【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

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シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by シュークリーム »

シャクナゲ
シャクナゲ
3年前の5月に3泊4日で台高(高見山~大台ケ原)を縦走した.半年前にテントを買ったばかりで,今から考えると無謀以外の何物でもなく,よく生きて帰れたと思う.池小屋山から南に入った途端に,これまでとは空気がガラッと変わったことを覚えている.それまでは人間の匂いのする登山道だったのが,道は踏み跡程度になり,朽ち倒れているブナの巨木を避けながら歩くことになる.これから先は神の住みたもう世界なのだと思った.今,その台高南縦走路に3年ぶりに足を踏み入れようとしている.楽しみなような,怖いような.台高には人にそんなことを考えさせてしまう魔力がある.

【 日 付 】2012年5月12~13日
【 山 域 】台高
【メンバー】O氏、シュークリーム

5月12日(1日目)
【 天 候 】曇り時々晴れ、強風
【 ルート 】No.14鉄塔巡視路 7:50―9:00 No.13,14鉄塔巡視路合流―12:05 ウグイ谷高―12:20 昼食 12:40―13:15 中井高―14:25 台高主稜線―15:00 ブナノ平(テント泊)

道の駅おおだいでO氏と6時半に待ち合わせる.下山口と入山口を自転車でつなごうかとも思ったのだが,O氏とはしばらく一緒に山を歩いていなかったので,久しぶりにどうかと思い声をかけたら一緒に行ってもよいということだった.いつもながらありがたいことだ.

大和谷橋を渡ったところの下山予定地近くのスペースに私の車を置き,入山口に向かう.入山は美濃ヶ谷手前のNo.14鉄塔巡視路だ.カーブミラーの横に2,3台分の駐車スペースがある.7時50分,出発.

O氏は昨年9月以来のテン泊山行だそうで,調子が出てくるまでにしばらく時間がかかりそうだ.30分ほどでNo.14鉄塔に出た後,道は踏み跡になるが,尾根芯を外さなければ迷うことはない.

シャクナゲが咲く道を楽しみながらゆっくりと登っていく.途中,等高線の込み合っているところが2,3か所あり,そのような所は木の根や岩につかまって登る.日帰り装備であれば何の苦もないのだが,テン泊装備を背負っているのでO氏は苦しそうだ.

850mあたりで一旦傾斜の緩い痩せ尾根になるが,900mあたりからまた急登となり,ぜいぜい言いながら登りきると1153mピーク横の稜線に出る.稜線に出たとたんに西からの強風にまともにあたることになり,体温が奪われるので雨具をつける.連休前半の暖かい山行と比べると季節が逆戻りした感じだ.

ここからウグイ谷高に至る稜線の道は,天気が良ければ気持ちのいいところだと思うが,何せ冷たい風が吹き付けているので,とても快適とは言えない.12時にウグイ谷高頂上着.予定のコースタイムはここまで4時間なので,ほぼ予定通りだ.寒いので記念写真を撮りあってすぐに頂上を辞し,風の当たらないところで昼食にする.

このあとは多少のアップダウンはあるものの気持ちの良い稜線歩きだ.1か月前に下見に来た中井高を過ぎ,台高主稜線に向かう.この道も痩せ尾根ではあるものの,大したアップダウンもなく順調に歩くことができた.むしろ道迷いするような地形ではないので,安心だ.

ウグイ谷高から2時間ほどで台高主稜線に出る.台高主稜線手前の1280mピークは自分にとって思いの強い場所だ.3年前,父が谷の高で右折すべきところをなぜか左折し,1280mピークまで来た.これまでの台高縦走コースでは屈曲点は常にピークにあったので,ここでもピークで方向転換するものと思い込んでいたのだ.ここから南西に下ることは覚えていたので,1280mピークから南西に伸びる尾根を下りてしまったのだった.テープがないなと思ったのだが,何度コンパスをチェックしても南西方向で間違いない.おかしいと思ったのは,隣の尾根がいつの間にか自分が歩いている尾根よりも高くなってからだった.

