【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

【日 時】2012年2月4日(土)
【山 域】奥美濃 湧谷山周辺
【天 候】曇り時々雪
【メンバー】わりばしさん、宮指路さん、落第忍者さん、とっちゃん、柳川洞吹さん、バーチャリさん、keikokuさん、kasayaさん、
       山日和
【コース】坂内広瀬8:05---遊ランド坂内スキー場跡---12:10丁字山手前880m付近13:25---14:40駐車地

 道の駅「星のふる里ふじはし」には、その名の通り満天の星空に月が浮かんでいた。降り続いた雪が気掛かりだが、明日は
青空の下を気持ち良く歩けるだろう。
明け方、用を足そうと車のドアを開けると白いものが舞っていた。話が違うぞ。明るくなるまでには止むだろうと再びシュラフに
潜り込む。

 結局雪は降り続いていた。集合時間の7時前、ほぼ全員が揃ったが初参加のkeikokuさんの姿が見えない。
電話してみると「着いてますよ」と言う。トイレの前のあたりにみんな駐車していることを伝えると「そっちへ行きます」と返事が
返って来た。しばらくすると電話が鳴った。「ひょっとしてふじはしの道の駅でした?」。なんと、間違えて坂内の道の駅へ行っ
てしまったのだった。まあ、どうせ通り道である。今から行きますと伝えて出発。
道路の状態は完全に雪国のそれだった。坂内の道の駅で恐縮するkeikokuさんと無事合流。これで全員揃った。

 ここで除雪状況や積雪の状態を考えて、湧谷山へ転進することを決定した。雪はまだ降っている。
大谷川の林道ゲート手前に車を止めて出発。ゲートは開いているが、遊らんど坂内スキー場が閉鎖された今は除雪されてい
ない。見覚えのある車が止まっていた。兎夢さんだ。とっちゃん情報では湧谷へ向かったらしい。
 スキーのトレースを追って林道を進む。トレースの幅が狭いので、変な筋肉を使ってしまい足が痛い。
トレースはスキー場からさらに奥へ向かっていた。我々はトレースに別れを告げて、閉鎖されたスキー場のゲレンデのど真ん
中にトレースを刻む。ヒザあたりのラッセルだが、雪が重い。7年前はリフトに乗って空中散歩したものだが。

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。
雪が止んで薄日が差し始めた。これなら陽だまりでぬくぬくとランチが楽しめそうだ。
 次々と先頭を交代しては最後尾に回ってひと休み。9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。
ラッセルのスタイルも個人差があって見ていると面白い。
わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体投地さながらだ。
Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実なライン取りで進む。落第忍者さんは三峰山でトレーニングを積んだ
というだけあって、ラッセルのフォームもサマになってきた。

[attachment=4]P1050210_1_1.JPG[/attachment][attachment=3]P1050225_1_1.JPG[/attachment]
急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を
掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。
 しかし時間の経過と稼いだ距離・高度が比例しないのが新雪の雪山である。出発が3時間もラッセルしているのに、獲得し
た標高差は500mというありさまだ。
興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。

[attachment=2]P1050232_1_1.JPG[/attachment]
 尾根の合流点に着いた。また小雪が舞い始めた。
小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。
いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。

 下から2人パーティーがやって来た。なんとバーチャリさんの知り合いらしい。ワカンの2人組は丁字山まで行きますと登って
行った。ここまでほとんど体力を使わずに登って来れただろうから、2人のラッセルでも大丈夫だろう。

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。
わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込ん
でくれる感じだ。
落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。

[attachment=1]P1050241_1_1.JPG[/attachment]
 隣の尾根を滑るスキーヤーを発見した。兎夢さんか。大声で「兎夢さーん」「おーい」と声を掛けたが気付かない様子で滑り
降りてしまった。人違いだったろうか。

 登りの苦労はなんだったのかという感じでゲレンデトップに到着。広大な雪原を三々五々下って行けば、ランチ場から1時間ほ
どで駐車地に戻って来た。
帰り支度をしているスキーヤーはやっぱり兎夢さんだった。声は聞いたけど、まさかスノー衆御一行様がここにいるとは思わな
かったようだ。

[attachment=0]P1050247_1_1.JPG[/attachment]
 汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。
予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。
みなさん、お疲れさまでした。

                               山日和
添付ファイル
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落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、おはようございます。

心地よい疲れが残っている感じです。
『ラッセル!ラッセル!』 あんなの初めての経験でした。
『トガス』の詳細地形図の裏面に広域地形図を印刷してあり、湧谷山も入っていたものですからこちらの詳細図は用意していなかったのです。
GPSにもカスタムマップで国土地理院を持っていましたし、何となく広瀬神社から歩くのかなと思っていたのですが、スキー場跡から夏道があるという情報までは調べていませんでした。
帰ってからGPSのグラフ表示を見てビックリ!
1キロで400メートル以上の傾斜ではありませんか・・・
(計算してみると、30度だと1キロで577メートルも上がるのですね、400メートルでは22度でしかありませんけど。)

[zoomit]http://zoom.it/C9aX[/zoomit]

ジライ谷左岸尾根で1キロで500メートルという傾斜を経験していますが、雪が着いていませんでしたから立木に頼って遅いながらも普通に歩けました。
1キロで400メートルにあれだけの雪があると、9人で頑張ってもあのペースになってしまうということを知りました。
そして、先頭のしんどさも。

富士山の大砂走りも面白いように下山できますが、あちらは砂埃まみれになってしまいます。
一見、怖いほどの急斜面もあの雪とスノーシューのおかげであんなに楽しいとは。
自転車で苦労したヒルクライム後のダウンヒルが爽快だといいますが、あんなに面白い下山が待っているなら辛いラッセルも我慢できそうです。

単独で行ける力はありませんから、本当に有り難い公開山行に感謝します。
最後に編集したユーザー 落第忍者 [ 2012年2月06日(月) 12:45 ], 累計 1 回
落第忍者
アバター
わりばし
記事: 1771
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、山日和さん。

トレースはスキー場からさらに奥へ向かっていた。我々はトレースに別れを告げて、閉鎖されたスキー場のゲレンデのど真ん
中にトレースを刻む。ヒザあたりのラッセルだが、雪が重い。7年前はリフトに乗って空中散歩したものだが。

あのスキー場も数年後にはリフトも撤去されるんでしょうね。

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。
雪が止んで薄日が差し始めた。これなら陽だまりでぬくぬくとランチが楽しめそうだ。
 次々と先頭を交代しては最後尾に回ってひと休み。9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。
ラッセルのスタイルも個人差があって見ていると面白い。
わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体倒地さながらだ。
Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実らライン取りで進む。落第忍者さんは三峰山でトレーニングを積んだ
というだけあって、ラッセルのフォームもサマになってきた。

