【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 山日和 »

【日 付】2011年11月27日(日)
【山 域】湖北 余呉トレイル 柳ヶ瀬~中河内
【天 候】曇り時々晴れ
【メンバー】とっちゃん、山日和
【コース】柳ヶ瀬8:20---9:00刀根越---9:12玄蕃尾城跡---10:15椿坂分岐10:30---11:40椿井嶺付近?
      ---12:48ランチ場14:06---14:52津谷---15:28 P619m 15:58庄野嶺越16:14---16:39中河内

 北国街道の温度計は1度を示していた。まるで真冬のようだ。
登山口の柳ヶ瀬から椿坂峠を越えて中河内へとっちゃん号をデポするために走る。
峠越えのバイパスは建設が進んでいる。これができれば中河内まで冬も安心して行くことができるが、その先の栃ノ木
峠は12月から3月まで通れないのであまり意味があるとも思えない。

 柳ヶ瀬の登山口には玄蕃尾城跡の案内看板と古い石碑があった。余呉トレイルへの登山口の標識はないが、ここで
間違いはないだろう。
用意をしていると軽トラからおじさんが降りてきて「どこへ登るんや」と聞かれたので、「尾根伝いに中河内まで」と答える
と、「遠いで、行けるんか」とびっくりしていた。
 とっちゃんは昨日家で木を切っていた時に、間違えて電ノコで自分の膝を切ってしまったとかで、痛み止めの薬を飲ん
での参戦だ。大丈夫かいな。

 橋を渡って林道を進むと分岐があり、ここに余呉トレイルの標識と城跡への看板があった。杉林の中を尾根に取り付く
と、非常によく手入れされたしっかりした道が続く。何回か折り返して高度を上げた後は左側をトラバースするように緩い
道を進むと、ほとんど登りを意識しない内に稜線の峠に着いてしまった。
 ここは刀根越の旧道だ。福井県側にはわずか200m先に登山口があることを標識は示していた。
ここから尾根を北上してトレイルに入る。柳ヶ瀬山は知らないうちに通り過ぎてしまった。
やたら整備された遊歩道を行くと玄蕃尾城跡に着く。ここは賎ヶ岳の戦いの際に柴田勝家が本拠地として使った山城だ。
遺構が見事に残されており、非常に見応えがある。たまにはこういうところを訪れて、遠く戦国の世に思いをはせるのも
いいものだ。

[attachment=4]RIMG0230_1.JPG[/attachment]
 この先、トレイルは自然林もあるが半分は植林、あるいは全面植林といった状態で、やや見どころに欠ける。城跡まで
の遊歩道から一気に踏み跡へと道は格下げされた。

 送電鉄塔をふたつ過ぎると椿坂集落からの道が右から合する。余呉トレイルマップでは、この下にブナの巨木の表示
がある。これを知っていて通り過ぎるわけにはいかない。3分ほど下ったところにそのブナはあった。太さといい枝ぶりと
いい申し分のない巨木だ。メジャーを持っていなかったので細引きで計測すると、ざっと3.5mというところか。
下から見るとカエデの紅葉が前景となってブナの美しさを引き立ててくれた。
椿坂の方から高年の3人パーティーが上がってきたが、「ブナやな」と言っただけで立ち止まるでもなく通り過ぎてしまっ
た。興味のない人はそんなものなんだろうか。

[attachment=3]RIMG0264_1.JPG[/attachment]
 455m標高点手前に水場があった。西側の谷で、尾根からわずか10mばかり下を流れている。尾根から音が聞こえる
ほどだから枯れることはないだろう。この稜線上で唯一の貴重な水場だ。
455m手前で県境ラインは尾根を外れてこの谷を横切っている。つまり谷の源頭部の200mほどだけが滋賀県というわけ
だ。トレイルは当然ながら県境を外れて尾根伝いに続いている。県境を忠実にトレースする趣味のある向きには注意が
必要な地点だ。455mピーク付近は気持ちのいい樹林が広がっていた。

 途中、「沓掛山559.3m」と書かれた標識があったので、大して期待もせずに山頂へむかったが、予想通り三角点があ
るだけの何も得るもののないピークだった。そうは思っていてもつい山頂に釣られてしまうのが悲しい性である。
しかも県境はこの山頂を除けるように走っている。

 今日の行程でひとつのポイントとなるのが椿坂峠上のピーク群である。地図上で縦横に車道が走っているが、ここは別
荘地だ。
最初の台地から幹にネット包帯のような鹿除けを巻いた現役の植林帯が続く。主尾根は峠に向かって落ちて行くので左
側の谷へ下りて乗り直さなければならないが、このあたりは非常に複雑な入り組んだ地形で、進路をこちらと定めるのが
困難な場所だ。林床は伐木が散乱して歩きづらい。アスレチックをこなしながら反対側の尾根に乗ると、どこからかテープ
が現れた。結局ルートを外していたようである。
 ここで鈴なりのナメコを発見したが、ぬめりがない。とっちゃんと協議の結果、ナメコに間違いないが、鍋に入れるのは見
送ろうとの結論に達した。

トレールは台地の端の斜面をトラバースして付けられている。別荘地の車道を歩く方がよほど楽だと思うが、私有地なの
で敢えて通らないようにしているのだろう。植林のトラバース道からは尾根上の自然林が楽園のように見えた。

 ところで、余呉トレイルの標識では「椿井嶺(つばいみね)」と方向を指し示されている地点がわからなかった。この付近
の最高点である623m三角点は椿井嶺ではないようだ。
トレイルマップでも特定のピークではなく、このピーク群全体を指しているようにも見える。
帰ってから調べてみると「椿井峠(椿坂峠)は椿井嶺とも言われ」と書かれた資料があった。「嶺」すなわち「峠」ということ
なのだろう。と言うことは、これから向かう「庄野嶺越」も「庄野嶺」が峠を表すことになる。
だとすれば、「椿井嶺越」「庄野嶺越」と言う表現はおかしいような気がするがどうだろう。

