【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
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新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
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【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
【日 付】2011年12月10日(土)
【山 域】鈴鹿中部 イブネ周辺
【天 候】晴れのち曇り一時雪または雨
【コース】朝明7:22---8:19中峠8:31---8:51大瀞---9:28オゾ谷鉱山跡9:45---10:48クラシ---11:04イブネ---11:36銚子
12:28---13:22高昌山---13:58高昌鉱山跡---14:17千種街道14:48---15:40根の平峠---16:21朝明
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
朝明の駐車場はまだ車もまばら。愛想のいい集金のおじさんによれば、12月に入って登山者の数もぐっと減ったようだ。
大阪ナンバーを見て、「遠いところからわざわざありがとうございます」とねぎらい?の言葉を掛けてくれた。
中峠への道は10年振りだ。最近10年振りのところが多い。伏木谷の下部にはちゃんとした橋が掛けられ、一旦登って
急降下するところはトラバース道ができていて驚いた。
曙滝を巻いて落ち口を覗きこむと、歩き出した時にはまったく差していなかった日が背中を暖めるようになってきた。今日
は正真正銘の晴れのようだ。
中峠の手前は溝のような道をササのトンネルをくぐって歩いたはずだが面影もない。右寄りに付け替えられた道を辿る
と伏木谷源頭の崩壊地が丸裸。峠の周囲も大きな広場のようになっていた。遠くに浮かぶ山塊は御岳や中央アルプス
だろうか。
[attachment=4]P1040064_1.JPG[/attachment]
下水晶谷に入るとあまり変わりはないようで、1分も下れば水が流れ出すのは県境滋賀県側の特徴だ。
大瀞鉄橋に迂回路の標識があり、右に回り込むように神崎川本流へ導かれる。鉄橋の様子はどんなものかと見に行くと、
かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なの
でやめた。
本流の水量は普通で、石が頭を出しているので渡渉は簡単だ。と思ったら、石の上に置いた左足がズルズルと滑り始め
て着水してしまった。浅いので被害は最小限で済んだものの油断大敵である。
オゾ谷へ入る。ここは7年振りだ。やっと10年振りから離れられた。今日は未踏のマキガヒラ谷からクラシへ上がる予定
だ。足が遠のいていた鈴鹿の足跡を残していない部分を少しずつ辿って行こうという、言わば落穂拾いの山行の一環で
ある。
オゾ谷の鉱山跡は日当たりも良く、二次林の美しい落ち着ける場所だ。マキガヒラ谷の出合にはわかりやすい標識があ
り、迷うこともない。谷筋はガレガレの急傾斜が続き、うっすらと雪が覆っていた。
右俣の20m以上はありそうな連瀑を見送り、早や源頭部のような雰囲気の谷を上がって行く。マーキングが谷を離れて右
の斜面に続いていた。予想よりずいぶん早く谷を離れるようだ。谷をそのまま詰めようかともおもったが、とりあえずマーキ
ングに従う。下りに取れば難儀しそうなグズグズの急斜面を息も絶え絶えに登るとシャクナゲの多い支尾根に乗った。
傾斜がやっと緩むとブナ混じりのちょっとしたコバに出た。イブネの奥に雨乞が頭を出している。
ここにやたら親切な標識があった。それによると、ここは「クラシ東尾根」と「クラシ北東尾根」の合流点ということだが、
北東尾根が東尾根の南側にあるというのは意味不明である。あえて言うなら「北東尾根」と「東北東尾根」というところだろ
うが無理やり名前を付ける必要もない。
樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
今日はイブネは割愛して、熊ノ戸平から銚子あたりを徘徊してランチ場を探すつもりだったが、イブネ方面に白く光るもの
を見て気が変わった。霧氷だ。こちら側も銚子方面も霧氷のカケラすら見当たらないのに、イブネだけは白い森になってい
た。
風が吹くと金属音を立てて霧氷がバラバラと落ちる。今シーズン初霧氷である。予想していなかっただけにうれしい出会い
だ。
[attachment=3]P1040142_1.JPG[/attachment]
イブネの標識は以前あったところより西寄りのおかしなところに付けられていた。1160mの標高点からずれているし、一
見して一番高いところではないことがわかる。最近はよくわからん登山者が多い。
風は強いというほどではないが冷たい。それに水がないのでここでランチというわけにいかない。北面へ下りる。
すぐにブナ林が広がり、クチクマ谷右俣の源流部へと誘われた。
(谷名は永源寺町史の「永源寺町の山と谷」に拠る。「鈴鹿の山と谷」では熊ノ戸谷。後出のクキオ谷、杉ノ谷も出典は同
じ。) 実にいいところだ。樹林の雰囲気は左俣の熊ノ戸平よりもいい。尾根をひとつ乗り越して左俣へ下りる。2ヶ月前に
佐目子谷を遡行して辿り着いた源流だ。水を汲んで大きなブナを愛でながら銚子へ向かう。
[attachment=2]P1040172_1.JPG[/attachment]
意外に風がないので銚子の山頂で腰を降ろした。今日はちゃんと家からザックの底に入れてきたビールを開け、鍋がぐ
つぐつと煮え出すと日が陰って風が出てきた。しかし今更動けない。
持ってきた衣類を全部着込んで寒さをしのぐ。雨具に代えて冬用のアウターを持ってきたのは正解だった。真冬の雪山で
もやらない4枚重ね着でなんとか耐えることができた。但し下はズボン1枚なのでチト寒いが、レインパンツを履くのも面倒
だ。とにかく空が青いのが何よりである。少々寒くとも心の中まで晴れ渡っている。
少し短めのランチを終えて、再びクラシ方面へ向かうが左俣の最源頭部が気になって谷へ下りて行った。前回はナメが
終わって杉林が出てきたところでやめてしまったので再確認である。
源頭は枝分かれした水流の間に疎林の台地が広がり、下部よりも伸びやかな場所だった。源流を横切って尾根に乗る。
ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
[attachment=1]P1040186_1.JPG[/attachment]
イブネ東端に単独者がいた。寒そうに手袋をはめているところだったが、やや薄着のようだ。挨拶して1125mの高昌山
へ向かう。晴れていた空がウソのように、どんよりしてきたかと思うと白いものが降り始めた。
アウターのフードを被ってブナの尾根を行く。小峠への尾根を左に分けると、高昌山とのコルから落ちる猪子谷の右俣が
実にいい雰囲気で上がってきていた。一見太そうなブナが見えたので思わず谷まで下ってみたがたいしたものではなか
った。この谷は源頭部は優しげだが下部には連瀑帯を擁しているらしい。
高昌山からは猪子谷の左俣を回り込むように伸びる尾根を使う。潅木のヤブっぽい尾根は面白みには欠けるが、その
多くが道になってしまった鈴鹿の尾根の中ではバリハイ気分が残る尾根だろう。
末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。神崎川本流
上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
段々畑のような石垣を見送ると、小峠へトラバースする踏み跡があった。そっちへ行ってもいいが、ここは本流へ下りる
方を選択した。再び尾根に乗って快適な疎林を辿ると本流の瀬音が大きくなってきた。
手前に大きく開けた台地があり、奥に石組があったが炭焼窯ふうではなかった。ヤブオフでもできそうないいところだ。
千種街道へ出て本流を渡る。実に落ち着いた河原だ。ここでランチタイムに飲まなかったコーヒーを淹れよう。
闇下は嫌いなので、明るいうちに朝明へ着くための時間を逆算してみる。4時半までに下山するとすれば、3時50分に根の
平峠にいれば大丈夫だ。時間は十分ある。
穏やかな流れが奏でる水音を聞きながら、広濶な二次林に包まれて味わうコーヒーは格別だ。ゆっくりと時間が流れる。
ところがのんびりしていると今度は雨が降り出した。鈴の音が近づいてきたと思ったら、上流からイブネ東端で会った登山
者が下りて来た。仕方なく店じまいして出発すると、5分ほどで止んでしまった。
[attachment=0]P1040235_1.JPG[/attachment]
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に
沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩き
であっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込む
たびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人
を魅了してやまないだろう。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
根の平峠に着いた。ほぼ予定通りだ。
