なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。
「日付/天気」平成24年2月5日
「山名・山域」水沢峠~鎌尾根~鎌ヶ岳
「メンバー」単独
「コースタイム」7:30宮妻峡~8:00水沢岳登山口~9:40水沢峠~10:44水沢岳~鎌尾根~14:00最後の岩峰(三角岩)~14:50鎌ヶ岳山頂~16:30宮妻峡
2月5日宮妻峡に車を止める。
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
私の少し先をピッケルを持った若者が歩いて行った。
約30分林道歩くと登山口に着く。雪はまあまあある方だ。水沢峠までは谷沿いの登山道を登って行く。
先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。
水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。 水沢峠の手前は急な登りで少し手こずった。
水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
水沢峠から水沢岳までは急な登り、途中に馬の背尾根というキレットがある筈なのだが雪庇になっていたようで気がつかなかった。
水沢岳を下るとキノコ岩という所に出た。 鎌尾根に来るのは久し振りだがこういうポイントはよく覚えている。 ここを下りる出だしがかなり急になっていてスノーシューを外さざるをえなかった。アイゼンを付けて立ち木に掴まりながら慎重に下りた。
そこからしばらくは気を抜けないもののやや安定した雪庇の尾根歩きだったので再びスノーシューを履いた。
衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。
P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。
そしていよいよ衝立岩まで来ると衝立岩の裏側に下りる道が付いていたが急な坂なのでここでスノーシューを外しアイゼンを装着した。
少し下ってから登り返しがかなり急でおまけに足場が雪に隠れている為、相当大変だった。
さらに背中に担いだスノーシューが木の枝に引っかかったりするので余計に大変だった。
やっと上に上がって岩場を通過しても切り立った尾根の雪庇があったりして気を抜けない。
先行者はよくもこんな場所を行けるものだと関心する。
そこで後ろから単独者が2名少し時間を置いて追いついて来た。一人はピッケルに12本爪の完全武装の中年男、もう一人はピッケルもストックも持っていないので驚いた。
余程バランスに自信があるのだろう。今日は風もなくお天気もいいので考えることは同じかな
彼等には先に行ってもらって後を追った。
トレースを追いながらザレ場を通過し、危うい雪庇を踏み抜かないよう慎重に通過する。
やっと鎖場に来たようだが鎖がほとんど雪に隠れている。スタンスも雪に隠れている為、雪の上に付いた足跡を辿るしかない。雪から僅かに出ている岩に掴まり慎重に通過した。
鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
その登山者に大きな声で「ここを下りるんですか~」と叫んだら、両手でマルをした。
下を覗き込んで見ると滑り台のようになっていて谷底までそのまま落ちて行きそうな感じである。
しかし下りねば帰れない。
勇気を振り絞って後ろ向きで降りていくが12本爪でないのが悔やまれる。途中で雪が崩れたらと思うとゾッとする。
5mくらい下に足跡があるので、あそこで向きを変えたのであろう。先行者はよくもこんな所を下りたものだと感心した。
必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。
時間も押し詰まってきたのでザックをデポして空身で鎌ヶ岳山頂に向かった。
山頂の鳥居は3分の2が雪に埋まっていた。 山頂からは御在所、国見岳、クラシ、七人山、雨乞岳、山頂の南側に行くと今まで通過してきた鎌尾根、遠くに目をやると仙ヶ岳方面もよく見えた。
心配していた足元の濡れはビニール袋の緊急処置でなんとか持った。
下りはカズラ谷から一気に下山した。
宮指路
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。
「日付/天気」平成24年2月5日
「山名・山域」水沢峠~鎌尾根~鎌ヶ岳
「メンバー」単独
「コースタイム」7:30宮妻峡~8:00水沢岳登山口~9:40水沢峠~10:44水沢岳~鎌尾根~14:00最後の岩峰(三角岩)~14:50鎌ヶ岳山頂~16:30宮妻峡
2月5日宮妻峡に車を止める。
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
私の少し先をピッケルを持った若者が歩いて行った。
約30分林道歩くと登山口に着く。雪はまあまあある方だ。水沢峠までは谷沿いの登山道を登って行く。
先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。
水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。 水沢峠の手前は急な登りで少し手こずった。
水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
水沢峠から水沢岳までは急な登り、途中に馬の背尾根というキレットがある筈なのだが雪庇になっていたようで気がつかなかった。
水沢岳を下るとキノコ岩という所に出た。 鎌尾根に来るのは久し振りだがこういうポイントはよく覚えている。 ここを下りる出だしがかなり急になっていてスノーシューを外さざるをえなかった。アイゼンを付けて立ち木に掴まりながら慎重に下りた。
そこからしばらくは気を抜けないもののやや安定した雪庇の尾根歩きだったので再びスノーシューを履いた。
衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。
P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。
そしていよいよ衝立岩まで来ると衝立岩の裏側に下りる道が付いていたが急な坂なのでここでスノーシューを外しアイゼンを装着した。
少し下ってから登り返しがかなり急でおまけに足場が雪に隠れている為、相当大変だった。
さらに背中に担いだスノーシューが木の枝に引っかかったりするので余計に大変だった。
やっと上に上がって岩場を通過しても切り立った尾根の雪庇があったりして気を抜けない。
先行者はよくもこんな場所を行けるものだと関心する。
そこで後ろから単独者が2名少し時間を置いて追いついて来た。一人はピッケルに12本爪の完全武装の中年男、もう一人はピッケルもストックも持っていないので驚いた。
余程バランスに自信があるのだろう。今日は風もなくお天気もいいので考えることは同じかな
彼等には先に行ってもらって後を追った。
トレースを追いながらザレ場を通過し、危うい雪庇を踏み抜かないよう慎重に通過する。
やっと鎖場に来たようだが鎖がほとんど雪に隠れている。スタンスも雪に隠れている為、雪の上に付いた足跡を辿るしかない。雪から僅かに出ている岩に掴まり慎重に通過した。
鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
その登山者に大きな声で「ここを下りるんですか~」と叫んだら、両手でマルをした。
下を覗き込んで見ると滑り台のようになっていて谷底までそのまま落ちて行きそうな感じである。
しかし下りねば帰れない。
勇気を振り絞って後ろ向きで降りていくが12本爪でないのが悔やまれる。途中で雪が崩れたらと思うとゾッとする。
5mくらい下に足跡があるので、あそこで向きを変えたのであろう。先行者はよくもこんな所を下りたものだと感心した。
必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。
時間も押し詰まってきたのでザックをデポして空身で鎌ヶ岳山頂に向かった。
