【滋賀】ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

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さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

【滋賀】ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

【 日 付 】2012年 1月28日(土)
【 山 域 】滋賀・湖北 
【メンバー】のぶりん・さなりん
【 天 候 】雪
【 ルート 】伊吹登山口(三之宮神社前)8:15~8:44 一合目~10:00 3合目トイレ10:15~10:55六合目避難小屋11:30~12:55覚心堂
      ~13:00山頂~14:30避難小屋~16:30伊吹登山口

午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。
眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。
高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。
黄金大橋を渡った頃から雨が雪に変わった。
国道365線は関ヶ原ICを過ぎた頃から路面が凍結気味、トラックが登り坂を慎重に進んでいる。ゆっくりなので後ろに続く車も当然ゆっくりと
進まなくてはならなくなる。フロントガラスに落ちる雪も多くなってきた。伊吹山に登れるのだろうかと、少し不安になる。
国道365の様子
国道365の様子
伊吹山登山口近くの三之宮神社に着いた。神社の前にはきれいなトイレもある。そのトイレの前の「堀哲旅館」の駐車場に車を駐車する。
ここは屋根のある駐車場で雪の心配をしなくてよい。登山口に近くて屋根のある駐車場なのに500円は安い。
旅館のおかみさんによると、ここ一週間こんな天気らしい、そして昨日から今日にかけて、どか雪が降ったということだ。
準備をして歩き出すと、雪は止んでいた。もう少しお天気が回復してくれるといいのだけど、それはあまり期待できないから、せめて雪だけでも
降らないで欲しいな。
登山口からスノーシューを装着する。杉の植林の中のジグザグの登山道を上がっていく。一合目まで約30分もかかってしまった。
伊吹高原荘があるが今日はお休み、いつも店先にいる犬もいなかった。景色はまっ白。広い雪原には壺足のトレースが一本付いていた。
スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。
スキーを担ぐ登山者
スキーを担ぐ登山者
前方にはスキーの板を担いだ2人、その前に2人が登っている。徐々に距離が近くなる。前の方が、「どうぞ」と言って道を空けてくれた。
申し訳ないので、抜かした後、一生懸命に歩く。そうしたらまた、前の人に追いついてしまった。道を空けてくれるので、「いいですよ。
そんなに速く歩けませんから。」と言うが。。。譲ってくれる。また一生懸命に歩く。やがて3合目のトイレに着いた。登山口から1時間45分かかった。
周囲の展望はないが、近くの木々には雪がたっぷりと積もり重そうに枝を垂れ下げている。世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。4合目手前で10人くらいが休んでいた。その前を通ったら、一人の男性が「ここからが大変ですよ~。」って話しかけてきた。
「そうですね、頑張ります。」と言って通過したが、後ろを振り返ると、丁度動き出したそのパーティーの列にのぶりんが入ってしまった。さなりんが先行するが、足が雪の中に膝の上まで沈むと抜け出しにくい。スノーシューを装着しようかと思ったけど、雪質も先ほどと変わってないし吹雪いてきているので止まるのも面倒だ。どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。
それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。そんな歩き方で歩いていて後ろを見ると誰もいない。やったぁ~!速く歩けたよ。この方法はこれからも使えるよ。少し前まで5mくらいしか空いてなかったのに誰も見えないし声も聞こえない。前方にも誰もいない。視界はなし。ホワイトアウトだ。まっ、いいか。6合目避難小屋はもうすぐだと思うから、先に行こう。風が粉雪を吹かしてトレースをなくそうとするが、しっかりみれば確認できる。もう少しだと思った避難小屋にたどり着かない。少しだけ不安になったが、しばらくして避難小屋が見えてきた。ホワイトアウトで時々見えなくなる。ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。なんか強くなりそう~。今日会った登山者は男性ばかりだ。女性の登山者はこんなお天気だと登らないのかな。
6合目避難小屋
6合目避難小屋
避難小屋には単独男性がひとりいた。小牧から来られた方で八ヶ岳に行こうと思ったけど道中が大変そうなので止めて、伊吹山にしたそうだ。
「こんな天候ですが山頂まで行きますよね?」って尋ねると、「数人が上がったみたいなのでトレースがあると思う。だから行ってみます。」と言われた。「そうですよね。わたしも行きますから。気を付けていってらしゃい。」「じゃあ。」って言ってホワイトアウトの中、山頂に向かって消えていった。
お腹が空いてきたのでリュックからパンを出して食べる。食べている間にのぶりんが避難小屋を通過していってしまうといけないので、パンを持って外に出た。何も見えないよ~。「のぶり~ん」って呼んでみるけど応答なし。誰も上がってくる気配なし。携帯ならしても出ず。しばらく待つ。ホワイトアウトの中、少し視界がはっきりした瞬間があった。登山者の列が見えた。のぶりんも居た。でも数秒で視界はなくなった。さっきのパーティーをのぶりんがラッセルして上ってきた。パーティーのひとりがのぶりんに「お疲れ様、ありがとうございました。」と言っていた。良かった合流できた。
避難小屋からはスノーシューを装着して登ろう。少し先に出発した男性のトレースを追う。途中で3人の登山者がリタイアしていた。
吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!目印もない雪の斜面をひたすら登ると、雪に埋もれたお花畑の看板が見えた。やった~!お花畑に着いたよ。山頂までもうすぐだ。冷たい強風の吹雪きで目も開けられないくらいだ、負けずに山頂目指して進む。覚心堂の前で単独男性に会う。
男性は可愛い動物の帽子を被っていた。「可愛い~。ちょっと写真撮らせて!」といい写真を撮らせてもらう。そしてヤマトタケルノミコト像に行く。
ヤマトタケルノミコト像
ヤマトタケルノミコト像
寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
初めて女性登山者とすれ違う。下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。気持ちいいな。吹雪きもなくなったし、でも、遠くの展望はない。一気に登山者が多くなった。
もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
「また登るの~」て言っていたら、10mくらい離れたところにいた「男性が何か落としたの?」って聞いてきた。さなりんが「カメラです。」というと
上を指さして、「あのふたりがカメラ拾ったって言ってたよ。」「ほんと~ありがとう。」そして、その方達に向かって、さなりんは「カメラ拾ってくれました?」って叫んだ。そうしたら手を挙げて「今から行きます。」って。そして手渡されたカメラは見覚えのあるのぶりんのカメラだった。
良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、
その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
拾ってくれた方は山頂近くですれ違ったカップルだった。
さなりんは「カメラありがとう。カメラと一緒に想い出もなくなってしまうとこだったよ。感謝です!」って言ったら、にっこり笑っていた。
そのカップルと途中まで一緒に降りた。避難小屋を過ぎると、天気はよくなり琵琶湖まで見えた。湖面がきらきらと光っていた。
もう2合目あたりに来た。他の登山者がボブスレーコースみたいになった道をシリセードで下りていく。さなりんもやってみるが滑らない。
何回も試すが滑らない、誰かさんに言われたけどシリ制動が係ってしまうのか?滑らないよ~。今回の登山で出た課題はシリセード、どうしたら上手く滑れるのか・・これから研究しなくっちゃ。

今日、仕事中外を見ると、青空のあるいいお天気、昨日のあのお天気はなんだったのだろうかねー。

☆さなりん☆(*^-^)
最後に編集したユーザー さなりん [ 2012年2月11日(土) 19:42 ], 累計 1 回
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by 緑水 »

おはようサンです、のぶりん.さなりんさん、二人合わせて、のさリンリンさんですな。 :D

さなりん さんが書きました:【 日 付 】2012年 1月28日(土)
【 山 域 】滋賀・湖北 
【メンバー】のぶりん・さなりん
【 天 候 】雪
【 ルート 】伊吹登山口(三之宮神社前)8:15~8:44 一合目~10:00 3合目トイレ10:15~10:55六合目避難小屋11:30~12:55覚心堂
      ~13:00山頂~14:30避難小屋~16:30伊吹登山口
● 市ノ瀬PKの朝、7時ごろ雪はやんでたね
● 市ノ瀬PKの朝、7時ごろ雪はやんでたね
緑ちゃん27日に伊吹にスキー登山を目論み出かけましたよ。
吹いてましたね、アカンデしたね。
28日は市ノ瀬PKで泊りでしたが、伊吹は雪雲の中でした。


[attachment=0]笙ケ岳.JPG[/attachment]

養老山地は素晴らしい雪の宮殿になってましたワン、雪雲の下でこの山正解でしたな :lol:
レポートは後で細かく読ませてもらいますワン。

                      緑水
添付ファイル
● 笙ケ岳、上空は雪雲だ。伊吹山は吹雪かな
● 笙ケ岳、上空は雪雲だ。伊吹山は吹雪かな
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

緑水さん、こんばんは。 さなりんです。(^-^)/
緑ちゃん27日に伊吹にスキー登山を目論み出かけましたよ。
吹いてましたね、アカンデしたね。
28日は市ノ瀬PKで泊りでしたが、伊吹は雪雲の中でした。
伊吹は27日から、特に雪が多かったみたいですね。
28日もアカンデしたね。
でも、しっかりと雪山を堪能してきました。(^-^)

