【南伊勢】ウバメガシの小径と時々シダ漕ぎ:相賀浦から米子浜、網代浜、局ヶ頂周回
Posted: 2025年12月14日(日) 10:25
【 日 付 】2025年12月10日(火)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】相賀浦 8:37 --- 9:12 米子浜方面分岐 --- 9:38 米子浜 --- 10:26 網代浜 10:40 --- 12:08 局ヶ頂 13:02 --- 14:11 米子浜方面分岐 14:28 --- 14:53 相賀浦駐車地
三日間で熊野古道紀伊路を約70キロ歩き、帰宅した次の日にテニスの練習、さらに翌日ボルダリングジムに行ったら、その日の晩から左足の付け根が痛み出した。昔から無理した時に出る座骨神経痛である。「昔からこの程度の運動はざらにやっていたのに」という愚痴はやめておいて、まあ、そういう歳になったんだなと諦観する。
家にじっとしているのもなんなので、痛みがやや薄らいだ1週間後にテニスも、ボルダーも、山歩きも再開した。季節柄、ナメコ採りや紅葉狩り程度の簡単な運動ならなんとかなるだろう。
紅葉の季節が終わった12月初め、山に雪が定着するまでのつなぎで、南伊勢の山に行くことにする。局ヶ頂は相賀浦から尾根伝いにアプローチするのがこれまでの定番ルートだったのだが、最近は米子浜から浜伝いに行くルートが流行りのようで、最近SNSで紹介されているルートはこのルートが多いようだ。私はこのルートを使ったことがないので、浜伝いに周回してみることにした。
相賀浦の老人会がやっているという有料駐車場に車を止め、料金箱に500円を入れる。ここは釣り師などもよく車を止めるようだが、番人もいない無人なので、お金を払う人を見たことがない。地元の施設を使わせてもらうのだから、なんらかの迷惑料的なものを地元に還元することは必要だろう---そう思って、いつもこの手の料金は払うことにしている。
相賀漁港を通ると、朝の漁が終わったのだろうか、漁師の人たちが網の手入れをしている。細いメイン道路である郵便局前を通り過ぎ、左手のコンクリート階段を登ると小尾根である。標高140m付近まで登ると、米子浜への見晴らしのいい分岐。西にはこれから向かう米子浜とその右に局ヶ頂のいただき、東は相賀漁港と、その向こうに三崎の突端、さらにその向こうに浜島と志摩半島が綺麗に見えている。 北のほうは寒波のようだが、三重県でもこの辺りは常夏で、南国の陽光が降り注いで初冬とは思えないほど温かい。米子浜に向かって下りていく。この先は未踏ルートである。といってもよく歩かれているようで、いつもお世話になっている南勢テクテク会の道標やテープがあって迷うことはない。 しばらくで米子浜。漂着物が散乱していることを除けば、無人の静かな浜である。米子浜をそのまま通り過ぎ、網代浜に向かう。日当たりのいいところはシダが繁茂しているが、ウバメガシ林の下はシダもなく、どこでも歩いていくことができる。と思って、歩けるところを歩いていたら道を外したようだ。GPSでチェックしてみると、P174に向かって歩いている。本来の道は標高50m付近の切れ落ちた崖の横に通っているようだ。私は沢登りをしているくせに・・・あるいは「しているから」というべきか・・・このような片側が切れ落ちたトラバースが苦手である。ずいぶん緊張する。 そんなことで網代浜。あとは局ヶ頂に向かって登るだけだ。上りに備えて少し腹ごしらへをし、取り付く。それなりに人が歩いているようで、テープなども見える。歩きやすいウバメガシ林を踏み跡に沿って歩いていくと、地図上の実線ルートに出会う。
標高200m付近まで登るとあとは局ヶ頂まで緩斜面の快適ルートである。まずは断崖の横を通るスリリングなルート。見晴らしはいいが、私はこのような断崖が苦手なので、あまり見ないようにして通り過ぎる。 断崖を通り過ぎると、ウバメガシでできたトンネル小径。ほっとする場所である。このあとは局ヶ頂までルンルンのお散歩気分。時々、シダが茂っているが、思っていたほどではない。 最後の50mほどの急登を登りつめると局ヶ頂の頂上だった。誰もいないだろうと思っていたのだが、男性二人が休憩中だった。私と同じ津市から来た人で、トンネルのところから上がってきたという。 男性たちが出発したあとは景色を独り占め。西は尾鷲から熊野へ至る海岸線。東は相賀浦から宿浦、さらに志摩半島が一望である。風もなく、快晴で、常夏の山を独り占めするお金では買えない贅沢さ。 さあ、そろそろ帰ろうか。帰りは尾根伝いに相賀漁港まで。P216まで来るとあとは水平道だ。昔は車でも通れそうな広くていい道だったのでが、今ではシダが繁茂している。道の管理をする人がいなくなってしまったのだろう。 最後は美しい海岸線を目に焼き付けながら駐車地に戻る。帰り道では榊原温泉にのんびり浸かって1日を終えた。冬山と常夏の山を同時に楽しめ、かついい温泉が湧く伊勢の地、万歳。そして、人生下り坂万歳。
