【日 付】2025年6月7日(土)
【山 域】加越国境 取立山周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】登山口7:15---8:23取立山---9;43板谷の頭---10:23明谷川尾根取付点---11:45下の湿原---12:12上の湿原13:22
---14:57板谷の頭---15:35ミズバショウ群生地16:00---17;00大滝---17;30登山口
山頂まで1時間余りで登ることができる取立山は、みなさんスタートが遅いようで、7時頃に着いても駐車場はまだ
ガラガラだ。今年は雪が多いせいで、例年なら5月の半ば頃から見頃を迎えるミズバショウの群落もようやく満開に
なったらしい。と言っても、今日の第一目的は取立山ではなく、一昨年に訪れた判官堂湿原の再訪である。
まずは取立山に向かうが、今日は気温が高く早くもバテ気味だ。これで判官堂湿原まで辿り着けるのだろうか。
チゴユリやミツバツツジは咲いているが、マイズルソウはまだ早いようだ。この道は楽なのだが、あまり日陰がない
ので暑い日には厳しい。
取立山頂では真正面から白山の雄姿が出迎えてくれた。ただ、この山頂は単なる通過点である。
休憩もそこそこに加越国境稜線へと踏み出した。はずが、なんとなく様子がおかしい。国境稜線への分岐を見逃して、
避難小屋への道を進んでしまっていたのだ。慌てて引き返すと分岐の標識もなく、ここだと言われなければわからな
い程度の踏み跡が分かれていた。道は整備もされていないのだろう、2年前よりずいぶんヤブっぽくなっているようだ。
そう言えばヤマップの地図では「立入禁止」のマークが並んでいる。
加越国境稜線に出るとヤブっぽさはマシになったが、時折手を使ったり木をまたいだり腰を屈めて通過したりと、
あまりスピードが上がらない。6月だというのにショウジョウバカマが満開で、さしずめバカマロードだ。
ツバメオモトやミツバノバイカオウレン、イワウチワもちらほら顔を出し、頭上にはタムシバと、1ヶ月前の山を
歩いているようである。
板谷の頭からは目の前に聳える鉢伏山との鞍部に向かって下る。
この鞍部から明谷川の源流へ下って行くのだが、谷の方を見て驚いた。残雪が谷をびっしりと埋めているのだ。
谷歩きに備えて沢靴も用意してきたのだがこれはラッキーである。
チェーンスパイクを履いて雪渓を下って行く。さすがにずっと雪渓が続いていたとは行かず、流れの両岸に切れ
切れの雪があるという状態となる。
2年前に歩いた支谷の手前に登りやすそうな小谷があったのでそこを上がってみると、並行する小尾根がほとんど
ヤブがなく歩きやすそうに見えた。ピンクのテープもある。
これならあえて谷を歩く必要もない。半端ない急登だが、標高差にして200mの辛抱だ。
ひたすら登り続けてふっと傾斜が緩んだ。傾斜がなくなるのはいいが、ここからが本格的なヤブの始まりである。
ササヤブではなく曲がりくねった潅木が入り組んだヤブはタチが悪い。ササのように押し開いて体をねじ込むわけ
にもいかず、わずかなすき間を見つけて足を入れ、どういう動きをすればすり抜けられるか考えながら、時には
アクロバチックな動作も要求される。
ヤブを抜けて地図で目星を付けていた谷に出ると、そこにはまた想像もしなかった光景が広がっていた。
広い緩やかな谷は一面の雪渓となり、両岸にはブナ林が広がる。2年前とのあまりの違いに躍り上がった。
この谷を少し下って東に進めば、前回見つけられなかった下の湿原に出られるはずだ。
うきうきした気分で雪渓を下り、右折して下の湿原を目指す。
再びヤブを突き抜けたところにまたひと筋の小雪渓が現れた。まさにヤブの中のホワイトロード、天の助けである。
このあたりだろうと思われるところで三たびヤブに飛び込む。前方の空間が少し明るいように見えた。
最後に潅木をかき分けて飛び出したところが下の湿原だった。
上の湿原よりも少し小さく白山も見えないが、まわりを白いタムシバが飾っていた。
これで第一の目的は達成、次はメインディッシュの上の湿原でランチタイムだ。
ところが目の前に現れた一面ブナ林に包まれた雪原に引き込まれて、いつの間にか南の方を向いていた。
