【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

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zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by zipp »

[attachment=4]DSCN2367_925.jpg[/attachment]
 今回辿った筏場から振子辻~添谷山~大台辻周回ルートは、すでにここヤブにはpiccoloさんによるレポが掲載されている。地形図に見られる槇ノ平谷(北谷)上流域の窪地と添谷ノ頭付近の大ブナが目的だったようだ。
 「大ブナ探しに添谷山」

 niuyamada氏がその窪地のある槇ノ平周辺について、「山上」の文章を引用して興味深いブログを書かれているので、これもリンクしておく。
 「槇ノ平」
 「朽の木」「大朽」なる槇ノ平にある大木のことが書かれているが、「朽」は「栃」のことではないだろうか(もしや略字?)。今回植林の中に大木の栃が残されているのを確認していた。
また、このブログでも触れられているのだが、ニッチの登山図には、北谷左岸を屏風岳北東のコルに抜ける点線道が描かれている。

 公式には、釜之公吊橋~大台辻間は、歩道の崩壊多く通行止めである。


【 日 付 】2012年05月20日
【 山 域 】台高南部 本沢川周辺
【メンバー】びぃ、zipp
【 天 候 】曇天
【 ルート 】《筏場から槇ノ平谷~振子辻~添谷ノ頭~大台辻~筏場道》
07:10 筏場駐車地--- 07:55~08:05 槇ノ平谷(北谷)出合--- 09:00 大栃--- 09:25 1123mピーク(振子辻の高)--- 09:40~09:50 振子辻南のコル--- 09:40~09:50 引水迫--- 11:10~11:15 御座嵓--- 11:40~12:45 添谷ノ頭(昼食)--- 13:35~13:45 大台辻--- 14:10 銀嶺水--- 14:50~15:00 釜之公谷吊橋--- 15:35 駐車地

 家から筏場までおよそ2時間半。遠いような近いような距離である。
ここ筏場は、三重・紀北町船津の花抜峠へ抜ける土倉古道の現在の起点であり、感慨深いところだ。
白倉又谷に架かる橋を渡り、沢音に新緑が降り注ぐ本沢川左岸に付けられた道を辿って行く。
硫黄の香りが、五色湯跡ともう一ヶ所で漂っているが、それらを確認する時間はない。
黒倉又谷を越えて釜之公谷に架かる吊橋を越えたところで、谷に降りる。植林の中、杣道らしき道は槇ノ平谷の出合に導いてくれた。
 二俣まで谷を辿り、中間尾根に取つく。地面は岩屑に覆われていて先日の江馬小屋で見た緩傾斜地と同じだ。ただ、こんな岩屑が覆うところにどうやって植林したのか、こちらは杉山である。
 傾斜が緩やかになり、槇ノ平の一角に乗る。辺りの植林には真新しい熊剥ぎの痕が残っている。針葉樹の内皮が甘くなる季節がはじまっているのだ。
[attachment=3]DSCN2284_640.jpg[/attachment]尾根が消え斜面の傾斜が強まりはじめた小さな谷筋に、幹周5mはありそうな大きなトチノキが残されていた。その大トチのすぐ上はもう岩盤が露出している。岩盤を巻いて登り、右に顕著になる尾根にのれば、樹木が切れ南面の風景を垣間見えた。残念ながら大台ヶ原方面にはガスが湧いている。今日一日なんとか天候が持ってほしいものだ。
 1123ピークは、シャクナゲ・ヤマツツジが咲き、皆伐の三之公谷源流部が見渡せる。そこからすぐで台高主稜線の振子辻だ。風が吹き寒いので、コルまで降りて休憩だ。
左、植林の中緩やかに下る大きな倒木の倒れ込んだ谷筋は、もう宮川不動谷の源流部なのが、奈良県側から入った三重県在住者だからか?不思議な感じがする。
[attachment=2]DSCN2304_800.jpg[/attachment]
 ここからしばらくは、進行方向左手・三重県側不動谷源流部は植林、右手・奈良県側は自然林、そして稜線道はヒノキ・コウヤマキなどの大木にシャクナゲの絡む道。そのシャクナゲが見事に花の盛りを迎え、暗い針葉樹の道を照らしてくれている。
 いつものように地形図をプリントアウトして持ってきたのだが、県境を幅広く黄色く塗りつぶされた新しい地図は、県境稜線の等高線の見づらいことこの上なしだ。稜線上にいることは確かなんだが、現在位置がいつの間にか不明になってしまい、1118標高点が遠い。
 1118標高点からの降りは、マーキングは右の尾根を進み、トラバースして正しい尾根に進んでいる。
帰宅後見たエアリアの地図の振子辻は明らかに位置が違うし、引水迫も違う。この辺りは迷う仕掛けがいっぱい揃っていそうだ(^^;。

