【日 付】2019年10月20日(日)
【山 域】若狭 庄部谷山周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【コース】横谷川林道駐車地7:35---8:15滝谷出合---10:30庄部谷山北尾根---11:00庄部谷山12:30---13:20鉄塔
---14:05駐車地
以前から気になっていた、横谷川支流の滝谷。イチョウの大木の立つ巡視路の吊り橋を過ぎて、左岸から
最初に出合う谷である。対岸の巡視路から眺めた時、出合にかかる大きな滝の様子から、どんな谷なのだろ
うといつも思っていた。源頭は庄部谷山北尾根の途中で流程は短く、普通ならあまり食指の動かない谷だろ
う。耳川流域の谷もそろそろ落穂拾いの領域に入ってきたということか。
雨でやや水量の多い横谷川本流を渡渉して滝谷出合に立つ。対岸から見ると厳しそうに見えた15mほどの
滝は、いざ間近に来てみると階段状で簡単に登ることができた。大高巻きも予想していただけに、幸先のい
いスタートである。
その後もポツポツと小滝が出てきて、退屈しのぎにはちょうどいい。もう大したものはあるまいと思って
いたら、突然2段15mの滝が登場して驚かされた。完全に立っているので直登は不可能だ。
右手前から急斜面を回り込むように巻いたが、落ち口へのトラバースがかなり渋い。チェーンスパイクを装
着して慎重に進む。ホールドが少なく高度感があるので緊張させられた。
水流の中に板切れが落ちている。これが次々と現れたので、いったい何なのだろうと思っていたら、やが
て右岸の斜面に土の流れ止めと思しき構造物が見えた。左岸側にはプラ階段が見える。
どうやら巡視路を確保するために流れ止めを作ったようだが、ど真ん中が崩れ落ちていた。さっきの板切れ
はこの残骸だったのだ。自然の力は人間の考えが及ばないほど威力があるということだろう。
いよいよ源流部に近づくと、両岸斜面を飾るトチの太さが変わってきた。かなりの巨木が目立ち、それに
吸い寄せられるように斜面を行ったり来たり。その中に1本だけカツラの巨木もあったりして、見応えのある
森を形作っていた。
源頭の一滴を確かめて尾根に乗る。庄部谷山北方のCa650m地点だ。尾根上では今度はブナの歓迎を受けた。
ただこのあたりはスギ混じりの森なのでスッキリ感が少し足りない。ブナそのものは3mクラスの巨木も多く、
それぞれの木は見応え十分だ。
山頂直下の庄部谷源頭がお気に入りのランチ場だ。いつも山頂ではなく、庄部谷を見下ろす斜面に陣取っ
て昼のひと時を楽しんでいる。しかし今日は少し風が冷たい。庄部谷の方へ20mほど下るとまったく風がな
くなった。目の前には少し色付き始めた木々が谷を覆っている。ちょっと早めのランチタイムとしよう。
今日は所用があるので早く下山しないといけないのだ。
下山は北西の尾根を選んだ。この尾根は庄部谷と荒谷を分ける尾根である。北尾根と比べると下生えが少
なくスギの木もないので、美しいブナ林を楽しめる尾根だ。
右手の荒谷源頭部にトチの巨木があった。幹周はおそらく6mはあるだろう。かなり大きい。
湯ノ花谷左岸尾根の主には及ばないものの、この山域では屈指の巨樹に違いないだろう。ブナも3mクラス
が普通に立っている。
転げるような急斜面を下って鉄塔に出た。当然ながら展望が開けて、美浜の海がチラッと見えた。
東には雲谷山麓の岸集落の大規模な棚田が見えるが、区画整備された宅地のように長方形の連続で、あま
り美しいとは感じなかった。直線的なものより微妙な曲線を描くものの方が美的感覚を刺激されるようだ。
植林帯に入れば後は楽勝で林道に着地・・・のはずだった。最後まで直進すればよかったものを、途中
で出てきた明瞭な杣道に惹かれて右へ進路を取ると、結局ガケの上に出て四苦八苦。辛うじて潅木を頼り
の危うい着地となってしまった。
なんとか下り切って林道へ。駐車地に向かって歩くと、ソフトランディングできる斜面がいくらでもあ
った。初志貫徹してあのまま尾根芯を下れば楽勝だったのだ。策に溺れるとロクなことはないのである。
山日和
【若狭】横谷川滝谷から庄部谷山へ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【若狭】横谷川滝谷から庄部谷山へ
山日和さま
こんばんは。
紅葉の野坂山地の山やまが気になっていました。庄部谷山は山頂付近が色づき始めたころでしょうか。
山日和さんのレポで「庄部谷山」は昨秋以降だけでもしばしば登場していますね。
『山登りはこんなにも面白い』にも書かれていました。お好きな山なのですね。
耳川流域の谷の遡行は落穂拾いの領域に入ってきたとさらりと書かれていましたが、
地図で庄部谷山が源で横谷川に流れる谷を数えてみると枝谷を入れて9本?