山頂の鳥居は3分の2が雪に埋まっていた。 山頂からは御在所、国見岳、クラシ、七人山、雨乞岳、山頂の南側に行くと今まで通過してきた鎌尾根、遠くに目をやると仙ヶ岳方面もよく見えた。
心配していた足元の濡れはビニール袋の緊急処置でなんとか持った。
下りはカズラ谷から一気に下山した。
宮指路
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
おはようございます 宮指路さん。敬意を表しますわ。
宮指路 さんが書きました:湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。
素晴らしいパワーですね、スノー衆ーは雪遊びだからどおってことないけど。あの豪雪後の鎌尾根は一級ですよ。
お天気が良かったから、先行者があったから二級かな。 判断覚悟が要りますよね。
最後の鎌ケ岳権現にお参りするなんぞは気力も充実してたんだ。
ヤッパ経験ですか、雪止めは絶対必要なのに。びしょ濡れでビバークとなれば凍傷で指切断だろうな。「日付/天気」平成24年2月5日
「山名・山域」水沢峠~鎌尾根~鎌ヶ岳
「メンバー」単独
「コースタイム」7:30宮妻峡~8:00水沢岳登山口~9:40水沢峠~10:44水沢岳~鎌尾根~14:00最後の岩峰(三角岩)~14:50鎌ヶ岳山頂~16:30宮妻峡
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
気温が上がってたから、セッピは脆い、左傾斜はきついから先行者の方はなれてるんだね。ここを下りる出だしがかなり急になっていてスノーシューを外さざるをえなかった。アイゼンを付けて立ち木に掴まりながら慎重に下りた。
P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。
昔高校生のときに仲間がセッピ崩れて転落したよ、幸い下で引っ掛かって助かったけどね。一人だと上がれないだろうな。
12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??あの尾根でシューは使い勝手悪くは無かったですか??壺足のほうが安定する思うけど。裏側に下りる道が付いていたが急な坂なのでここでスノーシューを外しアイゼンを装着した。
そこで後ろから単独者が2名少し時間を置いて追いついて来た。一人はピッケルに12本爪の完全武装の中年男、もう一人はピッケルもストックも持っていないので驚いた。
チョッとわかんないなあ?サンちゃんピーク次の岩峰、カニの横ばいですよね。鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
鎖は埋まってるだろうから、お助けロープで確保が要る思うけど。
伊達にクライミングスクールで訓練してるんじゃナイわーですね。
雲母峰方向へ降りれば安全に登山道ですよね、そこから岳峠へのトラバース雪斜面は道開いてたでしょうにね。やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
しかし下りねば帰れない。
岳峠からの道は開いてたんだ、土曜日に登山者は入ってるんだ。下りはカズラ谷から一気に下山した。
御無事で何よりでした。クライマーかもちゃまに乾杯だ。
緑水
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
緑水さん、おはようございます。
その内に緑リンと呼ばれますね
[quote="緑水"]おはようございます 宮指路さん。敬意を表しますわ。
緑水さんに言われると恐縮なんですが、本心は「また無茶やっとるなぁ~」ですね
素晴らしいパワーですね、スノー衆ーは雪遊びだからどおってことないけど。あの豪雪後の鎌尾根は一級ですよ。
お天気が良かったから、先行者があったから二級かな。 判断覚悟が要りますよね。
最後の鎌ケ岳権現にお参りするなんぞは気力も充実してたんだ。
雪庇が怖かったです。最近セキオノコバに向かう尾根で落ちていますので
トレースがあったから行けましたがなければ途中で引き返していました。
鎌の山頂まで行ったのはレポを書くためです。行かなきゃ書けませんので・・・ 出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
ヤッパ経験ですか、雪止めは絶対必要なのに。びしょ濡れでビバークとなれば凍傷で指切断だろうな。
水沢峠で応急処置をしなければ、酷い目に遭っていたと思います。
指切断ですか・・・おお怖
気温が上がってたから、セッピは脆い、左傾斜はきついから先行者の方はなれてるんだね。
昔高校生のときに仲間がセッピ崩れて転落したよ、幸い下で引っ掛かって助かったけどね。一人だと上がれないだろうな。
先行者が少し前に居たので、滑落して叫んだら気がついてくれたかもしれませんが、そんなことを当てにしていたらいけませんね
12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??あの尾根でシューは使い勝手悪くは無かったですか??壺足のほうが安定する思うけど。
核心部ではスノーシューを外して通過しました。
背中のスノーシューが邪魔になって木に引っ掛かったりしました。
チョッとわかんないなあ?サンちゃんピーク次の岩峰、カニの横ばいですよね。
鎖は埋まってるだろうから、お助けロープで確保が要る思うけど。
伊達にクライミングスクールで訓練してるんじゃナイわーですね。
サンちゃんピークとは鎌ヶ岳に一番近いコブでしょうか?
鎖場も鎖が使えなかったから怖かったです。でも私の前に3人も通過していったんですよ 雲母峰方向へ降りれば安全に登山道ですよね、そこから岳峠へのトラバース雪斜面は道開いてたでしょうにね。
岳峠へのトラバース道というのは良く分かりませんでした。
三角岩の雪庇の割れ目から下に下りて、一つコブを越えれば岳峠に着きました。
岳峠からの道は開いてたんだ、土曜日に登山者は入ってるんだ。
御無事で何よりでした。クライマーかもちゃまに乾杯だ。
岳峠からカズラ谷の道の登山道は雪で埋まっていましたが鎌尾根方面の一番近いコブから尾根沿いにトレースが付いています。
宮指路
その内に緑リンと呼ばれますね
[quote="緑水"]おはようございます 宮指路さん。敬意を表しますわ。
緑水さんに言われると恐縮なんですが、本心は「また無茶やっとるなぁ~」ですね
素晴らしいパワーですね、スノー衆ーは雪遊びだからどおってことないけど。あの豪雪後の鎌尾根は一級ですよ。
お天気が良かったから、先行者があったから二級かな。 判断覚悟が要りますよね。
最後の鎌ケ岳権現にお参りするなんぞは気力も充実してたんだ。
雪庇が怖かったです。最近セキオノコバに向かう尾根で落ちていますので
トレースがあったから行けましたがなければ途中で引き返していました。
鎌の山頂まで行ったのはレポを書くためです。行かなきゃ書けませんので・・・ 出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
ヤッパ経験ですか、雪止めは絶対必要なのに。びしょ濡れでビバークとなれば凍傷で指切断だろうな。
水沢峠で応急処置をしなければ、酷い目に遭っていたと思います。
指切断ですか・・・おお怖
気温が上がってたから、セッピは脆い、左傾斜はきついから先行者の方はなれてるんだね。
昔高校生のときに仲間がセッピ崩れて転落したよ、幸い下で引っ掛かって助かったけどね。一人だと上がれないだろうな。
先行者が少し前に居たので、滑落して叫んだら気がついてくれたかもしれませんが、そんなことを当てにしていたらいけませんね
12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??あの尾根でシューは使い勝手悪くは無かったですか??壺足のほうが安定する思うけど。
核心部ではスノーシューを外して通過しました。
背中のスノーシューが邪魔になって木に引っ掛かったりしました。
チョッとわかんないなあ?サンちゃんピーク次の岩峰、カニの横ばいですよね。
鎖は埋まってるだろうから、お助けロープで確保が要る思うけど。
伊達にクライミングスクールで訓練してるんじゃナイわーですね。
サンちゃんピークとは鎌ヶ岳に一番近いコブでしょうか?