 左から谷が稜線に沿うように登って来ている、引水迫だ。昼食と午後からのお茶用の水を汲みに谷に降りる。
ここにきて不動谷の植林からはなたれて辺りは自然林に変わった。稜線にはシロヤシオにヤマツツジが開花し、対岸の尾根には、びっしりとピンクの花を付けたシャクナゲが並んでいる。
[attachment=1]ヒメシャラにシロヤシオ_800.jpg[/attachment] 御座嵓への急登斜面ではたくさんの花を付けたシャクナゲをかき分け登って行く。すでにシャクナゲの花には食傷気味になってしまっている。
 180度の展望地でひと休み。朝見た時よりガスは晴れて、日出ケ岳の山頂部にガスが残っているだけだ。咲残りのアケボノツツジがチラホラと咲いている。
そのアケボノツツジも添谷ノ頭付近では見頃に咲くのを見て、予想より若干早く山頂に到着し、東尾根に少し入った風避けの底部でシートを広げた。
 きょうの山は暑いのではないかと予想していたが、寒い。ランチはびぃちゃんが用意してくれた皿うどん。餡かけなので温まり、ちょうどいい。
片づけを始めたころ、ここにもガスが掛かり、雨滴が落ち始めた。幸い雨は少しで降りやみ、雨具を付けなくても大丈夫な気配だ。
 幹に空洞の開いた大ヒノキに、ウスギヨウラクが着生し花を咲かせている。見頃のアケボノツツジを写真にとって、添谷の頭を後にする。

 ここから先は、三重県側は西谷の源流部が稜線へ緩やかに登りあがり、ブナやミズナラ、ヒノキやツガなどの大木の森。彷徨い歩きたい森が続く。
そして、本日の最高標高点1290+αm、左に尾根を延ばすピークを越えたところが最高点。ピークの先には、満艦飾の花を付けたシャクナゲだ。さらにその先に進もうとして、ルートを外していることに気づいた。太尾根なのでトラバースして本来のルートにもどった。普通ここでは間違わないだろうというところで間違ってしまった。たぶん好奇心が勝った迷いだ。
 時間が遅くなればバイパスとして使おうかと思っていた、下部で筏場道と合流する尾根を見送り、大台辻へと向かった。このあたりは、スズタケの枯竿が甚だしい。

 大台辻。筏場から上がってきた土倉古道は、三重県側の大台ケ原山腹を、西谷を堂倉谷を越えトラバースして沖見峠を越え花抜峠へ向かう。
山中の筏場から船津へ向かった時、初めて海が見えるのはやはり沖見峠だろうか。そうやって歩いた人は、海を見たときどんな思いが湧き上がったろう、などと考える。すでに林道で寸断されてはいるが、まだ歩いていないここから粟谷木屋までの道を辿ってみたいものだ。
 この辻から南下し、川上辻へ抜ける道は、大台教会への道だ。これもまた土倉庄三郎氏が作り、大台教会へ寄進した道である。

 大台辻から筏場へ降りる道は、予想だにしていなかった道周りにツガなど針葉樹の巨木の道だった。釜之公谷側はストンと落ちる崖のようなところが多い。
この道が通行止めである原因の崩落地は数あれど、一ヶ所を除けばバリエーションルートに慣れている人なら歩ける崩落現場であり、すでに巻道ができている。
問題の一ヶ所の橋も流された崩落個所は、急傾斜のガレ沢で何本もロープが張られてはいるものの足元が不安定で、灌木が生えるところまで大きく高巻くのが賢明だろう。
[attachment=0]DSCN2387_800.jpg[/attachment] 銀嶺水で美味しい水で口を潤し進んでいくと、前方からきょう初めてあう人・単独者とすれ違う。こんな時間に小さなザックで?と思い声をかけると、できれば大台辻までとのこと。理解できない登山者が増えてそうな気がする。
 倒れた建物があるところが「三十三荷」だろうか?ここで尾根を越え釜之公谷側から本沢川側斜面に移り、自然林から植林に変わった。
釜之公谷吊橋でケーキにお茶して、思わぬシャクナゲの盛期に巡り合わせた幸運、アケボノツツジからシロヤシオ、ヤマツツジまで見れ、豊かなブナの新緑の森に、巨木が沿う古道と、天候こそ恵まれなかったがこの日の山行を愛で駐車地へと帰ったのであった。
添付ファイル
筏場道
筏場道
ヒメシャラにシロヤシオ_800.jpg
DSCN2304_800.jpg
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DSCN2367_925.jpg
最後に編集したユーザー zipp [ 2012年5月24日(木) 22:24 ], 累計 1 回
   zipp
アバター
わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、zippさん。

ここ筏場は、三重・紀北町船津の花抜峠へ抜ける土倉古道の現在の起点であり、感慨深いところだ。
白倉又谷に架かる橋を渡り、沢音に新緑が降り注ぐ本沢川左岸に付けられた道を辿って行く。
硫黄の香りが、五色湯跡ともう一ヶ所で漂っているが、それらを確認する時間はない。

昨年坊主上げの道から花抜峠を歩いた時から奈良県側の古道は気になっていました。

 二俣まで谷を辿り、中間尾根に取つく。地面は岩屑に覆われていて先日の江馬小屋で見た緩傾斜地と同じだ。ただ、こんな岩屑が覆うところにどうやって植林したのか、こちらは杉山である。

さすが「土倉式造林法」発祥の地ですね。

 傾斜が緩やかになり、槇ノ平の一角に乗る。辺りの植林には真新しい熊剥ぎの痕が残っている。針葉樹の内皮が甘くなる季節がはじまっているのだ。

へぇー「内皮が甘くなる季節」ですか。 :ugeek:

 1123ピークは、シャクナゲ・ヤマツツジが咲き、皆伐の三之公谷源流部が見渡せる。そこからすぐで台高主稜線の振子辻だ。風が吹き寒いので、コルまで降りて休憩だ。
左、植林の中緩やかに下る大きな倒木の倒れ込んだ谷筋は、もう宮川不動谷の源流部なのが、奈良にいる三重県在住者だからか?不思議な感じがする。

振子辻っていうのは不動谷にぬける道の分岐だったんですか?

