【台高】20191102ヒキウス南尾根から桧塚南斜面

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グー(伊勢山上住人)
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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【台高】20191102ヒキウス南尾根から桧塚南斜面

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20191102-27.jpg


「千石林道からヒキウスへかけての斜面へおつきあいいただけませんか?」
ナズナさんから紅葉見物のお誘いメールが来た。
「帰路はヌタハラ山腹道ですね」桧塚南斜面はどんな紅葉かな?

【 日 付 】  令和1年11月2日(土)
【 山 域 】  台高
【 天 候 】  快晴
【 ルート】  ヌタハラ橋7:40---9:30千石平---12:05第4劇場13:40
       ---14:35桧塚奥峰---16:35夫婦滝展望広場---17:25駐車地
【メンバー】  ナズナさん グー


今日の天気は「晴れ」の予報が1週間前からぶれなかった。
「その割に雲が多いな」
ヌタハラ橋の手前に車を停め、橋を渡る。ジンジソウの花は終盤です。
千石林道車止めの先に轍が付いている。「山仕事かな?」
林道に倒れ込んでいた木も撤去されている。「歩きやすくなるね」
ところが間もなく大きな落石が道の真ん中に鎮座している。
「重機が無ければチェーンソーではどうにもならないね」
その先にも流木交じりの押し出しの山が盛り上がっていた。

井戸谷崩落地を越えて瀬戸越破線道に入る。
千石平雨量観測所には年に何回点検に来るのだろうか?

今日はhonma1957さんが「【台高】桧塚奥峯界隈 地名考察 「ヒキウス平」は無かった。」
で紹介してくれた「松阪山岳会」大西保夫さん1957年11月3日の登頂記録「桧塚奥峯」
をトレースするつもりでいる。

千石平から西の沢を跨いでまた平がある。ここが「稍々狭いピキウス平」と記述された平のようだが・・・
グーは「千石平」より広く感じる。zippさんもここが「ひきうす平」と言っている。
クマ檻の近くに小さな窪地が2つあるがこれを碾き臼の穴(もの入れ)との見立てなのだろうか?
他にも碾き臼を連想できる地形があるのか少しうろついてみたが分からなかった。

西へ歩き、尾根に乗ると崖にトラロープが張ってある。わりばしさんの探索ルートのようです。
グーナズナコンビはそんな危険な遊びはしません。尾根を登ります。
赤嵓滝の上部が木立の間から望めます。が、見渡せる山肌は寒々とした色です。


20191102-13.jpg

ナズナさんはどこかの標高で紅葉真っ盛りの地点があるとの読みです。
その理論は確かに正しいのですが・・・・シンドイ登りが続きます。
たまに鮮やかな赤に染まった木もありますが、ほとんどが枯れ葉色です。
と、鮮やかに彩られた場所に着きました。ナズナさんの読みが当たりました。
峰さんの真似をして天を仰いでシャッターを押してみます。首が疲れる。


20191102-19.jpg

嵓を右から巻き上がり「ヒキウス平」の縁に登り着きました。
第3劇場の東「第4劇場」で迷岳を正面に見ながらランチです。
今日も重い食材を担ぎ上げてくれました。ありがとう。美味しかったです。


20191102-24.jpg

桧塚も太古の森も例年の輝きは有りません。寂しい風景です。
奥峰から見下ろす桧塚南斜面には葉が付いています。期待がふくらみます。
桧塚南斜面は西に傾いた陽の光を受けて期待以上に輝いていました。
zippさんに初めてヌタハラ山腹道を案内してもらった時が思い浮かびます。
紅葉に染まりながら十分に堪能するまで長い時間を過ごしました。
「そろそろ引き上げましょう」


20191102-32.jpg

ヌタハラ山腹道を歩く人は最近いないようです。
以前から崩落していた箇所には新たに木が根こそぎ倒れていました。
潜ろうとすると土がバラバラと落ちてきて、すり抜けることが出来ません。
ナズナさんが大きく下を巻いて迂回ルートを先導してくれました。
ヌタハラ山腹道のルートが頭に入っていない人は辿ることができないでしょう。

夫婦滝展望作業広場に16時35分。明るいうちに辿り着きました。
あとは暗くなっても足元の心配のない林道歩きです。
今は日の落ちるのが早い。車に辿り着いた時はすっかり闇に包まれていた。


                 グー(伊勢山上住人)
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わりばし
記事: 1753
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
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Re: 【台高】20191102ヒキウス南尾根から桧塚南斜面

投稿記事 by わりばし »

こんばんは」、グーさん。

千石平から西の沢を跨いでまた平がある。ここが「稍々狭いピキウス平」と記述された平のようだが・・・
グーは「千石平」より広く感じる。zippさんもここが「ひきうす平」と言っている。
クマ檻の近くに小さな窪地が2つあるがこれを碾き臼の穴(もの入れ)との見立てなのだろうか?
他にも碾き臼を連想できる地形があるのか少しうろついてみたが分からなかった。


「ひきうす平」は広く感じます。
ひきうす平と開墾地の境なんてわからないですよね。
石積みと手びねりの土管は見ました?


DSCF2219.JPG

西へ歩き、尾根に乗ると崖にトラロープが張ってある。わりばしさんの探索ルートのようです。
グーナズナコンビはそんな危険な遊びはしません。尾根を登ります。


この先に道型らしきのもあるのに・・
もったいない。


ヌタハラ山腹道を歩く人は最近いないようです。
以前から崩落していた箇所には新たに木が根こそぎ倒れていました。
潜ろうとすると土がバラバラと落ちてきて、すり抜けることが出来ません。
ナズナさんが大きく下を巻いて迂回ルートを先導してくれました。
ヌタハラ山腹道のルートが頭に入っていない人は辿ることができないでしょう。


夫婦滝駐車場から上る人が激減していますしね。
人の歩かなくなった山腹道も時間の問題かもしれません。
乾留時代の名残も少なくなっていきます。

                     わりばし

グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】20191102ヒキウス南尾根から桧塚南斜面

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20191102-17.jpg


わりばしさん、こんばんは。レスありがとうございます。

石積みと手びねりの土管は見ました?

わりばしさんのレポは読んでいたけど、きれいさっぱり頭の中に残っていませんでした。

この先に道型らしきのもあるのに・・もったいない。

でもその先すぐにわりばしさんでさえ前進を断念する崩落なのでしょ。

人の歩かなくなった山腹道も時間の問題かもしれません。

ナズナさんも「前は巾が1mもあったのに、だんだん細くなってきている」

乾留時代の名残も少なくなっていきます。

乾溜探索が一段落したら、奥の平谷・宮の谷の索道配置を考察してよ。
たぶん昭和30年代だろうから関係した人がまだ存命だと思う。


                  グー(伊勢山上住人)

コブシ平の上に架線の部品がありました。
コブシ平の上に架線の部品がありました。
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