【奥越】刈込池から笠場湿原、三ノ峰へ
Posted: 2012年5月07日(月) 19:20
【日 付】2012年5月5日(土)
【山 域】奥越 三ノ峰周辺
【天 候】晴れのち曇り一時雨
【コース】さんきち橋6:05---6:45上小池7:12---8:03刈込池8:23---11:03県境稜線11:20—11:53 P1784m---13:12二ノ峰---
14:02三ノ峰避難小屋14:58---16:20六本桧---17:31上小池17:46---18:09さんきち橋
毎年GW前になると洞吹氏から道路開通予定情報が送られてくる。
鳩ヶ湯先のさんきち橋のゲートはその予定通り閉じられていた。ゲート前には数台の車とテント。釣り師や山菜採りもいるようだ。
先週に続いてDOCに跨り発進。ここから上小池まで標高差400m 、7キロ弱の道のりだ。
5時に目が覚めた時には曇り空に霧雨まで降っていてもう一度寝直したのだが、30分後に起きた時は青空が広がっており、慌
てて用意を始めたのだった。おかげで30分損をしてしまった。
道路の除雪は完全に終了しており障害は何もない。これならゲートを開けてもいいと思うのだが、おかげで静かな上小池周辺が
楽しめるのだから良しとしよう。
桧谷にかかる滝や山桜などを愛でながら、40分ほどで上小池に到着。1台も車の止まっていない駐車場は初めてである。
腹ごしらえと用足しをして出発。下小池からの林道を合わせるまでのアプローチは花の多い道だ。たくさんあるキクザキイチゲは
まだ閉じたままだが下りて来る頃には開いているだろうか。
橋を渡って刈込池への道に入ると686段の階段の洗礼を受ける。
もうだいぶ登ったかなと思ったところで出てきた表示が「あと500段」。励ましにも何にもなりゃしない看板である。
足に乳酸が溜まらないようゆっくりゆっくり登る。
道路の開通が遅れているぶんたっぷり雪が残っているだろうと思っていた幅ノ平はカノコ模様。思ったほど雪はなくて拍子抜け
である。それでも階段の果てに広がる台地とブナ主体の原生林の佇まいは素晴らしい。何度来てもいいところだ。
刈込池の半分ぐらいはまだシャーベットに覆われて、水面に浮かぶ逆さ三ノ峰の姿も半身だけだ。ザックを降ろして一服、ひと気
のない池の静けさを楽しんだ。鳥の囀りだけが森にこだまする。
[attachment=5]パノラマ 1_1_1.JPG[/attachment]
ここから幅ノ平を横断して、願教寺山と1784mピークを結ぶ稜線を目指すのだが、非常に複雑な地形とヤブを縫って難解なコー
ス取りを強いられるルートである。目標の鞍部は幅ノ平に流れ込む谷ではなく、カサバノ谷手前の右支流の源頭にあり、どこかで
尾根を乗り越さなければならない。何度か歩いているが、一度も同じところを歩いた記憶がないのだ。
とりあえずは幅ノ平を流れる沢の上流を目指してほぼ真東に進む。右上には願教寺山の崩壊した山肌が圧倒的に迫る。
案内板によるとこの幅ノ平は願教寺山方面から落ちた膨大な岩屑の堆積が打波川を埋め尽くしてできた台地らしい。
幾度も沢を渡り、ヤブの薄いところを狙って尾根を乗り越ししながらの前進はなかなか捗らない。
スノーブリッジを踏み抜き、1mほど下の水中に落ちてしまうこともあった。
何度目かのヤブ漕ぎの後、やっと広大な雪斜面に出た。カサバノ谷へ落ちる谷筋だ。目の前にはブナ林が広がる。
この源頭部はこの近辺でも最もいいところではないだろうか。
[attachment=4]P1070380_1_1.JPG[/attachment]
南側には以前上がったことのある、1615mピーク東側へ突き上げるルンゼが誘うように白い筋を引いていた。
この時点ではしばらくご無沙汰している願教寺詣りもいいかなと思っていたが、帰路もヤブを漕ぎたくないという思いで予定の
ルートへ向かう。
