【南伊勢】「千両、万両、有り通し」の新桑竈周回
Posted: 2012年1月29日(日) 14:56
zippさんが座佐浜レポを上げていた中に、南伊勢町の企画「新桑竈に眠るお宝を探せ~」の応募締め切りが31日までだ、雪山も行きたいがもう行く日がないので本日いく事にした。
今回のルートは新桑竈から座佐浜を通り中電尾根に乗り、座佐の高、姫越山を踏んで稜線を北上、年末に通った伊勢~大台ヶ原縦走線のJCTピークに接続して新桑竈集落の北側を走る尾根を降りて駐車地に戻る予定とした。
【 日 付 】2012年1月28日(土)
【 山 域 】南伊勢
【メンバー】単独
【 天 候 】穏やかな曇り空
【 ルート 】新桑竈神社横広場7:00---タマゴ浜7:30---座佐浜8:35~9:45---座佐ノ高(429標高点)11:42~11:50---姫越山12:30~12:45---ca420JCTピーク13:22---駐車地14:46
新桑竈集落の入口に有る神社のそばの空地に車を停める。今日の下降地点で有る神社を眺め、神社の裏に降りられるか確認、裏の尾根は津波の避難所にもなってる様で階段が付けられてるのでここから降りたらいいだろう。
ネットでDLしたお宝の地図を見ながら座佐浜への登山口に向かう、ロッジさらくわを過ぎると新桑川の水路が通っている、案内板は上流を示してるのでそちらに向かう、しばらくで水流がなくなる、下流の水流は養殖場からの放水で出来た為で本来の川の水は殆ど無かった。そのまま上流に向かうがヤブっぽくなるのに看板が無い。地図を改めてみると川を渡らないと行けない様だ、しばらく戻ると対岸に看板が有った、砂防の上を渡渉して対岸へ、どうも放水パイプの所で渡る様なルートになってる様だが判りにくかった。
その先は赤テープがしっかりしており尾根の鞍部を乗り越し降りていく、谷地の植林下はおびただしい数のセンリョウの群落が赤い実を付けていた。 谷地を下ればそこはもうタマゴ浜だ谷に入り込む平地は満潮ともなれば海水が入り混むのだろう、陸地と海の境の判りにくい所だ、干潮時の今は養殖の青のりの網が海面上に出て緑のカーペツトとなっている、違和感の有る人工物は船舶のエンジンだ船体は腐ってしまったのか、打ち上げられ放置されたのだろう。ここで変わった植物が目についた、径20cmほどの柱状になった根っこの塊で高さは60cm程、ソテツかヘゴの幹の様にも見えるがそうではない、てっぺんを見ると細い葉が出ているではないか。なーんだススキの根っこが、波で洗われながら長い間に下へ下へと根を伸ばしたのだろうかとその時は考えたのだった。
タマゴ浜を後に再び山道に入って行く、少し登ってお宝の位置を確認すると、あチャ~! タマゴ浜に一つ目のヒントが有ったのだ、荷物をデポして浜に戻ると黄色いBOXはすぐに見つかった、一つ目ゲット。
炭焼き用に切られたので有ろう株立ちになったウバメカシなどの多い雑木林を進む、最近は余り利用されていなかったとはいえ意外としっかり残っている道。トラバース道を抜ければ、座佐の高への尾根道との交点、ここからすぐに第二ヒントの有るポイントだ。ルートを整備したときに木を伐採したのであろう対岸に薄月浜が見える。
今日は曇り空だが穏やかで波の音もあまり聞こえない、それに上着も要らない程である、なんせ標高は200mも満たないのだから当然か?第二ヒントをゲットしばらく下って行くと座佐浜の北端に出る。やった~念願だった座佐浜だ~、だけど予想してたように浜辺が綺麗じゃないのだ、外海である芦浜と比べると波の勢いも弱いので有ろう事がわかる。ここで第三ヒントをゲット、しかし三つのヒントから連想する言葉・・・それがワカンねぇ(^^;
まず北池に向かって歩いていると赤い実を沢山付けた低木、マンリョウだ、先ほどのセンリョウに次いでマンリョウの群落、千両、万両とくれば後はアリドウシを見つければ「千両、万両有り通し」となり金運も上がりそうだがそう簡単に見つかるはずはないのだ。
北池は大きいけど水は濁っている、ぐるっと回ってみようかと思ってたけど林が迫り歩き難くそうなので止め、南池に向かう、水が出た時は水路で二つの池がつながるようだが今は水が無い、二つの池の間に降りて来てる尾根に上がるテープ道を確認して南池に到着。