道を間違えたと思ったとたん,顔から血の気が失せ,下ってきた尾根を重いテン泊装備を背負って全力で戻った.道を間違えてから父が谷の高に戻るまでに2時間が経過していた.その日の行程は大台辻までは十分に行けるはずだったのだが,引水サコまで来て力が尽き果て,そこで3日目のテン泊をしたのだった.父が谷の高に再び来て,3年前と同じ道標を見た.なぜあの時に,道標を確認しなかったのだろうか.先日の雨子庵さんの遭難話はとても他人ごととは思えなかった.

台高主稜線を30分ほどで,テン泊予定地のブナノ平に到着.無人雨量観測所は3年前と同じで,懐かしかった.雨量観測所のコンクリートの平面に2つのテントを張り,今夜の宿にする.ここは風も当たらず,午後になって日が差してきたので,天国のようなところだ.雨量観測所のすぐ裏手に水場があり,水量も十分だ.3年前に通った時から,ここで一度テントを張ってみたいと思っていたのが,ようやく実現した.いつもの焼肉,焼野菜で夕食をとり,冷えてきたので,7時にはテントに入った.夏用シュラフとシュラフカバーではちょっと寒かったが,眠れないほどではなかった.
雨量観測所の前に張ったテント
雨量観測所の前に張ったテント
5月13日(2日目)
【 天 候 】快晴
【 ルート 】ブナノ平6:20―7:25 湯谷の頭―8:00 山の神の頭―9:00 縦走路分岐―9:50 林道出会い―11:40 大杉国見山―12:00 昼食 12:30―13:35 No.6鉄塔―13:50 No.7鉄塔―14:40 大和谷橋駐車地

朝4時半起床.風は収まり,よい山行日和になりそうな予感.気持ちの良いテン場を提供してくれたブナノ平に感謝しつつ,6時半ころ出発する.山の神の頭までは急なアップダウンが続く.岩場には固定ロープも付けられている.3年前に歩いているはずなのだが,すっかり記憶から抜け落ちている.きっとつらいところはすべて忘れてしまったのだろう.人間の記憶メカニズムのよいところだ.

ca 1150mピークを左折して下ると地池越えだが,我々はここを直進し,国見山に向かう.このピークは広々として気持ちのいいところだ.縦走路を外れ,国見山まではテープはない.GPSを確認しながらルートを決める.自分には地図とコンパスだけでこのような所を歩く能力はまだなさそうだ.ほどなく林道に出る.ガードレールなどもまだちゃんとしているのだが,林道上には崩れた土砂が堆積して,とても使用できる状態ではない.
土砂で埋まった林道
土砂で埋まった林道
国見山へ向かう稜線
国見山へ向かう稜線
林道を横切り,すぐまた斜面を登り始める.1112mピーク近くにはヒメシャラの若木の中に赤く塗られ,尾鷲営林署と書かれた筒が立っており,上は灰皿になっている.昭和の遺物だ.たしかzippさんのブログにもその筒のことが書いてある.

ここから国見山までは常に右側に急ながれ場を見ながらの歩きなので,GPSがなくても迷うことはない.12時前に国見山頂上着.頂上は見晴らしが悪いので,東峰のがれ場の横で昼食にする.目の前には昨日歩いたウグイ谷高の稜線や,仙千代が峰,大台ケ原とその左横に加茂助谷の頭も見える.後には古ヶ丸山から白倉山の稜線がすぐ近くに見える.

昼食後,大和谷橋に向かって下山開始.歩き始めてすぐの2本のアケボノツツジの花がちょうど満開ですばらしかった.今年はアケボノツツジが不作の年だが,ここだけは昨年並みの花の付き具合だ.1050m付近で,右側の斜面に降りなければならないのだが,O氏は尾根にそってそのまま直進してしまうので,大声で呼び戻し方向修正する.ここは迷いやすい場所だと思ってあらかじめ注意していたので,すぐに修正することができた.GPSがなければ迷っていたかもしれない.
今年の最高のアケボノツツジ
今年の最高のアケボノツツジ
1019mピークでNo.6鉄塔に出会い,あとはわかりやすい鉄塔巡視路にそって下山口まで到達できる.ここからはまず道迷いすることはないので安心だ.No.7鉄塔を過ぎると植林のトラバースとなる.延々と続く植林内の道は見晴らしもなく,ただ早く着きたい一心で歩いた.O氏もすっかりテン泊装備での歩きになれたらしく,最後はぶっちぎられてしまった.

