【台高】地蔵谷左俣から赤ゾレ池,木梶山周回
Posted: 2025年7月31日(木) 16:45
【 日 付 】2025年7月30日(水)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ(猛暑)
【 ルート】キワラ滝駐車場 7:53 --- 9:02 赤ゾレ山登山口 --- 地蔵谷 --- 11:45 台高縦走路 --- 11:57 赤ゾレ池 12:29 --- 13:03 大ブナ 13:26 --- 14:00 木梶山 --- 14:59 木梶林道支線 --- 15:10 木梶川 15:56 --- 16:24 駐車地
世の中は猛暑である。こんな時は高山に行くか,沢遊びしかない。先週,三峰山のワサビ谷へ行ったので,今週は台高の癒し渓地蔵谷でのんびりすることにした。
木梶林道のキワラ滝駐車場に車を止める。しばらく来ない間に駐車場の周辺は舗装され,滝横には立派な不動尊ができている。昔,この駐車場でヒルにとりつかれたことがあるが,舗装されていれば大丈夫だろう。気温は朝8時で23度を示している。世間は猛暑だが,ここは別天地だ。
グーさんが地蔵谷でアブ,ハエ,ブトにたかられたと書いていたので,一応防虫ハットとヒルよけのスプレーを持参した。代わりにヘルメットは置いていくことにしよう。沢登りでなく,沢歩きなので必要ないだろう。 木梶林道を歩き始める。林道支線の分岐を過ぎてしばらくで,落石で車が通れなくなっている。キワラ滝駐車場に車を置いといてよかった。鳴滝展望駐車場をすぎてしばらくで,道の真ん中に鹿の死骸が転がっている。小鹿のようだ。栄養状態は良さそうだし,何かに襲われたような気配もない。状況から考えて道路脇の崖から落ちたようだ。死骸の状態は良さそうで,まだ腐敗臭もしていないので,死んでからそんなに時間が経っていないようだ。この暑さだとしばらくで腐敗臭がしてくるだろうから,腐敗が終わるまでこの場所はあまり通りたくない。 前方に白に多少ピンクがかった花が見える。ウツギの花にしては時期外れだなと思って近づいてみるとクサギの花だった。嫌な臭いがするところからクサギというありがたくない名前を付けられているが,こんな綺麗な花を咲かせるんだ。ちなみにクサギは秋になると黒に赤の綺麗な身をつける。
道横に赤ゾレ山登山口と書いた看板が立っている。GPSで調べてみるとここが地蔵谷への渡渉点のようだ。赤ゾレ山への道から右にそれると山腹道の踏み跡がある。地蔵谷への山腹道のようだ。踏み跡は時に立派な歩きやすい道になった。13年前に初めて地蔵谷に来た時はこの山腹道の存在を知らず,入り口の滝を越えるのに随分苦労したものだった。 山腹道はいつまでたっても谷に降りないので,適当に谷に下りることにする。このあとは,苔に覆われた岩間を流れ落ちる水にじゃぶじゃぶ足をつけながらの谷散歩である。登るような滝などない。癒しの谷なのである。休むとアブやコバエが寄ってくるが,防虫ネットをつけるほどでもない。 最初の大きな分岐をやり過ごし,二つ目の分岐を左俣に入る。水の感触を確かめながら歩いていると段々と斜度がきつくなり,水流がなくなった斜面を登ると台高の縦走路だった。大きなブナが林立している。 縦走路を左に取り,緩斜面を登っていくと赤ゾレ池だった。赤ゾレ池にくるのはなん年ぶりだろうか。随分ご無沙汰したような気がする。池のすぐ近くは直射日光が当たるので,近くの木陰で一休み。直射日光が当たるところはさすがに暑そうだが,木陰に入ると涼しくて快適だ。 馬駆ヶ辻を左折して木梶山へ向かう。ここから木梶山まではアップダウンもほとんどなく,快適な尾根歩きだ。P1316で大ブナに挨拶していこう。ブナの下で一休み。何も急いで下山することもない。山の上にいる限り天国のような涼しさなのだ。 木梶山への吊尾根に入るとあちこちに白い花を咲かせた木が見える。リョウブだった。あまり目立たない木なので,花が咲いていないとあっても気がつかないが,この時期だけは精一杯自己主張しているようだ。このあたりにこんなにリョウブがたくさんあるなんて,全然気が付かなかった。花を一房とって匂いを嗅いでみるといい匂いがする。きっと夜になるとこの匂いにつられて甲虫がたくさんやってくるのだろう。