ブナ林に包まれた穏やかな源頭は、急な登りもなく稜線へ吸い込まれて行く。最後はササが出ていたが、雪の繋がった尾根に
逃げて広々とした県境稜線へ飛び出した。眼下には石徹白川源流の谷が扇形に広がる。
尾根上には願教寺山へ向かう2人分のトレースがあった。降り注ぐ陽光が眩しい。これで5週連続の快晴だ。
一面の雪原となった笠場湿原のオオシラビソの木陰でひと休み。願教寺から薙刀、野伏へ続く稜線、三ノ峰のボリュームたっ
ぷりの山体、すぐそこに見える銚子ヶ峰に囲まれたパラダイスだ。
銚子ヶ峰の山腹は雪が消えて青々としているが、主稜線の1784mへは辛うじて雪が繋がっているようだ。
ここへ来れば貫節桧木(つなぎぶしのひのき)への挨拶は欠かせない。雪の上から頭を出したひと叢の桧の塊は、知らなければ
すべての根が繋がっているとは思えないだろう。
ずいぶん時間が掛ってしまったが、ようやく白山南縦走路、いわゆる石徹白道の稜線に着いた。まだ三ノ峰は遠い。
ここでメシにすれば前進する気力が無くなってしまいそうだ。エネルギー補給をして三ノ峰まで頑張ろう。
この1784mピークは名前がないのが残念なほど素晴らしい展望に恵まれている。三ノ峰から順番に数えると零の峰といったと
ころか。
これまで遮られていた別山と、南白山から日照岳へ延びる東尾根。南に目を転じれば、銚子ヶ峰の左には丸山と芦倉山。
足元の雪堤の下には尾上郷川の源流へ一直線の雪渓が落ちる。
願教寺の右奥には大長・赤兎・経ヶ岳・荒島といった奥越の名峰が並ぶ。
[attachment=2]パノラマ 6_1.JPG[/attachment]
[attachment=1]パノラマ 7_1.JPG[/attachment]
三ノ峰方面から単独者が上がって来た。これ以降稜線上ですれ違った登山者は10人ばかりいただろうか。石徹白側の大杉林
道が開通しているので、三ノ峰への往復コースは人気のようである。
一旦大きく下って一ノ峰へ登り返す。前日までの予報によれば、午後になるほど天気は良くなるはずだったが、進む方向は黒い
雲が掛っている。三ノ峰まで行って何も見えないなら願教寺山あたりでのんびりしている方が良かったかもしれない。
しかしここまで来れば前進するしかないのだ。
アイゼンを着けるほどでもないが、新調したばかりのグリベルのエアテックライトを試したくて履いてみた。
これも新調して先週間名古で筆降ろしをした残雪期用の靴と相性はいいようだ。軽くて脱着も簡単、ルックスもなかなかいい。
風も出てきたが最近暑さに弱くなった自分には涼しくてちょうどいい。
一ノ峰と二ノ峰の鞍部からは200mの登り返しが待っている。尾根芯は雪が消えササ原が露出している。ルートは左手の雪壁だ。
遠くから見ると壁みたいに見えたが、現場まで行くと大したことはなかった。
この登りで最後の登山者とすれ違った。不思議だったのは、みんな一様にピッケルをぶら下げて、ストックを持っていないことだった。
雪面に届かないピッケルでは杖代わりにならず、ピッケルの必要を感じるような場面のないこのルートではストックの方がはるかに
有効だと思うのだが。少なくとも両方持って来た方が遥かに楽できるだろう。
二ノ峰の平凡な山頂も素通りして三ノ峰への最後の登りにかかる。正確には打波谷の頭(最近では越前三ノ峰というらしい。福
井県内の最高点である。)への登りと言うべきか。
山頂は黒い雲に覆われてしまった。登っても何の楽しみも待っていない登りというのはモチが上がらないものだ。まだかまだかと
ひたすら足を動かすだけである。
傾斜がゆるんでササ原の山頂に出た。そのまま裏手にある避難小屋へ直行する。周りはガスで何も見えない。
こういう場面での避難小屋は実にありがたいものだ。連休も一日残しているが、明日は天気が下り坂で宿泊客もいないようだ。
時刻はもう2時だが下りは勝手知ったる一般登山道。2時間ほどで下れるだろう。店を広げてゆっくりランチタイムとしよう。
