先日のやぶオフで稲ガ谷道を宮指路さんと同行した際に一緒に沢へ行こうという話になった。そこで沢に行きたがっていると思われる人や単独で沢を歩いているskywalkさんに声をかけたら全員OKとのことで6人パーティーになった。やっぱ潜在的沢需要があるんだねえ。集まった人たちの大部分はアラカンの年齢。5爺と1婆の沢行となった。ちなみに私は5爺の中の最年長、バーチャリさんは婆の中の最年少である
【 山 域 】鈴鹿・元越谷
【メンバー】バーチャリ、宮指路、たそがれ高洋、skywalk、O、シュークリーム
【 天 候 】曇りのち晴れ
【 ルート 】駐車地 7:40 --- 8:20 入渓地点 8:40 --- 9:15 元越大滝 9:40 --- 元越谷本谷 --- 11:40 縦走路 --- 12:00 水沢峠(昼食) 12:40 --- 13:25 P1028 --- 元越谷左俣左谷 --- 15:00林道出会い --- 16:10 駐車地
朝6時過ぎには津は青空が広がっていた。天気予報通りの快晴になるだろうと予感。しかし,鈴鹿トンネルを抜けると空は厚い雲で覆われ,今にも雨が降り出しそうな雲行きになってきた。7時20分に大河原橋近くの集合地点に着くともう皆到着し,準備をしていた。一つ隣の駐車場に停めていたバーチャリさんを呼びに行って,全員集合だ。
たそがれさんは初沢で,今日のために沢道具を買い揃えたらしい。ディジーチェーンまで買わされたらしいが,確かによく使うものではあるけれど,結構値段の張るものだ。40分ほどで入渓地点に到着。宮指路さんとバーチャリさんの靴に早速ヒルの歓迎。バーチャリさんの靴にヒルよけのエアーサロンパスをかけてあげる。水に入るとすぐ取れちゃうんだけど。まあ,気分の問題だ。
たそがれさんは沢を歩くのが初めてなので,ちょっと腰が引けている。まあ,すぐ慣れるだろうけど。最初の大釜では大人しく左岸をへつる。最後のところがちょっといやらしいので,スリングで皆を引き上げた。元越大滝は高さの割には雄大だ。流入した土砂で釜がすっかり浅くなっているのにはびっくりした。昔は腰の辺りまで浸かって取り付いたもんだけど。今は膝までもない。 ここも左岸ルンゼから取り付き,滝の右端から上がる通常のルートで行く。私が最初に登り,後続を見るとバーチャリさん以下がついてきている。バーチャリさんが怖そうな顔をしているので,ロープを出すからといってロープの準備をして下を見るとバーチャリさんの姿がない。どうも聞こえていなかったみたいだ。待っていると宮指路さんとSWさんが上がってきたが,後の3人の姿がない。宮指路さんとSWさんに聞いても知らないという。おそらくルンゼをそのまま上がってしまったのだろう。SWさんが降りて,探しに行ってくれる。しばらくして3人が現れる。やっぱり怖いと思ってルンゼをそのまま上がっていってしまったみたいだ。ロープで引き上げ,事無きを得る。やれやれ。 ここさえ突破すれば,あとは危険なところはない。2年ぶりの元越谷だが,やっぱ何度きても明るく美しい谷だ。コバルトグリーンの釜と小滝を見ながら,元越谷のゴールデンルートを思い思いのルート取りで楽しむ。 左俣との分岐点で小休止(あの時は仙ノ谷との分岐点と言いましたが,左俣の分岐点でした。すみません。ぺこり。)仏谷との分岐を過ぎると,ちょっとした滝登りのアトラクションも準備されている。至れり尽くせりの谷なのだ。3つの滝のうち,ロープを出したのは一箇所だけ。あとは皆自力で登ってきた。 滝を過ぎるとあとは癒しの源流域だ。最後はやぶこぎもなく,県境稜線にぽっと飛び出る。天気予報では晴れるはずなのだが,稜線上には相変わらず雲がかかり,冷たい風が吹いている。暖かければ雰囲気のいいところで昼食休憩にするところなのだが,水沢峠のちょっと下で風を避けて昼食にする。
まだ時間も早いので,左俣左谷を下降することにする。水沢岳(宮越山)を過ぎ,1028m標高点に来ると,降りてきてちょうだいと言わんばかりの緩やかな斜面が谷に向かっている。これを使わない手はない。落ち葉で埋もれた斜面を下るとすぐに水流が現れ,気持ちのいい適度な斜面になる。予想通りの癒しの谷なのだ。沢下りのいいところは絶対に登り返しがないことだ。ひたすら降ればいずれは下に出るのである。 元越谷左俣左谷は50mを超えるなめ滝を始め,なめと全て下降可能な小滝で出来ていて,まさにのんびり沢散歩にうってつけの谷なのだ。バーチャリさんの顔がすっかり少女の顔になっている。雰囲気としては本谷よりもこちらの方がいいかもしれない。 林道に出る直前に左俣大滝と呼ばれる4段20mの滝が現れる。この滝もフリクションがよく効く階段状になっているので,気持ちよくクライムダウンができる。しかし,最後に落ちて怪我をされるのも困るので,皆には巻き道を指示し,自分だけちゃっかり滝を降りていいところ取りをさせてもらった。 すぐに林道に出る。皆,もう十分に楽しんだ満足顔をしているので,ここで沢装束を解き,あとは林道を1時間かけてトコトコ帰った。一人で歩く沢もいいが,やっぱり大勢でガヤガヤ言いながら歩く沢もまたいいものだ。帰り道で,今度はどこの沢へ行こうかという話になったのは,みんなそれなりに楽しんでくれた証しだろう。爺と婆がいたずら盛りの少年と少女に戻って遊んだ1日だった。
集まった人たちの大部分はアラカンの年齢。5爺と1婆の沢行となった。ちなみに私は5爺の中の最年長、バーチャリさんは婆の中の最年少である