鎖場も鎖が使えなかったから怖かったです。でも私の前に3人も通過していったんですよ 雲母峰方向へ降りれば安全に登山道ですよね、そこから岳峠へのトラバース雪斜面は道開いてたでしょうにね。
岳峠へのトラバース道というのは良く分かりませんでした。
三角岩の雪庇の割れ目から下に下りて、一つコブを越えれば岳峠に着きました。
岳峠からの道は開いてたんだ、土曜日に登山者は入ってるんだ。
御無事で何よりでした。クライマーかもちゃまに乾杯だ。
岳峠からカズラ谷の道の登山道は雪で埋まっていましたが鎌尾根方面の一番近いコブから尾根沿いにトレースが付いています。
宮指路
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
くしりん、こんばんは~。さなりんです。(^-^)/
また連日、登山なんだね。くしりんお暇?
冷たいよーーー。
やっぱり先行トレースがあるのとないのでは、随分違うよね。楽できたんだ。
ビニール袋は色々と使えるから、ザックに多めに入れておくと便利だよね。
えっ、気づかなかったの?雪がない時は一部細くなっていてちょっと怖いところだよ。雪庇の上に登らないように注意しないとね。
さなりんには行けそうにもないかも・・・。
☆さなりん☆(*^-^)
また連日、登山なんだね。くしりんお暇?
そうなんだ。さなりんも気になっているのよ。これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。
コースタイム見ると、厳しそうかな。「日付/天気」平成24年2月5日
「山名・山域」水沢峠~鎌尾根~鎌ヶ岳
「メンバー」単独
「コースタイム」7:30宮妻峡~8:00水沢岳登山口~9:40水沢峠~10:44水沢岳~鎌尾根~14:00最後の岩峰(三角岩)~14:50鎌ヶ岳山頂~16:30宮妻峡
まだ、そんなに進んでないのでしょう。それとも戻りたくないくらいの距離だったの。出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
冷たいよーーー。
先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。
やっぱり先行トレースがあるのとないのでは、随分違うよね。楽できたんだ。
気温、高いように思ったけど氷瀑が出来ていたんだ。良かったね。予想外のものが見れて。水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。
冷たいね。少しだけだからそうでもなかった?ビニール袋で応急処置したんだ。水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
ビニール袋は色々と使えるから、ザックに多めに入れておくと便利だよね。
水沢峠から水沢岳までは急な登り、途中に馬の背尾根というキレットがある筈なのだが雪庇になっていたようで気がつかなかった。
えっ、気づかなかったの?雪がない時は一部細くなっていてちょっと怖いところだよ。雪庇の上に登らないように注意しないとね。
ここはスノーシュー外さないと無理っぽいね。滑らなかった?水沢岳を下るとキノコ岩という所に出た。 鎌尾根に来るのは久し振りだがこういうポイントはよく覚えている。
ここを下りる出だしがかなり急になっていてスノーシューを外さざるをえなかった。アイゼンを付けて立ち木に掴まりながら慎重に下りた。
ここまで来たら、もうすぐだよ。行かなくっちゃね。衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。
そうなんだ。落ちたらアウトだ。注意してね。くしりん。P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。
これは大変そうだ!くしりん頑張った。少し下ってから登り返しがかなり急でおまけに足場が雪に隠れている為、相当大変だった。
さらに背中に担いだスノーシューが木の枝に引っかかったりするので余計に大変だった。
やっと上に上がって岩場を通過しても切り立った尾根の雪庇があったりして気を抜けない。
先行者はよくもこんな場所を行けるものだと関心する。
焦らせられるのも嫌だよね。トレースを追った方が安全だね。彼等には先に行ってもらって後を追った。
トレースを追いながらザレ場を通過し、危うい雪庇を踏み抜かないよう慎重に通過する。
雪が深かったんだ。やっと鎖場に来たようだが鎖がほとんど雪に隠れている。スタンスも雪に隠れている為、雪の上に付いた足跡を辿るしかない。雪から僅かに出ている岩に掴まり慎重に通過した。
なんか凄いことになってきましたね。なめたらアカンぜよ!なんですね。鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
もう下るしかないからね。必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
ひとりじゃなくて良かった。その登山者に大きな声で「ここを下りるんですか~」と叫んだら、両手でマルをした。
下を覗き込んで見ると滑り台のようになっていて谷底までそのまま落ちて行きそうな感じである。
しかし下りねば帰れない。
ふたりとも無事で良かった、良かった。岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。
登頂、おめでとう~。山頂も雪がたっぷりあったんだね。やったぁ!くしりん!時間も押し詰まってきたのでザックをデポして空身で鎌ヶ岳山頂に向かった。
山頂の鳥居は3分の2が雪に埋まっていた。
いい景色だよね。ところでさなりんが居た入道は見えなかったの?山頂からは御在所、国見岳、クラシ、七人山、雨乞岳、山頂の南側に行くと今まで通過してきた鎌尾根、遠くに目をやると仙ヶ岳方面もよく見えた。
凍傷にならなくて良かったね。くしりん、お疲れ様。心配していた足元の濡れはビニール袋の緊急処置でなんとか持った。
下りはカズラ谷から一気に下山した。
さなりんには行けそうにもないかも・・・。
☆さなりん☆(*^-^)
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
さなりんこさん、こんばんは
くしりん、こんばんは~。さなりんです。(^-^)/また連日、登山なんだね。くしりんお暇?
暇なんで遊んでやってください。
前日のスノーシューは途中敗退だったので欲求不満でした。
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。 まだ、そんなに進んでないのでしょう。それとも戻りたくないくらいの距離だったの。
冷たいよーーー。
そもそも自宅に置き忘れたのでした
先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。やっぱり先行トレースがあるのとないのでは、随分違うよね。楽できたんだ。
トレースがなければ多分、適当に尾根に上がっていたと思うよ
トレースがあるのとないのでは雲泥の差ですね
水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。気温、高いように思ったけど氷瀑が出来ていたんだ。良かったね。予想外のものが見れて。
TWさんの見た氷瀑とはエライ違いですけどね
冷たいね。少しだけだからそうでもなかった?ビニール袋で応急処置したんだ。
ビニール袋は色々と使えるから、ザックに多めに入れておくと便利だよね。
今までの経験でこのままだと足が冷えてどうしようもなくなると分かっていたからね。
とりあえずの応急処置が功を奏しました。
水沢峠から水沢岳までは急な登り、途中に馬の背尾根というキレットがある筈なのだが雪庇になっていたようで気がつかなかった。えっ、気づかなかったの?雪がない時は一部細くなっていてちょっと怖いところだよ。雪庇の上に登らないように注意しないとね。
大きな雪庇が出来ていたので多分そこがキレットだと後で分かりました。
ここは雪庇があった方が楽です
水沢岳を下るとキノコ岩という所に出た。 鎌尾根に来るのは久し振りだがこういうポイントはよく覚えている。
ここを下りる出だしがかなり急になっていてスノーシューを外さざるをえなかった。アイゼンを付けて立ち木に掴まりながら慎重に下りた。ここはスノーシュー外さないと無理っぽいね。滑らなかった?
