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【台高】シャッポ山から、癒しの源流へ。
Posted: 2012年5月08日(火) 23:38
by zipp
わたしの山歩きは、稜線通しの歩きでもなく、谷通しの歩きでもないことが多い。
稜線に登り、標高を下げて谷を遡り、また稜線に登ったりする。谷を遡り、稜線に登り、谷に降り、また稜線に登ったりとか。そんな山歩きだと、必然的にトラバースが多くなる。
たぶん、こんなわたしの山歩きを育ててくれたのは、台高の三重県側の山々斜面だ。
元々ピークには執着はないので、地形図を見て、または展望を見て行ってみたい場所へのルートを探ると上記のようにならざるを得ないのだ。
この山行もそういった、エエトコ採りの日帰り山行だ。
[attachment=4]奥ノ平谷_925.jpg[/attachment]
【 日 付 】2012年05月05日
【 山 域 】台高中部 シャッポ山 奥ノ平谷 東千石山(1380.3三角点の東南東co1370mピーク)
【メンバー】びぃ zipp
【 天 候 】すばらしい!晴天
【 ルート 】《奥ノ平谷出合~シャッポ山~奥の平谷源流~東千石山~喜平小屋谷出合~千石林道》
07:25 ヌタハラ橋手前路肩--- 07:40 千石谷堰堤上--- 09:50~10:00 シャッポ手前のコル--- 10:30 シャッポ山図根点--- 11:15 尾根分岐(co1230m)--- 11:30~13:20 奥ノ平谷co1090m--- 14:25~14:35 東千石山--- 15:30~15:40 喜平小屋谷出合--- 17:05 駐車地
久しぶりの蓮入りだ。ゴールデンウィークだというのにヌタハラ橋のたもとに1台の車しか見かけない。
橋を渡った先の倒れ込んでいた木は、漸く伐採されたものの、車での侵入は困難なままだ。荒れた千石林道を登ってゲートから、奥ノ平谷出合へと降りる。オニグルミの赤い雌花が可愛く咲いている。
先日の大雨で出合の石飛渡渉はできず、千石谷の砂防上を靴を脱いで渡渉する。渡渉を終え靴下を履こうとしたら、もうヒルが付いている。昨日の「りん・りん」と遇った奥伊勢の山では、すでに4匹程を成仏させたけど。
杣道を通り植林の尾根芯に乗った先の岩場では、思わぬシャクナゲがどの樹も豪勢な花を付けてお出迎えだ。
今年はシャクナゲの裏年なので期待していなかったが、ここはそうでもないようだ。この先co950mあたりまでは、必ずシャクナゲの花が視界の中にあったのだから。
[attachment=3]シャクナゲ_800.jpg[/attachment]
千石谷を挟んだ対岸の昨秋崩壊した井戸谷が、崩壊地の湧出部から千石谷まで、勢いよく白く曲がりくねりながら落ちていく姿が樹林越しに見渡せる。白竜のように見事でもあり、痛々しい姿だ。
この尾根のトガサワラ、ツガ、ブナなどの大木たちの森を見るとやっぱりこの尾根はいいと改めて思う。また、オオルリ、アカショウビン、ツツドリ、ジュウイチたちがさえずり賑やかだ。アカショウビンは千石谷から聞こえるが、この谷では初めて聞いた。
沢音が聞こえだしたコウヤマキ生えるヤセ尾根には、本日最初のアケボノツツジが咲くが、花数は少ない。
[attachment=2]ブナの大木_640.jpg[/attachment]
シャッポ山の難路前のコルに先降りたびぃちゃんが呼ぶ。何かと見ればアナグマがコル先にいる。何か異常に気づいているようだが、明らかに視線が合ったはずなのに、その後もしゃがんで小便をしている始末(^^;。大きな声で注意して退いてもらう。
シャッポ山台地に登る山日和直登ルートは、水が湧きだし滝となって落ちていってる。おっかないそのルートはとらず、いつものように左斜面へのトラバースルートに入った。
