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【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月03日(木) 11:44
by 六右衛門(YaS)
【 日 付 】 2012年4月28日(土)
【 山 域 】 南ア 鋸岳
【メンバー】単独
【 天 候 】 快晴
【 ルート 】 戸台登山口駐車場5:45~7:20角兵衛沢出合7:45~12:25角兵衛コル~12:35(約2600m地点)撤収!
       12:45~12:50角兵衛コル12:55~途中昼食休憩20分~14:40大岩下14:50~16:25角兵衛沢出合16:35~18:30戸台駐車場

 皆様ご無沙汰しております。GWの後半は仕事なので、前半に昨年10月の途中撤収の再戦にやって参りました。

前回の反省を踏まえ1時間早く伊那を出ると、既に目指す鋸岳が空に浮かんで見える。天候は絶好で、はじめから目標が見えるのは気合が入る。高遠を過ぎ、戸台の前回より少し先の駐車場まで入ろうとしたら、車幅いっぱいの棒杭があり車に傷が〜!と肝を冷やしたが、ドアミラーを倒して何とか通過しそそくさと出発した。(駐車場に先客1台で幕営中)
 最初は右岸の車道ぽい道でゲート付堰堤を越え、次の堰堤をやはり右岸から階段で越えたら、今度は伏流の河原を横切り左岸に移る。右岸左岸どちらにも赤テープがあったりして始末が悪いが、このへんは前回で学習済みだ。

 前回3時間20分もかかった角兵衛沢出合までを1時間35分でクリアしたら(前回がおかしいけど)、ここに指導標があり親切にも韓国語の表示まである。KARAがやってきても少女時代でも大丈夫である。
KARA?がやってきても迷わない
KARA?がやってきても迷わない
 ところが戸台川を渡ろうとしたら昨年あった丸木橋が流されている。渡渉しようかと水に手を付けると雪解け水が冷た~い。泳ぐような幅でもないが流れは速く、上流側を少し偵察すると飛べそうな石を発見。ホップ・ステップ・ジャンプで越える。ステップで少しよろけたが、幸い石が滑らないので助かった。
 ここからは樹林帯に入ってゆき、小沢を2本横切る。寝木小屋沢~横岳峠への分岐はよくわからない。南アルプスらしい苔むした黒木の中をどんどん登ってゆく。春なのに花はなんにもない。秋にはわからなかったが、今回は背後に樹の間ごしに仙丈岳が見えているのが、仙丈岳が真っ白なので良くわかる。約2時間のきつい登りで大岩下の岩小屋に着いた。凄い大岩壁なのでとても写真に収まらない。
大岩の岩壁 背後は南アルプス林道
大岩の岩壁 背後は南アルプス林道
 さてここからが角兵衛沢の核心部で、コルまで延々と続く岩屑の堆積だ。樹林帯は抜けたので背後から中央アルプスと仙丈岳が応援してくれる。左岸沿いに道らしきものがあるようだが、不明瞭で沢身を進むが結構急傾斜で息が切れるし、全てが浮石で崩れる。(ガラ場の平均斜度は35度くらいか。)登るにつれて仙丈岳本峰から順番に小仙丈岳への稜線が見えてくる。中央アルプスも少し霞みながら空に浮かんでいる。なんという絶好の天気だろう。
仙丈岳は真っ白!
仙丈岳は真っ白!
中央アルプスも壁のように立ちはだかる
中央アルプスも壁のように立ちはだかる
 いつもそうだがコルは見えてからが遠く、なかなか近づかない。今年の冬は大雪だったので、コルの下最後の100mくらい雪渓が残っており念のためアイゼンを装着して登ってみた。
角兵衛のコルへ最後の登り
角兵衛のコルへ最後の登り
 角兵衛沢の出合から4時間40分、ようやく角兵衛のコルに到着、コルの向こうには八ヶ岳が優美な裾野を見せていた。
頂上(第1高点)まであと標高にして130mくらいである。ここからはやせた稜線の激登りで、登り始めたら中途半端に圧雪が凍っていて、登れないというか下りが危なそうに思え、小心者の六右衛門は悩んだ末撤退することにした。(約2600m地点)ロープがあれば良かったのだが・・
頂上から甲斐駒、北岳と仙丈岳の並び立つ姿を見られなかったのは残念だが、周りの山々の展望を恣にして春山を十分に満喫した。

