【台高】偵察山行:中井高,ウグイ谷高,大杉国見山
Posted: 2012年4月16日(月) 22:01
台高南部の地図を見ていて,主稜線の東側に目立つ山稜(ウグイ谷高と大杉国見岳)があることに気がついた.以前,台高の縦走をしたときにももちろん気がついてはいるのだが,その時には自分が行けるところだとは思わず,意識から除外していたのだった.これらの山稜と台高主稜線をつなげば,よいテン泊コースになるだろうな.ネットで探してみると,やぶこぎネットを始め,いくつかのレポが見つかった.
しかし,宮川ダムに行ったのはもう20年近く前だ.全く土地勘がないのと同じだ.テン泊縦走もいいけど,その前に登山口の位置と状態くらいは知っておいた方がいいだろう.そんなことを考えているときに,ウグイ谷高の稜線を周回しているzippさんのレポを見つけた.これだったら日帰りコースとして適当だし,下見にもなるだろう.林道歩きは自転車でつなげばいい.
ということで,車の後ろに自転車を積んで出かけることにした.
【 日 付 】2012年4月15日
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート 】宮川第三発電所 7:20 ~ 8:00 導水管出会い ~ 8:30 導水管上部 ~ 9:30 P1143 ~ 10:10 中井高 10:55 ~ 11:25 P1143 ~ 12:05導水管上部 ~ 12:55宮川第三発電所; 送電線No. 13巡視路登山口 13:35 ~送電線No. 13 14:10 ~ 14:20 撤退 ~ 14:50送電線巡視路登山口; 送電線No. 7巡視路登山 15:15 ~ 16:00 540m 撤退 ~ 16:25送電線巡視路登山口
予定しているコースはチョウズ谷近くの送電線巡視路から登り,宮川第三発電所に降りる周回路だ.まず,下山口となる宮川第三発電所に自転車を置きに行く.7時前に宮川第三発電所につき,まず下山口の確認.しかし,それが見つからない.
送水管横の階段を使うのはわかっているが,下まで降りてしまうと発電所から出られなくなってしまう.発電所の敷地内は有刺鉄線を張ったフェンスで厳重に囲まれているのだ.どこかで送水管から離れるはずなのだが,一体どのように離れ,どこへ降りてくるのだろうか.
しばらく付近を見てみるが,よくわからない.地形図を見ると手前の駐車場のところに尾根が下りてきている.もし,降りるとすればこの尾根が一番の候補だろう.駐車場から眺めていると,誰かがよじ登ったあとがある.よし,やぶこぎ覚悟で一度登ってみよう.最少限の荷物だけ持って斜面にとりつく.
斜面を登ると,すぐそこに赤テが.しかも,踏み跡もある.この踏み跡は斜面をジグザグに登っていき,適度な間隔で赤テも巻いてある.なんだ,これが登山道なんだ.どこで導水管からこの道に入るのか,導水管の出会いまで登ってみよう.結局,この時点で周回はあきらめ,登山口の確認に専念することにする.
30分ほどであっさり導水管に出る.ここで引き返すのもつまらないから,導水管の上まで行って,導水管への取り付きも確認してこよう.一か所,斜面の急な所で金属製の長い階段が.下から見上げるとほとんど垂直に近く見える.足を踏み外すと大けがでは済まないよなと,こわごわ登る.こんなところをテン泊装備では登りたくないし,下るのはもっと御免だ.たしか,先週もこんなシチュエーションだったような気が(^_^;)
送水管の上部にたどりつくと,ピンクや赤のテープがいっぱいで,プラスチック製の黒い階段も作ってある.もうちょっと上まで行ってみようか.登っていくと,意外にいい道なのだ.せっかくだから,1233mのピークまで行ってみようか.先週と違って,風もなく快晴でぽかぽか暖かい.暑くなったので,アンダーシャツだけになって登っていく.1週間しか違わないのに,先週の雪山とは打って変わって,春の山になってしまった.
P1143の手前で,小さな白い花の群落に出会う.あとで調べてみると,ミスミソウかスハマソウのようだ.福寿草の華麗な黄色もいいが,林下に遠慮深げに咲くミスミソウはとても可憐で、心惹かれるものがある.