木梶山の山頂はあまりぱっとしない。木梶山からは梅尾の方向に北へ進み,あまりはっきりしないピークで左折して北西方向の尾根を下る。この尾根は初見の尾根だが,ここを歩いた記録があり,地図を見る限り歩きやすそうな尾根である。木梶林道の支線を目指して降りていく。思った通り歩きやすくていい尾根だった。1時間ほどで木梶林道の支線に軟着陸。すでに廃林道になっており,がけ崩れで道が消えているところもある。
10分ほどで木梶川の渡渉箇所。後は林道をとボトボ帰るだけなのでちょっと休んで行くことにしよう。綺麗な水に足をつけていると小魚たちが足元に寄ってくる。靴にまとわりついている。靴から出ている何かに興味があるのかと思い,右足の靴を脱いで裸足の足をつけてみるとそこに寄ってくる。靴を履いた方の足には興味を示さないので,足から出ている何かに反応しているようだ。そのうち1匹が足の表面を口で突っつき始めた。最初は恐る恐るだったが,危険がないと知ると他の小魚たちも次々に突っつき始めた。鳥羽水族館にいるドクターフィッシュみたいだ。やっぱり足の角質を食べているのだろうか。無料でドクターフィッシュを体験したかったら木梶川に来てみてくださいな。
面白かったが,いつまでもいるわけにもいかないので,適当に切り上げて駐車地に戻る。世間は猛暑だったようだが,山の上は天国だった。山にいる間に発令されたらしい津波警報も知らずに遊び呆けた1日だった。
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ(猛暑)
【 ルート】キワラ滝駐車場 7:53 --- 9:02 赤ゾレ山登山口 --- 地蔵谷 --- 11:45 台高縦走路 --- 11:57 赤ゾレ池 12:29 --- 13:03 大ブナ 13:26 --- 14:00 木梶山 --- 14:59 木梶林道支線 --- 15:10 木梶川 15:56 --- 16:24 駐車地
世の中は猛暑である。こんな時は高山に行くか,沢遊びしかない。先週,三峰山のワサビ谷へ行ったので,今週は台高の癒し渓地蔵谷でのんびりすることにした。
木梶林道のキワラ滝駐車場に車を止める。しばらく来ない間に駐車場の周辺は舗装され,滝横には立派な不動尊ができている。昔,この駐車場でヒルにとりつかれたことがあるが,舗装されていれば大丈夫だろう。気温は朝8時で23度を示している。世間は猛暑だが,ここは別天地だ。
グーさんが地蔵谷でアブ,ハエ,ブトにたかられたと書いていたので,一応防虫ハットとヒルよけのスプレーを持参した。代わりにヘルメットは置いていくことにしよう。沢登りでなく,沢歩きなので必要ないだろう。 木梶林道を歩き始める。林道支線の分岐を過ぎてしばらくで,落石で車が通れなくなっている。キワラ滝駐車場に車を置いといてよかった。鳴滝展望駐車場をすぎてしばらくで,道の真ん中に鹿の死骸が転がっている。小鹿のようだ。栄養状態は良さそうだし,何かに襲われたような気配もない。状況から考えて道路脇の崖から落ちたようだ。死骸の状態は良さそうで,まだ腐敗臭もしていないので,死んでからそんなに時間が経っていないようだ。この暑さだとしばらくで腐敗臭がしてくるだろうから,腐敗が終わるまでこの場所はあまり通りたくない。 前方に白に多少ピンクがかった花が見える。ウツギの花にしては時期外れだなと思って近づいてみるとクサギの花だった。嫌な臭いがするところからクサギというありがたくない名前を付けられているが,こんな綺麗な花を咲かせるんだ。ちなみにクサギは秋になると黒に赤の綺麗な身をつける。