しかし、このルートも以前に比べると崩れて厭らしくなっていた。それでも、びぃちゃんは想像していたほどではなかったとか?。持参したロープもザックから出すことなく通過だ。急登を登って図根点のある二次林のシャッポ山。
シャッポ山の台地を越えたコルのアケボノツツジは咲きだしたばかり。やはり花数少なそう。
1206m標高点辺りになると大木も残されていて、気持ち良いところだ。ここから三つ目のピークを左に折れて奥ノ平谷に降りる尾根に入る。
そしてその尾根途中を小尾根に入り目的の場所…のはずだったが、ちょっと上流側に降りてしまった。
尾根の分岐でコンパスを首から下げたびぃちゃんが、後ろからちょっと待ってとか何やら叫んでたのは知っている。無視したわたしが悪うございました m(__)m。
まぁよい、ここも十分素敵なところだ。
芽吹きがはじまった木々にバイケソウ畑にさらさらと流れる谷。岸辺にはワチガイソウが咲きほこっている。
辺りを探検に行くというびぃちゃんをほっといて、シートを広げてビアを開けた。気持ちの良い汗に、青空に新緑にせせらぎ。ビアの季節到来なのである。
今日のランチは、とり味噌焼き。松阪牛を誇る松阪市がB級グルメに出品しようかという一品でもある(だったかな?)。
ただ、これはフライパンで焼くものじゃなく、炭火&網で焼かないとなぁ(^^;
食後は、谷を遡って行く。ニリンソウなどをの花を撮りながら歩いていると、後ろで石が崩れた音がして驚いて振り向くと、びぃちゃんが仰向けに谷で寝ていた!それも笑っている!!
幸い怪我も無く良かったけど、谷で浮石に注意するの当たり前じゃん!と、先ほどの地図読み失敗の借りを返しすのだ。
[attachment=1]東千石から_800.jpg[/attachment]
県境稜線に詰めずに、その手前の東千石山の西に詰め上がる谷を遡る。右岸は草原、左岸は二次林の谷だ。
最後の湧き出す水を詰めて、お気に入りの場所・東千石山の展望岩へ。大峰や大台ケ原は霞みつつも稜線が見える。芽吹きのはじまっていない稜線近くにはヤマザクラがポツポツと咲いている。
東千石のアケボノツツジはまだツボミだ。ここも花数は少なそうだ。
ここからは、稜線を少し東に行ったco1330mから、喜平小屋谷と赤嵓谷の二俣へ降りるルートだ。このルートで、本日一番の花付き色ヨシのアケボノツツジに出会えた。下部ではシャクナゲも咲き出している。
谷を石飛で渡渉して千石林道に上がり、あとは淡々と林道を降りるだけだ…と思った瞬間、いや待てよ!シャッポ尾根から見た崩壊した井戸谷は、増水して荒れていたのを思いだし嫌な予感がする。
すでに千石林道の崩壊の調査に入られているのか、倒木も切られて随分歩きやすくなっている。
最初の井戸谷の崩壊地は、難なくクリア。次の滝下は、石を十数個放りこんで飛び石で渡渉したのだが、足は濡れなかったが、作業中に滝の飛沫を全身浴び濡れてなんだかな~。最後の渡渉点が最難関、強い水流に流されたら滝に持って行かれる。水流れる岩にワンクッション置いてホップステップで飛び越え、やれやれだ。
やっと、林道を駐車地へと淡々と歩くのみだ。

- アケボノツツジ。
Re: 【台高】シャッポ山から、癒しの源流へ。
Posted: 2012年5月09日(水) 06:24
by わりばし
おはようございます、ZIPPさん。
【 日 付 】2012年05月05日
【 天 候 】すばらしい!晴天
この日は天気が良かったですね・・・ブツブツ・・・
先日の大雨で出合の石飛渡渉はできず、千石谷の砂防上を靴を脱いで渡渉する。渡渉を終え靴下を履こうとしたら、もうヒルが付いている。昨日の「りん・りん」と遇った奥伊勢の山では、すでに4匹程を成仏させたけど。
やはり渡渉は苦労しましたか。
台高のヒルも元気そうで・・