ヤブと違って雪原歩きはスピードが早く、GPSを確かめると思わぬところまで来てしまっていたのである。
引き返して今度は東に方向を定めてヤブを漕ぐが、湿原のラインよりも南側を歩いているようだ。
それでも距離はわずか、少しの我慢で見覚えのある上の湿原に飛び出した。
湿原は前回よりも池塘の水量が多く見応えがあった。正面には遮るものなく白山の姿を拝むことができる素晴
らしい場所である。実は山上へ上がってからの雪渓や雪原を見て、ひょっとしたら湿原がただの雪原になってい
るのではと危惧していたのだが、それは杞憂に終わってホッとしたのだ。
2年前と同様、至福のランチタイムを楽しむ。ここがミズバショウの群落だったらと思うのは贅沢な願いという
ものだろう。
帰路はまっすぐに登りの尾根を目指すが、先ほどの雪渓の快適さに釣られて少し大回りとなった。
ヤブのない急な尾根の下りは早く、あっという間に明谷川に着地。何度か渡渉しながら雪渓を繋いで鞍部へ。
残るはミズバショウの群落とサンカヨウが本日のデザートメニューである。
板谷の頭に登り返せば後は下り基調。思ったより早く避難小屋に着いた。ミズバショウの群生地はすぐそこだ。
満開で待っていてくれるだろうか。
群生地の入口近くのミズバショウはすでに終わっていた。一抹の不安を感じながら奥へ進むと、あった。
満開のミズバショウの群落である。流れ込む小川の奥にはまだ雪が残っている。今年の多雪のおかげで今日まで
残っていてくれたのだ。
時刻はもう3時半である。この時間にここにいる登山者は一人もおらず、静寂のミズバショウの風景を楽しむこと
ができた。
白いミズバショウの中に目を惹くピンクの花のようなものがぽつぽつと見えた。近付いてみるとショウジョウバ
カマだった。ミズバショウとショウジョウバカマの取り合わせというのは初めて見た。
ミズバショウを堪能して、こつぶり山へわずかな登りで本日最後の白山の姿を仰ぐ。
大滝コースは危険・通行止めということになっているが、みんな自己責任で歩いているようだ。
実際歩いてみると、大滝を支谷から巻き下るところが荒れ気味になっているのと、大滝分岐から水平道へ登ると
ころで少し崩れているぐらいで、さほど危険は感じない。ただ柵ごとロープが流されたりしているので、行政的
には通行止めにしたいのだろう。
肝心のサンカヨウは、大滝の巻きの手前ででようやく見つけたが3株ほどしかない。これで終わりなのだろうか。
大滝は水量も多く、美しい姿を見せてくれた。滝の前に立つとミストが吹きつけて寒いぐらいだ。
サンカヨウはこれで終わりかとガックリしていたら、林道の途中の斜面にぽつぽつと現れてホッとする。
これで本日のミッションはオールコンプリートである。
駐車場に戻ると車は2台だけ。その1台も間もなく走り去った。
国道に向かって車を走らせていると、道端にいくつかサンカヨウの小群落を見つけた。その中のひと株の花の
付き方が、見たことないようなこんもりとした花束のようだったのには驚いた。
白山の展望、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウと、豪勢なメニューで満腹になった一日だった。
山日和
【加越国境】再びの判官堂湿原とミズバショウ群生地に遊ぶ
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
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【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【加越国境】再びの判官堂湿原とミズバショウ群生地に遊ぶ
山日和さま
こんばんは。
梅雨の季節となりましたね。
梅雨前の土曜日、また訪れたいなぁと思っていた判官堂湿原に立ててうれしかったです。
思いもかけない雪原、取立山のミズバショウも楽しむことが出来ました。
稜線では楽しみにしていた大好きな初夏のお花、ツバメオモト、ミツバノバイカオウレンを愛で、最後にサンカヨウにも出会えました。