あれだけの雪は初めてでした。
馬力だけではだめですね。
尾根の2回目のラッセルから少しコツがつかめた気がします。


急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を
掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。

山日和さんのこのやり方が勉強になりました。

 しかし時間の経過と稼いだ距離・高度が比例しないのが新雪の雪山である。出発が3時間もラッセルしているのに、獲得し
た標高差は500mというありさまだ。
興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。

ブナだらけでしたね。
標高はかせげないものの九人で雪と格闘してなかなか楽しかったです。
:D

 尾根の合流点に着いた。また小雪が舞い始めた。
小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。
いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。

落忍さんの新兵器をいくつか見せてもらいました。
皆さん、納得のランチでしたね。

徳山村の雪下ろし道具
徳山村の雪下ろし道具
 
 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。
わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込ん
でくれる感じだ。
落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。

下りは早かったですね。
スノーシューの下りのためにあるような雪質でした。
:idea:

 汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。
予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。
みなさん、お疲れさまでした。

いい経験をさせてもらいました。
ありがとうございます。
早く下山したので、私は前から気になっていた徳山民俗資料館に行けてラッキーでした。
次回のスノー衆も楽しみにしています。

雪の季節の運搬用の道具
雪の季節の運搬用の道具
                                               わりばし                               
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by バーチャリ »

山日和さん こんにちは

 道の駅「星のふる里ふじはし」には、その名の通り満天の星空に月が浮かんでいた。降り続いた雪が気掛かりだが、明日は
青空の下を気持ち良く歩けるだろう。
明け方、用を足そうと車のドアを開けると白いものが舞っていた。話が違うぞ。明るくなまでには止むだろうと再びシュラフに潜
り込む。


夜は星も出ていたので
明日は天気だと思い込んでいましたが


トレースはスキー場からさらに奥へ向かっていた。我々はトレースに別れを告げて、閉鎖されたスキー場のゲレンデのど真ん
中にトレースを刻む。ヒザあたりのラッセルだが、雪が重い。7年前はリフトに乗って空中散歩したものだが。


もう少し冷えていたら尻セードのゲレンデでしたが

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。


スノー衆に参加しだして一番の積雪でした

わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体倒地さながらだ。
Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実らライン取りで進む。落第忍者さんは三峰山でトレーニングを積んだ
というだけあって、ラッセルのフォームもサマになってきた。



先頭と2番は地獄と天国の差がありましたが
皆さん楽しみながらのラッセルでした。

急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を
掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。



雪壁に阻まれ標高は低いのに手ごわいですね。

興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。


素晴らしい雰囲気のブナ林になってきました。

小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。
いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。


恒例のスノーテーブルを囲んでの楽しいランチでした。
風が無かったせいかそう寒さは感じなかったです
 
下から2人パーティーがやって来た。なんとバーチャリさんの知り合いらしい。ワカンの2人組は丁字山まで行きますと登って
行った。ここまでほとんど体力を使わずに登って来れただろうから、2人のラッセルでも大丈夫だろう。


前まで会が一緒でしたが今はお互い会を離れています
ランチ場まで苦労せず登れたから丁字山では楽勝でしようね
ちなみに丁字山でいけたそうです。

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。
わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込ん
でくれる感じだ。


身を任せながら下山気持ち良かったです。
お陰で膝にやさしい雪でした。

落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。
P1050241_1_1.JPG
落第忍者さん完全にはまりましたね。
皆勤賞まちがいないでしょう。

帰り支度をしているスキーヤーはやっぱり兎夢さんだった。声は聞いたけど、まさかスノー衆御一行様がここにいるとは思わな
かったようだ。


違う尾根で登られたのかな

予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。
落第忍者さんがみなさん、お疲れさまでした。


企画して頂いた山日和さん 有難うございました。
又皆さんのお陰で楽しく過ごせた事に感謝です。

次のスノー衆もよろしくお願いします。

   バーチャリ
                          
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 宮指路 »

山日和さん、いつもスノーシューの楽しい企画をありがとうございます。
今回は上まで行けずにちょっと残念でしたがこんなこともありますね。
次回は仕事の為、参加できませんが又の機会に宜しくお願いします。

 道の駅「星のふる里ふじはし」には、その名の通り満天の星空に月が浮かんでいた。降り続いた雪が気掛かりだが、明日は青空の下を気持ち良く歩けるだろう。
明け方、用を足そうと車のドアを開けると白いものが舞っていた。話が違うぞ。明るくなまでには止むだろうと再びシュラフに潜り込む。


前泊だったんですね~。我々も考えていましたが、私のシュラフが安物で、布団持込も面倒と思い止めました。

トレースはスキー場からさらに奥へ向かっていた。我々はトレースに別れを告げて、閉鎖されたスキー場のゲレンデのど真ん中にトレースを刻む。ヒザあたりのラッセルだが、雪が重い。7年前はリフトに乗って空中散歩したものだが。

この辺りは10数年前に蕎麦粒山に登ったことがありますが、冬ではなかったのでスキー場がやっていたのかどうかも確認できませんでしたがその頃はまだやっていたのですね。

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。


奥美濃なのにやけに重い雪でしたね。標高が低いせいもあったでしょうか?
それとも場所的な問題?

雪が止んで薄日が差し始めた。これなら陽だまりでぬくぬくとランチが楽しめそうだ。
 次々と先頭を交代しては最後尾に回ってひと休み。9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。
ラッセルのスタイルも個人差があって見ていると面白い。
わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体倒地さながらだ。


いやぁ~、お恥ずかしい格好を見せてしまいました。皆さん格好良く、登って行くのに私はあのザマですわ~

Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実らライン取りで進む。

Kasayaさんは敢闘賞ですね。さすが若い頃にシゴキに耐えただけあります。

急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。

ストックを使って足場を作るという方法ですね。私も見習いたいです


しかし時間の経過と稼いだ距離・高度が比例しないのが新雪の雪山である。出発が3時間もラッセルしているのに、獲得した標高差は500mというありさまだ。
イブネを目指して小峠に向かった時の雪質に似ています。上に上がろうとしても足場の雪が崩れて体が持ち上がりません。その時に考えついたのがあの方法です。

興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。


そうですね。形のよいブナが並んでいました。


 尾根の合流点に着いた。また小雪が舞い始めた。
小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。


ちょっと惜しい気もしましたが、よい判断でした。

いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。


雪が降っていた割りには暖かかったですね。吹雪で手がかじかむと大変です。

 下から2人パーティーがやって来た。なんとバーチャリさんの知り合いらしい。ワカンの2人組は丁字山まで行きますと登って行った。ここまでほとんど体力を使わずに登って来れただろうから、2人のラッセルでも大丈夫だろう。

そりゃかなり楽させましたね。私も時間があれば後を追いたいくらいでした。

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。
わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込んでくれる感じだ。
落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。


こういう斜面を下るのは足や膝に負担がかからず最高ですね。
でも雪が硬めだと踵が引っかかって辛いですが、その点デナリとライトニングアッセントの違いはあるのでしょうか?

