【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
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新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
【日 付】2012年5月12日(土)
【山 域】白山支稜 南白山2168.7m
【天 候】曇りのち晴れ一時粉雪または小雨
【コース】平瀬ゲート4:48===6:06白水湖畔ロッジ6:41---地獄谷7:25---8:13 1235m 8:24---9:46曲り谷出合---
10:27箱谷出合---10:42別山谷二俣11:02---12:47南白山14:00---14:29別山谷二俣---15:09曲り谷出合
15:25---16:44地獄谷—17:08白水湖畔ロッジ17:27---18:06平瀬ゲート
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もト
イレも入口に板が打ち付けられて使えない。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。湖の上流奥には白い峰が見え、雲も薄く晴れてきそうな
予感だ。実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなん
てないのだが。
その風景に勇気付けられて左岸の林道を歩き出すとほどなく雨は止んだ。大白川温泉の源泉をふたつ通り過ぎる。
この湯が平瀬のしらみずの湯まで送水管で運ばれているのだ。
なかなか地獄谷に着かないなと思って歩いていたら、地獄谷沿いに上流へ向かっていた。ボーッとしていてはいけない。
適当なところで河原に下りて渡渉点を探る。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
湖畔に立つと、これまで平瀬道の上から眺めた時のような透明感のない緑色ではなく、透き通ったブルーの湖水が目
の前いっぱいに広がった。これから湖岸のへつりが始まる。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から
離れなかった。別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さな
くてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もし
なかったのである。
[attachment=0]P1070516_1.JPG[/attachment]
大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあ
るようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転
がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
とりたてて危険なところもなく、バックウォーターの端まで辿り着いた。渡渉して広大な河原に降り立つ。
地図上ではここはまだ湖底として描かれている場所である。上流方向を見やると、まったく起伏のない河原がどこまでも
続いていた。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れ
そうだ。
このあたりでは湯谷という名の谷は、巾200~300mの広々とした荒れ河原が続く。湖水を背にそんな広い河原を歩くと
いうのは長い登山経験の中でも初めてと言っていい不思議な感覚だった。しかも両岸の支谷には雪が詰まっている。
ふ~たんコンビが去年歩いた焼滑への谷も出合いから雪が詰まっており、問題なく稜線へ達することができそうだ。
[attachment=6]P1070533_1.JPG[/attachment]
なんとも新鮮な経験だったがしばらく歩くと変化の無さに飽きてきた。何度となく軽い渡渉を繰り返して曲り谷の出合に
着いた。その手前から河原に雪が残り始めていたが、ここへ来て雪の面積の方が多くなった。
渡渉して左岸側から別山谷と名前を変えた本流を進むと、すぐに雪が谷を埋める。効率アップのためここでアイゼンを装
着した。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
[attachment=5]P1070569_1.JPG[/attachment]
1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。
二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落
石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。
Ca1750mの二俣を左に取る。谷の巾は相変わらず広く、20~30mはあるだろうか。
いかにもゴルジュのありそうなクランク部分もただの急な雪の斜面だ。ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に
高度を上げる。
[attachment=4]パノラマ 2_1_1.JPG[/attachment]
Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に
心惹かれた。あそこまで登ろう。別山と南白山を結ぶ尾根にもまだしっかり雪が残っているようだ。
いよいよ傾斜が強まってきたが、どうしてもピッケルが欲しいという斜度でも雪質でもなく、ストックの2点支持で足場を交
互に固めて行けば問題ない。頭上のダケカンバに光るのは霧氷だろうか。
尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を
除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
[attachment=3]パノラマ 3_1.JPG[/attachment]
[attachment=2]P1070627_1_1.JPG[/attachment]
尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
風が強いので南側の斜面でオオシラビソを防風林としてランチタイムだ。別山や本峰は眺められないが、先週歩いた三ノ
峰から銚子ヶ峰へ至る白山南縦走路と、願教寺~小白山の県境稜線、丸山~大日の山稜を正面に望む満足できる場所
に陣取った。思ったより早く着いたのでゆっくりランチタイムを楽しもう。
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も
山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
そろそろ行くかと山頂に戻るといつの間にか本峰方面はガスに覆われていた。あわよくば焼滑を経由して帰ろうと思って
いたが、その焼滑も雲の中。その気も一瞬で消え失せた。
下りはたんぽぽルートを選ぶ。ガスの湧き上がる急傾斜の雪面に飛び込んだ。足元はアイゼンが気持ち良く決まり、ス
リップの危険は感じない。ここでもストックのまま下りて行った。
先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。
これだから雪渓下りはやめられない。
[attachment=1]P1070656_1.JPG[/attachment]
意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこ
へ行ったのだろう。
登りに3時間を要した曲り谷出合まで1時間ほどで下りて来た。楽しい時間はここまでだ。
再び幾度となく渡渉を繰り返して下流に向かって進んだ。
同じように河原を歩くのも芸がないので、左岸側にある樹林に入ってみると、そこは小さな流れの脇に湿地が点在する落
ち着いた場所だった。河原のように石がゴロゴロしていないので格段に歩きやすい。山菜も豊富なようだがよく知らないの
が残念だ。このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。
帰路は渡渉も効率よくこなし、特別なグッズのお世話にならずとも靴の中を濡らすことなく歩けた。スパッツと靴をガムテ
ープで留めたのが効果的だったようだ。
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。靴の中
はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら
今日の行程を反芻する。
さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。
山日和
【山 域】白山支稜 南白山2168.7m
【天 候】曇りのち晴れ一時粉雪または小雨
【コース】平瀬ゲート4:48===6:06白水湖畔ロッジ6:41---地獄谷7:25---8:13 1235m 8:24---9:46曲り谷出合---
10:27箱谷出合---10:42別山谷二俣11:02---12:47南白山14:00---14:29別山谷二俣---15:09曲り谷出合
15:25---16:44地獄谷—17:08白水湖畔ロッジ17:27---18:06平瀬ゲート
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もト
イレも入口に板が打ち付けられて使えない。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。湖の上流奥には白い峰が見え、雲も薄く晴れてきそうな
予感だ。実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなん
てないのだが。
その風景に勇気付けられて左岸の林道を歩き出すとほどなく雨は止んだ。大白川温泉の源泉をふたつ通り過ぎる。
この湯が平瀬のしらみずの湯まで送水管で運ばれているのだ。
なかなか地獄谷に着かないなと思って歩いていたら、地獄谷沿いに上流へ向かっていた。ボーッとしていてはいけない。
適当なところで河原に下りて渡渉点を探る。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
湖畔に立つと、これまで平瀬道の上から眺めた時のような透明感のない緑色ではなく、透き通ったブルーの湖水が目
の前いっぱいに広がった。これから湖岸のへつりが始まる。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から
離れなかった。別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さな
くてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もし
なかったのである。
[attachment=0]P1070516_1.JPG[/attachment]
大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあ
るようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転
がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
とりたてて危険なところもなく、バックウォーターの端まで辿り着いた。渡渉して広大な河原に降り立つ。
地図上ではここはまだ湖底として描かれている場所である。上流方向を見やると、まったく起伏のない河原がどこまでも
続いていた。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れ
そうだ。
このあたりでは湯谷という名の谷は、巾200~300mの広々とした荒れ河原が続く。湖水を背にそんな広い河原を歩くと
いうのは長い登山経験の中でも初めてと言っていい不思議な感覚だった。しかも両岸の支谷には雪が詰まっている。
ふ~たんコンビが去年歩いた焼滑への谷も出合いから雪が詰まっており、問題なく稜線へ達することができそうだ。
[attachment=6]P1070533_1.JPG[/attachment]
なんとも新鮮な経験だったがしばらく歩くと変化の無さに飽きてきた。何度となく軽い渡渉を繰り返して曲り谷の出合に
着いた。その手前から河原に雪が残り始めていたが、ここへ来て雪の面積の方が多くなった。
渡渉して左岸側から別山谷と名前を変えた本流を進むと、すぐに雪が谷を埋める。効率アップのためここでアイゼンを装
着した。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
[attachment=5]P1070569_1.JPG[/attachment]
1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。
二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落
石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。
Ca1750mの二俣を左に取る。谷の巾は相変わらず広く、20~30mはあるだろうか。
いかにもゴルジュのありそうなクランク部分もただの急な雪の斜面だ。ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に
高度を上げる。
[attachment=4]パノラマ 2_1_1.JPG[/attachment]
Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に
心惹かれた。あそこまで登ろう。別山と南白山を結ぶ尾根にもまだしっかり雪が残っているようだ。
いよいよ傾斜が強まってきたが、どうしてもピッケルが欲しいという斜度でも雪質でもなく、ストックの2点支持で足場を交
互に固めて行けば問題ない。頭上のダケカンバに光るのは霧氷だろうか。
尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を
除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
[attachment=3]パノラマ 3_1.JPG[/attachment]
[attachment=2]P1070627_1_1.JPG[/attachment]
尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
風が強いので南側の斜面でオオシラビソを防風林としてランチタイムだ。別山や本峰は眺められないが、先週歩いた三ノ
峰から銚子ヶ峰へ至る白山南縦走路と、願教寺~小白山の県境稜線、丸山~大日の山稜を正面に望む満足できる場所
に陣取った。思ったより早く着いたのでゆっくりランチタイムを楽しもう。
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も
山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
