【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
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新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
【日 付】2012年4月8日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】鞍掛橋P8:00---10:14ネコマサノクラ---11:17タヌクラ---12:39鈴北岳12:49---14:00鞍掛橋P
【メンバー】単独
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。登山道をしばらく歩くと鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標があらわれる。ここをパスして谷道を進むと根元から枝分かれしたトチノキが出迎えてくれる。御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
この尾根は石灰岩で出来たカレンフェルトの尾根で岩柱がそこかしこにある。木とカレンフェルトを頼りに上って行くと多くのあがりこ達が出迎えてくれた。以前来たときには気づかなかったが、尾根の両側の谷は厳しい斜面で獣すら歩いていない。その分、この尾根は獣くん達御用達でよく歩かれている。おまけに獣達の寝床も何か所か残っていた。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの洞窟入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
遭難捜索済み地図ではネコマサノクラの尾根を直登して鈴北岳に向かっている軌跡が記されている。今日は、タヌクラを巻きながら反対方向から鈴北に向かいタヌクラの下部を確認しようと考えた。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
【山 域】鈴鹿
【コース】鞍掛橋P8:00---10:14ネコマサノクラ---11:17タヌクラ---12:39鈴北岳12:49---14:00鞍掛橋P
【メンバー】単独
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。登山道をしばらく歩くと鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標があらわれる。ここをパスして谷道を進むと根元から枝分かれしたトチノキが出迎えてくれる。御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
この尾根は石灰岩で出来たカレンフェルトの尾根で岩柱がそこかしこにある。木とカレンフェルトを頼りに上って行くと多くのあがりこ達が出迎えてくれた。以前来たときには気づかなかったが、尾根の両側の谷は厳しい斜面で獣すら歩いていない。その分、この尾根は獣くん達御用達でよく歩かれている。おまけに獣達の寝床も何か所か残っていた。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの洞窟入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
遭難捜索済み地図ではネコマサノクラの尾根を直登して鈴北岳に向かっている軌跡が記されている。今日は、タヌクラを巻きながら反対方向から鈴北に向かいタヌクラの下部を確認しようと考えた。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
最後に編集したユーザー わりばし [ 2012年4月09日(月) 18:21 ], 累計 1 回
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
鈴北山頂でお会いした捜索隊の1人です。
本日は歩いたルートの情報を提供していただきありがとうございました。
下っ端の私が言うのもおこがましいですが・・・。
私どもはタテ谷の支沢を再度潰しに掛かりましたがまだまだ雪が多く
場所によっては2.5mのプローブが全部埋まる有様でした。
今後、御池近辺のここを歩いたよ、雪はどんなだったよという情報があれば
アップしていただけると幸いです。
もちろん重要な手掛かり情報の場合は警察へ連絡願います。
本日は歩いたルートの情報を提供していただきありがとうございました。
下っ端の私が言うのもおこがましいですが・・・。
私どもはタテ谷の支沢を再度潰しに掛かりましたがまだまだ雪が多く
場所によっては2.5mのプローブが全部埋まる有様でした。
今後、御池近辺のここを歩いたよ、雪はどんなだったよという情報があれば
アップしていただけると幸いです。
もちろん重要な手掛かり情報の場合は警察へ連絡願います。
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
つまり、一周されたわけですね。私は鞍掛尾根に上がり、峠から三重県側に下りました。わりばし さんが書きました:【日 付】2012年4月8日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】鞍掛橋P8:00---10:14ネコマサノクラ---11:17タヌクラ---12:39鈴北岳12:49---14:00鞍掛橋P
【メンバー】単独
初めまして、小屋番と言います。捜索行お疲れでした。何となく、同じエリアを彷徨っていたのか、と思います。
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私もこの一帯が気になっていました。若い頃に鈴北から左へ間違って下った記憶があります。そして、伐採業者に案内されて無事下山しました。今は杉の植林になったか?
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。登山道をしばらく歩くと鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標があらわれる。ここをパスして谷道を進むと根元から枝分かれしたトチノキが出迎えてくれる。御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
私は大貝戸の本部で合流し、R306を走りましたが工事中でトンネルまでも行けませんでした。タテ谷付近で通行止めです。路肩決壊箇所も2箇所工事中でした。
そこからトンネルを通過すると滋賀県側の駐車場は満車でした。堰堤は左岸を下り、途中から鞍掛尾根への道を下って林道にでました。
林道から登山道に合流し、地形図で御池谷登山道標高650m付近の破線路のふくらみから左の谷へ入り、急斜面を這いながら登ると大きな岩の衝立がありました。
そこも探ってみましたが雪の厚み約50センチはありそうで転戦。斜面を這い、木の根につかまりながら右の小尾根に逃げて、登るとしばらくして雪の上に踏み跡が現れました。
これがわりばしさんのトレースでしょうか。鈴北からの地形図に表現されない、枝尾根と支谷が何本もあり、大きな谷底も俯瞰しながら登りました。
この尾根は石灰岩で出来たカレンフェルトの尾根で岩柱がそこかしこにある。木とカレンフェルトを頼りに上って行くと多くのあがりこ達が出迎えてくれた。以前来たときには気づかなかったが、尾根の両側の谷は厳しい斜面で獣すら歩いていない。その分、この尾根は獣くん達御用達でよく歩かれている。おまけに獣達の寝床も何か所か残っていた。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
ここは想像もできない。また改めて行ってみたい。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
遭難捜索済み地図ではネコマサノクラの尾根を直登して鈴北岳に向かっている軌跡が記されている。今日は、タヌクラを巻きながら反対方向から鈴北に向かいタヌクラの下部を確認しようと考えた。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