 長いトラバースを終えて623m三角点西の別荘地端に出ると、廃墟のような別荘が数軒建っていた。ここで久し振りに
稜線に復帰する。そろそろランチをと思うが、なかなかいい場所が見つからない。
 565mピークの手前のコルで日本海が見えるところがあった。少し風が通るが雰囲気も悪くない。早速鍋の用意だ。
今日はとっちゃんお薦めの鳥味噌鍋。ところがなんたることか、ビールを忘れてしまった。ビール抜きの鍋は淋しいものだ
が食べることに専念しよう。時間も限られている。ここから庄野嶺越を経て中河内まではまだ長い。

[attachment=2]RIMG0300_1.JPG[/attachment]
 決めた通り2時に切り上げて出発。地図上のコースタイムは4時間ほどかかることになっているが、距離と標高差からし
てそんなにかからないだろう。
細かいアップダウンが多く、意外にスタミナを消耗するルートだが、ひとつひとつの登りが短いのが救いだ。ここまで来れ
ば植林の影はなく、明るい自然林の中を歩けるのがいい。ただブナが少ないのが玉にキズだ。
 踏み跡はここまでに比べて格段に薄く、もはやバリハイルートである。適度な間隔で付けられたテープが有難い。
稜線は複雑に屈曲しており、ただ尾根を辿ればいいというルートではない。右手には大黒山北尾根が並走している。その
向こうに白く雪を被っているのは上谷山だ。そこから続く音波、栃ノ木峠への県境稜線は、今踏んでいるこの尾根とつなが
っている。そしてこの区間が今日一番の雰囲気を持った自然林の尾根だった。

[attachment=1]RIMG0325_1.JPG[/attachment]
 ところどころに薄く雪が積もる尾根を北上、628.1m三角点(点名津谷)、619m標高点と、90度左折するピークを過ぎて平
坦な地形が続くと、左から見事な掘割の道が合わさった。庄野嶺越だ。
ここには郵便マークのような印の付いたトンガリ屋根の不思議なコンクリート造りの建物があった。中には観測機器の残骸
のようなものがあったが、果たして何の施設だったのだろう。
ランチ場所から1時間45分ほど。ほぼ読み通りの時間だ。これで闇下を回避できるメドが付いたのでひと安心である。

[attachment=0]RIMG0328_1.JPG[/attachment]
 沈みかけた日に追われるように峠越えの旧道を下る。ここも良く踏まれてヤブっぽさは微塵もない、いい道だった。
コースタイムでは1時間となっていたが、特に飛ばしたわけでもなく30分足らずで中河内の集落に下り立った。
 登山口の民家では2匹のワンコがワンワンと歓迎してくれた。家の主人に「どこへ行って来た」と聞かれたので「柳ヶ瀬か
ら尾根通しで来ました」と言うとまたびっくりされた。
隣の家のお婆さんには「クマに遭わんかったか」と聞かれる。「クマに遭ったらどうしたらいいんですか」と聞くと「死んだふ
りするんや」と古典的な対処法を教えてくれた。
 一日の始めと終わりに地元の人の温かさに触れられたことが、今日の山行きを豊かなものにしてくれたと思う。

                             山日和
添付ファイル
謎の建造物
謎の建造物
上谷山
上谷山
日本海の見えるランチ場
日本海の見えるランチ場
ブナの巨木
ブナの巨木
玄蕃尾城跡
玄蕃尾城跡
カッチャン
記事: 175
登録日時: 2011年11月25日(金) 07:56

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by カッチャン »

営業部長様(biwaさんがゆうてはりました :D ) おはようございます。

レポ拝見し、かなりの剣客じゃなかった健脚とお見受けしました。

私も、ヤブ屋で、長距離縦走が大好きですので、このような山行みると刺激を受けます。

余呉分水嶺歩きは、余呉湖川並から椿井嶺越までと椿井嶺越から栃の木峠の西のスキー場(余呉高原スキー場だったかな?)トップまでを2回のピストンでつなぎました。

知識も技術も無い我流トウシロウ山屋には、体力と根性と勘だけが命綱です :lol:

山日和さんをはじめとした皆さんのレポで勉強させてもらいますので、よろしくです。
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 柳川洞吹 »

山日和さん こんばんは

 【山 域】湖北 余呉トレイル 柳ヶ瀬~中河内

今回は、山日和さんにしては軽い里山メューですね。
距離が長いのか。

 柳ヶ瀬の登山口には玄蕃尾城跡の案内看板と古い石碑があった。余呉トレイルへの登山口の標識はないが、ここで間違いはないだろう。

ワシも柳ヶ瀬から登ったことがありますよ。
いい道が付いていましたね。

 とっちゃんは昨日家で木を切っていた時に、間違えて電ノコで自分の膝を切ってしまったとかで、痛み止めの薬を飲んでの参戦だ。大丈夫かいな。

うわ、痛そう。

 ここは刀根越の旧道だ。福井県側にはわずか200m先に登山口があることを標識は示していた。

刀根側からも何度か上がったことがあります。

 柳ヶ瀬山は知らないうちに通り過ぎてしまった。

途中の右側の藪の中に三角点がありました。

やたら整備された遊歩道を行くと玄蕃尾城跡に着く。ここは賎ヶ岳の戦いの際に柴田勝家が本拠地として使った山城だ。
遺構が見事に残されており、非常に見応えがある。たまにはこういうところを訪れて、遠く戦国の世に思いをはせるのもいいものだ。