ズリズリと行きました。
]衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。ここまで来たら、もうすぐだよ。行かなくっちゃね。
ここからが大変なんですよ P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。そうなんだ。落ちたらアウトだ。注意してね。くしりん。
トレースがあるから大丈夫と思ったけど、これが大誤算 彼等には先に行ってもらって後を追った。
トレースを追いながらザレ場を通過し、危うい雪庇を踏み抜かないよう慎重に通過する。焦らせられるのも嫌だよね。トレースを追った方が安全だね。
セキオノコバに向かう尾根の雪庇で落ちたから余計に慎重になったよ
やっと鎖場に来たようだが鎖がほとんど雪に隠れている。スタンスも雪に隠れている為、雪の上に付いた足跡を辿るしかない。雪から僅かに出ている岩に掴まり慎重に通過した。雪が深かったんだ。
足場は不安定だと怖いですね
鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。なんか凄いことになってきましたね。なめたらアカンぜよ!なんですね。
今回はクライミングの技術が役に立ちました。
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。もう下るしかないからね。
先行者の青年が鎌ヶ岳の山頂からズ~っと見守ってくれていたので、それが心の支えになりました。
その登山者に大きな声で「ここを下りるんですか~」と叫んだら、両手でマルをした。
下を覗き込んで見ると滑り台のようになっていて谷底までそのまま落ちて行きそうな感じである。しかし下りねば帰れない。ひとりじゃなくて良かった。
ここはザイルかピッケル又は12本爪アイゼンだったら何のことはなかったでしょう
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。ふたりとも無事で良かった、良かった。
時間的にはもう間に合わないと思ったけど、ランチの時間をを省略して行きました。
山頂からは御在所、国見岳、クラシ、七人山、雨乞岳、山頂の南側に行くと今まで通過してきた鎌尾根、遠くに目をやると仙ヶ岳方面もよく見えた。いい景色だよね。ところでさなりんが居た入道は見えなかったの?
入道もちゃ~んと見えたよ
心配していた足元の濡れはビニール袋の緊急処置でなんとか持った。
下りはカズラ谷から一気に下山した。凍傷にならなくて良かったね。くしりん、お疲れ様。
さなりんには行けそうにもないかも・・・。
装備をしっかりして、雪山のベテランと一緒だったら大丈夫だと思うよ
くしりんこ
くしりん、こんばんは~。さなりんです。(^-^)/また連日、登山なんだね。くしりんお暇?
暇なんで遊んでやってください。
前日のスノーシューは途中敗退だったので欲求不満でした。
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。 まだ、そんなに進んでないのでしょう。それとも戻りたくないくらいの距離だったの。
冷たいよーーー。
そもそも自宅に置き忘れたのでした
先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。やっぱり先行トレースがあるのとないのでは、随分違うよね。楽できたんだ。
トレースがなければ多分、適当に尾根に上がっていたと思うよ
トレースがあるのとないのでは雲泥の差ですね
水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。気温、高いように思ったけど氷瀑が出来ていたんだ。良かったね。予想外のものが見れて。
TWさんの見た氷瀑とはエライ違いですけどね
冷たいね。少しだけだからそうでもなかった?ビニール袋で応急処置したんだ。
ビニール袋は色々と使えるから、ザックに多めに入れておくと便利だよね。
今までの経験でこのままだと足が冷えてどうしようもなくなると分かっていたからね。
とりあえずの応急処置が功を奏しました。
水沢峠から水沢岳までは急な登り、途中に馬の背尾根というキレットがある筈なのだが雪庇になっていたようで気がつかなかった。えっ、気づかなかったの?雪がない時は一部細くなっていてちょっと怖いところだよ。雪庇の上に登らないように注意しないとね。
大きな雪庇が出来ていたので多分そこがキレットだと後で分かりました。
ここは雪庇があった方が楽です
水沢岳を下るとキノコ岩という所に出た。 鎌尾根に来るのは久し振りだがこういうポイントはよく覚えている。
ここを下りる出だしがかなり急になっていてスノーシューを外さざるをえなかった。アイゼンを付けて立ち木に掴まりながら慎重に下りた。ここはスノーシュー外さないと無理っぽいね。滑らなかった?
ズリズリと行きました。
]衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。ここまで来たら、もうすぐだよ。行かなくっちゃね。
ここからが大変なんですよ P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。そうなんだ。落ちたらアウトだ。注意してね。くしりん。
トレースがあるから大丈夫と思ったけど、これが大誤算 彼等には先に行ってもらって後を追った。
トレースを追いながらザレ場を通過し、危うい雪庇を踏み抜かないよう慎重に通過する。焦らせられるのも嫌だよね。トレースを追った方が安全だね。
セキオノコバに向かう尾根の雪庇で落ちたから余計に慎重になったよ
やっと鎖場に来たようだが鎖がほとんど雪に隠れている。スタンスも雪に隠れている為、雪の上に付いた足跡を辿るしかない。雪から僅かに出ている岩に掴まり慎重に通過した。雪が深かったんだ。
足場は不安定だと怖いですね
鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。なんか凄いことになってきましたね。なめたらアカンぜよ!なんですね。
今回はクライミングの技術が役に立ちました。
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。もう下るしかないからね。
先行者の青年が鎌ヶ岳の山頂からズ~っと見守ってくれていたので、それが心の支えになりました。
その登山者に大きな声で「ここを下りるんですか~」と叫んだら、両手でマルをした。
下を覗き込んで見ると滑り台のようになっていて谷底までそのまま落ちて行きそうな感じである。しかし下りねば帰れない。ひとりじゃなくて良かった。
ここはザイルかピッケル又は12本爪アイゼンだったら何のことはなかったでしょう
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。ふたりとも無事で良かった、良かった。
登頂、おめでとう~。山頂も雪がたっぷりあったんだね。やったぁ!くしりん!時間も押し詰まってきたのでザックをデポして空身で鎌ヶ岳山頂に向かった。
山頂の鳥居は3分の2が雪に埋まっていた。
時間的にはもう間に合わないと思ったけど、ランチの時間をを省略して行きました。
山頂からは御在所、国見岳、クラシ、七人山、雨乞岳、山頂の南側に行くと今まで通過してきた鎌尾根、遠くに目をやると仙ヶ岳方面もよく見えた。いい景色だよね。ところでさなりんが居た入道は見えなかったの?