 登りの苦労はなんだったのかという感じでゲレンデトップに到着。広大な雪原を三々五々下って行けば、ランチ場から1時間ほどで駐車地に戻って来た。
スキーだったら10分もかからないのかな

 汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。
予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。
みなさん、お疲れさまでした。


今回は一人ラッセルじゃないのでそれほど疲れませんでしたが、やはり登山の後の温泉は格別ですね。

                                                                    宮指路
                              
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

落第忍者さん、どうもです。お疲れさまでした。

『ラッセル!ラッセル!』 あんなの初めての経験でした。

たっぷりの雪を楽しんでいただけたようで何よりです。

『トガス』の詳細地形図の裏面に広域地形図を印刷してあり、湧谷山も入っていたものですからこちらの詳細図は用意していなかったのです。
GPSにもカスタムマップで国土地理院を持っていましたし、何となく広瀬神社から歩くのかなと思っていたのですが、スキー場跡から夏道があるという情報までは調べていませんでした。


広瀬神社からという選択肢もありました。初めての時はそこから上がったんですけどね。

帰ってからGPSのグラフ表示を見てビックリ!
1キロで400メートル以上の傾斜ではありませんか・・・


まあ、なかなかの斜度でしたね。(^^)

1キロで400メートルにあれだけの雪があると、9人で頑張ってもあのペースになってしまうということを知りました。
そして、先頭のしんどさも。


雪の質にもよります。やはりあれだけの新雪があの斜面に積もるとああなるという見本ですね。(^^ゞ

一見、怖いほどの急斜面もあの雪とスノーシューのおかげであんなに楽
しいとは。
自転車で苦労したヒルクライム後のダウンヒルが爽快だといいますが、あんなに面白い下山が待っているなら辛いラッセルも我慢できそうです。


あれが締まった雪だとああいう風には行きません。登りの苦しさと引き換えです。登りと下りで楽しさの総量は決まってるってとこですかね。(^^ゞ

                          山日和

P1050242_1.JPG
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

わりばしさん、どうもです。お疲れさまでした。

あのスキー場も数年後にはリフトも撤去されるんでしょうね。

撤去費用もバカにならないですよね。あのハウスもどうするんでしょうねえ。

あれだけの雪は初めてでした。
馬力だけではだめですね。
尾根の2回目のラッセルから少しコツがつかめた気がします。


前の週から1m増えてますからね。なかなか大変です。

[attachment=1]P1050213_1.JPG[/attachment]
山日和さんのこのやり方が勉強になりました。

必要は発明の母。誰に教わったわけでもないですが、合理的な方法を試行錯誤した結果です。

ブナだらけでしたね。
標高はかせげないものの九人で雪と格闘してなかなか楽しかったです。


まずまずのブナ林でした。中の中クラスといったところでしょうか。
あのラッセルもひとりならバカバカしくなってきますけどね。(^_^;)

落忍さんの新兵器をいくつか見せてもらいました。
皆さん、納得のランチでしたね。


いやあ、落忍さんは新しもの、珍しもの好きですねえ。(^^ゞ

下りは早かったですね。
スノーシューの下りのためにあるような雪質でした。


予想はしてましたが、予想以上に快適な下りでした。

早く下山したので、私は前から気になっていた徳山民俗資料館に行けてラッキーでした。

私もあそこが開館している時間に下山することはまずないので、一緒に行けばよかったなあ。(^^)

次回のスノー衆も楽しみにしています。

ぜひご期待下さい。これまでとは質の違うスノー衆になると思いますよ。(*^^)v

                        山日和
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添付ファイル
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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by Kasaya »

山日和さん こんばんは
先日はお疲れ様でした

【メンバー】わりばしさん、宮指路さん、落第忍者さん、とっちゃん、柳川洞吹さん、バーチャリさん、keikokuさん、kasayaさん、
       山日和
今回も多数の県民が参加してますね

 結局雪は降り続いていた。集合時間の7時前、ほぼ全員が揃ったが初参加のkeikokuさんの姿が見えない。
皆さん早いですねえ。私達も時間が読めずに30分以上前に着きましたが、結局その頃には全員集合していたのでは?

 ここで除雪状況や積雪の状態を考えて、湧谷山へ転進することを決定した。雪はまだ降っている。
トガスのルートではさすがに長すぎますね

トレースはスキー場からさらに奥へ向かっていた。我々はトレースに別れを告げて、閉鎖されたスキー場のゲレンデのど真ん
中にトレースを刻む。ヒザあたりのラッセルだが、雪が重い。7年前はリフトに乗って空中散歩したものだが。

リフトを使うときもあるんですか。てっきりそういうものは縁がないかと。

今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。

一人3分で全力疾走させたらもっと早く登れたでしょうか?途中で全員ばてるか?

雪が止んで薄日が差し始めた。これなら陽だまりでぬくぬくとランチが楽しめそうだ。 
たまに青空がのぞくのでついついそういう希望的観測を持ちます。

わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体投地さながらだ。
二人は見ていても力強かったですねえ

急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を
掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。
 
ここは見せ場でしたね。皆さん注目してましたよ。どうやって登るんだろうって。

興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。

わたしもどこでお終いになるかなあと思ってました。

小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。
いい場所だったと思います。風がなかったのがありがたい

いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。

前回の経験が生きますね。お互いの役割が分かってきたみたいで。こういう場でのなんでもない雑談が好きです。

 下から2人パーティーがやって来た。なんとバーチャリさんの知り合いらしい。ワカンの2人組は丁字山まで行きますと登って行った。ここまでほとんど体力を使わずに登って来れただろうから、2人のラッセルでも大丈夫だろう。
あの山に登山者とはびっくりでしたが知り合いとは又奇遇。類は友を呼ぶでしょうか

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込ん
でくれる感じだ。

始めは誰でもトレースを辿ろうとしますが、この感覚を覚えるとトレースをたどるのがアホらしくなります。

落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。スノー衆をやった甲斐がありますね。

 隣の尾根を滑るスキーヤーを発見した。兎夢さんか。大声で「兎夢さーん」「おーい」と声を掛けたが気付かない様子で滑り
降りてしまった。人違いだったろうか。

あれだけ呼んでも振り向かないので絶対人違いと思ってました。

 登りの苦労はなんだったのかという感じでゲレンデトップに到着。広大な雪原を三々五々下って行けば、ランチ場から1時間ほ
どで駐車地に戻って来た。

ホントそう思いますが、決してあの登りは嫌じゃ有りません。

予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。

登頂はできませんでしたが、皆でワイワイ登ったこの山はホント楽しい山でした。
山日和さん ありがとうございました。
そして次回もよろしくお願いします。
kasaya
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

