【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
-
- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
【 日 付 】2019年11月17日
【 山 域 】若狭(野坂山地)
【メンバー】山猫、家内、KYさん
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】 国境9:06〜10:07乗鞍岳〜11:05p786.8〜12:34p736.9〜13:31インディアン平原13:38〜13:54岩籠山14:00〜15:21市橋コース登山口〜16:00新疋田駅
高島トレイルの東端の山、乗鞍岳へとたどり着き、山頂より少し北側の送電線鉄塔のピークからはうねうねと蛇行しながら岩籠山へと続く尾根が目に入る。果たしてこの尾根を辿って岩籠山にたどり着くことは出来ないだろうかと魅惑的な山行計画に胸を踊らせることになる。ヤマレコにおいて、唯一、山行記録を上げているのが山日和さんやsatoさんもご存知のflatwellさんである。
岩籠山を訪れた時も再び乗鞍岳にかけての尾根を眺め、ますますこの尾根を辿ってみたい欲求に駆られる。岩籠山に登ったのは単独行だったのだが、インディアン平原の雰囲気に家内が惹かれ、是非、ここを訪れてみたいと云う。それならばこの乗鞍岳からの稜線を辿ることにしよう。出来れば岩籠山からの市橋への沢沿いのルートの紅葉が美しい時期に。
しかし例年のことであるが、8月から12月にかけてはほとんどの週末が出張で埋め尽くされ、自由に行動できる週末は滅多にない。前日の土曜日の夜は東京で予定があったのだが、会を途中で抜け出し、最終に近い新幹線に乗り深夜0時近くに自宅に戻る。
この縦走の問題は登山口となる国境へのバスの便が非常に限られることである。京都からJR湖西線に乗り近江今津で福井行きに乗り換えるとマキノ駅には8時22分に到着する。マキノ駅からは8時46分に出発するバスに乗って国境に向かうことにする。しかし、JR湖西線の車内ではなんと直前を走る特急サンダーバードが近江中庄のあたりで異音がして、緊急停止して車両点検をするとのアナウンスが流れる。近江今津からの電車は20分以上遅れて出発することになった。近江中庄のあたりをかなり徐行運転したので、予定のバスに間に合わないかと思ったが、マキノ駅にはバスの出発時間の直前に到着してくれた。
バスに乗り込んだのは我々のほかに明らかに登山者と思しき若い男性の二人組である。スキー場のゲレンデを登り、江若国境を辿る登山道に入ると鮮やかな黄葉を示すのはシロモジの三裂葉である。普段は地味な樹であるが、紅葉の時期はこの鮮やかな黄色が存在感を主張する。標高が700mのあたりになると山毛欅の樹が目立つようになる。稜線に出るとまずは江若国境尾根を南に辿り乗鞍岳のピークを踏むことにする。稜線の分岐から山頂は意外と距離がある。
まずは最初は送電線鉄塔のあるピークだ。送電線鉄塔から振り返るとこれから辿る尾根の先に岩籠山が目に入る。
このピークから先は尾根を緩やかに辿って乗鞍岳の山頂へと辿り着く。稜線上の紅葉はすでに終盤に差し掛かっている。山頂の手前の小ピークからは伊吹山からブンゲン、金糞岳、横山岳と行った湖北の山々が目に入る。しかし乗鞍岳山頂は関電のものと思われるコンクリートの小屋が光景を殺風景なものとしており、眺望も遮っている。
山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
このまま岩籠山までこのような尾根が続いてくれたらいいのだが、現実はそう都合よくいくものではない。最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。最初は尾根芯を避けて尾根の西側をトラバースすることで藪を避けて進むことが出来るが、786.8m峰の山頂部が近づくにつれ、尾根上に藪が広がり、ついには藪の中を進まざるを得なくなった。flatwellさんの記録でも「ひどい藪」と記されている箇所だ。ピークを越える必要があるので山頂部を目指して藪の突破を目指すが、かなりの濃密な藪である。KYさんも「こんな濃厚な藪は久しぶりだ」と仰る。
ピークを越えたところで藪の中に帯状に繁茂する蕨がある。蕨の草叢の中には鹿のものと思われる一条の踏み跡が続いている。その踏み跡の周囲だけは低木の藪を免れている。しめたとばかりにこの鹿の踏み跡を辿るとそれまでが嘘のように藪のない山毛欅の樹林が現れる。しかし、ここで改めてGPSを確認すると目指す尾根はもう一筋東側の尾根であった。
気を取り直すと尾根を乗り換えるべく山頂部を目指して再び藪の中に突入する。やがて徐々に藪は薄くなり、100mほど藪を漕いで小さな鞍部に達すると、鬱陶しい藪漕ぎからようやく解放されるのだった。左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
ここからは再び山毛欅の快適な尾根となるのだった。広い尾根上には小さな池も現れる。
やがて尾根上の山毛欅は樹高が高くなり、壮麗な樹林が続くようになる。いくつかの小さなアップダウンを繰り返し、なだらかな台地状の山頂部を有する三角点ピーク、739.6m峰のあたりに来ると、東側は低木の藪の向こうに大きく展望が開ける。三角点の石標は見当たらなかったが、ピークと思しきあたりで行動食のランチをとる。
ここからは駄口から登ってくる岩籠山への登山道との合流地点まではわずかだ。壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚えのある分岐に辿り着いた。岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
このあたりは標高が少し低いせいか山毛欅の紅葉が残っており、紅葉が賑やかな色彩を呈する。樹林を抜けると忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。高校生と思しき若い男女と引率の先生がいらしたが、丁度我々と入れ替わりでインディアン平原の展望地を離れるところだった。展望地にたどり着くと目の前に大きく敦賀湾が広がる。
岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。山頂を後にするとトレランの五人のパーティーが登ってくるところだった。紅葉の美しい自然林を辿って夕暮山との分岐に至ると市橋への谷を下降する。
谷は期待通り紅葉の盛りではあるが、紅く色づいた楓の木が少ないので紅葉は地味な印象だ。下るにつれて水量が増してくると沢から滝音が聞こえてくる。滝音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し、紅葉の渓相を楽しみながら下山する。
最後は紅葉のトンネルの中の林道歩きとなる。国道の手前を右折すると敦賀港から物資を運ぶ目的が作られたという舟川に沿って疋田の集落を歩く。まもなく岩籠山の山頂直下です入れ違ったトレランの集団と擦れ違う。新疋田の駅にたどり着く鉄道ファンの聖地の一つとして名をはせる駅だけあって、やはり数人の鉄道ファンがいるのだった。
藪漕ぎに難渋する箇所はあったものの壮麗な山毛欅の林や紅葉、好展望の平原、沢沿いの登山道と魅力が満載の山行であった。
【 山 域 】若狭(野坂山地)
【メンバー】山猫、家内、KYさん
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】 国境9:06〜10:07乗鞍岳〜11:05p786.8〜12:34p736.9〜13:31インディアン平原13:38〜13:54岩籠山14:00〜15:21市橋コース登山口〜16:00新疋田駅