大和谷橋のたもとにピンポイントで着地.車で入山口まで戻った後,フォレストピアで2日間の汗を流した.疲れたが,今回は道迷いもなく,楽しい山歩きだった.自分の中で空白になっていた山域に多少の感覚ができてよかった.この山行に関してはzippさんほか,やぶこぎネットの皆さんのレポを参考にさせていただきました.厚くお礼申し上げますm(__)m.
                         @シュークリーム@
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by biwaco »

こんにちは、シュークリームさん。

行かれたんですね~(^^)/
下見調査のレポを見て、興味深々でした。
GWの後半に池木屋方面へ行ったんですが、どこらへんかいなーと稜線から南方面を眺めてました。

台高はzippおいちゃんの後について中部山域を何回か歩いた程度で、いまだに様子が良く理解できてません。なんせ、近畿の屋根なんで、甍のかずだって半端じゃない。
イメージとしては、上部は下草やヤブが少なくてどこでも歩いて行けそうな感じ。
その分、道迷いもありそうで油断大敵ですけど。

今回、やっと池木屋山まで繋げたんで、それより南はボチボチ覗いてみようかな?と思ってます。
が、その気はあっても体が付いてこんのが実態。シュークリームさんのタフさには脱帽です。(ちょっとお歳が分からないのですが…)
朝の小屋池
朝の小屋池
P5060103.jpg (51.51 KiB) 閲覧された回数 3121 回
レポの中身のレスになってなくてゴメンナサイ。
後で地図を用意してじっくり跡を追ってみますわ。
今後、クリームさんや台高3兄弟のレポを参考(あくまで!)に、私にも行けそうなところを探して歩いてみます。
これからも読者をドキドキさせるセクシーレポをよろしくね~(^^)/

              ~biwaco
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by zipp »


 シュークリさん、こんばんは!
 やりましたね! GW明けの実施だとは思っても見なかったです。

池小屋山から南に入った途端に,これまでとは空気がガラッと変わったことを覚えている.それまでは人間の匂いのする登山道だったのが,道は踏み跡程度になり,朽ち倒れているブナの巨木を避けながら歩くことになる.これから先は神の住みたもう世界なのだと思った.
 池木屋山以南(東もか)になると、クマの密度が増す感じですもんね。痕跡多くなるし。

850mあたりで一旦傾斜の緩い痩せ尾根になるが,900mあたりからまた急登となり,ぜいぜい言いながら登りきると1153mピーク横の稜線に出る.
 この尾根、なかなかいい尾根ですよね。最後の急登は大変ですが。また歩きに行こうっと。

稜線に出たとたんに西からの強風にまともにあたることになり,体温が奪われるので雨具をつける.連休前半の暖かい山行と比べると季節が逆戻りした感じだ.
 こちらでは、日曜日の朝、霜が降りました。

ここからウグイ谷高に至る稜線の道は,天気が良ければ気持ちのいいところだと思うが,何せ冷たい風が吹き付けているので,とても快適とは言えない.
 1153とウグイの高主稜線の間は、まだ若い二次林でしたね。右手に最終ピークの国見山が大きくみえたことでしょう。

ウグイ谷高から2時間ほどで台高主稜線に出る.台高主稜線手前の1280mピークは自分にとって思いの強い場所だ.3年前,父が谷の高で右折すべきところをなぜか左折し,1280mピークまで来た.これまでの台高縦走コースでは屈曲点は常にピークにあったので,ここでもピークで方向転換するものと思い込んでいたのだ.ここから南西に下ることは覚えていたので,1280mピークから南西に伸びる尾根を下りてしまったのだった.テープがないなと思ったのだが,何度コンパスをチェックしても南西方向で間違いない.おかしいと思ったのは,隣の尾根がいつの間にか自分が歩いている尾根よりも高くなってからだった.
 あちゃ~、えらい間違いをしたのですね。
このピークこそが、父ヶ谷ノ高の名にふさわしいピークですよね。南面の展望もいいし。

> 何度コンパスをチェックしても・・・間違いない
 わたしもそんな道迷いをやったことがあります。トラバースしてのった尾根を進むが、方向はあっている。しかしオカシイ!!来た道を戻りました(^^;。

