沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

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ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

4月に仕事が新しくなって以来、引きこもり気味の私をよくぞ皆さん、引きずり出してくださったものだと感謝いたします。

さて、その中でたろーさんにお声がけして頂いた山行をここにまとめてみたいと思います。

ふ~さん恒例の化石レポですが、お目汚し失礼いたしますm(_ _)m


【木 曽】  田立の滝を遡行?
【日 時】  9月18日(日)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 5.63036389
【同行者】  山仲間4名
【天 候】  晴れ
【ルート】  坪栗駐車場(8:41)~1260m二俣・溯行打ち切り(13:45/14:07)~坪栗駐車場(15:37)


三連休を前にたろーさんから遠征のお誘い。ところが天候にそっぽ向かれる不遇な我ら。

あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。

『田立の滝』というのは、木曽町田立を貫流する大滝川にかかる滝群の総称だ。ここを沢登りの観点で捉えた記録には、浅学寡聞にしてついぞお目にかかれない。ならばという着眼点はさすがだよ。
天河滝
天河滝
同行メンバーと道の駅『きりら』で待ち合わせ。車を連ねて坪栗観光駐車場へ。沢装備を整えて入渓。

いきなり結構な斜度。その分、順調に高度を稼いでいくと、満を持して『螺旋の滝』のご開帳だ! これを登るなんて考えもしない私とは裏腹に、I君がルートの品定め。

確信を深めたI君。さっそく攻略の段取りに入る。最初のピッチは切り込み隊長たろーさんのリード。途中の一手が悩ましいが特に問題もなく中段に立つ。

緊迫ムードの二ピッチ目はトレンチの中を手探り足探りの完全なるシャワーの遡上。ハーケンでアンカーを作ってたろーさんがトップを確保する。リードのI君は途中で激しいシャワーを避けて左岸側にカムの利きそうなクラックを探るも不調。やむなく、そのままノーピンで二段目に抜ける。
螺旋滝の1ピッチ目
螺旋滝の1ピッチ目
三ピッチ目は水流を離れてほぼ岩登り。しかし、トップとセカンドが抜ける間も、バケツの水をひっくり返すがごとき果てしないシャワー攻勢。ひたすら非情のウェイティングに徹した。耳に水が入ってゴボゴボしたって構ってなんかいられない。もともと私は脳味噌もゴボゴボしてるし。

カッパを着てさえ奪われゆく体温。オーダーを待つ間、歯を食いしばってガタガタ震えまくる。それにしても、見上げるシャワーの奥に垣間見る眩しい青空。美しい。思わず背筋に電気が走る。

・・・めでたく滝頭に抜けてホッとひと息。洗心滝を抜けて霧ヶ滝に飛び出す。右岸の滝脇はどうだろうとか、左岸側の斜上するバンドはどうかとか、或いは水流の右辺気味の直登は・・などと積極的な御仁も、滝のオーラを前に、攻撃の矛先を収める。
不動滝
不動滝
ここは巻きで天河滝へと向かった。これまた見事なビッグウォールを擁した美瀑。人を寄せ付けない孤高さ。一同、時を忘れて夢見心地。

再び巻いて滝頭に立つ。明るい花崗岩をナメるどこまでも透き通った水流のきらめき。遥か谷地の奥には平地に豆粒の集落群がほの見えている。天井の楽園から此岸を眺めるとこんな風に見えるのか。

桟道をくぐって二条の滝を越えると不動滝の足元に立てる。美しいナメ床に立って滝を窺う。ギャラリーの目を意識しながら水流の左岸壁を登攀する。I君は、一手に苦しみながらも途中にハーケンで支点を築いて見事に滝頭に抜けていく。

龍ヶ瀬のナメを楽しみ、鶴翼の滝を越えると箱淵だ。翡翠の淵を腰高、胸高、あるいはヘツリのちドボンで、思い思いに抜けていく。最後のシャワーをたっぷり堪能しよう。

丸渕の先で現在地を確認して小休止。駐車地に戻り返す。カップルに子供連れ・・・それぞれが思い思いに滝巡りの余韻に浸っている。

そんな中、我々も格別の思いで沢装備を解いていく。

 ふ~さん
六右衛門(YaS)
記事: 159
登録日時: 2011年5月11日(水) 20:34
お住まい: 大阪府三島郡島本町山崎
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Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by 六右衛門(YaS) »

ふ〜さん こんにちは
グミの木平ではお世話になりました。

あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。

『田立の滝』と言っても一般の人はご存じないと思いますが、小学校から中学にかけて中津川市に住んでいた私めにとっては『馬籠宿』『恵那山』『富士見台』などとともにいずれ劣らぬローカルな素晴らしい観光地(?)で、真夏に雹に降られたりいろんな思い出があります。

ここを沢登りの観点で捉えた記録には、浅学寡聞にしてついぞお目にかかれない。ならばという着眼点はさすがだよ。

柔軟な頭の持ち主ですね〜。(というか単に沢登りしか考えてないだけ?)

ここは巻きで天河滝へと向かった。これまた見事なビッグウォールを擁した美瀑。人を寄せ付けない孤高さ。一同、時を忘れて夢見心地。

六右衛門は沢登りは全くの素人で田立の滝も遊歩道散歩のみですが、天河滝はいいですね。(不動滝も。)壁が立ちはだかっている感じが好きです。

再び巻いて滝頭に立つ。明るい花崗岩をナメるどこまでも透き通った水流のきらめき。遥か谷地の奥には平地に豆粒の集落群がほの見えている。天井の楽園から此岸を眺めるとこんな風に見えるのか。

桟道をくぐって二条の滝を越えると不動滝の足元に立てる。美しいナメ床に立って滝を窺う。ギャラリーの目を意識しながら水流の左岸壁を登攀する。I君は、一手に苦しみながらも途中にハーケンで支点を築いて見事に滝頭に抜けていく。

龍ヶ瀬のナメを楽しみ、鶴翼の滝を越えると箱淵だ。翡翠の淵を腰高、胸高、あるいはヘツリのちドボンで、思い思いに抜けていく。最後のシャワーをたっぷり堪能しよう。

とても楽しそうな様子がよくわかります。いや良いレポートありがとうございました。

   六右衛門(YaS)
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

ふ〜さん こんにちは
グミの木平ではお世話になりました。
六右衛門さん、こんばんは。こちらこそ、グミの木平では帰路に「悪の道」に引きずり込んでしまい、申し訳ありませんでした。
あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。

『田立の滝』と言っても一般の人はご存じないと思いますが、小学校から中学にかけて中津川市に住んでいた私めにとっては『馬籠宿』『恵那山』『富士見台』などとともにいずれ劣らぬローカルな素晴らしい観光地(?)で、真夏に雹に降られたりいろんな思い出があります。
そうなんですか、かつてのジモティーさんでしたか。ローカルな観光地と表現はしましたが、私の山仲間の中で田立の滝を知らぬ人はいませんよ。もっとも一番人気は、「田立の滝で冷やしそうめん」の定番コースだったりしますが(^_^;)
螺旋の滝の2ピッチ目
螺旋の滝の2ピッチ目
ここを沢登りの観点で捉えた記録には、浅学寡聞にしてついぞお目にかかれない。ならばという着眼点はさすがだよ。

柔軟な頭の持ち主ですね〜。(というか単に沢登りしか考えてないだけ?)
ずばり核心を突いた表現ですね。沢登りの後で日帰り入浴したりすると、露天風呂の人工滝を見てさえ、どこから攻略するかひたすら弱点を探ったりする人もいます。(私か?)
ここは巻きで天河滝へと向かった。これまた見事なビッグウォールを擁した美瀑。人を寄せ付けない孤高さ。一同、時を忘れて夢見心地。

六右衛門は沢登りは全くの素人で田立の滝も遊歩道散歩のみですが、天河滝はいいですね。(不動滝も。)壁が立ちはだかっている感じが好きです。
田立の滝は、渋さはないけど、あか抜けてて洗練されてて面白いなぁ。失礼な言い方かもしれませんが、世の中、大した滝でもないのに、滝と名がつけば観光の収入源にしようという安易な発想の自治体も多いね。でも、ここは個性的で超然としてて魅力的。
不動滝の登攀
不動滝の登攀
再び巻いて滝頭に立つ。明るい花崗岩をナメるどこまでも透き通った水流のきらめき。遥か谷地の奥には平地に豆粒の集落群がほの見えている。天井の楽園から此岸を眺めるとこんな風に見えるのか。

桟道をくぐって二条の滝を越えると不動滝の足元に立てる。美しいナメ床に立って滝を窺う。ギャラリーの目を意識しながら水流の左岸壁を登攀する。I君は、一手に苦しみながらも途中にハーケンで支点を築いて見事に滝頭に抜けていく。

