【鈴鹿】そうだ!ピッケル持って鎌ヶ岳に行こう
Posted: 2011年3月03日(木) 20:44
【 日 付 】2011年3月3日
【 山 域 】鈴 鹿
【メンバー】単 独
【 天 候 】雪のち曇り時々晴れ
【 ルート 】スカイライン旧料金所P9:50~三つ口谷~長石尾根~12:50鎌ヶ岳山頂13:27~長石尾根~三つ口谷~15:47スカイライン旧料金所P
久しぶりに平日登山に行ってきた。前日からの天気予報は朝方雪らしい。どこに行こうか迷った挙句久しぶりに勝手知ったる鎌ヶ岳に落ち着いた。
湾岸高速から見る鈴鹿は雪化粧で美しい。でも近づくにつれてだんだん雪雲がかぶってきた。今日は久しぶりのマイカー登山。足の事があるので人の多い御在所にしようかとも思ったのだが、前日に某サイトで見た鎌直下の三つ口谷源頭部ダイレクトルンゼのことも気になって、のぞいてやろうかとも思っていた。ここは無雪期に2度ほど入っている。最後は笹薮にヒーコラさせられた覚えのあるところだ。
そんなわけで、いちおうハーネス、ザイルも忍ばせた。
旧料金所裏駐車場は8台ほどの車。やはりこんな日でも登山者がいるんだ。
三滝川沿いを歩き出せば一人の先行者のトレースがある。このトレースの主は写真目当てのおじさんで、三つ口大堰堤の下で追い抜いた。
ここからはトレースも無く昨夜からの雪を踏みしめる。やっぱ山は良いねぇ。 三つ口大堰堤の上に上がればトレースのない広場が目の前にある。久しぶりに来たなぁ。半年振りかな。7~8年ほど前はほぼ毎週ここで遊んでたな。あの頃のメンバーは年取ったんだろうな。などと昔を思い出しながら歩いて行くと最奥の砂防ダム直下の急斜面が立ちはだかっている。ここでアイゼンをつけストックをピッケルに持ち替えた。
根元までピッケルを突き刺して、キックステップであがる。伊吹山九合目直下を思い出しながら、第一関門突破である。 堰堤のうえをしばらく行くと雪洞があるではないか。横穴が三方に別れ3~4人は入れそうだ。まあこれもおそらく作り方からして三つ口の主Tさんの遊んだあとだろうな。雪を積み上げて水をかけて凍らす。そんな感じの作り方だった。去年ちらっとお会いしたがお元気だろうか。
ここ数年冬は、伊吹山、藤内沢、三つ口谷は必ず訪れているのだが、どうも今シーズンは藤内沢には残念だけど行けないようだ。もうすでにこのあたりから調子が悪く足の着きようで膝がシクシクしだした。 それでも三つ口大滝が見たくなったので分岐にザックをデポして滝見物。岩の間の雪に足をとられないように、まあいいかっで流れの中を行く。氷の厚さはさほどではないけど今年も来たよのご挨拶。ぼ~っと見ていると心が落ち着くね。やっぱパソコンばかりやってちゃダメだね。
とりあえず三つ口谷と長石尾根の合体地点まで行ってその後考えるかと思っているうちに、雪のつき方と谷の流れを避けようとトラバースしているうちに、たいそう右岸を高巻いてしまって目の前に長石尾根が見えてしまった。
まあいいかっで尾根に上がる。谷尾根合体地点の50mほど手前。この時点でダイレクトルンゼはなくなった。
少しはトレースでも残っているかと思ったが、バージンスノーの尾根が鎌山頂まで続いていた。気持ちが良いことはいいのだが足が重たい。要するに体重が重いのだ。と納得する。そういえば以前に単独で歩いたのはいつだったろう。思い出せないぐらい前になるかもしれない。単独もたまにはいいね。 このあたりから風がむちゃくちゃ吹いてきた。そういえばこの三つ口長石合体地点から先のザレたあたりまではこの場所だけ風の通り道になるのか、毎回顔が痛いほど風が吹く。ここを通り過ぎればまた風除けがあるのか風の音はすごいけど、さほど吹いてこない。
鎌山頂直下も枝につかまったりピッケルガシガシ打ったり、キックステップしたりしてヒーコラあがる。吹き溜まりは腿あたりまで。ふんごんだ。 3時間かかって無人の山頂だ~~。黒い雲がどんどん滋賀県から飛んでくる。合間から太陽も顔をのぞかせ一瞬のポカポカに目を細めながら、川向こうのわがふるさとを見渡す。
そうそう、今日は楽しいひなまつり~♪
カップラーメンのあとはフリーズドライ甘酒だ~。これ結構いける味です。
さてと帰路は長石尾根でゆらゆら帰ろう。すっきり動かない左足とのお付き合いはこれからも続きそうだ。
帰路は同じルートでは味気ないのでひとつ先の鞍部から三ツ口に降りれば、最奥の堰堤はすぐ目の前だ。往路で難儀した堰堤脇の立ち上がりもシリセードならぬ、おしりズルズルくだりでクリアした。