鈴北岳北部は微地形で難しいですね。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
アップされた地形図を見て確認したい。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
センターに戻ると今日も名簿上28名が記名されていました。居村さんは一から出直しやと言われました。
下草が生え、万緑の季節になると見通しも悪くなり、蛭も蠢くことになります。今のような自由な捜索は4月
一杯が限度かな。何とか見つけてあげたいです。友人とは捜索跡のない沢の遡行をしようと話しています。
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
おはようございます、のんくんさん。
鈴北山頂でお会いした捜索隊の1人です。
本日は歩いたルートの情報を提供していただきありがとうございました。
下っ端の私が言うのもおこがましいですが・・・。
お疲れ様でした。
GPSのルートを貼れるように努力してみます。
私どもはタテ谷の支沢を再度潰しに掛かりましたがまだまだ雪が多く
場所によっては2.5mのプローブが全部埋まる有様でした。
タテ谷も支沢まで含めると広い範囲になりますね。
鈴北岳北面の雪の表面がなだれた後の写真です。
かなり雪が残っています。
今後、御池近辺のここを歩いたよ、雪はどんなだったよという情報があれば
アップしていただけると幸いです。
もちろん重要な手掛かり情報の場合は警察へ連絡願います。
そうですね。
出来る範囲で協力したいですね。
わりばし
鈴北山頂でお会いした捜索隊の1人です。
本日は歩いたルートの情報を提供していただきありがとうございました。
下っ端の私が言うのもおこがましいですが・・・。
お疲れ様でした。
GPSのルートを貼れるように努力してみます。
私どもはタテ谷の支沢を再度潰しに掛かりましたがまだまだ雪が多く
場所によっては2.5mのプローブが全部埋まる有様でした。
タテ谷も支沢まで含めると広い範囲になりますね。
鈴北岳北面の雪の表面がなだれた後の写真です。
かなり雪が残っています。
今後、御池近辺のここを歩いたよ、雪はどんなだったよという情報があれば
アップしていただけると幸いです。
もちろん重要な手掛かり情報の場合は警察へ連絡願います。
そうですね。
出来る範囲で協力したいですね。
わりばし
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
わりばしさん お久です
何を逡巡したり遠慮することがあるのかと私は思いますが。私が単純なだけでしょうか。
鞍掛尾根は単純なようでいて痩せ尾根ではないので、視界がないときはどちらかへ逸れる可能性はあると思います。
潰しておかなくちゃと思いながら早や十数年(^◇^)
雨が沁み込んだ雪が朝の冷え込みで固まりますね。
この日はお花の尾根など2か所ばかり空白を歩いてみましたが手掛かりなしでした。
というかホワイトアウトに近い状態で捜索には不向きな日でした。
掘り出してまで入ろうとは思わんでしょうね。捜索だし。
でも案外中でビバークした可能性も・・・
たぬちゃんとここで出会ったとき、入り口から直登しようとして危ない目に遭いました。
Nさんは岳連所属でもないのに異例のことだと思います。
ハリマオ
素晴らしい天気でしたね。私は山へ行けませんでしたが。【日 付】2012年4月8日(日)
思うところがあってとか、考えるところもありとか皆さん言われますが、戻らない人を探してあげたいという単純なことにただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。
何を逡巡したり遠慮することがあるのかと私は思いますが。私が単純なだけでしょうか。
確かに鞍掛尾根と鈴ヶ岳の間の斜面は手薄ですね。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
鞍掛尾根は単純なようでいて痩せ尾根ではないので、視界がないときはどちらかへ逸れる可能性はあると思います。
4月1日に行きましたが道路の積雪はなし。路肩の崩落で止めているようです。この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。
御池岳は色んな所から散々登りましたが、御池谷登山道だけは下から登ったことは一度もありません。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。
潰しておかなくちゃと思いながら早や十数年(^◇^)
往時の賑わいを思います。登山者が誰も行かないような所でも至る所に生活の痕跡がありますね。急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。
1日に経験しました。4月の御池にアイゼンなんぞ要らんと思って持っていかなかったら思わぬ固い雪に難儀しました。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、
雨が沁み込んだ雪が朝の冷え込みで固まりますね。
この日はお花の尾根など2か所ばかり空白を歩いてみましたが手掛かりなしでした。
というかホワイトアウトに近い状態で捜索には不向きな日でした。
ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
掘り出してまで入ろうとは思わんでしょうね。捜索だし。
でも案外中でビバークした可能性も・・・
この付近はなかなか地形が厳しいですね。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
たぬちゃんとここで出会ったとき、入り口から直登しようとして危ない目に遭いました。
2ヶ月経ってもたくさんのボランティアがみえていますね。今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
Nさんは岳連所属でもないのに異例のことだと思います。
ハリマオ
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
わりばしさん、こんばんは。
マップソースとカシミールではgdbの形式が違うらしくて苦労しましたが、何とか形になりました。
元図は下記になります。
http://www.ict.ne.jp/~abc/suzukita.jpg
GPS生データはこちらです。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?si ... ype=detail
ついでにズーム加工もしてみました。
[zoomit]http://zoom.it/gnoO[/zoomit]
マップソースとカシミールではgdbの形式が違うらしくて苦労しましたが、何とか形になりました。
元図は下記になります。
http://www.ict.ne.jp/~abc/suzukita.jpg
GPS生データはこちらです。
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?si ... ype=detail
ついでにズーム加工もしてみました。
[zoomit]http://zoom.it/gnoO[/zoomit]
最後に編集したユーザー 落第忍者 [ 2012年4月10日(火) 04:59 ], 累計 1 回
落第忍者
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
わりばしさんこんにちは
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私も遭難捜索に参加しようと思っても却ってご迷惑をお掛けしてしまうとイカンと思い二の足を踏んでいます
御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。
昨年の6月に御池谷をほぼこのコース(多分1本左側の尾根)でタヌクラまで行きました。ヒルがたくさんいて足をやられました。