玄蕃尾城跡は、いいところですね。
ワシはここを見て、山城に興味を持ち始めました。

 この先、トレイルは自然林もあるが半分は植林、あるいは全面植林といった状態で、やや見どころに欠ける。城跡までの遊歩道から一気に踏み跡へと道は格下げされた。

ここから先は、まだ歩いたことがありません。

 455m標高点手前に水場があった。西側の谷で、尾根からわずか10mばかり下を流れている。尾根から音が聞こえるほどだから枯れることはないだろう。この稜線上で唯一の貴重な水場だ。
455m手前で県境ラインは尾根を外れてこの谷を横切っている。つまり谷の源頭部の200mほどだけが滋賀県というわけ
だ。トレイルは当然ながら県境を外れて尾根伝いに続いている。県境を忠実にトレースする趣味のある向きには注意が必要な地点だ。455mピーク付近は気持ちのいい樹林が広がっていた。


なるほど。
県境マニアの人は、気をつけないといかんのだね。

 途中、「沓掛山559.3m」と書かれた標識があったので、大して期待もせずに山頂へむかったが、予想通り三角点があ
るだけの何も得るもののないピークだった。そうは思っていてもつい山頂に釣られてしまうのが悲しい性である。
しかも県境はこの山頂を除けるように走っている。


「とりあえずピーク」ですね。

 今日の行程でひとつのポイントとなるのが椿坂峠上のピーク群である。地図上で縦横に車道が走っているが、ここは別荘地だ。

この別荘地も、椿坂峠から入ってウロウロしたことがあります。

 主尾根は峠に向かって落ちて行くので左側の谷へ下りて乗り直さなければならないが、このあたりは非常に複雑な入り組んだ地形で、進路をこちらと定めるのが困難な場所だ。

なんだか面白そう。

 ところで、余呉トレイルの標識では「椿井嶺(つばいみね)」と方向を指し示されている地点がわからなかった。この付近
の最高点である623m三角点は椿井嶺ではないようだ。
トレイルマップでも特定のピークではなく、このピーク群全体を指しているようにも見える。
帰ってから調べてみると「椿井峠(椿坂峠)は椿井嶺とも言われ」と書かれた資料があった。「嶺」すなわち「峠」ということなのだろう。


なるほどね。
山頂を「峠」と呼ぶところもあれば、ここのように峠を「嶺」と呼ぶところもあるわけだ。
地名は面白い。

 と言うことは、これから向かう「庄野嶺越」も「庄野嶺」が峠を表すことになる。
だとすれば、「椿井嶺越」「庄野嶺越」と言う表現はおかしいような気がするがどうだろう。


厳密に言えば、同じ意味の語句が重なっていることになりますね。
地名が人から人へ伝わっていくうちに、本来の意味が忘れられたり、取り違えられたりして、こんなふうになって、それがまた定着していくのですね。

 565mピークの手前のコルで日本海が見えるところがあった。少し風が通るが雰囲気も悪くない。早速鍋の用意だ。
今日はとっちゃんお薦めの鳥味噌鍋。ところがなんたることか、ビールを忘れてしまった。
ビール抜きの鍋は淋しいものだが食べることに専念しよう。


なんたることよ。
こんなとき、別荘地に自動販売機があれば500円でも買うでしょ。
でも、1000円ならやめるかな。

 ここまで来れば植林の影はなく、明るい自然林の中を歩けるのがいい。ただブナが少ないのが玉にキズだ。
 踏み跡はここまでに比べて格段に薄く、もはやバリハイルートである。適度な間隔で付けられたテープが有難い。
稜線は複雑に屈曲しており、ただ尾根を辿ればいいというルートではない。
そしてこの区間が今日一番の雰囲気を持った自然林の尾根だった。


面白そうですやん。
このあたりをダイジェスト版で歩くのもよさそう。

 左から見事な掘割の道が合わさった。庄野嶺越だ。
ここには郵便マークのような印の付いたトンガリ屋根の不思議なコンクリート造りの建物があった。中には観測機器の残骸
のようなものがあったが、果たして何の施設だったのだろう。


ワシもこれ見ましたが、いったい何なんでしょうね。

 沈みかけた日に追われるように峠越えの旧道を下る。ここも良く踏まれてヤブっぽさは微塵もない、いい道だった。
コースタイムでは1時間となっていたが、特に飛ばしたわけでもなく30分足らずで中河内の集落に下り立った。
 一日の始めと終わりに地元の人の温かさに触れられたことが、今日の山行きを豊かなものにしてくれたと思う。


ビールがあれば、もっとよかったでしょ。

よい山旅を!
                               洞吹(どうすい)
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by とっちゃん »

山日和さん、こんばんは~。
今回は、わりと早いレスでしょ(*^_^*)
s-P1310427.jpg
【日 付】2011年11月27日(日)
【山 域】湖北 余呉トレイル 柳ヶ瀬~中河内
【天 候】曇り時々晴れ

天気予報のようには、晴れなかったね~。でも、寒くもなく暑くもなく、ちょうどいい感じで歩けたね~。
行き先を聞いた時、中河内と池の河内がごっちゃになってたりする私でした。


 北国街道の温度計は1度を示していた。まるで真冬のようだ。
登山口の柳ヶ瀬から椿坂峠を越えて中河内へとっちゃん号をデポするために走る。

私の車をデポするって、勇気があるなぁ~(*^_^*)意味深~。

用意をしていると軽トラからおじさんが降りてきて「どこへ登るんや」と聞かれたので、「尾根伝いに中河内まで」と答える
と、「遠いで、行けるんか」とびっくりしていた。

地元の方とお話するのは、いいね~。なんだか気持ちが和むね。反対に、地元の方にとっても、発見かも?