入道もちゃ~んと見えたよ
心配していた足元の濡れはビニール袋の緊急処置でなんとか持った。
下りはカズラ谷から一気に下山した。凍傷にならなくて良かったね。くしりん、お疲れ様。
さなりんには行けそうにもないかも・・・。
装備をしっかりして、雪山のベテランと一緒だったら大丈夫だと思うよ
くしりんこ
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
釧路兄い こんにちは
これは大失態ですね。私は片方行方不明のときがありました。
足にレジ袋巻いて登りました。ガムテがあるとなおよし。
まあないほうがいい人もいてるやろけど。
何かにつけて便利な道具です。
ハリマオ
私が八風で高度順応していた日やな。あまり寒くない日で、足は沈みましたね。「日付/天気」平成24年2月5日
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
これは大失態ですね。私は片方行方不明のときがありました。
足にレジ袋巻いて登りました。ガムテがあるとなおよし。
長丁場でトレースのあるなしは成否を分けますね。精神的にも違う。先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。
まあないほうがいい人もいてるやろけど。
少しでよく済みましたね。入った雪は体温で溶けるからグチャグチャ。極寒の日やったら致命的やがな。水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。
そういや岩が点在するガレ場がありましたね。久しく行ってないので懐かしい。水沢岳を下るとキノコ岩という所に出た。 鎌尾根に来るのは久し振りだがこういうポイントはよく覚えている。
引き返すって半分以上過ぎて漫画な。衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。
忙しいな。全部アイゼンでいきましょ。そしていよいよ衝立岩まで来ると衝立岩の裏側に下りる道が付いていたが急な坂なのでここでスノーシューを外しアイゼンを装着した。
う~ん・・・ ルートを間違えているのでは?必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
さすがは兄い。私なら119番にTELした鴨。ところでピッケル持っていたんですか?必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。
何かにつけて便利な道具です。
かっこいー。なかなか大変でしたね。お疲れ様でした。下りはカズラ谷から一気に下山した。
ハリマオ
-
- 記事: 488
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
チベット仏教徒のクシリンさんこんばんは。
でも酢の体臭のメンバーでれんちゃんで雪山入ったのは宮指路さんだけでしょうね。
スパッツ付けててもソックス湿りますが、あれは汗なのか、靴の防水が悪いのか?そんな事ないですか?
あっぱれです!、今回は完全燃焼でしたか?、燃え尽きたんじゃないでしょうね
「なめたらアカンぜよ!」は自分への戒めでしょうか、それとも後追い者への注告なのかな~ =とても後追いは出来ないTW=
素の衆隊だけでは不完全燃焼だったのでしょうか、それとも名誉回復のための特訓かしらん湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。
でも酢の体臭のメンバーでれんちゃんで雪山入ったのは宮指路さんだけでしょうね。
あらら、よく落としたり忘れたりする人でんな出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
これは若者のトレースですか?その前にも有ったのかな?私の少し先をピッケルを持った若者が歩いて行った。
約30分林道歩くと登山口に着く。雪はまあまあある方だ。水沢峠までは谷沿いの登山道を登って行く。
先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。
けっこう大きな氷瀑ですねぇ、グーさんツアーの時もよかったですね、思い出します。水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。
少しの隙間でも入りますもんね、手袋でも落とすと必ず中に入ってますよ、やはり必需品ですね。水沢峠の手前は急な登りで少し手こずった。
水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
スパッツ付けててもソックス湿りますが、あれは汗なのか、靴の防水が悪いのか?そんな事ないですか?
まぁ凄い荒々しい雪庇ですね、こんなの初めてみましたよ これ落ちたら万里の長城どころかグランドキャニオン、這い上がるどころか奈落の底まで行きますよ。そこからしばらくは気を抜けないもののやや安定した雪庇の尾根歩きだったので再びスノーシューを履いた。
衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。
P1028を過ぎるころから雪庇はますます危なくなりギリギリの所にトレースが付いている。
トレースがなければ多分引き返していただろう。
慣れてるのでしょうか、先頭はルート取りが大変でしょう。雪庇も体格によってはトレースの上で有っても気が抜けないですよね。少し下ってから登り返しがかなり急でおまけに足場が雪に隠れている為、相当大変だった。
さらに背中に担いだスノーシューが木の枝に引っかかったりするので余計に大変だった。
やっと上に上がって岩場を通過しても切り立った尾根の雪庇があったりして気を抜けない。
先行者はよくもこんな場所を行けるものだと関心する。
それでも通る人はけっこういるんですね、さすが鈴鹿の主稜線だ。そこで後ろから単独者が2名少し時間を置いて追いついて来た。一人はピッケルに12本爪の完全武装の中年男、もう一人はピッケルもストックも持っていないので驚いた。
余程バランスに自信があるのだろう。今日は風もなくお天気もいいので考えることは同じかな
宮指路さんがこんな状態なら私には無理かな?、クライミング経験ないし、モンキークライムなら有るけどやっと鎖場に来たようだが鎖がほとんど雪に隠れている。スタンスも雪に隠れている為、雪の上に付いた足跡を辿るしかない。雪から僅かに出ている岩に掴まり慎重に通過した。
鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
行き詰まりましたか、登れても降りるのは怖いもんね、こんな時ピッケルが有ると良いんですかね?必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
どうするのかな?と様子をみてたんだね。やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
怖っ!その登山者に大きな声で「ここを下りるんですか~」と叫んだら、両手でマルをした。
下を覗き込んで見ると滑り台のようになっていて谷底までそのまま落ちて行きそうな感じである。
しかし下りねば帰れない。
度胸の差か、アイゼンの差か?勇気を振り絞って後ろ向きで降りていくが12本爪でないのが悔やまれる。途中で雪が崩れたらと思うとゾッとする。
5mくらい下に足跡があるので、あそこで向きを変えたのであろう。先行者はよくもこんな所を下りたものだと感心した。
そこで「楽勝、楽勝!」と言えばよかったのに必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。
鎌ヶ岳って下から見るとそんなに雪が有るように見えないのだけど、木が有って白く見えないからでしょう。見た目からは想像できないハードな所ですね。山頂の鳥居は3分の2が雪に埋まっていた。
あっぱれです!、今回は完全燃焼でしたか?、燃え尽きたんじゃないでしょうね
「なめたらアカンぜよ!」は自分への戒めでしょうか、それとも後追い者への注告なのかな~ =とても後追いは出来ないTW=
Trail Walker
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
針魔王さんこんばんは
ハリマオ"]釧路兄い こんにちは
くしりんで宜しオマ
私が八風で高度順応していた日やな。あまり寒くない日で、足は沈みましたね。
寒くなくて良かったですが、寒かったら引き返していたかも
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
これは大失態ですね。私は片方行方不明のときがありました。
足にレジ袋巻いて登りました。ガムテがあるとなおよし。
途中で足の濡れが酷ければ引き返すつもりでしたが応急処置が功を奏して意外に大丈夫でした。
長丁場でトレースのあるなしは成否を分けますね。精神的にも違う。
まあないほうがいい人もいてるやろけど。
長丁場と言うほどの距離ではないですが、谷筋を歩くときは時に気を使いますからね
[quote]水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。 [/quote]
少しでよく済みましたね。入った雪は体温で溶けるからグチャグチャ。極寒の日やったら致命的やがな。
点検時期が早かったのでまだ解けずに雪の塊になっていました。一応替えの靴下は持っていましたけどね
[quote]衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。[/quote]
引き返すって半分以上過ぎて漫画な。
この時点で12時なので引き返したら16時には戻れると思ったけど目の前に鎌ヶ岳が見えているからねぇ~
忙しいな。全部アイゼンでいきましょ。
結局、スノーシューは要りませんでした
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
う~ん・・・ ルートを間違えているのでは?