高島トレイルの東端の山、乗鞍岳へとたどり着き、山頂より少し北側の送電線鉄塔のピークからはうねうねと蛇行しながら岩籠山へと続く尾根が目に入る。果たしてこの尾根を辿って岩籠山にたどり着くことは出来ないだろうかと魅惑的な山行計画に胸を踊らせることになる。ヤマレコにおいて、唯一、山行記録を上げているのが山日和さんやsatoさんもご存知のflatwellさんである。
岩籠山を訪れた時も再び乗鞍岳にかけての尾根を眺め、ますますこの尾根を辿ってみたい欲求に駆られる。岩籠山に登ったのは単独行だったのだが、インディアン平原の雰囲気に家内が惹かれ、是非、ここを訪れてみたいと云う。それならばこの乗鞍岳からの稜線を辿ることにしよう。出来れば岩籠山からの市橋への沢沿いのルートの紅葉が美しい時期に。
しかし例年のことであるが、8月から12月にかけてはほとんどの週末が出張で埋め尽くされ、自由に行動できる週末は滅多にない。前日の土曜日の夜は東京で予定があったのだが、会を途中で抜け出し、最終に近い新幹線に乗り深夜0時近くに自宅に戻る。
この縦走の問題は登山口となる国境へのバスの便が非常に限られることである。京都からJR湖西線に乗り近江今津で福井行きに乗り換えるとマキノ駅には8時22分に到着する。マキノ駅からは8時46分に出発するバスに乗って国境に向かうことにする。しかし、JR湖西線の車内ではなんと直前を走る特急サンダーバードが近江中庄のあたりで異音がして、緊急停止して車両点検をするとのアナウンスが流れる。近江今津からの電車は20分以上遅れて出発することになった。近江中庄のあたりをかなり徐行運転したので、予定のバスに間に合わないかと思ったが、マキノ駅にはバスの出発時間の直前に到着してくれた。
バスに乗り込んだのは我々のほかに明らかに登山者と思しき若い男性の二人組である。スキー場のゲレンデを登り、江若国境を辿る登山道に入ると鮮やかな黄葉を示すのはシロモジの三裂葉である。普段は地味な樹であるが、紅葉の時期はこの鮮やかな黄色が存在感を主張する。標高が700mのあたりになると山毛欅の樹が目立つようになる。稜線に出るとまずは江若国境尾根を南に辿り乗鞍岳のピークを踏むことにする。稜線の分岐から山頂は意外と距離がある。
まずは最初は送電線鉄塔のあるピークだ。送電線鉄塔から振り返るとこれから辿る尾根の先に岩籠山が目に入る。
このピークから先は尾根を緩やかに辿って乗鞍岳の山頂へと辿り着く。稜線上の紅葉はすでに終盤に差し掛かっている。山頂の手前の小ピークからは伊吹山からブンゲン、金糞岳、横山岳と行った湖北の山々が目に入る。しかし乗鞍岳山頂は関電のものと思われるコンクリートの小屋が光景を殺風景なものとしており、眺望も遮っている。
山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
このまま岩籠山までこのような尾根が続いてくれたらいいのだが、現実はそう都合よくいくものではない。最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。最初は尾根芯を避けて尾根の西側をトラバースすることで藪を避けて進むことが出来るが、786.8m峰の山頂部が近づくにつれ、尾根上に藪が広がり、ついには藪の中を進まざるを得なくなった。flatwellさんの記録でも「ひどい藪」と記されている箇所だ。ピークを越える必要があるので山頂部を目指して藪の突破を目指すが、かなりの濃密な藪である。KYさんも「こんな濃厚な藪は久しぶりだ」と仰る。
ピークを越えたところで藪の中に帯状に繁茂する蕨がある。蕨の草叢の中には鹿のものと思われる一条の踏み跡が続いている。その踏み跡の周囲だけは低木の藪を免れている。しめたとばかりにこの鹿の踏み跡を辿るとそれまでが嘘のように藪のない山毛欅の樹林が現れる。しかし、ここで改めてGPSを確認すると目指す尾根はもう一筋東側の尾根であった。
気を取り直すと尾根を乗り換えるべく山頂部を目指して再び藪の中に突入する。やがて徐々に藪は薄くなり、100mほど藪を漕いで小さな鞍部に達すると、鬱陶しい藪漕ぎからようやく解放されるのだった。左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
ここからは再び山毛欅の快適な尾根となるのだった。広い尾根上には小さな池も現れる。
やがて尾根上の山毛欅は樹高が高くなり、壮麗な樹林が続くようになる。いくつかの小さなアップダウンを繰り返し、なだらかな台地状の山頂部を有する三角点ピーク、739.6m峰のあたりに来ると、東側は低木の藪の向こうに大きく展望が開ける。三角点の石標は見当たらなかったが、ピークと思しきあたりで行動食のランチをとる。
ここからは駄口から登ってくる岩籠山への登山道との合流地点まではわずかだ。壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚えのある分岐に辿り着いた。岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
このあたりは標高が少し低いせいか山毛欅の紅葉が残っており、紅葉が賑やかな色彩を呈する。樹林を抜けると忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。高校生と思しき若い男女と引率の先生がいらしたが、丁度我々と入れ替わりでインディアン平原の展望地を離れるところだった。展望地にたどり着くと目の前に大きく敦賀湾が広がる。
岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。山頂を後にするとトレランの五人のパーティーが登ってくるところだった。紅葉の美しい自然林を辿って夕暮山との分岐に至ると市橋への谷を下降する。
谷は期待通り紅葉の盛りではあるが、紅く色づいた楓の木が少ないので紅葉は地味な印象だ。下るにつれて水量が増してくると沢から滝音が聞こえてくる。滝音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し、紅葉の渓相を楽しみながら下山する。
最後は紅葉のトンネルの中の林道歩きとなる。国道の手前を右折すると敦賀港から物資を運ぶ目的が作られたという舟川に沿って疋田の集落を歩く。まもなく岩籠山の山頂直下です入れ違ったトレランの集団と擦れ違う。新疋田の駅にたどり着く鉄道ファンの聖地の一つとして名をはせる駅だけあって、やはり数人の鉄道ファンがいるのだった。
藪漕ぎに難渋する箇所はあったものの壮麗な山毛欅の林や紅葉、好展望の平原、沢沿いの登山道と魅力が満載の山行であった。
山猫
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
山猫さん こんばんは
> 国境9:06〜10:07乗鞍岳〜11:05p786.8〜12:34p736.9〜13:31インディアン平原13:38〜13:54岩籠山14:00〜15:21市橋コース登山口〜16:00新疋田駅
山猫さんも書いていらっしゃるとおり、足が問題になりますよね。
自分のところからでしたら、黒河林道から細切れでぽつぽつと、となります。
>前日の土曜日の夜は東京で予定があったのだが、会を途中で抜け出し、最終に近い新幹線に乗り深夜0時近くに自宅に戻る。
バイタリティばっちりですね。
>スキー場のゲレンデを登り、江若国境を辿る登山道に入ると鮮やかな黄葉を示すのはシロモジの三裂葉である。
自分なら黄葉だ、だけで終わってしまいます orz
>山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
基本的には野坂界隈と同じような雰囲気ですよね。
>最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。
(^^;
西側の緩い斜面はある程度大きくなったブナの林間なのに、三角点周りは背の低い潅木帯。
>左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。