バーチャリさん、どうもです。お疲れさまでした。

夜は星も出ていたので
明日は天気だと思い込んでいましたが


ほんとですよね。朝の雪を見てガックリでした。

もう少し冷えていたら尻セードのゲレンデでしたが

今週末なら滑り放題かも。(^^ゞ

スノー衆に参加しだして一番の積雪でした

そうかもしれませんね。去年の小津権現もなかなかでしたが。

先頭と2番は地獄と天国の差がありましたが
皆さん楽しみながらのラッセルでした。


すぐに代わってもらえると思うと気が楽ですよね。ひとりならずっと地獄のままです。(^_^;)

[attachment=1]P1050227_1.JPG[/attachment]
雪壁に阻まれ標高は低いのに手ごわいですね。

雪が多い時はよくある状況です。突破にはテクニックが要りますね。

素晴らしい雰囲気のブナ林になってきました。

あの辺からがいいところでしたが・・・

恒例のスノーテーブルを囲んでの楽しいランチでした。
風が無かったせいかそう寒さは感じなかったです


雪山の最大の敵は風ですね。雪はドカドカと降らない限りはまだ我慢できます。
 
前まで会が一緒でしたが今はお互い会を離れています
ランチ場まで苦労せず登れたから丁字山では楽勝でしようね
ちなみに丁字山でいけたそうです。


今から考えたら食後に丁字山までピストンしてもよかったなあと反省してます。
あんなに早く下りる必要ないですもんね。
2人組のトレースも付いてることだし。

身を任せながら下山気持ち良かったです。
お陰で膝にやさしい雪でした。


あんなに心地よい下山は久し振りでした。みんなの動きがスローモーションのようでしたね。

[attachment=0]P1050246_1.JPG[/attachment]
落第忍者さん完全にはまりましたね。
皆勤賞まちがいないでしょう。


今年の新人王間違いなしでしょう。(^^)

>帰り支度をしているスキーヤーはやっぱり兎夢さんだった。声は聞いたけど、まさかスノー衆御一行様がここにいるとは思わな
>かったようだ。

違う尾根で登られたのかな


北東尾根からでしたね。

企画して頂いた山日和さん 有難うございました。
又皆さんのお陰で楽しく過ごせた事に感謝です。

次のスノー衆もよろしくお願いします。

ホントに楽しい一日でした。
上谷山も楽しみましょう。(^^♪

              山日和
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

宮指路さん、どうもです。お疲れさまでした。

次回は仕事の為、参加できませんが又の機会に宜しくお願いします。

仕事でしたか。それは残念ですね。

前泊だったんですね~。我々も考えていましたが、私のシュラフが安物で、布団持込も面倒と思い止めました。

早起きが苦手なもんで、どうしても前夜泊が多くなります。

この辺りは10数年前に蕎麦粒山に登ったことがありますが、冬ではなかったのでスキー場がやっていたのかどうかも確認できませんでしたがその頃はまだやっていたのですね


まだ現役でしたね。ここは標高が低いので、なかなか雪が積もらずオープンできない期間が長かったんです。積もっても50センチとか。
閉鎖になった途端、去年今年と大雪になりました。

奥美濃なのにやけに重い雪でしたね。標高が低いせいもあったでしょうか?
それとも場所的な問題?


奥美濃なのにと言うより、まああれが普通でしょう。ちょっと新雪が深かっただけで。

いやぁ~、お恥ずかしい格好を見せてしまいました。皆さん格好良く、登って行くのに私はあのザマですわ~

足と手のバランスをうまく使うのが大事ですね。

Kasayaさんは敢闘賞ですね。さすが若い頃にシゴキに耐えただけあります。

伊達にN大WVOBやってないってとこでしょう。(^^ゞ

[attachment=1]P1050226_1.JPG[/attachment]
ストックを使って足場を作るという方法ですね。私も見習いたいです

ストックでもピッケルでも手でもいいんですが、要は崩した雪を堆積させて固めてやれば足場ができるっていう寸法です。

イブネを目指して小峠に向かった時の雪質に似ています。上に上がろうとしても足場の雪が崩れて体が持ち上がりません。その時に考えついたのがあの方法です。

しかしあの方法では体が持たんと思いますが・・・

そうですね。形のよいブナが並んでいました。

まあまあのブナ林ですね。ちょっと小規模ですが。

[attachment=0]P1050239_1.JPG[/attachment]
>小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
>山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。

ちょっと惜しい気もしましたが、よい判断でした。


バーチャリさんへのレスにも書きましたが、食後に丁字山まで行けばよかったと反省しています。
みなさんほとんど初めてですもんね。雪も降ってるし、私は2回いってるのでまあいいかって感じでした。
申し訳なく思っています。

雪が降っていた割りには暖かかったですね。吹雪で手がかじかむと大変です。

風がなければ大助かりですね。気温もあまり低くなかったし。

そりゃかなり楽させましたね。私も時間があれば後を追いたいくらいでした。

下山があんな早い時間なんだから時間がありましたよね~。すみません。

こういう斜面を下るのは足や膝に負担がかからず最高ですね。
でも雪が硬めだと踵が引っかかって辛いですが、その点デナリとライトニングアッセントの違いはあるのでしょうか?


楽しい下山でした。
踵の引っ掛かりは機種の違いと言うよりテールの長さの違いですね。ライトニングアッセントでも25インチよりは22インチの方が
楽でしょう。デナリは割と短いので楽なのではないでしょうか。

スキーだったら10分もかからないのかな

10分ということはないでしょうが、20分もあれば十分でしょう。

今回は一人ラッセルじゃないのでそれほど疲れませんでしたが、やはり登山の後の温泉は格別ですね。

あれがなければ山へ行く意味がありません。(*^^)v

                         山日和
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とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by とっちゃん »

山さん、こんばんは~。

最終ランナーにならん内にレスせなぁ~。ってなもんや三度kasaや~。



【コース】坂内広瀬8:05---遊ランド坂内スキー場跡---12:10丁字山手前880m付近13:25---14:40駐車地

 道の駅「星のふる里ふじはし」には、その名の通り満天の星空に月が浮かんでいた。降り続いた雪が気掛かりだが、明日は青空の下を気持ち良く歩けるだろう。明け方、用を足そうと車のドアを開けると白いものが舞っていた。話が違うぞ。明るくなるまでには止むだろうと再びシュラフに潜り込む。 結局雪は降り続いていた。