台高主稜線を30分ほどで,テン泊予定地のブナノ平に到着.無人雨量観測所は3年前と同じで,懐かしかった.雨量観測所のコンクリートの平面に2つのテントを張り,今夜の宿にする.ここは風も当たらず,午後になって日が差してきたので,天国のようなところだ.
 本来なら、ふかふかの落葉の上にテントを張りたかったでしょうが、ブナノ平は北西の風だと吹きさらっしですよね(^^;。

【 ルート 】ブナノ平6:20―7:25 湯谷の頭―8:00 山の神の頭―9:00 縦走路分岐―9:50 林道出会い―11:40 大杉国見山―12:00 昼食 12:30―13:35 No.6鉄塔―13:50 No.7鉄塔―14:40 大和谷橋駐車地
 初日もそうですが、見事な時間どりですね。

山の神の頭までは急なアップダウンが続く.岩場には固定ロープも付けられている.3年前に歩いているはずなのだが,すっかり記憶から抜け落ちている.きっとつらいところはすべて忘れてしまったのだろう.人間の記憶メカニズムのよいところだ.
 わたしは、この間を三度ほど歩いているはずだけど、行くたびに新鮮に映ります(^^;。

このピークは広々として気持ちのいいところだ.縦走路を外れ,国見山まではテープはない.
 この縦走路から外れたところは感じの良いところですよね。

ほどなく林道に出る.ガードレールなどもまだちゃんとしているのだが,林道上には崩れた土砂が堆積して,とても使用できる状態ではない.
 林道の崩壊と補修はイタチゴッコなのに、クニは国有林林道のさらなる拡充を図るそうだよ。谷を土砂でさらに埋める気なのかな。

林道を横切り,すぐまた斜面を登り始める.1112mピーク近くにはヒメシャラの若木の中に赤く塗られ,尾鷲営林署と書かれた筒が立っており,上は灰皿になっている.昭和の遺物だ.たしかzippさんのブログにもその筒のことが書いてある.
 ここは、大和谷地池谷と父ヶ谷の北谷枝谷にある道の尾根との交点だから置かれているのかな?
わたしが見たときは、やけに新しく感じました。

東峰のがれ場の横で昼食にする.目の前には昨日歩いたウグイ谷高の稜線や,仙千代が峰,大台ケ原とその左横に加茂助谷の頭も見える.後には古ヶ丸山から白倉山の稜線がすぐ近くに見える.
 ここの見晴らしはホンマにいいです。遠方は霞んでいたけど、寒気が入って五月にしては眺望の良い日でしたね。

1050m付近で,右側の斜面に降りなければならないのだが,O氏は尾根にそってそのまま直進してしまうので,大声で呼び戻し方向修正する.ここは迷いやすい場所だと思ってあらかじめ注意していたので,すぐに修正することができた.
 ここは、間違いやすい場所ですよね。わたしもチェックポイントでした(^^;。

No.7鉄塔を過ぎると植林のトラバースとなる.延々と続く植林内の道は見晴らしもなく,ただ早く着きたい一心で歩い
 伐採地で見晴らしがいいところが一ヶ所なかったかな?それとヒルはだいじょうぶだったかなぁ?

大和谷橋のたもとにピンポイントで着地.車で入山口まで戻った後,フォレストピアで2日間の汗を流した.疲れたが,今回は道迷いもなく,楽しい山歩きだった.自分の中で空白になっていた山域に多少の感覚ができてよかった.
 お疲れさま!です。いい山行で羨ましいです(^^)。

 13日、近くの白倉~野江俣の稜線あたりにいました。
[attachment=0]P5130180_640.jpg[/attachment]
添付ファイル
国見山は写ってないけど、中央ウグイです。
国見山は写ってないけど、中央ウグイです。
   zipp
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by 山日和 »

シュークリームさん、こんばんは。
このコースは私も何回かに分けて歩いているので情景が目に浮かびます。(*^_^*)

12時にウグイ谷高頂上着.予定のコースタイムはここまで4時間なので,ほぼ予定通りだ.寒いので記念写真を撮りあってすぐに頂上を辞し,風の当たらないところで昼食にする.