龍ヶ瀬のナメを楽しみ、鶴翼の滝を越えると箱淵だ。翡翠の淵を腰高、胸高、あるいはヘツリのちドボンで、思い思いに抜けていく。最後のシャワーをたっぷり堪能しよう。

とても楽しそうな様子がよくわかります。いや良いレポートありがとうございました。

   六右衛門(YaS)
古いレポだし、お恥ずかしい限り。そう言っていただければ幸いです。

中津川は六右衛門さんの育ったふるさとでしたか。私は浜松生まれですが、今でも浜松に行くと何とも言えない甘酸っぱい感覚に包まれて安心感を覚えます。六さんにとっての中津川も、きっとそうなんでしょうね。

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

【鈴 鹿】  天狗谷~三池岳(972m)~カニグチ谷
【日 時】  9月23日(金)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 3379755314
【同行者】  山仲間3名
【天 候】  晴れ
【ルート】  P(9:11)~くもゆき橋(9:40)~680m二俣(11:53)~760m二俣(12:03)~雲間の滝(12:11)~稜線(13:23)~768独標南のコル(14:26)~かにくち橋(15:25)~P(15:55)


<天狗谷>

狙っていた上越の沢。どうやら天候には恵まれそうもない。二週続けて袖にされた形だ。暴れん坊の台風15号。幸いにも当地には災禍をもたらすことなく通り過ぎた。だが、現地の天候が問題児で、相当に気むずかしそうに思われた。

片道500kmかけるリスクを避けての鈴鹿の沢だったが、これが大当たりだから、世の中わからないものだ。

今回の目標は宇賀川左俣の南河内谷上流に位置する「天狗谷」。小峠に向かう熊谷と別れて、三池岳に北東から突き上げる有力な沢である。
F3
F3
石榑トンネル東入口付近から旧石榑峠道に入ると、すぐにゲートが現れる。ここに置き車して三人で歩き始める。

くもゆき橋のたもとに『雲間の滝』の石標がある。今からその謎を解きに行くのだ。橋の左岸の土手に上がると、古ぼけた固定ロープが残置されている。

最初の砂防ダムを越えた所に流れ込む支流に降り立ってから本流川床へ。F1の6mが立ちはだかる。これが微妙にハングして人を寄せ付けない。やむなく左岸のいかにも悪いガレを登るが、ボロボロの壁になっていて簡単に登らせてくれない。

慎重に下流側の枝尾根を利用して登り詰めると立派な杣道に出会う。しっかりした乗り越しまである。こいつを利用して上流側に足を進めると忽然と道が消える。適当な所で沢筋に懸垂下降する。

5mのF2。下段部分は右岸壁を登って滝脇を直登。風邪で不調のI君は、ここは巻き。続いて7mの斜瀑F3。たろーさんのリードで右岸の水流を溯上。

続くF4の10mは天狗谷の核心部とも言えるだろう。深い碧の淵を伴った滝で、ここは左岸から攻略する。
F4の偵察
F4の偵察
たろーさんが滑りやすい左岸壁をへつり、一箇所カムで中間支点を固める。その先は針路が手詰まりで、瀑芯に入るしか手がない。彼は流水の河床を見極め、慎重に左足に荷重を移していく。最初の一歩は相当な思い切りがいったはずだ。

しかし、確信を得た様子。確固たる身のこなしで水流に突っ込み、岩壁の裏手に姿が消えた。しばらくあって確保支点を築き終えてコールが届いた。

I君が念を入れてロープを引いてみると、何とまぁ、中間支点のカムがすぽっと抜けてきた! 水流に思い切って一歩踏み込む決意を支えたかなめの支点だったはずだ。くわばらくわばら。

I君に続き、私がラストでF4を抜ける。滝頭で一息つく。上流で二裂した水流が滝頭のスラブを舐めている。それが落口直前でランデブーして一気に滝下に駆け落ちていく。
F4の登攀
F4の登攀
その先は見事なナメ床の河床が続くはずだったが、残念なことにゴーロに埋まっている。

先を急ぐ。右岸に赤い支流を入れて5mのF5に突っ込む。とは言え、シャワー浴びたのは、『突入マニア』のたろーさんだけであり、ノーマルな私とI君はあっさり右岸の階段状を巻く。

この上は連綿とナメが続くはずであったが、ここもゴーロに呑み込まれている。一帯は崩壊傾向の風化地形なのだ。

小滝を快適に溯行すると、680m二俣に到達。ここは左俣を選ぶ。小気味よい連瀑帯を歩く。ゴーロに水流がほとばしる急登を一歩一歩登り詰めていく。

760mの二俣に達した。小滝の連瀑を擁した右俣に誘い込まれそうになるが、ここは我慢我慢。初志貫徹で左俣を抜けて、町界尾根が県境線から派生するポイントをジャストで狙おう。

派手に崩壊した岩塊を越えると、明るい崩落地に飛び出した。おお!遥か頭上から岩壁を噛んで流下する20m滝。これがまさにあの『雲間の滝』の正体なのだ。

振り返ると旧石榑峠道が見下ろせる。なるほど、雨後に水流が整えば、旧国道からも雄壮な滝見が楽しめるというわけか。

さて、どこから攻略しよう。さすがに直登は恐ろしい。それならばと、右岸側に取り付いて木立に逃げ込んだたろーさんが難儀している。すかさず私は左岸側を探りかけるが、間髪入れずOKコールが届いた。

アンザイレンしてI君を中間に、そして私がしんがりを務める。確保地点に届くが、私はそのままトップを交代してつるべで高度を上げていく。30mのロープ長ぎりぎりで確保支点を得る。
雲間の滝
雲間の滝
二人を確保で迎え入れて滝頭付近に続く獣道を辿る。雲間の滝の上流部は、ルンゼ内の連瀑帯が綿々と続く出色の出来。途切れることなく小滝が続いてぞくぞくする。

高度を上げるうち、一度はガレに呑み込まれて伏流となる。しかし、再び水流が現れた。細い流れが山肌を削り、四方から流れ込んでは水線を太くしている。源流の匂いがぷんぷん立ちこめてくる。

やがて沢型が消えて灌木と小笹を分ける。すぐに狙った町界尾根に飛び出した。


<カニグチ谷>

山頂に憩う間もなく、県境を北に戻り返してランチ休憩。帰路の案として石榑峠道や町界尾根が上がる。ここは私の希望でカニグチ谷を所望する。

県境線上の900mピークの北エリアに入れば、どこから下ってもカニグチ谷の集水域だ。下降ポイントを探りながら768独標南のコルから下降。大きな滝場もなく淡々と下っていく。下降不能な滝が出てきても、杣道の残骸を拾って滝場を回避できる。

炭窯跡の脇にはY字状の見事な滝があった。沢の合流点に掛かる美しい瀑布だ。滝下から
溯上してみて滝の全貌を確認する。左俣は滝下から4m規模。右俣は7m規模の斜瀑。両者が滝の中段で運命的な出会いを果たしている。
Y字の滝
Y字の滝
ここを通過してしまうと、大柄な滝が一枚のみ。出合付近からも見通せる8m滝だ。これは右岸側から比較的容易に巻き降りる。滝下から観察すると、三本の白布をかけた端正な滝だった。

橋のたもとをかき上がってゴール。橋には見慣れた『かにくちはし(蟹口橋)』の文字。ほっとひと息。

意外や天狗谷の溯行には手間取った感がある。明日の沢に備えてのウォーミングアップのはずが、予想外に本気モード炸裂だった。

それにしても大きな拾い物の沢旅。鈴鹿の沢、侮り難し。

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

【奥美濃】  東前の谷から花房山(1190m)
【日 時】  9月24日(土)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 7159128349
【同行者】  たろーさん
【天 候】  晴れ
【ルート】  P(9:22)~入渓地(9:40)~580m伏流帯(11:38)~720m台地(12:07)~760m台地(12:17)~稜線(15:04)~山頂(15:11/31)~P(17:25)


沢の身支度のさなか、右に左にと往来していた一台の乗用車から一人の登山客。「花房山の登山口はどこですか?」「登ったのは昔(7年前)のことですからねぇ、でも確かあの林道に入った所に登山口がありましたよ」

準備を済ませた僕らは廃寺をやり過ごし、入渓地を目指して林道を奥へ奥へ。その林道の先に先般の登山者の姿が。林道が廃道っぽさを増す所に至って、ようやく先方の歩く速度が緩んだ。どうにか声が届いた。「登山口を通り過ぎてますよー!」