>山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
野坂の南ほどではないですが、ときどき大きめのブナがあったりします。
>樹林を抜けると忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。
>岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。
ここはいいですね。ふもとからでも草原が見えます。
>藪漕ぎに難渋する箇所はあったものの壮麗な山毛欅の林や紅葉、好展望の平原、沢沿いの登山道と魅力が満載の山行であった。
この界隈では野坂方面が多かったのですが、こっちもいいですね。教えてもらって気がつきます。
いい山行、お疲れ様でした♪
oku
> 国境9:06〜10:07乗鞍岳〜11:05p786.8〜12:34p736.9〜13:31インディアン平原13:38〜13:54岩籠山14:00〜15:21市橋コース登山口〜16:00新疋田駅
山猫さんも書いていらっしゃるとおり、足が問題になりますよね。
自分のところからでしたら、黒河林道から細切れでぽつぽつと、となります。
>前日の土曜日の夜は東京で予定があったのだが、会を途中で抜け出し、最終に近い新幹線に乗り深夜0時近くに自宅に戻る。
バイタリティばっちりですね。
>スキー場のゲレンデを登り、江若国境を辿る登山道に入ると鮮やかな黄葉を示すのはシロモジの三裂葉である。
自分なら黄葉だ、だけで終わってしまいます orz
>山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
基本的には野坂界隈と同じような雰囲気ですよね。
>最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。
(^^;
西側の緩い斜面はある程度大きくなったブナの林間なのに、三角点周りは背の低い潅木帯。
>左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。
>山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
野坂の南ほどではないですが、ときどき大きめのブナがあったりします。
>樹林を抜けると忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。
>岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。
ここはいいですね。ふもとからでも草原が見えます。
>藪漕ぎに難渋する箇所はあったものの壮麗な山毛欅の林や紅葉、好展望の平原、沢沿いの登山道と魅力が満載の山行であった。
この界隈では野坂方面が多かったのですが、こっちもいいですね。教えてもらって気がつきます。
いい山行、お疲れ様でした♪
oku
-
- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
okuさん コメント有難うございます。
やぶメンはきっとどなたかがこのコースを歩いておられるだろうと思っておりましたが、やはりokuさんも歩いておられましたか。
>自分のところからでしたら、黒河林道から細切れでぽつぽつと、となります。
黒河林道からぼつぼつと歩けてしまうところがokuさんですよね。
>基本的には野坂界隈と同じような雰囲気ですよね。
野坂は赤坂山から縦走したことしかないのですが、途中の芦谷山や庄部谷山の雰囲気に似ていたように思います。
>西側の緩い斜面はある程度大きくなったブナの林間なのに、三角点周りは背の低い潅木帯。
この三角点周りを迂回するべきだったのか?あるいは迂回出来たのだろうかと思うのですが、如何でしょう?
>この界隈では野坂方面が多かったのですが、こっちもいいですね。教えてもらって気がつきます。
四季折々、良さそうなところですね。また野坂界隈も訪ねてみたいと思います。
やぶメンはきっとどなたかがこのコースを歩いておられるだろうと思っておりましたが、やはりokuさんも歩いておられましたか。
>自分のところからでしたら、黒河林道から細切れでぽつぽつと、となります。
黒河林道からぼつぼつと歩けてしまうところがokuさんですよね。
>基本的には野坂界隈と同じような雰囲気ですよね。
野坂は赤坂山から縦走したことしかないのですが、途中の芦谷山や庄部谷山の雰囲気に似ていたように思います。
>西側の緩い斜面はある程度大きくなったブナの林間なのに、三角点周りは背の低い潅木帯。
この三角点周りを迂回するべきだったのか?あるいは迂回出来たのだろうかと思うのですが、如何でしょう?
>この界隈では野坂方面が多かったのですが、こっちもいいですね。教えてもらって気がつきます。
四季折々、良さそうなところですね。また野坂界隈も訪ねてみたいと思います。
山猫
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
Dr.nekoちゃん、こんばんは(^^♪
国境から岩籠山ですか! そんなルート、聞いたことないけど?
岩籠山は数年前、山日和導師のお尻にくっついてスノー衆で行っただけですが、ちょっと気になる記述に反応しました。
数年前、湖西線で「マキノ駅まで。バスで国境スキー場まで…と、同じような設定で高島トレイルを歩きました。
ところが!
朝、8時台の電車だったと思いますが、下車してバスに…と思ったら、なんと2分前に出た後でした。
バスのダイヤは、電車発着の時刻とリンクするのが普通でしょうが、ここのバスはどうなってるんでしょうね。
その後、苦情がきて時刻変更したんでしょうか?
その時は、仕方ないので停まってたタクシーに乗ったのですが、3000円ほど掛った記憶があります。あほらし!(@_@。
あ、ここは雑談コーナーじゃなかったですね、ゴメンゴメン。
その時のレポです。
https://biwaco06.exblog.jp/9933922/
積雪期も良さそうだけど、距離があり過ぎ(@_@。
なかなか後追いできないけれど、また楽しいルート、紹介して下さいマセ(^^♪
~by/びわ爺
国境から岩籠山ですか! そんなルート、聞いたことないけど?
岩籠山は数年前、山日和導師のお尻にくっついてスノー衆で行っただけですが、ちょっと気になる記述に反応しました。
これこれ!このマキノ駅前のバス時刻!この縦走の問題は登山口となる国境へのバスの便が非常に限られることである。京都からJR湖西線に乗り近江今津で福井行きに乗り換えるとマキノ駅には8時22分に到着する。マキノ駅からは8時46分に出発するバスに乗って国境に向かうことにする。
数年前、湖西線で「マキノ駅まで。バスで国境スキー場まで…と、同じような設定で高島トレイルを歩きました。
ところが!
朝、8時台の電車だったと思いますが、下車してバスに…と思ったら、なんと2分前に出た後でした。
バスのダイヤは、電車発着の時刻とリンクするのが普通でしょうが、ここのバスはどうなってるんでしょうね。
その後、苦情がきて時刻変更したんでしょうか?
その時は、仕方ないので停まってたタクシーに乗ったのですが、3000円ほど掛った記憶があります。あほらし!(@_@。
あ、ここは雑談コーナーじゃなかったですね、ゴメンゴメン。
その時のレポです。
https://biwaco06.exblog.jp/9933922/
因みに、その日、国境スキー場には乗り遅れたバスと追っかけたタクシーが同時に到着。バスから下車したのは登山者1人でした。バスに乗り込んだのは我々のほかに明らかに登山者と思しき若い男性の二人組である。
このピークだったか、北方は敦賀湾も一望でしたね。まずは最初は送電線鉄塔のあるピークだ。送電線鉄塔から振り返るとこれから辿る尾根の先に岩籠山が目に入る。
高低さもないようだし、癒しの尾根ですね!(^^)!