お天気も良く、気高く優美な白山の全容を拝ませていただき、春と初夏の風景が揃った最高の日に訪れることが出来ました。
ありがとうございました。
取立山の登山道は、初夏の陽光が降り注ぐ道で朝から暑かったですね。
山頂に着いた時、まだ残雪豊かな白山が目に飛び込み感激しましたが、風が無く暑くて、湿原でゆっくり過ごせないのでは、
と早くも心配になりました。
加越国境稜線周辺はヤブで覆われているので、道がなかったら進むのが大変ですね。
谷峠から大長山の国境稜線は、昭和43年の福井国体を機に整備されたのですね。
整備し維持していくのは、ほんとうに大変だと思います。一年手入れをしないとヤブが迫ります。
道に被さる木を跨いだりよけたり潜ったりしながら、それでも道の形があるおかげでどう行こうかと考えることなく足が出て、
ありがたいなぁと思いながら歩いていました。
ヤブの中には、かわいい花ばなが咲き、目の高さにはムラサキヤシオ、そしてタムシバもまだ咲いていて、
きょろきょろ目を動かし、わぁきれい、わぁかわいい、と呟くのに忙しく楽しかったです。
6月なのにショウジョウバカマがたくさん咲いていましたね。バカマロードでした。
イワウチワも残っていてうれしかったです。
・1383板谷の頭では、経ヶ岳の凛々しいお姿にうっとり。
この先は通行止めになっていましたね。やはり整備していくのが大変なのでしょうね。
鞍部から谷に降りると残雪が延びていて、やったぁ、と思いました。
切れているところもありましたが、雪のおかげで楽できました。
取りついた小尾根は急こう配でしたが、パキパキと枝を掃うくらいのヤブで歩きやすくて助かりました。
谷よりも速く登れましたね。
持ってきた沢靴を履くことなく1400mラインへ。ここから灌木の密なヤブとなった複雑な地形地帯に突入。
地形図には現れていない微妙な谷地形があり、前回、気が付いたら南に向かっていたので注意しなければと思いながら、
立ちはばかる灌木の狭い隙間をすり抜けていたら、目の前がぱぁっと開き、新緑のブナが立ち並ぶ雪原が。
わぁっと歓声があがりました。
最初に目指す、前回辿り着けなかった下の湿原の方向も雪渓。
女神さまからのプレゼント、ホワイトロードを辿り、10分ぐらい?ヤブを漕いで、ぽんと湿原に飛び出しました。
まっ白なタムシバに縁どられた湿原は、静謐さに満ちた地でした。
上の湿原に行く途中のブナが立ち並ぶ雪原は素晴らしかったですね。
前回ヤブと格闘していた地帯は、雪が積もっているとこんなにも穏やかでうつくしい表情になるのですね。
こころ躍らせ歩いていたら、やっぱり南に進みすぎていました。
湿原にはヤブを漕がないと辿り着けない。でも、ヤブを漕がないと出会えないからこそ、辿り着いた時のよろこびはひとしおですね。
判官堂湿原。ヤブの中にぽっかりと浮かぶ奇跡のような世界。
白山を真正面に望む絶妙な地形が生み出した山上の楽園。自然は、こんなにも妙なる造形を作り出すのですね。
また訪れることができたしあわせに包まれました。
ゆっくり妙なる世界を楽しみ、でもまだ佇んでいたい気持ちでしたが、白山に雲がかかってきたのを機に立ち上がることができました。
次の湿原、取立山のミズバショウ群生地には、思ったよりも早く着きましたね。
入り口のミズバショウは巨大な葉っぱになっていたので、もう遅いのではと思いましたが、奥に進んで、あっと息を呑みました。
咲き誇っていましたね。
私たちの他には誰もいない湿原で、涼し気に流れる水の音を聞きながら、ミズバショウをこころゆくまで楽しむことが出来ました。
楽しみは、最後まで続きましたね。迫力ある大滝と山日和さんが大好きなサンカヨウ。
サンカヨウは車に乗ってからも楽しめました。最後に見たサンカヨウは見事なお花を咲かせていて、
思わず車を停めて、写真に収めてしまいましたね。
白山の展望、春と初夏の花ばな、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウ・・・ほんとうに贅沢な山旅でした。
今度は、雪の季節に鉢伏山から判官堂湿原にかけての緩やかに広がる地形を楽しみたいなぁと思いました。
また、是非、よろしくお願いいたします!