先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
こんな大きなアガリコは気がつきませんでした。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
ネコマサノクラとタヌクラを混同していました。結局私はネコマサノクラへは行っていないようです
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
昨年の4月に行った時も雪で入口が閉鎖されていました。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。
鈴北岳でホワイトアウトになって支尾根に入り込んだということも大いに考えられますね
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
私はタヌクラの左手の斜面から木の枝に掴まりながら登ったことがありますが靴がドロドロになってしまいました
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。
日曜日は数名で荒島岳に登りましたが遠くまで遠望が利き雲ひとつない良い天気でした。
緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
捜索隊の方々も長い間ボランティアをされていて大変だと思います。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
鞍掛尾根を使うのが初めてなんてどういうことなのか、ちょっと普通の人には考えられませんね
宮指路
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私も遭難捜索に参加しようと思っても却ってご迷惑をお掛けしてしまうとイカンと思い二の足を踏んでいます
御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。
昨年の6月に御池谷をほぼこのコース(多分1本左側の尾根)でタヌクラまで行きました。ヒルがたくさんいて足をやられました。
先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
こんな大きなアガリコは気がつきませんでした。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
ネコマサノクラとタヌクラを混同していました。結局私はネコマサノクラへは行っていないようです
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
昨年の4月に行った時も雪で入口が閉鎖されていました。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。
鈴北岳でホワイトアウトになって支尾根に入り込んだということも大いに考えられますね
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
私はタヌクラの左手の斜面から木の枝に掴まりながら登ったことがありますが靴がドロドロになってしまいました
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。
日曜日は数名で荒島岳に登りましたが遠くまで遠望が利き雲ひとつない良い天気でした。
緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
捜索隊の方々も長い間ボランティアをされていて大変だと思います。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
鞍掛尾根を使うのが初めてなんてどういうことなのか、ちょっと普通の人には考えられませんね
宮指路
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
はじめまして、わりばしです。小屋番さんのHPを以前より見させてもらってました。
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私もこの一帯が気になっていました。若い頃に鈴北から左へ間違って下った記憶があります。そして、伐採業者に案内されて無事下山しました。今は杉の植林になったか?
鈴北の山頂に直接着く場所で、しかも厳しい場所なので当初から気になっていました。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。登山道をしばらく歩くと鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標があらわれる。ここをパスして谷道を進むと根元から枝分かれしたトチノキが出迎えてくれる。御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
私は大貝戸の本部で合流し、R306を走りましたが工事中でトンネルまでも行けませんでした。タテ谷付近で通行止めです。路肩決壊箇所も2箇所工事中でした。
そこからトンネルを通過すると滋賀県側の駐車場は満車でした。堰堤は左岸を下り、途中から鞍掛尾根への道を下って林道にでました。
林道から登山道に合流し、地形図で御池谷登山道標高650m付近の破線路のふくらみから左の谷へ入り、急斜面を這いながら登ると大きな岩の衝立がありました。
そこも探ってみましたが雪の厚み約50センチはありそうで転戦。斜面を這い、木の根につかまりながら右の小尾根に逃げて、登るとしばらくして雪の上に踏み跡が現れました。
これがわりばしさんのトレースでしょうか。鈴北からの地形図に表現されない、枝尾根と支谷が何本もあり、大きな谷底も俯瞰しながら登りました。
雪の上の踏み跡は、私のだと思います。
この尾根は石灰岩で出来たカレンフェルトの尾根で岩柱がそこかしこにある。木とカレンフェルトを頼りに上って行くと多くのあがりこ達が出迎えてくれた。以前来たときには気づかなかったが、尾根の両側の谷は厳しい斜面で獣すら歩いていない。その分、この尾根は獣くん達御用達でよく歩かれている。おまけに獣達の寝床も何か所か残っていた。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
ここは想像もできない。また改めて行ってみたい。
ネコマサノクラは、御池谷の中間尾根を登った所なのでわかると思います。
タヌクラへの目印は窯跡です。
遭難捜索済み地図ではネコマサノクラの尾根を直登して鈴北岳に向かっている軌跡が記されている。今日は、タヌクラを巻きながら反対方向から鈴北に向かいタヌクラの下部を確認しようと考えた。
[attachment=1]IMG_5147.jpg[/attachment]
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
鈴北岳北部は微地形で難しいですね。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
アップされた地形図を見て確認したい。
ヤブ仲間の落第忍者さんに協力してもらってGPSの軌道をアップしておきました。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
つまり、一周されたわけですね。私は鞍掛尾根に上がり、峠から三重県側に下りました。
センターに戻ると今日も名簿上28名が記名されていました。居村さんは一から出直しやと言われました。
下草が生え、万緑の季節になると見通しも悪くなり、蛭も蠢くことになります。今のような自由な捜索は4月
一杯が限度かな。何とか見つけてあげたいです。友人とは捜索跡のない沢の遡行をしようと話しています。
お疲れ様です。
今回の雪がとけたあたりがポイントになるかもしれませんね。
わりばし
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私もこの一帯が気になっていました。若い頃に鈴北から左へ間違って下った記憶があります。そして、伐採業者に案内されて無事下山しました。今は杉の植林になったか?