では横谷川に流れ落ちる谷の総数は?耳川へは?いったいいくつの谷があるのでしょうか。どれ程訪れたのでしょうか。
滝谷ってどんな谷なのだろう。等高線を見るといかにも滝がありそうな狭い谷ですね。
二枚目の写真の滝はまさに立っていますね。高巻きも怖そう。
源流にはトチの巨木群、乗った尾根には見ごたえのあるブナ・・谷の最後にこんな風景に出会えるとうれしくなりますね。
滝谷源流周辺を覗きに行きたくなりました。
庄部谷源頭がお気に入りのランチ場なのですね。私は野坂岳の方を見てしまいます。写真を見ると気持ちよさそう。
時間を気にしつつも、ついまったりしてしまうのが分かるような気が。
北西尾根はしんと静まり返った空気の中に大きなブナが立ち並ぶ美しい尾根ですね。
幾重にも積もった落ち葉を踏み分けながら下っていく私の足音が、どこか遠くに行ってしまいそうな足音に聞こえ、
一瞬ゾクッとしたことを思い出しました。
コメントを書いていましたら私も庄部谷山に行きたくなりました(笑)。
sato
こんばんは。
紅葉の野坂山地の山やまが気になっていました。庄部谷山は山頂付近が色づき始めたころでしょうか。
山日和さんのレポで「庄部谷山」は昨秋以降だけでもしばしば登場していますね。
『山登りはこんなにも面白い』にも書かれていました。お好きな山なのですね。
耳川流域の谷の遡行は落穂拾いの領域に入ってきたとさらりと書かれていましたが、
地図で庄部谷山が源で横谷川に流れる谷を数えてみると枝谷を入れて9本?
では横谷川に流れ落ちる谷の総数は?耳川へは?いったいいくつの谷があるのでしょうか。どれ程訪れたのでしょうか。
滝谷ってどんな谷なのだろう。等高線を見るといかにも滝がありそうな狭い谷ですね。
二枚目の写真の滝はまさに立っていますね。高巻きも怖そう。
源流にはトチの巨木群、乗った尾根には見ごたえのあるブナ・・谷の最後にこんな風景に出会えるとうれしくなりますね。
滝谷源流周辺を覗きに行きたくなりました。
庄部谷源頭がお気に入りのランチ場なのですね。私は野坂岳の方を見てしまいます。写真を見ると気持ちよさそう。
時間を気にしつつも、ついまったりしてしまうのが分かるような気が。
北西尾根はしんと静まり返った空気の中に大きなブナが立ち並ぶ美しい尾根ですね。
幾重にも積もった落ち葉を踏み分けながら下っていく私の足音が、どこか遠くに行ってしまいそうな足音に聞こえ、
一瞬ゾクッとしたことを思い出しました。
コメントを書いていましたら私も庄部谷山に行きたくなりました(笑)。
sato
Re: 【若狭】横谷川滝谷から庄部谷山へ
山日和さん こんばんは。
【日 付】2019年10月20日(日)
【山 域】若狭 庄部谷山周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【コース】横谷川林道駐車地7:35---8:15滝谷出合---10:30庄部谷山北尾根---11:00庄部谷山12:30---13:20鉄塔
---14:05駐車地
以前から気になっていた、横谷川支流の滝谷。イチョウの大木の立つ巡視路の吊り橋を過ぎて、左岸から
最初に出合う谷である。対岸の巡視路から眺めた時、出合にかかる大きな滝の様子から、どんな谷なのだろ
うといつも思っていた。源頭は庄部谷山北尾根の途中で流程は短く、普通ならあまり食指の動かない谷だろ
う。
あれっ 滝谷はまだでしたか?