峠越えの風情がやや失われた伊勢谷の道を早足で歩き、薄暗くなった車道に出る頃にはまた雨が降り始めた。
山日和
【山 域】鈴鹿中部 イブネ周辺
【天 候】晴れのち曇り一時雪または雨
【コース】朝明7:22---8:19中峠8:31---8:51大瀞---9:28オゾ谷鉱山跡9:45---10:48クラシ---11:04イブネ---11:36銚子
12:28---13:22高昌山---13:58高昌鉱山跡---14:17千種街道14:48---15:40根の平峠---16:21朝明
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
朝明の駐車場はまだ車もまばら。愛想のいい集金のおじさんによれば、12月に入って登山者の数もぐっと減ったようだ。
大阪ナンバーを見て、「遠いところからわざわざありがとうございます」とねぎらい?の言葉を掛けてくれた。
中峠への道は10年振りだ。最近10年振りのところが多い。伏木谷の下部にはちゃんとした橋が掛けられ、一旦登って
急降下するところはトラバース道ができていて驚いた。
曙滝を巻いて落ち口を覗きこむと、歩き出した時にはまったく差していなかった日が背中を暖めるようになってきた。今日
は正真正銘の晴れのようだ。
中峠の手前は溝のような道をササのトンネルをくぐって歩いたはずだが面影もない。右寄りに付け替えられた道を辿る
と伏木谷源頭の崩壊地が丸裸。峠の周囲も大きな広場のようになっていた。遠くに浮かぶ山塊は御岳や中央アルプス
だろうか。
[attachment=4]P1040064_1.JPG[/attachment]
下水晶谷に入るとあまり変わりはないようで、1分も下れば水が流れ出すのは県境滋賀県側の特徴だ。
大瀞鉄橋に迂回路の標識があり、右に回り込むように神崎川本流へ導かれる。鉄橋の様子はどんなものかと見に行くと、
かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なの
でやめた。
本流の水量は普通で、石が頭を出しているので渡渉は簡単だ。と思ったら、石の上に置いた左足がズルズルと滑り始め
て着水してしまった。浅いので被害は最小限で済んだものの油断大敵である。
オゾ谷へ入る。ここは7年振りだ。やっと10年振りから離れられた。今日は未踏のマキガヒラ谷からクラシへ上がる予定
だ。足が遠のいていた鈴鹿の足跡を残していない部分を少しずつ辿って行こうという、言わば落穂拾いの山行の一環で
ある。
オゾ谷の鉱山跡は日当たりも良く、二次林の美しい落ち着ける場所だ。マキガヒラ谷の出合にはわかりやすい標識があ
り、迷うこともない。谷筋はガレガレの急傾斜が続き、うっすらと雪が覆っていた。
右俣の20m以上はありそうな連瀑を見送り、早や源頭部のような雰囲気の谷を上がって行く。マーキングが谷を離れて右
の斜面に続いていた。予想よりずいぶん早く谷を離れるようだ。谷をそのまま詰めようかともおもったが、とりあえずマーキ
ングに従う。下りに取れば難儀しそうなグズグズの急斜面を息も絶え絶えに登るとシャクナゲの多い支尾根に乗った。
傾斜がやっと緩むとブナ混じりのちょっとしたコバに出た。イブネの奥に雨乞が頭を出している。
ここにやたら親切な標識があった。それによると、ここは「クラシ東尾根」と「クラシ北東尾根」の合流点ということだが、
北東尾根が東尾根の南側にあるというのは意味不明である。あえて言うなら「北東尾根」と「東北東尾根」というところだろ
うが無理やり名前を付ける必要もない。
樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
今日はイブネは割愛して、熊ノ戸平から銚子あたりを徘徊してランチ場を探すつもりだったが、イブネ方面に白く光るもの
を見て気が変わった。霧氷だ。こちら側も銚子方面も霧氷のカケラすら見当たらないのに、イブネだけは白い森になってい
た。
風が吹くと金属音を立てて霧氷がバラバラと落ちる。今シーズン初霧氷である。予想していなかっただけにうれしい出会い
だ。
[attachment=3]P1040142_1.JPG[/attachment]
イブネの標識は以前あったところより西寄りのおかしなところに付けられていた。1160mの標高点からずれているし、一
見して一番高いところではないことがわかる。最近はよくわからん登山者が多い。
風は強いというほどではないが冷たい。それに水がないのでここでランチというわけにいかない。北面へ下りる。
すぐにブナ林が広がり、クチクマ谷右俣の源流部へと誘われた。
(谷名は永源寺町史の「永源寺町の山と谷」に拠る。「鈴鹿の山と谷」では熊ノ戸谷。後出のクキオ谷、杉ノ谷も出典は同
じ。) 実にいいところだ。樹林の雰囲気は左俣の熊ノ戸平よりもいい。尾根をひとつ乗り越して左俣へ下りる。2ヶ月前に
佐目子谷を遡行して辿り着いた源流だ。水を汲んで大きなブナを愛でながら銚子へ向かう。
[attachment=2]P1040172_1.JPG[/attachment]
意外に風がないので銚子の山頂で腰を降ろした。今日はちゃんと家からザックの底に入れてきたビールを開け、鍋がぐ
つぐつと煮え出すと日が陰って風が出てきた。しかし今更動けない。
持ってきた衣類を全部着込んで寒さをしのぐ。雨具に代えて冬用のアウターを持ってきたのは正解だった。真冬の雪山で
もやらない4枚重ね着でなんとか耐えることができた。但し下はズボン1枚なのでチト寒いが、レインパンツを履くのも面倒
だ。とにかく空が青いのが何よりである。少々寒くとも心の中まで晴れ渡っている。
少し短めのランチを終えて、再びクラシ方面へ向かうが左俣の最源頭部が気になって谷へ下りて行った。前回はナメが
終わって杉林が出てきたところでやめてしまったので再確認である。
源頭は枝分かれした水流の間に疎林の台地が広がり、下部よりも伸びやかな場所だった。源流を横切って尾根に乗る。
ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
[attachment=1]P1040186_1.JPG[/attachment]
イブネ東端に単独者がいた。寒そうに手袋をはめているところだったが、やや薄着のようだ。挨拶して1125mの高昌山
へ向かう。晴れていた空がウソのように、どんよりしてきたかと思うと白いものが降り始めた。
アウターのフードを被ってブナの尾根を行く。小峠への尾根を左に分けると、高昌山とのコルから落ちる猪子谷の右俣が
実にいい雰囲気で上がってきていた。一見太そうなブナが見えたので思わず谷まで下ってみたがたいしたものではなか
った。この谷は源頭部は優しげだが下部には連瀑帯を擁しているらしい。
高昌山からは猪子谷の左俣を回り込むように伸びる尾根を使う。潅木のヤブっぽい尾根は面白みには欠けるが、その
多くが道になってしまった鈴鹿の尾根の中ではバリハイ気分が残る尾根だろう。
末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。神崎川本流
上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
段々畑のような石垣を見送ると、小峠へトラバースする踏み跡があった。そっちへ行ってもいいが、ここは本流へ下りる
方を選択した。再び尾根に乗って快適な疎林を辿ると本流の瀬音が大きくなってきた。
手前に大きく開けた台地があり、奥に石組があったが炭焼窯ふうではなかった。ヤブオフでもできそうないいところだ。
千種街道へ出て本流を渡る。実に落ち着いた河原だ。ここでランチタイムに飲まなかったコーヒーを淹れよう。
闇下は嫌いなので、明るいうちに朝明へ着くための時間を逆算してみる。4時半までに下山するとすれば、3時50分に根の
平峠にいれば大丈夫だ。時間は十分ある。
穏やかな流れが奏でる水音を聞きながら、広濶な二次林に包まれて味わうコーヒーは格別だ。ゆっくりと時間が流れる。
ところがのんびりしていると今度は雨が降り出した。鈴の音が近づいてきたと思ったら、上流からイブネ東端で会った登山
者が下りて来た。仕方なく店じまいして出発すると、5分ほどで止んでしまった。
[attachment=0]P1040235_1.JPG[/attachment]
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に
沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩き
であっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込む
たびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人
を魅了してやまないだろう。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
根の平峠に着いた。ほぼ予定通りだ。
峠越えの風情がやや失われた伊勢谷の道を早足で歩き、薄暗くなった車道に出る頃にはまた雨が降り始めた。
山日和
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
山すゎん こんにちは
立て続け鈴鹿レポですね
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
山さん、何時代の人ですか? 203高地で旗を立ててたの山さんじゃないの。
私は冷えた朝にS&Gの「冬の散歩道」を思い出しまする。それも古いって?