 大台辻から筏場へ降りる道は、予想だにしていなかった道周りにツガなど針葉樹の巨木の道だった。釜ノ公谷側はストンと落ちる崖のようなところが多い。
この道が通行止めである原因の崩落地は数あれど、一ヶ所を除けばバリエーションルートに慣れている人なら歩ける崩落現場であり、すでに巻道ができている。
問題の一ヶ所の橋も流された崩落個所は、急傾斜のガレ沢で何本もロープが張られてはいるものの足元が不安定で、灌木が生えるところまで大きく高巻くのが賢明だろう。

昔、奈良県が古道の修復工事をしたように思ったのですが、その痕跡はありました?

 倒れた建物があるところが「三十三荷」だろうか?ここで尾根を越え釜之公谷側から本沢川側斜面に移り、自然林から植林に変わった。

昔は木材の集積地だったのでしょうか?

釜之公谷吊橋でケーキにお茶して、思わぬシャクナゲの盛期に巡り合わせた幸運、アケボノツツジからシロヤシオ、ヤマツツジまで見れ、豊かなブナの新緑の森に、巨木が沿う古道と、天候こそ恵まれなかったがこの日の山行を愛で駐車地へと帰ったのであった。

ケーキでしたか、抹茶に和菓子の方が似合いそう。
シャクナゲ回廊と合わせて周回コースを設定するなんざあ・・おしゃれですね。 :idea:

※ 500円で買ってきた中島みゆきの「臨月」と「寒水魚」のLPを聴きながらコメントを打っていました。
   レコードなんてだれも買わないんだろうなあ・・・
                                                   わりばし
一休
記事: 60
登録日時: 2011年3月14日(月) 18:52

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by 一休 »

zippさん、お久です。

久しぶりに19・20日、zippさんの行っていた少し北で、1人篭ってました。


zipp さんが書きました:
釜之公谷吊橋でケーキにお茶して、思わぬシャクナゲの盛期に巡り合わせた幸運、アケボノツツジからシロヤシオ、ヤマツツジまで見れ、豊かなブナの新緑の森に、巨木が沿う古道と、天候こそ恵まれなかったがこの日の山行を愛で駐車地へと帰ったのであった。
ケーキにお茶?
いいなぁ~。
シャクナゲ、たっぷり花を咲かせているのと、ほとんど付けていないのといろいろでしたね。
今週、また違う花が咲きそうなのを見つけたんだけど、田舎に帰らないといけなくなりました。
ガッカリ・・・

早くみんなでテン泊しようと、弟子がうるさいですわぁ。
テント新調されましたか?

                   一休
添付ファイル
久しぶりにボォ~としていたテン場
久しぶりにボォ~としていたテン場
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by zipp »

 
 こんばんは、わりばしさん。

昨年坊主上げの道から花抜峠を歩いた時から奈良県側の古道は気になっていました。
 あの道は、坊主上げの道とは違うのではないかと云う異論が出ているようですが・・・(^^;。
野呂介石の『臺山踄歴略記』を読んでないので、なんとも云い難しです。県立図書館にもなかったよね?わりばしさん。
 しかし明治の頃、こんな道をよく造ったものです、土倉庄三郎(・・・本スレッドに誤字を使ってました、あとで訂正を加えます)。

さすが「土倉式造林法」発祥の地ですね。
 東大の本多静六も土倉から学んでいたんですね。と昨日知った。すると本多静六に学んだ千秋社は、土倉の孫筋にあたるわけなんだ。

へぇー「内皮が甘くなる季節」ですか。 :ugeek:
 こんど、植林見たらカワハギして内皮削って食べてみてください(^^)。6月いっぱいは甘いかもね。

振子辻っていうのは不動谷にぬける道の分岐だったんですか?
 わたしはこの「辻」については気にもとめてなかったです(^^;
筏場にあった地図看板を見ると、「難路」ながら縦走路と交差する道として、奥玉谷から不動谷へ抜ける道が描かれていました。
[attachment=1]筏場の地図看板_925.jpg[/attachment]
昔、奈良県が古道の修復工事をしたように思ったのですが、その痕跡はありました?
 「昔」と云うのは2004年の豪雨被害のあとと云う意味なのかな?そうならば、釜之公吊橋と桟橋、鎖とかがそうなのかなぁ。
どっちにしろ、釜之公吊橋以遠は工事する気もないんでしょ?

