【若狭】多田川蛇谷から多田ヶ岳へ
Posted: 2025年7月15日(火) 22:46
【日 付】2025年7月12日(土)
【山 域】若狭 多田ヶ岳周辺
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】林道入口8:15---8:35堰堤---9:00蛇谷出合9:35---11:40二俣---12:50多田ヶ岳14:10---15:05林道終点---
15:50駐車地
天気予報は晴れだったがやや雲が多い空模様。暑さに弱い身としてはこの方がありがたい。
多田川沿いの林道を進むが、流れはチョロチョロである。下流でこれなら支流の蛇谷は水が流れているのだろう
かと心配になってきた。
2つ目のヘアピンから目の前の堰堤を右から越して入渓・・・のはずだったが、ホールドの少ない急斜面は足元
も悪く、河原まではかなりの高さがある。慎重に立ち木を掴みながら下り始めたが、たまらずチェーンスパイクを
履いてロープを出した。多田ヶ岳とは言ってもここで落ちたらタダで済みそうもない。
10mの懸垂下降で河原に下り立ったがもう汗だくである。
風采の上がらない蛇谷の出合でへたり込む。寝不足のせいもあって体調は最悪だ。もう帰りたくなってきた。
(この時は本気で戻るつもりだった)
ちょっと気になって堰堤の右岸側を見に行くと明瞭な踏み跡があるではないか。これを辿れば余計な時間も体力も
緊張も必要なかったとガックリである。
気を取り直して遡行開始。海からほど近く、標高が低いので植林と常緑樹の森のせいもあり、さらに岩がやたら
黒いので非常に暗い印象の谷だ。直登する気力も起こらず、大岩がゴロゴロと積み重なる斜面を巻いて行く。
いくつか滝を越えたところで再びへたり込んだ。このまま上がって行って体が持つだろうかと思案六法。
山頂は710mばかりなので、残す標高差は400mあまりしかない。ここで止めてしまっては男がすたるのだ。
再度気を取り直して急峻な谷を登って行く。面白い造形の滝が連続して現れるがそれを楽しむ余裕がない。
標高330mを超えるとようやく傾斜が落ち着いて、これまでの急峻なゴルジュはいったい何だったのかというような
穏やかな渓相に変わった。しばらくはのんびり歩いて行けそうだ。
そして今までの黒い岩がやや明るい色となり、常緑樹が落葉樹混じりとなって空が開けてくると、暗い印象だった
谷は一転して明るい谷になった。こうなると不思議なもので心まで明るく軽くなってくる。
次々に現れるナメ滝や斜瀑を快適に超えていく。沢登りはこうでなくてはいけない。
二俣を右に取って多田ヶ岳への直登ルートに入る。標高550mあたりから地形図通りの強烈な急傾斜に入った。
滝のできにくい地形なのか、見上げる谷にはガレが続くばかりで滝と呼べるものはない。傾斜が急な分効率はいい
と言いたいところだが、空がぐんぐん近付いてきたとはいかず、2.3歩歩いては肩で息をするという繰り返し。
情けないがこれが今の自分なのだろう。
谷の形は山頂へまっすぐ延びているが、左側に見える尾根にたまらずトラバース。山頂南側の尾根に這い上がった。
山頂はすぐそこだ。
灌木帯を抜けて山頂に出ると絶景が広がった、と同時にモワッとして熱気に包まれた。
手前の樹林帯の中はひんやりしていたのに、カンカン照りではないにもかかわらずえらい違いである。
展望写真は後で撮ることにして、一段下がった樹林帯へ戻ってランチタイムとした。今日はシートを忘れてしまった
が、おあつらえ向きの木の根がイス代わりになってくれた。食欲も戻ってきたようで、保冷したビールとおろしそば
のランチタイムを楽しむ。デザートのプリンと缶コーヒーを片づけて再度山頂へ。
今日は雲が多く、海の色ももうひとつ冴えないが、それでも素晴らしい景観が広がっている。
真夏以外の晴天の日なら景色を堪能できるだろう。これで雲がなかったら5分と立っていられないに違いない。
今日もコンバーチブルパンツの下を外してショートパンツスタイルで下山だ。下りが一般道だと快適この上ない
のである。人気の山だけあって(誰にも会わなかったが)よく踏まれた登山道が導いてくれる。
多田川本流まで下ってくると爽やかな流れと美しい滝もあったりして、意外に楽しい道だった。
しかし体調は相変わらずで、楽なはずの道も休み休みしなければ歩けない始末だった。
まだまだこれから暑い夏が続くというのにどうなってしまうのだろうと心配になる。
昔、洞吹さんがまだ真夏なのに「早く雪が降らんかな」とこぼしていたのを思い出した。
最後の林道はほとんどが日陰を歩くことができて助かった。