朝明の駐車場はまだ車もまばら。愛想のいい集金のおじさんによれば、12月に入って登山者の数もぐっと減ったようだ。
でもちゃんと居ますからねえ。雪が積もると消えますが。
中峠の手前は溝のような道をササのトンネルをくぐって歩いたはずだが面影もない。
朝明の各峠はすべてササが衰退または消滅しました。根ノ平峠も見通しが良くなったこと。
わしらがヨイヨイになる頃にはまた復活するかもしれません。
大瀞鉄橋に迂回路の標識があり、右に回り込むように神崎川本流へ導かれる。鉄橋の様子はどんなものかと見に行くと、かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なのでやめた。
イワシの頭も信心から。落ちないと信じればニュートンさえ手加減をしてくれるでしょう。
信は力なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。
オゾ谷へ入る。ここは7年振りだ。やっと10年振りから離れられた。今日は未踏のマキガヒラ谷からクラシへ上がる予定だ。
ふむ。オフ会における某さん受難の地ですな。
足が遠のいていた鈴鹿の足跡を残していない部分を少しずつ辿って行こうという、言わば落穂拾いの山行の一環である。
人の晩年期に見られる行動傾向です。人生の後片づけと整理回収期といえるでしょう。
下りに取れば難儀しそうなグズグズの急斜面を息も絶え絶えに登ると
下ったこともありますが、滑り下りる感じですね。土のグリセードです。
木の枝をつかみながら崖を下りることを思えばまだマシですが。
傾斜がやっと緩むとブナ混じりのちょっとしたコバに出た。
急登のあとの癒される場所ですね。
樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
なんであそこが山頂なんだという疑問はありますが。
1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからなかったのが夢物語のようだ。
ササが弱ったと思う間もなく、完全に消滅してしまいましたね。自然とは不思議なもの。
風が吹くと金属音を立てて霧氷がバラバラと落ちる。今シーズン初霧氷である。予想していなかっただけにうれしい出会い
だ。
「寒い朝」で吉永小百合を思い出しながら、「霧氷」で橋幸夫を思い出さないのは片手落ちというものです。
ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
サラウンドもドルビー、DTS、THX、リニアPCMとありますが、7.1ch辺りで環境音が聞こえましたでしょうか。
この谷は源頭部は優しげだが下部には連瀑帯を擁しているらしい。
オフ会は猪子谷を詰めましたが、途中に登れない滝があります。
末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。
あの付近の石垣は大規模かつ鉱山跡としては一番しっかりと残り、往時の雰囲気をよく伝えていると思います。
人が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩きであっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
NASAも他の惑星で水を探すのに必死なようです。水=生命ですからね。
ソフトバンクの「お父さん」もついに宇宙へ乗り出しました。
火星にはオリンポス山というのがあって標高なんと27000m。エベレストの三倍ですね。
いつの日か人類の登山対象になる日がくるでしょうか。
高山は酸素薄いといっても、火星じゃ初めから酸素なんか無いから低山と平等です。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込むたびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人を魅了してやまない。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
なにも山の知識がなく初めて釣りで山を越えたとき、神崎川の煌きに感動し、人の歩く道があることに驚きました。
竿も持たずに、ただ歩きに来るだけの人の存在にもっと驚きました。
あいつらはバカだと思っていましたが、今じゃ自分も立派なバカの仲間入り。
目出度いやら情けないやら・・・
ハリマオ
立て続け鈴鹿レポですね
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
山さん、何時代の人ですか? 203高地で旗を立ててたの山さんじゃないの。
私は冷えた朝にS&Gの「冬の散歩道」を思い出しまする。それも古いって?
朝明の駐車場はまだ車もまばら。愛想のいい集金のおじさんによれば、12月に入って登山者の数もぐっと減ったようだ。
でもちゃんと居ますからねえ。雪が積もると消えますが。
中峠の手前は溝のような道をササのトンネルをくぐって歩いたはずだが面影もない。
朝明の各峠はすべてササが衰退または消滅しました。根ノ平峠も見通しが良くなったこと。
わしらがヨイヨイになる頃にはまた復活するかもしれません。
大瀞鉄橋に迂回路の標識があり、右に回り込むように神崎川本流へ導かれる。鉄橋の様子はどんなものかと見に行くと、かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なのでやめた。
イワシの頭も信心から。落ちないと信じればニュートンさえ手加減をしてくれるでしょう。
信は力なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。
オゾ谷へ入る。ここは7年振りだ。やっと10年振りから離れられた。今日は未踏のマキガヒラ谷からクラシへ上がる予定だ。
ふむ。オフ会における某さん受難の地ですな。
足が遠のいていた鈴鹿の足跡を残していない部分を少しずつ辿って行こうという、言わば落穂拾いの山行の一環である。
人の晩年期に見られる行動傾向です。人生の後片づけと整理回収期といえるでしょう。
下りに取れば難儀しそうなグズグズの急斜面を息も絶え絶えに登ると
下ったこともありますが、滑り下りる感じですね。土のグリセードです。
木の枝をつかみながら崖を下りることを思えばまだマシですが。
傾斜がやっと緩むとブナ混じりのちょっとしたコバに出た。
急登のあとの癒される場所ですね。
樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
なんであそこが山頂なんだという疑問はありますが。
1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからなかったのが夢物語のようだ。
ササが弱ったと思う間もなく、完全に消滅してしまいましたね。自然とは不思議なもの。
風が吹くと金属音を立てて霧氷がバラバラと落ちる。今シーズン初霧氷である。予想していなかっただけにうれしい出会い
だ。
「寒い朝」で吉永小百合を思い出しながら、「霧氷」で橋幸夫を思い出さないのは片手落ちというものです。
ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
サラウンドもドルビー、DTS、THX、リニアPCMとありますが、7.1ch辺りで環境音が聞こえましたでしょうか。
この谷は源頭部は優しげだが下部には連瀑帯を擁しているらしい。
オフ会は猪子谷を詰めましたが、途中に登れない滝があります。
末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。
あの付近の石垣は大規模かつ鉱山跡としては一番しっかりと残り、往時の雰囲気をよく伝えていると思います。
人が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩きであっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
NASAも他の惑星で水を探すのに必死なようです。水=生命ですからね。
ソフトバンクの「お父さん」もついに宇宙へ乗り出しました。
火星にはオリンポス山というのがあって標高なんと27000m。エベレストの三倍ですね。
いつの日か人類の登山対象になる日がくるでしょうか。
高山は酸素薄いといっても、火星じゃ初めから酸素なんか無いから低山と平等です。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込むたびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人を魅了してやまない。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
なにも山の知識がなく初めて釣りで山を越えたとき、神崎川の煌きに感動し、人の歩く道があることに驚きました。
竿も持たずに、ただ歩きに来るだけの人の存在にもっと驚きました。
あいつらはバカだと思っていましたが、今じゃ自分も立派なバカの仲間入り。
目出度いやら情けないやら・・・
ハリマオ
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
山日和さん、こんばんは
今回は山日和さんにしてはオーソドックスなコースを選びましたね。
ほとんど同じコースを今年の5月に歩きました。
viewtopic.php?f=4&t=247
中峠への道は10年振りだ。最近10年振りのところが多い。伏木谷の下部にはちゃんとした橋が掛けられ、一旦登って
急降下するところはトラバース道ができていて驚いた。
中峠への登山道はここ1年でかなり整備されましたね。駐車料金の余剰金では払い切れないくらいの整備っぷりです。
本流の水量は普通で、石が頭を出しているので渡渉は簡単だ。と思ったら、石の上に置いた左足がズルズルと滑り始めて着水してしまった。浅いので被害は最小限で済んだものの油断大敵である。
渡渉の時は絶対に滑ってこけないようにしないといけませんね。もし、ザブンと行ったら後の行程に影響がでますもんね。(最近、茨川でやってしまいました)
オゾ谷へ入る。ここは7年振りだ。やっと10年振りから離れられた。今日は未踏のマキガヒラ谷からクラシへ上がる予定だ。足が遠のいていた鈴鹿の足跡を残していない部分を少しずつ辿って行こうという、言わば落穂拾いの山行の一環である。
このコースは奥村さんの地図にも載っているオーソドックスな道なので山日和さんが選ぶとは思いもよりませんでした。
予想よりずいぶん早く谷を離れるようだ。谷をそのまま詰めようかともおもったが、とりあえずマーキングに従う。下りに取れば難儀しそうなグズグズの急斜面を息も絶え絶えに登るとシャクナゲの多い支尾根に乗った。
ここはオフ会の時にマレさんが苦戦した場所です。この尾根よりも対岸の右岸尾根の方が登りやすい気がしましたが如何でしょうか?