昔は木材の集積地だったのでしょうか?
 「三十三荷」と云う地名のこと?どういう意味なんだろうね?
地図には「三十三荷坂」と記しているのもあるから、33回荷を降ろして休むような長い坂道なのかな?と思ってたけど。

ケーキでしたか、抹茶に和菓子の方が似合いそう。
シャクナゲ回廊と合わせて周回コースを設定するなんざあ・・おしゃれですね。 :idea:

 ケーキと書いたけど、カステラでしたわ(^^;。それに紅茶。
シャクナゲは、最初からオツムに無かったんですけどね~。この辺りの縦走路を三重県側から日帰りで歩くのは難しいですからね。
ドライブウェイ使って降りたくはないしね。

※ 500円で買ってきた中島みゆきの「臨月」と「寒水魚」のLPを聴きながらコメントを打っていました。
   レコードなんてだれも買わないんだろうなあ・・・

 朝から中島みゆき聞いて、シミジミコメント打ちごくろうさまです(^^;
わりばしさん、まおはりさんのような趣味も持ってたんだよね。
白ヤマツツジ_800.jpg
添付ファイル
筏場にある地図看板
筏場にある地図看板
最後に編集したユーザー zipp [ 2012年5月25日(金) 00:12 ], 累計 1 回
   zipp
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by zipp »

[attachment=1]DSCN2289_800.jpg[/attachment]
zippさん、お久です。
 一休さん、こんばんは!
 先日メール頂いてましたし(^^;;、お久と云うわけでもないような :mrgreen:

久しぶりに19・20日、zippさんの行っていた少し北で、1人篭ってました。
 おっ、台高を南下されたんですね。三之公から入ったあたりでしょうか。
あの?大酒飲みの弟子もいないところで、篭るのもいいですよね(^^)。
 この日は、満月真近だったから、月光とαの被写体を映されようとされていたのかな?

いいなぁ~。
シャクナゲ、たっぷり花を咲かせているのと、ほとんど付けていないのといろいろでしたね。

 ケーキに紅茶いいでしょ(^^)。
抹茶をたてろとまではいいませんが(^^;。是非弟子さんにキビシクですよね(^^)!
 シャクナゲは、わたしたちが歩いたところは、結構花が付いてて、裏年を感じませんでした。

今週、また違う花が咲きそうなのを見つけたんだけど、田舎に帰らないといけなくなりました。
ガッカリ・・・

 わたしは親が無くなり1年経過(グーさんも)。まぁ、一年は悼むのを優先に。とっちゃんもね(^^;。
しかし、昨年の3.11以降、わたしの回りではコロコロ人が死んじゃってる・・・。なんかあるのかなぁ?


早くみんなでテン泊しようと、弟子がうるさいですわぁ。
テント新調されましたか?

 近々新調する予定です(^^)。
んでは、弟子さんがそれなりにダイエットしないといけないところをテン場にしましょうか?
・・・・・・あぁ、それでも負担は一休さんに回ってきそうですね(^^;;;。
ヤマツツジの大木
ヤマツツジの大木
添付ファイル
1123ピークから北西を望む。
1123ピークから北西を望む。
   zipp
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by シュークリーム »

zippさん、おはようございます。
この前の週末はあっちの方へ行っていたんですか。わたしは家の用事で山には行けずじまいでした。明日、明後日も仕事で山には行けません。
振子辻から大台ケ原は3年前の台高縦走で歩いたところで、いろいろアクシデントがあったせいかよく覚えている場所です。大台ケ原の周辺にはまだいくつか踏んでみたいピークが残っていますので、機会があれば行ってみたいと思っていました。といっても私の場合は大台ケ原の駐車場が起点ですが(^^;)


尾根が消え斜面の傾斜が強まりはじめた小さな谷筋に、幹周5mはありそうな大きなトチノキが残されていた。その大トチのすぐ上はもう岩盤が露出している。岩盤を巻いて登り、右に顕著になる尾根にのれば、樹木が切れ南面の風景を垣間見えた。残念ながら大台ヶ原方面にはガスが湧いている。今日一日なんとか天候が持ってほしいものだ。 

この前、振子辻に直接上がっている尾根を見ていたので、その尾根かと思ったのですが違うようですね。2.5万地図を片手に読ませてもらいました。

 ここからしばらくは、進行方向左手・三重県側不動谷源流部は植林、右手・奈良県側は自然林、そして稜線道はヒノキ・コウヤマキなどの大木にシャクナゲの絡む道。そのシャクナゲが見事に花の盛りを迎え、暗い針葉樹の道を照らしてくれている。
 いつものように地形図をプリントアウトして持ってきたのだが、県境を幅広く黄色く塗りつぶされた新しい地図は、県境稜線の等高線の見づらいことこの上なしだ。稜線上にいることは確かなんだが、現在位置がいつの間にか不明になってしまい、1118標高点が遠い。
 

あのあたり、小さなアップダウンがあって、3年前は100mごと位に立ち止まっていました。台高縦走路で一番つらかったところです。元気であれば何ともないところなんでしょうが、道迷いの後だったので(^^;)

 ここから先は、三重県側は西谷の源流部が稜線へ緩やかに登りあがり、ブナやミズナラ、ヒノキやツガなどの大木の森。彷徨い歩きたい森が続く。
そして、本日の最高標高点1290+αm、左に尾根を延ばすピークを越えたところが最高点。ピークの先には、満艦飾の花を付けたシャクナゲだ。さらにその先に進もうとして、ルートを外していることに気づいた。太尾根なのでトラバースして本来のルートにもどった。普通ここでは間違わないだろうというところで間違ってしまった。たぶん好奇心が勝った迷いだ。


あのあたり、彷徨ってみたいところですよね。あの辺りにテントを張って、1日ぼうっとしておると気持ちよさそう :)