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】相賀浦 8:37 --- 9:12 米子浜方面分岐 --- 9:38 米子浜 --- 10:26 網代浜 10:40 --- 12:08 局ヶ頂 13:02 --- 14:11 米子浜方面分岐 14:28 --- 14:53 相賀浦駐車地
三日間で熊野古道紀伊路を約70キロ歩き、帰宅した次の日にテニスの練習、さらに翌日ボルダリングジムに行ったら、その日の晩から左足の付け根が痛み出した。昔から無理した時に出る座骨神経痛である。「昔からこの程度の運動はざらにやっていたのに」という愚痴はやめておいて、まあ、そういう歳になったんだなと諦観する。
家にじっとしているのもなんなので、痛みがやや薄らいだ1週間後にテニスも、ボルダーも、山歩きも再開した。季節柄、ナメコ採りや紅葉狩り程度の簡単な運動ならなんとかなるだろう。
紅葉の季節が終わった12月初め、山に雪が定着するまでのつなぎで、南伊勢の山に行くことにする。局ヶ頂は相賀浦から尾根伝いにアプローチするのがこれまでの定番ルートだったのだが、最近は米子浜から浜伝いに行くルートが流行りのようで、最近SNSで紹介されているルートはこのルートが多いようだ。私はこのルートを使ったことがないので、浜伝いに周回してみることにした。
相賀浦の老人会がやっているという有料駐車場に車を止め、料金箱に500円を入れる。ここは釣り師などもよく車を止めるようだが、番人もいない無人なので、お金を払う人を見たことがない。地元の施設を使わせてもらうのだから、なんらかの迷惑料的なものを地元に還元することは必要だろう---そう思って、いつもこの手の料金は払うことにしている。
相賀漁港を通ると、朝の漁が終わったのだろうか、漁師の人たちが網の手入れをしている。細いメイン道路である郵便局前を通り過ぎ、左手のコンクリート階段を登ると小尾根である。標高140m付近まで登ると、米子浜への見晴らしのいい分岐。西にはこれから向かう米子浜とその右に局ヶ頂のいただき、東は相賀漁港と、その向こうに三崎の突端、さらにその向こうに浜島と志摩半島が綺麗に見えている。 北のほうは寒波のようだが、三重県でもこの辺りは常夏で、南国の陽光が降り注いで初冬とは思えないほど温かい。米子浜に向かって下りていく。この先は未踏ルートである。といってもよく歩かれているようで、いつもお世話になっている南勢テクテク会の道標やテープがあって迷うことはない。 しばらくで米子浜。漂着物が散乱していることを除けば、無人の静かな浜である。米子浜をそのまま通り過ぎ、網代浜に向かう。日当たりのいいところはシダが繁茂しているが、ウバメガシ林の下はシダもなく、どこでも歩いていくことができる。と思って、歩けるところを歩いていたら道を外したようだ。GPSでチェックしてみると、P174に向かって歩いている。本来の道は標高50m付近の切れ落ちた崖の横に通っているようだ。私は沢登りをしているくせに・・・あるいは「しているから」というべきか・・・このような片側が切れ落ちたトラバースが苦手である。ずいぶん緊張する。 そんなことで網代浜。あとは局ヶ頂に向かって登るだけだ。上りに備えて少し腹ごしらへをし、取り付く。それなりに人が歩いているようで、テープなども見える。歩きやすいウバメガシ林を踏み跡に沿って歩いていくと、地図上の実線ルートに出会う。
標高200m付近まで登るとあとは局ヶ頂まで緩斜面の快適ルートである。まずは断崖の横を通るスリリングなルート。見晴らしはいいが、私はこのような断崖が苦手なので、あまり見ないようにして通り過ぎる。 断崖を通り過ぎると、ウバメガシでできたトンネル小径。ほっとする場所である。このあとは局ヶ頂までルンルンのお散歩気分。時々、シダが茂っているが、思っていたほどではない。 最後の50mほどの急登を登りつめると局ヶ頂の頂上だった。誰もいないだろうと思っていたのだが、男性二人が休憩中だった。私と同じ津市から来た人で、トンネルのところから上がってきたという。 男性たちが出発したあとは景色を独り占め。西は尾鷲から熊野へ至る海岸線。東は相賀浦から宿浦、さらに志摩半島が一望である。風もなく、快晴で、常夏の山を独り占めするお金では買えない贅沢さ。 さあ、そろそろ帰ろうか。帰りは尾根伝いに相賀漁港まで。P216まで来るとあとは水平道だ。昔は車でも通れそうな広くていい道だったのでが、今ではシダが繁茂している。道の管理をする人がいなくなってしまったのだろう。 最後は美しい海岸線を目に焼き付けながら駐車地に戻る。帰り道では榊原温泉にのんびり浸かって1日を終えた。冬山と常夏の山を同時に楽しめ、かついい温泉が湧く伊勢の地、万歳。そして、人生下り坂万歳。
三日間で熊野古道紀伊路を約70キロ歩き、帰宅した次の日にテニスの練習、さらに翌日ボルダリングジムに行ったら、その日の晩から左足の付け根が痛み出した。