ここにやたら親切な標識があった。それによると、ここは「クラシ東尾根」と「クラシ北東尾根」の合流点ということだが、
北東尾根が東尾根の南側にあるというのは意味不明である。あえて言うなら「北東尾根」と「東北東尾根」というところだろうが無理やり名前を付ける必要もない。
分かりにくい標識ですね。どれが今上がってきた尾根のことか良くわかりませんでした。
20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからなかったのが夢物語のようだ。
私も15年くらい前に初めてクラシに上がった時に怖くてその先には進めませんでした。
下山もどこをどう下りたか未だに分からず、よく無事に下山できたと思いました。
高昌山からは猪子谷の左俣を回り込むように伸びる尾根を使う。潅木のヤブっぽい尾根は面白みには欠けるが、その多くが道になってしまった鈴鹿の尾根の中ではバリハイ気分が残る尾根だろう。
末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
私は鉱山跡に出る予定で、鉱山跡の少し手前で急な下りで少し苦労しました。
この鉱山跡でハリさんが割れていない茶碗を見つけて大喜びしたらしいです。
ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。神崎川本流上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
ほとんど文献が残ってないようですね。
「伊勢治田銀銅山の今昔」の黒川さんのような研究者がいないのが残念ですね。
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ戻るのだ。
人が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩きであっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
そう言えば、このコースは本当に水の音の絶えない道ですね。
鈴鹿のこの辺りは2次林と沢の音の調和が実に素晴らしいですね。
宮指路
今回は山日和さんにしてはオーソドックスなコースを選びましたね。
ほとんど同じコースを今年の5月に歩きました。
viewtopic.php?f=4&t=247
中峠への道は10年振りだ。最近10年振りのところが多い。伏木谷の下部にはちゃんとした橋が掛けられ、一旦登って
急降下するところはトラバース道ができていて驚いた。
中峠への登山道はここ1年でかなり整備されましたね。駐車料金の余剰金では払い切れないくらいの整備っぷりです。
本流の水量は普通で、石が頭を出しているので渡渉は簡単だ。と思ったら、石の上に置いた左足がズルズルと滑り始めて着水してしまった。浅いので被害は最小限で済んだものの油断大敵である。
渡渉の時は絶対に滑ってこけないようにしないといけませんね。もし、ザブンと行ったら後の行程に影響がでますもんね。(最近、茨川でやってしまいました)
オゾ谷へ入る。ここは7年振りだ。やっと10年振りから離れられた。今日は未踏のマキガヒラ谷からクラシへ上がる予定だ。足が遠のいていた鈴鹿の足跡を残していない部分を少しずつ辿って行こうという、言わば落穂拾いの山行の一環である。
このコースは奥村さんの地図にも載っているオーソドックスな道なので山日和さんが選ぶとは思いもよりませんでした。
予想よりずいぶん早く谷を離れるようだ。谷をそのまま詰めようかともおもったが、とりあえずマーキングに従う。下りに取れば難儀しそうなグズグズの急斜面を息も絶え絶えに登るとシャクナゲの多い支尾根に乗った。
ここはオフ会の時にマレさんが苦戦した場所です。この尾根よりも対岸の右岸尾根の方が登りやすい気がしましたが如何でしょうか?
ここにやたら親切な標識があった。それによると、ここは「クラシ東尾根」と「クラシ北東尾根」の合流点ということだが、
北東尾根が東尾根の南側にあるというのは意味不明である。あえて言うなら「北東尾根」と「東北東尾根」というところだろうが無理やり名前を付ける必要もない。
分かりにくい標識ですね。どれが今上がってきた尾根のことか良くわかりませんでした。
20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからなかったのが夢物語のようだ。
私も15年くらい前に初めてクラシに上がった時に怖くてその先には進めませんでした。
下山もどこをどう下りたか未だに分からず、よく無事に下山できたと思いました。
高昌山からは猪子谷の左俣を回り込むように伸びる尾根を使う。潅木のヤブっぽい尾根は面白みには欠けるが、その多くが道になってしまった鈴鹿の尾根の中ではバリハイ気分が残る尾根だろう。
末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
私は鉱山跡に出る予定で、鉱山跡の少し手前で急な下りで少し苦労しました。
この鉱山跡でハリさんが割れていない茶碗を見つけて大喜びしたらしいです。
ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。神崎川本流上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
ほとんど文献が残ってないようですね。
「伊勢治田銀銅山の今昔」の黒川さんのような研究者がいないのが残念ですね。
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ戻るのだ。
人が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩きであっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
そう言えば、このコースは本当に水の音の絶えない道ですね。
鈴鹿のこの辺りは2次林と沢の音の調和が実に素晴らしいですね。
宮指路
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
山日和さん こんばんは。
[quote="山日和"]【日 付】2011年12月10日(土)
【山 域】鈴鹿中部 イブネ周辺
【天 候】晴れのち曇り一時雪または雨
【コース】朝明7:22---8:19中峠8:31---8:51大瀞---9:28オゾ谷鉱山跡9:45---10:48クラシ---11:04イブネ---11:36銚子
12:28---13:22高昌山---13:58高昌鉱山跡---14:17千種街道14:48---15:40根の平峠---16:21朝明
よだれタラタラの鈴鹿徘徊ですなぁ。
エエ天気で、蒼穹に霧氷付きでしたか。
大瀞鉄橋に迂回路の標識があり、右に回り込むように神崎川本流へ導かれる。鉄橋の様子はどんなものかと見に行くと、
かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なの
でやめた。
でしょう 10年前に傾いてましたからね。
背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
ホンマでんなぁ イブネそして御池。
イブネの笹は、杉峠の北側に、あった、猛烈な笹の感想看板 はどうなったでしょう?。
上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
何も知らずにうろついて、神社の跡にはびっくりしました。
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に
沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩き
であっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込む
たびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人
を魅了してやまないだろう。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
う~ん よだれが、畳 一畳濡らしました。
この週の雪は、西雪だったようですね。
SHIGEKI
[quote="山日和"]【日 付】2011年12月10日(土)
【山 域】鈴鹿中部 イブネ周辺
【天 候】晴れのち曇り一時雪または雨
【コース】朝明7:22---8:19中峠8:31---8:51大瀞---9:28オゾ谷鉱山跡9:45---10:48クラシ---11:04イブネ---11:36銚子
12:28---13:22高昌山---13:58高昌鉱山跡---14:17千種街道14:48---15:40根の平峠---16:21朝明
よだれタラタラの鈴鹿徘徊ですなぁ。
エエ天気で、蒼穹に霧氷付きでしたか。
大瀞鉄橋に迂回路の標識があり、右に回り込むように神崎川本流へ導かれる。鉄橋の様子はどんなものかと見に行くと、
かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なの
でやめた。
でしょう 10年前に傾いてましたからね。
背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
ホンマでんなぁ イブネそして御池。
イブネの笹は、杉峠の北側に、あった、猛烈な笹の感想看板 はどうなったでしょう?。
上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
何も知らずにうろついて、神社の跡にはびっくりしました。
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に
沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩き
であっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込む
たびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人
を魅了してやまないだろう。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
う~ん よだれが、畳 一畳濡らしました。
この週の雪は、西雪だったようですね。
SHIGEKI
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
ハリさん、どうもです。店はよほどヒマなようですね。
山さん、何時代の人ですか? 203高地で旗を立ててたの山さんじゃないの。
私は冷えた朝にS&Gの「冬の散歩道」を思い出しまする。それも古いって?