 大台辻。筏場から上がってきた土倉古道は、三重県側の大台ケ原山腹を、西谷を堂倉谷を越えトラバースして沖見峠を越え花抜峠へ向かう。

台高を縦走して大台辻に来るとようやく人間の世界に戻ったという安ど感が生まれます。大台辻についたときはうれしかったですね :D

釜之公谷吊橋でケーキにお茶して、思わぬシャクナゲの盛期に巡り合わせた幸運、アケボノツツジからシロヤシオ、ヤマツツジまで見れ、豊かなブナの新緑の森に、巨木が沿う古道と、天候こそ恵まれなかったがこの日の山行を愛で駐車地へと帰ったのであった。

ケーキにお茶ですか。うらやましいな~ :D
今度私もどこかでまったりしよっと ;)
お疲れ様でした。
                         @シュークリーム@
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20120519-30.jpg
zippさん、おはよ~。

1つ前のレポを ようやく・おぼろげながら・なんとなく 読解できたかな?
と思ったら、もう次のレポが出てきました。
最近のzippさんはレポアップ早くなりましたね~。しかも長文。暇になってきたのですか?

【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

さっぱり様子の分からない山域です。

 家から筏場までおよそ2時間半。遠いような近いような距離である。

遠いような近いような。

奈良県側から入った三重県在住者だからか?不思議な感じがする。

新鮮な感覚ですか? それとも、懐かしい感覚でしょうか?

この辺りは迷う仕掛けがいっぱい揃っていそうだ(^^;。

う~ん、ヤバイ! 行きたいような 迷ってしまいそうな。

咲残りのアケボノツツジがチラホラと咲いている。

この辺りはシロヤシオとアケボノツツジが同時に咲くのですね。

ランチはびぃちゃんが用意してくれた皿うどん。餡かけなので温まり、ちょうどいい。

zippさんの山菜天ぷらが食べたい。

添谷の頭を後にする。ここから先は、ブナやミズナラ、ヒノキやツガなどの大木の森。彷徨い歩きたい森が続く。

ドライブウェイで安直に高度を上げて、彷徨いに行ってみようかな。


                     グー(伊勢山上住人)
アバター
山日和
記事: 3584
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by 山日和 »

zippさん、こんばんは。
未だに雪追いしている身としては、目にもまぶしい新緑と花のレポです。(^_^;)

 家から筏場までおよそ2時間半。遠いような近いような距離である。

私の場合も2時間以内なら近いって感じですかね。3時間ならちょっと遠征、先週みたいに4時間オーバーだと「遠い~」となります。(^^ゞ

ここ筏場は、三重・紀北町船津の花抜峠へ抜ける土倉古道の現在の起点であり、感慨深いところだ。

ここにはゲートがあって駐車料金を取られましたが、今でもそうでしょうか?

黒倉又谷を越えて釜之公谷に架かる吊橋を越えたところで、谷に降りる。植林の中、杣道らしき道は槇ノ平谷の出合に導いてくれた。

手前の黒石、筏場を過ぎてからの黒倉又、釜之公は懐かしいところです。長いこと行ってないなあ。

左、植林の中緩やかに下る大きな倒木の倒れ込んだ谷筋は、もう宮川不動谷の源流部なのが、奈良県側から入った三重県在住者だからか?不思議な感じがする。

宮川下流から辿ればずいぶん奥地ですが、奈良県側からだと集落の近くですからね。面白いもんです。

 いつものように地形図をプリントアウトして持ってきたのだが、県境を幅広く黄色く塗りつぶされた新しい地図は、県境稜線の等高線の見づらいことこの上なしだ。

電子国土ポータルじゃないの? 送電線も載った以前のきれいな地形図に切替えられますが・・・

帰宅後見たエアリアの地図の振子辻は明らかに位置が違うし、引水迫も違う。この辺りは迷う仕掛けがいっぱい揃っていそうだ(^^;。

昔から地図に「迷」マークが付いてるところでしたね。

ここにきて不動谷の植林からはなたれて辺りは自然林に変わった。稜線にはシロヤシオにヤマツツジが開花し、対岸の尾根には、びっしりとピンクの花を付けたシャクナゲが並んでいる。

そういう風景にずいぶんお目にかかってないですわ。(^^ゞ 台高も昔は結構通ったんだけどね。

そのアケボノツツジも添谷ノ頭付近では見頃に咲くのを見て、予想より若干早く山頂に到着し、東尾根に少し入った風避けの底部でシートを広げた。

このあたりは未踏なんで行ってみないといけません。ブナの巨木があると聞いてるし。

 ここから先は、三重県側は西谷の源流部が稜線へ緩やかに登りあがり、ブナやミズナラ、ヒノキやツガなどの大木の森。彷徨い歩きたい森が続く。

いい感じですね~。(^^♪

さらにその先に進もうとして、ルートを外していることに気づいた。太尾根なのでトラバースして本来のルートにもどった。普通ここでは間違わないだろうというところで間違ってしまった。たぶん好奇心が勝った迷いだ。