養老山地は素晴らしい雪の宮殿になってましたワン、雪雲の下でこの山正解でしたな :lol:
レポートは後で細かく読ませてもらいますワン。
                     
緑水さんは笙ケ岳でしたか。緑水さんが思ったとおり伊吹山は吹雪でした。
さなりん、よっぽど普段の心がけが悪いのかしらん? :lol:
雪深い~。
雪深い~。
 ☆さなりん☆(*^-^)
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by 宮指路 »

さなりん、こんばんは

今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。

土曜日はお天気がイマイチでしたね。こんな日は低い山に限ります。私は鈴鹿の上高地でマッタリでした。

高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。

モチ下がりますね。でも根の平峠付近は曇っていただけでしたよ。こっちに来ればよかったのに

黄金大橋を渡った頃から雨が雪に変わった。
国道365線は関ヶ原ICを過ぎた頃から路面が凍結気味、トラックが登り坂を慎重に進んでいる。ゆっくりなので後ろに続く車も当然ゆっくりと
進まなくてはならなくなる。フロントガラスに落ちる雪も多くなってきた。伊吹山に登れるのだろうかと、少し不安になる。


こんな時は意気消沈しますネ~。

登山口からスノーシューを装着する。杉の植林の中のジグザグの登山道を上がっていく。一合目まで約30分もかかってしまった。

ここは雪がないと泥道ですね

伊吹高原荘があるが今日はお休み、いつも店先にいる犬もいなかった。景色はまっ白。広い雪原には壺足のトレースが一本付いていた。
スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。


新雪だとスノーシューの方が楽なハズですが・・・


周囲の展望はないが、近くの木々には雪がたっぷりと積もり重そうに枝を垂れ下げている。世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。

へ~そうなんですか、知りませんでした。

4合目手前で10人くらいが休んでいた。その前を通ったら、一人の男性が「ここからが大変ですよ~。」って話しかけてきた。
「そうですね、頑張ります。」と言って通過したが、後ろを振り返ると、丁度動き出したそのパーティーの列にのぶりんが入ってしまった。さなりんが先行するが、


のぶりんもお疲れだったようですね


足が雪の中に膝の上まで沈むと抜け出しにくい。スノーシューを装着しようかと思ったけど、雪質も先ほどと変わってないし吹雪いてきているので止まるのも面倒だ。どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。
それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。


へ~そんな歩き方もあるんだ、さなりんは馬力がありますね

ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。

私にとって、ストックは必需品です。


まっ、いいか。6合目避難小屋はもうすぐだと思うから、先に行こう。風が粉雪を吹かしてトレースをなくそうとするが、しっかりみれば確認できる。もう少しだと思った避難小屋にたどり着かない。少しだけ不安になったが、しばらくして避難小屋が見えてきた。ホワイトアウトで時々見えなくなる。ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。

先が見えないと怖いですね。でも伊吹山のように登山道がしっかりしていれば安心かな

「こんな天候ですが山頂まで行きますよね?」って尋ねると、「数人が上がったみたいなのでトレースがあると思う。だから行ってみます。」と言われた。「そうですよね。わたしも行きますから。気を付けていってらしゃい。」「じゃあ。」って言ってホワイトアウトの中、山頂に向かって消えていった。

こんな時は避難小屋がありがたいですね。
ここまで来れば行くしかないですね

も出ず。しばらく待つ。ホワイトアウトの中、少し視界がはっきりした瞬間があった。登山者の列が見えた。のぶりんも居た。でも数秒で視界はなくなった。さっきのパーティーをのぶりんがラッセルして上ってきた。パーティーのひとりがのぶりんに「お疲れ様、ありがとうございました。」と言っていた。良かった合流できた。

迷子にならなくてヨカッタ、ヨカッタ


避難小屋からはスノーシューを装着して登ろう。少し先に出発した男性のトレースを追う。途中で3人の登山者がリタイアしていた。
吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!


スゴイ執念です。私も一昨年の冬に御池岳の青のドリーネを見るんだという執念でテーブルランドに登りました。

目印もない雪の斜面をひたすら登ると、雪に埋もれたお花畑の看板が見えた。やった~!お花畑に着いたよ。山頂までもうすぐだ。

「やった~」テーブルランドに上がった心境ですね


寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
初めて女性登山者とすれ違う。下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。気持ちいいな。吹雪きもなくなったし、でも、遠くの展望はない。一気に登山者が多くなった。


ふわふわ雪の下山は楽しいですね。こんな日でも沢山の登山者が登るんですね


もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
「また登るの~」て言っていたら、10mくらい離れたところにいた「男性が何か落としたの?」って聞いてきた。さなりんが「カメラです。」というと
上を指さして、「あのふたりがカメラ拾ったって言ってたよ。」「ほんと~ありがとう。」そして、その方達に向かって、さなりんは「カメラ拾ってくれました?」って叫んだ。そうしたら手を挙げて「今から行きます。」って。そして手渡されたカメラは見覚えのあるのぶりんのカメラだった。


登山道なら後続の人が探してくれる可能性大ですね。藪道ならまず無理でしょうけどね。
以前、藪道で車の鍵を落としたことがありますが、結局出てきませんでした。
そういや最近、ストックの先も落としたよ

良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、
その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
拾ってくれた方は山頂近くですれ違ったカップルだった。


本当にヨカッタですね

さなりんは「カメラありがとう。カメラと一緒に想い出もなくなってしまうとこだったよ。感謝です!」って言ったら、にっこり笑っていた。

私は最近パソコンがクラッシュして山の写真が全部消えました。

そのカップルと途中まで一緒に降りた。避難小屋を過ぎると、天気はよくなり琵琶湖まで見えた。湖面がきらきらと光っていた。
もう2合目あたりに来た。他の登山者がボブスレーコースみたいになった道をシリセードで下りていく。さなりんもやってみるが滑らない。
何回も試すが滑らない、誰かさんに言われたけどシリ制動が係ってしまうのか?滑らないよ~。


サナリンはお尻が大きいのカナ (≧▽≦;)アチャー


                                                                       くしりん
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by Trail Walker »

さなりんこんばんは。
 【 ルート 】伊吹登山口(三之宮神社前)8:15~8:44 一合目~10:00 3合目トイレ10:15~10:55六合目避難小屋11:30~12:55覚心堂
      ~13:00山頂~14:30避難小屋~16:30伊吹登山口
何処に行ったのだろう?と思ってたら伊吹に行っちゃってたんだ、おーどろきぃ!
 午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。
眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
 睡眠2時間ですか、慣れてるからすぐ寝られるの?わたしゃ~寝つきが悪いのでそんな時は寝られませんけど。
寝てても山歩いていたのでは?
 今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。
選択肢がなかったのね、土曜、日曜共よく似た感じかなと思ったので私は土曜を選んだのですが、日曜日はいい日だったよね :cry:
 高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。
黄金大橋を渡った頃から雨が雪に変わった。
藤原も雨が降ってたんだね、山の上は雪だろうね。黄金大橋から先はチェーン装着場が有るように一気に雪国突入だよね。
 国道365線は関ヶ原ICを過ぎた頃から路面が凍結気味、トラックが登り坂を慎重に進んでいる。ゆっくりなので後ろに続く車も当然ゆっくりと
進まなくてはならなくなる。フロントガラスに落ちる雪も多くなってきた。伊吹山に登れるのだろうかと、少し不安になる。
私の車では無理だわ :cry:
 前方にはスキーの板を担いだ2人、その前に2人が登っている。徐々に距離が近くなる。前の方が、「どうぞ」と言って道を空けてくれた。
申し訳ないので、抜かした後、一生懸命に歩く。そうしたらまた、前の人に追いついてしまった。道を空けてくれるので、「いいですよ。
さなりんが早すぎるのか、ラッセルしたくないからなのか?
  世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。4合目手前で10人くらいが休んでいた。その前を通ったら、一人の男性が「ここからが大変ですよ~。」って話しかけてきた。
そうなんだ知らなかった、何メートル積もったのかな?
 「そうですね、頑張ります。」と言って通過したが、後ろを振り返ると、丁度動き出したそのパーティーの列にのぶりんが入ってしまった。さなりんが先行するが、足が雪の中に膝の上まで沈むと抜け出しにくい。スノーシューを装着しようかと思ったけど、雪質も先ほどと変わってないし吹雪いてきているので止まるのも面倒だ。どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。
それにしても深い雪だね、そんな状況で登った事ないよ。
 それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。そんな歩き方で歩いていて後ろを見ると誰もいない。やったぁ~!速く歩けたよ。この方法はこれからも使えるよ。
 そりゃ~理論的には判るけどさ~、さなりんなら水の上も歩けるんじゃない :mrgreen:
でもそれはね、足の底面積と体重が大きくかかわってるんだよ 8-) さなりんデカ足?、体重何キロ? :mrgreen: なんてレディに聞く私は誰かさん言ってたけどジェントルメンじゃ~無いのかな~ :lol:
 少し前まで5mくらいしか空いてなかったのに誰も見えないし声も聞こえない。前方にも誰もいない
誰も付いて来れない速さだったんだ :o