私はラッパを離しませんでした。ホラを吹くのは洞吹さんだけど。
でもちゃんと居ますからねえ。雪が積もると消えますが。
居るってのはどっちのこと?
朝明の各峠はすべてササが衰退または消滅しました。根ノ平峠も見通しが良くなったこと。
わしらがヨイヨイになる頃にはまた復活するかもしれません。
ホンマですねえ。猫岳の辺もそうなんでしょうか?
生きてるうちに復活が見れるんやろか。
イワシの頭も信心から。落ちないと信じればニュートンさえ手加減をしてくれるでしょう。
信は力なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。
しかし重力とは無情なものです。落下の法則はニュートンさんの意思の届かないところで作用するでしょう。
[attachment=3]P1040076_1.JPG[/attachment]
ふむ。オフ会における某さん受難の地ですな。
受難というか、みずから飛び込んだというか・・・
人の晩年期に見られる行動傾向です。人生の後片づけと整理回収期といえるでしょう。
なるほど。すると鈴鹿の山は整理回収機構の本部ってわけですね。
下ったこともありますが、滑り下りる感じですね。土のグリセードです。
木の枝をつかみながら崖を下りることを思えばまだマシですが。
いずれにせよ、あんまり気持ちよくはないですね。グリセードなら楽しいけど。
>傾斜がやっと緩むとブナ混じりのちょっとしたコバに出た。
>樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
なんであそこが山頂なんだという疑問はありますが。
おかしなところに付いてますよねえ。なんで1145mピークでないのか。
[attachment=2]P1040128_1.JPG[/attachment]
ササが弱ったと思う間もなく、完全に消滅してしまいましたね。自然とは不思議なもの。
根の跡ぐらい残っててもと思いますけど、跡形なしって感じですもんね。
[attachment=1]P1040139_1.JPG[/attachment]
「寒い朝」で吉永小百合を思い出しながら、「霧氷」で橋幸夫を思い出さないのは片手落ちというものです。
おっと、そこまで頭が回りませんでした。いつでも夢は持ってるんですけどね。
サラウンドもドルビー、DTS、THX、リニアPCMとありますが、7.1ch辺りで環境音が聞こえましたでしょうか。
このあたりはハリさんならではのリアクションですね。私は門外漢です。
オフ会は猪子谷を詰めましたが、途中に登れない滝があります。
そのようですね。
あの付近の石垣は大規模かつ鉱山跡としては一番しっかりと残り、往時の雰囲気をよく伝えていると思います。
見事なものでした。御池鉱山の方は見たことないんですが、それほどでもないのかな?
[attachment=0]P1040224_1.JPG[/attachment]
NASAも他の惑星で水を探すのに必死なようです。水=生命ですからね。
ソフトバンクの「お父さん」もついに宇宙へ乗り出しました。
火星にはオリンポス山というのがあって標高なんと27000m。エベレストの三倍ですね。
いつの日か人類の登山対象になる日がくるでしょうか。
高山は酸素薄いといっても、火星じゃ初めから酸素なんか無いから低山と平等です。
私の文章から火星へ飛ぶとは、さすがハリさん。もう付いていけません。
なにも山の知識がなく初めて釣りで山を越えたとき、神崎川の煌きに感動し、人の歩く道があることに驚きました。
そうでしょう、そうでしょう。
竿も持たずに、ただ歩きに来るだけの人の存在にもっと驚きました。
あいつらはバカだと思っていましたが、今じゃ自分も立派なバカの仲間入り。
目出度いやら情けないやら・・・
こんなにいい谷なのに、ただ竿を振るしか能のないバカもいるんだなと感心してましたが、ハリさんもそうだったんですね。(^^ゞ
山日和
山さん、何時代の人ですか? 203高地で旗を立ててたの山さんじゃないの。
私は冷えた朝にS&Gの「冬の散歩道」を思い出しまする。それも古いって?
私はラッパを離しませんでした。ホラを吹くのは洞吹さんだけど。
でもちゃんと居ますからねえ。雪が積もると消えますが。
居るってのはどっちのこと?
朝明の各峠はすべてササが衰退または消滅しました。根ノ平峠も見通しが良くなったこと。
わしらがヨイヨイになる頃にはまた復活するかもしれません。
ホンマですねえ。猫岳の辺もそうなんでしょうか?
生きてるうちに復活が見れるんやろか。
イワシの頭も信心から。落ちないと信じればニュートンさえ手加減をしてくれるでしょう。
信は力なり。自ら信じ毅然として戦ふ者常に克く勝者たり。
しかし重力とは無情なものです。落下の法則はニュートンさんの意思の届かないところで作用するでしょう。
[attachment=3]P1040076_1.JPG[/attachment]
ふむ。オフ会における某さん受難の地ですな。
受難というか、みずから飛び込んだというか・・・
人の晩年期に見られる行動傾向です。人生の後片づけと整理回収期といえるでしょう。
なるほど。すると鈴鹿の山は整理回収機構の本部ってわけですね。
下ったこともありますが、滑り下りる感じですね。土のグリセードです。
木の枝をつかみながら崖を下りることを思えばまだマシですが。
いずれにせよ、あんまり気持ちよくはないですね。グリセードなら楽しいけど。
>傾斜がやっと緩むとブナ混じりのちょっとしたコバに出た。
>樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
なんであそこが山頂なんだという疑問はありますが。
おかしなところに付いてますよねえ。なんで1145mピークでないのか。
[attachment=2]P1040128_1.JPG[/attachment]
ササが弱ったと思う間もなく、完全に消滅してしまいましたね。自然とは不思議なもの。
根の跡ぐらい残っててもと思いますけど、跡形なしって感じですもんね。
[attachment=1]P1040139_1.JPG[/attachment]
「寒い朝」で吉永小百合を思い出しながら、「霧氷」で橋幸夫を思い出さないのは片手落ちというものです。
おっと、そこまで頭が回りませんでした。いつでも夢は持ってるんですけどね。
サラウンドもドルビー、DTS、THX、リニアPCMとありますが、7.1ch辺りで環境音が聞こえましたでしょうか。
このあたりはハリさんならではのリアクションですね。私は門外漢です。
オフ会は猪子谷を詰めましたが、途中に登れない滝があります。
そのようですね。
あの付近の石垣は大規模かつ鉱山跡としては一番しっかりと残り、往時の雰囲気をよく伝えていると思います。
見事なものでした。御池鉱山の方は見たことないんですが、それほどでもないのかな?