 1600mの登り降り日帰りの上、片道2時間の河原歩きはさすがに厳しい。
出発から7時間近く経っていて疲労もたまって下りも岩屑でスピードは出ず、尻もちを数度、暑くなり1リットルの水を飲み干してようやく何とか出合まで降りたった。GWのこの好天に登りでは誰も会わなかったが、大岩下で幕営している3人組がいて、下りでは幕営の2人組、単独者とすれ違った。で、もう一度ホップ・ステップ・ジャンプしたが、足がガクガクでちょっと?失敗し濡れる。ここからの駐車場までの河原歩きは長くて辛く、往路より20分多く費やした。

     六右衛門

Re: 【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月03日(木) 13:35
by たんぽぽ
六右衛門さん、お久です。

前回の反省を踏まえ1時間早く伊那を出ると、既に目指す鋸岳が空に浮かんで見える。天候は絶好で、はじめから目標が見えるのは気合が入る。
朝焼けに浮かぶ鋸はヤル気をおこさせますねぇ。

 前回3時間20分もかかった角兵衛沢出合までを1時間35分でクリアしたら(前回がおかしいけど)、ここに指導標があり親切にも韓国語の表示まである。KARAがやってきても少女時代でも大丈夫である。
2時間短縮とは楽勝やあ~
標識にハングルとは驚きですね、こんなところで・・・
そのうち鋸もキムチに席巻されるカモ。

 ところが戸台川を渡ろうとしたら昨年あった丸木橋が流されている。渡渉しようかと水に手を付けると雪解け水が冷た~い。泳ぐような幅でもないが流れは速く、上流側を少し偵察すると飛べそうな石を発見。ホップ・ステップ・ジャンプで越える。ステップで少しよろけたが、幸い石が滑らないので助かった。
ここは橋などないと思ってた方がいいでしょう。

 さてここからが角兵衛沢の核心部で、コルまで延々と続く岩屑の堆積だ。樹林帯は抜けたので背後から中央アルプスと仙丈岳が応援してくれる。左岸沿いに道らしきものがあるようだが、不明瞭で沢身を進むが結構急傾斜で息が切れるし、全てが浮石で崩れる。
なかなか雪が現れませんね、さすが南アや。

 いつもそうだがコルは見えてからが遠く、なかなか近づかない。今年の冬は大雪だったので、コルの下最後の100mくらい雪渓が残っており念のためアイゼンを装着して登ってみた。
2,400mを越えてようやく雪が出ましたか。

 角兵衛沢の出合から4時間40分、ようやく角兵衛のコルに到着、コルの向こうには八ヶ岳が優美な裾野を見せていた。
頂上(第1高点)まであと標高にして130mくらいである。ここからはやせた稜線の激登りで、登り始めたら中途半端に圧雪が凍っていて、登れないというか下りが危なそうに思え、小心者の六右衛門は悩んだ末撤退することにした。(約2600m地点)ロープがあれば良かったのだが・・
頂上から甲斐駒、北岳と仙丈岳の並び立つ姿を見られなかったのは残念だが、周りの山々の展望を恣にして春山を十分に満喫した。

潅木の多い稜線でしたが、みんな雪の下なんでしょうね。

 1600mの登り降り日帰りの上、片道2時間の河原歩きはさすがに厳しい。
この帰りの河原歩きは確かにキツイですね。
だらだら歩いてたりすると意外に捻挫したりもします。

で、もう一度ホップ・ステップ・ジャンプしたが、足がガクガクでちょっと?失敗し濡れる。ここからの駐車場までの河原歩きは長くて辛く、往路より20分多く費やした。
お疲れさま、今度は秋ですか?
ぽぽんたも熊ノ穴を歩いてないんで周回したいとは思ってるんですがねぇ。
コルから見る第一高点かな(記憶曖昧)
コルから見る第一高点かな(記憶曖昧)