おっと、zippさんでもそんなことあるんですねえ。(^^ゞ

 この辻から南下し、川上辻へ抜ける道は、大台教会への道だ。これもまた土倉庄三郎氏が作り、大台教会へ寄進した道である。

大台辻から西谷付近の風情、川上辻への道の雰囲気は私も好きなところです。

 大台辻から筏場へ降りる道は、予想だにしていなかった道周りにツガなど針葉樹の巨木の道だった。釜之公谷側はストンと落ちる崖のようなところが多い。
この道が通行止めである原因の崩落地は数あれど、一ヶ所を除けばバリエーションルートに慣れている人なら歩ける崩落現場であり、すでに巻道ができている。


一応通行禁止のようですが、問題なく歩けるようですね。

こんな時間に小さなザックで?と思い声をかけると、できれば大台辻までとのこと。理解できない登山者が増えてそうな気がする。

うーん、どういう行動パターンなんやろ? でも普通の人から見たらzippさんの方が「理解不能」な登山者かも。(^_^;)

 倒れた建物があるところが「三十三荷」だろうか?ここで尾根を越え釜之公谷側から本沢川側斜面に移り、自然林から植林に変わった。

ドライブウェーができる前は大台ケ原への奈良県側のメインルートでしたからね。私が生まれる前ですが。(^^)/

釜之公谷吊橋でケーキにお茶して、思わぬシャクナゲの盛期に巡り合わせた幸運、アケボノツツジからシロヤシオ、ヤマツツジまで見れ、豊かなブナの新緑の森に、巨木が沿う古道と、天候こそ恵まれなかったがこの日の山行を愛で駐車地へと帰ったのであった。

いい一日でしたね。疲れもしなかったでしょうけど、お疲れさまでした。(^^)


                山日和
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

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ヤマツツジの大木
ヤマツツジの大木

 シュークリさん、こんばんは。

わたしは家の用事で山には行けずじまいでした。明日、明後日も仕事で山には行けません。
 シュークリさんの場合、天泊で二日開けてばかりいると、家事が溜まっちゃうでしょ?
日曜日のヤブオフには、用事があって参加できないので、あすはまったりと通い慣れた台高北部の山を楽しんできます(^^)。

振子辻から大台ケ原は3年前の台高縦走で歩いたところで、いろいろアクシデントがあったせいかよく覚えている場所です。大台ケ原の周辺にはまだいくつか踏んでみたいピークが残っていますので、機会があれば行ってみたいと思っていました。といっても私の場合は大台ケ原の駐車場が起点ですが(^^;)
 是非テントもって、筏場起点とか、三重県側だと大台林道起点、栃山林道、二ノ俣林道起点とかがやっぱよろしいおます(^^)。
あっ、栃山林道起点ではもう行ってらっしゃいましたね。

この前、振子辻に直接上がっている尾根を見ていたので、その尾根かと思ったのですが違うようですね。2.5万地図を片手に読ませてもらいました。
 奥玉谷と三之公の分水嶺の尾根かな?アソコはヤブ尾根だという話ですから。

あのあたり、小さなアップダウンがあって、3年前は100mごと位に立ち止まっていました。台高縦走路で一番つらかったところです。元気であれば何ともないところなんでしょうが、道迷いの後だったので(^^;)
 1118標高点まで植林と自然林の境界尾根だとわかってれば、多分簡単にたどれそうです。ただ現在地は、私が持ってた地図では判別付きませんでした。コンパスまではださなかったですが(^^;。

あのあたり、彷徨ってみたいところですよね。あの辺りにテントを張って、1日ぼうっとしておると気持ちよさそう :)
 ただ、地形図見ると、すぐ下に大台林道が走ってるんですよね、ちょっと興覚めですよね。
[attachment=1]大台辻付近_925.jpg[/attachment]
台高を縦走して大台辻に来るとようやく人間の世界に戻ったという安ど感が生まれます。大台辻についたときはうれしかったですね :D
 池木屋山以来やっと人間の世界!ですね。
縦走はしてないけど、わかるような気がします(^^)。

ケーキにお茶ですか。うらやましいな~ :D
今度私もどこかでまったりしよっと ;)

 いや、この日はそれほどまったり山行じゃなかったんですが(^^;。
午前の休憩のフルーツ、お昼は1時間、午後の休憩のおやつとお茶というのは、すでにフォーマットされた山行なのです(^^)。


 p.s.某ソフトを更新したら、気づかない間にfepが乗っ取られてしまったみたい。今あるすべてのレスに返信したいと思ってたのに・・・。
先日の一休さんやグーさんじゃないけど、更新さヘよく読んで理解しないとできなくなったネット社会になってしまったね。
添付ファイル
大台辻のすぐ北の森
大台辻のすぐ北の森
   zipp
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by zipp »

[attachment=0]御座嵓から大台ケ原_800.jpg[/attachment]
 グーさん、こんばんは。

1つ前のレポを ようやく・おぼろげながら・なんとなく 読解できたかな?
 biwa爺さんは、ちゃんと理解されてたようですから、いつの間にか追い越しちゃいましたね(^^;。

さっぱり様子の分からない山域です。
 今度、王女さまの随伴山行のおりにでも、お聞きあそばせ(^^)。

新鮮な感覚ですか? それとも、懐かしい感覚でしょうか?
 我が家は、宮川の近くですから、不思議な感覚です。
奈良県側から入って、ここで小用したら、流れてくるんだよね~、とかね。

う~ん、ヤバイ! 行きたいような 迷ってしまいそうな。
 縦走路にはテープが付いてるから・・・。
是非、GPSはお家でネンネしてもらってね。

この辺りはシロヤシオとアケボノツツジが同時に咲くのですね。
 同時と云うわけではないけど、今年の気温のなせる業でしょうか?アケボノツツジとシロヤシオが同じ尾根の下部と上部で見れることはあっても、隣あって咲いてるのは、初めて見ましたよ。
[attachment=1]アケボノツツジ_800.jpg[/attachment]
zippさんの山菜天ぷらが食べたい。
 きょうのランチは、天ぷらにそばでしたワン!

