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【若狭】20251111湯ノ花谷左岸尾根
Posted: 2025年11月14日(金) 15:07
by グー(伊勢山上住人)
恋焦がれていた湯ノ花谷左岸尾根。
ブナが青空にすくっと立っている。美しい。
歩いていくと、あれも巨樹。これも巨樹。
「ええトコや~~~!!」
【 日 付 】 令和7年11月11日(火)
【 山 域 】 若狭
【 天 候 】 曇り のち 晴れ
【 ルート】 折戸谷登山口8:40-10:22粟柄越-11:00大塚-14:40駐車地
【メンバー】 satoさん 草川さん ナズナさん グー
目覚まし時計よりも早く目が覚めた。最新の天気予報を確認する。
ええっ? 昼頃に小雨? 2日前までお日様マークがあったのに。
傘とタープをザックに入れる。
道の駅妹子の郷でナズナさんをピックアップして待ち合わせの熊川宿へ走る。
駐車場が濡れている。直前まで雨が降っていたようだ。
しかし風は吹いていない。北風さえ吹かなければ山に雲は湧かないはずだ。
折戸谷の登山口には鉄塔工事のトラックが2台停まっている。
今日は平日。お仕事の邪魔をしてはいけない。少し戻ったところへ駐車する。
登山道は粟柄越の古道だろう。緩やかな勾配で歩きやすいいい道だ。
黄葉に彩られ絵になる登山道を歩いてゆく。心が躍り笑顔になる。
峠が近づくとほぼ純林のブナになった。白い木肌が美しい。
送電鉄塔では声を掛け合って作業をしていた。
下から毎日歩いて登ってくるのだろうか?
峠に着くと風が吹いている。が、ガスを湧かすほど強くはない。
空は晴れている。今朝の天気予報は外れた。ラッキー!!
大塚で昼食休憩にする。草川さんが風陰の平坦地に案内してくれた。
草川さんはこの辺りを何回歩いているのだろうか?
今年の夏も夏エビネを見に登ってきていたそうだ。
いろいろ情報を頂く。テント泊に来よう。
Googleマップを見てグーの気になった斜面を歩かせてもらう。
1本だけ幹周4mほどのケヤキがあった。
主尾根に向かう斜面は青空にすくっと伸びたブナ林が美しい。
草川さんが急斜面をずんずん下がってゆく。
と、憧れの幹周8.54mケヤキの巨樹だ。デカイ!
まだ老いを知らない生気あふれる勢いで天を目指している。
銘木店が目を付けたら切り倒されていただろうに。
辺りに目をやるといたるところに巨木が立っている。
なんという所だ。よくぞ残してくれた。
あっちへウロウロ。こっちへウロウロ。
たっぷりと時間をかけて巨木を堪能する。
まだどこかに巨樹が人知れず眠っているかもしれない。
Googleマップをじっくり眺めて巨樹を探しにまた来よう。
草川さん、satoさん、お世話になりました。
ありがとうございました。
本当はレポを上げずに内緒にしておきたい グー(伊勢山上住人)
Re: 【若狭】20251111湯ノ花谷左岸尾根
Posted: 2025年11月17日(月) 21:34
by sato
グーさま
こんばんは。
11日は、スノー衆の時から約束していた湯の花谷左岸尾根にご一緒出来てうれしかったです。
紅葉の頃ということで11月になったのですが、
鮮やかに彩られた森とすっくと立ち並ぶ裸木の清々しいブナ林を味わうことができました。
登りの粟柄越えの道は、飛鳥時代に開かれ、明治時代まで若狭と近江を結ぶ交易道として利用されてきた、深い深い歴史と文化が折り重なる道。
自然と調和したうつくしい山越えの道で、急斜面も絶妙なこう配に作られていて、尾根から谷へゆるりと向かい、
水の流れを渡るところは感動を覚えます。どれだけの人や馬の喉を潤したのでしょうね。
曇天に浮かぶ赤や黄の木々が、落ち葉の降り積もった道をやさしく照らし、造形美を際立たせていました。
峠が近づくと一面ブナ林に。葉を落としたブナ林もうつくしいですね。
お昼頃に雨の予報ということでしたが、陽が差してきてよかったです。
・841大塚は、「ムギノ峰」とも呼ばれます。道から外れるので、訪れる人も少なくお気に入りの場所です。
ここからグーさんの恋焦がれていた湯ノ花谷左岸尾根へ。
グーさんの気になった箇所を歩いていたら、ケヤキの巨木が現れて感激しました。うつくしい樹形でしたね。
空は青空に。からりと明るいブナ林を下っていくと、大きなケヤキが出てきました。
8.54mの巨木へは、草川さんのご案内ですんなり辿り着くことができました。
息を呑む大きさですよね。
この巨木は、5年前、草川さん、巨木の会の会長さん、朽木育ちの17歳(当時)の青年T君の4人で、
この日と同じコースの山旅に出かけ、T君が見つけました。
T君は、木々の間を抜ける風のように自由に山を駆けまわり、お山の住民とお話が出来る澄んだ目とこころを持った素敵な青年です。
今は京都の大学で森林について学ぶ4年生。来年、大学院に進みます。
そう、T君は、小浜の小栗でも、素晴らしいトチの巨木を見つけました。
この周辺は、トチ、ケヤキ、ブナの巨木の森。この森が人間の手によって壊されないよう願うばかりです。
ぐるりと見渡した山やまの木々の葉に覆われた森の中には、幾星霜を経て今日を生きている巨木が、
まだまだひっそりと佇んでいるのだなぁ、と私も思います。
グーさん、今回は、ナズナさんとの山旅にご一緒させていただきありがとうございました。
ナズナさん、素敵なお方ですね。お会い出来てとてもうれしかったです。
また、こちらにいらっしゃる時、ご一緒できればうれしいです。
そう、これから低山が楽しい時期ですね。
グーさんが暮らす伊勢の面白い山歩きが『山と渓谷11月号』に載っています。
「海から山、山から海へ。南伊勢の座左ノ高」です。
『海をながめる山歩き』に書かれているコースで、草川さんがご案内されました。
私もいつか歩いてみたいなぁ、と思っています。
sato