すみません,これバイカオウレンの間違いのようです(ぺこり). P1143着.資料ではホウノキ平と呼ぶらしい.斜面の真正面には仙千代が峰,南側には加茂助谷ノ頭の双耳峰,北にはウグイ谷高のピークが見える.南へ伸びる稜線は去年TWさんがたどった不動谷への稜線だろう.私は1233ピークに向かって,北西に向かう.ほどなく,ウグイ谷高から伸びている稜線と合流し,すぐにP1233だ. 中井高という山名板がある.広葉樹林のため,見晴らしはそれほど良くないが,まだ展葉前なのでそれなりに周囲を見渡すことができる.南に見えるひときわ高いところは日出ヶ岳と大台ケ原だろう.その手前の稜線は添谷山だろうか.北にはウグイ谷高と,その左横には国見山,さらに国見山の左横の奥の方に見えるのは池小屋山と,その西に張り出しているのは台高縦走路の大黒尾根だろう. ウグイ谷高まで約1時間程度か.行ってみたい気もするが,どうせ次回はテン泊装備で登るはずのピークだ.なにも今日急いで行くこともない.それに,ちょっと登山口だけといいながら,いきなり本丸に攻め込むというのは騙しうちみたいなもので,山の神様も気分が悪かろう.食料も小さなパン一個しか持ってきていないので,ここで引き返すことにする. 来た道をそのまま帰る。春の日差しが暖かく、気持がいい。駐車場に戻ると男の人が弁当を食べている。車の中に置いていたコンビニおにぎりを取り出し、隣に座って話をする。聞くと、桃の木山の家に行ってきたという。ザイルも準備しているところを見るとベテランのようだ。三重県の伊勢市の人だという。一瞬、TWさんかと思ったが、どうも違うようだ。しばらく山の話をして、分かれる。
チョウズ谷の近くのNo.13鉄塔の巡視路から登り始める。zippさんの情報通り、尾根の鼻先に行った後、尾根を登り始める。30分ほどでNo.13鉄塔に着く。さらに上に行くと、道はこれまでほどではないにしてもちゃんと続いている。これだったらテン泊装備で歩くことができるだろう。しばらく歩いた後引き返す。
次は国見山への登山口の確認だ。ここは下山路として使う予定。大和橋を渡ったあたりのスペースに車を止め、No.7鉄塔の巡視路から登り始める。道は良く踏まれており、今日見た道の中では一番いい道だ。山腹をジグザグに登っていくと伐採地に出る。下には宮川ダムが見える。もう4時だ。そろそろ下ろうか。天気予報通り天気は下り坂のようで、900mあたりまでガスが降りてきている。こんなに遅くまで山にいるのは最近では珍しいことだ。意外に身体が軽いのは先週のボッカ訓練のおかげだろうか。
今日も楽しい山歩きだった。予定している登山口をすべて確認できたし、なにより山の神様にご挨拶ができた。フォレストピアの温泉に入って帰る事にしよう。
しかし,宮川ダムに行ったのはもう20年近く前だ.全く土地勘がないのと同じだ.テン泊縦走もいいけど,その前に登山口の位置と状態くらいは知っておいた方がいいだろう.そんなことを考えているときに,ウグイ谷高の稜線を周回しているzippさんのレポを見つけた.これだったら日帰りコースとして適当だし,下見にもなるだろう.林道歩きは自転車でつなげばいい.
ということで,車の後ろに自転車を積んで出かけることにした.
【 日 付 】2012年4月15日
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート 】宮川第三発電所 7:20 ~ 8:00 導水管出会い ~ 8:30 導水管上部 ~ 9:30 P1143 ~ 10:10 中井高 10:55 ~ 11:25 P1143 ~ 12:05導水管上部 ~ 12:55宮川第三発電所; 送電線No. 13巡視路登山口 13:35 ~送電線No. 13 14:10 ~ 14:20 撤退 ~ 14:50送電線巡視路登山口; 送電線No. 7巡視路登山 15:15 ~ 16:00 540m 撤退 ~ 16:25送電線巡視路登山口
予定しているコースはチョウズ谷近くの送電線巡視路から登り,宮川第三発電所に降りる周回路だ.まず,下山口となる宮川第三発電所に自転車を置きに行く.7時前に宮川第三発電所につき,まず下山口の確認.しかし,それが見つからない.
送水管横の階段を使うのはわかっているが,下まで降りてしまうと発電所から出られなくなってしまう.発電所の敷地内は有刺鉄線を張ったフェンスで厳重に囲まれているのだ.どこかで送水管から離れるはずなのだが,一体どのように離れ,どこへ降りてくるのだろうか.
しばらく付近を見てみるが,よくわからない.地形図を見ると手前の駐車場のところに尾根が下りてきている.もし,降りるとすればこの尾根が一番の候補だろう.駐車場から眺めていると,誰かがよじ登ったあとがある.よし,やぶこぎ覚悟で一度登ってみよう.最少限の荷物だけ持って斜面にとりつく.