先行者がルートを間違えて、その後を付いて行きました。よくあるパターンですね
[quote]必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。[/quote]
さすがは兄い。私なら119番にTELした鴨。ところでピッケル持っていたんですか?
何かにつけて便利な道具です。
ピッケルは持っていないんですよ~。
そんな状況になるとは夢にも思いませんでしたから
せめて12本爪アイゼンだったらもっと楽だったかもしれません。
宮指路
ハリマオ"]釧路兄い こんにちは
くしりんで宜しオマ
私が八風で高度順応していた日やな。あまり寒くない日で、足は沈みましたね。
寒くなくて良かったですが、寒かったら引き返していたかも
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
これは大失態ですね。私は片方行方不明のときがありました。
足にレジ袋巻いて登りました。ガムテがあるとなおよし。
途中で足の濡れが酷ければ引き返すつもりでしたが応急処置が功を奏して意外に大丈夫でした。
長丁場でトレースのあるなしは成否を分けますね。精神的にも違う。
まあないほうがいい人もいてるやろけど。
長丁場と言うほどの距離ではないですが、谷筋を歩くときは時に気を使いますからね
[quote]水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。 [/quote]
少しでよく済みましたね。入った雪は体温で溶けるからグチャグチャ。極寒の日やったら致命的やがな。
点検時期が早かったのでまだ解けずに雪の塊になっていました。一応替えの靴下は持っていましたけどね
[quote]衝立岩が見えてくるとこれから核心部の岩場地帯に入って来る。
引き返すならこの辺りかなと思ったが先行トレースがあったので先に進んだ。[/quote]
引き返すって半分以上過ぎて漫画な。
この時点で12時なので引き返したら16時には戻れると思ったけど目の前に鎌ヶ岳が見えているからねぇ~
そしていよいよ衝立岩まで来ると衝立岩の裏側に下りる道が付いていたが急な坂なのでここでスノーシューを外しアイゼンを装着した。
忙しいな。全部アイゼンでいきましょ。
結局、スノーシューは要りませんでした
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
う~ん・・・ ルートを間違えているのでは?
先行者がルートを間違えて、その後を付いて行きました。よくあるパターンですね
[quote]必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。[/quote]
さすがは兄い。私なら119番にTELした鴨。ところでピッケル持っていたんですか?
何かにつけて便利な道具です。
ピッケルは持っていないんですよ~。
そんな状況になるとは夢にも思いませんでしたから
せめて12本爪アイゼンだったらもっと楽だったかもしれません。
宮指路
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
宮指路さん、こんばんは。
連チャンで鎌尾根とは恐れ入りました。
よほど精力があり余ってたんですね。
トレースがあったから行けましたがなければ途中で引き返していました。
鎌の山頂まで行ったのはレポを書くためです。行かなきゃ書けませんので・・・
そりゃ本末転倒っていうものですよ。
>12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??
ここはザイルかピッケル又は12本爪アイゼンだったら何のことはなかったでしょう
冬の鎌尾根ではピッケルと12本爪アイゼンが常識でしょう。(ロープも念のため持つべき)
ご自愛くださいませ。
山日和
連チャンで鎌尾根とは恐れ入りました。
よほど精力があり余ってたんですね。
トレースがあったから行けましたがなければ途中で引き返していました。
鎌の山頂まで行ったのはレポを書くためです。行かなきゃ書けませんので・・・
そりゃ本末転倒っていうものですよ。
>12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??
ここはザイルかピッケル又は12本爪アイゼンだったら何のことはなかったでしょう
冬の鎌尾根ではピッケルと12本爪アイゼンが常識でしょう。(ロープも念のため持つべき)
ご自愛くださいませ。
山日和
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
こんばんは、宮指路さん。
山頂からの景色ですべてが報われた気分になりましたね。これからもお互い安全山行でいきたいものです。今回スノー衆ではご一緒できませんでしたが、またお会いしたものです。それじゃまた!
ふ~さん
冬の鎌尾根は懐かしいなぁ。一度行ったきりですけれど(^^;) 思い返すと、気を使う場面がかなりあった記憶があります。湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。
スパッツで済んでよかったですね(^_^;) 私なんて・・・2月5日宮妻峡に車を止める。
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。
これは大変でしたね。雪山でも、万事休すの際にはそれなりに懸垂で抜ける方法もあるのですが、単独ではやはり恐いですね。鎌ヶ岳まで最後の岩峰(三角岩)に差し掛かった。ここに上がるのはさして問題はなかったが下りで問題が起きた。
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
冷や冷やしますね。必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
一体、何本爪のアイゼンだったのかなぁ。冬山は過剰装備の方が逆よりも安心材料になりますね。重さと引き替えですが^^;勇気を振り絞って後ろ向きで降りていくが12本爪でないのが悔やまれる。途中で雪が崩れたらと思うとゾッとする。
5mくらい下に足跡があるので、あそこで向きを変えたのであろう。先行者はよくもこんな所を下りたものだと感心した。
山頂からの景色ですべてが報われた気分になりましたね。これからもお互い安全山行でいきたいものです。今回スノー衆ではご一緒できませんでしたが、またお会いしたものです。それじゃまた!
ふ~さん
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
とれりん、こんばんは
チベット仏教徒のクシリンさんこんばんは。
そう言えば悟空の友達にクリリンっていたよね
[quote] 湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。[/quote]
素の衆隊だけでは不完全燃焼だったのでしょうか、それとも名誉回復のための特訓かしらん、でも酢の体臭のメンバーでれんちゃんで雪山入ったのは宮指路さんだけでしょうね。
とれりんもその内にきっと酢の臭、一人でも酢の体臭?
休日に天気が良ければ家にいるのは勿体ないですがな
[quote] 出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。 [/quote]
あらら、よく落としたり忘れたりする人でんな
ちょっとこれはマズイぞと思いました。でも折角、登山口まで来たらオメオメと帰れませんよね
これは若者のトレースですか?その前にも有ったのかな?