sato
こんばんは。
梅雨の季節となりましたね。
梅雨前の土曜日、また訪れたいなぁと思っていた判官堂湿原に立ててうれしかったです。
思いもかけない雪原、取立山のミズバショウも楽しむことが出来ました。
稜線では楽しみにしていた大好きな初夏のお花、ツバメオモト、ミツバノバイカオウレンを愛で、最後にサンカヨウにも出会えました。
お天気も良く、気高く優美な白山の全容を拝ませていただき、春と初夏の風景が揃った最高の日に訪れることが出来ました。
ありがとうございました。
取立山の登山道は、初夏の陽光が降り注ぐ道で朝から暑かったですね。
山頂に着いた時、まだ残雪豊かな白山が目に飛び込み感激しましたが、風が無く暑くて、湿原でゆっくり過ごせないのでは、
と早くも心配になりました。
加越国境稜線周辺はヤブで覆われているので、道がなかったら進むのが大変ですね。
谷峠から大長山の国境稜線は、昭和43年の福井国体を機に整備されたのですね。
整備し維持していくのは、ほんとうに大変だと思います。一年手入れをしないとヤブが迫ります。
道に被さる木を跨いだりよけたり潜ったりしながら、それでも道の形があるおかげでどう行こうかと考えることなく足が出て、
ありがたいなぁと思いながら歩いていました。
ヤブの中には、かわいい花ばなが咲き、目の高さにはムラサキヤシオ、そしてタムシバもまだ咲いていて、
きょろきょろ目を動かし、わぁきれい、わぁかわいい、と呟くのに忙しく楽しかったです。
6月なのにショウジョウバカマがたくさん咲いていましたね。バカマロードでした。
イワウチワも残っていてうれしかったです。
・1383板谷の頭では、経ヶ岳の凛々しいお姿にうっとり。
この先は通行止めになっていましたね。やはり整備していくのが大変なのでしょうね。
鞍部から谷に降りると残雪が延びていて、やったぁ、と思いました。
切れているところもありましたが、雪のおかげで楽できました。
取りついた小尾根は急こう配でしたが、パキパキと枝を掃うくらいのヤブで歩きやすくて助かりました。
谷よりも速く登れましたね。
持ってきた沢靴を履くことなく1400mラインへ。ここから灌木の密なヤブとなった複雑な地形地帯に突入。
地形図には現れていない微妙な谷地形があり、前回、気が付いたら南に向かっていたので注意しなければと思いながら、
立ちはばかる灌木の狭い隙間をすり抜けていたら、目の前がぱぁっと開き、新緑のブナが立ち並ぶ雪原が。
わぁっと歓声があがりました。
最初に目指す、前回辿り着けなかった下の湿原の方向も雪渓。
女神さまからのプレゼント、ホワイトロードを辿り、10分ぐらい?ヤブを漕いで、ぽんと湿原に飛び出しました。
まっ白なタムシバに縁どられた湿原は、静謐さに満ちた地でした。
上の湿原に行く途中のブナが立ち並ぶ雪原は素晴らしかったですね。
前回ヤブと格闘していた地帯は、雪が積もっているとこんなにも穏やかでうつくしい表情になるのですね。