耳川流域の谷もそろそろ落穂拾いの領域に入ってきたということか。
あの~ このセリフ 何年か前にも言うてましたと思いますが・・・
雨でやや水量の多い横谷川本流を渡渉して滝谷出合に立つ。対岸から見ると厳しそうに見えた15mほどの
滝は、いざ間近に来てみると階段状で簡単に登ることができた。大高巻きも予想していただけに、幸先のい
いスタートである。
何度も横目に見ています。登れるんですね。
「快適に直登」なら気持ちいいでしょう!!
その後もポツポツと小滝が出てきて、退屈しのぎにはちょうどいい。もう大したものはあるまいと思って
いたら、突然2段15mの滝が登場して驚かされた。完全に立っているので直登は不可能だ。
右手前から急斜面を回り込むように巻いたが、落ち口へのトラバースがかなり渋い。チェーンスパイクを装
着して慎重に進む。ホールドが少なく高度感があるので緊張させられた。
画像から見るに、厳しそうですね~
そうそう その高度のあるトラバースが一番怖くて難儀します。
この歳になると その目の前の一歩が出なくなります。
最近、不肖Sも沢にチェーンスパイクは必携ですわ。
いよいよ源流部に近づくと、両岸斜面を飾るトチの太さが変わってきた。かなりの巨木が目立ち、それに
吸い寄せられるように斜面を行ったり来たり。その中に1本だけカツラの巨木もあったりして、見応えのある
森を形作っていた。
いいですねぇ~ 耳川支流の面目躍如!!
源頭の一滴を確かめて尾根に乗る。庄部谷山北方のCa650m地点だ。尾根上では今度はブナの歓迎を受けた。
ただこのあたりはスギ混じりの森なのでスッキリ感が少し足りない。ブナそのものは3mクラスの巨木も多く、
それぞれの木は見応え十分だ。
素晴らしい森へ行くために、沢を登る。 ですね。
山頂直下の庄部谷源頭がお気に入りのランチ場だ。いつも山頂ではなく、庄部谷を見下ろす斜面に陣取っ
て昼のひと時を楽しんでいる。しかし今日は少し風が冷たい。庄部谷の方へ20mほど下るとまったく風がな
くなった。目の前には少し色付き始めた木々が谷を覆っている。ちょっと早めのランチタイムとしよう。
今日は所用があるので早く下山しないといけないのだ。
所用があるのに わざわざここまでランチに来る人も希有なお人です。
下山は北西の尾根を選んだ。この尾根は庄部谷と荒谷を分ける尾根である。北尾根と比べると下生えが少
なくスギの木もないので、美しいブナ林を楽しめる尾根だ。
P406を通る尾根ですか?