彼のものでした。彼の前にはトレースはなかったようです
不動滝に比べれば大したことはありません
少しの隙間でも入りますもんね、手袋でも落とすと必ず中に入ってますよ、やはり必需品ですね。
靴の上部を靴紐でさらにグッと締めたのが案外良かったのかもしれません
スパッツ付けててもソックス湿りますが、あれは汗なのか、靴の防水が悪いのか?そんな事ないですか?
スパッツの上部の締め方が弱いと中に入ってくるようです。
まぁ凄い荒々しい雪庇ですね、こんなの初めてみましたよ。これ落ちたら万里の長城どころかグランドキャニオン、這い上がるどころか奈落の底まで行きますよ。
一気に雪崩を起こしてあっという間に昇天ですかね
先行者はよくもこんな場所を行けるものだと関心する。
慣れてるのでしょうか、先頭はルート取りが大変でしょう。雪庇も体格によってはトレースの上で有っても気が抜けないですよね。
そうですね。先行者は痩せた人でしたので私はどうなのかなと疑心暗鬼になりながら渡りました。
そこで後ろから単独者が2名少し時間を置いて追いついて来た。一人はピッケルに12本爪の完全武装の中年男、もう一人はピッケルもストックも持っていないので驚いた。
それでも通る人はけっこういるんですね、さすが鈴鹿の主稜線だ。
その二人も早いペースで追い抜いて行ったのでかなり自信があったのでしょう
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
宮指路さんがこんな状態なら私には無理かな?、クライミング経験ないし、モンキークライムなら有るけど
いえいえ、TWさんも結構、危なっかしいのやっていません?
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
行き詰まりましたか、登れても降りるのは怖いもんね、こんな時ピッケルが有ると良いんですかね?
ピッケルに12本爪がほしいですね。
でもこの辺りはクライミングの経験が生かせました。
やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
どうするのかな?と様子をみてたんだね。
恐らく、心配だったのでしょう
勇気を振り絞って後ろ向きで降りていくが12本爪でないのが悔やまれる。途中で雪が崩れたらと思うとゾッとする。
5mくらい下に足跡があるので、あそこで向きを変えたのであろう。先行者はよくもこんな所を下りたものだと感心した。
度胸の差か、アイゼンの差か?
経験と技術の差でしょう
必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。
そこで「楽勝、楽勝!」と言えばよかったのに
その後に続いた彼の言葉が「鈴鹿はなめたらアカンですね」でした。
鎌ヶ岳って下から見るとそんなに雪が有るように見えないのだけど、木が有って白く見えないからでしょう。見た目からは想像できないハードな所ですね。
あっぱれです!、今回は完全燃焼でしたか?、燃え尽きたんじゃないでしょうね
鎌ヶ岳のこのルートは夏は登山道となっていますが冬は厳しいバリエーションですね。
道具が不完全だったので不完全燃焼ですね
「なめたらアカンぜよ!」は自分への戒めでしょうか、それとも後追い者への注告なのかな~ =とても後追いは出来ない
先行者からの忠告の言葉と受け止めました。
宮指路
チベット仏教徒のクシリンさんこんばんは。
そう言えば悟空の友達にクリリンっていたよね
[quote] 湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。[/quote]
素の衆隊だけでは不完全燃焼だったのでしょうか、それとも名誉回復のための特訓かしらん、でも酢の体臭のメンバーでれんちゃんで雪山入ったのは宮指路さんだけでしょうね。
とれりんもその内にきっと酢の臭、一人でも酢の体臭?
休日に天気が良ければ家にいるのは勿体ないですがな
[quote] 出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
これはエライことである。しかし今更引き返す訳に行かないので足元がびしょ濡れになるのを覚悟で出発した。 [/quote]
あらら、よく落としたり忘れたりする人でんな
ちょっとこれはマズイぞと思いました。でも折角、登山口まで来たらオメオメと帰れませんよね
私の少し先をピッケルを持った若者が歩いて行った。 約30分林道歩くと登山口に着く。雪はまあまあある方だ。水沢峠までは谷沿いの登山道を登って行く。先行トレースがあるのでルートを誤ることもなく楽だった。なければ相当苦労しそう。
これは若者のトレースですか?その前にも有ったのかな?
彼のものでした。彼の前にはトレースはなかったようです
けっこう大きな氷瀑ですねぇ、グーさんツアーの時もよかったですね、思い出します。水沢峠に出る手前で氷瀑を見ることができた。こんな場所にもあるなんで意外だった。
不動滝に比べれば大したことはありません
水沢峠の手前は急な登りで少し手こずった。
水沢峠で小休止し、足元を確認するとやはり靴の中に雪が少し入っていた。
応急処置で靴の上部を紐で締めなおして、更にズボンの裾にビニール袋を裂いて巻き付けた。
少しの隙間でも入りますもんね、手袋でも落とすと必ず中に入ってますよ、やはり必需品ですね。
靴の上部を靴紐でさらにグッと締めたのが案外良かったのかもしれません
スパッツ付けててもソックス湿りますが、あれは汗なのか、靴の防水が悪いのか?そんな事ないですか?
スパッツの上部の締め方が弱いと中に入ってくるようです。
まぁ凄い荒々しい雪庇ですね、こんなの初めてみましたよ。これ落ちたら万里の長城どころかグランドキャニオン、這い上がるどころか奈落の底まで行きますよ。
一気に雪崩を起こしてあっという間に昇天ですかね
先行者はよくもこんな場所を行けるものだと関心する。
慣れてるのでしょうか、先頭はルート取りが大変でしょう。雪庇も体格によってはトレースの上で有っても気が抜けないですよね。
そうですね。先行者は痩せた人でしたので私はどうなのかなと疑心暗鬼になりながら渡りました。
そこで後ろから単独者が2名少し時間を置いて追いついて来た。一人はピッケルに12本爪の完全武装の中年男、もう一人はピッケルもストックも持っていないので驚いた。
それでも通る人はけっこういるんですね、さすが鈴鹿の主稜線だ。
その二人も早いペースで追い抜いて行ったのでかなり自信があったのでしょう
足跡を追いながら前に進み、途中に雪が崩れた場所を通過し、その後岩場の急な斜面の危ういトラバースを木の枝を足場やホールドにして慎重に通過する。
その後更にホールドの少ない急な壁を登ることになる。クライミングなら確保されているから何でもないがここはそうも行かない。落ちたら下まで止まらないだろう。
宮指路さんがこんな状態なら私には無理かな?、クライミング経験ないし、モンキークライムなら有るけど
いえいえ、TWさんも結構、危なっかしいのやっていません?
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
行き詰まりましたか、登れても降りるのは怖いもんね、こんな時ピッケルが有ると良いんですかね?