入渓地点の橋へ。しかし、こいつは驚いた。沢水が奔流となって怒濤のように押し寄せてくるではないか!沢水が白濁し、泡立ち、渦を巻いて襲いかかる。透明度のない河床は深さも知れない。障害物すら予知できない。一体どこに足を置けばよいのか。
あふれる
あふれる
沸き立つ水に突入。まるで特攻隊気分。余裕のない飛び石も強いられる。腰が砕ける。くつろげる場所もない。果たしてどこから抜ければいいのだ。先が読めない。しかし、先読みせねば自殺手に追い込まれる。

こんな脅迫的な沢は見たことがない。恐ろしく威圧的で恐怖を覚える。水の粒子が沢筋一帯に飛散する。あたり一面、水霧が立ちこめ、まるで冥土に迷い込んだかのよう。
脅迫的
脅迫的
それでも、針路を先に求めるうち、ようやく水勢が落ち着きを見せ始める。河原の花に慰められる余裕も出てくる。マタタビの実がゆらり揺れている。

平流域だ。伏流帯。あまりの急変にとまどう。悪い女にだまされた気分。水音のしない不思議さと不気味さ。ガラ場歩きとゴーロ登り。高度を上げる。まるで陸に出た亀の気分だ。振り返ると上谷山・鏡山・ミノマタの三連発。

トチの大木に迎えられて台地に乗った。突如として水流が出現するが、すぐに平流となる。一枚目の棚だ。それを越えると再び斜度が立つ。

その先には二枚目の棚が広がる。ひなびた平流が蛇行してよさげな感じ。ここは面白い。私のような風流人にとっては、まさに庵をむすびたい候補地の一つである。
桃源郷
桃源郷
再び斜度が出て面白くなる。水というヤツは変幻自在だね。連瀑帯だ。ルンゼ内のシャワークライミングにふ~さんが敗退。代わって、たろー鯉の滝登り。完登。お見事。彼は水を浴びながらのアクロバティックな体位に強いのだ。

連縛帯の奥にチョックストーンの5m滝。左岸のバンドに逃げて懸垂で復帰。
日本庭園
日本庭園
ここから日本庭園だ。水流が細くなってくる。ヤブがかぶり始める。水のない水路となる。1070mの二股を探しあてて北に振る。そして、登山道へ。会心の笑みを浮かべた相棒を迎える。

山頂からは絶景絶景。徳山湖の奥の山並みが歓待してくれてる。能郷白山を盟主に若丸、冠山、南西には小津権現や遠く谷汲の山々。濃尾平野がきらり光る。さぁてと、あとはチャカチャカ下るだけだ。
徳山湖の北面の山並み
徳山湖の北面の山並み
倖田來未がエロかわいいのなら、たろー鯉の滝登りはエロかっこ良かった。さしずめ、今日の沢はオモロ恐かったのかも。

 ふ~さん
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by biwaco »

ふ~さん、こんち!
年末は大掃除も山納めもサボってマッタリタイム。
せめて不義理しているみなさんへのレポ返くらいは…と思いPCをのぞいておるのですが。

なんですか、この化石レポの雪崩は…。M9.5並の東海地震でも起きたんかいな!?
これの返事は読んでからでは命がない。読み逃げしながらレスを打っていくしかないなあ…(@_@;)
しかし、それだとまた途中で操作ミスで消えちゃうかもなあ…(>_<)
ふ~さん、今11時過ぎだよ。もし届かなかったら、岐阜の金華山あたりで野垂れ死にだと思って、来年にでも追悼登山してみてね。
4月に仕事が新しくなって以来、引きこもり気味の私をよくぞ皆さん、引きずり出してくださったものだと感謝いたします。
引き摺りださんでも必ず復活登場するのがふ~さんでしょ?
さて、その中でたろーさんにお声がけして頂いた山行をここにまとめてみたいと思います。
ふ~さん恒例の化石レポですが、お目汚し失礼いたしますm(_ _)m
今回の化石は白亜紀?それともタローザウルスとのジュラ紀?
あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。
そんなこと言われても、田立がどこかもわからん爺は面白過ぎないしワクワクもしませんけど…(-。-)y-゜゜゜
同行メンバーと道の駅『きりら』で待ち合わせ。車を連ねて坪栗観光駐車場へ。沢装備を整えて入渓。
「キラリ」とか「きらら」じゃないの? 切裸なんて、ぶっそうな!せめて霧裸にして(^_-)
いきなり結構な斜度。その分、順調に高度を稼いでいくと、満を持して『螺旋の滝』のご開帳だ! これを登るなんて考えもしない私とは裏腹に、I君がルートの品定め。
トップの画像?
三ピッチ目は水流を離れてほぼ岩登り。しかし、トップとセカンドが抜ける間も、バケツの水をひっくり返すがごとき果てしないシャワー攻勢。ひたすら非情のウェイティングに徹した。耳に水が入ってゴボゴボしたって構ってなんかいられない。もともと私は脳味噌もゴボゴボしてるし。
ゴボゴボは喉でしょ? 脳味噌がゴボゴボってどんなん? 隙間が多すぎてゴソゴソガサガサなら、さもありなん…と思うけどね(^_-)
ここは巻きで天河滝へと向かった。これまた見事なビッグウォールを擁した美瀑。人を寄せ付けない孤高さ。一同、時を忘れて夢見心地。

再び巻いて滝頭に立つ。明るい花崗岩をナメるどこまでも透き通った水流のきらめき。遥か谷地の奥には平地に豆粒の集落群がほの見えている。天井の楽園から此岸を眺めるとこんな風に見えるのか。

桟道をくぐって二条の滝を越えると不動滝の足元に立てる。美しいナメ床に立って滝を窺う。ギャラリーの目を意識しながら水流の左岸壁を登攀する。I君は、一手に苦しみながらも途中にハーケンで支点を築いて見事に滝頭に抜けていく。

龍ヶ瀬のナメを楽しみ、鶴翼の滝を越えると箱淵だ。翡翠の淵を腰高、胸高、あるいはヘツリのちドボンで、思い思いに抜けていく。最後のシャワーをたっぷり堪能しよう。
仕事や世間のストレスも吹き飛んだみたいですね~
ついでにふ~さんの体も吹き飛んだらエライこってしたけど、御無事のようでなにより♪
山や沢でリフレッシュして、仕事に帰ったらリラックス。来年もケ・セラ・セラで行きましょうね~(^O^)/

          ~biwaco
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by biwaco »

片道500kmかけるリスクを避けての鈴鹿の沢だったが、これが大当たりだから、世の中わからないものだ。
日帰りで片道500km走る気だったの?まさか…
大当たりかどうかは知らんけど、鈴鹿のほうが当たり!なんは当たり前でっせー。世の中の常識通りです。
今回の目標は宇賀川左俣の南河内谷上流に位置する「天狗谷」。小峠に向かう熊谷と別れて、三池岳に北東から突き上げる有力な沢である。
ふ~さんの「山仲間」じゃないから、どこの谷なんかさっぱりわからん…
と思ったけど、添付マップみたら分かりました。
なんせ、県境尾根の向こうは代替わり将軍国と同じくらい未知の世界なもんで…(-。-)y-゜゜゜
石榑トンネル東入口付近から旧石榑峠道に入ると、すぐにゲートが現れる。ここに置き車して三人で歩き始める。
うんうん、このへんならよう分かる。
くもゆき橋のたもとに『雲間の滝』の石標がある。今からその謎を解きに行くのだ。橋の左岸の土手に上がると、古ぼけた固定ロープが残置されている。
謎ってなに? 謎だ…
たろーさんが滑りやすい左岸壁をへつり、一箇所カムで中間支点を固める。その先は針路が手詰まりで、瀑芯に入るしか手がない。彼は流水の河床を見極め、慎重に左足に荷重を移していく。最初の一歩は相当な思い切りがいったはずだ。
しかし、確信を得た様子。確固たる身のこなしで水流に突っ込み、岩壁の裏手に姿が消えた。しばらくあって確保支点を築き終えてコールが届いた。
I君が念を入れてロープを引いてみると、何とまぁ、中間支点のカムがすぽっと抜けてきた! 水流に思い切って一歩踏み込む決意を支えたかなめの支点だったはずだ。くわばらくわばら。
I君に続き、私がラストでF4を抜ける。滝頭で一息つく。上流で二裂した水流が滝頭のスラブを舐めている。それが落口直前でランデブーして一気に滝下に駆け落ちていく。
そうかそうか、9月のふ~さんはサワヤさんに変身してたんか! サワヤカイメージでサワガ釣りでもしたかったのか…(-。-)y-゜゜゜
でも、同じメンバーでヨジヨジコジコジしてきただけですな、ハハハ(^O^)/
派手に崩壊した岩塊を越えると、明るい崩落地に飛び出した。おお!遥か頭上から岩壁を噛んで流下する20m滝。これがまさにあの『雲間の滝』の正体なのだ。
遂に発見しましたか!幻の秘瀑だ!
  スタジオのつうさん、やってきましたよー
 (カメラさん、こっちこっち…)
 ご覧ください、天空から聖水のように滝のしぶきが降り注いできます。
 画面でお分かりでしょうか、この高さ、この威容、素晴らしくて言葉が出ません~!
 我々はここから上へチャレンジします。命の保証はありません。
 視聴者のみなさんが生き証人になって見守って下さいね~
 ふ~たろー遡行隊の果敢な挑戦の結果をその心に刻んでください。
 諦めてはいけない。がんばろう日本、負けるなトウホク~!