[attachment=0]P1040224_1.JPG[/attachment]
NASAも他の惑星で水を探すのに必死なようです。水=生命ですからね。
ソフトバンクの「お父さん」もついに宇宙へ乗り出しました。
火星にはオリンポス山というのがあって標高なんと27000m。エベレストの三倍ですね。
いつの日か人類の登山対象になる日がくるでしょうか。
高山は酸素薄いといっても、火星じゃ初めから酸素なんか無いから低山と平等です。
私の文章から火星へ飛ぶとは、さすがハリさん。もう付いていけません。
なにも山の知識がなく初めて釣りで山を越えたとき、神崎川の煌きに感動し、人の歩く道があることに驚きました。
そうでしょう、そうでしょう。
竿も持たずに、ただ歩きに来るだけの人の存在にもっと驚きました。
あいつらはバカだと思っていましたが、今じゃ自分も立派なバカの仲間入り。
目出度いやら情けないやら・・・
こんなにいい谷なのに、ただ竿を振るしか能のないバカもいるんだなと感心してましたが、ハリさんもそうだったんですね。(^^ゞ
山日和
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
宮指路さん、どうもです。
今回は山日和さんにしてはオーソドックスなコースを選びましたね。
ほとんど同じコースを今年の5月に歩きました。
そうでしたねえ。後で気付きました。
しかしこれをオーソドックスと感じるようになったとは、宮指路さんもかなりですねえ。(^^ゞ
中峠への登山道はここ1年でかなり整備されましたね。駐車料金の余剰金では払い切れないくらいの整備っぷりです。
なるほど。こういう使い道なら納得しますね。
[attachment=3]P1040056_1.JPG[/attachment]
渡渉の時は絶対に滑ってこけないようにしないといけませんね。もし、ザブンと行ったら後の行程に影響がでますもんね。(最近、茨川でやってしまいました)
Wストックだと全然違うんですが、普段はあまり持っていかないもんで。
[attachment=2]P1040081_1.JPG[/attachment]
このコースは奥村さんの地図にも載っているオーソドックスな道なので山日和さんが選ぶとは思いもよりませんでした。
奥村地図=オーソドックスとは言えないと思うんですけどねえ。昔の立派な?バリハイルートですよ。
ここはオフ会の時にマレさんが苦戦した場所です。この尾根よりも対岸の右岸尾根の方が登りやすい気がしましたが如何でしょうか?
902mからの尾根は立派なブナもあってなかなかいいですね。こっちの尾根は面白みが少ないと思います。
分かりにくい標識ですね。どれが今上がってきた尾根のことか良くわかりませんでした。
これはほとんど自己満足の標識でしょう。行き先が書いてあるのでまだいいですが、尾根の名前だけなら即「撤去」です。
[attachment=1]P1040123_1.JPG[/attachment]
私も15年くらい前に初めてクラシに上がった時に怖くてその先には進めませんでした。
下山もどこをどう下りたか未だに分からず、よく無事に下山できたと思いました。
そりゃ危ない。(-_-;) どこをどう下りたか分からずって、よく帰れましたねえ。
私は鉱山跡に出る予定で、鉱山跡の少し手前で急な下りで少し苦労しました。
この鉱山跡でハリさんが割れていない茶碗を見つけて大喜びしたらしいです。
最後は強烈な下りですもんね。ハリさんはその茶碗でご飯食べてるとか・・・
[attachment=0]P1040215_1.JPG[/attachment]
ほとんど文献が残ってないようですね。
「伊勢治田銀銅山の今昔」の黒川さんのような研究者がいないのが残念ですね。
「近江鈴鹿の鉱山の歴史」という本もありますが、このあたりのことはあまり詳しく載ってないのかな?
そう言えば、このコースは本当に水の音の絶えない道ですね。
鈴鹿のこの辺りは2次林と沢の音の調和が実に素晴らしいですね。
実に心が洗われるような落ち着ける場所だと思います。
ハリマオさんのHPのタイトル通りです。
山日和
今回は山日和さんにしてはオーソドックスなコースを選びましたね。
ほとんど同じコースを今年の5月に歩きました。
そうでしたねえ。後で気付きました。
しかしこれをオーソドックスと感じるようになったとは、宮指路さんもかなりですねえ。(^^ゞ
中峠への登山道はここ1年でかなり整備されましたね。駐車料金の余剰金では払い切れないくらいの整備っぷりです。
なるほど。こういう使い道なら納得しますね。
[attachment=3]P1040056_1.JPG[/attachment]
渡渉の時は絶対に滑ってこけないようにしないといけませんね。もし、ザブンと行ったら後の行程に影響がでますもんね。(最近、茨川でやってしまいました)
Wストックだと全然違うんですが、普段はあまり持っていかないもんで。
[attachment=2]P1040081_1.JPG[/attachment]
このコースは奥村さんの地図にも載っているオーソドックスな道なので山日和さんが選ぶとは思いもよりませんでした。
奥村地図=オーソドックスとは言えないと思うんですけどねえ。昔の立派な?バリハイルートですよ。
ここはオフ会の時にマレさんが苦戦した場所です。この尾根よりも対岸の右岸尾根の方が登りやすい気がしましたが如何でしょうか?
902mからの尾根は立派なブナもあってなかなかいいですね。こっちの尾根は面白みが少ないと思います。
分かりにくい標識ですね。どれが今上がってきた尾根のことか良くわかりませんでした。
これはほとんど自己満足の標識でしょう。行き先が書いてあるのでまだいいですが、尾根の名前だけなら即「撤去」です。
[attachment=1]P1040123_1.JPG[/attachment]
私も15年くらい前に初めてクラシに上がった時に怖くてその先には進めませんでした。
下山もどこをどう下りたか未だに分からず、よく無事に下山できたと思いました。
そりゃ危ない。(-_-;) どこをどう下りたか分からずって、よく帰れましたねえ。
私は鉱山跡に出る予定で、鉱山跡の少し手前で急な下りで少し苦労しました。
この鉱山跡でハリさんが割れていない茶碗を見つけて大喜びしたらしいです。
最後は強烈な下りですもんね。ハリさんはその茶碗でご飯食べてるとか・・・
[attachment=0]P1040215_1.JPG[/attachment]
ほとんど文献が残ってないようですね。
「伊勢治田銀銅山の今昔」の黒川さんのような研究者がいないのが残念ですね。
「近江鈴鹿の鉱山の歴史」という本もありますが、このあたりのことはあまり詳しく載ってないのかな?