池の対岸には柱状の植物が林立しているのが見える、先ほどタマゴ浜に少し有ったものだなと見に行く事に、林の中には道が有り簡単にまわれた、池に写る景色が綺麗だが曇り空なのが残念だ。
柱状植物の所にやってきた、枯れて倒れているものも有るが背丈位も有る柱の上に長い葉を茂らせて元気なものも有る、ススキかと思ったが違う、肉質の厚い葉なのだ。根が洗われたのとも違いどうも上に上にと自分の根っこを土台に伸びたようだ、何か判らないが初めてみる光景に興味を持った。いずれにせよ長い年月をかけて生育してきた貴重なもので有るように思うが枯れたり倒れたりしてるのも多いので心配だ。 池を散策後誰もいない浜で早いけど昼食。今日はストーブを出してカップラーメンと焼き鳥缶詰め、食後のコーヒーも沸かしおつまみにバターピーそれに梅酒もちびりちびり、寒さも無いのでゆっくりまったり、私には珍しい昼食タイムだった。
しかし食べた後の休憩は無しで歩き出す、今日は腹が重いよ食べ過ぎかな~、浜の南端から尾根に取り付く、テープが有りすぐに判った。ここからは海食崖に沿って登って行く、眼下に広がる岩場あちこちに釣り人が乗る岩場、のぞけば足がすくむような所だがこのルートのハイライトであろう。町の地図では危険地帯となっているがここを通らなければ楽しさ半減どころじゃないと思う。
何度もカメラを向けながら移り行く景色を撮るが、zippさんの様な綺麗な絵にはならないようだ、曇り空、視界の悪さもあるのだろう。
一部シダの覆う所も有ったが中電メインストリートとも言える様な管理された道がこんな所まで伸びていたのかと驚く。岬を過ぎた辺りから海食崖を離れて行くP323は以前座佐浜への下降を試みた所、シダにはばまれ断念したが今はシダもかられテープも付けられたようだ。
座佐の高を目指していると携帯が鳴った、さすが低山圏外じゃないのだ、カミさんからだった「親父が熱出したから早く帰れ」とのこと、中間地点だし言われてすぐに戻れるはずもない、言い訳をしていると一方的に切れた(^^;様子から緊急で無いのは判る、いつもの阻止策なので有ろう、一応急ぐが予定はこなして行こうとスピードを上げる。
座佐の高は前回から大きく変わり座佐浜が見下ろせる様に沢山の木が切られていた、しばらく休憩、少し北のピークも展望のいい所、北進して尾根を降りれば早く戻れるが姫越山に向かう、途中で夫婦連れのようなカップルに出合う、珍しく有った人にお互いニヤリと会釈を交わして通過した、今から芦浜に下るのだろうか、座佐の高を過ぎた所からの中電尾根はハイウェイと言っていいくらいの幅広い道であり歩きやすい、スピードを上げて登り返せば意外に早く姫越え山に到着。
山頂には2人の単独男性、一人は「三重県の山」を手にした津の方、もう一人は舞鶴から来たという若者、あちらの山は雪が深くて登れないのでこちらに来たようだ、しばらく話をして姫越を後にする、ここから北に向かう稜線を行く途中から尾根コース、さらくわ奥から途中まで地形図に破線道の有る尾根だがここへの分岐まではしっかりとテープが付けられているようになった。ここからJCTピークまでが未踏の稜線だ、西寄りに方向を変え降りて行けば結構しっかりした道型も有り古いがテープも続いているのだ。
最後の登り返しJCTピーク手前で広場に出た、人為的に削ったのかと思われるがイノシシのヌタ場になっており背丈位の段差が付き土砂が採掘された様になっているが、こんな所の土を取る人もいまい、どうも長年イノシシが掘り続けてこうなったようである。
ここから少し進めば一本の大ヒノキが枝を広げている、山の神で有るのか、又木なので伐採を逃れたのだろうか?この桧からJCTピークはすぐだった、これで伊勢~姫越山の稜線がつながった瞬間だった。
東進尾根に入る、こちらは全くテープの無い尾根だ、しかし雑木林は例にもれず株立ちの林で以前は伐採されていたのがわかる、しばらく下ればコバ地状の所が有り休憩、その先で尾根上に急に溝道が現れた、予想してたがやはり有った、キンマ道かどうかは判らないがきっと材木を降ろす為に付けられた道なので有ろう。尾根の肩を通ったり時には痩せた所を土を盛った様に進んで行く、この辺りの竃集落は昔は塩を焼いていたと聞くから薪や炭は沢山必要だったろうからその調達のために付近の木は伐採されたのだろうかと考えながら降りて行く、標高点230の鞍部では道は複雑になる、キンマの分岐ポイントでもあったのだろうか?