鈴北の山頂に直接着く場所で、しかも厳しい場所なので当初から気になっていました。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。登山道をしばらく歩くと鞍掛尾根から県境稜線を経て鈴北と書かれた立派な道標があらわれる。ここをパスして谷道を進むと根元から枝分かれしたトチノキが出迎えてくれる。御池谷の玄関先に来た感じがする。その先で谷は二股に分かれ、御池谷登山道は右の谷方向に上っていくが、登山道と別れ二股の間の尾根を上って行く。先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
私は大貝戸の本部で合流し、R306を走りましたが工事中でトンネルまでも行けませんでした。タテ谷付近で通行止めです。路肩決壊箇所も2箇所工事中でした。
そこからトンネルを通過すると滋賀県側の駐車場は満車でした。堰堤は左岸を下り、途中から鞍掛尾根への道を下って林道にでました。
林道から登山道に合流し、地形図で御池谷登山道標高650m付近の破線路のふくらみから左の谷へ入り、急斜面を這いながら登ると大きな岩の衝立がありました。
そこも探ってみましたが雪の厚み約50センチはありそうで転戦。斜面を這い、木の根につかまりながら右の小尾根に逃げて、登るとしばらくして雪の上に踏み跡が現れました。
これがわりばしさんのトレースでしょうか。鈴北からの地形図に表現されない、枝尾根と支谷が何本もあり、大きな谷底も俯瞰しながら登りました。
雪の上の踏み跡は、私のだと思います。
この尾根は石灰岩で出来たカレンフェルトの尾根で岩柱がそこかしこにある。木とカレンフェルトを頼りに上って行くと多くのあがりこ達が出迎えてくれた。以前来たときには気づかなかったが、尾根の両側の谷は厳しい斜面で獣すら歩いていない。その分、この尾根は獣くん達御用達でよく歩かれている。おまけに獣達の寝床も何か所か残っていた。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
ここは想像もできない。また改めて行ってみたい。
ネコマサノクラは、御池谷の中間尾根を登った所なのでわかると思います。
タヌクラへの目印は窯跡です。
遭難捜索済み地図ではネコマサノクラの尾根を直登して鈴北岳に向かっている軌跡が記されている。今日は、タヌクラを巻きながら反対方向から鈴北に向かいタヌクラの下部を確認しようと考えた。
[attachment=1]IMG_5147.jpg[/attachment]
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
鈴北岳北部は微地形で難しいですね。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
アップされた地形図を見て確認したい。
ヤブ仲間の落第忍者さんに協力してもらってGPSの軌道をアップしておきました。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
つまり、一周されたわけですね。私は鞍掛尾根に上がり、峠から三重県側に下りました。
センターに戻ると今日も名簿上28名が記名されていました。居村さんは一から出直しやと言われました。
下草が生え、万緑の季節になると見通しも悪くなり、蛭も蠢くことになります。今のような自由な捜索は4月
一杯が限度かな。何とか見つけてあげたいです。友人とは捜索跡のない沢の遡行をしようと話しています。
お疲れ様です。
今回の雪がとけたあたりがポイントになるかもしれませんね。
わりばし
最後に編集したユーザー わりばし [ 2012年4月10日(火) 06:19 ], 累計 1 回
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
おはようございます、落第忍者さん。
マップソースとカシミールではgdbの形式が違うらしくて苦労しましたが、何とか形になりました。
お世話かけました。
今回はルートを上げる必要があったので、無理なお願いをしてしまいました。
快く応じてもらいありがとうございました。
元図は下記になります。
GPS生データはこちらです。
ついでにズーム加工もしてみました。
このあたりの配慮はアバウトな私には出来ない気配りです。
本当に助かりました。
御池谷は春と冬が混在している感じで、新緑の苔につららがついていました。
[attachment=0]IMG_5130.jpg[/attachment]
わりばし
マップソースとカシミールではgdbの形式が違うらしくて苦労しましたが、何とか形になりました。
お世話かけました。
今回はルートを上げる必要があったので、無理なお願いをしてしまいました。
快く応じてもらいありがとうございました。
元図は下記になります。
GPS生データはこちらです。
ついでにズーム加工もしてみました。
このあたりの配慮はアバウトな私には出来ない気配りです。
本当に助かりました。
御池谷は春と冬が混在している感じで、新緑の苔につららがついていました。
[attachment=0]IMG_5130.jpg[/attachment]
わりばし
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
わりばし大将! お久しぶりです。
この歳になるとPCのキーを打つのもなかなか指が動かず、頭も動かずで、失礼しております。
Nさん捜索にわざわざ尾根を越えて、お疲れさまでした。
ところでネコマサクラやタヌクラが話題のころ、行ってみたのですが発見に至らないまま現在を迎えております。
まあ、その要因はしっかり事前調査(みなさんのレポなど)もせず、適当に探してたからでしょうけど。
で、落忍さんのマップにあるトラックデータを見て、わかりました。
biwa爺が歩いてたのはもう少し北側の枝谷から鞍掛尾根の・1056の先のco1050mあたりに出るルートでしたので、わかるはずなかったんですね。
それにしてもNさんはどこへ行ってしまったんでしょう。
いっぱい穴倉とかあるので、その中で休んでいるのかと思います。
雪できれいなままの姿でと思っていましたが、この陽気が続けば…(;一_一)
そう言いながら、この間は鈴鹿に足も向けていない自分に忸怩たる思いも。
捜索のみなさんに感謝するのみです。
~biwaco
この歳になるとPCのキーを打つのもなかなか指が動かず、頭も動かずで、失礼しております。
Nさん捜索にわざわざ尾根を越えて、お疲れさまでした。
ところでネコマサクラやタヌクラが話題のころ、行ってみたのですが発見に至らないまま現在を迎えております。
まあ、その要因はしっかり事前調査(みなさんのレポなど)もせず、適当に探してたからでしょうけど。