二人を確保で迎え入れて滝頭付近に続く獣道を辿る。雲間の滝の上流部は、ルンゼ内の連瀑帯が綿々と続く出色の出来。途切れることなく小滝が続いてぞくぞくする。

高度を上げるうち、一度はガレに呑み込まれて伏流となる。しかし、再び水流が現れた。細い流れが山肌を削り、四方から流れ込んでは水線を太くしている。源流の匂いがぷんぷん立ちこめてくる。

やがて沢型が消えて灌木と小笹を分ける。すぐに狙った町界尾根に飛び出した。
謎はどうなったん?
山頂に憩う間もなく、県境を北に戻り返してランチ休憩。帰路の案として石榑峠道や町界尾根が上がる。ここは私の希望でカニグチ谷を所望する。
ん? 早よ下って、カニクイタイだって?
意外や天狗谷の溯行には手間取った感がある。明日の沢に備えてのウォーミングアップのはずが、予想外に本気モード炸裂だった。
明日も沢?そうか、表題に三題って書いてあったなあ…
ウォーミングアップ、お疲れさまでした。

        ~biwaco
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by biwaco »

三題の最後はとっておきの奥美濃ですか~
準備を済ませた僕らは廃寺をやり過ごし、入渓地を目指して林道を奥へ奥へ。その林道の先に先般の登山者の姿が。林道が廃道っぽさを増す所に至って、ようやく先方の歩く速度が緩んだ。どうにか声が届いた。「登山口を通り過ぎてますよー!」
まずは人助けから。でも、自分の入渓点を通り過ぎんようにね。(^_-)
入渓地点の橋へ。しかし、こいつは驚いた。沢水が奔流となって怒濤のように押し寄せてくるではないか!沢水が白濁し、泡立ち、渦を巻いて襲いかかる。透明度のない河床は深さも知れない。障害物すら予知できない。一体どこに足を置けばよいのか。
足は置くんでなく水を蹴るんですがな!
沸き立つ水に突入。まるで特攻隊気分。余裕のない飛び石も強いられる。腰が砕ける。くつろげる場所もない。果たしてどこから抜ければいいのだ。先が読めない。しかし、先読みせねば自殺手に追い込まれる。
簡単です。引き返せばいいんです。
こんな脅迫的な沢は見たことがない。恐ろしく威圧的で恐怖を覚える。水の粒子が沢筋一帯に飛散する。あたり一面、水霧が立ちこめ、まるで冥土に迷い込んだかのよう。
まあ、わざわざそんなところを選んで入り込むんだから、計算済みでしょうけど。
ワクワクヒヤヒヤがふ~さんのモチをアップさせるのだ。
それでも、針路を先に求めるうち、ようやく水勢が落ち着きを見せ始める。河原の花に慰められる余裕も出てくる。マタタビの実がゆらり揺れている。
うちのネコのお土産に持って帰ってほいかった…(;一_一)
平流域だ。伏流帯。あまりの急変にとまどう。悪い女にだまされた気分。水音のしない不思議さと不気味さ。ガラ場歩きとゴーロ登り。高度を上げる。まるで陸に出た亀の気分だ。振り返ると上谷山・鏡山・ミノマタの三連発。
水も滴る…なんて思ってたんでしょ? ガラ場にゴーロ、喉はカラカラ、脳みそはヘナヘナ…
その先には二枚目の棚が広がる。ひなびた平流が蛇行してよさげな感じ。ここは面白い。私のような風流人にとっては、まさに庵をむすびたい候補地の一つである。
またまた異なことを…。風たろーには庵よりダンゴでも結んでてね~
再び斜度が出て面白くなる。水というヤツは変幻自在だね。連瀑帯だ。ルンゼ内のシャワークライミングにふ~さんが敗退。代わって、たろー鯉の滝登り。完登。お見事。彼は水を浴びながらのアクロバティックな体位に強いのだ。
ちょっとメタボ気味の太郎鯉が登れるのに、風か空気のような風流人がなぜ敗退?
山頂からは絶景絶景。徳山湖の奥の山並みが歓待してくれてる。能郷白山を盟主に若丸、冠山、南西には小津権現や遠く谷汲の山々。濃尾平野がきらり光る。さぁてと、あとはチャカチャカ下るだけだ。
冠山に能郷白山か…、来年は行ってみようっと。
倖田來未がエロかわいいのなら、たろー鯉の滝登りはエロかっこ良かった。さしずめ、今日の沢はオモロ恐かったのかも。
この日のふ~さんはピエロ役だったとか?

来年は爺も沢に連れてってね~
きっとエロいオミアシを引っ張ってあげるから…。

               ~biwaco
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by たんぽぽ »

こんばんは~
紅白タイムあるいは第九タイムのレスどす。

化石レポは年越すのかなあと思ってたら、ドタンバになって出揃いましたなあ。
ではちょっと覗いてみまひょ。

タイムトラベルは楽しい~♪
       メトロポリタンミュ~ジアム~♪

あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。
田立の滝といえば二十歳の頃に行ったきりですわ。
いくつか滝めぐりをして頂上部の天然公園へ登った記憶がありまする。

緊迫ムードの二ピッチ目はトレンチの中を手探り足探りの完全なるシャワーの遡上。ハーケンでアンカーを作ってたろーさんがトップを確保する。リードのI君は途中で激しいシャワーを避けて左岸側にカムの利きそうなクラックを探るも不調。やむなく、そのままノーピンで二段目に抜ける。
ハーケン打つ音を聞きつけて田立観光協会さんが飛んできまっせ。
来年は「美観を損なう沢屋さん立ち入り禁止」のカンバンが立つやろなあ~

二楽章は鈴鹿とな。

山頂に憩う間もなく、県境を北に戻り返してランチ休憩。帰路の案として石榑峠道や町界尾根が上がる。ここは私の希望でカニグチ谷を所望する。
県境線上の900mピークの北エリアに入れば、どこから下ってもカニグチ谷の集水域だ。下降ポイントを探りながら768独標南のコルから下降。大
炭窯跡の脇にはY字状の見事な滝があった。沢の合流点に掛かる美しい瀑布だ。

なるほど・・・Y字滝がお目当てでござったか。
来年はY字滝のど真ん中で打たれて新たな境地開拓でっか?

第九は四楽章形式やけど、化石レポはここが終楽章やね。
うどん屋のオッチャン懐かしき東前の谷でっか。

それでも、針路を先に求めるうち、ようやく水勢が落ち着きを見せ始める。河原の花に慰められる余裕も出てくる。マタタビの実がゆらり揺れている。
またたびはゆらりゆらりせども、ふ~さんのきんの〇〇は恐ろしき水流に縮み上がりけり。

ルンゼ内のシャワークライミングにふ~さんが敗退。代わって、たろー鯉の滝登り。完登。お見事。彼は水を浴びながらのアクロバティックな体位に強いのだ。
滝の中では鯉になり、深雪の中では機関車になるタローさんはたのもしいパートナーやね。
ヤブの中ではきっとまさかりでクマを退治してくれますよ。

その先には二枚目の棚が広がる。ひなびた平流が蛇行してよさげな感じ。ここは面白い。私のような風流人にとっては、まさに庵をむすびたい候補地の一つである。
水呑の風庵完成の折にはぜひお呼びくだされや。
そうやなあ、季節は春がエエなも。
おなごはん侍らせ、白いぼんぼりをめでる・・・
最高やなあ~