新桑竈側には急激な角度で降りて行く、キンマというより落としみたいなものだったのだろうか、新桑川は以前入り江が奥まで入り込み集落も奥まで有って熊野脇道も通っている事から、尾根先端まで降ろさずに途中から降ろしたのも納得できるところである。
もう一方の北面道は棚橋竃側をトラバースしていくこれを追おうかと思ったがこの長いピークをトラバースで巻いているとも思えず、きっと途中で降りていくのかもと少し登り返しになるが稜線をすすんだ、もうこちらにはキンマ道は見られなかった。
途中でアンテナの残骸がある、集落のTV集合アンテナだったのかな?と見ているとそばには木の箱に納められた真空管式の電気製品が収められていた、TVのアンテナではなくて漁業無線なのかも。人家の近さを感じながら降りて行く、神社に降りるつもりが少し方向が違うので修正してると、古い家屋の跡に出た、そこにはなんとアリドオシが群生してたのだ、ただ実が全くなっていないのだ、これだけの群生なら一つくらいはと探し回りやっと一個だけ見つけました。「千両、万両、有り通し」が実った瞬間でした、ある意味こちらが新桑竈のお宝だったのかもしれません。 家跡から伸びる細道に入れば目の前にマイカーが、なんと気持ちのいい周回では有りませんか!、3時前に車に戻り、これは早く帰れそうだ。
変な所から降りるのを見ていた老人が近づいて来て話しかけてきた、「山に行っとったんか?」「そうです座佐浜から、姫越山を周ってこちらに降りてきました」というとびっくりしていろいろ聞いてくる、町のマップを見せると座佐浜へのこの道は今は無いと言う。
「最近整備されて通れますよ」地元の人もこんな企画は知らない様だ。
座佐浜は昔は砂の山「砂丘」が有り、松の林が続き、二つの池はひょうたん形に続いていて、綺麗な浜だったこと。その砂は船が来て取って行ってこの辺りの堤防工事など沢山使われ、付近の雑木林は20年輪伐で薪、炭として切り出され、きはんせん(木帆船?汽帆船?)が来て三河の瓦を焼くのに運んでいたことなどを聞いた、ただ下りに使った尾根のキンマ道の事は判らない様であった。
老人と話終え帰りしたくをしていると老人に話を聞いたのか軽トラで男性がやってきて、座佐に入ってたのかと聞く、再び話が盛り上がる、この方は「ロッジさらくわ」の人で、ルートの整備にも携わったようである。「今回の海食崖の道は歩かれてどうでしたか?」町のマップでは危険地帯になってるけど自分としてはコースにしたいようで意見を聞きたいようだ。「落ちれば危ないけど、林の中の巻ルートも有るし、座佐浜ピストンや、尾根道歩きだけでは良い所逃してる様なものですね」と言っておきました。
老人も再びやってきて、稜線に有ったイノシシのヌタ場の事、タコの足の様なヒノキの巨木の事、棚橋竃から大紀側に抜ける荷馬車道が有った事(以前切り通しを確認済)を聞けた。そして新桑の奥から北の尾根のダイラに上がり桧の巨木の横を通る道が有った事も、道の名前も聞いたが忘れてしまった。それでもこれがキンマ道だったのかどうかは判らずしまい。ついでにお宝地図の答えを聞いてみた、宝箱を設置に行ったけど中に何が入っていたのかは見なかったという。答えは判らなかったがヒントは得た気がした。(帰って調べて応募しました)
ロッジにくれば地図をくれるとの事で有ったが小一時間話してたので遅くなってしまいお断りをして帰路に付いたのでした。
今回曇天で景色も見えにくく、また景色はzippさんと重複するのでちょっと違う目で写真をあげてみました。レポを書いた本日はえらい晴天で行く日を間違ったかな~
。
今回のルートは新桑竈から座佐浜を通り中電尾根に乗り、座佐の高、姫越山を踏んで稜線を北上、年末に通った伊勢~大台ヶ原縦走線のJCTピークに接続して新桑竈集落の北側を走る尾根を降りて駐車地に戻る予定とした。
【 日 付 】2012年1月28日(土)
【 山 域 】南伊勢
【メンバー】単独
【 天 候 】穏やかな曇り空