この小屋はきれいなトイレもあり、詰めれば15人ぐらいは泊まれそうだ。ロケーションは抜群で、一度泊まってみたい小屋のひとつ
である。
[attachment=0]P1070443_1.JPG[/attachment]
いつも通りビールからコーヒーまでのフルコースを楽しんで下山にかかる。さすがに今日は昼寝している時間はない。
この尾根は4度歩いている。尾根上には雪がなく、登山道が完全に露出していた。少し下るとガスが晴れ、剣ヶ岩谷源頭から打波
川本流、幅ヶ平と対岸の稜線が姿を現した。雲の高さは標高1900mあたりが境目のようだ。
南側に派生する黒坊稜の荒々しい岩壁が周囲を威圧するように立ちはだかる。2度歩いたルートだが、高度感があって面白いコー
スである。末端のやぶ漕ぎがなければ最高だが。
尾根の南側には雪堤が残っているが、わざわざ歩いてみるほどのこともない。
結局快適な雪山の下山はまったく味わえず、無雪期の登山道歩きに終始した。
[attachment=3]P1070461_1.JPG[/attachment]
登山口まであと少しというところで雨まで降り始めた。雨の中のダウンヒルは勘弁願いたいものである。
駐車場手前の道では予想通りキクザキイチゲが満開になっていた。
上小池の駐車場まで戻るとしばらくで雨は止んだ。なかなかついているようだ。
もっともホントについているのなら三ノ峰で晴れているはずだが。
このダウンヒルは実は下小池の先でしばらくアップヒルが続き、重力に任せてというわけにいかないところがたまに玉にキズだ。
それでも登り区間を過ぎれば痛快なダウンヒルを楽しめる。
白山公園線同様、ほとんどガードレールのない道を谷底に飛び込まないようブレーキングしてコントロールしながら走る。
さんきち橋が見えてきたところでまた雨が降り始めた。ゲート横に張られたタープの下では釣り師達が早くも宴たけなわだった。
山日和
【山 域】奥越 三ノ峰周辺
【天 候】晴れのち曇り一時雨
【コース】さんきち橋6:05---6:45上小池7:12---8:03刈込池8:23---11:03県境稜線11:20—11:53 P1784m---13:12二ノ峰---
14:02三ノ峰避難小屋14:58---16:20六本桧---17:31上小池17:46---18:09さんきち橋
毎年GW前になると洞吹氏から道路開通予定情報が送られてくる。
鳩ヶ湯先のさんきち橋のゲートはその予定通り閉じられていた。ゲート前には数台の車とテント。釣り師や山菜採りもいるようだ。
先週に続いてDOCに跨り発進。ここから上小池まで標高差400m 、7キロ弱の道のりだ。
5時に目が覚めた時には曇り空に霧雨まで降っていてもう一度寝直したのだが、30分後に起きた時は青空が広がっており、慌
てて用意を始めたのだった。おかげで30分損をしてしまった。
道路の除雪は完全に終了しており障害は何もない。これならゲートを開けてもいいと思うのだが、おかげで静かな上小池周辺が
楽しめるのだから良しとしよう。
桧谷にかかる滝や山桜などを愛でながら、40分ほどで上小池に到着。1台も車の止まっていない駐車場は初めてである。
腹ごしらえと用足しをして出発。下小池からの林道を合わせるまでのアプローチは花の多い道だ。たくさんあるキクザキイチゲは
まだ閉じたままだが下りて来る頃には開いているだろうか。
橋を渡って刈込池への道に入ると686段の階段の洗礼を受ける。
もうだいぶ登ったかなと思ったところで出てきた表示が「あと500段」。励ましにも何にもなりゃしない看板である。
足に乳酸が溜まらないようゆっくりゆっくり登る。
道路の開通が遅れているぶんたっぷり雪が残っているだろうと思っていた幅ノ平はカノコ模様。思ったほど雪はなくて拍子抜け