タイムトラベルは楽しい~♪
       メトロポリタンミュ~ジアム~♪

ウチまだ大掃除終わってないまんねん。
2012年へのタイムトラベルは無事できるやろか・・・
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さん、こんち!
年末は大掃除も山納めもサボってマッタリタイム。
せめて不義理しているみなさんへのレポ返くらいは…と思いPCをのぞいておるのですが。
Biwacoさん、そして皆様、あらためまして、あけましておめでとうございます。多くの災禍に見舞われた昨年でしたが、その傷も癒えぬまま新しい年を迎えることとなりました。人々のたくましさと、お互いへの愛情と思いやりの深さを実感できる新しい年となることを祈念いたします。本年もなにとぞ、よろしくお願い致します。
なんですか、この化石レポの雪崩は…。M9.5並の東海地震でも起きたんかいな!?
これの返事は読んでからでは命がない。読み逃げしながらレスを打っていくしかないなあ…(@_@;)
ふ~、私のレポを読むのが命がけという方がみえるとは、思ってもおりませんでしたよ。(^_^;)
シャワーの奥の青空
シャワーの奥の青空
しかし、それだとまた途中で操作ミスで消えちゃうかもなあ…(>_<)
あっ、そうでしたね。古語録谷へのレスの途中で不覚にも意識を失い、気づいたら打ったと思ってたレスが消えてた・・・というミステリーですね。でも、あれはミステリーでもなんでもなく、Biwacoさんがただ単に酔っぱらってわけのわからない操作をしてしまったんだと、誰もが思ってますわ。(^^;)
ふ~さん、今11時過ぎだよ。もし届かなかったら、岐阜の金華山あたりで野垂れ死にだと思って、来年にでも追悼登山してみてね。
まかしとき。金華山と言えば、やぶこぎ某氏の根城ですしね。即座にお笑い救助隊を編成(変成?)して、現場に急行しまっせ。
4月に仕事が新しくなって以来、引きこもり気味の私をよくぞ皆さん、引きずり出してくださったものだと感謝いたします。
引き摺りださんでも必ず復活登場するのがふ~さんでしょ?
人をお化け扱いせんといてや。
さて、その中でたろーさんにお声がけして頂いた山行をここにまとめてみたいと思います。
ふ~さん恒例の化石レポですが、お目汚し失礼いたしますm(_ _)m
今回の化石は白亜紀?それともタローザウルスとのジュラ紀?
油断して滝ツボに落ちたりしたから、さしずめドボン記(デボン紀)ですわい。え?デボン紀をご存知ない?デボン紀とかけて、くしゃみが連発してイヤね~・・・と解く。そのこころは「咳・たん」期(石炭紀?)の前の時代・・・。(-_-;)
箱淵
箱淵
あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。
そんなこと言われても、田立がどこかもわからん爺は面白過ぎないしワクワクもしませんけど…(-。-)y-゜゜゜
田立(ただち)を知らないって?そりゃ、あかんよ。ただちに調べなさい。(意味不明)
同行メンバーと道の駅『きりら』で待ち合わせ。車を連ねて坪栗観光駐車場へ。沢装備を整えて入渓。
「キラリ」とか「きらら」じゃないの? 切裸なんて、ぶっそうな!せめて霧裸にして(^_-)
なんか、最近のBiwaさんのギャグはたんぽぽ級ですね。もっと修行せえや。

あっ、『きりら』は木曽や中央アルプス系の山に行くときの待ち合わせ場所として便利でっせ。19号を少しはずすから静かやし。ちなみに、『きりら』は「木曽・リバー・ライトサイド」の略や。つまり、木曽川の右岸ってか。
いきなり結構な斜度。その分、順調に高度を稼いでいくと、満を持して『螺旋の滝』のご開帳だ! これを登るなんて考えもしない私とは裏腹に、I君がルートの品定め。
トップの画像?
二番目や。
螺旋滝の1ピッチ完登
螺旋滝の1ピッチ完登
三ピッチ目は水流を離れてほぼ岩登り。しかし、トップとセカンドが抜ける間も、バケツの水をひっくり返すがごとき果てしないシャワー攻勢。ひたすら非情のウェイティングに徹した。耳に水が入ってゴボゴボしたって構ってなんかいられない。もともと私は脳味噌もゴボゴボしてるし。
ゴボゴボは喉でしょ? 脳味噌がゴボゴボってどんなん? 隙間が多すぎてゴソゴソガサガサなら、さもありなん…と思うけどね(^_-)
どんなん?と言われても、困るわい。こんなんや・・・と答えても困るでしょ?Biwaさまも脳みそゴボゴボなってみるとわかると思いまっせ。そうなったら、脳みそやなく、膿みそやね。
霧ヶ滝
霧ヶ滝
ここは巻きで天河滝へと向かった。これまた見事なビッグウォールを擁した美瀑。人を寄せ付けない孤高さ。一同、時を忘れて夢見心地。再び巻いて滝頭に立つ。明るい花崗岩をナメるどこまでも透き通った水流のきらめき。遥か谷地の奥には平地に豆粒の集落群がほの見えている。天井の楽園から此岸を眺めるとこんな風に見えるのか。
桟道をくぐって二条の滝を越えると不動滝の足元に立てる。美しいナメ床に立って滝を窺う。ギャラリーの目を意識しながら水流の左岸壁を登攀する。I君は、一手に苦しみながらも途中にハーケンで支点を築いて見事に滝頭に抜けていく。龍ヶ瀬のナメを楽しみ、鶴翼の滝を越えると箱淵だ。翡翠の淵を腰高、胸高、あるいはヘツリのちドボンで、思い思いに抜けていく。最後のシャワーをたっぷり堪能しよう。
仕事や世間のストレスも吹き飛んだみたいですね~
ついでにふ~さんの体も吹き飛んだらエライこってしたけど、御無事のようでなにより♪
山や沢でリフレッシュして、仕事に帰ったらリラックス。来年もケ・セラ・セラで行きましょうね~(^O^)/

          ~biwaco
一年間、お付き合い頂き、ありがとうございました。お互い、新年こそはギャグのセンスを磨いて一人前と認めてもらえるよう頑張りましょうぞ。

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

片道500kmかけるリスクを避けての鈴鹿の沢だったが、これが大当たりだから、世の中わからないものだ。
日帰りで片道500km走る気だったの?まさか…
大当たりかどうかは知らんけど、鈴鹿のほうが当たり!なんは当たり前でっせー。世の中の常識通りです。
Biwacoさん、どうもです。昨年は、「あけおめ~・ことよろ~」なんて言ってましたが、そんなこと言うたら化石扱いされてしまいますね~^^;。あらためて、おめでとさんです。

あ、日帰りで500kmだなんて、まさかそんな~^^;

路傍にたたずむ雲間の滝の石碑
路傍にたたずむ雲間の滝の石碑
今回の目標は宇賀川左俣の南河内谷上流に位置する「天狗谷」。小峠に向かう熊谷と別れて、三池岳に北東から突き上げる有力な沢である。
ふ~さんの「山仲間」じゃないから、どこの谷なんかさっぱりわからん…
と思ったけど、添付マップみたら分かりました。
なんせ、県境尾根の向こうは代替わり将軍国と同じくらい未知の世界なもんで…(-。-)y-゜゜゜
そんな、私の行くエリアはひょっとして地の果てでっか?(^o^)
石榑トンネル東入口付近から旧石榑峠道に入ると、すぐにゲートが現れる。ここに置き車して三人で歩き始める。
うんうん、このへんならよう分かる。
Biwaさん、いつもこの辺りパトロールしてますからね。怪しい人物見かけても見逃してや。
くもゆき橋のたもとに『雲間の滝』の石標がある。今からその謎を解きに行くのだ。橋の左岸の土手に上がると、古ぼけた固定ロープが残置されている。
謎ってなに? 謎だ…
雲間の滝って、噂だけが先行してましたからね。西尾本でもその存在をうたってるし。だから、冬期にあの旧国道を歩くたびごとにも「雲間の滝」ってどんな滝だろうって。

Biwaさんもあるでしょ。隣のクラスに可愛い女の子がいるぞって噂を聞いて、みんなでこそっと廊下の窓からのぞいたって経験・・・(^-^)

雲間の滝
雲間の滝
たろーさんが滑りやすい左岸壁をへつり、一箇所カムで中間支点を固める。その先は針路が手詰まりで、瀑芯に入るしか手がない。彼は流水の河床を見極め、慎重に左足に荷重を移していく。最初の一歩は相当な思い切りがいったはずだ。

しかし、確信を得た様子。確固たる身のこなしで水流に突っ込み、岩壁の裏手に姿が消えた。しばらくあって確保支点を築き終えてコールが届いた。

I君が念を入れてロープを引いてみると、何とまぁ、中間支点のカムがすぽっと抜けてきた! 水流に思い切って一歩踏み込む決意を支えたかなめの支点だったはずだ。くわばらくわばら。