視界はなし。ホワイトアウトだ。まっ、いいか。6合目避難小屋はもうすぐだと思うから、先に行こう。風が粉雪を吹かしてトレースをなくそうとするが、しっかりみれば確認できる。もう少しだと思った避難小屋にたどり着かない。少しだけ不安になったが、しばらくして避難小屋が見えてきた。ホワイトアウトで時々見えなくなる。ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。なんか強くなりそう~。今日会った登山者は男性ばかりだ。女性の登山者はこんなお天気だと登らないのかな。 
 のぶりん、のぶりん!じゃなかった、のぼらん!のぼらん!女性どころか私ものぼらんわ~ :shock:

「こんな天候ですが山頂まで行きますよね?」って尋ねると、「数人が上がったみたいなのでトレースがあると思う。だから行ってみます。」と言われた。「そうですよね。わたしも行きますから。気を付けていってらしゃい。」「じゃあ。」って言ってホワイトアウトの中、山頂に向かって消えていった。 
さすが伊吹山ですね、早くから登る人もいるんだね。
 お腹が空いてきたのでリュックからパンを出して食べる。食べている間にのぶりんが避難小屋を通過していってしまうといけないので、パンを持って外に出た。何も見えないよ~。「のぶり~ん」って呼んでみるけど応答なし。誰も上がってくる気配なし。携帯ならしても出ず。しばらく待つ。ホワイトアウトの中、少し視界がはっきりした瞬間があった。登山者の列が見えた。のぶりんも居た。でも数秒で視界はなくなった。さっきのパーティーをのぶりんがラッセルして上ってきた。パーティーのひとりがのぶりんに「お疲れ様、ありがとうございました。」と言っていた。良かった合流できた。
のぶりんさんはパーティーの後ろに付いたのかと思ったらラッセル役でしたか :lol:
 避難小屋からはスノーシューを装着して登ろう。少し先に出発した男性のトレースを追う。途中で3人の登山者がリタイアしていた。
そりゃ、この状況ならいるよね。
 吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!目印もない雪の斜面をひたすら登ると、雪に埋もれたお花畑の看板が見えた。やった~!お花畑に着いたよ。
根性あるんですね、さなりんは。のぶりん「帰りたい」言わなかったですか?



 山頂までもうすぐだ。冷たい強風の吹雪きで目も開けられないくらいだ、負けずに山頂目指して進む。覚心堂の前で単独男性に会う。
男性は可愛い動物の帽子を被っていた。「可愛い~。ちょっと写真撮らせて!」といい写真を撮らせてもらう。そしてヤマトタケルノミコト像に行く。
登頂やりましたね~、\(^^)/こんなに雪積もってる時に行ったこと無いよ。

受け狙いですかね~、尻尾付けてる人もいるみたいですけど~ :D 、写真みせてよ~ ;)
 寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
初めて女性登山者とすれ違う。下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。気持ちいいな。吹雪きもなくなったし、でも、遠くの展望はない。一気に登山者が多くなった。
スノーシューのままで下りかけたの、最初の所急斜面だけど大丈夫でしたか?、雪が深いから大丈夫なのかな?、でも結構沢山の人が登ってるのですね。
もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。 
えらい所で落としちゃいましたね :cry:
 さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
さなりん、潔いんだね、かっこいい :!: 、のぶりんさんあきらめきれないんだ。
 良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、
その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
そりゃ幸運だ、ブリザードの中、道外したりしてたら誰も気が付かないでしょうね。


そのカップルと途中まで一緒に降りた。避難小屋を過ぎると、天気はよくなり琵琶湖まで見えた。湖面がきらきらと光っていた。
 もう2合目あたりに来た。他の登山者がボブスレーコースみたいになった道をシリセードで下りていく。さなりんもやってみるが滑らない。
何回も試すが滑らない、誰かさんに言われたけどシリ制動が係ってしまうのか?滑らないよ~。今回の登山で出た課題はシリセード、どうしたら上手く滑れるのか・・これから研究しなくっちゃ。
尻セード、足も手も上げるんですよ :lol: 、伊吹山はスキーやソリで降りればアッと言う間ですよね。画像見ればしっかりヒップソリも持ってるじゃん、それでも滑らないの?
そういう私も滑らないんだよな :oops:
 今日、仕事中外を見ると、青空のあるいいお天気、昨日のあのお天気はなんだったのだろうかねー。
ほんとほんと、今度はぜひ青空の時に行って東遊歩道の方も歩いてみてね。
2010_0214画像0035.JPG
Trail Walker 
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by Kasaya »

さなりん こんばんは

【メンバー】のぶりん・さなりん
のぶりんさんってホントはノブさん?
皆’りん’がつくから分かりません(^_^.)


高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。
わたしも5時30分過ぎに四日市インターから乗って名古屋方面に向かいましたがちょっと雨が降ってきてびっくり
鈴鹿はあまりいい天気じゃなかったようですね

進まなくてはならなくなる。フロントガラスに落ちる雪も多くなってきた。伊吹山に登れるのだろうかと、少し不安になる。
北に進むと雨から雪に変わるわけですね。普段はそんなにないところなのに。

ここは屋根のある駐車場で雪の心配をしなくてよい。登山口に近くて屋根のある駐車場なのに500円は安い。
台数は限られるのでしょうが、これはいい情報かも。伊吹山は無料駐車するわけに行きませんからね。

スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。
スノーシューは雪中から足を引き抜かなくても新雪なら足を前に出せば勝手にスノーシューが上がってきますよ。これがワカンと違うところ。是非その感触を味わってください。私は最初ちょっと感動しました。

申し訳ないので、抜かした後、一生懸命に歩く。そうしたらまた、前の人に追いついてしまった。道を空けてくれるので、「いいですよ。
そんなに速く歩けませんから。」と言うが。。。譲ってくれる。また一生懸命に歩く。

道を空けてもらうのはありがたいですが、そんなに早くはやっぱり歩けませんよね。

世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。
大雪の伊吹に登ったことはないですが、この日はすごいみたいですね。

スノーシューを装着しようかと思ったけど、雪質も先ほどと変わってないし吹雪いてきているので止まるのも面倒だ。どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。やっぱりここで装着しなくては

それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。
なんだか水上歩行の術を聞いているみたい。どんな感じで歩いているのかなあ。私ならやっぱり沈んでしまいそう

速く歩けたよ。この方法はこれからも使えるよ。
効率は良さそうだけどしんどくないですか。短時間ならいいけど

ホワイトアウトで時々見えなくなる。ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。なんか強くなりそう~。今日会った登山者は男性ばかりだ。女性の登山者はこんなお天気だと登らないのかな。
すごい天気ですね。やっぱり登らないでしょう。

お腹が空いてきたのでリュックからパンを出して食べる。食べている間にのぶりんが避難小屋を通過していってしまうといけないので、パンを持って外に出た。何も見えないよ~。「のぶり~ん」って呼んでみるけど応答なし。
この状態で離れ離れはやっぱりまずい。先日藤原岳で快晴にもかかわらず友人とはぐれかけました。

やった~!お花畑に着いたよ。山頂までもうすぐだ。冷たい強風の吹雪きで目も開けられないくらいだ、負けずに山頂目指して進む。覚心堂の前で単独男性に会う。寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。
よく登りましたね。でも覚芯堂の中には入りませんでしたか。暗いけどしばらく寛げますよ


下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。
フンワカな新雪を蹴散らして降りる快感。これが私も大好きです。スノーシューはなまじ、トレースのあるところよりも下りなら、
ないところを歩いたほうが楽しいですね。

もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。

大切な道具ですから、のぶりんの気持ちはよく分かります。あきらめるにしてもそれなりに努力しないとあきらめ切れません。

良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
探そうとする気持ちが幸運を呼んだんだと思います。

さなりんもやってみるが滑らない。
何回も試すが滑らない、誰かさんに言われたけどシリ制動が係ってしまうのか?滑らないよ~。今回の登山で出た課題はシリセード、どうしたら上手く滑れるのか・・これから研究しなくっちゃ。

確かに滑るのがうまい人がいますね。重心の掛け方かな。ヒップソリが有効ですよ。100円ショップでも売っているからこれでトライすると
面白いかも


今日、仕事中外を見ると、青空のあるいいお天気、昨日のあのお天気はなんだったのだろうかねー。
日曜はいい天気でしたね。山の天気は分かりません。お疲れ様でした。

kasaya
Pixy
記事: 32
登録日時: 2011年11月15日(火) 21:03

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by Pixy »

さなりんさん、こんばんわ~。
今の寒気の中でよくぞ伊吹山へ行きました、その行動力に拍手です。


午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。
眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
山へ行く前に睡眠2時間半とはどういうことなんでしょうか?
私ならいつもより早く寝て万全の体調で出発の用意をするでしょうが。

もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
落とした原因はなんだったのですか。
よく雪の中で小さいカメラが見つかりましたね、奇跡に近いですね~。

視界ゼロのホワイトアウトでもよくぞ山頂まで行きました、パワーあふれていますね。
ここまで来たらいってやるぞ~、の根性ですね、感心します。

スノーシューも楽しめて雪山満喫でしょうか、下山すると天候回復、どこかで聞いた法則ですね。
先々週は津の海上試運転を駿河湾で、先週は舞鶴の船を若狭湾で試運転と仕事が多忙でした。
日本海の海上の風景を貼っておきます。
よ~く見ると海面に煙のようなものが見えます、海の煙と書いて海煙現象の写真です。
山レポに気の利いたコメントできなくてすいませんです。。。
添付ファイル
若狭湾の海煙
若狭湾の海煙
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