そろそろ行くかと山頂に戻るといつの間にか本峰方面はガスに覆われていた。あわよくば焼滑を経由して帰ろうと思って
いたが、その焼滑も雲の中。その気も一瞬で消え失せた。
下りはたんぽぽルートを選ぶ。ガスの湧き上がる急傾斜の雪面に飛び込んだ。足元はアイゼンが気持ち良く決まり、ス
リップの危険は感じない。ここでもストックのまま下りて行った。
先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。
これだから雪渓下りはやめられない。
[attachment=1]P1070656_1.JPG[/attachment]
意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこ
へ行ったのだろう。
登りに3時間を要した曲り谷出合まで1時間ほどで下りて来た。楽しい時間はここまでだ。
再び幾度となく渡渉を繰り返して下流に向かって進んだ。
同じように河原を歩くのも芸がないので、左岸側にある樹林に入ってみると、そこは小さな流れの脇に湿地が点在する落
ち着いた場所だった。河原のように石がゴロゴロしていないので格段に歩きやすい。山菜も豊富なようだがよく知らないの
が残念だ。このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。
帰路は渡渉も効率よくこなし、特別なグッズのお世話にならずとも靴の中を濡らすことなく歩けた。スパッツと靴をガムテ
ープで留めたのが効果的だったようだ。
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。靴の中
はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら
今日の行程を反芻する。
さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。
山日和
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
山日和さん、こんばんは。
素晴らしい重装備ですな。ルビコン河だって渡れそうだね。
なるほど。たんぽぽさんからコメントがあるかもしれませんが、奈良岳の猟師もこのパターンだったよ。
ふ~さん
私もこの日はガスに巻かれ、雨までポツリポツリでしたからね。明日にすればよかったと後悔の念がよぎりました。でも、仕方ないよね~。日曜が一斉除草と休日出勤じゃあね(>_<)ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
「電池切れ対策」ってのがよくわかりま変が、これって「充電するのを忘れなかった」ってことかにゃ。今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。
山日和さんの口にも板を打ち付けると、ちいとは静かになりますかな。まったく人影はない。登山口の休憩舎もト
イレも入口に板が打ち付けられて
そうだったんですか。こりゃまた誤解してました。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなんてないのだが。
この際、いっそのことゾロ谷に切り替えるという名案もあります。なかなか地獄谷に着かないなと思って歩いていたら、地獄谷沿いに上流へ向かっていた。ボーッとしていてはいけない。
適当なところで河原に下りて渡渉点を探る。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
素晴らしい重装備ですな。ルビコン河だって渡れそうだね。
言えてますな。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。
おお、素晴らしい!満足度も200%なら体脂肪率も200%ですね。(意味不明)もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
やりましたね!わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。
垂涎ものの山岳展望ですね~別山や本峰は眺められないが、先週歩いた三ノ
峰から銚子ヶ峰へ至る白山南縦走路と、願教寺~小白山の県境稜線、丸山~大日の山稜を正面に望む満足できる場所
に陣取った。
先方さんもこのレポ読んで「世の中には変なやつがいるもんだ!」って思ってますよ。意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこ
へ行ったのだろう。
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
なるほど。たんぽぽさんからコメントがあるかもしれませんが、奈良岳の猟師もこのパターンだったよ。
充実山行、お疲れさま!白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら
今日の行程を反芻する。
さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。
山日和
ふ~さん
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
山日和さん、こんばんは。
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
寒気が入ってるのにわざわざ土曜にしちゃったんですね。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
ひえ~っ、気合入れまくりですね。
ワタチならもう中止、中止やで~
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もト
イレも入口に板が打ち付けられて使えない。
そりゃあこんな天気ですもん、誰も来ないでしょう。
奈良岳の時とは違ってメラメラと燃え上がってますね。
なかなか地獄谷に着かないなと思って歩いていたら、地獄谷沿いに上流へ向かっていた。ボーッとしていてはいけない。
適当なところで河原に下りて渡渉点を探る。
林道がカーブしたらヤブに突入です。
リボンも何もないけど、魅惑ワールドへの入口で~す。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
なかなか凝ってますなあ~
ぽぽたんはもうロッジから沢靴でスタートします。
この辺で靴を履き替えてかなりタイムロスしてましたからね。
湖畔に立つと、これまで平瀬道の上から眺めた時のような透明感のない緑色ではなく、透き通ったブルーの湖水が目
の前いっぱいに広がった。これから湖岸のへつりが始まる。
雪の多い時期は湖面が低いことを知ってましたが、まだまだ低いですね。
5mは低いでしょうか、へつりやすいのかなあ。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
そうそう、これからはハラハラドキドキの雪渓歩きがオモシロイよ~ん。
とりたてて危険なところもなく、バックウォーターの端まで辿り着いた。渡渉して広大な河原に降り立つ。
白水湖クリアでまずひと安心やね。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れ
そうだ。
ヤル気モード全開ですね、まだ先は長いんでがんばりましょう!
このあたりでは湯谷という名の谷は、巾200~300mの広々とした荒れ河原が続く。湖水を背にそんな広い河原を歩くと
いうのは長い登山経験の中でも初めてと言っていい不思議な感覚だった。しかも両岸の支谷には雪が詰まっている。
初めてだとそんな感覚だったかなあ。
最初に偵察に入った頃は渡渉にびびってましたわ。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
6月になると箱谷出合まで雪渓が後退します。
やはり時期が早いと効率がいいね。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。
翌日の銚子ヶ峰も霜柱に薄氷があちらこちらにありました。
季節はずれの寒気流入だもんね。
Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に
心惹かれた。
普通に行けばまっすぐに右側でしょう。
昨年は右側は上部でヤブが出てそうな気がしたんです。
そう言えば昨年はここでとっちゃんの泣きが入ったなあ。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
山頂だけを見ればつまらないね。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
やりましたね、おめでとうございます!
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も
山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
山さんも言うことが変わってきましたね。
以前はGW過ぎて雪遊びしてると「いつまでやってんの?」なんて言われちゃってたもね。
そろそろ行くかと山頂に戻るといつの間にか本峰方面はガスに覆われていた。あわよくば焼滑を経由して帰ろうと思って
いたが、その焼滑も雲の中。その気も一瞬で消え失せた。
焼滑を経由は効率がよさそうな気もします。
しかし途中のオオシラビソ帯は意外な落とし穴があるかもね。
意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこ
へ行ったのだろう。
????
帰路は渡渉も効率よくこなし、特別なグッズのお世話にならずとも靴の中を濡らすことなく歩けた。スパッツと靴をガムテ
ープで留めたのが効果的だったようだ。
全部山靴で通したんですね、スゴイ!
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。靴の中
はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
ハッハッハッ、ついにドボドボですか。
もう終盤ですし、まあこれもよしとしましょう。
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
開津谷でシカ?を獲ったハンターと同じパターンです。
同一ハンターの可能性大ですなあ。
クマさん気をつけて!
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら
今日の行程を反芻する。
残念ながら南白山は望めませんね。
ここで風呂に浸かりながら眺めれると最高なんですよ~
さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。
おつかれさま!
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。寒気が入ってるのにわざわざ土曜にしちゃったんですね。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻りしたような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
ひえ~っ、気合入れまくりですね。
ワタチならもう中止、中止やで~
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もトイレも入口に板が打ち付けられて使えない。
そりゃあこんな天気ですもん、誰も来ないでしょう。
奈良岳の時とは違ってメラメラと燃え上がってますね。
なかなか地獄谷に着かないなと思って歩いていたら、地獄谷沿いに上流へ向かっていた。ボーッとしていてはいけない。適当なところで河原に下りて渡渉点を探る。
林道がカーブしたらヤブに突入です。
リボンも何もないけど、魅惑ワールドへの入口で~す。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていない)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
なかなか凝ってますなあ~
ぽぽたんはもうロッジから沢靴でスタートします。
この辺で靴を履き替えてかなりタイムロスしてましたからね。
湖畔に立つと、これまで平瀬道の上から眺めた時のような透明感のない緑色ではなく、透き通ったブルーの湖水が目の前いっぱいに広がった。これから湖岸のへつりが始まる。
雪の多い時期は湖面が低いことを知ってましたが、まだまだ低いですね。
5mは低いでしょうか、へつりやすいのかなあ。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
そうそう、これからはハラハラドキドキの雪渓歩きがオモシロイよ~ん。
とりたてて危険なところもなく、バックウォーターの端まで辿り着いた。渡渉して広大な河原に降り立つ。白水湖クリアでまずひと安心やね。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れそうだ。
ヤル気モード全開ですね、まだ先は長いんでがんばりましょう!
このあたりでは湯谷という名の谷は、巾200~300mの広々とした荒れ河原が続く。湖水を背にそんな広い河原を歩くというのは長い登山経験の中でも初めてと言っていい不思議な感覚だった。しかも両岸の支谷には雪が詰まっている。
初めてだとそんな感覚だったかなあ。
最初に偵察に入った頃は渡渉にびびってましたわ。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
6月になると箱谷出合まで雪渓が後退します。
やはり時期が早いと効率がいいね。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。翌日の銚子ヶ峰も霜柱に薄氷があちらこちらにありました。
季節はずれの寒気流入だもんね。
Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に心惹かれた。
普通に行けばまっすぐに右側でしょう。
昨年は右側は上部でヤブが出てそうな気がしたんです。
そう言えば昨年はここでとっちゃんの泣きが入ったなあ。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。山頂だけを見ればつまらないね。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。やりましたね、おめでとうございます!
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
山さんも言うことが変わってきましたね。
以前はGW過ぎて雪遊びしてると「いつまでやってんの?」なんて言われちゃってたもね。
そろそろ行くかと山頂に戻るといつの間にか本峰方面はガスに覆われていた。あわよくば焼滑を経由して帰ろうと思っていたが、その焼滑も雲の中。その気も一瞬で消え失せた。
焼滑を経由は効率がよさそうな気もします。
しかし途中のオオシラビソ帯は意外な落とし穴があるかもね。
意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこへ行ったのだろう。
????