I君に続き、私がラストでF4を抜ける。滝頭で一息つく。上流で二裂した水流が滝頭のスラブを舐めている。それが落口直前でランデブーして一気に滝下に駆け落ちていく。
そうかそうか、9月のふ~さんはサワヤさんに変身してたんか! サワヤカイメージでサワガ釣りでもしたかったのか…(-。-)y-゜゜゜
でも、同じメンバーでヨジヨジコジコジしてきただけですな、ハハハ(^O^)/
男所帯の沢屋なんてむさ苦しくって、よ~やるわって思ってんでしょ。しかしだ、そのむさ苦しさがクセになるんや(どんなんや)
F2
F2
派手に崩壊した岩塊を越えると、明るい崩落地に飛び出した。おお!遥か頭上から岩壁を噛んで流下する20m滝。これがまさにあの『雲間の滝』の正体なのだ。
遂に発見しましたか!幻の秘瀑だ!
  スタジオのつうさん、やってきましたよー
 (カメラさん、こっちこっち…)
 ご覧ください、天空から聖水のように滝のしぶきが降り注いできます。
 画面でお分かりでしょうか、この高さ、この威容、素晴らしくて言葉が出ません~!
 我々はここから上へチャレンジします。命の保証はありません。
 視聴者のみなさんが生き証人になって見守って下さいね~
 ふ~たろー遡行隊の果敢な挑戦の結果をその心に刻んでください。
 諦めてはいけない。がんばろう日本、負けるなトウホク~!
Biwa解説員の立て板に水(立て板にビール?)の実況中継が始まりましたね。(^_-)
二人を確保で迎え入れて滝頭付近に続く獣道を辿る。雲間の滝の上流部は、ルンゼ内の連瀑帯が綿々と続く出色の出来。途切れることなく小滝が続いてぞくぞくする。

高度を上げるうち、一度はガレに呑み込まれて伏流となる。しかし、再び水流が現れた。細い流れが山肌を削り、四方から流れ込んでは水線を太くしている。源流の匂いがぷんぷん立ちこめてくる。

やがて沢型が消えて灌木と小笹を分ける。すぐに狙った町界尾根に飛び出した。
謎はどうなったん?
謎は解けやした。廊下の窓から一目見ればいいんです。可愛いあの娘が我がものになるわけじゃなし。(>_<)
滝頭に憩う
滝頭に憩う
山頂に憩う間もなく、県境を北に戻り返してランチ休憩。帰路の案として石榑峠道や町界尾根が上がる。ここは私の希望でカニグチ谷を所望する。
ん? 早よ下って、カニクイタイだって?
カニ?食いましたよ。家族で北陸行ってカニ三昧(^o^)。緑水さんにも指摘されちゃいましたが、放蕩おやじのイメージを返上(変上?)せねばっ!
意外や天狗谷の溯行には手間取った感がある。明日の沢に備えてのウォーミングアップのはずが、予想外に本気モード炸裂だった。
明日も沢?そうか、表題に三題って書いてあったなあ…
ウォーミングアップ、お疲れさまでした。

        ~biwaco
陽光あふれる連瀑帯
陽光あふれる連瀑帯
結果的にはウォーミングアップにはなりませんでしたね~。山に登るのも体力勝負です(^^;)

今年もしっかり身体と肝臓を鍛えるぞ~♪

 ふ~さん
最後に編集したユーザー ふ~さん [ 2012年1月02日(月) 07:24 ], 累計 1 回
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

三題の最後はとっておきの奥美濃ですか~
Biwacoさんのお遊びゲレンデの一つですね。許可申請もせずの狼藉お許しくだされ。
準備を済ませた僕らは廃寺をやり過ごし、入渓地を目指して林道を奥へ奥へ。その林道の先に先般の登山者の姿が。林道が廃道っぽさを増す所に至って、ようやく先方の歩く速度が緩んだ。どうにか声が届いた。「登山口を通り過ぎてますよー!」
まずは人助けから。でも、自分の入渓点を通り過ぎんようにね。(^_-)
ありゃりゃ。入渓はしても入滅はしないようにしなきゃ。(^_^)v
沸き立つような
沸き立つような
入渓地点の橋へ。しかし、こいつは驚いた。沢水が奔流となって怒濤のように押し寄せてくるではないか!沢水が白濁し、泡立ち、渦を巻いて襲いかかる。透明度のない河床は深さも知れない。障害物すら予知できない。一体どこに足を置けばよいのか。
足は置くんでなく水を蹴るんですがな!
え?それってひょっとして水蜘蛛の術のことですか?
沸き立つ水に突入。まるで特攻隊気分。余裕のない飛び石も強いられる。腰が砕ける。くつろげる場所もない。果たしてどこから抜ければいいのだ。先が読めない。しかし、先読みせねば自殺手に追い込まれる。
簡単です。引き返せばいいんです。
そんなことしたら、たろーさんにしばかれますがな。(^_^;)
どこから抜けようか
どこから抜けようか
こんな脅迫的な沢は見たことがない。恐ろしく威圧的で恐怖を覚える。水の粒子が沢筋一帯に飛散する。あたり一面、水霧が立ちこめ、まるで冥土に迷い込んだかのよう。
まあ、わざわざそんなところを選んで入り込むんだから、計算済みでしょうけど。
ワクワクヒヤヒヤがふ~さんのモチをアップさせるのだ。
まるで、私の心を見透かされてるような。お釈迦さまの手の平の上で遊んで頂いてる感がしますね。でも、勘違いしちゃ困ります。私はたろーさんについて行っただけです。彼がいつも台風とか嵐とか豪雨を呼び寄せるんですわ。あっ、ウソウソ(^_^;)
よいしょっ
よいしょっ
それでも、針路を先に求めるうち、ようやく水勢が落ち着きを見せ始める。河原の花に慰められる余裕も出てくる。マタタビの実がゆらり揺れている。
うちのネコのお土産に持って帰ってほいかった…(;一_一)
おっ!去年9月に生まれたばかりの「はなちゃん」ですね。ラスカル君のしっぽをかじられないようにね。
平流域だ。伏流帯。あまりの急変にとまどう。悪い女にだまされた気分。水音のしない不思議さと不気味さ。ガラ場歩きとゴーロ登り。高度を上げる。まるで陸に出た亀の気分だ。振り返ると上谷山・鏡山・ミノマタの三連発。
水も滴る…なんて思ってたんでしょ? ガラ場にゴーロ、喉はカラカラ、脳みそはヘナヘナ…
だからさぁ、膿みそはゴボゴボですって(>_<)
連瀑
連瀑
その先には二枚目の棚が広がる。ひなびた平流が蛇行してよさげな感じ。ここは面白い。私のような風流人にとっては、まさに庵をむすびたい候補地の一つである。
またまた異なことを…。風たろーには庵よりダンゴでも結んでてね~
ふ~太郎が結ぶにふさわしいのは、庵か、あるいは愛の契りと決まっておる。
再び斜度が出て面白くなる。水というヤツは変幻自在だね。連瀑帯だ。ルンゼ内のシャワークライミングにふ~さんが敗退。代わって、たろー鯉の滝登り。完登。お見事。彼は水を浴びながらのアクロバティックな体位に強いのだ。
ちょっとメタボ気味の太郎鯉が登れるのに、風か空気のような風流人がなぜ敗退?
だからさぁ、たろーさんは水を浴びながらのアクロバティックな体位に強いんだわさ。日常の鍛錬のたまものだわね。(おっと、禁止コード(-_-;)
山頂からは絶景絶景。徳山湖の奥の山並みが歓待してくれてる。能郷白山を盟主に若丸、冠山、南西には小津権現や遠く谷汲の山々。濃尾平野がきらり光る。さぁてと、あとはチャカチャカ下るだけだ。
冠山に能郷白山か…、来年は行ってみようっと。
源流を歩く
源流を歩く
ええですよ~。ここは兎夢さんや山日和さん御用達のすぐれものの山なんです。小津三山の真ん中に位置してね。展望ひとりじめですよ。奥美濃の山を展望する一等地の一つだね(^_-)
倖田來未がエロかわいいのなら、たろー鯉の滝登りはエロかっこ良かった。さしずめ、今日の沢はオモロ恐かったのかも。
この日のふ~さんはピエロ役だったとか?
さしづめ、たろーさんを引き立てるピエロ役だったわけね。そう言う意味では、ふ~さんはエロかっこいいじゃなくって、ピエロかっこいい??あ、どう考えても、かっこよくはないな~
来年は爺も沢に連れてってね~
きっとエロいオミアシを引っ張ってあげるから…。

               ~biwaco
OKですよ~。私の計画する沢は古語録みたいに変態じみた沢登りですがね。

今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m。 丁字麩と近江牛の差し入れ、楽しみにしてまっせ~!