で、落忍さんのマップにあるトラックデータを見て、わかりました。
biwa爺が歩いてたのはもう少し北側の枝谷から鞍掛尾根の・1056の先のco1050mあたりに出るルートでしたので、わかるはずなかったんですね。
それにしてもNさんはどこへ行ってしまったんでしょう。
いっぱい穴倉とかあるので、その中で休んでいるのかと思います。
雪できれいなままの姿でと思っていましたが、この陽気が続けば…(;一_一)
そう言いながら、この間は鈴鹿に足も向けていない自分に忸怩たる思いも。
捜索のみなさんに感謝するのみです。
~biwaco
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
おはようございます、ハリマオさん。
何を逡巡したり遠慮することがあるのかと私は思いますが。私が単純なだけでしょうか。
同じようなケースが起こった時に今回のような対応が出来るのかというのが引っかかっていました。
鞍掛尾根は単純なようでいて痩せ尾根ではないので、視界がないときはどちらかへ逸れる可能性はあると思います。
鈴北からの下りもホワイトアウトで県境稜線の位置を意識せずに下りてしまう事もあるのではと思い今回のコースを選びました。
潰しておかなくちゃと思いながら早や十数年(^◇^)
三重県側からだとコグルミ谷や鞍掛峠から上る方が便利ですからね。
ここは人が少ない分、生活の痕跡を強く感じます。今や獣たちの痕跡ばかりですが・・・
雨が沁み込んだ雪が朝の冷え込みで固まりますね。
この日はお花の尾根など2か所ばかり空白を歩いてみましたが手掛かりなしでした。
というかホワイトアウトに近い状態で捜索には不向きな日でした。
掘り出してまで入ろうとは思わんでしょうね。捜索だし。
でも案外中でビバークした可能性も・・・
そうですね。でも、雪も固そうで掘り返すのは苦労しそうです。
たぬちゃんとここで出会ったとき、入り口から直登しようとして危ない目に遭いました。
タヌクラはネコマサノクラの数倍の大きさがありました。
Nさんは岳連所属でもないのに異例のことだと思います。
異例でしょうね。
今回のようは対応がモデルケースになればいいなと思っています。
わりばし
思うところがあってとか、考えるところもありとか皆さん言われますが、戻らない人を探してあげたいという単純なことにただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。
何を逡巡したり遠慮することがあるのかと私は思いますが。私が単純なだけでしょうか。
同じようなケースが起こった時に今回のような対応が出来るのかというのが引っかかっていました。
確かに鞍掛尾根と鈴ヶ岳の間の斜面は手薄ですね。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
鞍掛尾根は単純なようでいて痩せ尾根ではないので、視界がないときはどちらかへ逸れる可能性はあると思います。
鈴北からの下りもホワイトアウトで県境稜線の位置を意識せずに下りてしまう事もあるのではと思い今回のコースを選びました。
御池岳は色んな所から散々登りましたが、御池谷登山道だけは下から登ったことは一度もありません。国道の路肩の空き地に駐車する。ガス管工事の現場を通り御池谷の登山口で登山届を出す。
潰しておかなくちゃと思いながら早や十数年(^◇^)
三重県側からだとコグルミ谷や鞍掛峠から上る方が便利ですからね。
往時の賑わいを思います。登山者が誰も行かないような所でも至る所に生活の痕跡がありますね。急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。
ここは人が少ない分、生活の痕跡を強く感じます。今や獣たちの痕跡ばかりですが・・・
1日に経験しました。4月の御池にアイゼンなんぞ要らんと思って持っていかなかったら思わぬ固い雪に難儀しました。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、
雨が沁み込んだ雪が朝の冷え込みで固まりますね。
この日はお花の尾根など2か所ばかり空白を歩いてみましたが手掛かりなしでした。
というかホワイトアウトに近い状態で捜索には不向きな日でした。
ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
掘り出してまで入ろうとは思わんでしょうね。捜索だし。
でも案外中でビバークした可能性も・・・
そうですね。でも、雪も固そうで掘り返すのは苦労しそうです。
この付近はなかなか地形が厳しいですね。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
たぬちゃんとここで出会ったとき、入り口から直登しようとして危ない目に遭いました。
タヌクラはネコマサノクラの数倍の大きさがありました。
2ヶ月経ってもたくさんのボランティアがみえていますね。今日も手掛かりすら見つけられなかったようだ。Nさんが早く家族の元に戻れることを願ってやまない。
Nさんは岳連所属でもないのに異例のことだと思います。
異例でしょうね。
今回のようは対応がモデルケースになればいいなと思っています。
わりばし
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
こんばんは、わりばしさん。
今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
ここはすっかり、空白区域でしたね。
わたしも、一ヶ所気になっているところを潰したら、久しぶりにネコタヌを捜索がてら訪れようかしらん、と思てますた。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。
遠回り、ご苦労さんです。石槫より鈴鹿峠越えの方が早いのかな?
306号三重県側の工事は4月13日までとなっているけど、今週末はゲートが開くのかな?
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
いつ行ったんだっけ?と過去の記録を調べていたら、最初に行ったのは09年3月21日、2度目が同年9月23日…なんとお彼岸の日にばかり行っていることに気づきました(^^;。
09年は、すでにゲートが空いていたんだ。そして残雪も少なかった。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの洞窟入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
厄介な残雪ですねぇ。
タヌクラは垂壁、タヌキの穴は正式名称(学術名称?)は、ネコマサノ洞でしたっけ?