道横に赤ゾレ山登山口と書いた看板が立っている。GPSで調べてみるとここが地蔵谷への渡渉点のようだ。赤ゾレ山への道から右にそれると山腹道の踏み跡がある。地蔵谷への山腹道のようだ。踏み跡は時に立派な歩きやすい道になった。13年前に初めて地蔵谷に来た時はこの山腹道の存在を知らず,入り口の滝を越えるのに随分苦労したものだった。 山腹道はいつまでたっても谷に降りないので,適当に谷に下りることにする。このあとは,苔に覆われた岩間を流れ落ちる水にじゃぶじゃぶ足をつけながらの谷散歩である。登るような滝などない。癒しの谷なのである。休むとアブやコバエが寄ってくるが,防虫ネットをつけるほどでもない。 最初の大きな分岐をやり過ごし,二つ目の分岐を左俣に入る。水の感触を確かめながら歩いていると段々と斜度がきつくなり,水流がなくなった斜面を登ると台高の縦走路だった。大きなブナが林立している。 縦走路を左に取り,緩斜面を登っていくと赤ゾレ池だった。赤ゾレ池にくるのはなん年ぶりだろうか。随分ご無沙汰したような気がする。池のすぐ近くは直射日光が当たるので,近くの木陰で一休み。直射日光が当たるところはさすがに暑そうだが,木陰に入ると涼しくて快適だ。 馬駆ヶ辻を左折して木梶山へ向かう。ここから木梶山まではアップダウンもほとんどなく,快適な尾根歩きだ。P1316で大ブナに挨拶していこう。ブナの下で一休み。何も急いで下山することもない。山の上にいる限り天国のような涼しさなのだ。 木梶山への吊尾根に入るとあちこちに白い花を咲かせた木が見える。リョウブだった。あまり目立たない木なので,花が咲いていないとあっても気がつかないが,この時期だけは精一杯自己主張しているようだ。このあたりにこんなにリョウブがたくさんあるなんて,全然気が付かなかった。花を一房とって匂いを嗅いでみるといい匂いがする。きっと夜になるとこの匂いにつられて甲虫がたくさんやってくるのだろう。
木梶山の山頂はあまりぱっとしない。木梶山からは梅尾の方向に北へ進み,あまりはっきりしないピークで左折して北西方向の尾根を下る。この尾根は初見の尾根だが,ここを歩いた記録があり,地図を見る限り歩きやすそうな尾根である。木梶林道の支線を目指して降りていく。思った通り歩きやすくていい尾根だった。1時間ほどで木梶林道の支線に軟着陸。すでに廃林道になっており,がけ崩れで道が消えているところもある。
10分ほどで木梶川の渡渉箇所。後は林道をとボトボ帰るだけなのでちょっと休んで行くことにしよう。綺麗な水に足をつけていると小魚たちが足元に寄ってくる。靴にまとわりついている。靴から出ている何かに興味があるのかと思い,右足の靴を脱いで裸足の足をつけてみるとそこに寄ってくる。靴を履いた方の足には興味を示さないので,足から出ている何かに反応しているようだ。そのうち1匹が足の表面を口で突っつき始めた。最初は恐る恐るだったが,危険がないと知ると他の小魚たちも次々に突っつき始めた。鳥羽水族館にいるドクターフィッシュみたいだ。やっぱり足の角質を食べているのだろうか。無料でドクターフィッシュを体験したかったら木梶川に来てみてくださいな。
面白かったが,いつまでもいるわけにもいかないので,適当に切り上げて駐車地に戻る。世間は猛暑だったようだが,山の上は天国だった。山にいる間に発令されたらしい津波警報も知らずに遊び呆けた1日だった。
世の中は猛暑である。こんな時は高山に行くか,沢遊びしかない。