こころ躍らせ歩いていたら、やっぱり南に進みすぎていました。
湿原にはヤブを漕がないと辿り着けない。でも、ヤブを漕がないと出会えないからこそ、辿り着いた時のよろこびはひとしおですね。
判官堂湿原。ヤブの中にぽっかりと浮かぶ奇跡のような世界。
白山を真正面に望む絶妙な地形が生み出した山上の楽園。自然は、こんなにも妙なる造形を作り出すのですね。
また訪れることができたしあわせに包まれました。
ゆっくり妙なる世界を楽しみ、でもまだ佇んでいたい気持ちでしたが、白山に雲がかかってきたのを機に立ち上がることができました。
次の湿原、取立山のミズバショウ群生地には、思ったよりも早く着きましたね。
入り口のミズバショウは巨大な葉っぱになっていたので、もう遅いのではと思いましたが、奥に進んで、あっと息を呑みました。
咲き誇っていましたね。
私たちの他には誰もいない湿原で、涼し気に流れる水の音を聞きながら、ミズバショウをこころゆくまで楽しむことが出来ました。
楽しみは、最後まで続きましたね。迫力ある大滝と山日和さんが大好きなサンカヨウ。
サンカヨウは車に乗ってからも楽しめました。最後に見たサンカヨウは見事なお花を咲かせていて、
思わず車を停めて、写真に収めてしまいましたね。
白山の展望、春と初夏の花ばな、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウ・・・ほんとうに贅沢な山旅でした。
今度は、雪の季節に鉢伏山から判官堂湿原にかけての緩やかに広がる地形を楽しみたいなぁと思いました。
また、是非、よろしくお願いいたします!
sato
Re: 【加越国境】再びの判官堂湿原とミズバショウ群生地に遊ぶ
山日和さん、こんばんは。
>【日 付】2025年6月7日(土)
【山 域】加越国境 取立山周辺
【天 候】晴れ
【コース】登山口7:15---8:23取立山---9;43板谷の頭---10:23明谷川尾根取付点---11:45下の湿原---12:12上の湿原13:22
---14:57板谷の頭---15:35ミズバショウ群生地16:00---17;00大滝---17;30登山口
【メンバー】sato、山日和
先週末は北陸方面の方がお天気がよかったのかな。
>山頂まで1時間余りで登ることができる取立山は、みなさんスタートが遅いようで、7時頃に着いても駐車場はまだ
ガラガラだ。
そんなものなんですね~
>今年は雪が多いせいで、例年なら5月の半ば頃から見頃を迎えるミズバショウの群落もようやく満開に
なったらしい。と言っても、今日の第一目的は取立山ではなく、一昨年に訪れた判官堂湿原の再訪である。
まずは取立山に向かうが、今日は気温が高く早くもバテ気味だ。これで判官堂湿原まで辿り着けるのだろうか。
チゴユリやミツバツツジは咲いているが、マイズルソウはまだ早いようだ。この道は楽なのだが、あまり日陰がない
ので暑い日には厳しい。
取立山までは登山道なのでしょうか?