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。
わたしは垂壁を左から回り込んで、穴の上にでたんだっけか…。
例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。
なんなんでしょうね、この残雪は。1m以上残ってそうですよね。陽当たり悪い所では。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
こんないい日に、もう帰っちゃうの~、わりばしさん。もったいない。
09年当時、すでに新しい道標がありました。ヒルコバへの御池谷は荒れているから、この道が一般登山道として昇格?でしょうね。
わりばしさん、ごくろうさまでした。
zipp
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
おはようございます、宮指路さん。
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私も遭難捜索に参加しようと思っても却ってご迷惑をお掛けしてしまうとイカンと思い二の足を踏んでいます
発見できる可能性が高いのは雪が溶け草が生えるまでだと思います。
先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
こんな大きなアガリコは気がつきませんでした。
この尾根のあがりこはケヤキが多いのですが、たくさんありますよ。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
昨年の4月に行った時も雪で入口が閉鎖されていました。
昨年の雪でも閉鎖でしたか。
冬季休業なんですね。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。
鈴北岳でホワイトアウトになって支尾根に入り込んだということも大いに考えられますね
尾根っぽいとつられて入ることはありますからね。
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
私はタヌクラの左手の斜面から木の枝に掴まりながら登ったことがありますが靴がドロドロになってしまいました
左手の斜面は日が当たるようで地面も見えていました。
ドロドロになりそうな斜面ですね。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。
日曜日は数名で荒島岳に登りましたが遠くまで遠望が利き雲ひとつない良い天気でした。
荒島岳に行かれましたか。最高だったでしょう。
ちなみに私が事故で東海北陸道を止めた時のたどり着けなかった目的地です。
緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
捜索隊の方々も長い間ボランティアをされていて大変だと思います。
異例の協力体制です。これがモデルケースになればいいんだけど。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
鞍掛尾根を使うのが初めてなんてどういうことなのか、ちょっと普通の人には考えられませんね
ハハハ・・・
2月12日はホワイトアウトと強風の中、雨乞岳に登っていた。似たような状況にNさんもいたのだろう。ただ、いろいろ考える所もあり二の足を踏んでいる間に二ヶ月が過ぎようとしている。今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
私も遭難捜索に参加しようと思っても却ってご迷惑をお掛けしてしまうとイカンと思い二の足を踏んでいます
発見できる可能性が高いのは雪が溶け草が生えるまでだと思います。
先週末の雪が積もった歩きにくい尾根を上ると早速ケアキのあがりこが顔を出す。あがりこは、大木の下部を残して伐採して切り口から生えてくる木を薪として繰り返し使う先人の知恵で、今回上るネコマサノクラの尾根には特に多く残されている。
こんな大きなアガリコは気がつきませんでした。
この尾根のあがりこはケヤキが多いのですが、たくさんありますよ。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
昨年の4月に行った時も雪で入口が閉鎖されていました。
昨年の雪でも閉鎖でしたか。
冬季休業なんですね。
鈴北岳から真っ直ぐに下りてしまうとタヌクラの上部に出る。それだけに滑落の可能性も否定できないので、タヌクラの下部を丁寧に確認することにした。
鈴北岳でホワイトアウトになって支尾根に入り込んだということも大いに考えられますね
尾根っぽいとつられて入ることはありますからね。
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。ようやく斜面が緩やかになり兎の足跡が出てきたので、谷筋に下りた。
私はタヌクラの左手の斜面から木の枝に掴まりながら登ったことがありますが靴がドロドロになってしまいました
左手の斜面は日が当たるようで地面も見えていました。
ドロドロになりそうな斜面ですね。
両側を確認しながら谷筋を上るがきれいな雪原が広がるのみ。週末もそこそこ降ったようでなかなか確認がしづらい状況だった。例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。隣の尾根に移ると霊仙、伊吹はもとより御嶽までも見えていた。とてもいい天気だ。
日曜日は数名で荒島岳に登りましたが遠くまで遠望が利き雲ひとつない良い天気でした。
荒島岳に行かれましたか。最高だったでしょう。
ちなみに私が事故で東海北陸道を止めた時のたどり着けなかった目的地です。
緩やかな尾根を上ると鈴北岳の頂上に到着。予想はしていたがたくさんの人がいた。頂上を少し下りた所に捜索隊の皆さんもみえたので、今日の歩いたルートとヤブコギにレポを上げる事を告げて別れた。捜索隊のみなさんも新雪で捜索がしずらかったようだ。
捜索隊の方々も長い間ボランティアをされていて大変だと思います。
異例の協力体制です。これがモデルケースになればいいんだけど。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
鞍掛尾根を使うのが初めてなんてどういうことなのか、ちょっと普通の人には考えられませんね
ハハハ・・・
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
おはようございます、biwacoさん。
この歳になるとPCのキーを打つのもなかなか指が動かず、頭も動かずで、失礼しております。
いえいえ、なかなか果敢に雪山にチャレンジしてますね。
Nさん捜索にわざわざ尾根を越えて、お疲れさまでした。
ところでネコマサクラやタヌクラが話題のころ、行ってみたのですが発見に至らないまま現在を迎えております。
まあ、その要因はしっかり事前調査(みなさんのレポなど)もせず、適当に探してたからでしょうけど。
で、落忍さんのマップにあるトラックデータを見て、わかりました。
biwa爺が歩いてたのはもう少し北側の枝谷から鞍掛尾根の・1056の先のco1050mあたりに出るルートでしたので、わかるはずなかったんですね。
今度行ってみてください。ネコマサノクラの尾根を使うと簡単に行けますよ。
それにしてもNさんはどこへ行ってしまったんでしょう。
いっぱい穴倉とかあるので、その中で休んでいるのかと思います。
雪できれいなままの姿でと思っていましたが、この陽気が続けば…(;一_一)
雪が溶けて草木が茂るまでがポイントのようですね。
そう言いながら、この間は鈴鹿に足も向けていない自分に忸怩たる思いも。
捜索のみなさんに感謝するのみです。
本当に捜索隊の皆さんには頭が下がります。
みんなが出来る部分で協力するという今回のような体制がモデルケースになればいいなと思っています。
二次遭難もあるので、安易に協力するのはどうかとは思いますが。
この歳になるとPCのキーを打つのもなかなか指が動かず、頭も動かずで、失礼しております。
いえいえ、なかなか果敢に雪山にチャレンジしてますね。
Nさん捜索にわざわざ尾根を越えて、お疲れさまでした。
ところでネコマサクラやタヌクラが話題のころ、行ってみたのですが発見に至らないまま現在を迎えております。
まあ、その要因はしっかり事前調査(みなさんのレポなど)もせず、適当に探してたからでしょうけど。
で、落忍さんのマップにあるトラックデータを見て、わかりました。
biwa爺が歩いてたのはもう少し北側の枝谷から鞍掛尾根の・1056の先のco1050mあたりに出るルートでしたので、わかるはずなかったんですね。
今度行ってみてください。ネコマサノクラの尾根を使うと簡単に行けますよ。
それにしてもNさんはどこへ行ってしまったんでしょう。
いっぱい穴倉とかあるので、その中で休んでいるのかと思います。
雪できれいなままの姿でと思っていましたが、この陽気が続けば…(;一_一)
雪が溶けて草木が茂るまでがポイントのようですね。
そう言いながら、この間は鈴鹿に足も向けていない自分に忸怩たる思いも。
捜索のみなさんに感謝するのみです。
本当に捜索隊の皆さんには頭が下がります。
みんなが出来る部分で協力するという今回のような体制がモデルケースになればいいなと思っています。
二次遭難もあるので、安易に協力するのはどうかとは思いますが。
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
おはようございます、ZIPPさん。
今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
ここはすっかり、空白区域でしたね。
わたしも、一ヶ所気になっているところを潰したら、久しぶりにネコタヌを捜索がてら訪れようかしらん、と思てますた。
気になる場所ってありますよね。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。
遠回り、ご苦労さんです。石槫より鈴鹿峠越えの方が早いのかな?