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

こんばんは~
紅白タイムあるいは第九タイムのレスどす。
たんぽぽさん、新しい年が明けましたね。大晦日の深夜と元旦の午前中と、二度も初詣に行って参りました。これは毎年恒例で、二度目は昨夜お参りに行けなかった人たちを連れて行くんです。年末年始、うちは大所帯なんです。ホスト役も手慣れたもんですぜ(^^;)
東前の谷の大木
東前の谷の大木
化石レポは年越すのかなあと思ってたら、ドタンバになって出揃いましたなあ。
ではちょっと覗いてみまひょ。

タイムトラベルは楽しい~♪
       メトロポリタンミュ~ジアム~♪
相変わらず、怪しさ爆発ですね。私にはとても真似できません。
あれこれ画策するうち、何と『田立の滝』のオファー。田立の滝と言えば名だたるローカルな(?)大観光地。それを沢登りで・・・とは変態的に面白すぎる。これは久しぶりにわくわくするぞ。
田立の滝といえば二十歳の頃に行ったきりですわ。
いくつか滝めぐりをして頂上部の天然公園へ登った記憶がありまする。
おやおや、誰と行ったのかな~
うひゃ~(東前の谷)
うひゃ~(東前の谷)
緊迫ムードの二ピッチ目はトレンチの中を手探り足探りの完全なるシャワーの遡上。ハーケンでアンカーを作ってたろーさんがトップを確保する。リードのI君は途中で激しいシャワーを避けて左岸側にカムの利きそうなクラックを探るも不調。やむなく、そのままノーピンで二段目に抜ける。
ハーケン打つ音を聞きつけて田立観光協会さんが飛んできまっせ。
来年は「美観を損なう沢屋さん立ち入り禁止」のカンバンが立つやろなあ~
ただちに立ち去れって?^^;
二楽章は鈴鹿とな。
近場でウォーミングアップのつもりだったんですが・・・
天狗谷のF5
天狗谷のF5
山頂に憩う間もなく、県境を北に戻り返してランチ休憩。帰路の案として石榑峠道や町界尾根が上がる。ここは私の希望でカニグチ谷を所望する。
県境線上の900mピークの北エリアに入れば、どこから下ってもカニグチ谷の集水域だ。下降ポイントを探りながら768独標南のコルから下降。大
炭窯跡の脇にはY字状の見事な滝があった。沢の合流点に掛かる美しい瀑布だ。
なるほど・・・Y字滝がお目当てでござったか。
来年はY字滝のど真ん中で打たれて新たな境地開拓でっか?
昨年はたんぽぽ氏にムチで打たれながら登らされましたな。
第九は四楽章形式やけど、化石レポはここが終楽章やね。
うどん屋のオッチャン懐かしき東前の谷でっか。
あれ~よくぞ、そんなトリビア覚えてますねぇ。たんぽぽさんって、ホントに無駄に才能のある方だなぁ(^_-)
あの同郷のオヤジ、どうしてるかな。
カニグチ谷のF1
カニグチ谷のF1
それでも、針路を先に求めるうち、ようやく水勢が落ち着きを見せ始める。河原の花に慰められる余裕も出てくる。マタタビの実がゆらり揺れている。
またたびはゆらりゆらりせども、ふ~さんのきんの〇〇は恐ろしき水流に縮み上がりけり。
どうしてわかるのかな(>_<)
ルンゼ内のシャワークライミングにふ~さんが敗退。代わって、たろー鯉の滝登り。完登。お見事。彼は水を浴びながらのアクロバティックな体位に強いのだ。
滝の中では鯉になり、深雪の中では機関車になるタローさんはたのもしいパートナーやね。
ヤブの中ではきっとまさかりでクマを退治してくれますよ。
そういう貴殿も負けてませんよ。滝の中では龍になって立ちのぼり、深雪の中ではうさぎさんのようにはね回る。
田立の滝のシャワー
田立の滝のシャワー
その先には二枚目の棚が広がる。ひなびた平流が蛇行してよさげな感じ。ここは面白い。私のような風流人にとっては、まさに庵をむすびたい候補地の一つである。
水呑の風庵完成の折にはぜひお呼びくだされや。
そうやなあ、季節は春がエエなも。
おなごはん侍らせ、白いぼんぼりをめでる・・・
最高やなあ~

タイムトラベルは楽しい~♪
       メトロポリタンミュ~ジアム~♪
で、白魚のような指でお酌してくれるわけですか。どうやら、クリスマスイブのモンテ・ビアンコ作戦が大成功だったようでね。
ウチまだ大掃除終わってないまんねん。
2012年へのタイムトラベルは無事できるやろか・・・
大掃除をワープすればよかんべ。

たんぽぽさん、そして皆様、本年もよろしくお願い致します。<(_ _)>

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

最後に、タイトルにある+α の部分です。忘れられない沢登りの一つです。親記事は山日和さんの記事をご参照ください。

【奥美濃】  ホーノ洞から滝波山(1413m)
【日 時】  9月10日(土)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 7857025242
【同行者】  山日和
【天 候】  晴れ
【ルート】  海ノ溝林道入口(6:32)~林道詰め入渓地(8:12)~二段15m滝(10:14/50)~ランチ場所(12:24/13:24)~滝波山頂(13:42/14:04)~二俣(15:11)~滝波林道詰めP(17:02)


平成13年6月。K市の中学生がハイキング中に落石に巻き込まれて死傷した悲惨な事件がありました。祠の前に頭を垂れ、手を合わせてから長い長い林道を歩きます。

えんえん歩くと工事箇所に飛び出します。前方には工事車両が何台か溜まっていて、その中には途中追い越していった工事車両もあります。治山作業の準備中でしょうか。
連瀑
連瀑
作業員さんたちとの会話①「えっ?滝波山・・・?(知らんなぁ)」・・・S建設は揖斐川町ベースの資本金1億の大手だとか。ジモティーでもなけりゃ、そりゃ山の名なんて知らんわなぁ。

作業員さんたちとの会話②「えっ?ここから島口に行けるの?」・・・いいえ、行けるかじゃなくって、行くんですよ。

一気に高度を上げる林道が大きくカーブを描き始めるのを合図に入渓。しばらく明るい平流歩きですが、青空と水に包まれて歩くのは悪くないですね。
15m滝下段の登はん
15m滝下段の登はん
やがて大きな淵の向こうに水流を一気に押し出す小滝。それを合図に水量豊富な小滝が連続します。そして満を持して現れたのが15m二段滝。

ザックを降ろして休憩がてらじっくり作戦を練っていきます。左岸壁の上部の一手が難しいですね。左足にちっぽけなスタンスがあるものの、崩壊の可能性が捨てきれないから。滝芯に寄ったとしても、次の手に進退きわまる恐れも大きいし。

山日和さんは、右手奥のフィンガーホールドを探り当て、右足高くのスタンスにじわじわ体重移動。ここまで来ればあとは楽勝ですね。さすが、山日和さん。慎重に安全圏に移動して解答を出してくれました。この15m滝の上段へは滝際からテラス状を右に斜上して滝頭へ。
15m滝上段の登はん
15m滝上段の登はん
続く自然の岩堤は右岸から小さく巻きます。溯行を続けるとスギタケモドキの幼菌。淵の奥のナメの滝は滝芯を直登します。倒木の刺さった4m滝は左岸の苔むした小滝状を巻きましょう。

水量がなかなか細らないのが嬉しいなぁ。日本庭園を行くような小滝群を快適に乗り越していきます。へき開した粘板岩の不思議滝を越えると、ナメや小滝の森の中です。マユミちゃんの赤い実が鮮やかだなぁ。

やがて伏流を繰り返しながら二俣へ。水線の切れないうちにランチタイムにしましょう。簡単なランチの後、山日和珈琲店のおいしいコーヒーにひと息つきます。
まったりのランチ場所
まったりのランチ場所
ここは左俣を歩いてすぐ右折。ヤブのない快走路。一箇所倒木帯を越えながら滝波山南西のコルへ。ここから中程度のヤブを漕ぐと、山頂の切り拓きに飛び出します。山日和さんとお疲れさんのハイタッチ。

下山路の選択に迷いましたが、滝波谷二俣までは南東尾根で行きましょう。途中、左俣にダイレクトで降りるルンゼをずりずり下る羽目になったのは私たちの「業」というものでしょうか。順調に二俣まで下ってからは、沢下りにこだわっての下降です。
下山の滝波山東尾根上部
下山の滝波山東尾根上部
滝波大滝の落口に立って上から滝見物。右岸を巻けば点線路に飛び出します。これがまた結構な廃道具合ですよね。暗くなってからの下山はかなり苦しくなるでしょう。ほてる身体を釜で水浴しながらデポした車に戻ってゴール!。

再度のハイタッチと握手で山行を締めます。お疲れさまでした。

 ふ~さん
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山日和
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登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
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Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by 山日和 »

ふ~さん、亀レススマソ。

田立の滝以外は行ってます。東前の谷なんか3回も。(^^ゞ

しかし、私はこのホーノ洞が実質的沢納めになってしまいましたが、ふ~さんはまだ始まったばかりやったんやねえ。

田立の滝は山頂がないのでふ~さん的には物足りなかったのでは?