そう言えば、このコースは本当に水の音の絶えない道ですね。
鈴鹿のこの辺りは2次林と沢の音の調和が実に素晴らしいですね。
実に心が洗われるような落ち着ける場所だと思います。
ハリマオさんのHPのタイトル通りです。
山日和
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
SHIGEKIさん、どうもです。
よだれタラタラの鈴鹿徘徊ですなぁ。
エエ天気で、蒼穹に霧氷付きでしたか。
以前のSHIGEKIさんの散歩道みたいなルートです。
流雲はなかったですが。
でしょう 10年前に傾いてましたからね。
10年前は渡ったと思いますけど・・・
ホンマでんなぁ イブネそして御池。
イブネの笹は、杉峠の北側に、あった、猛烈な笹の感想看板 はどうなったでしょう?。
そんな看板ありましたか?気が付かなかったなあ。
何も知らずにうろついて、神社の跡にはびっくりしました。
1500人も住んでいたというだからすごいですねえ。
う~ん よだれが、畳 一畳濡らしました。
この週の雪は、西雪だったようですね。
うわー、SHIGEKIさんの家はベタベタで歩かれへんがな。
比良ではしっかり積もってましたね。
山日和
よだれタラタラの鈴鹿徘徊ですなぁ。
エエ天気で、蒼穹に霧氷付きでしたか。
以前のSHIGEKIさんの散歩道みたいなルートです。
流雲はなかったですが。
でしょう 10年前に傾いてましたからね。
10年前は渡ったと思いますけど・・・
ホンマでんなぁ イブネそして御池。
イブネの笹は、杉峠の北側に、あった、猛烈な笹の感想看板 はどうなったでしょう?。
そんな看板ありましたか?気が付かなかったなあ。
何も知らずにうろついて、神社の跡にはびっくりしました。
1500人も住んでいたというだからすごいですねえ。
う~ん よだれが、畳 一畳濡らしました。
この週の雪は、西雪だったようですね。
うわー、SHIGEKIさんの家はベタベタで歩かれへんがな。
比良ではしっかり積もってましたね。
山日和
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
山日和さん こんばなんは
ろれつがまわっとらんわいな。
もう展開が速いから、追いつくのにたいへんじゃ。
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
これはどういうことじゃ。
朝明の駐車場はまだ車もまばら。愛想のいい集金のおじさんによれば、12月に入って登山者の数もぐっと減ったようだ。
大阪ナンバーを見て、「遠いところからわざわざありがとうございます」とねぎらい?の言葉を掛けてくれた。
いつ冬眠するのかな。
中峠への道は10年振りだ。最近10年振りのところが多い。伏木谷の下部にはちゃんとした橋が掛けられ、一旦登って
急降下するところはトラバース道ができていて驚いた。
中峠の手前は溝のような道をササのトンネルをくぐって歩いたはずだが面影もない。右寄りに付け替えられた道を辿る
と伏木谷源頭の崩壊地が丸裸。峠の周囲も大きな広場のようになっていた。
いろいろ変わってますね。
このあいだ、根ノ平峠の笹が丸裸で、峠に直登できたのでびっくりしましたが、
中峠もそんなふうになっているのでしょうか。
写真を見たら、そうみたいやね。
樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
あの笹に覆われた山々が、懐かしいような。
今は、そのとき行けなかったところまで入れるので、有難いような。
意外に風がないので銚子の山頂で腰を降ろした。今日はちゃんと家からザックの底に入れてきたビールを開け、
今日は忘れなかったんやね。
源頭は枝分かれした水流の間に疎林の台地が広がり、下部よりも伸びやかな場所だった。源流を横切って尾根に乗る。
ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
ワシは、イブネ劇場オーケストラ席と呼んでます。
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に
沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩き
であっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
詩人ですねえ。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込む
たびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人
を魅了してやまないだろう。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
詩人ですねえ。
根の平峠に着いた。ほぼ予定通りだ。
峠越えの風情がやや失われた伊勢谷の道を早足で歩き、薄暗くなった車道に出る頃にはまた雨が降り始めた。
こうやって、余韻の残るエンディングを演出するところなんぞ、さすが山日和さん、
読ませますねえ。
と、よいしょしておいて、この項終わり。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
ろれつがまわっとらんわいな。
もう展開が速いから、追いつくのにたいへんじゃ。
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
これはどういうことじゃ。
朝明の駐車場はまだ車もまばら。愛想のいい集金のおじさんによれば、12月に入って登山者の数もぐっと減ったようだ。
大阪ナンバーを見て、「遠いところからわざわざありがとうございます」とねぎらい?の言葉を掛けてくれた。
いつ冬眠するのかな。
中峠への道は10年振りだ。最近10年振りのところが多い。伏木谷の下部にはちゃんとした橋が掛けられ、一旦登って
急降下するところはトラバース道ができていて驚いた。
中峠の手前は溝のような道をササのトンネルをくぐって歩いたはずだが面影もない。右寄りに付け替えられた道を辿る
と伏木谷源頭の崩壊地が丸裸。峠の周囲も大きな広場のようになっていた。
いろいろ変わってますね。
このあいだ、根ノ平峠の笹が丸裸で、峠に直登できたのでびっくりしましたが、
中峠もそんなふうになっているのでしょうか。
写真を見たら、そうみたいやね。
樹林のいいところを選んで歩いていたらクラシの標識のある山頂を飛ばしてしまったようだ。
1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
あの笹に覆われた山々が、懐かしいような。
今は、そのとき行けなかったところまで入れるので、有難いような。
意外に風がないので銚子の山頂で腰を降ろした。今日はちゃんと家からザックの底に入れてきたビールを開け、
今日は忘れなかったんやね。
源頭は枝分かれした水流の間に疎林の台地が広がり、下部よりも伸びやかな場所だった。源流を横切って尾根に乗る。
ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
ワシは、イブネ劇場オーケストラ席と呼んでます。
考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に
沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩き
であっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
詩人ですねえ。
コクイ谷の出合を過ぎ、数多くの流れを横切りながらクネクネと続く千種街道は素晴らしい道だ。山の端をひとつ回り込む
たびに水音が消えてはまた聞こえ出す。圧倒的な二次林の佇まいと姿の見えない神崎川本流の存在感はこの道を行く人
を魅了してやまないだろう。「最良の鈴鹿」と形容するのに何のためらいも覚えない空間がここにはある。
詩人ですねえ。
根の平峠に着いた。ほぼ予定通りだ。
峠越えの風情がやや失われた伊勢谷の道を早足で歩き、薄暗くなった車道に出る頃にはまた雨が降り始めた。
こうやって、余韻の残るエンディングを演出するところなんぞ、さすが山日和さん、
読ませますねえ。
と、よいしょしておいて、この項終わり。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
おはようさん、山日和さん。
イ゛ブネ・クラ゛シ・銚゛子゛・・・う~ん゛、難゛しい。
ふ~さん
え~何これ・・・世代間ギャップ? 困るなあ、おじさん。寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
おや、この夏には共にホーノ洞から滝波山を攻略して滝波教信者の絆を深めあったではないですか。かなり傾いた橋は真ん中あたりで折れ曲がっていた。神に祈りながら渡れないこともないかもしれないが、無宗教者なの
でやめた。
イに濁点をつける芸当ってキーボードでどう操作するのかって、すごい興味を覚えました。こうやって、いつも山日和さんは私の脳みそを活性化させてくれるんですね。イ゛ブネの奥に雨乞が頭を出している。
イ゛ブネ・クラ゛シ・銚゛子゛・・・う~ん゛、難゛しい。
そうですね、今となってはとても信じられないゲキヤブでした。脛にいくつも傷を作って這々の体で朝明に下山したものです。1145mピークに立つと、イクチョトライアングルの雄大な眺めが広がった。背丈を没するほどのササはほとんど痕跡もなく、
草とコケ類で覆われている。20年ばかり前、初めてクラシ谷から上がって来た時、どっちがイブネなのかさっぱりわからな
かったのが夢物語のようだ。
心洗われる場所です。以前はヤブに突っ込むと全く視界がききませんでした。ヤブから突き出た杉の高木が何本もあるので、その場所を地図にして現在地を特定しながら歩いたものです(^_^;)ここはイクチョの展望台。言わば熊ノ戸中央高原といった風情である。熊ノ戸サラウンド劇場と言ってもいいだろう。
面白い所に降りましたね。末端手前で尾根を外してしまったようで、左下すぐに見えるガレた谷に苦労なく下り立つと、そこには石垣があった。
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
教育委員会(菰野)が管理している鉱山への物品の仕入れ台帳を見たことがありますが、それはそれは大きな生活圏がここにあったことを物語ってました。ボタ山を駆け降りると更に大規模な石垣が次々と現れ、広場にはトロッコの車輪や一升瓶が転がっていた。神崎川本流
上流の御池鉱山はさらに大規模で、学校まであったという。
この静まり返った谷あいの狭い土地に、多くの人が働き暮らしていたとは想像もできない。
おっと~。ウソはいけない。人間、正直が一番。闇下は嫌いなので、
さらさら流れる清流の夢見て飛び起きたらおねしょしてた・・・ってオチ?考えてみれば、朝明を出発してから伏木谷、下水晶谷、神崎川本流、オゾ谷、マキガヒラ谷、クチクマ谷、猪子谷と、常に沢音を聞いて歩いた。そしてここからもコクイ谷、上水晶谷、クキオ谷、杉ノ谷、タケ谷と渡り、最後に伊勢谷を経て朝明へ
戻るのだ。
山日和さんって、意外にまじめな人だったんですね。誤解してました。^^;すべての生命が生きる源である水。その水を無意識のうちに求める心がそうさせるのか。沢登りではなく、普通の尾根歩きであっても、雪山であってもいつも「水音」に耳を澄ませる自分がいるような気がする。
お疲れさまでした。峠越えの風情がやや失われた伊勢谷の道を早足で歩き、薄暗くなった車道に出る頃にはまた雨が降り始めた。
ふ~さん
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
洞吹さん、どうもです。
ろれつがまわっとらんわいな。
もう展開が速いから、追いつくのにたいへんじゃ。
ふたつ続けて洞吹さんにレスするとは思いませんでした。(^_^;)
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
これはどういうことじゃ。
どういうことって、そういうことですがな。「北~風吹き抜く~寒い~朝も~♪」
いつ冬眠するのかな。
間もなくらしいですよ。
いろいろ変わってますね。
このあいだ、根ノ平峠の笹が丸裸で、峠に直登できたのでびっくりしましたが、
中峠もそんなふうになっているのでしょうか。
写真を見たら、そうみたいやね。
おんなじでした。登山道から尾根が見えてます。
[attachment=1]P1040066_1.JPG[/attachment]
あの笹に覆われた山々が、懐かしいような。
今は、そのとき行けなかったところまで入れるので、有難いような。
そうですねえ。ちょっと複雑な気持ちかも。
>意外に風がないので銚子の山頂で腰を降ろした。今日はちゃんと家からザックの底に入れてきたビールを開け、
今日は忘れなかったんやね。
強い決意がありました。家で入れてきたら大丈夫。(*^^)v
ワシは、イブネ劇場オーケストラ席と呼んでます。
なるほど、コンダクターはガマガエル?