山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
いっそ右(東)から回り込むとかは?このまま岩籠山までこのような尾根が続いてくれたらいいのだが、現実はそう都合よくいくものではない。最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。最初は尾根芯を避けて尾根の西側をトラバースすることで藪を避けて進むことが出来るが、786.8m峰の山頂部が近づくにつれ、尾根上に藪が広がり、ついには藪の中を進まざるを得なくなった。
なんだ…、ハズレでしたか(@_@。 ・705の尾根に入らないと。ピークを越えたところで藪の中に帯状に繁茂する蕨がある。蕨の草叢の中には鹿のものと思われる一条の踏み跡が続いている。その踏み跡の周囲だけは低木の藪を免れている。しめたとばかりにこの鹿の踏み跡を辿るとそれまでが嘘のように藪のない山毛欅の樹林が現れる。しかし、ここで改めてGPSを確認すると目指す尾根はもう一筋東側の尾根であった。
奥様とKYさんからパンチ飛んできませんでした?(^_-)気を取り直すと尾根を乗り換えるべく山頂部を目指して再び藪の中に突入する。やがて徐々に藪は薄くなり、100mほど藪を漕いで小さな鞍部に達すると、鬱陶しい藪漕ぎからようやく解放されるのだった。左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
結局、▲786.6のピーク周りだけ激ヤブってことのようですね。ここからは再び山毛欅の快適な尾根となるのだった。広い尾根上には小さな池も現れる。
スノー衆は駄口か追分から入ったと記憶してますが、オボロゲナガラの遠い記憶(^_-)ここからは駄口から登ってくる岩籠山への登山道との合流地点まではわずかだ。壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚えのある分岐に辿り着いた。岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
誰が名づけたのか、北米西部はこんな所だった!のかどうか…? 本場?見たことも見に行くこともないのですが、ここのインディアンなら日帰りで会いに行けそうです。
このあたりは標高が少し低いせいか山毛欅の紅葉が残っており、紅葉が賑やかな色彩を呈する。樹林を抜けると忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。高校生と思しき若い男女と引率の先生がいらしたが、丁度我々と入れ替わりでインディアン平原の展望地を離れるところだった。展望地にたどり着くと目の前に大きく敦賀湾が広がる。
この時期からの日本海の眺望はいつも曇っているので、スッキリ景観はやはり夏に行くしかないのでしょうね。岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。山頂を後にするとトレランの五人のパーティーが登ってくるところだった。紅葉の美しい自然林を辿って夕暮山との分岐に至ると市橋への谷を下降する。
三筋の滝はどの辺りでしょう? ・613からの支谷との出合?下るにつれて水量が増してくると沢から滝音が聞こえてくる。滝音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し、紅葉の渓相を楽しみながら下山する。
ヤブコギもアトラクションの一つと思えばガマンこらえて楽しめるでしょうね。藪漕ぎに難渋する箇所はあったものの壮麗な山毛欅の林や紅葉、好展望の平原、沢沿いの登山道と魅力が満載の山行であった。
積雪期も良さそうだけど、距離があり過ぎ(@_@。
なかなか後追いできないけれど、また楽しいルート、紹介して下さいマセ(^^♪
~by/びわ爺
-
- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
Biwa爺さん レス有難うございます。
>朝、8時台の電車だったと思いますが、下車してバスに…と思ったら、なんと2分前に出た後でした。
バスのダイヤは、電車発着の時刻とリンクするのが普通でしょうが、ここのバスはどうなってるんでしょうね。
その後、苦情がきて時刻変更したんでしょうか?
往時のレポのご紹介有難うございます。なんと2008年のものでしたね。
当時は8時38分に出発だったんですね。きっと苦情がきて、時刻変更したんでしょうね。
お陰で8時40分に到着するJRの列車があったことを知りました(今でもあります)。しかし、マキノに向かうのにこの列車を選択していたら完全にアウトでした。
>このピークだったか、北方は敦賀湾も一望でしたね。
写真ではわからないかもしれませんが、敦賀湾もよく見えておりました。
>いっそ右(東)から回り込むとかは?
藪はかなり東の方まで伸びているのと、東側の斜面は結構斜度がきつかったので、その選択肢は考えませんでした。
>なんだ…、ハズレでしたか(@_@。 ・705の尾根に入らないと。
>奥様とKYさんからパンチ飛んできませんでした?(^_-)
山頂部が非常に平らであり、ここは方向がとても見えにくいのです。
しかし、鹿道を通って抜けた藪に戻ったのは判断ミスでした。とはいえ、それは後から分かったことでもあるので、致し方ありません。
>結局、▲786.6のピーク周りだけ激ヤブってことのようですね。
そうなんです。そうでなければ、この稜線は人気のコースになっていることでしょう。
>誰が名づけたのか、北米西部はこんな所だった!のかどうか…? 本場?見たことも見に行くこともないのですが、ここのインディアンなら日帰りで会いに行けそうです。
インディアン達のお写真、有難うございます。
>この時期からの日本海の眺望はいつも曇っているので、スッキリ景観はやはり夏に行くしかないのでしょうね。
今年の9月に敦賀から北尾根を辿って岩籠山まで歩いているのですが、暑すぎました。やはり今の時期がいいのではないでしょうか。
>三筋の滝はどの辺りでしょう? ・613からの支谷との出合?
出合をわずかに下ったあたりです。このあたりから急に沢の水量が増えて、谷も斜度がきつくなったと思います。
>ヤブコギもアトラクションの一つと思えばガマンこらえて楽しめるでしょうね。
・・・とは思えませんが、この尾根の魅了を堪能するにはこの程度の藪漕ぎは苦にならないように思います。
>積雪期も良さそうだけど、距離があり過ぎ(@_@。
来年はすでに7月まで出張の予定がびっしりで、どれだけ雪山に行けるかわからないのですが、積雪期に再訪してみたいと思っています。
>朝、8時台の電車だったと思いますが、下車してバスに…と思ったら、なんと2分前に出た後でした。
バスのダイヤは、電車発着の時刻とリンクするのが普通でしょうが、ここのバスはどうなってるんでしょうね。
その後、苦情がきて時刻変更したんでしょうか?
往時のレポのご紹介有難うございます。なんと2008年のものでしたね。
当時は8時38分に出発だったんですね。きっと苦情がきて、時刻変更したんでしょうね。
お陰で8時40分に到着するJRの列車があったことを知りました(今でもあります)。しかし、マキノに向かうのにこの列車を選択していたら完全にアウトでした。
>このピークだったか、北方は敦賀湾も一望でしたね。
写真ではわからないかもしれませんが、敦賀湾もよく見えておりました。
>いっそ右(東)から回り込むとかは?