天狗谷は白竜神社から入るともっと充実して面白いよ。

東前の谷は瀑流帯~伏流~水なしのガレ場~樹林の平流帯~連瀑帯とゴルジュ~平流の源流という息もつかせぬ変化が楽しい、私の
お気に入りの沢です。

[attachment=0]P1020003_1.JPG[/attachment]
やがて大きな淵の向こうに水流を一気に押し出す小滝。それを合図に水量豊富な小滝が連続します。そして満を持して現れたのが15m二段滝。

ザックを降ろして休憩がてらじっくり作戦を練っていきます。左岸壁の上部の一手が難しいですね。左足にちっぽけなスタンスがあるものの、崩壊の可能性が捨てきれないから。滝芯に寄ったとしても、次の手に進退きわまる恐れも大きいし。

山日和さんは、右手奥のフィンガーホールドを探り当て、右足高くのスタンスにじわじわ体重移動。ここまで来ればあとは楽勝ですね。さすが、山日和さん。慎重に安全圏に移動して解答を出してくれました。この15m滝の上段へは滝際からテラス状を右に斜上して滝頭へ。


いやあ、この滝は面白かったですねえ。巻くなんて考えられなかった。

ここは左俣を歩いてすぐ右折。ヤブのない快走路。一箇所倒木帯を越えながら滝波山南西のコルへ。ここから中程度のヤブを漕ぐと、山頂の切り拓きに飛び出します。山日和さんとお疲れさんのハイタッチ。

ホーノ洞からの滝波山というのがなんともうれしいねえ。ネットで検索しても見当たりませんでしたね。

下山路の選択に迷いましたが、滝波谷二俣までは南東尾根で行きましょう。途中、左俣にダイレクトで降りるルンゼをずりずり下る羽目になったのは私たちの「業」というものでしょうか。順調に二俣まで下ってからは、沢下りにこだわっての下降です。

私「たち」ってのがちょっと引っ掛かるけど・・・(^^ゞ

再度のハイタッチと握手で山行を締めます。お疲れさまでした。

来年はもっと早くスタートしましょう。(^^)

                         山日和
添付ファイル
P1020003_1.JPG
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さん、亀レススマソ。
こんばんは、山日和さん。亀だろうが、鶴だろうが、縁起物には変わりませぬ。お気にせずに。
田立の滝以外は行ってます。東前の谷なんか3回も。(^^ゞ
さすが、沢も女性も極めてこそ、通ですね。(^^;) あるいは、東前どまりで男前になりきれない山日和さんの悪あがきととるか。
東前の谷の平流域
東前の谷の平流域
しかし、私はこのホーノ洞が実質的沢納めになってしまいましたが、ふ~さんはまだ始まったばかりやったんやねえ。
11月中旬で沢納めするまでは文字通り、沢に浸ってましたよ。でも、SHIGEKIさんやOkuちゃんと比べたら、「納めるのが早すぎや!」って叱られそ。
田立の滝は山頂がないのでふ~さん的には物足りなかったのでは?
よくぞ言ってくれました。白山御前岳も滝波山も、それは楽しい山旅でした。
天狗谷は白竜神社から入るともっと充実して面白いよ。
なるほど。経験者は語るですね。でも、堰堤のハードルは大丈夫かな。
東前の谷
東前の谷
東前の谷は瀑流帯~伏流~水なしのガレ場~樹林の平流帯~連瀑帯とゴルジュ~平流の源流という息もつかせぬ変化が楽しい、私のお気に入りの沢です。
不思議な沢ですね。途中の棚は、七年前に登山路で登った時にも気になっていて、実際、登山道をわざわざはずして、この棚まで降りてきたりしちゃいました。
やがて大きな淵の向こうに水流を一気に押し出す小滝。それを合図に水量豊富な小滝が連続します。そして満を持して現れたのが15m二段滝。

ザックを降ろして休憩がてらじっくり作戦を練っていきます。左岸壁の上部の一手が難しいですね。左足にちっぽけなスタンスがあるものの、崩壊の可能性が捨てきれないから。滝芯に寄ったとしても、次の手に進退きわまる恐れも大きいし。

山日和さんは、右手奥のフィンガーホールドを探り当て、右足高くのスタンスにじわじわ体重移動。ここまで来ればあとは楽勝ですね。さすが、山日和さん。慎重に安全圏に移動して解答を出してくれました。この15m滝の上段へは滝際からテラス状を右に斜上して滝頭へ。
いやあ、この滝は面白かったですねえ。巻くなんて考えられなかった。
さすが山日和さんですね。難関であればあるほど燃えるってわけでしょ。クールなマスクに秘められた、めらめら燃える野望の炎。女性が群がるのも無理ありません(^o^)
ここは左俣を歩いてすぐ右折。ヤブのない快走路。一箇所倒木帯を越えながら滝波山南西のコルへ。ここから中程度のヤブを漕ぐと、山頂の切り拓きに飛び出します。山日和さんとお疲れさんのハイタッチ。
ホーノ洞からの滝波山というのがなんともうれしいねえ。ネットで検索しても見当たりませんでしたね。
ホーノ洞は越美国境の個性的なくねくねラインに寄り添うような、何て言うか、あの柳腰が魅力的でしたね。(意味不明)
下山路の選択に迷いましたが、滝波谷二俣までは南東尾根で行きましょう。途中、左俣にダイレクトで降りるルンゼをずりずり下る羽目になったのは私たちの「業」というものでしょうか。順調に二俣まで下ってからは、沢下りにこだわっての下降です。
私「たち」ってのがちょっと引っ掛かるけど・・・(^^ゞ
そんな小さなことにこだわってたら大成しませんよ。事実は事実として素直に認めることからすべてが始まるのです。
再度のハイタッチと握手で山行を締めます。お疲れさまでした。
来年はもっと早くスタートしましょう。(^^)                         

  山日和
ガッテンです。来年ってのは今年のことですね(^_-)

さて、明日は今年二度目の雪遊びです。お互い安全山行で!

 ふ~さん
たろー
記事: 51
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:55

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by たろー »

ふ~さん、あけましておめでとうございます。
超超周回遅れのレスになってしまいましたがどうかご容赦を。

9月は2回遠征があったにも関わらず台風で泣かされしまいましたね。
でも2回目の時は行ったほうが良かったかな~なんて思ってしまいました。

代替計画の遡行も楽しかったからいいのですが。

私の好きな寅さん(男はつらいよ)語録に
「なんでしなかっただろうって後悔するよりも、なんでしてしまったんだろうって後悔するほうがいい」
っていうのがありますが、今年こそはそんな一年にしたいと思っています。

来るべき時に向けて色々計画していますので、その節はまたお付き合いください。
頑張って片道500km走りましょう。
(御家族には申し訳ないですが)

たろー
田立ちの滝 螺旋滝
田立ちの滝 螺旋滝
カニクチ谷 Y字滝
カニクチ谷 Y字滝
花房山頂上付近のヤブ
花房山頂上付近のヤブ
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 沢三題+α 【木曽】田立の滝 【鈴鹿】天狗谷とカニグチ谷 【奥美濃】東前の谷

投稿記事 by ふ~さん »

ふ~さん、あけましておめでとうございます。
超超周回遅れのレスになってしまいましたがどうかご容赦を。
おはようございます、たろーさん。そして、本年もよろしくです。
9月は2回遠征があったにも関わらず台風で泣かされしまいましたね。
でも2回目の時は行ったほうが良かったかな~なんて思ってしまいました。
いろいろリスクを検討した上で、他の候補を選ぶことにしたわけですから、これは仕方なかったかなぁ(^^;) ホント、泣く子と天候には勝てません。え?「泣く子」ではなく「怒るカミさん」?
代替計画の遡行も楽しかったからいいのですが。
ひょうたんから駒って感じかも。身近にも面白いターゲットはわんさと転がってますね。当たりとかはずれとかにこだわらず、沢を山を楽しむ余裕が必要なんでしょう。
洗心滝(田立の滝)
洗心滝(田立の滝)
私の好きな寅さん(男はつらいよ)語録に
「なんでしなかっただろうって後悔するよりも、なんでしてしまったんだろうって後悔するほうがいい」
っていうのがありますが、今年こそはそんな一年にしたいと思っています。
新年が新しいのは心が新しくなるからです。新しい決意をもってのぞむ新しい年に幸あれ・・・です。何事に取り組むにせよ、常に心を新しいままにしておくのは相当な努力が必要です。山に限らず、いろんなチャレンジのある一年にしたいものです。たろーさんからも多くを学ばせて頂いた旧年でした。あらためて感謝の意を表したいと思います。
来るべき時に向けて色々計画していますので、その節はまたお付き合いください。
頑張って片道500km走りましょう。
(御家族には申し訳ないですが)

たろー
ご家族・・・ですか。年末年始にポイント稼ぎはしましたよ(笑)

あとは機が熟すのを待つのみ・・・ですね。今後ともよろしく!

 ふ~さん
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