Re: 【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月03日(木) 13:50
by グー(伊勢山上住人)
六右衛門さん、こんにちは~。

【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

山域はさっぱり分かりません。何度も挑戦。御執着ですね。

KARAがやってきても少女時代でも大丈夫である。

この文面は、一応 グーにも おぼろげながらも なんとなく ・・・・

上流側を少し偵察すると飛べそうな石を発見。ホップ・ステップ・ジャンプで越える。

おお!! 腰は大丈夫のようですね。
グーはかって、岩飛び途中で腰がイテテテテ。うずくまった事があります。

コルまで延々と続く岩屑の堆積だ。全てが浮石で崩れる。

右足が流れる前に左足を出し、左足が流れる前に右足を出す。
疲れるんですよね~、コレが。

角兵衛のコルへ最後の登り

みごとに濃い青空ですね。最高のお天気です。

周りの山々の展望を恣にして春山を十分に満喫した。
1600mの登り降り日帰り


お疲れ様。グーの適正標高差の3倍ですね。
腰、お大事に!!


                グー(伊勢山上住人)

この場を借りて、ちょっと宣伝させて。

我がHP「伊勢山上の魅力」を近々閉鎖することになりました。
代わりにブログを始めることにしました。
早くも 緑ちゃん たろーさん 兎夢さん 伊賀遊歩さん に訪問してもらってビックリ!!

http://blogs.yahoo.co.jp/gu_isesannjou

Re: 【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月03日(木) 22:11
by 六右衛門(YaS)
たんぽぽさん こんばんは。ご無沙汰しております。

 ところが戸台川を渡ろうとしたら昨年あった丸木橋が流されている。渡渉しようかと水に手を付けると雪解け水が冷た~い。泳ぐような幅でもないが流れは速く、上流側を少し偵察すると飛べそうな石を発見。ホップ・ステップ・ジャンプで越える。ステップで少しよろけたが、幸い石が滑らないので助かった。
ここは橋などないと思ってた方がいいでしょう。
そうですね。NETで検索するとここは大抵渡渉してますね。でも水量が多くて渡るのもファイト1発くらい必要。

 さてここからが角兵衛沢の核心部で、コルまで延々と続く岩屑の堆積だ。樹林帯は抜けたので背後から中央アルプスと仙丈岳が応援してくれる。左岸沿いに道らしきものがあるようだが、不明瞭で沢身を進むが結構急傾斜で息が切れるし、全てが浮石で崩れる。
なかなか雪が現れませんね、さすが南アや。

 いつもそうだがコルは見えてからが遠く、なかなか近づかない。今年の冬は大雪だったので、コルの下最後の100mくらい雪渓が残っており念のためアイゼンを装着して登ってみた。
2,400mを越えてようやく雪が出ましたか。
仙丈は真っ白ですが鋸は黒々としています。南面だからでしょうか?でもコルは雪です。
角兵衛のコルから見た八ヶ岳
角兵衛のコルから見た八ヶ岳
 1600mの登り降り日帰りの上、片道2時間の河原歩きはさすがに厳しい。
この帰りの河原歩きは確かにキツイですね。
だらだら歩いてたりすると意外に捻挫したりもします。

河原歩きが長すぎます。でもこの日は甲斐駒がずっと見送ってくれました。
帰り道に甲斐駒、駒津峰、双児山
帰り道に甲斐駒、駒津峰、双児山
で、もう一度ホップ・ステップ・ジャンプしたが、足がガクガクでちょっと?失敗し濡れる。ここからの駐車場までの河原歩きは長くて辛く、往路より20分多く費やした。
お疲れさま、今度は秋ですか?
ぽぽんたも熊ノ穴を歩いてないんで周回したいとは思ってるんですがねぇ。

3度目の正直で登頂する機会が来るでしょうか。熊の穴も同様の岩屑とのことですが・・・
          六右衛門

Re: 【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月03日(木) 22:27
by 六右衛門(YaS)
グーさん こんばんは〜。

山域はさっぱり分かりません。何度も挑戦。御執着ですね。
短期間に2度登るのは六右衛門としては珍しいことです。今回登頂はしてませんが、あと少しのところまで登ったし眺望も満喫してしまったので、2時間の河原歩きからやり直すかというと・・・

上流側を少し偵察すると飛べそうな石を発見。ホップ・ステップ・ジャンプで越える。
おお!! 腰は大丈夫のようですね。
グーはかって、岩飛び途中で腰がイテテテテ。うずくまった事があります。
それがあんまり良くはないんです。帰ってきてから整骨院に直行!