306号三重県側の工事は4月13日までとなっているけど、今週末はゲートが開くのかな?
石槫からも鈴鹿峠からもあまり距離は変わらないように思います。
道は鈴鹿峠経由の方が良い道なんで。
工事はどうなんでしょうね。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
いつ行ったんだっけ?と過去の記録を調べていたら、最初に行ったのは09年3月21日、2度目が同年9月23日…なんとお彼岸の日にばかり行っていることに気づきました(^^;。
09年は、すでにゲートが空いていたんだ。そして残雪も少なかった。
もう三年前になりますか。
ゲートも雪の状態もあるんでしょうが、開く日は毎年バラバラですね。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの洞窟入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
厄介な残雪ですねぇ。
タヌクラは垂壁、タヌキの穴は正式名称(学術名称?)は、ネコマサノ洞でしたっけ?
なんかありましたね。
嵓の大きさと炭焼きで使う水場が近くにある事から考えても、タヌクラが地元の人たちが言っているネコマサノクラなんだろうなと思います。
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。
わたしは垂壁を左から回り込んで、穴の上にでたんだっけか…。
私も左巻きでした。
例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。
なんなんでしょうね、この残雪は。1m以上残ってそうですよね。陽当たり悪い所では。
ここのところ無かった雪の多さですね。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
こんないい日に、もう帰っちゃうの~、わりばしさん。もったいない。
09年当時、すでに新しい道標がありました。ヒルコバへの御池谷は荒れているから、この道が一般登山道として昇格?でしょうね。
どうも性格的にゆったりというのが出来なくて・・・
新しい道標からもこの道に通じるんですよね。
私は尾根の末端まで下りて林道に直接出ました。
ここはビニールテープがあるのみでした。
今回は、遭難捜索済み地図を見ていて鈴北岳の北面が気になって出かけることにした。
ここはすっかり、空白区域でしたね。
わたしも、一ヶ所気になっているところを潰したら、久しぶりにネコタヌを捜索がてら訪れようかしらん、と思てますた。
気になる場所ってありますよね。
この時期は、残念ながら鞍掛峠は通行止めで三重県側からは入れないので、鈴鹿峠を越えて大君ヶ畑に到着。
遠回り、ご苦労さんです。石槫より鈴鹿峠越えの方が早いのかな?
306号三重県側の工事は4月13日までとなっているけど、今週末はゲートが開くのかな?
石槫からも鈴鹿峠からもあまり距離は変わらないように思います。
道は鈴鹿峠経由の方が良い道なんで。
工事はどうなんでしょうね。
急な傾斜が870m付近で緩みだすとネコマサノクラは目の前だ。大きな嵓だが滑落しそうな場所では無い。ネコマサノクラの上部に炭焼窯跡があり、おそらくここであがりこの薪は炭になったのだろう。窯跡から東へトラバースしていくとタヌクラに着く。
いつ行ったんだっけ?と過去の記録を調べていたら、最初に行ったのは09年3月21日、2度目が同年9月23日…なんとお彼岸の日にばかり行っていることに気づきました(^^;。
09年は、すでにゲートが空いていたんだ。そして残雪も少なかった。
もう三年前になりますか。
ゲートも雪の状態もあるんでしょうが、開く日は毎年バラバラですね。
さて、トラバースにかかると日の当たる新雪の下は濡れた落ち葉と泥でトラバース出来ない。しかたがないので谷まで下り、そこからタヌクラに向かって上ることにする。谷を上っていくと雪がしまってきたのはいいのだが、タヌクラの手前は凍っている。雪がしまるにしたがい新雪の下の雪をキックしても上手く上れなくなってきたので、ここでアイゼンを着けた。アイゼンとピッケルを使いタヌクラの洞窟入口に上がっていくと、入口は嵓の上から流れてきた雪でふさがれていた。どうやら冬季は休業のようだ。
厄介な残雪ですねぇ。
タヌクラは垂壁、タヌキの穴は正式名称(学術名称?)は、ネコマサノ洞でしたっけ?