さもあらん。福井の天気予報は、70%の雪やったので、このあたりの山は雪とふんでたので、やっぱりなぁ・・・でした。何で日曜日にせんのん?が素朴な疑問でございましたワン。

 見覚えのある車が止まっていた。兎夢さんだ。とっちゃん情報では湧谷へ向かったらしい。

はい。どっかで見たような車やなぁと思っていたけど、近づいて見ると○○ナンバー、tutomuちゃん、土曜日は、湧谷周辺候補やったなぁ~。

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。
雪が止んで薄日が差し始めた。これなら陽だまりでぬくぬくとランチが楽しめそうだ。

少しでも、日差しが射すと、嬉しいもんです。いいぞ~。

9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。ラッセルのスタイルも個人差があって見ていると面白い。わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体投地さながらだ。Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実なライン取りで進む。落第忍者さんは三峰山でトレーニングを積んだというだけあって、ラッセルのフォームもサマになってきた。

出発前に地図を見て、急傾斜が続くと説明があったけど、一筋縄では行かなかったね~。尾根の長さより傾斜角度が、こんな雪山では物を言うね~。手ごたえありすぎ。
しかし、それぞれの、ラッセススタイルを見ていて、良くも悪くも学ぶこともあり&工夫してラッセルするのはけっこう楽しいもんですね。


急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。

この雄姿、後ろの方からで、はっきり見えなかったのが、残念無念。
ストックをどう使ったの?どんな方法やったんかいな?



 しかし時間の経過と稼いだ距離・高度が比例しないのが新雪の雪山である。出発が3時間もラッセルしているのに、獲得した標高差は500mというありさまだ。
興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。


人の感じ方って、全然違うのね~。
ラッセル車が、9人もいるし、休める時間が、めちゃ長いから途中から寒くなってきちゃって、上着をきたよ。
最前列では、疲れても、休む時間の内にすぐ回復して、何時間でもラッセルできそう~。♪♪
みんなでラッセルって楽しいなぁ。



あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。
 尾根の合流点に着いた。また小雪が舞い始めた。
小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。

さて、ラッセルの先頭に回ってきたな~。もっと進むぞ~って気分で、前に出ようとしたとたんに、「本日ここまで宣言」で、あれっ?とズッコケタ。

ランチ場には最適の、感じのいいブナ林。

けれど、下山には、たいして時間がかからないし、下山時間とゆっくりランチ時間を逆算しても、あと1時間余りくらいは進んでみて、戻ってきて、ここでランチっていうのは、ダメなんかいなぁ・・・と、心の中で独り言。

というか、はっきり丁字山までは行くぞ~って、狙ってました。
心の動きは、きっと、分かってたでしょうね~。(^_-)-☆



いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。

スノーテーブルでの、ランチは、楽しいね~。冬だけの楽しみやしね。

 下から2人パーティーがやって来た。なんとバーチャリさんの知り合いらしい。ワカンの2人組は丁字山まで行きますと登って行った。ここまでほとんど体力を使わずに登って来れただろうから、2人のラッセルでも大丈夫だろう。


彼らは、いいタイミングで登ってこられたね。丁字山までは、行きたいと思ってるのでと、出発して行かれたね。お二人で、初めからラッセルでは、届かなかったから、私達のラッセルが役に立って、頂上まで行かれてよかったね~。

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込んでくれる感じだ。

重たい雪やったけど、新雪の斜面は、楽しい下りだったね~。


落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。

落第さんが、はまって行くのが、手に取るようにみんなに伝わってきたね~。
なにより、なにより。
今回の、スノーシューで一番の嬉しい出来事でした。(*^_^*)


 隣の尾根を滑るスキーヤーを発見した。兎夢さんか。大声で「兎夢さーん」「おーい」と声を掛けたが気付かない様子で滑り降りてしまった。人違いだったろうか。

大声で叫んだね~。黄色いウエアもtutomuさんと同じやし。
しかし、トガスにいるって思い込んでるtutomuさんには、???まさか自分が呼ばれてるとは・・。
次候補は湧谷と知らせていたら、きっと気がついたやろね~。


汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。

やっぱり、山のあとの温泉は、ほっこりするね~。

&山仲間はいいもんです。

交流のできる、スノーシュー企画、ありがとうさん。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by ふ~さん »

おはようございます、山日和さん。
結局雪は降り続いていた。集合時間の7時前、ほぼ全員が揃ったが初参加のkeikokuさんの姿が見えない。
ここで除雪状況や積雪の状態を考えて、湧谷山へ転進することを決定した。雪はまだ降っている。
無理もない天候でしたね。湧谷への変更もやむなしでしょう。奥美濃の降雪はこのところ半端じゃないようです。
 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。
小津権現のラッセルが思い出されますね。山頂から見た天狗山から黒津、五蛇池、蕎麦粒の奥には湧谷山がラッセル軍団を首を長くして待っていたんですね。それにしても、如何せん雪の多さよ。

今回は鬼のタイムキーパーはどなただったのでしょうか。みなさん、私のことを紳士を絵に描いたようなタイムキーパーだと改めて感じたのではないでしょうか。
 次々と先頭を交代しては最後尾に回ってひと休み。9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。
ラッセルのスタイルも個人差があって見ていると面白い。
わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体投地さながらだ。
Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実なライン取りで進む。落第忍者さんは三峰山でトレーニングを積んだ
というだけあって、ラッセルのフォームもサマになってきた。
五体投地と言えばいつぞやの滝波山を思い出しますなぁ。ところで、山日和さんのラッセルフォームはいかがだったのでしょう。ローザンヌで優勝した菅井円加さん並みの加齢なる舞だったのでしょうか。
 尾根の合流点に着いた。また小雪が舞い始めた。
小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。
いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。
天気が良ければ凍てついた蕎麦粒も見事だったでしょうね。スノスコで協力できなくてもうしわけなかったです。その頃、ひょっとして私はもっと南の山域でスノスコ振るってたのかも(^_^;)。こんな感じでしたよ!
雪原を行く
雪原を行く
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汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。
予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。
みなさん、お疲れさまでした。
天候や登頂の可否を越えたところに充実感がありますね。ご苦労様でした。山に友あり・・・ですね(^_-)

 ふ~さん
                               山日和
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 柳川洞吹 »

こんばんは

みなさん、ラッセルお疲れさまでした。

 道の駅「星のふる里ふじはし」には、その名の通り満天の星空に月が浮かんでいた。降り続いた雪が気掛かりだが、明日は
青空の下を気持ち良く歩けるだろう。
明け方、用を足そうと車のドアを開けると白いものが舞っていた。話が違うぞ。明るくなるまでには止むだろうと再びシュラフに
潜り込む。