植林帯に入れば後は楽勝で林道に着地・・・のはずだった。最後まで直進すればよかったものを、途中
で出てきた明瞭な杣道に惹かれて右へ進路を取ると、結局ガケの上に出て四苦八苦。辛うじて潅木を頼り
の危うい着地となってしまった。
なんとか下り切って林道へ。駐車地に向かって歩くと、ソフトランディングできる斜面がいくらでもあ
った。初志貫徹してあのまま尾根芯を下れば楽勝だったのだ。策に溺れるとロクなことはないのである。
山日和さん、あの辺の林道着地点は熟知しているはず??それでも、旅の最後には杣道の誘惑に
惑わされるってことですかねぇ~
この山域 不肖Sはまだまだアンコだらけです。
SHIGEKI
【日 付】2019年10月20日(日)
【山 域】若狭 庄部谷山周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【コース】横谷川林道駐車地7:35---8:15滝谷出合---10:30庄部谷山北尾根---11:00庄部谷山12:30---13:20鉄塔
---14:05駐車地
以前から気になっていた、横谷川支流の滝谷。イチョウの大木の立つ巡視路の吊り橋を過ぎて、左岸から
最初に出合う谷である。対岸の巡視路から眺めた時、出合にかかる大きな滝の様子から、どんな谷なのだろ
うといつも思っていた。源頭は庄部谷山北尾根の途中で流程は短く、普通ならあまり食指の動かない谷だろ
う。
あれっ 滝谷はまだでしたか?
耳川流域の谷もそろそろ落穂拾いの領域に入ってきたということか。
あの~ このセリフ 何年か前にも言うてましたと思いますが・・・
雨でやや水量の多い横谷川本流を渡渉して滝谷出合に立つ。対岸から見ると厳しそうに見えた15mほどの
滝は、いざ間近に来てみると階段状で簡単に登ることができた。大高巻きも予想していただけに、幸先のい
いスタートである。
何度も横目に見ています。登れるんですね。
「快適に直登」なら気持ちいいでしょう!!
その後もポツポツと小滝が出てきて、退屈しのぎにはちょうどいい。もう大したものはあるまいと思って
いたら、突然2段15mの滝が登場して驚かされた。完全に立っているので直登は不可能だ。
右手前から急斜面を回り込むように巻いたが、落ち口へのトラバースがかなり渋い。チェーンスパイクを装
着して慎重に進む。ホールドが少なく高度感があるので緊張させられた。
画像から見るに、厳しそうですね~
そうそう その高度のあるトラバースが一番怖くて難儀します。
この歳になると その目の前の一歩が出なくなります。
最近、不肖Sも沢にチェーンスパイクは必携ですわ。
いよいよ源流部に近づくと、両岸斜面を飾るトチの太さが変わってきた。かなりの巨木が目立ち、それに
吸い寄せられるように斜面を行ったり来たり。その中に1本だけカツラの巨木もあったりして、見応えのある
森を形作っていた。
いいですねぇ~ 耳川支流の面目躍如!!
源頭の一滴を確かめて尾根に乗る。庄部谷山北方のCa650m地点だ。尾根上では今度はブナの歓迎を受けた。
ただこのあたりはスギ混じりの森なのでスッキリ感が少し足りない。ブナそのものは3mクラスの巨木も多く、
それぞれの木は見応え十分だ。
素晴らしい森へ行くために、沢を登る。 ですね。
山頂直下の庄部谷源頭がお気に入りのランチ場だ。いつも山頂ではなく、庄部谷を見下ろす斜面に陣取っ
て昼のひと時を楽しんでいる。しかし今日は少し風が冷たい。庄部谷の方へ20mほど下るとまったく風がな
くなった。目の前には少し色付き始めた木々が谷を覆っている。ちょっと早めのランチタイムとしよう。
今日は所用があるので早く下山しないといけないのだ。
所用があるのに わざわざここまでランチに来る人も希有なお人です。
下山は北西の尾根を選んだ。この尾根は庄部谷と荒谷を分ける尾根である。北尾根と比べると下生えが少
なくスギの木もないので、美しいブナ林を楽しめる尾根だ。
P406を通る尾根ですか?