コルまで延々と続く岩屑の堆積だ。全てが浮石で崩れる。

右足が流れる前に左足を出し、左足が流れる前に右足を出す。
疲れるんですよね~、コレが。
急坂なので途中で休もうとしても、安定したところがないと止まれません。結構危ない状況になることもありますねえ。

我がHP「伊勢山上の魅力」を近々閉鎖することになりました。
代わりにブログを始めることにしました。
早くも 緑ちゃん たろーさん 兎夢さん 伊賀遊歩さん に訪問してもらってビックリ!!
http://blogs.yahoo.co.jp/gu_isesannjou[/color][/quote]

ブログも拝見しましたが、情けないことにコメントの仕方がわからん。グーさんと同レベルかな。
          六右衛門

Re: 【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月16日(水) 05:44
by ふ~さん
六さん、お久しぶりです。
前回の反省を踏まえ1時間早く伊那を出ると、既に目指す鋸岳が空に浮かんで見える。天候は絶好で、はじめから目標が見えるのは気合が入る。高遠を過ぎ、戸台の前回より少し先の駐車場まで入ろうとしたら、車幅いっぱいの棒杭があり車に傷が〜!と肝を冷やしたが、ドアミラーを倒して何とか通過しそそくさと出発した。(駐車場に先客1台で幕営中)
 最初は右岸の車道ぽい道でゲート付堰堤を越え、次の堰堤をやはり右岸から階段で越えたら、今度は伏流の河原を横切り左岸に移る。右岸左岸どちらにも赤テープがあったりして始末が悪いが、このへんは前回で学習済みだ
なかなかの難峰ですねぇ。私の鋸岳山行の折には行きがけのバスの中で、運転手が「あの山ではよく人が死ぬんですよ~」と普通にアナウンスしていてびびりました。車内にまさか鋸岳を目指す登山者がいるとは思わなかったにせよ、ちょっとデリカシーに欠けるアナウンスだと思いましたよ。

私は、平成17年の7月、初日は北沢峠から甲斐駒を越えて石室泊。二日目に第二高点~鹿窓~第一高点を越えて一旦、鋸岳三角点に立ち寄った後に角兵衛沢を下りました。

帰路は高遠のさくらの湯で、まったり(^o^)

それでは、お互い、これからも安全山行しましょうね~。

 ふ~さん

Re: 【南ア】鋸岳 いざ仇討ち→返り討ち?

Posted: 2012年5月17日(木) 00:14
by 六右衛門(YaS)
ふ〜さん こんばんは〜

 なかなかの難峰ですねぇ。私の鋸岳山行の折には行きがけのバスの中で、運転手が「あの山ではよく人が死ぬんですよ~」と普通にアナウンスしていてびびりました。車内にまさか鋸岳を目指す登山者がいるとは思わなかったにせよ、ちょっとデリカシーに欠けるアナウンスだと思いましたよ。
難峰って言ったってふ〜さんが登られるところに比べたら・・・でも運転手さんもよくふ〜さんをご存知のようで、えい ちょっとビビらしてやれ!

私は、平成17年の7月、初日は北沢峠から甲斐駒を越えて石室泊。二日目に第二高点~鹿窓~第一高点を越えて一旦、鋸岳三角点に立ち寄った後に角兵衛沢を下りました。
それに縦走してるじゃないですか。雪がなくても六右衛門には無理だと思います。

帰路は高遠のさくらの湯で、まったり(^o^)
伊那ICそばの大芝の湯もお試しください。

それでは、お互い、これからも安全山行しましょうね~。
そうです。座右の銘は「勇気ある撤退」です。

       六右衛門でした。