斜面を登ると,すぐそこに赤テが.しかも,踏み跡もある.この踏み跡は斜面をジグザグに登っていき,適度な間隔で赤テも巻いてある.なんだ,これが登山道なんだ.どこで導水管からこの道に入るのか,導水管の出会いまで登ってみよう.結局,この時点で周回はあきらめ,登山口の確認に専念することにする.
30分ほどであっさり導水管に出る.ここで引き返すのもつまらないから,導水管の上まで行って,導水管への取り付きも確認してこよう.一か所,斜面の急な所で金属製の長い階段が.下から見上げるとほとんど垂直に近く見える.足を踏み外すと大けがでは済まないよなと,こわごわ登る.こんなところをテン泊装備では登りたくないし,下るのはもっと御免だ.たしか,先週もこんなシチュエーションだったような気が(^_^;)
送水管の上部にたどりつくと,ピンクや赤のテープがいっぱいで,プラスチック製の黒い階段も作ってある.もうちょっと上まで行ってみようか.登っていくと,意外にいい道なのだ.せっかくだから,1233mのピークまで行ってみようか.先週と違って,風もなく快晴でぽかぽか暖かい.暑くなったので,アンダーシャツだけになって登っていく.1週間しか違わないのに,先週の雪山とは打って変わって,春の山になってしまった.
P1143の手前で,小さな白い花の群落に出会う.あとで調べてみると,ミスミソウかスハマソウのようだ.福寿草の華麗な黄色もいいが,林下に遠慮深げに咲くミスミソウはとても可憐で、心惹かれるものがある.
すみません,これバイカオウレンの間違いのようです(ぺこり). P1143着.資料ではホウノキ平と呼ぶらしい.斜面の真正面には仙千代が峰,南側には加茂助谷ノ頭の双耳峰,北にはウグイ谷高のピークが見える.南へ伸びる稜線は去年TWさんがたどった不動谷への稜線だろう.私は1233ピークに向かって,北西に向かう.ほどなく,ウグイ谷高から伸びている稜線と合流し,すぐにP1233だ. 中井高という山名板がある.広葉樹林のため,見晴らしはそれほど良くないが,まだ展葉前なのでそれなりに周囲を見渡すことができる.南に見えるひときわ高いところは日出ヶ岳と大台ケ原だろう.その手前の稜線は添谷山だろうか.北にはウグイ谷高と,その左横には国見山,さらに国見山の左横の奥の方に見えるのは池小屋山と,その西に張り出しているのは台高縦走路の大黒尾根だろう. ウグイ谷高まで約1時間程度か.行ってみたい気もするが,どうせ次回はテン泊装備で登るはずのピークだ.なにも今日急いで行くこともない.それに,ちょっと登山口だけといいながら,いきなり本丸に攻め込むというのは騙しうちみたいなもので,山の神様も気分が悪かろう.食料も小さなパン一個しか持ってきていないので,ここで引き返すことにする. 来た道をそのまま帰る。春の日差しが暖かく、気持がいい。駐車場に戻ると男の人が弁当を食べている。車の中に置いていたコンビニおにぎりを取り出し、隣に座って話をする。聞くと、桃の木山の家に行ってきたという。ザイルも準備しているところを見るとベテランのようだ。三重県の伊勢市の人だという。一瞬、TWさんかと思ったが、どうも違うようだ。しばらく山の話をして、分かれる。
チョウズ谷の近くのNo.13鉄塔の巡視路から登り始める。zippさんの情報通り、尾根の鼻先に行った後、尾根を登り始める。30分ほどでNo.13鉄塔に着く。さらに上に行くと、道はこれまでほどではないにしてもちゃんと続いている。これだったらテン泊装備で歩くことができるだろう。しばらく歩いた後引き返す。
次は国見山への登山口の確認だ。ここは下山路として使う予定。大和橋を渡ったあたりのスペースに車を止め、No.7鉄塔の巡視路から登り始める。道は良く踏まれており、今日見た道の中では一番いい道だ。山腹をジグザグに登っていくと伐採地に出る。下には宮川ダムが見える。もう4時だ。そろそろ下ろうか。天気予報通り天気は下り坂のようで、900mあたりまでガスが降りてきている。こんなに遅くまで山にいるのは最近では珍しいことだ。意外に身体が軽いのは先週のボッカ訓練のおかげだろうか。
今日も楽しい山歩きだった。予定している登山口をすべて確認できたし、なにより山の神様にご挨拶ができた。フォレストピアの温泉に入って帰る事にしよう。
このあたりにトロッコ道もありましたね。