青空を期待していたのに、一日中ほとんど雪模様でした。

 ここで除雪状況や積雪の状態を考えて、湧谷山へ転進することを決定した。雪はまだ降っている。

これはやむをえないというか、賢明な転進でした。

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。
 次々と先頭を交代しては最後尾に回ってひと休み。9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。


普段はひとりラッセルすることが多いので、さすがに9人もいると、ラクチンですね。

 しかし時間の経過と稼いだ距離・高度が比例しないのが新雪の雪山である。出発が3時間もラッセルしているのに、獲得し
た標高差は500mというありさまだ。
興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。


どこでもええから、早くメシにしてくれえ。

小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。


ここでゆっくりとお昼ごはんたべるアルよろし。

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。
わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込ん
でくれる感じだ。
落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。


ふっかふかの真綿の海に身を投げ入れていくような、いい感じの下りで、
帰りはあっと言う間でした。

 登りの苦労はなんだったのかという感じでゲレンデトップに到着。広大な雪原を三々五々下って行けば、ランチ場から1時間ほ
どで駐車地に戻って来た。


真っ白な雪原となった広いゲレンデに、みんな思い思いに9本のトレースを刻んで……
いい雰囲気だったですね。

 汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。
予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。


雪は最後まで降り続いていましたが、楽しい1日でした。

                               洞吹(どうすい)
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

Kasayaさん、どうもです。お疲れさまでした。

今回も多数の県民が参加してますね

これがヤブコギのオフの特徴ですね。

皆さん早いですねえ。私達も時間が読めずに30分以上前に着きましたが、結局その頃には全員集合していたのでは?

そうなんですよ。バーチャリさんは前夜から、わりばしさんと落忍さんも私がトイレに起きた時には隣で寝てました。(^^ゞ

 >ここで除雪状況や積雪の状態を考えて、湧谷山へ転進することを決定した。雪はまだ降っている。
トガスのルートではさすがに長すぎますね


それもあったし、駐車スペースの心配もありました。

リフトを使うときもあるんですか。てっきりそういうものは縁がないかと。

若気の至りで・・・(^_^;) ひとりでは乗りませんけどね。

[attachment=1]P1050198_1.JPG[/attachment]
一人3分で全力疾走させたらもっと早く登れたでしょうか?途中で全員ばてるか?

ほどほどのペースがよろしいようで。
 
たまに青空がのぞくのでついついそういう希望的観測を持ちます。

いつも裏切られてるのにお互い純真なんですねえ。(^^ゞ

>わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体投地さながらだ。
二人は見ていても力強かったですねえ


体格もそうだし基礎体力が違う感じですよね。酒も強そう。(^_-)

ここは見せ場でしたね。皆さん注目してましたよ。どうやって登るんだろうって。

腕?の見せどころでした。

>興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
>あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。
わたしもどこでお終いになるかなあと思ってました。


そう思ってていただけると気が楽です。

いい場所だったと思います。風がなかったのがありがたい

最大の敵は風ですからね。

前回の経験が生きますね。お互いの役割が分かってきたみたいで。こういう場でのなんでもない雑談が好きです。

スノー衆ではすっかりお馴染みの光景になりました。

あの山に登山者とはびっくりでしたが知り合いとは又奇遇。類は友を呼ぶでしょうか

ここは意外に人気の山なんですよ。前回も同行者の知り合いに会いました。

始めは誰でもトレースを辿ろうとしますが、この感覚を覚えるとトレースをたどるのがアホらしくなります。

スノーシューで下りのトレース辿るのはかえってしんどいですからね。

[attachment=0]P1050249_1.JPG[/attachment]
>落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。
スノー衆をやった甲斐がありますね。


ホントホント。(^_^)

>隣の尾根を滑るスキーヤーを発見した。兎夢さんか。大声で「兎夢さーん」「おーい」と声を掛けたが気付かない様子で滑
>り降りてしまった。人違いだったろうか。
あれだけ呼んでも振り向かないので絶対人違いと思ってました。


私もそう思いましたが、やたら似てたからなあ。

ホントそう思いますが、決してあの登りは嫌じゃ有りません。

おおっ、kasayaさん頼もしい発言ですね。次回はずっと先頭でお願いします。(^^ゞ

登頂はできませんでしたが、皆でワイワイ登ったこの山はホント楽しい山でした。
山日和さん ありがとうございました。
そして次回もよろしくお願いします。


ひとりだとガックリくるだけなんですが、これがパーティーのいいところですよね。
こちらこそよろしくです。

              山日和
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山日和
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

とっちゃん、どうもです。お疲れさんでした。

最終ランナーにならん内にレスせなぁ~。ってなもんや三度kasaや~。

あたり前田のクラッカーかいな。

さもあらん。福井の天気予報は、70%の雪やったので、このあたりの山は雪とふんでたので、やっぱりなぁ・・・でした。何で日曜日にせんのん?が素朴な疑問でございましたワン。

福井の予報が雪でもこっちが降るとは限りません。経験に裏打ちされた判断でした。外れたけど・・・

少しでも、日差しが射すと、嬉しいもんです。いいぞ~。

言った通りでしょう~(^^ゞ

出発前に地図を見て、急傾斜が続くと説明があったけど、一筋縄では行かなかったね~。尾根の長さより傾斜角度が、こんな雪山では物を言うね~。手ごたえありすぎ。

長いのは長いので苦労するけどね。まあ、どっちもどっちです。

[attachment=1]P1050222_1.JPG[/attachment]
この雄姿、後ろの方からで、はっきり見えなかったのが、残念無念。
ストックをどう使ったの?どんな方法やったんかいな?


秘技ストックタコ焼き返しです。(^_^;)

人の感じ方って、全然違うのね~。
ラッセル車が、9人もいるし、休める時間が、めちゃ長いから途中から寒くなってきちゃって、上着をきたよ。
最前列では、疲れても、休む時間の内にすぐ回復して、何時間でもラッセルできそう~。♪♪
みんなでラッセルって楽しいなぁ。


5分働いて40分休みって感じやったね。あれなら疲れ知らずです。

さて、ラッセルの先頭に回ってきたな~。もっと進むぞ~って気分で、前に出ようとしたとたんに、「本日ここまで宣言」で、あれっ?とズッコケタ。

まあ、いい時間だったし、みんなお腹も空いてきたからね。

けれど、下山には、たいして時間がかからないし、下山時間とゆっくりランチ時間を逆算しても、あと1時間余りくらいは進んでみて、戻ってきて、ここでランチっていうのは、ダメなんかいなぁ・・・と、心の中で独り言。

「主催者の指示に従えない方は参加をご遠慮下さい」(^_-)