【 ルート 】新桑竈神社横広場7:00---タマゴ浜7:30---座佐浜8:35~9:45---座佐ノ高(429標高点)11:42~11:50---姫越山12:30~12:45---ca420JCTピーク13:22---駐車地14:46
新桑竈集落の入口に有る神社のそばの空地に車を停める。今日の下降地点で有る神社を眺め、神社の裏に降りられるか確認、裏の尾根は津波の避難所にもなってる様で階段が付けられてるのでここから降りたらいいだろう。
ネットでDLしたお宝の地図を見ながら座佐浜への登山口に向かう、ロッジさらくわを過ぎると新桑川の水路が通っている、案内板は上流を示してるのでそちらに向かう、しばらくで水流がなくなる、下流の水流は養殖場からの放水で出来た為で本来の川の水は殆ど無かった。そのまま上流に向かうがヤブっぽくなるのに看板が無い。地図を改めてみると川を渡らないと行けない様だ、しばらく戻ると対岸に看板が有った、砂防の上を渡渉して対岸へ、どうも放水パイプの所で渡る様なルートになってる様だが判りにくかった。
その先は赤テープがしっかりしており尾根の鞍部を乗り越し降りていく、谷地の植林下はおびただしい数のセンリョウの群落が赤い実を付けていた。 谷地を下ればそこはもうタマゴ浜だ谷に入り込む平地は満潮ともなれば海水が入り混むのだろう、陸地と海の境の判りにくい所だ、干潮時の今は養殖の青のりの網が海面上に出て緑のカーペツトとなっている、違和感の有る人工物は船舶のエンジンだ船体は腐ってしまったのか、打ち上げられ放置されたのだろう。ここで変わった植物が目についた、径20cmほどの柱状になった根っこの塊で高さは60cm程、ソテツかヘゴの幹の様にも見えるがそうではない、てっぺんを見ると細い葉が出ているではないか。なーんだススキの根っこが、波で洗われながら長い間に下へ下へと根を伸ばしたのだろうかとその時は考えたのだった。
タマゴ浜を後に再び山道に入って行く、少し登ってお宝の位置を確認すると、あチャ~! タマゴ浜に一つ目のヒントが有ったのだ、荷物をデポして浜に戻ると黄色いBOXはすぐに見つかった、一つ目ゲット。
炭焼き用に切られたので有ろう株立ちになったウバメカシなどの多い雑木林を進む、最近は余り利用されていなかったとはいえ意外としっかり残っている道。トラバース道を抜ければ、座佐の高への尾根道との交点、ここからすぐに第二ヒントの有るポイントだ。ルートを整備したときに木を伐採したのであろう対岸に薄月浜が見える。
今日は曇り空だが穏やかで波の音もあまり聞こえない、それに上着も要らない程である、なんせ標高は200mも満たないのだから当然か?第二ヒントをゲットしばらく下って行くと座佐浜の北端に出る。やった~念願だった座佐浜だ~、だけど予想してたように浜辺が綺麗じゃないのだ、外海である芦浜と比べると波の勢いも弱いので有ろう事がわかる。ここで第三ヒントをゲット、しかし三つのヒントから連想する言葉・・・それがワカンねぇ(^^;
まず北池に向かって歩いていると赤い実を沢山付けた低木、マンリョウだ、先ほどのセンリョウに次いでマンリョウの群落、千両、万両とくれば後はアリドウシを見つければ「千両、万両有り通し」となり金運も上がりそうだがそう簡単に見つかるはずはないのだ。
北池は大きいけど水は濁っている、ぐるっと回ってみようかと思ってたけど林が迫り歩き難くそうなので止め、南池に向かう、水が出た時は水路で二つの池がつながるようだが今は水が無い、二つの池の間に降りて来てる尾根に上がるテープ道を確認して南池に到着。
池の対岸には柱状の植物が林立しているのが見える、先ほどタマゴ浜に少し有ったものだなと見に行く事に、林の中には道が有り簡単にまわれた、池に写る景色が綺麗だが曇り空なのが残念だ。