植林帯に入れば後は楽勝で林道に着地・・・のはずだった。最後まで直進すればよかったものを、途中
で出てきた明瞭な杣道に惹かれて右へ進路を取ると、結局ガケの上に出て四苦八苦。辛うじて潅木を頼り
の危うい着地となってしまった。
なんとか下り切って林道へ。駐車地に向かって歩くと、ソフトランディングできる斜面がいくらでもあ
った。初志貫徹してあのまま尾根芯を下れば楽勝だったのだ。策に溺れるとロクなことはないのである。
山日和さん、あの辺の林道着地点は熟知しているはず??それでも、旅の最後には杣道の誘惑に
惑わされるってことですかねぇ~
この山域 不肖Sはまだまだアンコだらけです。
SHIGEKI
Re: 【若狭】横谷川滝谷から庄部谷山へ
satoさん、どうもです。
紅葉の野坂山地の山やまが気になっていました。庄部谷山は山頂付近が色づき始めたころでしょうか。
山日和さんのレポで「庄部谷山」は昨秋以降だけでもしばしば登場していますね。
『山登りはこんなにも面白い』にも書かれていました。お好きな山なのですね。
下の方はまだ青々としてて、山頂あたりの標高でやっとうっすらという感じですね。
まだ2週間ぐらい早いかな。
ところで庄部谷山が私の「お好きな山」とご存じなかったですか?
耳川流域の谷の遡行は落穂拾いの領域に入ってきたとさらりと書かれていましたが、
地図で庄部谷山が源で横谷川に流れる谷を数えてみると枝谷を入れて9本?
では横谷川に流れ落ちる谷の総数は?耳川へは?いったいいくつの谷があるのでしょうか。どれ程訪れたのでしょうか。
全部数えたことないですが、あまりに短すぎるところと面白くなさそうなところは割愛しています。
横谷川から庄部谷山へ向かう谷だけで言うと、庄部谷、荒谷、滝谷、横見谷、サルハシ谷ですね。
あとは耳川のクズレ谷、黒谷の桧ノ木谷と水屋谷です。
滝谷ってどんな谷なのだろう。等高線を見るといかにも滝がありそうな狭い谷ですね。
二枚目の写真の滝はまさに立っていますね。高巻きも怖そう。
隣の横見谷よりははるかに面白かったですね。
あの滝の写真は、実はカメラがちょっと寝てて、実際より立って撮れてしまいました。
源流にはトチの巨木群、乗った尾根には見ごたえのあるブナ・・谷の最後にこんな風景に出会えるとうれしくなりますね。
滝谷源流周辺を覗きに行きたくなりました。
この流域の谷はどこへ入っても、森に関してはハズレはないですね。沢登りとしては?の谷もありますが。
庄部谷源頭がお気に入りのランチ場なのですね。私は野坂岳の方を見てしまいます。写真を見ると気持ちよさそう。
時間を気にしつつも、ついまったりしてしまうのが分かるような気が。
なるほど。野坂、さらには白山が見えれば最高ですよね。
私は庄部谷を見下ろすのが大好きです。
北西尾根はしんと静まり返った空気の中に大きなブナが立ち並ぶ美しい尾根ですね。
幾重にも積もった落ち葉を踏み分けながら下っていく私の足音が、どこか遠くに行ってしまいそうな足音に聞こえ、
一瞬ゾクッとしたことを思い出しました。
satoさんも歩いてましたか。いい尾根ですよねえ。
自分の足音がどんどん先へ行ってしまったら怖いですね~
コメントを書いていましたら私も庄部谷山に行きたくなりました(笑)。
ぜひどうぞ 、と言うか、またご一緒しましょう。:D
山日和
紅葉の野坂山地の山やまが気になっていました。庄部谷山は山頂付近が色づき始めたころでしょうか。
山日和さんのレポで「庄部谷山」は昨秋以降だけでもしばしば登場していますね。
『山登りはこんなにも面白い』にも書かれていました。お好きな山なのですね。
下の方はまだ青々としてて、山頂あたりの標高でやっとうっすらという感じですね。
まだ2週間ぐらい早いかな。
ところで庄部谷山が私の「お好きな山」とご存じなかったですか?