なんかありましたね。
嵓の大きさと炭焼きで使う水場が近くにある事から考えても、タヌクラが地元の人たちが言っているネコマサノクラなんだろうなと思います。
タヌクラの入口横の嵓を巻いていくが嵓はかなり大きく奥まで続いている。嵓が中に入り込んでいる急な斜面の確認では、日蔭だったのでアイゼンが良くきいてくれて助かった。嵓がおわりかけたので、上部を確認するために登れそうな岩の斜面を上る。雪の下のカレンフェルトにアイゼンをかませながら上る。
わたしは垂壁を左から回り込んで、穴の上にでたんだっけか…。
私も左巻きでした。
例年に比べ雪の量が多く、おまけに4月になってからの雪とは困ったもんだ。特に滋賀県側の北面にはしっかり雪が残っていた。
なんなんでしょうね、この残雪は。1m以上残ってそうですよね。陽当たり悪い所では。
ここのところ無かった雪の多さですね。
山頂からは、琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見えた。帰りは鞍掛尾根を下り途中から鉄塔尾根に入った。この道を初めて使ったが、安全に早く御池谷登山口まで導いてくれるいい道だった。
こんないい日に、もう帰っちゃうの~、わりばしさん。もったいない。
09年当時、すでに新しい道標がありました。ヒルコバへの御池谷は荒れているから、この道が一般登山道として昇格?でしょうね。
どうも性格的にゆったりというのが出来なくて・・・
新しい道標からもこの道に通じるんですよね。
私は尾根の末端まで下りて林道に直接出ました。
ここはビニールテープがあるのみでした。
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
わりばしさん こんにちは
なんででしょうね。わたしてきには、上のクラのある場所の一番のポイントは
○普通には谷沿いを歩かないと見つけることができないこと
○その谷は地形図でははっきり出ている谷だけど、御池谷からは支流(子谷)の支流(孫谷)にあって
孫谷の入口は二つの枯滝で遮られていて、谷通しで歩いては決して入れないこと
だと思っています。
だから、この二つの枯滝はこのあたりでの大きな見所だと思っていて、私の過去のレポでも何度かふれているのだけど
みなさん、この枯滝について誰もふれないんですよね。それが不思議なの。
で、下のクラの通称ですけど、ネコクラ(ネコの耳のように見える岩塊があるクラ)だと思っています。
zippさんもハリマオさんもそう書いてたし。
ネコマサノクラの名は、地元に伝わっていたこのあたりのどこかに該当する地名で
私自身はどちらのクラとも特定していませんし、それでよいと思います。
どうせ二つのクラは直ぐ近くなんだし。
他にもあったらもっと面白かったでしょうけど、さすがにそれはもうなさそうです。
ただ、洞窟に関しては、「ネコマサの洞」と命名させていただきました。
あきたぬき
なんででしょうね。わたしてきには、上のクラのある場所の一番のポイントは
○普通には谷沿いを歩かないと見つけることができないこと
○その谷は地形図でははっきり出ている谷だけど、御池谷からは支流(子谷)の支流(孫谷)にあって
孫谷の入口は二つの枯滝で遮られていて、谷通しで歩いては決して入れないこと
だと思っています。
だから、この二つの枯滝はこのあたりでの大きな見所だと思っていて、私の過去のレポでも何度かふれているのだけど
みなさん、この枯滝について誰もふれないんですよね。それが不思議なの。
で、下のクラの通称ですけど、ネコクラ(ネコの耳のように見える岩塊があるクラ)だと思っています。
zippさんもハリマオさんもそう書いてたし。
ネコマサノクラの名は、地元に伝わっていたこのあたりのどこかに該当する地名で
私自身はどちらのクラとも特定していませんし、それでよいと思います。
どうせ二つのクラは直ぐ近くなんだし。
他にもあったらもっと面白かったでしょうけど、さすがにそれはもうなさそうです。
ただ、洞窟に関しては、「ネコマサの洞」と命名させていただきました。
あきたぬき
最後に編集したユーザー あきたぬき [ 2012年4月14日(土) 18:05 ], 累計 1 回
Re: 【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て
こんにちは、秋狸さん。
なんででしょうね。わたしてきには、上のクラのある場所の一番のポイントは
○普通には谷沿いを歩かないと見つけることができないこと
○その谷は地形図でははっきり出ている谷だけど、御池谷からは支流(子谷)の支流(孫谷)にあって
孫谷の入口は二つの枯滝で遮られていて、谷通しで歩いては決して入れないこと
だと思っています。
だから、この二つの枯滝はこのあたりでの大きな見所だと思っていて、私の過去のレポでも何度かふれているのだけど
みなさん、この枯滝について誰もふれないんですよね。それが不思議なの。
地形的には枯滝は見所だけど、昔の生活のなごりという意味では使いやすい尾根になっちゃうんじゃないかな。
で、下のクラの通称ですけど、ネコクラ(ネコの耳のように見える岩塊があるクラ)だと思っています。
zippさんもハリマオさんもそう書いてたし。
ネコクラというのはわかるんですが、嵓の大きさが違いすぎるのと
ネコクラの炭焼窯に使う水をタヌクラの沢から運んだと考えるとネコマサノクラはタヌクラの方かなと思いました。
ネコマサノクラの名は、地元に伝わっていたこのあたりのどこかに該当する地名で
私自身はどちらのクラとも特定していませんし、それでよいと思います。
どうせ二つのクラは直ぐ近くなんだし。
それでいいと思いますよ。
ただ、洞窟に関しては、「ネコマサの洞」と命名させていただきました。
ネコマサという名前を付けるのが妥当だと思います。
ただ、今回はこんな事考えずに登っていたので、新鮮な感じがします。
なんででしょうね。わたしてきには、上のクラのある場所の一番のポイントは
○普通には谷沿いを歩かないと見つけることができないこと
○その谷は地形図でははっきり出ている谷だけど、御池谷からは支流(子谷)の支流(孫谷)にあって
孫谷の入口は二つの枯滝で遮られていて、谷通しで歩いては決して入れないこと
だと思っています。
だから、この二つの枯滝はこのあたりでの大きな見所だと思っていて、私の過去のレポでも何度かふれているのだけど
みなさん、この枯滝について誰もふれないんですよね。それが不思議なの。
地形的には枯滝は見所だけど、昔の生活のなごりという意味では使いやすい尾根になっちゃうんじゃないかな。
で、下のクラの通称ですけど、ネコクラ(ネコの耳のように見える岩塊があるクラ)だと思っています。
zippさんもハリマオさんもそう書いてたし。
ネコクラというのはわかるんですが、嵓の大きさが違いすぎるのと
ネコクラの炭焼窯に使う水をタヌクラの沢から運んだと考えるとネコマサノクラはタヌクラの方かなと思いました。
ネコマサノクラの名は、地元に伝わっていたこのあたりのどこかに該当する地名で
私自身はどちらのクラとも特定していませんし、それでよいと思います。
どうせ二つのクラは直ぐ近くなんだし。
それでいいと思いますよ。
ただ、洞窟に関しては、「ネコマサの洞」と命名させていただきました。
ネコマサという名前を付けるのが妥当だと思います。
ただ、今回はこんな事考えずに登っていたので、新鮮な感じがします。