くしりん、こんばんは~。
今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。

土曜日はお天気がイマイチでしたね。こんな日は低い山に限ります。私は鈴鹿の上高地でマッタリでした。

高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。

モチ下がりますね。でも根の平峠付近は曇っていただけでしたよ。こっちに来ればよかったのに
日曜日の方が全く良かったよ。
くしりんは、鈴鹿の上高地だったんだ。さなりんもそちらにすれば良かったかな。
くしりにも会えたかも知れないしね。
黄金大橋を渡った頃から雨が雪に変わった。
国道365線は関ヶ原ICを過ぎた頃から路面が凍結気味、トラックが登り坂を慎重に進んでいる。ゆっくりなので後ろに続く車も当然ゆっくりと
進まなくてはならなくなる。フロントガラスに落ちる雪も多くなってきた。伊吹山に登れるのだろうかと、少し不安になる。

こんな時は意気消沈しますネ~。
天気予報では鈴鹿より伊吹の方がお天気良かったから、少しは希望を持って行ったんだけどね。
登山口からスノーシューを装着する。杉の植林の中のジグザグの登山道を上がっていく。一合目まで約30分もかかってしまった。ここは雪がないと泥道ですね
伊吹高原荘があるが今日はお休み、いつも店先にいる犬もいなかった。景色はまっ白。広い雪原には壺足のトレースが一本付いていた。
スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。


新雪だとスノーシューの方が楽なハズですが・・・
そうでしょ、そうだと思って登山口から装着していったの。でも膝のあたりまで沈むんだよ。無理、無理。
他の登山者もスノーシュー履いてなかったし。
周囲の展望はないが、近くの木々には雪がたっぷりと積もり重そうに枝を垂れ下げている。世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。

へ~そうなんですか、知りませんでした。
何でも一番がいいですね!
足が雪の中に膝の上まで沈むと抜け出しにくい。スノーシューを装着しようかと思ったけど、雪質も先ほどと変わってないし吹雪いてきているので止まるのも面倒だ。どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。
それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。


へ~そんな歩き方もあるんだ、さなりんは馬力がありますね
そんな歩き方って、早歩きだよ、早歩き。(^∇^)アハハ! 
ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。

私にとって、ストックは必需品です。
さなりんも以前はストック使っていたけど、最近はあまり使わないかな。
持っていると写真が撮りにくいから。でも膝が痛くなってきた時にないと困るから持って行くけどね。
まっ、いいか。6合目避難小屋はもうすぐだと思うから、先に行こう。風が粉雪を吹かしてトレースをなくそうとするが、しっかりみれば確認できる。もう少しだと思った避難小屋にたどり着かない。少しだけ不安になったが、しばらくして避難小屋が見えてきた。ホワイトアウトで時々見えなくなる。ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。

先が見えないと怖いですね。でも伊吹山のように登山道がしっかりしていれば安心かな
積雪時は登山道はないかな。さなりんは早い目に登ったから、あまりトレースついてなかった。
「こんな天候ですが山頂まで行きますよね?」って尋ねると、「数人が上がったみたいなのでトレースがあると思う。だから行ってみます。」と言われた。「そうですよね。わたしも行きますから。気を付けていってらしゃい。」「じゃあ。」って言ってホワイトアウトの中、山頂に向かって消えていった。

こんな時は避難小屋がありがたいですね。
ここまで来れば行くしかないですね
ここの避難小屋はきれいですね。靴脱がないといけないから、さなりんはリユック置いただけですけどね。
靴脱ぐの面倒だもん。(*^^)
避難小屋からはスノーシューを装着して登ろう。少し先に出発した男性のトレースを追う。途中で3人の登山者がリタイアしていた。
吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!


スゴイ執念です。私も一昨年の冬に御池岳の青のドリーネを見るんだという執念でテーブルランドに登りました。
それはそうでしょう。ここで頑張らなくちゃ!
目印もない雪の斜面をひたすら登ると、雪に埋もれたお花畑の看板が見えた。やった~!お花畑に着いたよ。山頂までもうすぐだ。

「やった~」テーブルランドに上がった心境ですね
そうそう、そういう感じ~。わぁ、またあの感動が蘇えったよー。くしりんありがとうー!\(*^▽^*)/
寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
初めて女性登山者とすれ違う。下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。気持ちいいな。吹雪きもなくなったし、でも、遠くの展望はない。一気に登山者が多くなった。


ふわふわ雪の下山は楽しいですね。こんな日でも沢山の登山者が登るんですね
この日は遅い目に登った方が正解だったかも。
登山道なら後続の人が探してくれる可能性大ですね。藪道ならまず無理でしょうけどね。
以前、藪道で車の鍵を落としたことがありますが、結局出てきませんでした。
そういや最近、ストックの先も落としたよ
雪の伊吹山は、下りてくるときは好きなように下りてくるから、拾ってくれたのは奇跡に近いと思います。
夏の伊吹山なら登山道を歩くから見つかりやすいと思うけどね。くしりんはストックの先、見つからなかったんだね。

さなりんは「カメラありがとう。カメラと一緒に想い出もなくなってしまうとこだったよ。感謝です!」って言ったら、にっこり笑っていた。

私は最近パソコンがクラッシュして山の写真が全部消えました。
全部消えたの。これショックだね。(^-^;
そのカップルと途中まで一緒に降りた。避難小屋を過ぎると、天気はよくなり琵琶湖まで見えた。湖面がきらきらと光っていた。
もう2合目あたりに来た。他の登山者がボブスレーコースみたいになった道をシリセードで下りていく。さなりんもやってみるが滑らない。
何回も試すが滑らない、誰かさんに言われたけどシリ制動が係ってしまうのか?滑らないよ~。


サナリンはお尻が大きいのカナ (≧▽≦;)アチャー
お尻が大きい?そうなのー。それが原因なの、なんか納得できないなあ~。 :?:
カメラを拾ってくれた、みほちゃん
カメラを拾ってくれた、みほちゃん
カメラを拾ってくれた、だいちゃん
カメラを拾ってくれた、だいちゃん
                                                                     

☆さなりん☆(*^-^)
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クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
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Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by クロオ »

さなりんさん、こんばんは
さなりん さんが書きました: 午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
すごいです。最近、寒くて、根性無しで、とても起きる気になれません。もっとも、その日は、会社の泊りの飲み会があり、3時ごろまで、飲んでいて、4時半ごろ、やっと寝た時間です。
さなりん さんが書きました: 今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。
高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。
日曜日は結構いい天気でした。なかなか、休みと天気とうまいこと合わないですね。
さなりん さんが書きました: 準備をして歩き出すと、雪は止んでいた。もう少しお天気が回復してくれるといいのだけど、それはあまり期待できないから、せめて雪だけでも降らないで欲しいな。
少しでも明るくなってくれると嬉しいです。反対に、天気がいっそう悪くなると、だんだん、気力が無くなってしまいます。
さなりん さんが書きました: スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。
雪、気持ち良さそうです。新雪は、辛いけど、気持ちがいい。でも、やっぱり、トレースがあったほうが助かります。
雪質にもよるのかもしれませんが、私はスノーシューで歩いた方が楽な気がします。
さなりん さんが書きました: 周囲の展望はないが、近くの木々には雪がたっぷりと積もり重そうに枝を垂れ下げている。世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。
日本一ということは知っていましたが、世界一なのですね。さなりんさん、なんでもよくご存知です。
さなりん さんが書きました: お腹が空いてきたのでリュックからパンを出して食べる。
避難小屋で、のんびりしたら、そのまま、のんびりして、リタイヤしてしまうかもです。
さなりん さんが書きました: 吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!
山を歩いていると、晴れていても、時々、なんで、と思うことあるけど、でも、何日か経つと、また、やっぱり山に行きたくなります。
さなりん さんが書きました: 寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
さすが、人気の山。こんな天気でも、登山者が多いのですね。
さなりん さんが書きました: もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
気をつけていても、山では、持ち物が多いので、どうしても、何かに注意が向かないことがありますね。楽しい山行が…。
さなりん さんが書きました: さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
私も、絶対、探しに行くと思う。
さなりんは、あきらめがいい。
さなりん さんが書きました: 上を指さして、「あのふたりがカメラ拾ったって言ってたよ。」「ほんと~ありがとう。」そして、その方達に向かって、さなりんは「カメラ拾ってくれました?」って叫んだ。そうしたら手を挙げて「今から行きます。」って。そして手渡されたカメラは見覚えのあるのぶりんのカメラだった。
良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
ほんと、よかったですね。
さなりん さんが書きました: 今日、仕事中外を見ると、青空のあるいいお天気、昨日のあのお天気はなんだったのだろうかねー。
つぎの機会は、青と白のポカリカラーですよ。
20080106_1079.jpg
                                               


                                                      クロオ
アバター
クロオ
記事: 467
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
連絡する:

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by クロオ »