 とっちゃんは昨日家で木を切っていた時に、間違えて電ノコで自分の膝を切ってしまったとかで、痛み止めの薬を飲ん
での参戦だ。大丈夫かいな。

なんぼ私が、へまちょこりんやていうても、間違えて切らんって。脚立から落ちて・・・。どっちにしても、傷が浅くて、この程度の怪我で助かったのはありがたいことでした。心配かけて、ごめんなさい。

 ここから尾根を北上してトレイルに入る。柳ヶ瀬山は知らないうちに通り過ぎてしまった。


峠っていうのは、なんだか人の心をとらえるね。昔の人も、峠までくればひとごこちやったやろね。

やたら整備された遊歩道を行くと玄蕃尾城跡に着く。ここは賎ヶ岳の戦いの際に柴田勝家が本拠地として使った山城だ。遺構が見事に残されており、非常に見応えがある。たまにはこういうところを訪れて、遠く戦国の世に思いをはせるのもいいものだ。
s-P1310381.jpg
ほんと、少し時間ができた時には、ふらっと来てみるにいいとこやったね~。

 
P1310452.JPG
 3分ほど下ったところにそのブナはあった。太さといい枝ぶりと
いい申し分のない巨木だ。メジャーを持っていなかったので細引きで計測すると、ざっと3.5mというところか。
下から見るとカエデの紅葉が前景となってブナの美しさを引き立ててくれた。

いい感じのブナやったね~。こんな低い所で、太いブナが残ってるのが嬉しいね~。


椿坂の方から高年の3人パーティーが上がってきたが、「ブナやな」と言っただけで立ち止まるでもなく通り過ぎてしまっ
た。興味のない人はそんなものなんだろうか。

ブナやなぁっと言ったかどうか。太い木やなと一言やったような・・・。ブナと言ってくれたら、まだ嬉しいなぁ。

 455m標高点手前に水場があった。西側の谷で、尾根からわずか10mばかり下を流れている。尾根から音が聞こえる
ほどだから枯れることはないだろう。この稜線上で唯一の貴重な水場だ。

この水場がある谷側は自然林やったね。確か。水場から谷沿いに歩いたらどんな感じなんやろうと、興味を持ったわぁ。

 途中、「沓掛山559.3m」と書かれた標識があったので、大して期待もせずに山頂へむかったが、予想通り三角点があ
るだけの何も得るもののないピークだった。そうは思っていてもつい山頂に釣られてしまうのが悲しい性である。

点名は沓掛なんやろか?


 ここで鈴なりのナメコを発見したが、ぬめりがない。とっちゃんと協議の結果、ナメコに間違いないが、鍋に入れるのは見送ろうとの結論に達した。

ナメコの成長の過程が知りたいと、ネット検索したけど、よう分からんかった。色んな沢で3度ほど見たナメコは、キッパリとしたナメコやったけど、これまでとは趣が違うので、なんだか確信が持てない私・・・。

 565mピークの手前のコルで日本海が見えるところがあった。少し風が通るが雰囲気も悪くない。早速鍋の用意だ。
今日はとっちゃんお薦めの鳥味噌鍋。ところがなんたることか、ビールを忘れてしまった。ビール抜きの鍋は淋しいものだが食べることに専念しよう。時間も限られている。ここから庄野嶺越を経て中河内まではまだ長い。

海が見える~。の一言で、ここでランチ決定やったね。すっかり鍋の季節だね。鳥野菜味噌は、温まります。しかし、山日和さんが、ビールを忘れるのは、何年ぶり?

 踏み跡はここまでに比べて格段に薄く、もはやバリハイルートである。適度な間隔で付けられたテープが有難い。
稜線は複雑に屈曲しており、ただ尾根を辿ればいいというルートではない。右手には大黒山北尾根が並走している。その向こうに白く雪を被っているのは上谷山だ。そこから続く音波、栃ノ木峠への県境稜線は、今踏んでいるこの尾根とつながっている。そしてこの区間が今日一番の雰囲気を持った自然林の尾根だった。

登山道があると思ってきたら、困るやろね~。バリハイ好きの人なら問題ないけど。
登った山々が見えるのも嬉しい~。


左から見事な掘割の道が合わさった。庄野嶺越だ。
ここには郵便マークのような印の付いたトンガリ屋根の不思議なコンクリート造りの建物があった。中には観測機器の残骸のようなものがあったが、果たして何の施設だったのだろう。
ランチ場所から1時間45分ほど。ほぼ読み通りの時間だ。これで闇下を回避できるメドが付いたのでひと安心である。

寒い時期は、闇下は侘しくなっちゃうので、そこそこの目途がついてよかったわぁ。
s-P1310541.jpg
 沈みかけた日に追われるように峠越えの旧道を下る。ここも良く踏まれてヤブっぽさは微塵もない、いい道だった。
 登山口の民家では2匹のワンコがワンワンと歓迎してくれた。家の主人に「どこへ行って来た」と聞かれたので「柳ヶ瀬」
 一日の始めと終わりに地元の人の温かさに触れられたことが、今日の山行きを豊かなものにしてくれたと思う。


沈みかけた夕日の光の色合いも風情があるね。
一日の終わりにも、あったかい気持ちにふれられて、ほんとよかったね~。
ご一緒ありがとう~。


 ☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
最後に編集したユーザー とっちゃん [ 2011年12月01日(木) 00:56 ], 累計 6 回
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 山日和 »

カッチャンさん、どうもです。

営業部長様(biwaさんがゆうてはりました :D ) おはようございます。

私は違いますよ。営業部長はグーさんです。

レポ拝見し、かなりの剣客じゃなかった健脚とお見受けしました。

私も、ヤブ屋で、長距離縦走が大好きですので、このような山行みると刺激を受けます。


いや、もうヨレヨレです。気持ちだけは前へ進みますが、足が付いていきません。

余呉分水嶺歩きは、余呉湖川並から椿井嶺越までと椿井嶺越から栃の木峠の西のスキー場(余呉高原スキー場だったかな?)トップまでを2回のピストンでつなぎました。

そうでしたか。ホントにいいところは栃ノ木峠からP971m(下谷山というらしい)の間ですね。

知識も技術も無い我流トウシロウ山屋には、体力と根性と勘だけが命綱です 。

みんな一緒ですよ。針小棒大な連中が多いだけです。(^_^;)

                          山日和

ぬめりがない・・・
ぬめりがない・・・
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山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 山日和 »

洞吹さん、どうもです。

今回は、山日和さんにしては軽い里山メューですね。
距離が長いのか。


それほどでもないですね。とにかく標高差が少ないです。

>とっちゃんは昨日家で木を切っていた時に、間違えて電ノコで自分の膝を切ってしまったとかで、痛み止めの薬を飲んでの参戦だ。大丈夫かいな。

うわ、痛そう。


温泉ではアクロバットやってたらしいです。

刀根側からも何度か上がったことがあります。

何度も行ってるんですか。刀根側からだと5分で上がれるのでは?

