん)
[このレポはすべて事実に基づいています]
飛騨の山奥になめなめワールドと呼ばれる桃源郷ありしと聞く.ここへ行った人は男女ともふにゃふにゃになって帰ってくるという .これは行かずばなるまい.