山道具考3 テン泊軽量装備
Posted: 2011年8月21日(日) 23:37
昨年は一度もテン泊しなかった私がテン泊装備を云々するのも恐縮だが、装備の軽量化ということについては非常
に関心が高い。決して古いものを粗末にするわけではないが、新しもの好きでもある。
昨今の登山道具の軽量化には目を瞠るものがあり、テントを始めとする泊り装備も昔のことを思えば夢のように軽くな
った。
そこで私の現有のテン泊装備を紹介したい。体力の衰えをカバーするために、なんとか荷物を軽くしたいと願う皆さん
の一助になれば幸いだ。
[attachment=3]RIMG0004_1.JPG[/attachment]
最初の画像が軽量化4点セット。
テント+シュラフ+マット+シュラフカバーで1.8キロ強という軽さである。
まずテントだが、正確には「テント」ではない。モンベルの「UL(ウルトラライト)ドームシェルター1」と名付けられたこの
製品は、自立式ツェルトと言うのが正しい表現だろう。
シングルウォールテントとの違いは、防水生地を使っているものの通気性がないので、ベンチレーターは常に開いた
状態で固定されていることだ。すなわち、強風の時はビュービューと風が入って来るし、風雨の時は雨の侵入もあり
得る。どの程度の雨に耐えられるかは試していないのでわからない。それから常時通気が良いので、あまり寒い季
節には耐えられないと思う。入口もやや小ぶりな作りで、出入りにはかがむような姿勢を強いられる。
X型のフレームはテントのように外側を通すのではなく、内側に対角線に設置して、本体に付いているベルクロテープ
で固定するというスタイルで、やや慣れが必要である。
いろんなデメリットを差し引いても余りある魅力がその軽さだ。本体とフレームを合わせてもわずか780グラム。一般的
な1~2人用テントの半分の重量しかない。収納サイズも10×25センチと実にコンパクトだ。
[attachment=2]R0010802_1.JPG[/attachment]
次にモンベルの「ULアルパインダウンハガー#3」。(画像は右から2番目)重量は600グラム。夏のアルプス級の山か
ら晩秋の低山までなら十分使える。最近のモデルではストレッチが標準となり、より快適に使えるようだ。
その隣はサーマレストの「ネオエアー スモール」。51×119センチというサイズの空気を入れるタイプのマットで、重
量はわずか270グラムしかない。軽さで言えば銀のロールマットも勝負できるが、そのコンパクト性においてこれに勝
るマットはないと思う。ちなみに収納サイズは9×20センチだ。
但し使用感は自立膨張式の従来のサーマレストの方が上だと思う。やはり空気を満たすタイプは不安定感が拭えない。
最後もまたモンベルの「ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー」。
透湿防水素材ツーレイヤー(つまり裏地がない)のため、シュラフなしで使用することはできない。(裏面の透湿フィルム
にキズが付くため) しかしゴアテックス3レイヤーのシュラカバの半分以下の重量は実に魅力的。前出のシュラフと組
み合わせれば、2000m級の秋山でも使える。越美国境の1300mクラスの春山なら雪のシーズンも使えるだろう。
収納サイズは7×16センチ(実測値)というところ。
[attachment=1]RIMG0009_1.JPG[/attachment]
最後にもうひとつ。SEA TO SUMMITの「サーモライトリアクター」。要するに袋状のインナーシーツである。
重量は260グラムのペラペラの布袋だが、なんと8℃も温度を上昇させる効果があるという。実際それだけ温度が上が
ったかどうかはわからないが、かなり暖かく感じたことは事実だ。
これと先ほどのシュラカバとの組み合わせで2000m程度までの沢泊に使えば荷物もコンパクトにまとまりそうである。
[attachment=0]RIMG0012_1.JPG[/attachment]