二年前のレポを探して読んでみます。
>取立山頂では真正面から白山の雄姿が出迎えてくれた。ただ、この山頂は単なる通過点である。
山日和さんでしたらそうでしょうね
>休憩もそこそこに加越国境稜線へと踏み出した。はずが、なんとなく様子がおかしい。国境稜線への分岐を見逃して、
避難小屋への道を進んでしまっていたのだ。慌てて引き返すと分岐の標識もなく、ここだと言われなければわからな
い程度の踏み跡が分かれていた。道は整備もされていないのだろう、2年前よりずいぶんヤブっぽくなっているようだ。
そう言えばヤマップの地図では「立入禁止」のマークが並んでいる。
ホントですね~
以前は歩かれる方も多かったのでしょうか。
>加越国境稜線に出るとヤブっぽさはマシになったが、時折手を使ったり木をまたいだり腰を屈めて通過したりと、
あまりスピードが上がらない。6月だというのにショウジョウバカマが満開で、さしずめバカマロードだ。
ツバメオモトやミツバノバイカオウレン、イワウチワもちらほら顔を出し、頭上にはタムシバと、1ヶ月前の山を
歩いているようである。
ヤブは・・・
ですが、お花は得した感じですね
>板谷の頭からは目の前に聳える鉢伏山との鞍部に向かって下る。
板谷の頭までは地図でわかりました
>この鞍部から明谷川の源流へ下って行くのだが、谷の方を見て驚いた。残雪が谷をびっしりと埋めているのだ。
谷歩きに備えて沢靴も用意してきたのだがこれはラッキーである。
チェーンスパイクを履いて雪渓を下って行く。さすがにずっと雪渓が続いていたとは行かず、流れの両岸に切れ
切れの雪があるという状態となる。
まだそんなに残雪があるのですね~~
>2年前に歩いた支谷の手前に登りやすそうな小谷があったのでそこを上がってみると、並行する小尾根がほとんど
ヤブがなく歩きやすそうに見えた。ピンクのテープもある。
これならあえて谷を歩く必要もない。半端ない急登だが、標高差にして200mの辛抱だ。
ひたすら登り続けてふっと傾斜が緩んだ。傾斜がなくなるのはいいが、ここからが本格的なヤブの始まりである。
ササヤブではなく曲がりくねった潅木が入り組んだヤブはタチが悪い。ササのように押し開いて体をねじ込むわけ
にもいかず、わずかなすき間を見つけて足を入れ、どういう動きをすればすり抜けられるか考えながら、時には
アクロバチックな動作も要求される。
読んでいると少し楽しんでおられる感じもしますが
、大変な道ですね。
>ヤブを抜けて地図で目星を付けていた谷に出ると、そこにはまた想像もしなかった光景が広がっていた。
広い緩やかな谷は一面の雪渓となり、両岸にはブナ林が広がる。2年前とのあまりの違いに躍り上がった。
わぁ~~おふたりの笑顔が目に浮かびますね。
>この谷を少し下って東に進めば、前回見つけられなかった下の湿原に出られるはずだ。
うきうきした気分で雪渓を下り、右折して下の湿原を目指す。
うきうきですかぁ~~
>再びヤブを突き抜けたところにまたひと筋の小雪渓が現れた。まさにヤブの中のホワイトロード、天の助けである。
このあたりだろうと思われるところで三たびヤブに飛び込む。前方の空間が少し明るいように見えた。
最後に潅木をかき分けて飛び出したところが下の湿原だった。
上の湿原よりも少し小さく白山も見えないが、まわりを白いタムシバが飾っていた。
湿原があるだろうというのは地形図でわかるのでしょうか??
>これで第一の目的は達成、次はメインディッシュの上の湿原でランチタイムだ。
ところが目の前に現れた一面ブナ林に包まれた雪原に引き込まれて、いつの間にか南の方を向いていた。
ヤブと違って雪原歩きはスピードが早く、GPSを確かめると思わぬところまで来てしまっていたのである。
引き返して今度は東に方向を定めてヤブを漕ぐが、湿原のラインよりも南側を歩いているようだ。
それでも距離はわずか、少しの我慢で見覚えのある上の湿原に飛び出した。
一面ブナ林の雪原を6月に歩けるのですね~~
>湿原は前回よりも池塘の水量が多く見応えがあった。正面には遮るものなく白山の姿を拝むことができる素晴
らしい場所である。実は山上へ上がってからの雪渓や雪原を見て、ひょっとしたら湿原がただの雪原になってい
るのではと危惧していたのだが、それは杞憂に終わってホッとしたのだ。
2年前と同様、至福のランチタイムを楽しむ。ここがミズバショウの群落だったらと思うのは贅沢な願いという