藪はかなり東の方まで伸びているのと、東側の斜面は結構斜度がきつかったので、その選択肢は考えませんでした。
>なんだ…、ハズレでしたか(@_@。 ・705の尾根に入らないと。
>奥様とKYさんからパンチ飛んできませんでした?(^_-)
山頂部が非常に平らであり、ここは方向がとても見えにくいのです。
しかし、鹿道を通って抜けた藪に戻ったのは判断ミスでした。とはいえ、それは後から分かったことでもあるので、致し方ありません。
>結局、▲786.6のピーク周りだけ激ヤブってことのようですね。
そうなんです。そうでなければ、この稜線は人気のコースになっていることでしょう。
>誰が名づけたのか、北米西部はこんな所だった!のかどうか…? 本場?見たことも見に行くこともないのですが、ここのインディアンなら日帰りで会いに行けそうです。
インディアン達のお写真、有難うございます。
>この時期からの日本海の眺望はいつも曇っているので、スッキリ景観はやはり夏に行くしかないのでしょうね。
今年の9月に敦賀から北尾根を辿って岩籠山まで歩いているのですが、暑すぎました。やはり今の時期がいいのではないでしょうか。
>三筋の滝はどの辺りでしょう? ・613からの支谷との出合?
出合をわずかに下ったあたりです。このあたりから急に沢の水量が増えて、谷も斜度がきつくなったと思います。
>ヤブコギもアトラクションの一つと思えばガマンこらえて楽しめるでしょうね。
・・・とは思えませんが、この尾根の魅了を堪能するにはこの程度の藪漕ぎは苦にならないように思います。
>積雪期も良さそうだけど、距離があり過ぎ(@_@。
来年はすでに7月まで出張の予定がびっしりで、どれだけ雪山に行けるかわからないのですが、積雪期に再訪してみたいと思っています。
山猫
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
yamanekoさん、こんにちは。
高島トレイルの東端の山、乗鞍岳へとたどり着き、山頂より少し北側の送電線鉄塔のピークからはうねうねと蛇行しながら岩籠山へと続く尾根が目に入る。果たしてこの尾根を辿って岩籠山にたどり着くことは出来ないだろうかと魅惑的な山行計画に胸を踊らせることになる。
乗鞍から岩籠まではなかなか長いですよね。アップダウンがそれほどないのが救いかな。
かく言う私は乗鞍は未踏なんです。768.8mの中山から739.6の西近江、岩籠までは一応歩いてますが、通して歩くと車2台でないと厳しいですよね。
この縦走の問題は登山口となる国境へのバスの便が非常に限られることである。
なるほど、公共交通機関を使えば車の心配はなくなりますが、今度は時間が肝になりますね。
スキー場のゲレンデを登り、江若国境を辿る登山道に入ると鮮やかな黄葉を示すのはシロモジの三裂葉である。普段は地味な樹であるが、紅葉の時期はこの鮮やかな黄色が存在感を主張する。標高が700mのあたりになると山毛欅の樹が目立つようになる。
植林のイメージがあったんですが、意外にいいみたいですね。
山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
これは涎が出てきそう。
このまま岩籠山までこのような尾根が続いてくれたらいいのだが、現実はそう都合よくいくものではない。最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。
中山付近は確かに潅木のヤブが鬱陶しいですね。無雪期に沢からと積雪期に訪れてますが、あまり魅力的とは言えない区間ですね。
しめたとばかりにこの鹿の踏み跡を辿るとそれまでが嘘のように藪のない山毛欅の樹林が現れる。しかし、ここで改めてGPSを確認すると目指す尾根はもう一筋東側の尾根であった。
私は一旦谷に下りて隣の尾根に乗り換えました。
左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
あらあら、戻らなくてもよかったのにね。
ここからは再び山毛欅の快適な尾根となるのだった。広い尾根上には小さな池も現れる。
ヌタ場のような感じの鞍部だった記憶が・・・
いくつかの小さなアップダウンを繰り返し、なだらかな台地状の山頂部を有する三角点ピーク、739.6m峰のあたりに来ると、東側は低木の藪の向こうに大きく展望が開ける。
西近江のあたりは植林っぽくなかったですか?
壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚えのある分岐に辿り着いた。岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
駄口からの登山道を合わせると、素敵なブナ林が続きますね。口無谷の源頭あたりは若いブナばかりですがいい感じ。インディアン平原の手前まで来ると太いブナが増えて、最高の雰囲気ですよね。
岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。
御意!!
岩籠の南峰のCa760mピークも積雪期はなかなか良いです。
谷は期待通り紅葉の盛りではあるが、紅く色づいた楓の木が少ないので紅葉は地味な印象だ。下るにつれて水量が増してくると沢から滝音が聞こえてくる。滝音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し、紅葉の渓相を楽しみながら下山する。
この谷道も地味ながら味わいのあるコースです。夏なら水線通しも楽しいかも。
山日和
高島トレイルの東端の山、乗鞍岳へとたどり着き、山頂より少し北側の送電線鉄塔のピークからはうねうねと蛇行しながら岩籠山へと続く尾根が目に入る。果たしてこの尾根を辿って岩籠山にたどり着くことは出来ないだろうかと魅惑的な山行計画に胸を踊らせることになる。
乗鞍から岩籠まではなかなか長いですよね。アップダウンがそれほどないのが救いかな。
かく言う私は乗鞍は未踏なんです。768.8mの中山から739.6の西近江、岩籠までは一応歩いてますが、通して歩くと車2台でないと厳しいですよね。
この縦走の問題は登山口となる国境へのバスの便が非常に限られることである。
なるほど、公共交通機関を使えば車の心配はなくなりますが、今度は時間が肝になりますね。
スキー場のゲレンデを登り、江若国境を辿る登山道に入ると鮮やかな黄葉を示すのはシロモジの三裂葉である。普段は地味な樹であるが、紅葉の時期はこの鮮やかな黄色が存在感を主張する。標高が700mのあたりになると山毛欅の樹が目立つようになる。
植林のイメージがあったんですが、意外にいいみたいですね。
山頂を早々に辞して、分岐に戻るといよいよ岩籠山への長い尾根へと入る。広々とした尾根には早速にも山毛欅の林が広がる。明瞭な踏み跡は送電線鉄塔にたどり着くとここで終わっているのだった。しかし、褐色のカーペットの上には下生はほとんど見当たらず、なだらかで歩きやすい尾根が続いている。
これは涎が出てきそう。
このまま岩籠山までこのような尾根が続いてくれたらいいのだが、現実はそう都合よくいくものではない。最初の三角点ピーク、786.8m峰が近づくと尾根筋には低木のブッシュが現れる。
中山付近は確かに潅木のヤブが鬱陶しいですね。無雪期に沢からと積雪期に訪れてますが、あまり魅力的とは言えない区間ですね。
しめたとばかりにこの鹿の踏み跡を辿るとそれまでが嘘のように藪のない山毛欅の樹林が現れる。しかし、ここで改めてGPSを確認すると目指す尾根はもう一筋東側の尾根であった。
私は一旦谷に下りて隣の尾根に乗り換えました。
左手には先ほど迷い込んだ藪のない尾根に山毛欅の樹林が広がっているのが目に入る。山頂に引き返さずに西隣の尾根から谷の源頭を渡って東に進む方むべきであったかと後悔する。
あらあら、戻らなくてもよかったのにね。
ここからは再び山毛欅の快適な尾根となるのだった。広い尾根上には小さな池も現れる。
ヌタ場のような感じの鞍部だった記憶が・・・
いくつかの小さなアップダウンを繰り返し、なだらかな台地状の山頂部を有する三角点ピーク、739.6m峰のあたりに来ると、東側は低木の藪の向こうに大きく展望が開ける。
西近江のあたりは植林っぽくなかったですか?
壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚えのある分岐に辿り着いた。岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
駄口からの登山道を合わせると、素敵なブナ林が続きますね。口無谷の源頭あたりは若いブナばかりですがいい感じ。インディアン平原の手前まで来ると太いブナが増えて、最高の雰囲気ですよね。
岩籠山の山頂も展望は悪くないが、敦賀湾の展望はインディアン平原の方がはるかに優れる。
御意!!
岩籠の南峰のCa760mピークも積雪期はなかなか良いです。
谷は期待通り紅葉の盛りではあるが、紅く色づいた楓の木が少ないので紅葉は地味な印象だ。下るにつれて水量が増してくると沢から滝音が聞こえてくる。滝音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し、紅葉の渓相を楽しみながら下山する。
この谷道も地味ながら味わいのあるコースです。夏なら水線通しも楽しいかも。
山日和
-
- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
山日和さん 折角、師匠直々にコメント頂いたにも関わらず、レスが遅くなり失礼しました。昨夜は遅くまで出かけており、今日は美山の鉢ヶ峰〜三ヶ谷山を歩き、先ほど帰宅したところです。
ヤマレコにおいて私が検索しうる限り、この尾根を歩いておられるのはflatwellさんの記録くらいしか見当たらないのですが、okuさん、satoさん、そして山日和師匠と歩いておられる方が続々と現れるのはさすが、ヤブメンですね。
>乗鞍から岩籠まではなかなか長いですよね。アップダウンがそれほどないのが救いかな。
でも山毛欅の樹林が好きな方には飽きがこないのではないでしょうか。
先日のオバタケダンからの若丹国境尾根もそうですが、長さを感じない尾根でした。
>かく言う私は乗鞍は未踏なんです。
なんと・・・でも、山日和さんの歩き方からすれば不思議はないですね。 よくよく考えると、乗鞍を訪れる理由がないんじゃないでしょうか?
>768.8mの中山から739.6の西近江、岩籠までは一応歩いてますが、通して歩くと車2台でないと厳しいですよね。
そのような点名があるのですね。毎度のことながら、ご教示どうも有難うございます。それにしても、若狭なのに西近江とは!
ところで、先日の小栗のrepにおけるsatoさんのコメントからすると、もしやsatoさんは国境から駄口まで歩かれたのでしょうか? satoさ〜ん!
>今度は時間が肝になりますね。
下山後の新疋田からは新快速は1時間に一本ですし、私達も相当に待つことになりました。
>植林のイメージがあったんですが、意外にいいみたいですね。
この江若国境の登りは自然林でした。
>中山付近は確かに潅木のヤブが鬱陶しいですね。
前後はずっと素晴らしい山毛欅の樹林なのにここだけ不自然な潅木の藪が広がっていますよね。
もしかして関西電力が送電線を通すために山毛欅を伐採した後、なんらかの理由により送電線を建設しなかったからではないかなと推測しているのですが、如何でしょう。国道を挟んでちょうど反対側、山門水源の森の西側 p544の北側にも不自然な伐採地があるように思います。こちらは藪はないし、眺望もいいので有難いのですが。
>無雪期に沢からと積雪期に訪れてますが、あまり魅力的とは言えない区間ですね。
どうやって行かれたのでしょうか? もしも過去のrepがあれば教えて頂けないでしょうか?
>あらあら、戻らなくてもよかったのにね。
私の未熟のなせる業でございます。
>ヌタ場のような感じの鞍部だった記憶が・・・
その通りだと思います。
>駄口からの登山道を合わせると、素敵なブナ林が続きますね。口無谷の源頭あたりは若いブナばかりですがいい感じ。インディアン平原の手前まで来ると太いブナが増えて、最高の雰囲気ですよね。
御意です。
>岩籠の南峰のCa760mピークも積雪期はなかなか良いです。
repには書いておりませんでしたが、ここは実は訪れておりました。無雪期であっても、ピークの北側からはインディアン平原を俯瞰のにいいところですよね。南側からはなだらかな尾根の先に辿ってきた尾根と芦谷山〜三国岳に至る稜線を眺め、感無量でした。
積雪期は岩籠山は訪れたことがないのですが、昨季はsatoさんが素晴らしいrepを書いておられましたね。是非、積雪期にも訪れてみたいものです。
>この谷道も地味ながら味わいのあるコースです。夏なら水線通しも楽しいかも。
可能であれば、是非、そうしてみたいところです。
ヤマレコにおいて私が検索しうる限り、この尾根を歩いておられるのはflatwellさんの記録くらいしか見当たらないのですが、okuさん、satoさん、そして山日和師匠と歩いておられる方が続々と現れるのはさすが、ヤブメンですね。
>乗鞍から岩籠まではなかなか長いですよね。アップダウンがそれほどないのが救いかな。
でも山毛欅の樹林が好きな方には飽きがこないのではないでしょうか。
先日のオバタケダンからの若丹国境尾根もそうですが、長さを感じない尾根でした。
>かく言う私は乗鞍は未踏なんです。
なんと・・・でも、山日和さんの歩き方からすれば不思議はないですね。 よくよく考えると、乗鞍を訪れる理由がないんじゃないでしょうか?
>768.8mの中山から739.6の西近江、岩籠までは一応歩いてますが、通して歩くと車2台でないと厳しいですよね。
そのような点名があるのですね。毎度のことながら、ご教示どうも有難うございます。それにしても、若狭なのに西近江とは!
ところで、先日の小栗のrepにおけるsatoさんのコメントからすると、もしやsatoさんは国境から駄口まで歩かれたのでしょうか? satoさ〜ん!
>今度は時間が肝になりますね。
下山後の新疋田からは新快速は1時間に一本ですし、私達も相当に待つことになりました。
>植林のイメージがあったんですが、意外にいいみたいですね。
この江若国境の登りは自然林でした。
>中山付近は確かに潅木のヤブが鬱陶しいですね。
前後はずっと素晴らしい山毛欅の樹林なのにここだけ不自然な潅木の藪が広がっていますよね。
もしかして関西電力が送電線を通すために山毛欅を伐採した後、なんらかの理由により送電線を建設しなかったからではないかなと推測しているのですが、如何でしょう。国道を挟んでちょうど反対側、山門水源の森の西側 p544の北側にも不自然な伐採地があるように思います。こちらは藪はないし、眺望もいいので有難いのですが。
>無雪期に沢からと積雪期に訪れてますが、あまり魅力的とは言えない区間ですね。
どうやって行かれたのでしょうか? もしも過去のrepがあれば教えて頂けないでしょうか?