帰路は渡渉も効率よくこなし、特別なグッズのお世話にならずとも靴の中を濡らすことなく歩けた。スパッツと靴をガムテープで留めたのが効果的だったようだ。
全部山靴で通したんですね、スゴイ!
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。靴の中はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
ハッハッハッ、ついにドボドボですか。
もう終盤ですし、まあこれもよしとしましょう。
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
開津谷でシカ?を獲ったハンターと同じパターンです。
同一ハンターの可能性大ですなあ。
クマさん気をつけて!
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら今日の行程を反芻する。
残念ながら南白山は望めませんね。
ここで風呂に浸かりながら眺めれると最高なんですよ~
さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。おつかれさま!
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
導師サマ、こんにちは~
このようなレポにちゃちなレス入れるのはレポを穢すようで躊躇っておりましたが、憧れを込めてのカキコミお赦しをm(__)m
ふ~たんコンビの白水湖周遊南白山詣でレポを読んで、ようこんなカメかカワウソみたいなことやるなあ…と思ってました。
ふ~ん、5時前に出て6時過ぎ…13時間以上!
学ぶことに終わり無し、歳も無し。日々精進であります。
ただ、まずは己を知ることから…と自戒してはおりますが。(-_-;)
それにしても、白山の魅力は尽きませんねえ~(^^)/
これからは山名同定より草木同定できるようお勉強して下さいマセ~
今後も役に立ちそうだし…。
~biwaco
このようなレポにちゃちなレス入れるのはレポを穢すようで躊躇っておりましたが、憧れを込めてのカキコミお赦しをm(__)m
遂にここまで行っちゃいましたか!【コース】平瀬ゲート4:48===6:06白水湖畔ロッジ6:41---地獄谷7:25---8:13 1235m 8:24---9:46曲り谷出合---
10:27箱谷出合---10:42別山谷二俣11:02---12:47南白山14:00---14:29別山谷二俣---15:09曲り谷出合
15:25---16:44地獄谷—17:08白水湖畔ロッジ17:27---18:06平瀬ゲート
ふ~たんコンビの白水湖周遊南白山詣でレポを読んで、ようこんなカメかカワウソみたいなことやるなあ…と思ってました。
ふ~ん、5時前に出て6時過ぎ…13時間以上!
これではなかなか、モチが上がりませんね…(-_-;)ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もト
イレも入口に板が打ち付けられて使えない。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。湖の上流奥には白い峰が見え、雲も薄く晴れてきそうな
予感だ。実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなん
てないのだが。
いっそ、沢装束ではダメなんですか?本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
ベテランの導師でも「目からウロコ」ってあるんですね。2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から
離れなかった。別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さな
くてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もし
なかったのである。
学ぶことに終わり無し、歳も無し。日々精進であります。
ただ、まずは己を知ることから…と自戒してはおりますが。(-_-;)
滑ったら早すぎる湖水浴ですか? 冷たそうやー(@_@;)大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあ
るようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転
がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
やはり太陽エネルギーはすごいです。もう、へその上でモチが焼けそうなんでは?地図上ではここはまだ湖底として描かれている場所である。上流方向を見やると、まったく起伏のない河原がどこまでも
続いていた。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れ
そうだ。
私ならヘタリーランドです、きっと。(@_@;)渡渉して左岸側から別山谷と名前を変えた本流を進むと、すぐに雪が谷を埋める。効率アップのためここでアイゼンを装
着した。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
落石に粉雪に…。なんだかまたモチが冷めそうや…。1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。
二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落
石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。
慎重に慎重に、最後の詰めですから…。Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に
心惹かれた。あそこまで登ろう。別山と南白山を結ぶ尾根にもまだしっかり雪が残っているようだ。
いよいよ傾斜が強まってきたが、どうしてもピッケルが欲しいという斜度でも雪質でもなく、ストックの2点支持で足場を交
互に固めて行けば問題ない。頭上のダケカンバに光るのは霧氷だろうか。
十指に余ることでしょう。フ~タンや導師と同好の士がそんなにおられるとは思えませんもん。あまりにヘン○イ趣味過ぎる。(>_<)尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
ってことは、今週末あたり、奈良岳リベンジかな?これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も
山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
それにしても、白山の魅力は尽きませんねえ~(^^)/
河原もいいけど森の中は心が休まります。再び幾度となく渡渉を繰り返して下流に向かって進んだ。
同じように河原を歩くのも芸がないので、左岸側にある樹林に入ってみると、そこは小さな流れの脇に湿地が点在する落
ち着いた場所だった。河原のように石がゴロゴロしていないので格段に歩きやすい。山菜も豊富なようだがよく知らないの
が残念だ。このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。
これからは山名同定より草木同定できるようお勉強して下さいマセ~
ゴムボートでもロッジに預かってもらったらどう?地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら
今日の行程を反芻する。
今後も役に立ちそうだし…。
~biwaco
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
ふ~さん、どうもです。
私もこの日はガスに巻かれ、雨までポツリポツリでしたからね。明日にすればよかったと後悔の念がよぎりました。でも、仕方ないよね~。日曜が一斉除草と休日出勤じゃあね(>_<)
私は休みでしたが、次の日が仕事だとしんどくて・・・年ですわ。
「電池切れ対策」ってのがよくわかりま変が、これって「充電するのを忘れなかった」ってことかにゃ。
電池が切れても次のがありますよってことです。(^^ゞ
山日和さんの口にも板を打ち付けると、ちいとは静かになりますかな。
それはそっくりそのままお返ししましょう。
>今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなんてないのだが。
そうだったんですか。こりゃまた誤解してました。
???
この際、いっそのことゾロ谷に切り替えるという名案もあります。
白水湖に着くまで迷ってたんですよ。東面台地へ上がろうかとも。でも別山谷方面が明るかったので初志貫徹しました。
[attachment=0]P1070537_1.JPG[/attachment]
素晴らしい重装備ですな。ルビコン河だって渡れそうだね。
チグリスもユーフラテスもまとめて来いってんだ。
>たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。
言えてますな。
猛毒に犯されてしまいました。 (^_^;)
おお、素晴らしい!満足度も200%なら体脂肪率も200%ですね。(意味不明)
出た!!
>わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。
やりましたね!
ふ~さんもよくやるでしょう。こういう瞬間はひとりじゃない方がうれしさが倍増するかな。
垂涎ものの山岳展望ですね~
スイゼン食わぬは男の恥ですたい(意味不明)
[attachment=1]パノラマ 7_1_1.JPG[/attachment]
先方さんもこのレポ読んで「世の中には変なやつがいるもんだ!」って思ってますよ。
まあ、そうでしょうねえ。こんなところに登山者が来る方が珍しいもんね。
しかしハンターまでやぶこぎ見てますか。キーハンターは大好きでしたが。(意味不明)
なるほど。たんぽぽさんからコメントがあるかもしれませんが、奈良岳の猟師もこのパターンだったよ。
話を聞いて納得でしたが、それまでは別山から下りてきたのかなとか考えを巡らせてました。
充実山行、お疲れさま!
ありがとさんです。
ふ~さんも家族サービスお疲れさまでした。
山日和
私もこの日はガスに巻かれ、雨までポツリポツリでしたからね。明日にすればよかったと後悔の念がよぎりました。でも、仕方ないよね~。日曜が一斉除草と休日出勤じゃあね(>_<)私は休みでしたが、次の日が仕事だとしんどくて・・・年ですわ。
「電池切れ対策」ってのがよくわかりま変が、これって「充電するのを忘れなかった」ってことかにゃ。電池が切れても次のがありますよってことです。(^^ゞ
山日和さんの口にも板を打ち付けると、ちいとは静かになりますかな。それはそっくりそのままお返ししましょう。
>今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなんてないのだが。そうだったんですか。こりゃまた誤解してました。
???
この際、いっそのことゾロ谷に切り替えるという名案もあります。白水湖に着くまで迷ってたんですよ。東面台地へ上がろうかとも。でも別山谷方面が明るかったので初志貫徹しました。
[attachment=0]P1070537_1.JPG[/attachment]
素晴らしい重装備ですな。ルビコン河だって渡れそうだね。チグリスもユーフラテスもまとめて来いってんだ。
>たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。言えてますな。
猛毒に犯されてしまいました。 (^_^;)
おお、素晴らしい!満足度も200%なら体脂肪率も200%ですね。(意味不明)出た!!
>わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。思わずひとりガッツポーズを取った。
やりましたね!