シャッポ山台地に登る山日和直登ルートは、水が湧きだし滝となって落ちていってる。おっかないそのルートはとらず、いつものように左斜面へのトラバースルートに入った。
しかし、このルートも以前に比べると崩れて厭らしくなっていた。それでも、びぃちゃんは想像していたほどではなかったとか?。持参したロープもザックから出すことなく通過だ。急登を登って図根点のある二次林のシャッポ山。
山日和ルートは、滝になっていましたか。
私は真夏に行ったので、一番水の少ない時期だったかもしれません。
辺りを探検に行くというびぃちゃんをほっといて、シートを広げてビアを開けた。気持ちの良い汗に、青空に新緑にせせらぎ。ビアの季節到来なのである。
今日のランチは、とり味噌焼き。松阪牛を誇る松阪市がB級グルメに出品しようかという一品でもある(だったかな?)。
ただ、これはフライパンで焼くものじゃなく、炭火&網で焼かないとなぁ(^^;
とり味噌焼きもいつの間にか有名になっちゃいましたね。
前○食堂もきれいになったし。
県境稜線に詰めずに、その手前の東千石山の西に詰め上がる谷を遡る。右岸は草原、左岸は二次林の谷だ。
最後の湧き出す水を詰めて、お気に入りの場所・東千石山の展望岩へ。大峰や大台ケ原は霞みつつも稜線が見える。芽吹きのはじまっていない稜線近くにはヤマザクラがポツポツと咲いている。
このあたりの名所めぐりはZIPPさんならではです。
ここからは、稜線を少し東に行ったco1330mから、喜平小屋谷と赤嵓谷の二俣へ降りるルートだ。このルートで、本日一番の花付き色ヨシのアケボノツツジに出会えた。下部ではシャクナゲも咲き出している。
雪の季節に喜平小屋滝から千石山に上った時に、対岸に見えてた尾根ですね。
ルートがあるんだ。

- この尾根かな?
最初の井戸谷の崩壊地は、難なくクリア。次の滝下は、石を十数個放りこんで飛び石で渡渉したのだが、足は濡れなかったが、作業中に滝の飛沫を全身浴び濡れてなんだかな~。最後の渡渉点が最難関、強い水流に流されたら滝に持って行かれる。水流れる岩にワンクッション置いてホップステップで飛び越え、やれやれだ。
大雨の影響で水量が半端ではありませんね。
お疲れ様でした。
わりばし
Re: 【台高】シャッポ山から、癒しの源流へ。
Posted: 2012年5月09日(水) 10:03
by pana
zippさんおはようございます。
孫たちを幼稚園に送り出し、ほっとしています。なんせ、6時前にはもう起きてるのですから・・・
今日は半ドンなので、外出はできなくて、バソコンで遊んでいます。
わたしの山歩きは、稜線通しの歩きでもなく、谷通しの歩きでもないことが多い。
稜線に登り、標高を下げて谷を遡り、また稜線に登ったりする。谷を遡り、稜線に登り、谷に降り、また稜線に登ったりとか。そんな山歩きだと、必然的にトラバースが多くなる。
たぶん、こんなわたしの山歩きを育ててくれたのは、台高の三重県側の山々斜面だ。
zippさんの歩きのスタイルいいですね。とてもステキです。
変化に富んでいて、だから女性ファンも多いのでしょうね。
【メンバー】びぃ zipp
【 天 候 】すばらしい!晴天
【 ルート 】《奥ノ平谷出合~シャッポ山~奥の平谷源流~東千石山~喜平小屋谷出合~千石林道》
07:25 ヌタハラ橋手前路肩--- 07:40 千石谷堰堤上--- 09:50~10:00 シャッポ手前のコル--- 10:30 シャッポ山図根点--- 11:15 尾根分岐(co1230m)--- 11:30~13:20 奥ノ平谷co1090m--- 14:25~14:35 東千石山--- 15:30~15:40 喜平小屋谷出合--- 17:05 駐車地
なんと2時間近くもランチタイムだったのですか~
ビール何本持って行ったの~?