少し下った倒木のあるコルがいいランチ場ですね。このあたりにブナとヒメシャラが合体した夫婦和合の木がありませんでしたか?(^^ゞ

台高主稜線を30分ほどで,テン泊予定地のブナノ平に到着.無人雨量観測所は3年前と同じで,懐かしかった.雨量観測所のコンクリートの平面に2つのテントを張り,今夜の宿にする.

私が行った頃にはまだ何もありませんでした。
しかし落ち葉の絨毯がいいところなのになぜわざわざコンクリートの上に?

ca 1150mピークを左折して下ると地池越えだが,我々はここを直進し,国見山に向かう.このピークは広々として気持ちのいいところだ.

このあたり、実にいいところですね。西側斜面の樹林も素晴らしいです。

1112mピーク近くにはヒメシャラの若木の中に赤く塗られ,尾鷲営林署と書かれた筒が立っており,上は灰皿になっている.昭和の遺物だ.たしかzippさんのブログにもその筒のことが書いてある.

これですね。 :D
[attachment=0]IMG_5236_1.JPG[/attachment]

大和谷橋のたもとにピンポイントで着地.車で入山口まで戻った後,フォレストピアで2日間の汗を流した.

この山域に来ればフォレストピアで締めくくりですよね。(^^)/
充実のテン泊山行、お疲れさまでした。

                         山日和
添付ファイル
IMG_5236_1.JPG
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by シュークリーム »

Biwakoさん、お晩です。

きれいな写真ですね。写真を見る限り、池小屋山の池のところでテン泊されたみたいですね。あの辺は、水さえ確保できれば気持ちのよいテン場になるでしょうね。


行かれたんですね~(^^)/
下見調査のレポを見て、興味深々でした。
GWの後半に池木屋方面へ行ったんですが、どこらへんかいなーと稜線から南方面を眺めてました。


私は南の方から池小屋の方を見ていました。池小屋山から南は歩いている人がずっと少なくなって、ヤブメン好みの領域になりますね。台高ばかり行っている人たちの気持ちが何となくわかります。

台高はzippおいちゃんの後について中部山域を何回か歩いた程度で、いまだに様子が良く理解できてません。なんせ、近畿の屋根なんで、甍のかずだって半端じゃない。
イメージとしては、上部は下草やヤブが少なくてどこでも歩いて行けそうな感じ。
その分、道迷いもありそうで油断大敵ですけど。


そうですね、どこでも自分の好きなコ-スで歩けるというのが台高のいいところでしょうね。

今回、やっと池木屋山まで繋げたんで、それより南はボチボチ覗いてみようかな?と思ってます。

新名神ができてから滋賀県からは行きやすくなっていますので、ぜひまた台高へおいで下さいね。明神平や桧塚奥峰のあたりは山ガも結構いますんで ;)

が、その気はあっても体が付いてこんのが実態。シュークリームさんのタフさには脱帽です。(ちょっとお歳が分からないのですが…)

私くらいの年でテン泊装備で歩いている人はめったに見かけないですね。いったいいつまでテン泊山行ができるんでしょうかね。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by シュークリーム »

zippさん、おばんです。
zippさんって、あの辺りことをほんとによくご存じなんですね。レスを読みながらあまりに的確な指摘にびっくりしました。この山行を終えてからzippさんの山行記録を読み直して、やっとzippさんがどんなところを歩いたのかがわかるようになりました。といっても、zippさんの後追いをするつもりはありませんのでご安心を ;)


 やりましたね! GW明けの実施だとは思っても見なかったです。

そうなんですか。なんでだろう?

 この尾根、なかなかいい尾根ですよね。最後の急登は大変ですが。また歩きに行こうっと。

はい、zippさん好みの尾根なのかな?