[attachment=2]RIMG0213_1.JPG[/attachment]
玄蕃尾城跡は、いいところですね。
ワシはここを見て、山城に興味を持ち始めました。


そうでしたか。見事な遺構ですね。洞吹さんの噂してましたよ。

ここから先は、まだ歩いたことがありません。

ということは城跡見物だったわけね。

なるほど。
県境マニアの人は、気をつけないといかんのだね。


さようです。後で気付いて悔しがるところでしょう。

この別荘地も、椿坂峠から入ってウロウロしたことがあります。

ここの入り口は「立入禁止」になってなかったんですか?
それに現役の別荘地なんでしょうか。

>主尾根は峠に向かって落ちて行くので左側の谷へ下りて乗り直さなければならないが、このあたりは非常に複雑な入り組んだ地形で、進路をこちらと定めるのが困難な場所だ。

なんだか面白そう。


ところが伐木累々の植林帯なもんで、そんな面白いもんじゃないです。

[attachment=1]RIMG0289_1.JPG[/attachment]
なるほどね。
山頂を「峠」と呼ぶところもあれば、ここのように峠を「嶺」と呼ぶところもあるわけだ。
地名は面白い。


そうですね。地名は奥が深いですわ。

厳密に言えば、同じ意味の語句が重なっていることになりますね。
地名が人から人へ伝わっていくうちに、本来の意味が忘れられたり、取り違えられたりして、こんなふうになって、それがまた定着していくのですね。


地図にあるのが正しい地名なのか、勝手に呼んでいるだけなのか。
鈴鹿でも登山者が勝手に付けた名前が正式名称みたいになってるところがたくさんありますね。

なんたることよ。
こんなとき、別荘地に自動販売機があれば500円でも買うでしょ。
でも、1000円ならやめるかな。


500円なら即買いですね。1000円だと、うーん・・・

面白そうですやん。
このあたりをダイジェスト版で歩くのもよさそう。


柳ヶ瀬をカットして、椿坂の集落から上がればブナの巨木も見れるし、時間的にも無理なく行けると思いますよ。
車の回収が問題ですが、椿坂に駐車して8時20分中河内着の余呉バスに乗れば逆コースで縦走可能です。
私もひとりならそのつもりでした。
北上する場合は中河内発17時55分しかないのでちょっと遅い。しかも、この最終バスだけは前日に予約が必要です。

[attachment=0]RIMG0345_1.JPG[/attachment]
ワシもこれ見ましたが、いったい何なんでしょうね。

誰か知ってる人いませんか~。

ビールがあれば、もっとよかったでしょ。

よかったなんてもんじゃないです~(^_^;)

                      山日和
添付ファイル
RIMG0345_1.JPG
RIMG0289_1.JPG
RIMG0213_1.JPG
アバター
山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 山日和 »

とっちゃん、どうもです。

今回は、わりと早いレスでしょ(*^_^*)

明日は雪かも・・・(^_^;)

私の車をデポするって、勇気があるなぁ~(*^_^*)意味深~。

着いてまず最初にしたことは、とっちゃん号のキーを取り上げることでした。(^^ゞ

地元の方とお話するのは、いいね~。なんだか気持ちが和むね。反対に、地元の方にとっても、発見かも?

あのおじさんは大黒山や妙理山のことをよく知ってたわ。
そう言えば「妙理山なんて山はないで。あれは下谷山って言うんや」と話してたけど、帰って「湖北近江の山」を見てみたら、
菅並では「地図には下谷山とあるが妙理山である」と書いてました。山の反対側でまったく逆のことを言うのが面白いね。

[attachment=2]RIMG0205_1.JPG[/attachment]
なんぼ私が、へまちょこりんやていうても、間違えて切らんって。脚立から落ちて・・・。

そういうことにしといた方が話としては面白いし・・・・(^_^;)

いい感じのブナやったね~。こんな低い所で、太いブナが残ってるのが嬉しいね~。

椿坂峠の少し上といい、見事な巨木が残されてるね。

この水場がある谷側は自然林やったね。確か。水場から谷沿いに歩いたらどんな感じなんやろうと、興味を持ったわぁ。

福井県側は大体植林で、右ばかり向いて歩いてたけどこの谷は自然林やったね。

[attachment=1]RIMG0265_1.JPG[/attachment]
点名は沓掛なんやろか?

残念ながら「柞谷」という名前でした。
ちなみに椿井嶺の623mピークはなんと「サギチヨウ」という名前!! 「左義長」と関係あるんかな?

ナメコの成長の過程が知りたいと、ネット検索したけど、よう分からんかった。色んな沢で3度ほど見たナメコは、キッパリとしたナメコやったけど、これまでとは趣が違うので、なんだか確信が持てない私・・・。

ナメコ以外の何ものでもないって感じやったけどねえ。

海が見える~。の一言で、ここでランチ決定やったね。すっかり鍋の季節だね。鳥野菜味噌は、温まります。しかし、山日和さんが、ビールを忘れるのは、何年ぶり?