ものだろう。
まさに至福ですね。
>帰路はまっすぐに登りの尾根を目指すが、先ほどの雪渓の快適さに釣られて少し大回りとなった。
ヤブのない急な尾根の下りは早く、あっという間に明谷川に着地。何度か渡渉しながら雪渓を繋いで鞍部へ。
残るはミズバショウの群落とサンカヨウが本日のデザートメニューである。
楽しみですね~~
>板谷の頭に登り返せば後は下り基調。思ったより早く避難小屋に着いた。ミズバショウの群生地はすぐそこだ。
満開で待っていてくれるだろうか。
群生地の入口近くのミズバショウはすでに終わったてい。一抹の不安を感じながら奥へ進むと、あった。
満開のミズバショウの群落である。流れ込む小川の奥にはまだ雪が残っている。今年の多雪のおかげで今日まで
残っていてくれたのだ。
避難小屋のミズバショウは二度見に行きましたが、一度目は雪の下でした。
>時刻はもう3時半である。この時間にここにいる登山者は一人もおらず、静寂のミズバショウの風景を楽しむこと
ができた。
早い時間ならたくさんの方がおられたのでしょうね。
>白いミズバショウの中に目を惹くピンクの花のようなものがぽつぽつと見えた。近付いてみるとショウジョウバ
カマだった。ミズバショウとショウジョウバカマの取り合わせというのは初めて見た。
ショウジョウバカマはもっと早いのでしょうか。
>ミズバショウを堪能して、こつぶり山へわずかな登りで本日最後の白山の姿を仰ぐ。
大滝コースは危険・通行止めということになっているが、みんな自己責任で歩いているようだ。
G.W.はまだ雪がたっぷり残っているとも知らない20年前頃、周回して怖かったです。
>実際歩いてみると、大滝を支谷から巻き下るところが荒れ気味になっているのと、大滝分岐から水平道へ登ると
ころで少し崩れているぐらいで、さほど危険は感じない。ただ柵ごとロープが流されたりしているので、行政的
には通行止めにしたいのだろう。
積雪期でなくても通行止めなんですね。
>肝心のサンカヨウは、大滝の巻きの手前ででようやく見つけたが3株ほどしかない。これで終わりなのだろうか。
大滝は水量も多く、美しい姿を見せてくれた。滝の前に立つとミストが吹きつけて寒いぐらいだ。
サンカヨウ見たいです。
山に行かないと見れませんが・・・
>サンカヨウはこれで終わりかとガックリしていたら、林道の途中の斜面にぽつぽつと現れてホッとする。
これで本日のミッションはオールコンプリートである。
素晴らしいですね
>駐車場に戻ると車は2台だけ。その1台も間もなく走り去った。
国道に向かって車を走らせていると、道端にいくつかサンカヨウの小群落を見つけた。その中のひと株の花の
付き方が、見たことないようなこんもりとした花束のようだったのには驚いた。
白山の展望、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウと、豪勢なメニューで満腹になった一日だった。
サンカヨウが山に行かなくても見られるのですね
山日和さんはいつも充実の山行ですが、文章に充実感があふれ出ていますね
楽しく読ませていただきました。
ちーたろー
>【日 付】2025年6月7日(土)
【山 域】加越国境 取立山周辺
【天 候】晴れ
【コース】登山口7:15---8:23取立山---9;43板谷の頭---10:23明谷川尾根取付点---11:45下の湿原---12:12上の湿原13:22
---14:57板谷の頭---15:35ミズバショウ群生地16:00---17;00大滝---17;30登山口
【メンバー】sato、山日和
先週末は北陸方面の方がお天気がよかったのかな。
>山頂まで1時間余りで登ることができる取立山は、みなさんスタートが遅いようで、7時頃に着いても駐車場はまだ
ガラガラだ。
そんなものなんですね~
>今年は雪が多いせいで、例年なら5月の半ば頃から見頃を迎えるミズバショウの群落もようやく満開に
なったらしい。と言っても、今日の第一目的は取立山ではなく、一昨年に訪れた判官堂湿原の再訪である。
まずは取立山に向かうが、今日は気温が高く早くもバテ気味だ。これで判官堂湿原まで辿り着けるのだろうか。
チゴユリやミツバツツジは咲いているが、マイズルソウはまだ早いようだ。この道は楽なのだが、あまり日陰がない
ので暑い日には厳しい。
取立山までは登山道なのでしょうか?