他にも買ってから一度も使っていない「携帯雪洞」なる装備もあるが、なんせ使っていないのでレポートのしようがない。
使用した折にはぜひ報告したいと思う。
山日和
に関心が高い。決して古いものを粗末にするわけではないが、新しもの好きでもある。
昨今の登山道具の軽量化には目を瞠るものがあり、テントを始めとする泊り装備も昔のことを思えば夢のように軽くな
った。
そこで私の現有のテン泊装備を紹介したい。体力の衰えをカバーするために、なんとか荷物を軽くしたいと願う皆さん
の一助になれば幸いだ。
[attachment=3]RIMG0004_1.JPG[/attachment]
最初の画像が軽量化4点セット。
テント+シュラフ+マット+シュラフカバーで1.8キロ強という軽さである。
まずテントだが、正確には「テント」ではない。モンベルの「UL(ウルトラライト)ドームシェルター1」と名付けられたこの
製品は、自立式ツェルトと言うのが正しい表現だろう。
シングルウォールテントとの違いは、防水生地を使っているものの通気性がないので、ベンチレーターは常に開いた
状態で固定されていることだ。すなわち、強風の時はビュービューと風が入って来るし、風雨の時は雨の侵入もあり
得る。どの程度の雨に耐えられるかは試していないのでわからない。それから常時通気が良いので、あまり寒い季
節には耐えられないと思う。入口もやや小ぶりな作りで、出入りにはかがむような姿勢を強いられる。
X型のフレームはテントのように外側を通すのではなく、内側に対角線に設置して、本体に付いているベルクロテープ
で固定するというスタイルで、やや慣れが必要である。
いろんなデメリットを差し引いても余りある魅力がその軽さだ。本体とフレームを合わせてもわずか780グラム。一般的
な1~2人用テントの半分の重量しかない。収納サイズも10×25センチと実にコンパクトだ。
[attachment=2]R0010802_1.JPG[/attachment]
次にモンベルの「ULアルパインダウンハガー#3」。(画像は右から2番目)重量は600グラム。夏のアルプス級の山か
ら晩秋の低山までなら十分使える。最近のモデルではストレッチが標準となり、より快適に使えるようだ。
その隣はサーマレストの「ネオエアー スモール」。51×119センチというサイズの空気を入れるタイプのマットで、重
量はわずか270グラムしかない。軽さで言えば銀のロールマットも勝負できるが、そのコンパクト性においてこれに勝
るマットはないと思う。ちなみに収納サイズは9×20センチだ。
但し使用感は自立膨張式の従来のサーマレストの方が上だと思う。やはり空気を満たすタイプは不安定感が拭えない。
最後もまたモンベルの「ブリーズドライテックU.L.スリーピングバッグカバー」。
透湿防水素材ツーレイヤー(つまり裏地がない)のため、シュラフなしで使用することはできない。(裏面の透湿フィルム
にキズが付くため) しかしゴアテックス3レイヤーのシュラカバの半分以下の重量は実に魅力的。前出のシュラフと組
み合わせれば、2000m級の秋山でも使える。越美国境の1300mクラスの春山なら雪のシーズンも使えるだろう。
収納サイズは7×16センチ(実測値)というところ。
[attachment=1]RIMG0009_1.JPG[/attachment]
最後にもうひとつ。SEA TO SUMMITの「サーモライトリアクター」。要するに袋状のインナーシーツである。
重量は260グラムのペラペラの布袋だが、なんと8℃も温度を上昇させる効果があるという。実際それだけ温度が上が
ったかどうかはわからないが、かなり暖かく感じたことは事実だ。
これと先ほどのシュラカバとの組み合わせで2000m程度までの沢泊に使えば荷物もコンパクトにまとまりそうである。
[attachment=0]RIMG0012_1.JPG[/attachment]
他にも買ってから一度も使っていない「携帯雪洞」なる装備もあるが、なんせ使っていないのでレポートのしようがない。
使用した折にはぜひ報告したいと思う。
山日和
最初の画像が軽量化4点セット。