時間も時間やったからね。椿井嶺の付近でいい樹林があると思ってたけどあてはずれでした。

登山道があると思ってきたら、困るやろね~。バリハイ好きの人なら問題ないけど。

あのあたりは結構薄いトレールでした。慣れてないとちょっと厳しいかもね。

[attachment=0]RIMG0319_1.JPG[/attachment]
寒い時期は、闇下は侘しくなっちゃうので、そこそこの目途がついてよかったわぁ。

ランチ場からほぼ読み通りの時間でした。エッヘン。

沈みかけた夕日の光の色合いも風情があるね。
一日の終わりにも、あったかい気持ちにふれられて、ほんとよかったね~。
ご一緒ありがとう~。


中だるみもあったけど、後半の樹林と古道の佇まい、そして最後の里と人の温かさが山旅の印象をいいものにしてくれました。

                        山日和
添付ファイル
RIMG0319_1.JPG
ツメ痕?
ツメ痕?
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緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 緑水 »

とっちゃん、山日和さん おはようございます。チョッと落ち着いたので、トウの生えたペアにレスしますね。

山日和 さんが書きました:【日 付】2011年11月27日(日)
【山 域】湖北 余呉トレイル 柳ヶ瀬~中河内
【コース】柳ヶ瀬8:20---9:00刀根越---9:12玄蕃尾城跡---10:15椿坂分岐10:30---11:40椿井嶺付近?
      ---12:48ランチ場14:06---14:52津谷---15:28 P619m 15:58庄野嶺越16:14---16:39中河内
この道は歩いたコトありますよ、大雪が来てもアクセスできますよね。雪遊びの下見ですか。


峠越えのバイパスは建設が進んでいる。これができれば中河内まで冬も安心して行くことができるが、その先の栃ノ木
峠は12月から3月まで通れないのであまり意味があるとも思えない。

スキーヤーと我ら雪遊び大好き人間、スノー衆にはありがたい道路になるね。遠くまで行かなくても好いから :D
コノ工事ズーッと昔から決まってたんだろうなあ、事業仕分けされる前にやっちゃえでしょうかな。


 とっちゃんは昨日家で木を切っていた時に、間違えて電ノコで自分の膝を切ってしまったとかで、痛み止めの薬を飲ん
での参戦だ。大丈夫かいな。
 

切断じゃなくて良かったですよ、チエンそうなのかなあ?。
冬ごもり用の薪作りかな、とっちゃンおレポがないから書いちゃえ 8-) です。
山遊びの前のお手伝いせなね、ネ!棟梁。


 
ここは刀根越の旧道だ。福井県側にはわずか200m先に登山口があることを標識は示していた。
やたら整備された遊歩道を行くと玄蕃尾城跡に着く。ここは賎ヶ岳の戦いの際に柴田勝家が本拠地として使った山城だ。
遺構が見事に残されており、非常に見応えがある。たまにはこういうところを訪れて、遠く戦国の世に思いをはせるのも
いいものだ。
好いでしょ好いでしょ、緑ちゃんは上から降りてきたんだけどね。ポコリって抜け出る感じがね。

余呉トレイルマップでは、この下にブナの巨木の表示
がある。これを知っていて通り過ぎるわけにはいかない。3分ほど下ったところにそのブナはあった。太さといい枝ぶりと
いい申し分のない巨木だ。メジャーを持っていなかったので細引きで計測すると、ざっと3.5mというところか。
下から見るとカエデの紅葉が前景となってブナの美しさを引き立ててくれた。
椿坂の方から高年の3人パーティーが上がってきたが、「ブナやな」と言っただけで立ち止まるでもなく通り過ぎてしまっ
た。興味のない人はそんなものなんだろうか。
このブナ中々好いですね、それよりもお二人さんの写しやいっこの方が興味ひくんでワン :roll:

 ここで鈴なりのナメコを発見したが、ぬめりがない。とっちゃんと協議の結果、ナメコに間違いないが、鍋に入れるのは見
送ろうとの結論に達した。
えっ勿体無い、乾燥椎茸みたいなもんだよ。ビタミンD?増えてるかもよ??おっちゃんのコメントは??
ココはBちゃんグルメに忙しいか。


帰ってから調べてみると「椿井峠(椿坂峠)は椿井嶺とも言われ」と書かれた資料があった。「嶺」すなわち「峠」ということ
なのだろう。と言うことは、これから向かう「庄野嶺越」も「庄野嶺」が峠を表すことになる。
だとすれば、「椿井嶺越」「庄野嶺越」と言う表現はおかしいような気がするがどうだろう。
現場イッパイ歩いてる大番頭さんなのに。変な標識有るよね。峠が山頂だったり、嶺が峠だったりとね。
緑ちゃん的に解釈すれば、山越えするに分岐となるところが峠かなと思ってるんだ、峠とは低い所を表わすんじゃない、領分を分けるところだとね思うんだけど、ウンチクある人の思考は :ugeek: ???


 565mピークの手前のコルで日本海が見えるところがあった。少し風が通るが雰囲気も悪くない。早速鍋の用意だ。
今日はとっちゃんお薦めの鳥味噌鍋。ところがなんたることか、ビールを忘れてしまった。ビール抜きの鍋は淋しいものだ
が食べることに専念しよう。時間も限られている。ここから庄野嶺越を経て中河内まではまだ長い。
あらまあ常備薬を忘れるとは、番頭さんもチョイと来ましたかね。 :mrgreen: イトハンは持ってないの、これからは持つように言うときましょう。

 ところどころに薄く雪が積もる尾根を北上、628.1m三角点(点名津谷)、619m標高点と、90度左折するピークを過ぎて平
坦な地形が続くと、左から見事な掘割の道が合わさった。庄野嶺越だ。
ここには郵便マークのような印の付いたトンガリ屋根の不思議なコンクリート造りの建物があった。中には観測機器の残骸
のようなものがあったが、果たして何の施設だったのだろう。
きいて聞いて、この峠は池河内へ道だよ、池河内から敦賀へ出る古道もつながるよ、破線有るよ。
緑ちゃんコノ当り好きな所だ、師匠のY川さんもレポ上げてるでしょう。
椿坂の道が無い昔の話、聞きたいですか :)
昔はトチノキ峠は越えられないから、木の芽峠への尾根道、コレが又渋いよ。城郭も残ってるデス、次に探索をですな。