さなりんさん、こんばんは

テストです。
やっぱり、投稿した人のレスから返信すると、きちんと、下げられるようですよ。
この方が、分かりやすいと思います。

さなりんは、自分の投稿に返信していると思います。
間違いということではないけど・・・。

                                                      クロオ
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

トレりん、こんばんは~。(^-^) ばけもんの さ・な・り・んです! :evil:
何処に行ったのだろう?と思ってたら伊吹に行っちゃってたんだ、おーどろきぃ!
何で、驚いているのさ。伊吹山きれいでしょ。真っ白に輝いているやろ。この日は見えなかったけど。 :(
トレりんは何処に行ったか知ってたよ。 :lol: くしりん面白いね。
 午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。
眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
 睡眠2時間ですか、慣れてるからすぐ寝られるの?わたしゃ~寝つきが悪いのでそんな時は寝られませんけど。
寝てても山歩いていたのでは?
早く寝たかったけど寝れなかったのよ。女神様していたから。
夢は会ったことも、ここで話したこともないけど、なんか想像のグーさんが出てきたみたいなの。
起きた時に伊勢山上グーって名前が頭に残っていた。 :lol:  グーさんのこと、ちょっと気になっているから。
 今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。
選択肢がなかったのね、土曜、日曜共よく似た感じかなと思ったので私は土曜を選んだのですが、日曜日はいい日だったよね :cry:
日曜日は青空があって、ほんといい日でしたね。仕事中、朝熊山、鼓ヶ岳見て溜息ついてました。
見てたけど、ちゃんと仕事はしていたからね。

 国道365線は関ヶ原ICを過ぎた頃から路面が凍結気味、トラックが登り坂を慎重に進んでいる。ゆっくりなので後ろに続く車も当然ゆっくりと進まなくてはならなくなる。フロントガラスに落ちる雪も多くなってきた。伊吹山に登れるのだろうかと、少し不安になる。
私の車では無理だわ :cry:
ちょっと無理かな。でも帰りの国道365は、雪なかったよ。水でびしょびしょて感じ。夜からまた凍って滑るんだろうなて思っていた。
 前方にはスキーの板を担いだ2人、その前に2人が登っている。徐々に距離が近くなる。前の方が、「どうぞ」と言って道を空けてくれた。
申し訳ないので、抜かした後、一生懸命に歩く。そうしたらまた、前の人に追いついてしまった。道を空けてくれるので、「いいですよ。
さなりんが早すぎるのか、ラッセルしたくないからなのか?
さなりんがぴったり後ろに付いているのがイヤだったんでしょう。
世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな
そうなんだ知らなかった、何メートル積もったのかな?
1927年2月14日に1,182cmを記録したって載ってましたよ。凄いよね。1日の降雪量でも1975年1月14日に230cmと世界最多を記録したとか。
北の方じゃなくて伊吹山というのが驚きだね。そして今もその記録は破られないんだものね。
 それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。そんな歩き方で歩いていて後ろを見ると誰もいない。やったぁ~!速く歩けたよ。この方法はこれからも使えるよ。
 そりゃ~理論的には判るけどさ~、さなりんなら水の上も歩けるんじゃない :mrgreen:
でもそれはね、足の底面積と体重が大きくかかわってるんだよ 8-) さなりんデカ足?、体重何キロ? :mrgreen: なんてレディに聞く私は誰かさん言ってたけどジェントルメンじゃ~無いのかな~ :lol:
これ信じてないでしょ。本当に上手くいくのよ。ほんとに、ほんとに、ほんと、アニメみたいだけど、ほんとだって!
足の大きさとか、体重が関係していることは分かるよ。要は速足で歩くってことなんだけどさ。
さなりんは23.5㎝だけど、(身長じゃないよ)足のサイズ。登山靴は24.5㎝を履いているよ。デカ足?
体重は45.0前後かな。
トレりんがジェントルメンじゃ~無いのは判っているわよ。雪の写真撮ってきて、おっぱい(あれ~恥ずかしい :oops: )とか言ってたし。 :lol:

 少し前まで5mくらいしか空いてなかったのに誰も見えないし声も聞こえない。前方にも誰もいない
誰も付いて来れない速さだったんだ :o
そうなんだよ。この歩き方今度やってみて!
視界はなし。ホワイトアウトだ。まっ、いいか。6合目避難小屋はもうすぐだと思うから、先に行こう。風が粉雪を吹かしてトレースをなくそうとするが、しっかりみれば確認できる。もう少しだと思った避難小屋にたどり着かない。少しだけ不安になったが、しばらくして避難小屋が見えてきた。ホワイトアウトで時々見えなくなる。ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。なんか強くなりそう~。今日会った登山者は男性ばかりだ。女性の登山者はこんなお天気だと登らないのかな。 
 のぶりん、のぶりん!じゃなかった、のぼらん!のぼらん!女性どころか私ものぼらんわ~ :shock:
そうかなぁ。もしトレりんが行ったとしたら、きっと登るよ。
「こんな天候ですが山頂まで行きますよね?」って尋ねると、「数人が上がったみたいなのでトレースがあると思う。だから行ってみます。」と言われた。「そうですよね。わたしも行きますから。気を付けていってらしゃい。」「じゃあ。」って言ってホワイトアウトの中、山頂に向かって消えていった。 
さすが伊吹山ですね、早くから登る人もいるんだね。
この男性はワカンだったよ。かっこよかったよ~。 :oops:
のぶりんさんはパーティーの後ろに付いたのかと思ったらラッセル役でしたか :lol:
なんだ、なんだ、と驚きましたね。ようやるね~ :lol:
避難小屋から「お疲れ様~。みんな頑張って!」って大声で叫んだよ。みんなに無視されたけどさ。(*^^)
 避難小屋からはスノーシューを装着して登ろう。少し先に出発した男性のトレースを追う。途中で3人の登山者がリタイアしていた。
そりゃ、この状況ならいるよね。
スノーシューで登るの、とっても上手くなりましたよ。 ;)
 吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!目印もない雪の斜面をひたすら登ると、雪に埋もれたお花畑の看板が見えた。やった~!お花畑に着いたよ。
根性あるんですね、さなりんは。のぶりん「帰りたい」言わなかったですか?
言わないでしょう。さなりんが行くといったらね。トレりんとこと同じです。
のぶりんもスノーシューで調子よく登っていたし。
 山頂までもうすぐだ。冷たい強風の吹雪きで目も開けられないくらいだ、負けずに山頂目指して進む。覚心堂の前で単独男性に会う。
男性は可愛い動物の帽子を被っていた。「可愛い~。ちょっと写真撮らせて!」といい写真を撮らせてもらう。そしてヤマトタケルノミコト像に行く。
登頂やりましたね~、\(^^)/こんなに雪積もってる時に行ったこと無いよ。
受け狙いですかね~、尻尾付けてる人もいるみたいですけど~ :D 、写真みせてよ~ ;)
はーい!こんなんです。
写真を撮るさなりんをのぶりんが撮る
写真を撮るさなりんをのぶりんが撮る
さなりんに向かってチーズ!
さなりんに向かってチーズ!
 寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
初めて女性登山者とすれ違う。下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。気持ちいいな。吹雪きもなくなったし、でも、遠くの展望はない。一気に登山者が多くなった。
スノーシューのままで下りかけたの、最初の所急斜面だけど大丈夫でしたか?、雪が深いから大丈夫なのかな?、でも結構沢山の人が登ってるのですね。
急でしたね。でもここが今回のハイライトです。スキーみたいに滑って行くの~。速い、速い~気持ち良かったわよ。
何もないところにトレース付けるのいいね。
もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。 
えらい所で落としちゃいましたね :cry:
 さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
さなりん、潔いんだね、かっこいい :!: 、のぶりんさんあきらめきれないんだ。
見つけるという方が困難だよ。あのすご~く広い斜面を適当に下りてきたんだよ。
探せる訳ないよ。でも、あきらめなって言ったけど、さなりんを撮ってくれた画像もなくなるのか、惜しいなって思ったよ。 :mrgreen:
 良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、
その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
そりゃ幸運だ、ブリザードの中、道外したりしてたら誰も気が付かないでしょうね。
カメラケースが赤だったんだ。それで目立ったから分かったみたい。拾ったのは山頂近くだったみたいよ。
さなりんが大きな声で話していたから、「何か落としたの?」って男性が声かけてくれたと思うの。その人がいなかったら拾ってくれた人
分からなかったからね。さなりんの大きな声もたまには役にたつのよ。 :lol:
尻セード、足も手も上げるんですよ :lol: 、伊吹山はスキーやソリで降りればアッと言う間ですよね。画像見ればしっかりヒップソリも持ってるじゃん、それでも滑らないの?
そういう私も滑らないんだよな :oops:
いい感じで下りてきたのに、ここで凄く時間がかかってしまったよ。もう最悪。ヒップソリも使ったよ、でも全然~。
こんなものに頼るんじゃなかったよ!やっぱり頼りになるのは自分の足だって思った。
楽しようと思う気持ちは捨てないとね。
青空が出てきた
青空が出てきた
ほんとほんと、今度はぜひ青空の時に行って東遊歩道の方も歩いてみてね。
うん!また行きたいな。でも青空みえるかな?普段の行いが悪いからね~。 :mrgreen:

☆さなりん☆(#^_^#)
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by Trail Walker »

ばけもんの さ・な・り・んです! :evil:
あらら、みてたのごめんなさ~いm(――)m
何処に行ったのだろう?と思ってたら伊吹に行っちゃってたんだ、おーどろきぃ!
 くしりん面白いね。