耳川流域の谷の遡行は落穂拾いの領域に入ってきたとさらりと書かれていましたが、
地図で庄部谷山が源で横谷川に流れる谷を数えてみると枝谷を入れて9本?
では横谷川に流れ落ちる谷の総数は?耳川へは?いったいいくつの谷があるのでしょうか。どれ程訪れたのでしょうか。
全部数えたことないですが、あまりに短すぎるところと面白くなさそうなところは割愛しています。
横谷川から庄部谷山へ向かう谷だけで言うと、庄部谷、荒谷、滝谷、横見谷、サルハシ谷ですね。
あとは耳川のクズレ谷、黒谷の桧ノ木谷と水屋谷です。
滝谷ってどんな谷なのだろう。等高線を見るといかにも滝がありそうな狭い谷ですね。
二枚目の写真の滝はまさに立っていますね。高巻きも怖そう。
隣の横見谷よりははるかに面白かったですね。
あの滝の写真は、実はカメラがちょっと寝てて、実際より立って撮れてしまいました。
源流にはトチの巨木群、乗った尾根には見ごたえのあるブナ・・谷の最後にこんな風景に出会えるとうれしくなりますね。
滝谷源流周辺を覗きに行きたくなりました。
この流域の谷はどこへ入っても、森に関してはハズレはないですね。沢登りとしては?の谷もありますが。
庄部谷源頭がお気に入りのランチ場なのですね。私は野坂岳の方を見てしまいます。写真を見ると気持ちよさそう。
時間を気にしつつも、ついまったりしてしまうのが分かるような気が。
なるほど。野坂、さらには白山が見えれば最高ですよね。
私は庄部谷を見下ろすのが大好きです。
北西尾根はしんと静まり返った空気の中に大きなブナが立ち並ぶ美しい尾根ですね。
幾重にも積もった落ち葉を踏み分けながら下っていく私の足音が、どこか遠くに行ってしまいそうな足音に聞こえ、
一瞬ゾクッとしたことを思い出しました。
satoさんも歩いてましたか。いい尾根ですよねえ。
自分の足音がどんどん先へ行ってしまったら怖いですね~
コメントを書いていましたら私も庄部谷山に行きたくなりました(笑)。
ぜひどうぞ 、と言うか、またご一緒しましょう。:D
山日和
Re: 【若狭】横谷川滝谷から庄部谷山へ
SHIGEKI さん、どうもです。
あれっ 滝谷はまだでしたか?
そうなんですわ。
実は能登又谷のタキ谷も未踏。雲谷山の滝ヤ谷は去年行きました。「滝」谷は出遅れてます。
>耳川流域の谷もそろそろ落穂拾いの領域に入ってきたということか。
あの~ このセリフ 何年か前にも言うてましたと思いますが・・・
落穂を拾ってウン十年
>雨でやや水量の多い横谷川本流を渡渉して滝谷出合に立つ。対岸から見ると厳しそうに見えた15mほどの
滝は、いざ間近に来てみると階段状で簡単に登ることができた。大高巻きも予想していただけに、幸先のい
いスタートである。
何度も横目に見ています。登れるんですね。
ちなみに甲森谷へ向かう時に文字通り横目で見る横見谷出合の滝も簡単に登れます。
「快適に直登」なら気持ちいいでしょう!!
御意!!