>あらあら、戻らなくてもよかったのにね。
私の未熟のなせる業でございます。
>ヌタ場のような感じの鞍部だった記憶が・・・
その通りだと思います。
>駄口からの登山道を合わせると、素敵なブナ林が続きますね。口無谷の源頭あたりは若いブナばかりですがいい感じ。インディアン平原の手前まで来ると太いブナが増えて、最高の雰囲気ですよね。
御意です。
>岩籠の南峰のCa760mピークも積雪期はなかなか良いです。
repには書いておりませんでしたが、ここは実は訪れておりました。無雪期であっても、ピークの北側からはインディアン平原を俯瞰のにいいところですよね。南側からはなだらかな尾根の先に辿ってきた尾根と芦谷山〜三国岳に至る稜線を眺め、感無量でした。
積雪期は岩籠山は訪れたことがないのですが、昨季はsatoさんが素晴らしいrepを書いておられましたね。是非、積雪期にも訪れてみたいものです。
>この谷道も地味ながら味わいのあるコースです。夏なら水線通しも楽しいかも。
可能であれば、是非、そうしてみたいところです。
山猫
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
山猫さん、こんばんは。
そうそうたる先輩方の中にコメントするのが、ちょっと恥ずかしかったのですが、
実はこのエリア、大好きなところなんです。
>ここからは駄口から登ってくる岩籠山への登山道との合流地点まではわずかだ。
壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚のある分岐にたどり着いた。
岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
ここのブナ林、二次林ですが、ほんとうに美しいですね。ここに来るといつも足が止まります。
わたしはグリーンシーズンと雪の時しか歩いていないですが、
山猫さんのレポを拝読して、陽の光を浴びて黄金色に輝くブナの林も歩いてみたくなりました。
>忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。高校生と思しき若い男女と引率の先生がいらしたが、
丁度我々と入れ替わりでインディアン平原の展望地を離れるところだった。展望地にたどり着くと、
目の前に敦賀湾が広がる。
ここに立って岩籠山を好きにならない人はいないですよね。
わたしも、「インディアン平原」という呼称に惹かれて訪れて以来、ほぼ毎年、
コアジサイやエゴの木の花が咲くころに登っているような気がします。
市橋の登山口から初めての友人を連れて、岩籠山のピークを巻いて先にインディアン平原の入り口に立ち、
彼らが「わぁ!」と歓声の声を上げて、子供みたいにインディアン平原に駆け降りていく様子をパチリと撮るのが楽しくて。
>下るにつれて水量が増してくると沢から瀧音が聞こえてくる。
瀧音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し
紅葉の渓相を楽しみながら下る。
この市橋からの沢ルート何度歩いても楽しいです。
夏の暑いときは、すてきな雰囲気の石積みの堰堤の下でシャワーを浴びて、堰堤の上の優しい流れの中に手を浸して遊びました。
>最後は紅葉のトンネルの中の林道歩きとなる。
この両サイド自然林の林道も好きです。
市橋の駐車場から歩き始めると、この先どんなことに出会うのかとワクワクします。
>国道の手前を右折すると敦賀湾から物資を運ぶ目的で作られたという船川に沿って疋田の集落を歩く。
ここもいいですね。
2台の車で、駄口へ下るときは、もう1台は新疋田駅に停めて、この運河跡のある集落をのんびり歩くのが好きです。
前後しますが、最初に戻って、
>高島トレイルの東端の山、乗鞍岳へとたどり着き、山頂より少し北側の送電線の鉄塔ピークからは、
うねうねと蛇行しながら岩籠山へと続く尾根が目に入る。果たしてこの尾根を辿って岩籠山へたどり着くことは出来ないだろうか。
わたしも、数年前に乗鞍岳から岩籠山へ続く稜線を眺めて、同じこと考えました。
でもヤブこぎはわたしには無理と思って、昨年雪の時に歩きました。
国境スノーパークから稜線に上がって岩籠山まで歩いて少し戻って駄口へ下りました。
お天気と雪のコンデションに恵まれたので、ひよっこのわたしでも歩けたのかなと思います。
余談ですが、2台の車で行きましたが、同行者が、国境に置いたわたしの車の中に自分の車のキーを忘れてきたので、
すんなりと帰れませんでした。仕方なくヒッチハイクしました。
satoさんのように国道を歩いて帰るなんて考えられませんでした。
アオバ*ト
そうそうたる先輩方の中にコメントするのが、ちょっと恥ずかしかったのですが、
実はこのエリア、大好きなところなんです。
>ここからは駄口から登ってくる岩籠山への登山道との合流地点まではわずかだ。
壮麗な山毛欅の樹林を辿るうちに見覚のある分岐にたどり着いた。
岩籠山への登りに入ると山毛欅の林床に丈の低い笹原が広がるようになり、林の雰囲気が変わる。
ここのブナ林、二次林ですが、ほんとうに美しいですね。ここに来るといつも足が止まります。
わたしはグリーンシーズンと雪の時しか歩いていないですが、
山猫さんのレポを拝読して、陽の光を浴びて黄金色に輝くブナの林も歩いてみたくなりました。
>忽然と広いススキの原に飛び出す。インディアン平原だ。高校生と思しき若い男女と引率の先生がいらしたが、
丁度我々と入れ替わりでインディアン平原の展望地を離れるところだった。展望地にたどり着くと、
目の前に敦賀湾が広がる。
ここに立って岩籠山を好きにならない人はいないですよね。
わたしも、「インディアン平原」という呼称に惹かれて訪れて以来、ほぼ毎年、
コアジサイやエゴの木の花が咲くころに登っているような気がします。
市橋の登山口から初めての友人を連れて、岩籠山のピークを巻いて先にインディアン平原の入り口に立ち、
彼らが「わぁ!」と歓声の声を上げて、子供みたいにインディアン平原に駆け降りていく様子をパチリと撮るのが楽しくて。
>下るにつれて水量が増してくると沢から瀧音が聞こえてくる。
瀧音に惹かれて沢に降りてみると谷の奥から三筋の滝が現れる。しばしば沢に降りては小瀧を愛でることを繰り返し
紅葉の渓相を楽しみながら下る。
この市橋からの沢ルート何度歩いても楽しいです。
夏の暑いときは、すてきな雰囲気の石積みの堰堤の下でシャワーを浴びて、堰堤の上の優しい流れの中に手を浸して遊びました。
>最後は紅葉のトンネルの中の林道歩きとなる。
この両サイド自然林の林道も好きです。
市橋の駐車場から歩き始めると、この先どんなことに出会うのかとワクワクします。
>国道の手前を右折すると敦賀湾から物資を運ぶ目的で作られたという船川に沿って疋田の集落を歩く。
ここもいいですね。
2台の車で、駄口へ下るときは、もう1台は新疋田駅に停めて、この運河跡のある集落をのんびり歩くのが好きです。
前後しますが、最初に戻って、
>高島トレイルの東端の山、乗鞍岳へとたどり着き、山頂より少し北側の送電線の鉄塔ピークからは、
うねうねと蛇行しながら岩籠山へと続く尾根が目に入る。果たしてこの尾根を辿って岩籠山へたどり着くことは出来ないだろうか。
わたしも、数年前に乗鞍岳から岩籠山へ続く稜線を眺めて、同じこと考えました。
でもヤブこぎはわたしには無理と思って、昨年雪の時に歩きました。
国境スノーパークから稜線に上がって岩籠山まで歩いて少し戻って駄口へ下りました。
お天気と雪のコンデションに恵まれたので、ひよっこのわたしでも歩けたのかなと思います。
余談ですが、2台の車で行きましたが、同行者が、国境に置いたわたしの車の中に自分の車のキーを忘れてきたので、
すんなりと帰れませんでした。仕方なくヒッチハイクしました。
satoさんのように国道を歩いて帰るなんて考えられませんでした。
アオバ*ト
-
- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
アオバトさん コメント有難うございます。
>わたしも、「インディアン平原」という呼称に惹かれて訪れて以来、ほぼ毎年、
コアジサイやエゴの木の花が咲くころに登っているような気がします。
アオバトさんがよく行かれる山域は実に広いですね。この若狭の山にも足繁く訪れておられるとは驚きです。
>わたしはグリーンシーズンと雪の時しか歩いていないですが、
山猫さんのレポを拝読して、陽の光を浴びて黄金色に輝くブナの林も歩いてみたくなりました。
私は積雪期を訪れたことがないので、雪の上を歩いてみたいと思っております。
>この両サイド自然林の林道も好きです。
市橋の駐車場から歩き始めると、この先どんなことに出会うのかとワクワクします。
短い区間ではありますが、雰囲気のいい林道ですね。
歩き始めにこのようなプロムナードがあると嬉しくなりますね。
>2台の車で、駄口へ下るときは、もう1台は新疋田駅に停めて、この運河跡のある集落をのんびり歩くのが好きです。
遠くから来られているにも関わらず帰りの時間を気にせず旧街道の歩きを堪能されるとはまさに達人ですね。
>わたしも、数年前に乗鞍岳から岩籠山へ続く稜線を眺めて、同じこと考えました。
でもヤブこぎはわたしには無理と思って、昨年雪の時に歩きました。
国境スノーパークから稜線に上がって岩籠山まで歩いて少し戻って駄口へ下りました。
アオバトさんもここを歩いておられるましたか!