ふ~さんもよくやるでしょう。こういう瞬間はひとりじゃない方がうれしさが倍増するかな。
垂涎ものの山岳展望ですね~スイゼン食わぬは男の恥ですたい(意味不明)
[attachment=1]パノラマ 7_1_1.JPG[/attachment]
先方さんもこのレポ読んで「世の中には変なやつがいるもんだ!」って思ってますよ。まあ、そうでしょうねえ。こんなところに登山者が来る方が珍しいもんね。
しかしハンターまでやぶこぎ見てますか。キーハンターは大好きでしたが。(意味不明)
なるほど。たんぽぽさんからコメントがあるかもしれませんが、奈良岳の猟師もこのパターンだったよ。話を聞いて納得でしたが、それまでは別山から下りてきたのかなとか考えを巡らせてました。
充実山行、お疲れさま!ありがとさんです。
ふ~さんも家族サービスお疲れさまでした。
山日和
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
山日和さん おはようございます。

【山 域】白山支稜 南白山2168.7m
【天 候】曇りのち晴れ一時粉雪または小雨
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
日曜の方が天気が良かったのに無風快晴でしたよ
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。
バッテリが予備を持っているとの事ですね
電動アシスをト山と畑の通勤に使うとおもつて買いましたが
ひいちゃんから山は無理見たいよと聞きましたが
やっぱし家の周りで乗るのを優先しました。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。湖の上流奥には白い峰が見え、雲も薄く晴れてきそうな
予感だ。実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなん
てないのだが。
林道凍結していなかったですか
南又林道は歩きでも凍結していてこける人がいましたが
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
最初から膝までつかればドボンしなくて済みますよね
渡渉ときたらドボンした穴毛を思い出します。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
素晴らしい場所を案内していただき感謝です。
山日和さんは自分達でいけるからヤブの人は凄いですよね
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から
離れなかった。別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さな
くてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もし
なかったのである。
白山の事だったら白山大明神のたんぽぽさんに
大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあ
るようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転
がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
物好きな人も結構いるのですね
ふ~たんコンビが去年歩いた焼滑への谷も出合いから雪が詰まっており、問題なく稜線へ達することができそうだ。
今度はそちらに
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
今の時期はそうですね
猫又谷も凄かったですよ その日も雪崩れていましたが
1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。
二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落
石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
落ちてきそうな雪のブロック多かったですが
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。
日曜にしたら良かったのに
いかにもゴルジュのありそうなクランク部分もただの急な雪の斜面だ。ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に
高度を上げる。
ピッケルと片方はストックでした
尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を
除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
良かったですね これでモチが上がりますね
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
登頂おめでとうございます。 \(^o^)/
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も
山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
今年は山日和さん たんぽぽさんのスノー衆のほか
金糞 上谷 小白山 木無 猫又 と大満足の山行のシーズンでした。
先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。
これだから雪渓下りはやめられない。
雪渓下りはラクチンで気持ちいいです
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。靴の中
はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
なるほどガムテープをピッケルに巻いておくといいですね
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら
今日の行程を反芻する。
長時間の行動お疲れ様でした。
バーチャリ

【山 域】白山支稜 南白山2168.7m【天 候】曇りのち晴れ一時粉雪または小雨
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
日曜の方が天気が良かったのに無風快晴でしたよ
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻りしたような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。
バッテリが予備を持っているとの事ですね
電動アシスをト山と畑の通勤に使うとおもつて買いましたが
ひいちゃんから山は無理見たいよと聞きましたが
やっぱし家の周りで乗るのを優先しました。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。湖の上流奥には白い峰が見え、雲も薄く晴れてきそうな予感だ。実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなん
てないのだが。
林道凍結していなかったですか
南又林道は歩きでも凍結していてこける人がいましたが
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていない)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
最初から膝までつかればドボンしなくて済みますよね
渡渉ときたらドボンした穴毛を思い出します。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
素晴らしい場所を案内していただき感謝です。
山日和さんは自分達でいけるからヤブの人は凄いですよね
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から離れなかった。別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さな
くてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もし
なかったのである。
白山の事だったら白山大明神のたんぽぽさんに
大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあるようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転
がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
物好きな人も結構いるのですね
ふ~たんコンビが去年歩いた焼滑への谷も出合いから雪が詰まっており、問題なく稜線へ達することができそうだ。今度はそちらに
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
今の時期はそうですね
猫又谷も凄かったですよ その日も雪崩れていましたが
1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落
石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
落ちてきそうな雪のブロック多かったですが
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。日曜にしたら良かったのに
いかにもゴルジュのありそうなクランク部分もただの急な雪の斜面だ。ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に高度を上げる。
ピッケルと片方はストックでした
尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
良かったですね これでモチが上がりますね
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
登頂おめでとうございます。 \(^o^)/
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
今年は山日和さん たんぽぽさんのスノー衆のほか
金糞 上谷 小白山 木無 猫又 と大満足の山行のシーズンでした。
先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。これだから雪渓下りはやめられない。
雪渓下りはラクチンで気持ちいいです
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。靴の中はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
なるほどガムテープをピッケルに巻いておくといいですね
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら今日の行程を反芻する。
長時間の行動お疲れ様でした。
バーチャリ
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
たんぽぽさん、どうもです。
寒気が入ってるのにわざわざ土曜にしちゃったんですね。
次の日が仕事だと思うと、日曜はどうしてもねえ・・・・土曜がはっきりと悪天の予想なら別ですけど。
ひえ~っ、気合入れまくりですね。
ワタチならもう中止、中止やで~
たんぽぽさんと違って遠いもんで・・・
そりゃあこんな天気ですもん、誰も来ないでしょう。
奈良岳の時とは違ってメラメラと燃え上がってますね。
あの時も途中まではメラメラナラナラしてました。
林道がカーブしたらヤブに突入です。
リボンも何もないけど、魅惑ワールドへの入口で~す。
地獄谷初心者ならではです。
[attachment=3]P1070688_1_1.JPG[/attachment]
なかなか凝ってますなあ~
ぽぽたんはもうロッジから沢靴でスタートします。
この辺で靴を履き替えてかなりタイムロスしてましたからね。
その方が早いかもね。でも水は冷たいよ~。
雪の多い時期は湖面が低いことを知ってましたが、まだまだ低いですね。
5mは低いでしょうか、へつりやすいのかなあ。
どうなんでしょう。歩ける範囲が広いだけ選択の余地も多いかな?
そうそう、これからはハラハラドキドキの雪渓歩きがオモシロイよ~ん。
あんまり遅い時期はねえ。ハラハラドキドキズボッ・・・は遠慮したいですわ。(^_^;)
>とりたてて危険なところもなく、バックウォーターの端まで辿り着いた。渡渉して広大な河原に降り立つ。
白水湖クリアでまずひと安心やね。
第1関門突破ってとこですね。
[attachment=4]P1070528_1.JPG[/attachment]
ヤル気モード全開ですね、まだ先は長いんでがんばりましょう!
そうなんですよね~。
初めてだとそんな感覚だったかなあ。
最初に偵察に入った頃は渡渉にびびってましたわ。
私の場合は渡渉はさして苦になりませんが、この河原歩きはなんとも言えない感じでしたね。
雰囲気的には黒部川の奥の廊下が近いかな。
6月になると箱谷出合まで雪渓が後退します。
やはり時期が早いと効率がいいね。
そうですね。別の危険と引き換えの面もありますが。
[attachment=2]P1070575_1.JPG[/attachment]
翌日の銚子ヶ峰も霜柱に薄氷があちらこちらにありました。
季節はずれの寒気流入だもんね。
この日はほとんど1日雨具のジャケットを着てましたね。マナコの時は半袖Tシャツ1枚だったのに。
普通に行けばまっすぐに右側でしょう。
昨年は右側は上部でヤブが出てそうな気がしたんです。
そう言えば昨年はここでとっちゃんの泣きが入ったなあ。
稜線まで一直線に見えたでしょう。ヤブが見えてました?
左俣も下りではさほどキツイとこがあるように思いませんでしたが。
[attachment=1]P1070626_1.JPG[/attachment]
>わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
山頂だけを見ればつまらないね。
まあ、これがマイナーなピークの魅力と言えるのかも。
やりましたね、おめでとうございます!
ありがとさんです。たんぽぽさんのおかげですわ。(*^^)v
[attachment=0]P1070645_1.JPG[/attachment]
山さんも言うことが変わってきましたね。
以前はGW過ぎて雪遊びしてると「いつまでやってんの?」なんて言われちゃってたもね。
いやはや。こんなことになるとは想像もしませんでした。悪性のたんぽぽシンドロームです。
>焼滑を経由は効率がよさそうな気もします。
しかし途中のオオシラビソ帯は意外な落とし穴があるかもね。
この時期ならしっかり雪が着いてそうで問題ないんじゃない?
焼滑からの下りは早いやろね~。山頂から白水湖BW端まで1時間で下りられるんでは?
全部山靴で通したんですね、スゴイ!
水量次第でしょう。常にヒザ上近くまであると無理でしょうね。
ハッハッハッ、ついにドボドボですか。
もう終盤ですし、まあこれもよしとしましょう。
残すは地獄谷の渡渉だけだったんで気を抜いてました。(^^ゞ
>開津谷でシカ?を獲ったハンターと同じパターンです。
同一ハンターの可能性大ですなあ。
クマさん気をつけて!
なるほど。恐怖の滑り台を避けてボートで入渓したわけですな。
開津谷もクマでしょう。どこにでもいるシカを撃つのにわざわざこんな苦労しないと思いますが・・・
残念ながら南白山は望めませんね。
ここで風呂に浸かりながら眺めれると最高なんですよ~
そやろか。あの白いピークは南白山に見えたけどなあ。
焼滑と南白山の間のCa2100mあたりでしょうか?
ここの露天風呂も一度入ってみたいもんです。
おつかれさま!