画像から見るに、厳しそうですね~
そうそう その高度のあるトラバースが一番怖くて難儀します。
この歳になると その目の前の一歩が出なくなります。
最近、不肖Sも沢にチェーンスパイクは必携ですわ。
足元ズルズル、ホールド乏しいで、なかなかの難関です。
しかしこれを避けると大高巻きになっちゃいますからね。
>いよいよ源流部に近づくと、両岸斜面を飾るトチの太さが変わってきた。かなりの巨木が目立ち、それに
吸い寄せられるように斜面を行ったり来たり。その中に1本だけカツラの巨木もあったりして、見応えのある
森を形作っていた。
いいですねぇ~ 耳川支流の面目躍如!!
林相に関しては、どこの谷を選んでもある程度の満足を得られますね。
素晴らしい森へ行くために、沢を登る。 ですね。
御意!!御意!!
所用があるのに わざわざここまでランチに来る人も希有なお人です。
充実した一日を送るためには労を惜しみません。
>下山は北西の尾根を選んだ。この尾根は庄部谷と荒谷を分ける尾根である。北尾根と比べると下生えが少
なくスギの木もないので、美しいブナ林を楽しめる尾根だ。
P406を通る尾根ですか?
[/q_yab]
途中までは一緒ですが、Ca610mあたりで左に分かれる尾根です。
山日和さん、あの辺の林道着地点は熟知しているはず??それでも、旅の最後には杣道の誘惑に
惑わされるってことですかねぇ~
本人もそのつもりのはずなんですが、明瞭な杣道があるとつい、どこへ出るんだろうと・・・
山日和
あれっ 滝谷はまだでしたか?
そうなんですわ。
実は能登又谷のタキ谷も未踏。雲谷山の滝ヤ谷は去年行きました。「滝」谷は出遅れてます。
>耳川流域の谷もそろそろ落穂拾いの領域に入ってきたということか。
あの~ このセリフ 何年か前にも言うてましたと思いますが・・・
落穂を拾ってウン十年
>雨でやや水量の多い横谷川本流を渡渉して滝谷出合に立つ。対岸から見ると厳しそうに見えた15mほどの
滝は、いざ間近に来てみると階段状で簡単に登ることができた。大高巻きも予想していただけに、幸先のい
いスタートである。
何度も横目に見ています。登れるんですね。
ちなみに甲森谷へ向かう時に文字通り横目で見る横見谷出合の滝も簡単に登れます。
「快適に直登」なら気持ちいいでしょう!!
御意!!
画像から見るに、厳しそうですね~
そうそう その高度のあるトラバースが一番怖くて難儀します。
この歳になると その目の前の一歩が出なくなります。
最近、不肖Sも沢にチェーンスパイクは必携ですわ。
足元ズルズル、ホールド乏しいで、なかなかの難関です。
しかしこれを避けると大高巻きになっちゃいますからね。
>いよいよ源流部に近づくと、両岸斜面を飾るトチの太さが変わってきた。かなりの巨木が目立ち、それに
吸い寄せられるように斜面を行ったり来たり。その中に1本だけカツラの巨木もあったりして、見応えのある
森を形作っていた。
いいですねぇ~ 耳川支流の面目躍如!!
林相に関しては、どこの谷を選んでもある程度の満足を得られますね。
素晴らしい森へ行くために、沢を登る。 ですね。
御意!!御意!!
所用があるのに わざわざここまでランチに来る人も希有なお人です。
充実した一日を送るためには労を惜しみません。
>下山は北西の尾根を選んだ。この尾根は庄部谷と荒谷を分ける尾根である。北尾根と比べると下生えが少
なくスギの木もないので、美しいブナ林を楽しめる尾根だ。
P406を通る尾根ですか?
[/q_yab]
途中までは一緒ですが、Ca610mあたりで左に分かれる尾根です。
山日和さん、あの辺の林道着地点は熟知しているはず??それでも、旅の最後には杣道の誘惑に
惑わされるってことですかねぇ~
本人もそのつもりのはずなんですが、明瞭な杣道があるとつい、どこへ出るんだろうと・・・
山日和