というか、はっきり丁字山までは行くぞ~って、狙ってました。
心の動きは、きっと、分かってたでしょうね~。(^_-)-☆


狙うほどのピークでもなし。それよりのんびりランチした方がいいとの判断でした。

スノーテーブルでの、ランチは、楽しいね~。冬だけの楽しみやしね。

今日のテーブルは2段でした。(^_^;)

彼らは、いいタイミングで登ってこられたね。丁字山までは、行きたいと思ってるのでと、出発して行かれたね。お二人で、初めからラッセルでは、届かなかったから、私達のラッセルが役に立って、頂上まで行かれてよかったね~。

今度は彼らのトレースを利用して山頂まで行ってもよかったなあと、後で思いました。ちょっと早く下り過ぎたかも。

重たい雪やったけど、新雪の斜面は、楽しい下りだったね~。

なかなかいい下りでしたね。

[attachment=0]P1050243_1.JPG[/attachment]
落第さんが、はまって行くのが、手に取るようにみんなに伝わってきたね~。
なにより、なにより。
今回の、スノーシューで一番の嬉しい出来事でした。(*^_^*)


重症患者になっちゃいましたね。(^^ゞ

大声で叫んだね~。黄色いウエアもtutomuさんと同じやし。
しかし、トガスにいるって思い込んでるtutomuさんには、???まさか自分が呼ばれてるとは・・。
次候補は湧谷と知らせていたら、きっと気がついたやろね~。


やかましいパーティーがおるなーって感じだったかもね。

やっぱり、山のあとの温泉は、ほっこりするね~。

&山仲間はいいもんです。

交流のできる、スノーシュー企画、ありがとうさん。


みんなに喜んでもらえて何よりでした。

            山日和
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、どうもです。御池はどうでしたか?

無理もない天候でしたね。湧谷への変更もやむなしでしょう。奥美濃の降雪はこのところ半端じゃないようです。

どっちがよかったとは言い切れませんね。先週登ってなけりゃ「困った時の小津権現」でしたが。(^^ゞ

 小津権現のラッセルが思い出されますね。山頂から見た天狗山から黒津、五蛇池、蕎麦粒の奥には湧谷山がラッセル軍団を首を長くして待っていたんですね。それにしても、如何せん雪の多さよ。

先週この積雪なら敗退必至でしたね。

今回は鬼のタイムキーパーはどなただったのでしょうか。みなさん、私のことを紳士を絵に描いたようなタイムキーパーだと改めて感じたのではないでしょうか。

タイムキーパー不要の自主申告制でした。鬼軍曹がいないので、みんなのびのびラッセルしてましたよ。

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五体投地と言えばいつぞやの滝波山を思い出しますなぁ。ところで、山日和さんのラッセルフォームはいかがだったのでしょう。ローザンヌで優勝した菅井円加さん並みの加齢なる舞だったのでしょうか

おおっ、タイムリーなネタですね。私の華麗なフォームを見れば年のことなんか忘れてしまいます。

天気が良ければ凍てついた蕎麦粒も見事だったでしょうね。スノスコで協力できなくてもうしわけなかったです。その頃、ひょっとして私はもっと南の山域でスノスコ振るってたのかも(^_^;)。こんな感じでしたよ!

青空がいいね~。

天候や登頂の可否を越えたところに充実感がありますね。ご苦労様でした。山に友あり・・・ですね(^_-)

その通り!! (^_^)

                  山日和
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山日和
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。お疲れさんでした。

青空を期待していたのに、一日中ほとんど雪模様でした。

まあ、こういうこともありますわ。
これまで7回のスノー衆で、晴れ2回、晴れのち曇り1回、雪模様の曇り3回、雨上がりの曇り1回でした。

これはやむをえないというか、賢明な転進でした

そう言ってもらえると気が楽です。

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普段はひとりラッセルすることが多いので、さすがに9人もいると、ラクチンですね。

やっぱりラッセルは頭数ですわ。

どこでもええから、早くメシにしてくれえ。

心の叫びが聞こえてました。(^^ゞ

ふっかふかの真綿の海に身を投げ入れていくような、いい感じの下りで、
帰りはあっと言う間でした



スローモーションのような下りでしたね。

 真っ白な雪原となった広いゲレンデに、みんな思い思いに9本のトレースを刻んで……
いい雰囲気だったですね。


スキー場のゲレンデもまんざら捨てたものではなかったですねえ。

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雪は最後まで降り続いていましたが、楽しい1日でした。

ひとりでは味わえない楽しさですよね。(^_^)

山日和
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keikoku
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登録日時: 2012年1月17日(火) 03:28
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Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by keikoku »

     山日和 さん 

 遅いレスになってしまって、どうもすいませんでした。

 道の駅「星のふる里ふじはし」には、その名の通り満天の星空に月が浮かんでいた。降り続いた雪が気掛かりだが、明日は
青空の下を気持ち良く歩けるだろう。
明け方、用を足そうと車のドアを開けると白いものが舞っていた。話が違うぞ。明るくなるまでには止むだろうと再びシュラフに
潜り込む。

 そうでしたか。前日からすでにあそこに控えておられましたか。

 結局雪は降り続いていた。集合時間の7時前、ほぼ全員が揃ったが初参加のkeikokuさんの姿が見えない。

 実は、集合場所の「坂内広瀬 道の駅」まで見て、そのあとの「星のふる里ふじはし」を見なかったのでした。どうもご心配をお掛けし、すいませんでした。

電話してみると「着いてますよ」と言う。トイレの前のあたりにみんな駐車していることを伝えると「そっちへ行きます」と返事が
返って来た。しばらくすると電話が鳴った。「ひょっとしてふじはしの道の駅でした?」。なんと、間違えて坂内の道の駅へ行っ
てしまったのだった。まあ、どうせ通り道である。今から行きますと伝えて出発。
道路の状態は完全に雪国のそれだった。坂内の道の駅で恐縮するkeikokuさんと無事合流。これで全員揃った。

 本当にすいませんでした。

 ここで除雪状況や積雪の状態を考えて、湧谷山へ転進することを決定した。雪はまだ降っている。

 よい判断でしたね。トガス方面に向かっていたら、車で帰るのに苦労したことでしょう。

 スキーのトレースを追って林道を進む。トレースの幅が狭いので、変な筋肉を使ってしまい足が痛い。

 あとの者は、山日和さんのトレースで楽させてもらいました。

 今日の雪だと頑張り過ぎずに小まめに交代して行くのが得策だ。なにせこの1週間に降った雪は半端ではない。
パウダーならいいが、やや重たい湿った雪は体力の消耗を余儀なくされるのだ。
雪が止んで薄日が差し始めた。これなら陽だまりでぬくぬくとランチが楽しめそうだ。
 次々と先頭を交代しては最後尾に回ってひと休み。9人で回すラッセルも、急傾斜が続くこの尾根は一筋縄ではいかない。
ラッセルのスタイルも個人差があって見ていると面白い。
わりばしさんやkeikokuさんは馬力でねじ伏せるタイプ。宮指路さんは急斜面では五体投地さながらだ。
Kasayaさん、とっちゃん、洞吹さん、バーチャリさんは堅実なライン取りで進む。落第忍者さんは三峰山でトレーニングを積んだ
というだけあって、ラッセルのフォームもサマになってきた。