 1153とウグイの高主稜線の間は、まだ若い二次林でしたね。右手に最終ピークの国見山が大きくみえたことでしょう。

はい、国見山がすぐ近くに見えていましたね。

 あちゃ~、えらい間違いをしたのですね。
このピークこそが、父ヶ谷ノ高の名にふさわしいピークですよね。南面の展望もいいし。


私もそう思いました。山名板のあるところはどうみてもピークではないのでなんでだろうと思ったのですが、山の地図を見てもその場所が父が谷ノ高になっていますので、そのままにしました。

 わたしもそんな道迷いをやったことがあります。トラバースしてのった尾根を進むが、方向はあっている。しかしオカシイ!!来た道を戻りました(^^;。

そうですか、zippさんでもそんなことがるんですね :D

 本来なら、ふかふかの落葉の上にテントを張りたかったでしょうが、ブナノ平は北西の風だと吹きさらっしですよね(^^;。

はい、その通りです ;)

 初日もそうですが、見事な時間どりですね。

やっぱ、ちょうど1泊2日のコースだったですね。

 わたしは、この間を三度ほど歩いているはずだけど、行くたびに新鮮に映ります(^^;。

私も読んだ本の内容をすぐ忘れてしまいます。おかげで同じ本を何度読んでもあきない :D 忘れるというのはいいことです。

 この縦走路から外れたところは感じの良いところですよね。

はい、広々とした明るいピークで、私も好きな場所です。

 ここは、大和谷地池谷と父ヶ谷の北谷枝谷にある道の尾根との交点だから置かれているのかな?
わたしが見たときは、やけに新しく感じました。


現代人の目から見ると、山の中になんで灰皿なんだろうと思ってしまいます。昔はそうだったんでしょうね。

 ここは、間違いやすい場所ですよね。わたしもチェックポイントでした(^^;。

はい、普通だとそのまま尾根を直進しますよね。よっぽど注意しないとあんな所を右折するなんて気づかない。

 伐採地で見晴らしがいいところが一ヶ所なかったかな?それとヒルはだいじょうぶだったかなぁ?

ありました。前回の下見で伐採地までは行っていたので、そこまで来てようやく下界に戻ってきたなと実感しました。ヒルは見なかったですね。Oさんがあまり早く歩くので、つい引っ張られてしまいました。そのおかげかな?

 13日、近くの白倉~野江俣の稜線あたりにいました。

そうですか。国見山から眺めていました。あのあたり、私も何度か歩きましたが、歩きやすいところですね。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん、おばんです。
入山口は山日和さんのレポを参考にさせていただきました。ありがとうございました :)


このコースは私も何回かに分けて歩いているので情景が目に浮かびます。(*^_^*)

大阪からだと三重県側よりもアクセスしやすいですよね。日帰りでも縦走路を十分歩けますね。

少し下った倒木のあるコルがいいランチ場ですね。

おそらく私たちもそこでお昼にしたんだと思います。

このあたりにブナとヒメシャラが合体した夫婦和合の木がありませんでしたか?(^^ゞ

へ~、そんなのがあるんですか。気がつかなかった :shock:

私が行った頃にはまだ何もありませんでした。
しかし落ち葉の絨毯がいいところなのになぜわざわざコンクリートの上に?


稜線近くの平坦地は風が強かったので、風のない下の方に張りました。下の方はコンクリートの上くらいしか平面がなかったんですね。水場もすぐ近くだったし。

このあたり、実にいいところですね。西側斜面の樹林も素晴らしいです。

ほんとにね、気持ちのよいところです ;)

これですね。

そうです、そうです ;)
やっぱり皆さん、不思議に思うんですね。
                         @シュークリーム@
アバター
山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by 山日和 »

シュークリームさん、再びこんばんは。

>このあたりにブナとヒメシャラが合体した夫婦和合の木がありませんでしたか?(^^ゞ

へ~、そんなのがあるんですか。気がつかなかった :shock:


これです。 :mrgreen:
[attachment=0]ブナに~1_1_1.JPG[/attachment]

                      山日和
添付ファイル
ブナに~1_1_1.JPG
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】シャクナゲ咲く奥座敷をグルリップ:ウグイ谷高~台高主稜線~大杉国見山

投稿記事 by シュークリーム »

へ~、ほんとですね~ :o
全然気がつかなかったな~。

山日和さん、こんなのに目ざといですね~ :mrgreen:
いいものを見せてもらいました :D

ところで、26,27日とどうしても外せない行事があり、今度のオフ会は欠席させていただきますm(__)m
盛会になりますように。
次回のオフ会を楽しみにしています。
                         @シュークリーム@
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