ありがとうございます。(^^)/
山日和
寒気が入ってるのにわざわざ土曜にしちゃったんですね。次の日が仕事だと思うと、日曜はどうしてもねえ・・・・土曜がはっきりと悪天の予想なら別ですけど。
ひえ~っ、気合入れまくりですね。ワタチならもう中止、中止やで~
たんぽぽさんと違って遠いもんで・・・
そりゃあこんな天気ですもん、誰も来ないでしょう。奈良岳の時とは違ってメラメラと燃え上がってますね。
あの時も途中まではメラメラナラナラしてました。
林道がカーブしたらヤブに突入です。リボンも何もないけど、魅惑ワールドへの入口で~す。
地獄谷初心者ならではです。
[attachment=3]P1070688_1_1.JPG[/attachment]
なかなか凝ってますなあ~ぽぽたんはもうロッジから沢靴でスタートします。
この辺で靴を履き替えてかなりタイムロスしてましたからね。
その方が早いかもね。でも水は冷たいよ~。
雪の多い時期は湖面が低いことを知ってましたが、まだまだ低いですね。5mは低いでしょうか、へつりやすいのかなあ。
どうなんでしょう。歩ける範囲が広いだけ選択の余地も多いかな?
そうそう、これからはハラハラドキドキの雪渓歩きがオモシロイよ~ん。あんまり遅い時期はねえ。ハラハラドキドキズボッ・・・は遠慮したいですわ。(^_^;)
>とりたてて危険なところもなく、バックウォーターの端まで辿り着いた。渡渉して広大な河原に降り立つ。白水湖クリアでまずひと安心やね。
第1関門突破ってとこですね。
[attachment=4]P1070528_1.JPG[/attachment]
ヤル気モード全開ですね、まだ先は長いんでがんばりましょう!そうなんですよね~。
初めてだとそんな感覚だったかなあ。最初に偵察に入った頃は渡渉にびびってましたわ。
私の場合は渡渉はさして苦になりませんが、この河原歩きはなんとも言えない感じでしたね。
雰囲気的には黒部川の奥の廊下が近いかな。
6月になると箱谷出合まで雪渓が後退します。やはり時期が早いと効率がいいね。
そうですね。別の危険と引き換えの面もありますが。
[attachment=2]P1070575_1.JPG[/attachment]
翌日の銚子ヶ峰も霜柱に薄氷があちらこちらにありました。季節はずれの寒気流入だもんね。
この日はほとんど1日雨具のジャケットを着てましたね。マナコの時は半袖Tシャツ1枚だったのに。
普通に行けばまっすぐに右側でしょう。昨年は右側は上部でヤブが出てそうな気がしたんです。
そう言えば昨年はここでとっちゃんの泣きが入ったなあ。
稜線まで一直線に見えたでしょう。ヤブが見えてました?
左俣も下りではさほどキツイとこがあるように思いませんでしたが。
[attachment=1]P1070626_1.JPG[/attachment]
>わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。山頂だけを見ればつまらないね。
まあ、これがマイナーなピークの魅力と言えるのかも。
やりましたね、おめでとうございます!ありがとさんです。たんぽぽさんのおかげですわ。(*^^)v
[attachment=0]P1070645_1.JPG[/attachment]
山さんも言うことが変わってきましたね。以前はGW過ぎて雪遊びしてると「いつまでやってんの?」なんて言われちゃってたもね。
いやはや。こんなことになるとは想像もしませんでした。悪性のたんぽぽシンドロームです。
>焼滑を経由は効率がよさそうな気もします。しかし途中のオオシラビソ帯は意外な落とし穴があるかもね。
この時期ならしっかり雪が着いてそうで問題ないんじゃない?
焼滑からの下りは早いやろね~。山頂から白水湖BW端まで1時間で下りられるんでは?
全部山靴で通したんですね、スゴイ!水量次第でしょう。常にヒザ上近くまであると無理でしょうね。
ハッハッハッ、ついにドボドボですか。もう終盤ですし、まあこれもよしとしましょう。
残すは地獄谷の渡渉だけだったんで気を抜いてました。(^^ゞ
>開津谷でシカ?を獲ったハンターと同じパターンです。同一ハンターの可能性大ですなあ。
クマさん気をつけて!
なるほど。恐怖の滑り台を避けてボートで入渓したわけですな。
開津谷もクマでしょう。どこにでもいるシカを撃つのにわざわざこんな苦労しないと思いますが・・・
残念ながら南白山は望めませんね。ここで風呂に浸かりながら眺めれると最高なんですよ~
そやろか。あの白いピークは南白山に見えたけどなあ。
焼滑と南白山の間のCa2100mあたりでしょうか?
ここの露天風呂も一度入ってみたいもんです。
おつかれさま!ありがとうございます。(^^)/
山日和
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
biwacoさん、どうもです。
このようなレポにちゃちなレス入れるのはレポを穢すようで躊躇っておりましたが、憧れを込めてのカキコミお赦しをm(__)m
なにをおっしゃいますやら~。大歓迎ですよ。(^^)/
遂にここまで行っちゃいましたか!
ふ~たんコンビの白水湖周遊南白山詣でレポを読んで、ようこんなカメかカワウソみたいなことやるなあ…と思ってました。
ここのレポは「とったんコンビ」ですよ。(^^ゞ
これではなかなか、モチが上がりませんね…(-_-;)
モチ上げるのは力が要ります。
いっそ、沢装束ではダメなんですか?
その方が早いでしょうねえ。初めてなんで、どの程度渡渉が待っているのかわからなかったもんで・・・
ベテランの導師でも「目からウロコ」ってあるんですね。
学ぶことに終わり無し、歳も無し。日々精進であります。
ただ、まずは己を知ることから…と自戒してはおりますが。(-_-;)
「二階から目薬」状態ですわ。(意味不明)
こと白山に関しては、たんぽぽさんが「導師」ですね。
滑ったら早すぎる湖水浴ですか? 冷たそうやー(@_@;)
自分もオブジェになってしまうかも・・・(T_T)
[attachment=2]P1070519_1.JPG[/attachment]
やはり太陽エネルギーはすごいです。もう、へその上でモチが焼けそうなんでは?
やっぱり再生可能エネルギーがいいですね。モチも再生しました。
落石に粉雪に…。なんだかまたモチが冷めそうや…。
冷めたモチはまずいですよ。温め直さないと。
慎重に慎重に、最後の詰めですから…。
これでも慎重居士です。サルコジは落選しましたが。
十指に余ることでしょう。フ~タンや導師と同好の士がそんなにおられるとは思えませんもん。あまりにヘン○イ趣味過ぎる。(>_<)
十指に余ったら多過ぎますやん。数え切れんという意味でっせ。(^_^;)
[attachment=1]P1070656_1.JPG[/attachment]
ってことは、今週末あたり、奈良岳リベンジかな?
それにしても、白山の魅力は尽きませんねえ~(^^)/
東尾根や開津谷からはもうムリですね。雪の多い時でもGWまでが限界でしょう。
河原もいいけど森の中は心が休まります。
これからは山名同定より草木同定できるようお勉強して下さいマセ~
草木の剪定でも勉強してみます。
[attachment=0]P1070668_1.JPG[/attachment]
ゴムボートでもロッジに預かってもらったらどう?
今後も役に立ちそうだし…。
沈むのが怖いからボートはあきません。バナナボートならいいけど~
山日和
このようなレポにちゃちなレス入れるのはレポを穢すようで躊躇っておりましたが、憧れを込めてのカキコミお赦しをm(__)mなにをおっしゃいますやら~。大歓迎ですよ。(^^)/
遂にここまで行っちゃいましたか! ふ~たんコンビの白水湖周遊南白山詣でレポを読んで、ようこんなカメかカワウソみたいなことやるなあ…と思ってました。
ここのレポは「とったんコンビ」ですよ。(^^ゞ
これではなかなか、モチが上がりませんね…(-_-;)モチ上げるのは力が要ります。
いっそ、沢装束ではダメなんですか?その方が早いでしょうねえ。初めてなんで、どの程度渡渉が待っているのかわからなかったもんで・・・
ベテランの導師でも「目からウロコ」ってあるんですね。学ぶことに終わり無し、歳も無し。日々精進であります。
ただ、まずは己を知ることから…と自戒してはおりますが。(-_-;)
「二階から目薬」状態ですわ。(意味不明)
こと白山に関しては、たんぽぽさんが「導師」ですね。
滑ったら早すぎる湖水浴ですか? 冷たそうやー(@_@;)自分もオブジェになってしまうかも・・・(T_T)
[attachment=2]P1070519_1.JPG[/attachment]
やはり太陽エネルギーはすごいです。もう、へその上でモチが焼けそうなんでは?やっぱり再生可能エネルギーがいいですね。モチも再生しました。
落石に粉雪に…。なんだかまたモチが冷めそうや…。冷めたモチはまずいですよ。温め直さないと。
慎重に慎重に、最後の詰めですから…。これでも慎重居士です。サルコジは落選しましたが。
十指に余ることでしょう。フ~タンや導師と同好の士がそんなにおられるとは思えませんもん。あまりにヘン○イ趣味過ぎる。(>_<)十指に余ったら多過ぎますやん。数え切れんという意味でっせ。(^_^;)
[attachment=1]P1070656_1.JPG[/attachment]
ってことは、今週末あたり、奈良岳リベンジかな?それにしても、白山の魅力は尽きませんねえ~(^^)/
東尾根や開津谷からはもうムリですね。雪の多い時でもGWまでが限界でしょう。
河原もいいけど森の中は心が休まります。これからは山名同定より草木同定できるようお勉強して下さいマセ~
草木の剪定でも勉強してみます。
[attachment=0]P1070668_1.JPG[/attachment]
ゴムボートでもロッジに預かってもらったらどう?今後も役に立ちそうだし…。
沈むのが怖いからボートはあきません。バナナボートならいいけど~
山日和
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
バーチャリさん、どうもです。
日曜の方が天気が良かったのに無風快晴でしたよ
次の日が仕事だとプレッシャーかかるんですよ。ビバークもできないし。(^^ゞ
バッテリが予備を持っているとの事ですね
電動アシスをト山と畑の通勤に使うとおもつて買いましたが
ひいちゃんから山は無理見たいよと聞きましたが
やっぱし家の周りで乗るのを優先しました。
お察しの通りです。
バーチャリさんはママチャリにしたんですね。(^^♪
林道凍結していなかったですか
南又林道は歩きでも凍結していてこける人がいましたが
それほどの寒さではなかったですよ。
最初から膝までつかればドボンしなくて済みますよね
渡渉ときたらドボンした穴毛を思い出します。
ハマるのが恐いからハマっちゃうんですよね。
最初から腹を据えて入水?すれば大丈夫。
バーチャリさん、その節は大変でしたねえ。
毛穴まで濡れちゃいましたか。(^_^;)
[attachment=2]P1070517_1.JPG[/attachment]
素晴らしい場所を案内していただき感謝です。
山日和さんは自分達でいけるからヤブの人は凄いですよね
行ける確信がないと高い交通費と時間をかけて行けないですけど、行けるとわかれば行くしかないです。
白山の事だったら白山大明神のたんぽぽさんに
私が導師ならたんぽぽさんは氏神様です。
>ふ~たんコンビが去年歩いた焼滑への谷も出合いから雪が詰まっており、問題なく稜線へ達することができそうだ。
今度はそちらに
こっちも面白そうです。
今の時期はそうですね
猫又谷も凄かったですよ その日も雪崩れていましたが
猫又谷行かれたんですね~。いいなあ。
落ちてきそうな雪のブロック多かったですが
こちらはほぼ落ち切ってました。
[attachment=1]P1070560_1.JPG[/attachment]
ピッケルと片方はストックでした
超急傾斜でなければこのスタイルは有効ですね。
>尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を