ピッケルに12本爪がほしいですね。
でもこの辺りはクライミングの経験が生かせました。
やっとのことで下りたものの今度は本当の下り場所が分からない。
もし降りるなら先程通過した雪が崩れた場所であるがあんな所を下りられるハズはないと思い悩んでいると前方の鎌ヶ岳山頂から先行した若い登山者がこちらを見ていた。
どうするのかな?と様子をみてたんだね。
恐らく、心配だったのでしょう
勇気を振り絞って後ろ向きで降りていくが12本爪でないのが悔やまれる。途中で雪が崩れたらと思うとゾッとする。
5mくらい下に足跡があるので、あそこで向きを変えたのであろう。先行者はよくもこんな所を下りたものだと感心した。
度胸の差か、アイゼンの差か?
経験と技術の差でしょう
必死の思いで下に下り、雪の斜面をトラバースするとやっと危険地帯を抜けることが出来た。
岳峠まで行くと先行者の青年とすれ違った。「あそこ怖かったですね」と声をかけると「そうですね」と笑顔で返してくれた。その青年も最後の岩峰で行き詰まり途方に暮れたらしい。
そこで「楽勝、楽勝!」と言えばよかったのに
その後に続いた彼の言葉が「鈴鹿はなめたらアカンですね」でした。
山頂の鳥居は3分の2が雪に埋まっていた。
鎌ヶ岳って下から見るとそんなに雪が有るように見えないのだけど、木が有って白く見えないからでしょう。見た目からは想像できないハードな所ですね。
あっぱれです!、今回は完全燃焼でしたか?、燃え尽きたんじゃないでしょうね
鎌ヶ岳のこのルートは夏は登山道となっていますが冬は厳しいバリエーションですね。
道具が不完全だったので不完全燃焼ですね
「なめたらアカンぜよ!」は自分への戒めでしょうか、それとも後追い者への注告なのかな~ =とても後追いは出来ない
先行者からの忠告の言葉と受け止めました。
宮指路
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
山日和さん、こんばんは
[quote="山日和"]宮指路さん、こんばんは。
連チャンで鎌尾根とは恐れ入りました。
よほど精力があり余ってたんですね。
鎌尾根はそれほど距離はありませんよ
最近はどういう訳か回復が早いです。若返りでしょうか
[q_yab]トレースがあったから行けましたがなければ途中で引き返していました。
鎌の山頂まで行ったのはレポを書くためです。行かなきゃ書けませんので・・・[/q_yab]
そりゃ本末転倒っていうものですよ。
おっしゃる通り、レポを書くために山に登っている訳ではないですからね
>12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??
ここはザイルかピッケル又は12本爪アイゼンだったら何のことはなかったでしょう
冬の鎌尾根ではピッケルと12本爪アイゼンが常識でしょう。(ロープも念のため持つべき)
ご自愛くださいませ。
そうですね。身にしみて分かりました。
せめて12本アイゼンがあればもう少し楽だったでしょう
冬の鎌尾根がこんなに厳しいとは思いませんでした。
宮指路[attachment=0]P2050125.JPG[/attachment]
[quote="山日和"]宮指路さん、こんばんは。
連チャンで鎌尾根とは恐れ入りました。
よほど精力があり余ってたんですね。
鎌尾根はそれほど距離はありませんよ
最近はどういう訳か回復が早いです。若返りでしょうか
[q_yab]トレースがあったから行けましたがなければ途中で引き返していました。
鎌の山頂まで行ったのはレポを書くためです。行かなきゃ書けませんので・・・[/q_yab]
そりゃ本末転倒っていうものですよ。
おっしゃる通り、レポを書くために山に登っている訳ではないですからね
>12本爪の完全武装が普通だと思うけどなあ??
ここはザイルかピッケル又は12本爪アイゼンだったら何のことはなかったでしょう
冬の鎌尾根ではピッケルと12本爪アイゼンが常識でしょう。(ロープも念のため持つべき)
ご自愛くださいませ。
そうですね。身にしみて分かりました。
せめて12本アイゼンがあればもう少し楽だったでしょう
冬の鎌尾根がこんなに厳しいとは思いませんでした。
宮指路[attachment=0]P2050125.JPG[/attachment]
Re: なめたらアカンぜよ! 冬の鎌尾根
ふ~さん、こんばんは
[quote]湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。[/quote]
冬の鎌尾根は懐かしいなぁ。一度行ったきりですけれど(^^;) 思い返すと、気を使う場面がかなりあった記憶があります。
ふ~さんが現役バリバリの頃ですか?何まだ引退していない?こりゃまた失礼しますた
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
でよかったですね(^_^;) 私なんて・・・
ナヌ、登山靴を忘れた?私と同じことやってまんなぁ~
これは大変でしたね。雪山でも、万事休すの際にはそれなりに懸垂で抜ける方法もあるのですが、単独ではやはり恐いですね。
そもそもザイルを持ってなきゃ無理ですね
冷や冷やしますね。
下りなければどうしようもないですからね
一体、何本爪のアイゼンだったのかなぁ。冬山は過剰装備の方が逆よりも安心材料になりますね。重さと引き替えですが^^;
6本アイゼンでした。雪山の岩場は前爪がないとダメですね
山頂からの景色ですべてが報われた気分になりましたね。これからもお互い安全山行でいきたいものです。今回スノー衆ではご一緒できませんでしたが、またお会いしたものです。それじゃまた!
山頂に居たのは短い時間でしたが、3000m級の山を登ったような感慨深いものがありました
宮指路
[quote]湧谷山スノーシューの翌日、天気予報を見たら東海地区は高気圧が張り出し快晴マークである。
これはどこかに出かけねばなるまいと思い以前から気になっていた冬の鎌尾根に行くことにした。[/quote]
冬の鎌尾根は懐かしいなぁ。一度行ったきりですけれど(^^;) 思い返すと、気を使う場面がかなりあった記憶があります。
ふ~さんが現役バリバリの頃ですか?何まだ引退していない?こりゃまた失礼しますた
出発しようとしたらスパッツを忘れたことに気がついた。
でよかったですね(^_^;) 私なんて・・・
ナヌ、登山靴を忘れた?私と同じことやってまんなぁ~
これは大変でしたね。雪山でも、万事休すの際にはそれなりに懸垂で抜ける方法もあるのですが、単独ではやはり恐いですね。
そもそもザイルを持ってなきゃ無理ですね
必死になってやっとのことで上に上がると小さなテラスになっていたがそこで行き止まりであった。
又あの怖い岩場を下りるのかと思うと愕然となった。
しかし下りねば戻れないので勇気を振り絞って慎重に下りた。
冷や冷やしますね。
下りなければどうしようもないですからね
一体、何本爪のアイゼンだったのかなぁ。冬山は過剰装備の方が逆よりも安心材料になりますね。重さと引き替えですが^^;
6本アイゼンでした。雪山の岩場は前爪がないとダメですね
山頂からの景色ですべてが報われた気分になりましたね。これからもお互い安全山行でいきたいものです。今回スノー衆ではご一緒できませんでしたが、またお会いしたものです。それじゃまた!
山頂に居たのは短い時間でしたが、3000m級の山を登ったような感慨深いものがありました
宮指路