ちちんぷりぷりですから。

夢は会ったことも、ここで話したこともないけど、なんか想像のグーさんが出てきたみたいなの。
起きた時に伊勢山上グーって名前が頭に残っていた。 :lol:  グーさんのこと、ちょっと気になっているから。 
グ~さん今頃ニヤけてるだろうな。でもそれって悪夢かしらん? :mrgreen:
でもグ~さん、わりばしさんは、りんりんさなりん病には罹らないと思いますよ、だってグーりん、わりりんって変だもんね :lol:


 日曜日は青空があって、ほんといい日でしたね。仕事中、朝熊山、鼓ヶ岳見て溜息ついてました。
見てたけど、ちゃんと仕事はしていたからね。
山を見ながらしごとかぁ~それは「ナイスなお仕事」ですね~。 ;)



 1927年2月14日に1,182cmを記録したって載ってましたよ。凄いよね。1日の降雪量でも1975年1月14日に230cmと世界最多を記録したとか。
北の方じゃなくて伊吹山というのが驚きだね。そして今もその記録は破られないんだものね。
うちの神さん関ヶ原生まれなんだ、子供の時は2階から出入りするくらい積もったと言ってる、だから雪は嫌い、寒いのも嫌いなんだってさ。


 これ信じてないでしょ。本当に上手くいくのよ。ほんとに、ほんとに、ほんと、アニメみたいだけど、ほんとだって!
ふ~ん :?
 さなりんは23.5㎝だけど、(身長じゃないよ)足のサイズ。登山靴は24.5㎝を履いているよ。デカ足?
体重は45.0前後かな。
 あらら :( 正直に書いちゃって、いいのかな、いいのかな?し~らない!、じゃ~年齢は?(とヤブMENを代表して聞いてしまう)
トレりんがジェントルメンじゃ~無いのは判っているわよ。雪の写真撮ってきて、おっぱい(あれ~恥ずかしい :oops: )とか言ってたし。 :lol:  
あらら~⤵ 、あれはハリマオさん向きのレベルなんですよ :roll:

受け狙いですかね~、尻尾付けてる人もいるみたいですけど~ :D 、写真みせてよ~ ;)
はーい!こんなんです。
はずかしくてトレりんにはできませ~ん 8-)

カメラケースが赤だったんだ。それで目立ったから分かったみたい。拾ったのは山頂近くだったみたいよ。
さなりんが大きな声で話していたから、「何か落としたの?」って男性が声かけてくれたと思うの。その人がいなかったら拾ってくれた人
分からなかったからね。さなりんの大きな声もたまには役にたつのよ。 :lol:  
落してすぐじゃなかったんだ、奇跡的だな。


 いい感じで下りてきたのに、ここで凄く時間がかかってしまったよ。もう最悪。ヒップソリも使ったよ、でも全然~。
だってそこ平地じゃん!?


 うん!また行きたいな。でも青空みえるかな?普段の行いが悪いからね~。 :mrgreen:
大丈夫だよ、神に「青空にしてあげてね」って私が言っといてあげるよ :lol:                                               =神に見放されたトレりん=
Trail Walker 
skywalk
記事: 509
登録日時: 2011年3月07日(月) 21:33

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by skywalk »

さなりんさん、こんばんは。

28日に伊吹山に登ったんだ。すごいですね。私は、藤原岳で頭陀ヶ平まで行って下山するつもりでしたが、雪が深くてトレースが残っている天狗岩までしか行けませんでした。その先進もうとしたら太ももまで潜ってしまい100Mも進めそうになかったので、潔く諦めました。(潔良過ぎるか)

片方の足が沈む前にもう片方の足を出す?伊賀忍法の秘伝水上歩行術ですか。超軽量級のスカイウォーカーにも真似できそうにありません。

それにしてもブリザードがよほどお好きなんですね。私はスーパーコンピューターが計算した予想天気図を信用しているので、まず出かけませんが、たとえ行ったとしても6合目小屋あたりで敗退ですね。とにかく、あっぱれ良くやった。
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

カサリン、こんばんは。 さなりんです!(^-^)
【メンバー】のぶりん・さなりん
のぶりんさんってホントはノブさん?
皆’りん’がつくから分かりません(^_^.)
そうそう、「のぶりん~。」って叫んだって書いたけど、本当は「のぶさ~ん。」って言ったんだよ。
さなりんの名前は、ちょっと前にトレりんにばらされたけどね。
高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。
わたしも5時30分過ぎに四日市インターから乗って名古屋方面に向かいましたがちょっと雨が降ってきてびっくり
鈴鹿はあまりいい天気じゃなかったようですね
カサリンは山行きじゃなかったの?
ここは屋根のある駐車場で雪の心配をしなくてよい。登山口に近くて屋根のある駐車場なのに500円は安い。
台数は限られるのでしょうが、これはいい情報かも。伊吹山は無料駐車するわけに行きませんからね。
7,8台、駐車できたかな。帰る時に車が雪に埋まっていると大変だからね。屋根があると助かります。
堀哲旅館の駐車場
堀哲旅館の駐車場
スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。
スノーシューは雪中から足を引き抜かなくても新雪なら足を前に出せば勝手にスノーシューが上がってきますよ。これがワカンと違うところ。是非その感触を味わってください。私は最初ちょっと感動しました。
そう言えば、そうですね。そんな感覚だったかも知れません。また雪山に行って色々と試してみます。
申し訳ないので、抜かした後、一生懸命に歩く。そうしたらまた、前の人に追いついてしまった。道を空けてくれるので、「いいですよ。
そんなに速く歩けませんから。」と言うが。。。譲ってくれる。また一生懸命に歩く。

道を空けてもらうのはありがたいですが、そんなに早くはやっぱり歩けませんよね。
譲ってもらったのに、追いつかれたら嫌でしょ。(^-^; だから何が何でも一生懸命に歩くんです。
世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。
大雪の伊吹に登ったことはないですが、この日はすごいみたいですね。
凄かったとしか言いようがありませんが、さなりんが6合目に下りてきた時、少し回復してきました。
この頃に山頂に上がった人は、もしかしたら展望があったかも知れません。
スノーシューを装着しようかと思ったけど、雪質も先ほどと変わってないし吹雪いてきているので止まるのも面倒だ。どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。やっぱりここで装着しなくては
手も冷たかったし、ここで立ち止まったら方向が分からなくなってしまいそうでした。ホワイトアウトでしたからね。近くに誰もいなかったし、少しでも早く避難小屋に行きたかったです。スノーシュー付けていなくても、それなりのスピードで歩けましたから。
それで分かったことは、ストックを使わずに左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。そうすると身体の重みで沈む前に前に進むことが出来るんだ。ストックを使うと、踏み込んだ時の時間が長くなり、しっかりと着地してしまうからダメだと思う。
なんだか水上歩行の術を聞いているみたい。どんな感じで歩いているのかなあ。私ならやっぱり沈んでしまいそう
さなりんも不思議なんです。なんで皆さん、あんなに沈むのかなって思います。
速く歩けたよ。この方法はこれからも使えるよ。
効率は良さそうだけどしんどくないですか。短時間ならいいけど
しんどいのがいいんですよ。 :lol:  山に登っているって感じするじゃないですか。
お腹が空いてきたのでリュックからパンを出して食べる。食べている間にのぶりんが避難小屋を通過していってしまうといけないので、パンを持って外に出た。何も見えないよ~。「のぶり~ん」って呼んでみるけど応答なし。
この状態で離れ離れはやっぱりまずい。先日藤原岳で快晴にもかかわらず友人とはぐれかけました。
そうですね、時間が経過してくるとちょっと心配になってきました。でも、さなりんは避難小屋にいるから大丈夫だと安心してました。
やった~!お花畑に着いたよ。山頂までもうすぐだ。冷たい強風の吹雪きで目も開けられないくらいだ、負けずに山頂目指して進む。覚心堂の前で単独男性に会う。寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。
よく登りましたね。でも覚芯堂の中には入りませんでしたか。暗いけどしばらく寛げますよ
中は見たけど入りませんでした。暗いの怖いもん。
下山は好きな所を下る。誰も歩いてないまっ白な雪の上をスノーシューで滑るように下る。わぁ~楽しいな。今日の一番の楽しい時間だ。
フンワカな新雪を蹴散らして降りる快感。これが私も大好きです。スノーシューはなまじ、トレースのあるところよりも下りなら、
ないところを歩いたほうが楽しいですね。
伊吹山のあの斜面を滑るのは、本当に楽しいね。障害物ないし長~い下りで、思い出すとまた行きたくなります。(*^_^*)
もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。

大切な道具ですから、のぶりんの気持ちはよく分かります。あきらめるにしてもそれなりに努力しないとあきらめ切れません。
でもね、実際にあの場所にいれば探すなんて、気が遠くなりそうな作業ですよ。広~い斜面の何処に落としたのかも分からないのです。
雪深いし。ガスっているし。
良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
探そうとする気持ちが幸運を呼んだんだと思います。
これは本当にラッキーでした。
さなりんもやってみるが滑らない。
何回も試すが滑らない、誰かさんに言われたけどシリ制動が係ってしまうのか?滑らないよ~。今回の登山で出た課題はシリセード、どうしたら上手く滑れるのか・・これから研究しなくっちゃ。