除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
良かったですね これでモチが上がりますね
今頃モチが上がったら遅いですよ。(^_^;) モチが上がってたからここまで来たんです。
[attachment=0]パノラマ 5_1_1.JPG[/attachment]
登頂おめでとうございます。 \(^o^)/
ありがとうございます~。
今年は山日和さん たんぽぽさんのスノー衆のほか
金糞 上谷 小白山 木無 猫又 と大満足の山行のシーズンでした。
いやいや、充実の雪山シーズンでしたね。
雪渓下りはラクチンで気持ちいいです
これはやめられません。
なるほどガムテープをピッケルに巻いておくといいですね
小ぶりのガムテープを1本持って行きましたよ。ピッケルに巻いたらベタベタになっちゃいますよ。
長時間の行動お疲れ様でした。
ありがとうございます。不思議と疲れは感じませんでした。(^^♪
山日和
日曜の方が天気が良かったのに無風快晴でしたよ次の日が仕事だとプレッシャーかかるんですよ。ビバークもできないし。(^^ゞ
バッテリが予備を持っているとの事ですね 電動アシスをト山と畑の通勤に使うとおもつて買いましたが
ひいちゃんから山は無理見たいよと聞きましたが
やっぱし家の周りで乗るのを優先しました。
お察しの通りです。
バーチャリさんはママチャリにしたんですね。(^^♪
林道凍結していなかったですか南又林道は歩きでも凍結していてこける人がいましたが
それほどの寒さではなかったですよ。
最初から膝までつかればドボンしなくて済みますよね渡渉ときたらドボンした穴毛を思い出します。
ハマるのが恐いからハマっちゃうんですよね。
最初から腹を据えて入水?すれば大丈夫。
バーチャリさん、その節は大変でしたねえ。
毛穴まで濡れちゃいましたか。(^_^;)
[attachment=2]P1070517_1.JPG[/attachment]
素晴らしい場所を案内していただき感謝です。山日和さんは自分達でいけるからヤブの人は凄いですよね
行ける確信がないと高い交通費と時間をかけて行けないですけど、行けるとわかれば行くしかないです。
白山の事だったら白山大明神のたんぽぽさんに私が導師ならたんぽぽさんは氏神様です。
>ふ~たんコンビが去年歩いた焼滑への谷も出合いから雪が詰まっており、問題なく稜線へ達することができそうだ。今度はそちらに
こっちも面白そうです。
今の時期はそうですね猫又谷も凄かったですよ その日も雪崩れていましたが
猫又谷行かれたんですね~。いいなあ。
落ちてきそうな雪のブロック多かったですがこちらはほぼ落ち切ってました。
[attachment=1]P1070560_1.JPG[/attachment]
ピッケルと片方はストックでした超急傾斜でなければこのスタイルは有効ですね。
>尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
良かったですね これでモチが上がりますね
今頃モチが上がったら遅いですよ。(^_^;) モチが上がってたからここまで来たんです。
[attachment=0]パノラマ 5_1_1.JPG[/attachment]
登頂おめでとうございます。 \(^o^)/ ありがとうございます~。
今年は山日和さん たんぽぽさんのスノー衆のほか金糞 上谷 小白山 木無 猫又 と大満足の山行のシーズンでした。
いやいや、充実の雪山シーズンでしたね。
雪渓下りはラクチンで気持ちいいですこれはやめられません。
なるほどガムテープをピッケルに巻いておくといいですね小ぶりのガムテープを1本持って行きましたよ。ピッケルに巻いたらベタベタになっちゃいますよ。
長時間の行動お疲れ様でした。ありがとうございます。不思議と疲れは感じませんでした。(^^♪
山日和
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
山日和さん こんばんは
【山 域】白山支稜 南白山2168.7m
おおっ、ついに南白山ですね。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。
スペアの電池を積んだのですか。
実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなんてないのだが。
なんと言っても、せっかくの南白山ですからね。
雨は勘弁してもらいたい。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
むむっ、怪しい格好。
おまわりさんにみつかったら、職質間違いなしですな。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から
離れなかった。
新しい登山スタイルがひとつ加わったわけですね。
別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さなくてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もしなかったのである。
普通は「別山から尾根伝いに」と考えますね。
東面台地をはじめとして、このあたりに精通しているたんぽぽさんのレポートは魅力いっぱいです。
同時に、危険もリスクとして背負うことになるでしょうけど。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れそうだ。
うずうず感が伝わってきます。
なんとも新鮮な経験だったがしばらく歩くと変化の無さに飽きてきた。
人間て、贅沢な生き物です。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
山の中に巨大な遊園地が出現?
大人の遊園地です。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。
雪まで舞いだしましたか。
Ca1750mの二俣を左に取る。谷の巾は相変わらず広く、20~30mはあるだろうか。
いかにもゴルジュのありそうなクランク部分もただの急な雪の斜面だ。ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に
高度を上げる。
気分よさそう。
尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。
尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
ついに来ましたね。南白山。
ひとりガッツポーズなんて、嬉しさ隠せませんね。
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。
シーズン延長で、もはや半年間が雪山シーズン?
先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。
これだから雪渓下りはやめられない。
楽しそう。
意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこへ行ったのだろう。
突然、行動意図のわからない他人の足跡が出てくると、いろいろ詮索してしまいます。
同じように河原を歩くのも芸がないので、左岸側にある樹林に入ってみると、そこは小さな流れの脇に湿地が点在する落ち着いた場所だった。河原のように石がゴロゴロしていないので格段に歩きやすい。山菜も豊富なようだがよく知らないのが残念だ。このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。
なるほど。
あくなき探求心の賜物ですね。
帰路は渡渉も効率よくこなし、特別なグッズのお世話にならずとも靴の中を濡らすことなく歩けた。スパッツと靴をガムテープで留めたのが効果的だったようだ。
しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。
想定外の溢水でしたか。
靴の中はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
雪でなくて「水」の場合は、そのほうがいいのかもしれませんね。
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら今日の行程を反芻する。
さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。
天候も回復したし、大満足の一日でしたね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
【山 域】白山支稜 南白山2168.7mおおっ、ついに南白山ですね。
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。スペアの電池を積んだのですか。
実はここに着くまで迷っていた。今日は雨の中を歩きたいコースではない。もっとも雨の中を歩きたいコースなんてないのだが。なんと言っても、せっかくの南白山ですからね。
雨は勘弁してもらいたい。
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていない)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
むむっ、怪しい格好。
おまわりさんにみつかったら、職質間違いなしですな。
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
今日の目的地である南白山もそのひとつ。昨年たんぽぽさんととっちゃんが歩いた別山谷からのロングルートが心から
離れなかった。
新しい登山スタイルがひとつ加わったわけですね。
別山からわざわざ下りて行って辿り着くというのは頭になかった。それだと下山するのにまた登り返さなくてはならない。たんぽぽさんのレポはまさに「目からウロコ」だった。白水湖の湖岸を歩いて行けるということは想像もしなかったのである。普通は「別山から尾根伝いに」と考えますね。
東面台地をはじめとして、このあたりに精通しているたんぽぽさんのレポートは魅力いっぱいです。
同時に、危険もリスクとして背負うことになるでしょうけど。
期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れそうだ。うずうず感が伝わってきます。
なんとも新鮮な経験だったがしばらく歩くと変化の無さに飽きてきた。人間て、贅沢な生き物です。
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
山の中に巨大な遊園地が出現?
大人の遊園地です。
休んでいると白いものが舞い始めた。なんと粉雪だ。寒い日には違いないが雪まで降るとは思わなかった。雪まで舞いだしましたか。
Ca1750mの二俣を左に取る。谷の巾は相変わらず広く、20~30mはあるだろうか。いかにもゴルジュのありそうなクランク部分もただの急な雪の斜面だ。ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に
高度を上げる。
気分よさそう。
尾根に飛び出した。振り返れば別山から白山本峰への白い稜線が目の前に横たわる。この稜線も本峰山頂の一部を除いて雲が消え、見事な景観を見せてくれた。尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
ついに来ましたね。南白山。
ひとりガッツポーズなんて、嬉しさ隠せませんね。
これで5週連続の白山近辺通いである。果たせなかった奈良岳を除けば満足のいく山行が続けられた。いや、奈良岳も山頂に立てなかったこと以外はいい山行だったと思う。自分の雪山シーズンはまだ終わりそうもない。シーズン延長で、もはや半年間が雪山シーズン?