柱状植物の所にやってきた、枯れて倒れているものも有るが背丈位も有る柱の上に長い葉を茂らせて元気なものも有る、ススキかと思ったが違う、肉質の厚い葉なのだ。根が洗われたのとも違いどうも上に上にと自分の根っこを土台に伸びたようだ、何か判らないが初めてみる光景に興味を持った。いずれにせよ長い年月をかけて生育してきた貴重なもので有るように思うが枯れたり倒れたりしてるのも多いので心配だ。 池を散策後誰もいない浜で早いけど昼食。今日はストーブを出してカップラーメンと焼き鳥缶詰め、食後のコーヒーも沸かしおつまみにバターピーそれに梅酒もちびりちびり、寒さも無いのでゆっくりまったり、私には珍しい昼食タイムだった。
しかし食べた後の休憩は無しで歩き出す、今日は腹が重いよ食べ過ぎかな~、浜の南端から尾根に取り付く、テープが有りすぐに判った。ここからは海食崖に沿って登って行く、眼下に広がる岩場あちこちに釣り人が乗る岩場、のぞけば足がすくむような所だがこのルートのハイライトであろう。町の地図では危険地帯となっているがここを通らなければ楽しさ半減どころじゃないと思う。
何度もカメラを向けながら移り行く景色を撮るが、zippさんの様な綺麗な絵にはならないようだ、曇り空、視界の悪さもあるのだろう。
一部シダの覆う所も有ったが中電メインストリートとも言える様な管理された道がこんな所まで伸びていたのかと驚く。岬を過ぎた辺りから海食崖を離れて行くP323は以前座佐浜への下降を試みた所、シダにはばまれ断念したが今はシダもかられテープも付けられたようだ。
座佐の高を目指していると携帯が鳴った、さすが低山圏外じゃないのだ、カミさんからだった「親父が熱出したから早く帰れ」とのこと、中間地点だし言われてすぐに戻れるはずもない、言い訳をしていると一方的に切れた(^^;様子から緊急で無いのは判る、いつもの阻止策なので有ろう、一応急ぐが予定はこなして行こうとスピードを上げる。
座佐の高は前回から大きく変わり座佐浜が見下ろせる様に沢山の木が切られていた、しばらく休憩、少し北のピークも展望のいい所、北進して尾根を降りれば早く戻れるが姫越山に向かう、途中で夫婦連れのようなカップルに出合う、珍しく有った人にお互いニヤリと会釈を交わして通過した、今から芦浜に下るのだろうか、座佐の高を過ぎた所からの中電尾根はハイウェイと言っていいくらいの幅広い道であり歩きやすい、スピードを上げて登り返せば意外に早く姫越え山に到着。
山頂には2人の単独男性、一人は「三重県の山」を手にした津の方、もう一人は舞鶴から来たという若者、あちらの山は雪が深くて登れないのでこちらに来たようだ、しばらく話をして姫越を後にする、ここから北に向かう稜線を行く途中から尾根コース、さらくわ奥から途中まで地形図に破線道の有る尾根だがここへの分岐まではしっかりとテープが付けられているようになった。ここからJCTピークまでが未踏の稜線だ、西寄りに方向を変え降りて行けば結構しっかりした道型も有り古いがテープも続いているのだ。
最後の登り返しJCTピーク手前で広場に出た、人為的に削ったのかと思われるがイノシシのヌタ場になっており背丈位の段差が付き土砂が採掘された様になっているが、こんな所の土を取る人もいまい、どうも長年イノシシが掘り続けてこうなったようである。
ここから少し進めば一本の大ヒノキが枝を広げている、山の神で有るのか、又木なので伐採を逃れたのだろうか?この桧からJCTピークはすぐだった、これで伊勢~姫越山の稜線がつながった瞬間だった。
東進尾根に入る、こちらは全くテープの無い尾根だ、しかし雑木林は例にもれず株立ちの林で以前は伐採されていたのがわかる、しばらく下ればコバ地状の所が有り休憩、その先で尾根上に急に溝道が現れた、予想してたがやはり有った、キンマ道かどうかは判らないがきっと材木を降ろす為に付けられた道なので有ろう。尾根の肩を通ったり時には痩せた所を土を盛った様に進んで行く、この辺りの竃集落は昔は塩を焼いていたと聞くから薪や炭は沢山必要だったろうからその調達のために付近の木は伐採されたのだろうかと考えながら降りて行く、標高点230の鞍部では道は複雑になる、キンマの分岐ポイントでもあったのだろうか?