である。それでも階段の果てに広がる台地とブナ主体の原生林の佇まいは素晴らしい。何度来てもいいところだ。
刈込池の半分ぐらいはまだシャーベットに覆われて、水面に浮かぶ逆さ三ノ峰の姿も半身だけだ。ザックを降ろして一服、ひと気
のない池の静けさを楽しんだ。鳥の囀りだけが森にこだまする。
[attachment=5]パノラマ 1_1_1.JPG[/attachment]
ここから幅ノ平を横断して、願教寺山と1784mピークを結ぶ稜線を目指すのだが、非常に複雑な地形とヤブを縫って難解なコー
ス取りを強いられるルートである。目標の鞍部は幅ノ平に流れ込む谷ではなく、カサバノ谷手前の右支流の源頭にあり、どこかで
尾根を乗り越さなければならない。何度か歩いているが、一度も同じところを歩いた記憶がないのだ。
とりあえずは幅ノ平を流れる沢の上流を目指してほぼ真東に進む。右上には願教寺山の崩壊した山肌が圧倒的に迫る。
案内板によるとこの幅ノ平は願教寺山方面から落ちた膨大な岩屑の堆積が打波川を埋め尽くしてできた台地らしい。
幾度も沢を渡り、ヤブの薄いところを狙って尾根を乗り越ししながらの前進はなかなか捗らない。
スノーブリッジを踏み抜き、1mほど下の水中に落ちてしまうこともあった。
何度目かのヤブ漕ぎの後、やっと広大な雪斜面に出た。カサバノ谷へ落ちる谷筋だ。目の前にはブナ林が広がる。
この源頭部はこの近辺でも最もいいところではないだろうか。
[attachment=4]P1070380_1_1.JPG[/attachment]
南側には以前上がったことのある、1615mピーク東側へ突き上げるルンゼが誘うように白い筋を引いていた。
この時点ではしばらくご無沙汰している願教寺詣りもいいかなと思っていたが、帰路もヤブを漕ぎたくないという思いで予定の
ルートへ向かう。
ブナ林に包まれた穏やかな源頭は、急な登りもなく稜線へ吸い込まれて行く。最後はササが出ていたが、雪の繋がった尾根に
逃げて広々とした県境稜線へ飛び出した。眼下には石徹白川源流の谷が扇形に広がる。
尾根上には願教寺山へ向かう2人分のトレースがあった。降り注ぐ陽光が眩しい。これで5週連続の快晴だ。
一面の雪原となった笠場湿原のオオシラビソの木陰でひと休み。願教寺から薙刀、野伏へ続く稜線、三ノ峰のボリュームたっ
ぷりの山体、すぐそこに見える銚子ヶ峰に囲まれたパラダイスだ。
銚子ヶ峰の山腹は雪が消えて青々としているが、主稜線の1784mへは辛うじて雪が繋がっているようだ。
ここへ来れば貫節桧木(つなぎぶしのひのき)への挨拶は欠かせない。雪の上から頭を出したひと叢の桧の塊は、知らなければ
すべての根が繋がっているとは思えないだろう。
ずいぶん時間が掛ってしまったが、ようやく白山南縦走路、いわゆる石徹白道の稜線に着いた。まだ三ノ峰は遠い。
ここでメシにすれば前進する気力が無くなってしまいそうだ。エネルギー補給をして三ノ峰まで頑張ろう。
この1784mピークは名前がないのが残念なほど素晴らしい展望に恵まれている。三ノ峰から順番に数えると零の峰といったと
ころか。
これまで遮られていた別山と、南白山から日照岳へ延びる東尾根。南に目を転じれば、銚子ヶ峰の左には丸山と芦倉山。
足元の雪堤の下には尾上郷川の源流へ一直線の雪渓が落ちる。
願教寺の右奥には大長・赤兎・経ヶ岳・荒島といった奥越の名峰が並ぶ。
[attachment=2]パノラマ 6_1.JPG[/attachment]
[attachment=1]パノラマ 7_1.JPG[/attachment]
三ノ峰方面から単独者が上がって来た。これ以降稜線上ですれ違った登山者は10人ばかりいただろうか。石徹白側の大杉林
道が開通しているので、三ノ峰への往復コースは人気のようである。
一旦大きく下って一ノ峰へ登り返す。前日までの予報によれば、午後になるほど天気は良くなるはずだったが、進む方向は黒い