先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。これだから雪渓下りはやめられない。
楽しそう。
意外なことにタロタキ谷出合あたりに足跡が現れた。自分以外にこんなところへ来るやつがいるのか。どこから来てどこへ行ったのだろう。突然、行動意図のわからない他人の足跡が出てくると、いろいろ詮索してしまいます。
同じように河原を歩くのも芸がないので、左岸側にある樹林に入ってみると、そこは小さな流れの脇に湿地が点在する落ち着いた場所だった。河原のように石がゴロゴロしていないので格段に歩きやすい。山菜も豊富なようだがよく知らないのが残念だ。このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。なるほど。
あくなき探求心の賜物ですね。
帰路は渡渉も効率よくこなし、特別なグッズのお世話にならずとも靴の中を濡らすことなく歩けた。スパッツと靴をガムテープで留めたのが効果的だったようだ。しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。
想定外の溢水でしたか。
靴の中はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。雪でなくて「水」の場合は、そのほうがいいのかもしれませんね。
白水湖畔ロッジまで戻ると、南白山頂上と思しき白いピークを残照が浮かび上がらせていた。ベンチに座って眺めながら今日の行程を反芻する。さあ、平瀬ゲートまで40分のダウンヒルが待っている。
天候も回復したし、大満足の一日でしたね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
洞吹さん、どうもです。
おおっ、ついに南白山ですね。
まさか行くとは思ってませんでした。(^^ゞ
スペアの電池を積んだのですか。
そういうこってす。去年は積んでたのにキーを忘れて交換できず。
なんと言っても、せっかくの南白山ですからね。
雨は勘弁してもらいたい。
そりゃそうです。晴れてナンボの山です。
>を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
むむっ、怪しい格好。
おまわりさんにみつかったら、職質間違いなしですな。
山スカポリスなら職質されてみたい・・・逮捕して~\(^o^)/
>しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
新しい登山スタイルがひとつ加わったわけですね。
その通り。いくつになっても新鮮な発見があるものです。
普通は「別山から尾根伝いに」と考えますね。
東面台地をはじめとして、このあたりに精通しているたんぽぽさんのレポートは魅力いっぱいです。
同時に、危険もリスクとして背負うことになるでしょうけど。
これまたその通り。弁当とリスクは自分持ちですね。
無茶や無理はしませんけどね。
>期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れそうだ。
[attachment=3]P1070551_1.JPG[/attachment]
うずうず感が伝わってきます。
太陽は人の気持ちを変えてくれます。ありがたや。
>もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
山の中に巨大な遊園地が出現?
大人の遊園地です。
大人の遊園地って、酒池肉林のイメージですが・・・(^_^;)
[attachment=2]P1070578_1.JPG[/attachment]
雪まで舞いだしましたか。
そこまで寒くなかったので驚きました。
>ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に高度を上げる。
気分よさそう。
爽快な気分です。
[attachment=1]P1070617_1.JPG[/attachment]
>ついに来ましたね。南白山。
ひとりガッツポーズなんて、嬉しさ隠せませんね。
初めての山やルートではよくやるんですよ。シャーオラー!!
シーズン延長で、もはや半年間が雪山シーズン?
ホントにそうなってしまいました。12月後半から6月まで雪の上を歩いてます。
>先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。
これだから雪渓下りはやめられない。
楽しそう。[/q_yab]
登りも爽快ですが、下りは輪をかけて爽快・痛快ですね。
突然、行動意図のわからない他人の足跡が出てくると、いろいろ詮索してしまいます。
別山から下りてきたとんでもないヤツがいるのかと思いました。(@_@;)
>このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。
なるほど。
あくなき探求心の賜物ですね。
あくなきってほどでもないですが、ちょっと横丁へ入れば面白い店もあるってもんです。
[attachment=0]P1070671_1.JPG[/attachment]
>しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。
想定外の溢水でしたか。
ひょっとしたら浸水するかもなあと思ってました。だから想定の範囲内。もうすぐ終わりですからね。
>靴の中はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。
雪でなくて「水」の場合は、そのほうがいいのかもしれませんね。
雨の時は雨具が外だと言いますね。同じような理屈です。但しこっちは下から水が入ってきますが・・・
天候も回復したし、大満足の一日でしたね。
いやいや、いい一日でした。ダウンヒルで冷え切った体をしらみずの湯で温めました。(^^)
山日和
おおっ、ついに南白山ですね。まさか行くとは思ってませんでした。(^^ゞ
スペアの電池を積んだのですか。そういうこってす。去年は積んでたのにキーを忘れて交換できず。
なんと言っても、せっかくの南白山ですからね。雨は勘弁してもらいたい。
そりゃそうです。晴れてナンボの山です。
>を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。むむっ、怪しい格好。
おまわりさんにみつかったら、職質間違いなしですな。
山スカポリスなら職質されてみたい・・・逮捕して~\(^o^)/
>しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。新しい登山スタイルがひとつ加わったわけですね。
その通り。いくつになっても新鮮な発見があるものです。
普通は「別山から尾根伝いに」と考えますね。東面台地をはじめとして、このあたりに精通しているたんぽぽさんのレポートは魅力いっぱいです。
同時に、危険もリスクとして背負うことになるでしょうけど。
これまたその通り。弁当とリスクは自分持ちですね。
無茶や無理はしませんけどね。
>期待通り雲が切れ、河原はいっぱいの日を浴びて明るい。スタート時にはゼロに近かったモチメーターは今や振り切れそうだ。[attachment=3]P1070551_1.JPG[/attachment]
うずうず感が伝わってきます。
太陽は人の気持ちを変えてくれます。ありがたや。
>もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。山の中に巨大な遊園地が出現?
大人の遊園地です。
大人の遊園地って、酒池肉林のイメージですが・・・(^_^;)
[attachment=2]P1070578_1.JPG[/attachment]
雪まで舞いだしましたか。そこまで寒くなかったので驚きました。
>ピッケルを出すまでもなくダブルストックで軽快に高度を上げる。気分よさそう。
爽快な気分です。
[attachment=1]P1070617_1.JPG[/attachment]
>ついに来ましたね。南白山。ひとりガッツポーズなんて、嬉しさ隠せませんね。
初めての山やルートではよくやるんですよ。シャーオラー!!
シーズン延長で、もはや半年間が雪山シーズン?ホントにそうなってしまいました。12月後半から6月まで雪の上を歩いてます。
>先週の完全に夏道の下りだった欲求不満を一気に晴らすように、1600m二俣まで30分掛からず駆け下りた。これだから雪渓下りはやめられない。
楽しそう。[/q_yab]
登りも爽快ですが、下りは輪をかけて爽快・痛快ですね。
突然、行動意図のわからない他人の足跡が出てくると、いろいろ詮索してしまいます。別山から下りてきたとんでもないヤツがいるのかと思いました。(@_@;)
>このルートを選んで正解だった。往路のほんの少し横を歩くだけでまったく違う雰囲気を味わうことができた。なるほど。
あくなき探求心の賜物ですね。
あくなきってほどでもないですが、ちょっと横丁へ入れば面白い店もあるってもんです。
[attachment=0]P1070671_1.JPG[/attachment]
>しかしすべてはうまくいかないもので、湖岸トラバースに移る渡渉点では水がスパッツを超えて浸水してしまった。想定外の溢水でしたか。
ひょっとしたら浸水するかもなあと思ってました。だから想定の範囲内。もうすぐ終わりですからね。
>靴の中はドボドボである。こういう時は雨具を上にして、裾をガムテープで固定するのがいいかもしれない。雪でなくて「水」の場合は、そのほうがいいのかもしれませんね。
雨の時は雨具が外だと言いますね。同じような理屈です。但しこっちは下から水が入ってきますが・・・
天候も回復したし、大満足の一日でしたね。いやいや、いい一日でした。ダウンヒルで冷え切った体をしらみずの湯で温めました。(^^)
山日和
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
山日和さん、こんばんは
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
これじゃあモチも下がりますね
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もトイレも入口に板が打ち付けられて使えない。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。
歩いたら3時間くらいかかりそうですね
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
水の多い谷歩きは苦労しますね。一般の登山者ならこんなに苦労してそこまでやることは考えられませんね
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
う~ん、なるほど。
でも雪の状態が問題ですね。融雪のタイミングがずれると先に進めませんね
大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあるようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
落石が怖そうです
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
でもさすがにミッキーやミニーは出てこない。
ラスカル君が出てきたらbiwaランド?(意味不明)