このトンガリ屋根は送電線の女医印と、ちがうジョイントボックス。コノ道にケーブルが埋まってまんがな。

 
沈みかけた日に追われるように峠越えの旧道を下る。ここも良く踏まれてヤブっぽさは微塵もない、いい道だった。
コースタイムでは1時間となっていたが、特に飛ばしたわけでもなく30分足らずで中河内の集落に下り立った。
あれココから降りちゃいましたか。昔の通学路だからね味わって歩くイイです。
それとコレから上がブナ丸家なのよ、栃ノ木峠へは雪の時かな。
スノーシューオフ会下見ご苦労サンでした。ヤマスキーにも緑ちゃん向きのコースと見てますワンワン


[attachment=0]表道.JPG[/attachment]

忙しい12月、パッパト片付けよう、好いお正月をです。 

                            緑水
                 
添付ファイル
● 古道は好いね風情が有る、古童になりつつあるのかなあ
● 古道は好いね風情が有る、古童になりつつあるのかなあ
アバター
山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 山日和 »

緑水さん、どうもです。

この道は歩いたコトありますよ、大雪が来てもアクセスできますよね。雪遊びの下見ですか。

北国街道の西側は歩いたことなかったんで、1回ぐらいはってとこでした。

スキーヤーと我ら雪遊び大好き人間、スノー衆にはありがたい道路になるね。遠くまで行かなくても好いから
コノ工事ズーッと昔から決まってたんだろうなあ、事業仕分けされる前にやっちゃえでしょうかな。


ベルク余呉スキー場は今年も営業しないようですね。儲からんのかな?
中河内の人々にとってはありがたい道だと思いますが、費用対効果がねえ。

切断じゃなくて良かったですよ、チエンそうなのかなあ?。

ホンマですよ。当たりどころが悪ければ命が危ない。

好いでしょ好いでしょ、緑ちゃんは上から降りてきたんだけどね。ポコリって抜け出る感じがね。

上から来ると植林からいきなり飛び出す感じですよね。下からアプローチする方が気持ちが盛り上がりそうです。

[attachment=2]RIMG0223_1.JPG[/attachment]
このブナ中々好いですね、それよりもお二人さんの写しやいっこの方が興味ひくんでワン。

木の大きさがよくわかるでしょ。それといい場所での記念撮影は定番です。(^^)

えっ勿体無い、乾燥椎茸みたいなもんだよ。ビタミンD?増えてるかもよ??おっちゃんのコメントは??

そうは思ったんですけどねえ。

[attachment=1]RIMG0305_1.JPG[/attachment]
現場イッパイ歩いてる大番頭さんなのに。変な標識有るよね。峠が山頂だったり、嶺が峠だったりとね。
緑ちゃん的に解釈すれば、山越えするに分岐となるところが峠かなと思ってるんだ、峠とは低い所を表わすんじゃない、領分を分けるところだとね思うんだけど、ウンチクある人の思考は


諸説ありますよね。呼び方も地方によって様々。道が登りから下りに転じるところなのでしょう。それなら山頂が峠でもおかしくない。

あらまあ常備薬を忘れるとは、番頭さんもチョイと来ましたかね。 イトハンは持ってないの、これからは持つように言うときましょう。

コンビニでカゴに入れかけて、トイレに入るから温もったらあかんなと思ってやめたのがウンの尽きでした。(^^ゞ
とっちゃんはメシ食ってから何時間も歩くのに飲酒運転の心配してるらしいです。完全に抜けちゃうのにね。

きいて聞いて、この峠は池河内へ道だよ、池河内から敦賀へ出る古道もつながるよ、破線有るよ。
緑ちゃんコノ当り好きな所だ、師匠のY川さんもレポ上げてるでしょう。
椿坂の道が無い昔の話、聞きたいですか
昔はトチノキ峠は越えられないから、木の芽峠への尾根道、コレが又渋いよ。城郭も残ってるデス、次に探索をですな。


以前緑水さんレポしてましたね。池河内の湿原もまだ行けてません。
木の芽峠も昔は風情があったようですね。あの頃(30年以上前)行っとけばよかった。

[attachment=0]RIMG0327_1.JPG[/attachment]
このトンガリ屋根は送電線の女医印と、ちがうジョイントボックス。コノ道にケーブルが埋まってまんがな。

そうなんですか。よくご存じですね~。

あれココから降りちゃいましたか。昔の通学路だからね味わって歩くイイです。
それとコレから上がブナ丸家なのよ、栃ノ木峠へは雪の時かな。


そういう話は聞いてましたが、本日はタイムリミットでした。

スノーシューオフ会下見ご苦労サンでした。ヤマスキーにも緑ちゃん向きのコースと見てますワンワン

ちょっと植林が多いし、ここではやりませんね。もっとブナだらけのところでやりますよ。(*^^)v

山日和
添付ファイル
RIMG0327_1.JPG
これは?
これは?
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あきたぬき
記事: 116
登録日時: 2011年10月25日(火) 22:29

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by あきたぬき »

山日和さんこんばんは

私が唯一参加した山日和さんの公開の時、天気がよければ翌日はこの辺りを歩こうと計画してました。

>やたら整備された遊歩道を行くと玄蕃尾城跡に着く。ここは賎ヶ岳の戦いの際に柴田勝家が本拠地として使った山城だ。
>遺構が見事に残されており、非常に見応えがある。たまにはこういうところを訪れて、遠く戦国の世に思いをはせるのもいいものだ。