私も積雪期に再訪したいものだと思っておりましたが
>余談ですが、2台の車で行きましたが、同行者が、国境に置いたわたしの車の中に自分の車のキーを忘れてきたので、
すんなりと帰れませんでした。仕方なくヒッチハイクしました。
satoさんのように国道を歩いて帰るなんて考えられませんでした。
それも凄い!この国道は車が高速で通過していくので、なかなか止まってくれないのではないかと思いますが、奇特な方がいらしたんですね。
それにしても同行の方がアオバトさんの車の中にキーを忘れたのを知った時のアオバトさんの表情を想像してしまいます。
>わたしも、「インディアン平原」という呼称に惹かれて訪れて以来、ほぼ毎年、
コアジサイやエゴの木の花が咲くころに登っているような気がします。
アオバトさんがよく行かれる山域は実に広いですね。この若狭の山にも足繁く訪れておられるとは驚きです。
>わたしはグリーンシーズンと雪の時しか歩いていないですが、
山猫さんのレポを拝読して、陽の光を浴びて黄金色に輝くブナの林も歩いてみたくなりました。
私は積雪期を訪れたことがないので、雪の上を歩いてみたいと思っております。
>この両サイド自然林の林道も好きです。
市橋の駐車場から歩き始めると、この先どんなことに出会うのかとワクワクします。
短い区間ではありますが、雰囲気のいい林道ですね。
歩き始めにこのようなプロムナードがあると嬉しくなりますね。
>2台の車で、駄口へ下るときは、もう1台は新疋田駅に停めて、この運河跡のある集落をのんびり歩くのが好きです。
遠くから来られているにも関わらず帰りの時間を気にせず旧街道の歩きを堪能されるとはまさに達人ですね。
>わたしも、数年前に乗鞍岳から岩籠山へ続く稜線を眺めて、同じこと考えました。
でもヤブこぎはわたしには無理と思って、昨年雪の時に歩きました。
国境スノーパークから稜線に上がって岩籠山まで歩いて少し戻って駄口へ下りました。
アオバトさんもここを歩いておられるましたか!
私も積雪期に再訪したいものだと思っておりましたが
>余談ですが、2台の車で行きましたが、同行者が、国境に置いたわたしの車の中に自分の車のキーを忘れてきたので、
すんなりと帰れませんでした。仕方なくヒッチハイクしました。
satoさんのように国道を歩いて帰るなんて考えられませんでした。
それも凄い!この国道は車が高速で通過していくので、なかなか止まってくれないのではないかと思いますが、奇特な方がいらしたんですね。
それにしても同行の方がアオバトさんの車の中にキーを忘れたのを知った時のアオバトさんの表情を想像してしまいます。
山猫
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
yamanekoさん 何度もすみません。
>この三角点周りを迂回するべきだったのか?あるいは迂回出来たのだろうかと思うのですが、如何でしょう?
ここですが、自分の場合、単独だったらそのまま尾根伝い
イミは無いのですが尾根そのまま歩きたくなります。
複数でしたら西側の源流の傾斜緩いところから廻ると思います。
西側のほうが歩きやすいですし、ブナの林間歩けて気持ちいいです。
>四季折々、良さそうなところですね。また野坂界隈も訪ねてみたいと思います。
ぜひ。新緑の頃、とても爽快です。
あっ後、自分は通しで歩いたわけでなく、細切れで散策している程度です(^^;
oku
>この三角点周りを迂回するべきだったのか?あるいは迂回出来たのだろうかと思うのですが、如何でしょう?
ここですが、自分の場合、単独だったらそのまま尾根伝い
イミは無いのですが尾根そのまま歩きたくなります。
複数でしたら西側の源流の傾斜緩いところから廻ると思います。
西側のほうが歩きやすいですし、ブナの林間歩けて気持ちいいです。
>四季折々、良さそうなところですね。また野坂界隈も訪ねてみたいと思います。
ぜひ。新緑の頃、とても爽快です。
あっ後、自分は通しで歩いたわけでなく、細切れで散策している程度です(^^;
oku
-
- 記事: 539
- 登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
- お住まい: 京都市左京区
Re: 【若狭】乗鞍岳〜岩籠山 山毛欅の尾根を縦走
o k uさん ご丁寧に追加のコメントどうも有難うございます。
>自分の場合、単独だったらそのまま尾根伝い
イミは無いのですが尾根そのまま歩きたくなります。
複数でしたら西側の源流の傾斜緩いところから廻ると思います。
西側のほうが歩きやすいですし、ブナの林間歩けて気持ちいいです。
なるほど、複数であれば、次回はそのよう歩いてみたいと思います。
>自分は通しで歩いたわけでなく、細切れで散策している程度です(^^;
理解しておりますが、細切れで散策・・・という方が難しいのでは
さすがo k uさんと思われます。
>自分の場合、単独だったらそのまま尾根伝い
イミは無いのですが尾根そのまま歩きたくなります。
複数でしたら西側の源流の傾斜緩いところから廻ると思います。
西側のほうが歩きやすいですし、ブナの林間歩けて気持ちいいです。
なるほど、複数であれば、次回はそのよう歩いてみたいと思います。
>自分は通しで歩いたわけでなく、細切れで散策している程度です(^^;
理解しておりますが、細切れで散策・・・という方が難しいのでは
さすがo k uさんと思われます。
山猫