新桑竈側には急激な角度で降りて行く、キンマというより落としみたいなものだったのだろうか、新桑川は以前入り江が奥まで入り込み集落も奥まで有って熊野脇道も通っている事から、尾根先端まで降ろさずに途中から降ろしたのも納得できるところである。
もう一方の北面道は棚橋竃側をトラバースしていくこれを追おうかと思ったがこの長いピークをトラバースで巻いているとも思えず、きっと途中で降りていくのかもと少し登り返しになるが稜線をすすんだ、もうこちらにはキンマ道は見られなかった。
途中でアンテナの残骸がある、集落のTV集合アンテナだったのかな?と見ているとそばには木の箱に納められた真空管式の電気製品が収められていた、TVのアンテナではなくて漁業無線なのかも。人家の近さを感じながら降りて行く、神社に降りるつもりが少し方向が違うので修正してると、古い家屋の跡に出た、そこにはなんとアリドオシが群生してたのだ、ただ実が全くなっていないのだ、これだけの群生なら一つくらいはと探し回りやっと一個だけ見つけました。「千両、万両、有り通し」が実った瞬間でした、ある意味こちらが新桑竈のお宝だったのかもしれません。 家跡から伸びる細道に入れば目の前にマイカーが、なんと気持ちのいい周回では有りませんか!、3時前に車に戻り、これは早く帰れそうだ。
変な所から降りるのを見ていた老人が近づいて来て話しかけてきた、「山に行っとったんか?」「そうです座佐浜から、姫越山を周ってこちらに降りてきました」というとびっくりしていろいろ聞いてくる、町のマップを見せると座佐浜へのこの道は今は無いと言う。
「最近整備されて通れますよ」地元の人もこんな企画は知らない様だ。
座佐浜は昔は砂の山「砂丘」が有り、松の林が続き、二つの池はひょうたん形に続いていて、綺麗な浜だったこと。その砂は船が来て取って行ってこの辺りの堤防工事など沢山使われ、付近の雑木林は20年輪伐で薪、炭として切り出され、きはんせん(木帆船?汽帆船?)が来て三河の瓦を焼くのに運んでいたことなどを聞いた、ただ下りに使った尾根のキンマ道の事は判らない様であった。
老人と話終え帰りしたくをしていると老人に話を聞いたのか軽トラで男性がやってきて、座佐に入ってたのかと聞く、再び話が盛り上がる、この方は「ロッジさらくわ」の人で、ルートの整備にも携わったようである。「今回の海食崖の道は歩かれてどうでしたか?」町のマップでは危険地帯になってるけど自分としてはコースにしたいようで意見を聞きたいようだ。「落ちれば危ないけど、林の中の巻ルートも有るし、座佐浜ピストンや、尾根道歩きだけでは良い所逃してる様なものですね」と言っておきました。
老人も再びやってきて、稜線に有ったイノシシのヌタ場の事、タコの足の様なヒノキの巨木の事、棚橋竃から大紀側に抜ける荷馬車道が有った事(以前切り通しを確認済)を聞けた。そして新桑の奥から北の尾根のダイラに上がり桧の巨木の横を通る道が有った事も、道の名前も聞いたが忘れてしまった。それでもこれがキンマ道だったのかどうかは判らずしまい。ついでにお宝地図の答えを聞いてみた、宝箱を設置に行ったけど中に何が入っていたのかは見なかったという。答えは判らなかったがヒントは得た気がした。(帰って調べて応募しました)
ロッジにくれば地図をくれるとの事で有ったが小一時間話してたので遅くなってしまいお断りをして帰路に付いたのでした。
今回曇天で景色も見えにくく、また景色はzippさんと重複するのでちょっと違う目で写真をあげてみました。レポを書いた本日はえらい晴天で行く日を間違ったかな~
【 日 付 】2012年1月28日(土)【 天 候 】穏やかな曇り空