私は、石垣となんちゃって天守があるような近世の城よりも、ここのような中世のお城跡に非常に興味があります。
玄蕃尾城跡は、中世=戦国時代の城だから実戦のお城。しかも、柴田勝家が天下分目の戦いで本拠地とした城なので当時としては大規模。なのに実戦では戦われず(賤ヶ岳の戦いの主戦場は余呉湖の周り)、勝家は玄蕃尾城を放棄して北ノ庄に撤退。その後、こんな山奥のものだから江戸時代以降もそのまま手付かずで残っている。
ちゅうことで、お城ファン(特に中世の)の人たちにとっても非常に貴重な場所のようですよ。

>ここで鈴なりのナメコを発見したが、ぬめりがない。とっちゃんと協議の結果、ナメコに間違いないが、鍋に入れるのは見送ろうとの結論に達した。

おお。写真みると見事なナメコに見えますね。最近は市販でも結構大きなナメコが売ってますけどあれもヌメリはあまりないのもありますよね。鍋に入れたらヌメリは出たんだと思う。こうゆうときはちっさいのを1本だけ入れて味見したらいいのに。毒キノコでもすこしかじるくらいでは殆ど害はないそうですよ。もちろん物にもよるのでしょうけど。

>だとすれば、「椿井嶺越」「庄野嶺越」と言う表現はおかしいような気がするがどうだろう。

そんなこと言うたら鈴鹿の「腰越峠」なんてどうしましょうか。

緑水さんレポも記憶に残ってますが、改めて行ってみたいと思いました。いつになることやらですが。

                                           あきたぬき
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by とっちゃん »

緑ちゃん、こんばんは~。
山日和さん、横レスすみません。


[quote="緑水"]とっちゃん、山日和さん おはようございます。チョッと落ち着いたので、トウの生えたペアにレスしますね。


サンキューです~(*^_^*)緑ちゃん。
嬉しいなぁ。


この道は歩いたコトありますよ、大雪が来てもアクセスできますよね。雪遊びの下見ですか。


緑ちゃんは、どこでも歩いてるんですね~。すごいなぁ。

切断じゃなくて良かったですよ、チエンそうなのかなあ?。
冬ごもり用の薪作りかな、とっちゃンおレポがないから書いちゃえ 8-) です。
山遊びの前のお手伝いせなね、ネ!棟梁。



私が植えた木が畑を占領しちゃって、根っこで畑が耕せなくて、泣く泣く切りました。
そんでもって、へまちょこりんをして、木から落ちました。
でもって・・・。
冬ごもり用の薪ストーブの木は、別に準備です。


レポいつから書いてないかなぁ・・・。
残業続きと、家庭の用事とetc・・・・。自分の持ち時間は、あまりありません。
書かなきゃなぁ。


きいて聞いて、この峠は池河内へ道だよ、池河内から敦賀へ出る古道もつながるよ、破線有るよ。
緑ちゃんコノ当り好きな所だ、師匠のY川さんもレポ上げてるでしょう。
椿坂の道が無い昔の話、聞きたいですか :)
昔はトチノキ峠は越えられないから、木の芽峠への尾根道、コレが又渋いよ。城郭も残ってるデス、次に探索をですな。

池河内からも周回したいなぁと思わせる道でした。
緑ちゃんの好きなとこだったのですね~。



あれココから降りちゃいましたか。昔の通学路だからね味わって歩くイイです。
それとコレから上がブナ丸家なのよ、栃ノ木峠へは雪の時かな。
スノーシューオフ会下見ご苦労サンでした。ヤマスキーにも緑ちゃん向きのコースと見てますワンワン


ここから、栃の木峠まで、また、行きたいなぁ。ブナに会いに。
緑ちゃんは、ずずっと歩いたんですね。
ヤマスキーでも楽しめるかな~。(*^_^*)

いよいよ、冬の到来ですね。
楽しい雪遊びができますように。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
アバター
山日和
記事: 3586
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by 山日和 »

あきたぬさん、どうもです。

私が唯一参加した山日和さんの公開の時、天気がよければ翌日はこの辺りを歩こうと計画してました。

それが蛇谷に変わったわけやね。とっちゃん転落事件の。

私は、石垣となんちゃって天守があるような近世の城よりも、ここのような中世のお城跡に非常に興味があります。
ちゅうことで、お城ファン(特に中世の)の人たちにとっても非常に貴重な場所のようですよ。


後付けのコンクリート天守はなんだかねえ。犬山城なんかはなかなかいいと思いますが。
何にもない方がいろいろイマジネーションが湧いていいんでしょうね。

[attachment=1]RIMG0231_1.JPG[/attachment]
おお。写真みると見事なナメコに見えますね。最近は市販でも結構大きなナメコが売ってますけどあれもヌメリはあまりないのもありますよね。鍋に入れたらヌメリは出たんだと思う。こうゆうときはちっさいのを1本だけ入れて味見したらいいのに。毒キノコでもすこしかじるくらいでは殆ど害はないそうですよ。もちろん物にもよるのでしょうけど。

そうやねえ。今から思えば惜しいことしました。

[attachment=0]RIMG0291_1.JPG[/attachment]
そんなこと言うたら鈴鹿の「腰越峠」なんてどうしましょうか。

「風越峠」もそうだけど、この「越」には「峠」の意味が含まれてないのでは?・・・勝手な想像ですが。

                        山日和
添付ファイル
RIMG0291_1.JPG
RIMG0231_1.JPG
あきたぬき
記事: 116
登録日時: 2011年10月25日(火) 22:29

Re: 【湖北】柳ヶ瀬から中河内へ 余呉トレイルを歩く

投稿記事 by あきたぬき »

そんなこと言うたら鈴鹿の「腰越峠」なんてどうしましょうか。

「風越峠」もそうだけど、この「越」には「峠」の意味が含まれてないのでは?・・・勝手な想像ですが。

あれれ、通じなかったですか。
腰越峠は腰も越も峠の意味ですよ。
だから、腰越峠は峠峠峠ってなるやんかってことだったのです。
閉鎖