1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。
二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
雪上の落石は音がしないので怖いですね
Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に心惹かれた。あそこまで登ろう。別山と南白山を結ぶ尾根にもまだしっかり雪が残っているようだ。
いよいよ傾斜が強まってきたが、どうしてもピッケルが欲しいという斜度でも雪質でもなく、ストックの2点支持で足場を交互に固めて行けば問題ない。頭上のダケカンバに光るのは霧氷だろうか。
かなりの斜度でもストックで登って行けるのはヤブメンの得意技ですね
尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
無雪期はヤブがあってなかなか行けないのですね
風が強いので南側の斜面でオオシラビソを防風林としてランチタイムだ。別山や本峰は眺められないが、先週歩いた三ノ
峰から銚子ヶ峰へ至る白山南縦走路と、願教寺~小白山の県境稜線、丸山~大日の山稜を正面に望む満足できる場所
に陣取った。思ったより早く着いたのでゆっくりランチタイムを楽しもう。
これで5週連続の白山近辺通いである。
こうなると常人のなせる業ではなく、奇人変人の世界かも
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
ボートでもないと普通はなかなかこういう所まで来れないでしょうね
宮指路
ようやく明け始めた空は重苦しい灰色だった。霧雨まで降っている。明日にすればよかったと後悔の念がよぎる。
空の片隅に除いたわずかな青に背中を押されるようにしてDOCに跨った。これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
これじゃあモチも下がりますね
今日は電池切れ対策も万全で、白水湖まで1時間20分掛からず到着した。まったく人影はない。登山口の休憩舎もトイレも入口に板が打ち付けられて使えない。
静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。
歩いたら3時間くらいかかりそうですね
本日は万全の渡渉対策をしてきたつもりだ。モンベルのシンプルオーバーシューズ(但し縫い目は防水処理をしていな
い)を履いてその上からビニール袋を付けガムテープで留める。その内側はレインパンツにロングスパッツで固めている。
通常ならレインパンツを履かない季節だが、寒さと雨のおかげで履いていたのが幸いした。
地獄谷の水量は多からず少なからずというところか。さすがに石を飛んでというわけにはいかず、ひざあたりまで浸かっ
て速い流れに抗いながら渡り切った。対策は成功で足元はまったく濡らさずに済んだようだ。
水の多い谷歩きは苦労しますね。一般の登山者ならこんなに苦労してそこまでやることは考えられませんね
2年前から残雪期の歩き方が変わった。それまでは大型連休が終われば雪山も終わり。沢に切り替わるかしばらく新
緑の山歩きを楽しむのが常だった。ところが2年前にずっと憧れていた白山東面台地を初めて訪れたことと、たんぽぽさ
んの数々のレポを目にしたことが大きな転機となった。
「谷筋からの雪山」。これまでの自分の山登りにはなかった発想だった。もちろん時期を見誤れば雪崩や落石、クレバス
などのリスクを伴う。しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
う~ん、なるほど。
でも雪の状態が問題ですね。融雪のタイミングがずれると先に進めませんね
大小さまざまの石が積み重なった湖岸の斜面をトラバースして行く。20センチばかりの巾でそこはかとなくトレースがあるようなところもある。石は安定しておらず、不用意に足を踏み出すと、落石がガラガラッと音を立ててポシャンと湖水に転がった。湖畔には枯れた巨木のオブジェが並んで面白い。
落石が怖そうです
右岸から豪快に大滝を落とすタロタキ谷を過ぎるまで水流が覗いていたが、そこから上は完璧な雪渓だった。
もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
でもさすがにミッキーやミニーは出てこない。
ラスカル君が出てきたらbiwaランド?(意味不明)
1477mの箱谷出合、Ca1600mの別山谷二俣と大きな出合が続いた。圧倒的な雪量が谷を埋め尽くしている。
二俣でひと息。見上げる側壁には危なっかしい雪のブロックもなく比較的安定した状態のようだが、音もなく飛んでくる落石には注意が必要なので休憩は上流側を向いて取らなければいけない。
雪上の落石は音がしないので怖いですね
Ca1900mの最後の二俣。たんぽぽルートは左だが、右の雪渓の果てに浮かぶ真っ白な稜線とその上に広がる青空に心惹かれた。あそこまで登ろう。別山と南白山を結ぶ尾根にもまだしっかり雪が残っているようだ。
いよいよ傾斜が強まってきたが、どうしてもピッケルが欲しいという斜度でも雪質でもなく、ストックの2点支持で足場を交互に固めて行けば問題ない。頭上のダケカンバに光るのは霧氷だろうか。
かなりの斜度でもストックで登って行けるのはヤブメンの得意技ですね
尾根上はオオシラビソの林となっており、木立を避けて北寄りの斜面を進む。
わずかな登りで南白山の頂上に到達した。オオシラビソの並ぶ平凡な山頂だが、ここへ至る道程を思えば感慨深い。
思わずひとりガッツポーズを取った。この山頂に立つ人間は年間何人ぐらいいるのだろう。
無雪期はヤブがあってなかなか行けないのですね
風が強いので南側の斜面でオオシラビソを防風林としてランチタイムだ。別山や本峰は眺められないが、先週歩いた三ノ
峰から銚子ヶ峰へ至る白山南縦走路と、願教寺~小白山の県境稜線、丸山~大日の山稜を正面に望む満足できる場所
に陣取った。思ったより早く着いたのでゆっくりランチタイムを楽しもう。
これで5週連続の白山近辺通いである。
こうなると常人のなせる業ではなく、奇人変人の世界かも
地獄谷からの帰り道、ひとり道端に座っている人がいた。傍らには猟銃があった。
話しかけてみると熊撃ちのハンターで、上流で見た足跡は彼の仲間のものだったようだ。湖畔にボートを積んだ軽トラがあ
ったところを見ると、バックウォーター端までボートで渡ったようである。
ボートでもないと普通はなかなかこういう所まで来れないでしょうね
宮指路
Re: 【白山】湖水と雪渓の果てに・・・南白山
宮指路さん、どうもです。
>これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻り
したような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
これじゃあモチも下がりますね
この時点ではほとんどやる気なしでした。
>白水湖まで1時間20分掛からず到着した。 静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。
歩いたら3時間くらいかかりそうですね
ざっと14キロ、標高差が600mありますから3時間では無理ですね。4時間ぐらいかかると思います。
水の多い谷歩きは苦労しますね。一般の登山者ならこんなに苦労してそこまでやることは考えられませんね
わざわざ苦労しにきてるわけで・・・
>しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を
稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
う~ん、なるほど。
でも雪の状態が問題ですね。融雪のタイミングがずれると先に進めませんね
もちろん時期と雪の状態を睨んでということですね。
[attachment=2]P1070515_1.JPG[/attachment]
落石が怖そうです
ここでは石は自分が落とすだけなので落石は恐くないです。自分が落ちるのだけが恐い。(^_^;)
>もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。
でもさすがにミッキーやミニーは出てこない。
ラスカル君が出てきたらbiwaランド?(意味不明)
クマのプーさんならいますよ。一見人間に見えるふ~さんもたまにいたりします。
地獄谷には温泉が湧いてるスパーガーデンもあります。
雪上の落石は音がしないので怖いですね
飛んできますからね。
[attachment=1]P1070575_1.JPG[/attachment]
かなりの斜度でもストックで登って行けるのはヤブメンの得意技ですね
滑落の危険を感じるかどうかが分岐点ですね。
無雪期はヤブがあってなかなか行けないのですね
無雪期に行くのはokuちゃんぐらいでしょう。
[attachment=0]P1070619_1.JPG[/attachment]
こうなると常人のなせる業ではなく、奇人変人の世界かも
私は常識が服を着て歩いてるような人だとよく言われますが・・・・
ボートでもないと普通はなかなかこういう所まで来れないでしょうね
彼らは歩くのが目的じゃないですからね。
山日和
>これまでの暖かさとは一転して季節が逆戻りしたような寒い朝である。霧雨のせいもあり、雨具の上下とウールの帽子を着けてのスタートとなった。
これじゃあモチも下がりますね
この時点ではほとんどやる気なしでした。
>白水湖まで1時間20分掛からず到着した。 静まり返った白水湖畔ロッジの軒先を借りてDOCをデポする。歩いたら3時間くらいかかりそうですね
ざっと14キロ、標高差が600mありますから3時間では無理ですね。4時間ぐらいかかると思います。
水の多い谷歩きは苦労しますね。一般の登山者ならこんなに苦労してそこまでやることは考えられませんねわざわざ苦労しにきてるわけで・・・
>しかし大きな滝をも埋め尽くしてしまうようなこの山域の膨大な積雪は、ちょっと視点をずらせば谷を稜線へ一直線に延びる障害物のない、効率のいい道へと変えてしまうのだ。
う~ん、なるほど。
でも雪の状態が問題ですね。融雪のタイミングがずれると先に進めませんね
もちろん時期と雪の状態を睨んでということですね。
[attachment=2]P1070515_1.JPG[/attachment]
落石が怖そうですここでは石は自分が落とすだけなので落石は恐くないです。自分が落ちるのだけが恐い。(^_^;)
>もう谷のど真ん中を歩いて行ける。ここはディズニーランドより楽しいデブリーランドだ。でもさすがにミッキーやミニーは出てこない。
ラスカル君が出てきたらbiwaランド?(意味不明)
クマのプーさんならいますよ。一見人間に見えるふ~さんもたまにいたりします。
地獄谷には温泉が湧いてるスパーガーデンもあります。
雪上の落石は音がしないので怖いですね飛んできますからね。
[attachment=1]P1070575_1.JPG[/attachment]
かなりの斜度でもストックで登って行けるのはヤブメンの得意技ですね滑落の危険を感じるかどうかが分岐点ですね。
無雪期はヤブがあってなかなか行けないのですね無雪期に行くのはokuちゃんぐらいでしょう。
[attachment=0]P1070619_1.JPG[/attachment]
こうなると常人のなせる業ではなく、奇人変人の世界かも私は常識が服を着て歩いてるような人だとよく言われますが・・・・
ボートでもないと普通はなかなかこういう所まで来れないでしょうね彼らは歩くのが目的じゃないですからね。
山日和