先日の大雨で出合の石飛渡渉はできず、千石谷の砂防上を靴を脱いで渡渉する。渡渉を終え靴下を履こうとしたら、もうヒルが付いている。昨日の「りん・りん」と遇った奥伊勢の山では、すでに4匹程を成仏させたけど。
ヒルの季節嫌ですね。あれだけは好きななれません。
杣道を通り植林の尾根芯に乗った先の岩場では、思わぬシャクナゲがどの樹も豪勢な花を付けてお出迎えだ。
花と一緒に歩いているのに、両手に花じゃん。
この尾根のトガサワラ、ツガ、ブナなどの大木たちの森を見るとやっぱりこの尾根はいいと改めて思う。また、オオルリ、アカショウビン、ツツドリ、ジュウイチたちがさえずり賑やかだ。アカショウビンは千石谷から聞こえるが、この谷では初めて聞いた。
鳥も恋の季節なんですね。
アカショービンの鳴き声は何とも言えないですね。
シャッポ山の難路前のコルに先降りたびぃちゃんが呼ぶ。何かと見ればアナグマがコル先にいる。何か異常に気づいているようだが、明らかに視線が合ったはずなのに、その後もしゃがんで小便をしている始末(^^;。大きな声で注意して退いてもらう。
途中で止められないのでしょうね。でもしゃがんでとは・・・人間様と同じスタイル?
まぁよい、ここも十分素敵なところだ。
芽吹きがはじまった木々にバイケソウ畑にさらさらと流れる谷。岸辺にはワチガイソウが咲きほこっている。
光景が目に浮かびます。
至福のひと時にいい場所みつけましたね。
食後は、谷を遡って行く。ニリンソウなどをの花を撮りながら歩いていると、後ろで石が崩れた音がして驚いて振り向くと、びぃちゃんが仰向けに谷で寝ていた!それも笑っている!!
幸い怪我も無く良かったけど、谷で浮石に注意するの当たり前じゃん!と、先ほどの地図読み失敗の借りを返しすのだ。
びいちゃんも飲みすぎたのかな・・・それともzippさんの後ろ姿がステキだったのかな~
すでに千石林道の崩壊の調査に入られているのか、倒木も切られて随分歩きやすくなっている。
最初の井戸谷の崩壊地は、難なくクリア。次の滝下は、石を十数個放りこんで飛び石で渡渉したのだが、足は濡れなかったが、作業中に滝の飛沫を全身浴び濡れてなんだかな~。最後の渡渉点が最難関、強い水流に流されたら滝に持って行かれる。水流れる岩にワンクッション置いてホップステップで飛び越え、やれやれだ。
やっと、林道を駐車地へと淡々と歩くのみだ。
素敵な山歩きのレポ、読んでいるだけで楽しかったです。ありがとうございました。
まだまだ育児休暇真っ只中ですが、帰阪したらまた連れて行ってくださいね。
当分はひとりで鎌倉を歩き回ります。結構近いのです、JR210円で鎌倉まで行けますので。
Re: 【台高】シャッポ山から、癒しの源流へ。
Posted: 2012年5月09日(水) 22:49
by 山日和
zippさん、こんばんは。
台高はもう初夏のようですね~。
いつまでも雪を追っかけてると季節感がなくなっていけません。(^^ゞ
シャッポ山台地に登る山日和直登ルートは、水が湧きだし滝となって落ちていってる。おっかないそのルートはとらず、いつものように左斜面へのトラバースルートに入った。
私が先陣を切ったシャッポ山。このルートを初めて上がった時は雪がうっすら積っていて、下から見たら登れるのかいなと思いましたよ。
それ以前に取り付きの奥ノ平側がとんでもないとこを上がったのですでにヒーヒー言ってましたが。
この泥ルンゼ状の斜面はその時も水が流れていて、途中でカラカラになった喉を潤しました。(^_^;)
山日和

- 4年前。この時はここを下りてきました。