[attachment=0]パノラマ 4_1_1.JPG[/attachment]
詩人ですねえ。
詩人に口なし?
こうやって、余韻の残るエンディングを演出するところなんぞ、さすが山日和さん、
読ませますねえ。
と、よいしょしておいて、この項終わり。
よいしょしても何にも出ませんぜ、旦那。
山日和
ろれつがまわっとらんわいな。
もう展開が速いから、追いつくのにたいへんじゃ。
ふたつ続けて洞吹さんにレスするとは思いませんでした。(^_^;)
寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
これはどういうことじゃ。
どういうことって、そういうことですがな。「北~風吹き抜く~寒い~朝も~♪」
いつ冬眠するのかな。
間もなくらしいですよ。
いろいろ変わってますね。
このあいだ、根ノ平峠の笹が丸裸で、峠に直登できたのでびっくりしましたが、
中峠もそんなふうになっているのでしょうか。
写真を見たら、そうみたいやね。
おんなじでした。登山道から尾根が見えてます。
[attachment=1]P1040066_1.JPG[/attachment]
あの笹に覆われた山々が、懐かしいような。
今は、そのとき行けなかったところまで入れるので、有難いような。
そうですねえ。ちょっと複雑な気持ちかも。
>意外に風がないので銚子の山頂で腰を降ろした。今日はちゃんと家からザックの底に入れてきたビールを開け、
今日は忘れなかったんやね。
強い決意がありました。家で入れてきたら大丈夫。(*^^)v
ワシは、イブネ劇場オーケストラ席と呼んでます。
なるほど、コンダクターはガマガエル?
[attachment=0]パノラマ 4_1_1.JPG[/attachment]
詩人ですねえ。
詩人に口なし?
こうやって、余韻の残るエンディングを演出するところなんぞ、さすが山日和さん、
読ませますねえ。
と、よいしょしておいて、この項終わり。
よいしょしても何にも出ませんぜ、旦那。
山日和
Re: 【鈴鹿】朝明からイブネへ 沢音の山旅
ふ~さん、どうもです。
>寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
え~何これ・・・世代間ギャップ? 困るなあ、おじさん。
知らんとは言わせませんぜ。
おや、この夏には共にホーノ洞から滝波山を攻略して滝波教信者の絆を深めあったではないですか。
いやいや、私は異教徒でした。あっ、無宗教のはずやのに・・・
イ゛ブネの奥に雨乞が頭を出している。
イに濁点をつける芸当ってキーボードでどう操作するのかって、すごい興味を覚えました。こうやって、いつも山日和さんは私の脳みそを活性化させてくれるんですね。
イ゛ブネ・クラ゛シ・銚゛子゛・・・う~ん゛、難゛しい。
あ゛~!!(>_<)
[attachment=2]P1040175_1.JPG[/attachment]
そうですね、今となってはとても信じられないゲキヤブでした。脛にいくつも傷を作って這々の体で朝明に下山したものです。
脛に傷持つ身になったのはその時でしたか。街で作ってるような気もするんだけど・・・
心洗われる場所です。以前はヤブに突っ込むと全く視界がききませんでした。ヤブから突き出た杉の高木が何本もあるので、その場所を地図にして現在地を特定しながら歩いたものです(^_^;)
ふ~さんも心洗われますか。その前に足を洗った方がいいと思うけど。
[attachment=0]パノラマ 1_1.JPG[/attachment]
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
面白い所に降りましたね。
わかっていればドンピシャというやつですが、これはラッキーでした。
[attachment=1]P1040208_1_1.JPG[/attachment]
教育委員会(菰野)が管理している鉱山への物品の仕入れ台帳を見たことがありますが、それはそれは大きな生活圏がここにあったことを物語ってました。
ほおー、そんな史料が残ってるんですねえ。
>闇下は嫌いなので、
おっと~。ウソはいけない。人間、正直が一番。
ウソじゃないですよ。いつもやむにやまれずやってるだけで・・・(^_^;)
さらさら流れる清流の夢見て飛び起きたらおねしょしてた・・・ってオチ?
詩人って言ってくれる人もいるのにぃ。
山日和さんって、意外にまじめな人だったんですね。誤解してました。^^;
「意外」とはこれいかに?自分と一緒にしちゃダメですよ。(^^ゞ
山日和
>寒い朝。思わず吉永小百合を思い出してしまいそうな冷え込みである。
え~何これ・・・世代間ギャップ? 困るなあ、おじさん。
知らんとは言わせませんぜ。
おや、この夏には共にホーノ洞から滝波山を攻略して滝波教信者の絆を深めあったではないですか。
いやいや、私は異教徒でした。あっ、無宗教のはずやのに・・・
イ゛ブネの奥に雨乞が頭を出している。
イに濁点をつける芸当ってキーボードでどう操作するのかって、すごい興味を覚えました。こうやって、いつも山日和さんは私の脳みそを活性化させてくれるんですね。
イ゛ブネ・クラ゛シ・銚゛子゛・・・う~ん゛、難゛しい。
あ゛~!!(>_<)
[attachment=2]P1040175_1.JPG[/attachment]
そうですね、今となってはとても信じられないゲキヤブでした。脛にいくつも傷を作って這々の体で朝明に下山したものです。
脛に傷持つ身になったのはその時でしたか。街で作ってるような気もするんだけど・・・
心洗われる場所です。以前はヤブに突っ込むと全く視界がききませんでした。ヤブから突き出た杉の高木が何本もあるので、その場所を地図にして現在地を特定しながら歩いたものです(^_^;)
ふ~さんも心洗われますか。その前に足を洗った方がいいと思うけど。
[attachment=0]パノラマ 1_1.JPG[/attachment]
事前勉強をまったくしていなかったので面食らったが、これは高昌鉱山の跡だった。うまいところへ下りてきたものだ。
面白い所に降りましたね。
わかっていればドンピシャというやつですが、これはラッキーでした。
[attachment=1]P1040208_1_1.JPG[/attachment]
教育委員会(菰野)が管理している鉱山への物品の仕入れ台帳を見たことがありますが、それはそれは大きな生活圏がここにあったことを物語ってました。
ほおー、そんな史料が残ってるんですねえ。
>闇下は嫌いなので、
おっと~。ウソはいけない。人間、正直が一番。
ウソじゃないですよ。いつもやむにやまれずやってるだけで・・・(^_^;)
さらさら流れる清流の夢見て飛び起きたらおねしょしてた・・・ってオチ?
詩人って言ってくれる人もいるのにぃ。
山日和さんって、意外にまじめな人だったんですね。誤解してました。^^;
「意外」とはこれいかに?自分と一緒にしちゃダメですよ。(^^ゞ
山日和