ドライブウェイで安直に高度を上げて、彷徨いに行ってみようかな。
 筏場からの周回がいいですよ(^^)。わざわざ積雪期に行く必要はありませんが(^^;。


                     
添付ファイル
御座嵓から大台ヶ原
御座嵓から大台ヶ原
アケボノツツジ
アケボノツツジ
   zipp
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記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by zipp »

御座嵓
御座嵓

 山日和さん、こんばんは。

未だに雪追いしている身としては、目にもまぶしい新緑と花のレポです。(^_^;)
 雪渓のオッカケの嵌ってられるようですね(^^;。

私の場合も2時間以内なら近いって感じですかね。3時間ならちょっと遠征、先週みたいに4時間オーバーだと「遠い~」となります。(^^ゞ
 まず、登山口が県外だと遠い感じがします(^^;。2時間半だと熊野の山ぐらいかな。

ここにはゲートがあって駐車料金を取られましたが、今でもそうでしょうか?
 林道のK林業の事務所?前には、看板があって、林道奥に行かれる場合は声をかけるよう書かれてありますが、人がいないんだもの(^^;。
あの駐車地にも何も書かれてありませんよ。

宮川下流から辿ればずいぶん奥地ですが、奈良県側からだと集落の近くですからね。面白いもんです。
 筏場への林道途上には、まだ棲んでられるお家があるのですね。ビックリでしたわ。

電子国土ポータルじゃないの? 送電線も載った以前のきれいな地形図に切替えられますが・・・
 切り替えできるのは知っているのですが、なんで以前の地図をプリントアウトしなかったんだろう?
眼っきり、視力が遠くなってる身にも関わらず・・・。

昔から地図に「迷」マークが付いてるところでしたね。
 エアリアだけで、このルートを歩けば混乱必至でしょうね(^^;。
そもそもエアリアを見るのは、視力的にしんどいわたしですが(^^;

そういう風景にずいぶんお目にかかってないですわ。(^^ゞ 台高も昔は結構通ったんだけどね。
 まぁ、雪渓オッカケできなくなったら、堪能してくださいまし。

このあたりは未踏なんで行ってみないといけません。ブナの巨木があると聞いてるし。
 もしこの周回コースをとられるんなら、屏風岳もお願いね。迷いさへしなければ、十分時間ありますし。
巨ブナ、ほんまにあるのかなぁ。植林の中なんだよね。

おっと、zippさんでもそんなことあるんですねえ。(^^ゞ
 普通尾根の分岐点が標高高いはずなんだけど、その先がちょっとだけ高いんだよね~。

大台辻から西谷付近の風情、川上辻への道の雰囲気は私も好きなところです。
 このあたりは未踏ですが、是非下から行ってみたいと思ってます。
引水迫~添谷ノ頭~大台辻みたいな感じなんだろうね。

一応通行禁止のようですが、問題なく歩けるようですね。
 この道、直す気がないみたいですね。
考えてみれば、小橡から登る道も西大台の規制に引っ掛かるし、筏場も通行止めなら、登山者はドライブウェイを車で登れと云っているに等しいですよね。

うーん、どういう行動パターンなんやろ? でも普通の人から見たらzippさんの方が「理解不能」な登山者かも。(^_^;)
 いやいやいや!すれ違いざまだと、顔にでもルートを落書していないかぎりわからない(^^;。

ドライブウェーができる前は大台ケ原への奈良県側のメインルートでしたからね。私が生まれる前ですが。(^^)/
 ドライブウェイができても使われてきてたんじゃないのかなぁ、知らないけど。

 このあたりは、ちょっと寒くなった秋にでも行かれるのがいいかもしれませんね~。
白シャクナゲ_800.jpg
   zipp
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by pana »

zippさんおはようございます。
「添谷山~大台辻周回」を見て出てきました。私の大好きなブナの森です(^^)

07:10 筏場駐車地--- 07:55~08:05 槇ノ平谷(北谷)出合--- 09:00 大栃--- 09:25 1123mピーク(振子辻の高)--- 09:40~09:50 振子辻南のコル--- 09:40~09:50 引水迫--- 11:10~11:15 御座嵓--- 11:40~12:45 添谷ノ頭(昼食)--- 13:35~13:45 大台辻--- 14:10 銀嶺水--- 14:50~15:00 釜之公谷吊橋--- 15:35 駐車地
 家から筏場までおよそ2時間半。遠いような近いような距離である。
早いご出勤ですね。私はどの山域でもその時間です。
ここ筏場は、三重・紀北町船津の花抜峠へ抜ける土倉古道の現在の起点であり、感慨深いところだ。
白倉又谷に架かる橋を渡り、沢音に新緑が降り注ぐ本沢川左岸に付けられた道を辿って行く。
硫黄の香りが、五色湯跡ともう一ヶ所で漂っているが、それらを確認する時間はない。
花抜峠、一度連れて行ってもらったことがありますが、ええとこですね。
本沢川、昔遡行したことがあります。なんとなく、頭の中で地図を描いています。