雲が掛っている。三ノ峰まで行って何も見えないなら願教寺山あたりでのんびりしている方が良かったかもしれない。
しかしここまで来れば前進するしかないのだ。
アイゼンを着けるほどでもないが、新調したばかりのグリベルのエアテックライトを試したくて履いてみた。
これも新調して先週間名古で筆降ろしをした残雪期用の靴と相性はいいようだ。軽くて脱着も簡単、ルックスもなかなかいい。
風も出てきたが最近暑さに弱くなった自分には涼しくてちょうどいい。
一ノ峰と二ノ峰の鞍部からは200mの登り返しが待っている。尾根芯は雪が消えササ原が露出している。ルートは左手の雪壁だ。
遠くから見ると壁みたいに見えたが、現場まで行くと大したことはなかった。
この登りで最後の登山者とすれ違った。不思議だったのは、みんな一様にピッケルをぶら下げて、ストックを持っていないことだった。
雪面に届かないピッケルでは杖代わりにならず、ピッケルの必要を感じるような場面のないこのルートではストックの方がはるかに
有効だと思うのだが。少なくとも両方持って来た方が遥かに楽できるだろう。
二ノ峰の平凡な山頂も素通りして三ノ峰への最後の登りにかかる。正確には打波谷の頭(最近では越前三ノ峰というらしい。福
井県内の最高点である。)への登りと言うべきか。
山頂は黒い雲に覆われてしまった。登っても何の楽しみも待っていない登りというのはモチが上がらないものだ。まだかまだかと
ひたすら足を動かすだけである。
傾斜がゆるんでササ原の山頂に出た。そのまま裏手にある避難小屋へ直行する。周りはガスで何も見えない。
こういう場面での避難小屋は実にありがたいものだ。連休も一日残しているが、明日は天気が下り坂で宿泊客もいないようだ。
時刻はもう2時だが下りは勝手知ったる一般登山道。2時間ほどで下れるだろう。店を広げてゆっくりランチタイムとしよう。
この小屋はきれいなトイレもあり、詰めれば15人ぐらいは泊まれそうだ。ロケーションは抜群で、一度泊まってみたい小屋のひとつ
である。
[attachment=0]P1070443_1.JPG[/attachment]
いつも通りビールからコーヒーまでのフルコースを楽しんで下山にかかる。さすがに今日は昼寝している時間はない。
この尾根は4度歩いている。尾根上には雪がなく、登山道が完全に露出していた。少し下るとガスが晴れ、剣ヶ岩谷源頭から打波
川本流、幅ヶ平と対岸の稜線が姿を現した。雲の高さは標高1900mあたりが境目のようだ。
南側に派生する黒坊稜の荒々しい岩壁が周囲を威圧するように立ちはだかる。2度歩いたルートだが、高度感があって面白いコー
スである。末端のやぶ漕ぎがなければ最高だが。
尾根の南側には雪堤が残っているが、わざわざ歩いてみるほどのこともない。
結局快適な雪山の下山はまったく味わえず、無雪期の登山道歩きに終始した。
[attachment=3]P1070461_1.JPG[/attachment]
登山口まであと少しというところで雨まで降り始めた。雨の中のダウンヒルは勘弁願いたいものである。
駐車場手前の道では予想通りキクザキイチゲが満開になっていた。
上小池の駐車場まで戻るとしばらくで雨は止んだ。なかなかついているようだ。
もっともホントについているのなら三ノ峰で晴れているはずだが。
このダウンヒルは実は下小池の先でしばらくアップヒルが続き、重力に任せてというわけにいかないところがたまに玉にキズだ。
それでも登り区間を過ぎれば痛快なダウンヒルを楽しめる。
白山公園線同様、ほとんどガードレールのない道を谷底に飛び込まないようブレーキングしてコントロールしながら走る。
さんきち橋が見えてきたところでまた雨が降り始めた。ゲート横に張られたタープの下では釣り師達が早くも宴たけなわだった。
山日和
毎年GW前になると洞吹氏から道路開通予定情報が送られてくる。