今日は久しぶりに濱ノ湯で汗を流していこう。
山日和
【山 域】若狭 多田ヶ岳周辺
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】林道入口8:15---8:35堰堤---9:00蛇谷出合9:35---11:40二俣---12:50多田ヶ岳14:10---15:05林道終点---
15:50駐車地
天気予報は晴れだったがやや雲が多い空模様。暑さに弱い身としてはこの方がありがたい。
多田川沿いの林道を進むが、流れはチョロチョロである。下流でこれなら支流の蛇谷は水が流れているのだろう
かと心配になってきた。
2つ目のヘアピンから目の前の堰堤を右から越して入渓・・・のはずだったが、ホールドの少ない急斜面は足元
も悪く、河原まではかなりの高さがある。慎重に立ち木を掴みながら下り始めたが、たまらずチェーンスパイクを
履いてロープを出した。多田ヶ岳とは言ってもここで落ちたらタダで済みそうもない。
10mの懸垂下降で河原に下り立ったがもう汗だくである。
風采の上がらない蛇谷の出合でへたり込む。寝不足のせいもあって体調は最悪だ。もう帰りたくなってきた。
(この時は本気で戻るつもりだった)
ちょっと気になって堰堤の右岸側を見に行くと明瞭な踏み跡があるではないか。これを辿れば余計な時間も体力も
緊張も必要なかったとガックリである。
気を取り直して遡行開始。海からほど近く、標高が低いので植林と常緑樹の森のせいもあり、さらに岩がやたら
黒いので非常に暗い印象の谷だ。直登する気力も起こらず、大岩がゴロゴロと積み重なる斜面を巻いて行く。
いくつか滝を越えたところで再びへたり込んだ。このまま上がって行って体が持つだろうかと思案六法。
山頂は710mばかりなので、残す標高差は400mあまりしかない。ここで止めてしまっては男がすたるのだ。
再度気を取り直して急峻な谷を登って行く。面白い造形の滝が連続して現れるがそれを楽しむ余裕がない。
標高330mを超えるとようやく傾斜が落ち着いて、これまでの急峻なゴルジュはいったい何だったのかというような
穏やかな渓相に変わった。しばらくはのんびり歩いて行けそうだ。
そして今までの黒い岩がやや明るい色となり、常緑樹が落葉樹混じりとなって空が開けてくると、暗い印象だった
谷は一転して明るい谷になった。こうなると不思議なもので心まで明るく軽くなってくる。
次々に現れるナメ滝や斜瀑を快適に超えていく。沢登りはこうでなくてはいけない。
二俣を右に取って多田ヶ岳への直登ルートに入る。標高550mあたりから地形図通りの強烈な急傾斜に入った。
滝のできにくい地形なのか、見上げる谷にはガレが続くばかりで滝と呼べるものはない。傾斜が急な分効率はいい
と言いたいところだが、空がぐんぐん近付いてきたとはいかず、2.3歩歩いては肩で息をするという繰り返し。
情けないがこれが今の自分なのだろう。
谷の形は山頂へまっすぐ延びているが、左側に見える尾根にたまらずトラバース。山頂南側の尾根に這い上がった。
山頂はすぐそこだ。
灌木帯を抜けて山頂に出ると絶景が広がった、と同時にモワッとして熱気に包まれた。
手前の樹林帯の中はひんやりしていたのに、カンカン照りではないにもかかわらずえらい違いである。
展望写真は後で撮ることにして、一段下がった樹林帯へ戻ってランチタイムとした。今日はシートを忘れてしまった
が、おあつらえ向きの木の根がイス代わりになってくれた。食欲も戻ってきたようで、保冷したビールとおろしそば
のランチタイムを楽しむ。デザートのプリンと缶コーヒーを片づけて再度山頂へ。
今日は雲が多く、海の色ももうひとつ冴えないが、それでも素晴らしい景観が広がっている。
真夏以外の晴天の日なら景色を堪能できるだろう。これで雲がなかったら5分と立っていられないに違いない。
今日もコンバーチブルパンツの下を外してショートパンツスタイルで下山だ。下りが一般道だと快適この上ない
のである。人気の山だけあって(誰にも会わなかったが)よく踏まれた登山道が導いてくれる。
多田川本流まで下ってくると爽やかな流れと美しい滝もあったりして、意外に楽しい道だった。
しかし体調は相変わらずで、楽なはずの道も休み休みしなければ歩けない始末だった。
まだまだこれから暑い夏が続くというのにどうなってしまうのだろうと心配になる。
昔、洞吹さんがまだ真夏なのに「早く雪が降らんかな」とこぼしていたのを思い出した。
最後の林道はほとんどが日陰を歩くことができて助かった。
今日は久しぶりに濱ノ湯で汗を流していこう。
山日和
【日 付】2025年7月12日(土)