確かに滑るのがうまい人がいますね。重心の掛け方かな。ヒップソリが有効ですよ。100円ショップでも売っているからこれでトライすると
面白いかも
さなりんヒップソリ持っていたんです。それも使ったんですけど、滑らなかったの。・゜゜・(×_×)・゜゜・。
今日、仕事中外を見ると、青空のあるいいお天気、昨日のあのお天気はなんだったのだろうかねー。
日曜はいい天気でしたね。山の天気は分かりません。お疲れ様でした。
一日違いで、天気が随分違いました。でも、さなりん伊吹山、楽しかったです!
覚心堂
覚心堂
☆さなりん☆(*^-^)
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

地蔵谷
地蔵谷
さなりん、こんばんは~。 グーです。

夢は会ったことも、ここで話したこともないけど、なんか想像のグーさんが出てきたみたいなの。
起きた時に伊勢山上グーって名前が頭に残っていた。  グーさんのこと、ちょっと気になっているから。


おお!! ドコへでも顔を突っ込むグーですが、今回はさなりんの寝室にまで入っていきましたか。
ちょっとズーズーしいにもホドがありますね。厳重注意しておきます。

どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。
左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す。
そんな歩き方で歩いていて後ろを見ると誰もいない。やったぁ~!速く歩けたよ。


すごい脚力を持っていますね。うらやましい。

この方法はこれからも使えるよ。

グーがそんな真似をしたら、5m進んでバッタリと倒れ込み、2時間の休憩をとってから下山ですわ。

ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。なんか強くなりそう~。

モウ充分に強いです。さなりんは。

もし御一緒する機会がありましたら、ラッセルよろしくお願いします。


                   グー(伊勢山上住人)
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

Pixyさん、こんばんは~。
さなりんさん、こんばんわ~。
今の寒気の中でよくぞ伊吹山へ行きました、その行動力に拍手です。
今の時期は、こんなもんですよ。Pixyさんとトレりんの山行の方が厳しかったのではないでしょうか。
さなりんは、どうってことなかったです。
午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。
眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
山へ行く前に睡眠2時間半とはどういうことなんでしょうか?
私ならいつもより早く寝て万全の体調で出発の用意をするでしょうが。
あんまり追求しないで下さいよ。 :lol:  さなりんも万全の体調で行きたいのは山々なんですが、色々とあるのです。
ちょっと無理しないと山にも行けません。
もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
落とした原因はなんだったのですか。
よく雪の中で小さいカメラが見つかりましたね、奇跡に近いですね~。
落とした原因は何だったのでしょうかね。さなりんはよく分かりませんが、カメラはズボンのベルトのところに付けてましたね。
よくワカンないよ。雪深かったからね。よく見つけてもらったって思っています。カメラ見つからなかったら伊吹山登山も
嫌な想い出の登山になるところでした。
視界ゼロのホワイトアウトでもよくぞ山頂まで行きました、パワーあふれていますね。
ここまで来たらいってやるぞ~、の根性ですね、感心します。
さなりん勝気なんで。 :lol:  Pixyさんの奥さんみたいに女性らしくないんです。(^-^;
スノーシューも楽しめて雪山満喫でしょうか、下山すると天候回復、どこかで聞いた法則ですね。
ブロ友さんで、そういう方いましたね。
先々週は津の海上試運転を駿河湾で、先週は舞鶴の船を若狭湾で試運転と仕事が多忙でした。
日本海の海上の風景を貼っておきます。
よ~く見ると海面に煙のようなものが見えます、海の煙と書いて海煙現象の写真です。
山レポに気の利いたコメントできなくてすいませんです。。。
駿河湾は世界で最も深い湾ですものね。大型船の海上試運転には適しているのでしょう。
富士山は見えましたか?若狭湾の海煙現象は初めて知りました。気温が水温より低い時に見られるのでしょうか?
珍しい画像をありがとうございました。
レスして頂いてありがとうです。
やっと青空が見えた
やっと青空が見えた
☆さなりん☆
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

クロオさん こんにちは。(^-^)
理解力の乏しいさなりんですみません。(^-^;

午前4時30分。携帯の目覚ましメロディーが鳴った。起きる時間だよ。寝たの2時半だったから2時間しか寝られなかった。眠いな。楽しい夢を見ていたように思うが目を覚ました瞬間に夢の内容は消えていた。
クロオ さんが書きました: すごいです。最近、寒くて、根性無しで、とても起きる気になれません。もっとも、その日は、会社の泊りの飲み会があり、3時ごろまで、飲んでいて、4時半ごろ、やっと寝た時間です
山へ行けると思うと、眠くても起きなくっちゃて思いますね。だらだらしていたら折角のお休みが台無しですからね。
一日24時間では足りないさなりんです。


今日は山に行く。御池岳か伊吹山。お天気は良くないみたいだけど、日曜日は仕事なので今日しかないのだ。
高速、四日市インターで下りた頃から雨が降り出した。藤原簡易Pを過ぎて雨は止みそうにない、伊吹山に行こう。
クロオ さんが書きました: 日曜日は結構いい天気でした。なかなか、休みと天気とうまいこと合わないですね。
休みを選べないプロレタリアだから仕方ないです。

準備をして歩き出すと、雪は止んでいた。もう少しお天気が回復してくれるといいのだけど、それはあまり期待できないから、せめて雪だけでも降らないで欲しいな。。
クロオ さんが書きました: 少しでも明るくなってくれると嬉しいです。反対に、天気がいっそう悪くなると、だんだん、気力が無くなってしまいます。
さなりんは、あまり気持ち的には変わりないかも知れません。青空があるいいお天気の方がいいに決まっていますが、雷と雨以外なら気力がなくなるという事はないですね。

スノーシューでふわふわの雪の上を歩くが、新雪で膝上まで沈む。雪中から足を抜くのも大変だ。スノーシューを外し、トレースをたどることにした。
クロオ さんが書きました: 雪、気持ち良さそうです。新雪は、辛いけど、気持ちがいい。でも、やっぱり、トレースがあったほうが助かります。
雪質にもよるのかもしれませんが、私はスノーシューで歩いた方が楽な気がします。
そうなんですか?膝上くらいまで積もっているけど、抵抗があって足疲れませんか?さなりんのスノーシューの使い方が悪いのかな?
スノーシュー外した方が速く登れましたよ。


周囲の展望はないが、近くの木々には雪がたっぷりと積もり重そうに枝を垂れ下げている。世界最深積雪世界一のギネスに登録されている伊吹山だけのことはあるな。
クロオ さんが書きました: 日本一ということは知っていましたが、世界一なのですね。さなりんさん、なんでもよくご存知です。
知らない事の方が多いですよ。でも自分が興味を持ったことは追求するタイプです。
さなりん、クロオさんみたいに花の種類や木の種類などさっぱり分からないです。


お腹が空いてきたのでリュックからパンを出して食べる。
クロオ さんが書きました: 避難小屋で、のんびりしたら、そのまま、のんびりして、リタイヤしてしまうかもです。
そんな事ないでしょう。御池岳の池巡り、あんなにしているクロオさんなのにリタイヤする訳ないです。

吹雪きで山頂は見えず、雪の中をただ登るだけ。こんな思いしてなんで登るのだろうと思うのだけど、こんな状況で登ることに対して意欲が湧いてくる、絶対「ヤマトタケルノミコト」に会いに行くよ!
クロオ さんが書きました: 山を歩いていると、晴れていても、時々、なんで、と思うことあるけど、でも、何日か経つと、また、やっぱり山に行きたくなります。
山歩きに理由なんてないですね。山があるから登るんだって、本当にそんな気持ちですよね、

寒い~~フードから出た髪が凍ってきた。早々に引き上げる。下山しかけるとブリザードもおさまりかけてきた。上がってくる登山者も多くなってきた。
クロオ さんが書きました: さすが、人気の山。こんな天気でも、登山者が多いのですね。
伊吹山だから、こんな天候でも行くんだと思います。

もうすぐ避難小屋というところで、のぶりんが何か言っている。「どうしたん?」と聞くと「カメラがない。落とした~。」と慌てている。
クロオ さんが書きました: 気をつけていても、山では、持ち物が多いので、どうしても、何かに注意が向かないことがありますね。楽しい山行が…。
さすがにカメラを落としたとなると、テンションガタ落ちです。(^-^;さなりんは即答した。「あきらめな。こんな雪の中じゃ見つからないよ。」それなのに、のぶりんは探しに行こうとする。
クロオ さんが書きました: 私も、絶対、探しに行くと思う。
う~ん、どこでもドアーがあったら行って見てもらいたいくらい、まず無理です!行くのなんて時間と体力の無駄です。
見つかる確率は0に近いです。


上を指さして、「あのふたりがカメラ拾ったって言ってたよ。」「ほんと~ありがとう。」そして、その方達に向かって、さなりんは「カメラ拾ってくれました?」って叫んだ。そうしたら手を挙げて「今から行きます。」って。そして手渡されたカメラは見覚えのあるのぶりんのカメラだった。
良かった~無くなったのを気付いてから、数分で戻ってきた。神様ありがとう。本当にラッキーだった。最初に何か無くしたのか聞いてくれた人、その人がいなかったらカメラは戻ってこなかったかも知れない。そして拾ってくれた方達が近くにいたこと、幸運の神様がカメラを届けてくれた。
クロオ さんが書きました: ほんと、よかったですね。
そうでしょう。これもね、さなりんがスノーシューで下っている途中、お腹が空いてきたので止まって斜面でパン食べたの。
のぶりんに、「こんなとこで食べるの~」なんて言われたけど、今考えると、この時間が良かったのよ。さっさと下りてしまったら
カメラを拾ってくれた方には会えなかったよ。