駐車場に戻れば僕の車のみ。平日はみなさん行動が早いのかな。
つう
【 山 域 】鈴 鹿
【メンバー】単 独
【 天 候 】雪のち曇り時々晴れ
【 ルート 】スカイライン旧料金所P9:50~三つ口谷~長石尾根~12:50鎌ヶ岳山頂13:27~長石尾根~三つ口谷~15:47スカイライン旧料金所P
久しぶりに平日登山に行ってきた。前日からの天気予報は朝方雪らしい。どこに行こうか迷った挙句久しぶりに勝手知ったる鎌ヶ岳に落ち着いた。
湾岸高速から見る鈴鹿は雪化粧で美しい。でも近づくにつれてだんだん雪雲がかぶってきた。今日は久しぶりのマイカー登山。足の事があるので人の多い御在所にしようかとも思ったのだが、前日に某サイトで見た鎌直下の三つ口谷源頭部ダイレクトルンゼのことも気になって、のぞいてやろうかとも思っていた。ここは無雪期に2度ほど入っている。最後は笹薮にヒーコラさせられた覚えのあるところだ。
そんなわけで、いちおうハーネス、ザイルも忍ばせた。
旧料金所裏駐車場は8台ほどの車。やはりこんな日でも登山者がいるんだ。
三滝川沿いを歩き出せば一人の先行者のトレースがある。このトレースの主は写真目当てのおじさんで、三つ口大堰堤の下で追い抜いた。
ここからはトレースも無く昨夜からの雪を踏みしめる。やっぱ山は良いねぇ。 三つ口大堰堤の上に上がればトレースのない広場が目の前にある。久しぶりに来たなぁ。半年振りかな。7~8年ほど前はほぼ毎週ここで遊んでたな。あの頃のメンバーは年取ったんだろうな。などと昔を思い出しながら歩いて行くと最奥の砂防ダム直下の急斜面が立ちはだかっている。ここでアイゼンをつけストックをピッケルに持ち替えた。
根元までピッケルを突き刺して、キックステップであがる。伊吹山九合目直下を思い出しながら、第一関門突破である。 堰堤のうえをしばらく行くと雪洞があるではないか。横穴が三方に別れ3~4人は入れそうだ。まあこれもおそらく作り方からして三つ口の主Tさんの遊んだあとだろうな。雪を積み上げて水をかけて凍らす。そんな感じの作り方だった。去年ちらっとお会いしたがお元気だろうか。
ここ数年冬は、伊吹山、藤内沢、三つ口谷は必ず訪れているのだが、どうも今シーズンは藤内沢には残念だけど行けないようだ。もうすでにこのあたりから調子が悪く足の着きようで膝がシクシクしだした。 それでも三つ口大滝が見たくなったので分岐にザックをデポして滝見物。岩の間の雪に足をとられないように、まあいいかっで流れの中を行く。氷の厚さはさほどではないけど今年も来たよのご挨拶。ぼ~っと見ていると心が落ち着くね。やっぱパソコンばかりやってちゃダメだね。
とりあえず三つ口谷と長石尾根の合体地点まで行ってその後考えるかと思っているうちに、雪のつき方と谷の流れを避けようとトラバースしているうちに、たいそう右岸を高巻いてしまって目の前に長石尾根が見えてしまった。
まあいいかっで尾根に上がる。谷尾根合体地点の50mほど手前。この時点でダイレクトルンゼはなくなった。
少しはトレースでも残っているかと思ったが、バージンスノーの尾根が鎌山頂まで続いていた。気持ちが良いことはいいのだが足が重たい。要するに体重が重いのだ。と納得する。そういえば以前に単独で歩いたのはいつだったろう。思い出せないぐらい前になるかもしれない。単独もたまにはいいね。 このあたりから風がむちゃくちゃ吹いてきた。そういえばこの三つ口長石合体地点から先のザレたあたりまではこの場所だけ風の通り道になるのか、毎回顔が痛いほど風が吹く。ここを通り過ぎればまた風除けがあるのか風の音はすごいけど、さほど吹いてこない。
鎌山頂直下も枝につかまったりピッケルガシガシ打ったり、キックステップしたりしてヒーコラあがる。吹き溜まりは腿あたりまで。ふんごんだ。 3時間かかって無人の山頂だ~~。黒い雲がどんどん滋賀県から飛んでくる。合間から太陽も顔をのぞかせ一瞬のポカポカに目を細めながら、川向こうのわがふるさとを見渡す。
そうそう、今日は楽しいひなまつり~♪
カップラーメンのあとはフリーズドライ甘酒だ~。これ結構いける味です。
さてと帰路は長石尾根でゆらゆら帰ろう。すっきり動かない左足とのお付き合いはこれからも続きそうだ。
帰路は同じルートでは味気ないのでひとつ先の鞍部から三ツ口に降りれば、最奥の堰堤はすぐ目の前だ。往路で難儀した堰堤脇の立ち上がりもシリセードならぬ、おしりズルズルくだりでクリアした。
駐車場に戻れば僕の車のみ。平日はみなさん行動が早いのかな。
つう