 
1123ピークは、シャクナゲ・ヤマツツジが咲き、皆伐の三之公谷源流部が見渡せる。そこからすぐで台高主稜線の振子辻だ。風が吹き寒いので、コルまで降りて休憩だ。
左、植林の中緩やかに下る大きな倒木の倒れ込んだ谷筋は、もう宮川不動谷の源流部なのが、奈良県側から入った三重県在住者だからか?不思議な感じがする。
この日は風が強かったのですか~
ちょうど帰阪していました。
右手・奈良県側は自然林、そして稜線道はヒノキ・コウヤマキなどの大木にシャクナゲの絡む道。そのシャクナゲが見事に花の盛りを迎え、暗い針葉樹の道を照らしてくれている。
 いつものように地形図をプリントアウトして持ってきたのだが、県境を幅広く黄色く塗りつぶされた新しい地図は、県境稜線の等高線の見づらいことこの上なしだ。稜線上にいることは確かなんだが、現在位置がいつの間にか不明になってしまい、1118標高点が遠い。
シャクナゲいいですね、シャクナゲが終わると次はシロヤシオやね、大台は。
 
 
きょうの山は暑いのではないかと予想していたが、寒い。ランチはびぃちゃんが用意してくれた皿うどん。餡かけなので温まり、ちょうどいい。
山は暖かいのがいいですね。聞いただけで美味しそう~


 
三重県側は西谷の源流部が稜線へ緩やかに登りあがり、ブナやミズナラ、ヒノキやツガなどの大木の森。彷徨い歩きたい森が続く。
私もこのあたり大好きです。
でも連れて行ってもらったので一人では行けないのが情けない(><)


 
この辻から南下し、川上辻へ抜ける道は、大台教会への道だ。これもまた土倉庄三郎氏が作り、大台教会へ寄進した道である。
 

そうなんや、やっぱ博学やね、zippさん。
釜之公谷吊橋でケーキにお茶して、思わぬシャクナゲの盛期に巡り合わせた幸運、アケボノツツジからシロヤシオ、ヤマツツジまで見れ、豊かなブナの新緑の森に、巨木が沿う古道と、天候こそ恵まれなかったがこの日の山行を愛で駐車地へと帰ったのであった。
とてもいい1日でしたね。
私は孫の幼稚園の遠足で「富士サファリーパーク」でした。
もう4ケ月すぎましたが、あとひと月ぐらいかな・・・・
添付ファイル
RIMG0023a.jpg
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲの回廊とブナの豊潤な森(筏場から振子辻~添谷ノ頭~大台辻周回)

投稿記事 by zipp »

[attachment=1]シロヤシオシャクナゲ_800.jpg[/attachment]
 panaちゃん、こんばんは。

「添谷山~大台辻周回」を見て出てきました。私の大好きなブナの森です(^^)
 いい山ですよね。panaちゃんたちは、秋に一泊で行かれてたんでしたよね。秋もいいでしょうね。

花抜峠、一度連れて行ってもらったことがありますが、ええとこですね。
本沢川、昔遡行したことがあります。なんとなく、頭の中で地図を描いています。

 奈良の山中、川上村から三重の海の町に繋げる道を造るなんて、明治の頃によく発想し、やり遂げたんだから凄いよね。

この日は風が強かったのですか~
ちょうど帰阪していました。

 風は強くはなかったですが、山上は寒くて風にあたるとよく冷える日でした。

シャクナゲいいですね、シャクナゲが終わると次はシロヤシオやね、大台は。
 シャクナゲの花を見に行ったわけではないですが、シャクナゲの花はドンピシャ!でした。
それプラス、アケボノ・シロヤシオ・ヤマツツジ・ウスギヨウラクなど見れたんですから、花だけでも十二分に満足です(^^)。
 
山は暖かいのがいいですね。聞いただけで美味しそう~
 まぁ、皿うどん(揚げソバ)は、麺は茹でなくっていいですしね。しかし山では初めて食べましたよ。

[attachment=0]DSCN2368_800.jpg[/attachment]
私もこのあたり大好きです。
でも連れて行ってもらったので一人では行けないのが情けない(><)

 このルート周回は、なかなかいいルートかもしれません。槇ノ平の登りが植林の中というのが、玉に瑕かな?それでも屏風岳に寄ればその瑕も癒される?

そうなんや、やっぱ博学やね、zippさん。
 どっかに書いてありました(^^;。

とてもいい1日でしたね。
私は孫の幼稚園の遠足で「富士サファリーパーク」でした。
もう4ケ月すぎましたが、あとひと月ぐらいかな・・・・

 はい、ありがとうね、panaちゃん。
あとまだひと月かかりますか。横浜生活長くなっちゃってますね~。からだをお大事にね!
すると、tabitoさんはずいぶん家事も上手になられたでしょうね(^^;
添付ファイル
DSCN2368_800.jpg
シロヤシオシャクナゲ_800.jpg
   zipp
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