今日、仕事中外を見ると、青空のあるいいお天気、昨日のあのお天気はなんだったのだろうかねー。
クロオ さんが書きました: つぎの機会は、青と白のポカリカラーですよ。
                                             

クロオさんの伊吹山、きれいなポカリカラーだね!
さなりんも、こんな写真撮りたい~。

☆さなりん☆
                                                    
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

トレりん、こんにちは~。(*^-^)
ばけもんの さ・な・り・んです! :evil:
あらら、みてたのごめんなさ~いm(――)m
グーさんが言ってたやん。さなりんの事、「女の子」って。 :lol: :!:
そんな可愛い女の子をばけもの扱いするトレりんってひどいなあ~。(/_<。)ビェェン
 くしりん面白いね。

ちちんぷりぷりですから。
未だに、ちちんぷりぷりがよく分かんないよ。
夢は会ったことも、ここで話したこともないけど、なんか想像のグーさんが出てきたみたいなの。
起きた時に伊勢山上グーって名前が頭に残っていた。 :lol:  グーさんのこと、ちょっと気になっているから。 
グ~さん今頃ニヤけてるだろうな。でもそれって悪夢かしらん? :mrgreen:
でもグ~さん、わりばしさんは、りんりんさなりん病には罹らないと思いますよ、だってグーりん、わりりんって変だもんね :lol:


(^∇^)そうだよね、グーりん、わりりんは合わないね。
 日曜日は青空があって、ほんといい日でしたね。仕事中、朝熊山、鼓ヶ岳見て溜息ついてました。
見てたけど、ちゃんと仕事はしていたからね。
山を見ながらしごとかぁ~それは「ナイスなお仕事」ですね~。 ;)
それはナイスなコメントですね。
 1927年2月14日に1,182cmを記録したって載ってましたよ。凄いよね。1日の降雪量でも1975年1月14日に230cmと世界最多を記録したとか。
北の方じゃなくて伊吹山というのが驚きだね。そして今もその記録は破られないんだものね。
うちの神さん関ヶ原生まれなんだ、子供の時は2階から出入りするくらい積もったと言ってる、だから雪は嫌い、寒いのも嫌いなんだってさ。
そうなんだ、関ヶ原ですか。関ケ原は天下分け目の戦いが繰り広げられた地ですね。大海人皇子と大友皇子による壬申の乱は興味深い
戦いでした。もうずーと前の事ですが、本当に歴史が変わった内乱だったと思います。手つかずの自然も残るいい街ですね。
たまに降る雪だと嬉しかったりしますが、2階から出入りしないといけない程の豪雪だと嫌になるのでしょうね。
それはそうと、トレりんの奥さんは、何の神様なん? :lol:
 これ信じてないでしょ。本当に上手くいくのよ。ほんとに、ほんとに、ほんと、アニメみたいだけど、ほんとだって!
ふ~ん :?
別にいいもん。信じてもらわなくてもさ。
 さなりんは23.5㎝だけど、(身長じゃないよ)足のサイズ。登山靴は24.5㎝を履いているよ。デカ足?
体重は45.0前後かな。
 あらら :( 正直に書いちゃって、いいのかな、いいのかな?し~らない!、じゃ~年齢は?(とヤブMENを代表して聞いてしまう)
足のサイズ、体重、別に書いてもいいやろ。年齢は永遠に38歳だよ。トレりんもそうでしょう?
経ヶ峰で人魚の肉食べてしまったんだよ~
:lol:
トレりんがジェントルメンじゃ~無いのは判っているわよ。雪の写真撮ってきて、おっぱい(あれ~恥ずかしい :oops: )とか言ってたし。 :lol:  
あらら~⤵ 、あれはハリマオさん向きのレベルなんですよ :roll:
弁解してもダメよ。撮るなら、もっとそれらしいの撮ってきてよ。
受け狙いですかね~、尻尾付けてる人もいるみたいですけど~ :D 、写真みせてよ~ ;)
はーい!こんなんです。
はずかしくてトレりんにはできませ~ん 8-)
トレりんにはニアU^ェ^U ワン!
 いい感じで下りてきたのに、ここで凄く時間がかかってしまったよ。もう最悪。ヒップソリも使ったよ、でも全然~。
だってそこ平地じゃん!?
はぁ?いくらさなりんが天然でも平地ではしないわよ~。(〃^∇^)o_彡☆あはは
 うん!また行きたいな。でも青空みえるかな?普段の行いが悪いからね~。 :mrgreen:
大丈夫だよ、神に「青空にしてあげてね」って私が言っといてあげるよ :lol:                                               =神に見放されたトレりん=
何て?青空にしてくれるの?
それは無理でしょ。だってさ、=神に見放されたトレりん=でしょう。お願い聞いてくれないよ~。


☆さなりん☆( * ̄)m 〔十〕
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

skywalkさん、こんにちは。(*^-^)
28日に伊吹山に登ったんだ。すごいですね。私は、藤原岳で頭陀ヶ平まで行って下山するつもりでしたが、雪が深くてトレースが残っている天狗岩までしか行けませんでした。その先進もうとしたら太ももまで潜ってしまい100Mも進めそうになかったので、潔く諦めました。(潔良過ぎるか)
28日の伊吹山は、確かに厳しかったかも知れません。でもね伊吹山は道に迷うことないでしょう。高みを目指せばいいんだから。
雪が深いので、時間は長くかかってしまいましたけど。藤原岳も雪多かったですね。潔良過ぎるくらいでいいんじゃないですか。
黒か白です。中途半端より断然、気持ちいいです。
片方の足が沈む前にもう片方の足を出す?伊賀忍法の秘伝水上歩行術ですか。超軽量級のスカイウォーカーにも真似できそうにありません。
超軽量級のスカイウォーカーさんなら、上手くいくかもです。試してください。さなりんひとりが言っていても説得力ないですからね
エビデンスがないと認められませんからね。 :geek:
それにしてもブリザードがよほどお好きなんですね。私はスーパーコンピューターが計算した予想天気図を信用しているので、まず出かけませんが、たとえ行ったとしても6合目小屋あたりで敗退ですね。とにかく、あっぱれ良くやった。
ありがとう~。たくさん山歩きをされているskywalkさんにそう言ってもらえると嬉しいです。 ;)
(^ー^* )フフ♪ ブリザードが好きってわけでもないんですけどね。冬将軍がさなりんの事を好きなのかもね。
いつも寄ってきてくれるね。
20.JPG
☆さなりん☆(*^-^)
さなりん
記事: 107
登録日時: 2011年12月27日(火) 22:32

Re: ブリザードの伊吹山に幸運の神はいた

投稿記事 by さなりん »

グーさん、いらっしゃいまし~。さなりんです!(*^-^)ニコ
夢は会ったことも、ここで話したこともないけど、なんか想像のグーさんが出てきたみたいなの。
起きた時に伊勢山上グーって名前が頭に残っていた。  グーさんのこと、ちょっと気になっているから


おお!! ドコへでも顔を突っ込むグーですが、今回はさなりんの寝室にまで入っていきましたか。
ちょっとズーズーしいにもホドがありますね。厳重注意しておきます。
あれ、グーさん、夢じゃなかったの?寝室まで入ってきたのか。幽体離脱が得意なんですね:mrgreen:
どうしたら上手く歩けるのだろう。そんな事を考えながら歩く。
左足を前に出したら、着地時間を短くして、すぐ右足を出す。そして沈む前に、左足を出す

そんな歩き方で歩いていて後ろを見ると誰もいない。やったぁ~!速く歩けたよ


すごい脚力を持っていますね。うらやましい。
そんな~。ポリポリ (・・*)ゞ 褒められるようなもんじゃないです。トレりんには「ふ~ん」で済まされましたから。
この方法はこれからも使えるよ

グーがそんな真似をしたら、5m進んでバッタリと倒れ込み、2時間の休憩をとってから下山ですわ。
グーさん、なに謙遜しているんですか。さなりんより登山歴長いし、いっぱい山に入られているじゃないですか。
ひとりで歩いていると雪中耐寒訓練しているみたいだ。なんか強くなりそう~

モウ充分に強いです。さなりんは。
ほんとですか。さなりん強いですか。
さなりん『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラみたいな強い精神力を持った女性になりたいと思っています。
彼女は自分の周りから大切な人が次々と去っていき失意と孤独に疲れ切って涙を流すのだけど、最後には生まれ育ったタラの地があるじゃないかと明日に希望を託し絶望の中から一歩踏み出すんだ。凄い精神力だよ。さなりんなら「伊勢の地があるじゃないか。」と握り拳をつくる訳なんだけど
:lol:
もし御一緒する機会がありましたら、ラッセルよろしくお願いします。
ラッセル?さなりんの歩き方で歩いたらラッセルしなくていいんだって。よく読んでくれたの。 :lol:

のぶりんがラッセル
のぶりんがラッセル
                   
☆さなりん☆(*^-^)
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