 名刺代わりにがんばるつもりでいましたが、返ってまったくお世話になってしまって、本当に恐縮しております。次回は、何としてもその分もお返しするつもりでいますが、あのくらいの傾斜だと心配です。

急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を
掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。

 まったくそれができていませんでしたね。すいませんでした。

 しかし時間の経過と稼いだ距離・高度が比例しないのが新雪の雪山である。出発が3時間もラッセルしているのに、獲得し
た標高差は500mというありさまだ。
興味の焦点はすでに「どこでランチにするか」になっていた。とりあえず広瀬神社からの尾根の合流点までは頑張ろう。
あたりはすっかりブナの純林となって、非常にいい雰囲気だ。

 十分にいい雰囲気で、楽しかったです。

 尾根の合流点に着いた。また小雪が舞い始めた。
小広い平坦地で「本日はここまで!!」と宣言、待望のランチタイムである。標高880m。丁字山まで130mほどを残すばかりだが、
山頂に立ったところで何が見えるわけでもなし、ここで十分だろう。

 みんなで4時間もラッセルしましたからね。十分満足でした。

いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。

 手際もわからず、ご迷惑お掛けしました。

 下山はあっという間だった。みんな登りのトレースを使わず思い思いのラインを描きながらふわふわの雪を潜りながら歩く。
わりばしさんが「マシュマロの気持ちがわかる」と評した何とも言えない感触の雪は、まったくショックもなく優しく体を包み込ん
でくれる感じだ。
落第忍者さんが「やみつきになりますわ」と喜色満面で楽しそうに歩いているのを見ると、こちらまでうれしくなってくる。

 ストックを忘れ、みなさんにご迷惑をお掛けしましたが、下山でも苦闘するとは思いませんでした。バランスを取るのがたいへんでした。ひとのあとに足を置くとすぐ滑ってしまうので、それを避けて下りてこなければいけなかったですが、あんなことは初めてでしたねえ。

 登りの苦労はなんだったのかという感じでゲレンデトップに到着。広大な雪原を三々五々下って行けば、ランチ場から1時間ほ
どで駐車地に戻って来た。

 本当にホッとしました。下りはそう苦手な方ではないのですが、この日は参りました。

 汗と雪で濡れて冷え切った体を温めるべく藤橋の湯に向かう。
予定変更の上、予定外の雪、展望もなくラッセル三昧に終わったスノー衆パート2だったが、みんなで苦労を分かち合った雪山
は、それだけで十分楽しめたと言えるだろう。
みなさん、お疲れさまでした。

 本当にありがとう御座いました。あのような状況でも、あそこまで行けたのはすごかったと思います。また、山頂に行けなくとも十分に楽しく、有意義でした。今後とも、どうかよろしくお願いします。

                           keikoku-sakakibara                 
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【奥美濃】ラッセル、ラッセル、ラッセル スノー衆パート2

投稿記事 by 山日和 »

keikokuさん、どうもです。おつかれさまでした。

 そうでしたか。前日からすでにあそこに控えておられましたか。

早起きが苦手なもんで・・・

 実は、集合場所の「坂内広瀬 道の駅」まで見て、そのあとの「星のふる里ふじはし」を見なかったのでした。どうもご心配をお掛けし、すいませんでした。

keikokuさんは早押しクイズで引っ掛かるタイプですね。(^^ゞ

 よい判断でしたね。トガス方面に向かっていたら、車で帰るのに苦労したことでしょう。

さほど違いはなかったかもしれませんが、駐車スペースの心配がありました。

[attachment=1]P1050195_1.JPG[/attachment]
  名刺代わりにがんばるつもりでいましたが、返ってまったくお世話になってしまって、本当に恐縮しております。次回は、何としてもその分もお返しするつもりでいますが、あのくらいの傾斜だと心配です。

スノー衆では特定の人が頑張る必要はないですよ。みんなで力を合わせればOKです。(^^)

>急傾斜のところでは雪も壁となって、普通のラッセルでは通用しない。頭の高さ以上の雪を崩して足場を作り、確実に体重を
>掛けられる状態になってから体を持ち上げる。こういう場面では踏んだ場数がものを言うのだ。

 まったくそれができていませんでしたね。すいませんでした。


ドンマイです。慣れですよ。

  十分にいい雰囲気で、楽しかったです。

私の山行ではブナ無しでは考えられません。常にどういう場所でメシにするか考えてますよ。(^^ゞ

 みんなで4時間もラッセルしましたからね。十分満足でした。

4時間でも9人で割ったら楽勝ですね。

>いつもの如くスノーテーブルを作ってランチ場の設営にかかる。皆さん経験を積んでいるので手慣れたものだ。
>幸い雪もちらつく程度で風もない。いつも通り、思い思いの鍋ランチを楽しんだ。
 手際もわからず、ご迷惑お掛けしました。


いえいえ、こいつも慣れです。

[attachment=0]P1050236_1.JPG[/attachment]
  ストックを忘れ、みなさんにご迷惑をお掛けしましたが、下山でも苦闘するとは思いませんでした。バランスを取るのがたいへんでした。ひとのあとに足を置くとすぐ滑ってしまうので、それを避けて下りてこなければいけなかったですが、あんなことは初めてでしたねえ。

自分でトレースを刻むにしても、ストックなしでは大変ですよね。足だけで雪山を登り降りするのはひと仕事です。

  本当にホッとしました。下りはそう苦手な方ではないのですが、この日は参りました。

かなり苦労されてるのが手に取るようにわかりましたよ。(^^ゞ

 本当にありがとう御座いました。あのような状況でも、あそこまで行けたのはすごかったと思います。また、山頂に行けなくとも十分に楽しく、有意義でした。今後とも、どうかよろしくお願いします。

あれがパーティー登山のいいところでしょう。単独は単独の良さがありますけどね。
次回はぜひ山頂まで頑張りましょう。(*^^)v

ついでですが、keikokuさんのレスは引用部分と本文の区別がないのでちょっと読みにくいですね。
引用部分には「Quote」か「「q_yab」を使うか、色を変えるとかしてわかりやすくした方がいいですよ。
このレスの引用部分は「q_yab」を使っています。

                          山日和

                         
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