二年前のレポを探して読んでみます。
>取立山頂では真正面から白山の雄姿が出迎えてくれた。ただ、この山頂は単なる通過点である。
山日和さんでしたらそうでしょうね
>休憩もそこそこに加越国境稜線へと踏み出した。はずが、なんとなく様子がおかしい。国境稜線への分岐を見逃して、
避難小屋への道を進んでしまっていたのだ。慌てて引き返すと分岐の標識もなく、ここだと言われなければわからな
い程度の踏み跡が分かれていた。道は整備もされていないのだろう、2年前よりずいぶんヤブっぽくなっているようだ。
そう言えばヤマップの地図では「立入禁止」のマークが並んでいる。
ホントですね~
以前は歩かれる方も多かったのでしょうか。
>加越国境稜線に出るとヤブっぽさはマシになったが、時折手を使ったり木をまたいだり腰を屈めて通過したりと、
あまりスピードが上がらない。6月だというのにショウジョウバカマが満開で、さしずめバカマロードだ。
ツバメオモトやミツバノバイカオウレン、イワウチワもちらほら顔を出し、頭上にはタムシバと、1ヶ月前の山を
歩いているようである。
ヤブは・・・
>板谷の頭からは目の前に聳える鉢伏山との鞍部に向かって下る。
板谷の頭までは地図でわかりました
>この鞍部から明谷川の源流へ下って行くのだが、谷の方を見て驚いた。残雪が谷をびっしりと埋めているのだ。
谷歩きに備えて沢靴も用意してきたのだがこれはラッキーである。
チェーンスパイクを履いて雪渓を下って行く。さすがにずっと雪渓が続いていたとは行かず、流れの両岸に切れ
切れの雪があるという状態となる。
まだそんなに残雪があるのですね~~
>2年前に歩いた支谷の手前に登りやすそうな小谷があったのでそこを上がってみると、並行する小尾根がほとんど
ヤブがなく歩きやすそうに見えた。ピンクのテープもある。
これならあえて谷を歩く必要もない。半端ない急登だが、標高差にして200mの辛抱だ。
ひたすら登り続けてふっと傾斜が緩んだ。傾斜がなくなるのはいいが、ここからが本格的なヤブの始まりである。
ササヤブではなく曲がりくねった潅木が入り組んだヤブはタチが悪い。ササのように押し開いて体をねじ込むわけ
にもいかず、わずかなすき間を見つけて足を入れ、どういう動きをすればすり抜けられるか考えながら、時には
アクロバチックな動作も要求される。
読んでいると少し楽しんでおられる感じもしますが
>ヤブを抜けて地図で目星を付けていた谷に出ると、そこにはまた想像もしなかった光景が広がっていた。
広い緩やかな谷は一面の雪渓となり、両岸にはブナ林が広がる。2年前とのあまりの違いに躍り上がった。
わぁ~~おふたりの笑顔が目に浮かびますね。
>この谷を少し下って東に進めば、前回見つけられなかった下の湿原に出られるはずだ。
うきうきした気分で雪渓を下り、右折して下の湿原を目指す。
うきうきですかぁ~~
>再びヤブを突き抜けたところにまたひと筋の小雪渓が現れた。まさにヤブの中のホワイトロード、天の助けである。
このあたりだろうと思われるところで三たびヤブに飛び込む。前方の空間が少し明るいように見えた。
最後に潅木をかき分けて飛び出したところが下の湿原だった。
上の湿原よりも少し小さく白山も見えないが、まわりを白いタムシバが飾っていた。
湿原があるだろうというのは地形図でわかるのでしょうか??
>これで第一の目的は達成、次はメインディッシュの上の湿原でランチタイムだ。
ところが目の前に現れた一面ブナ林に包まれた雪原に引き込まれて、いつの間にか南の方を向いていた。
ヤブと違って雪原歩きはスピードが早く、GPSを確かめると思わぬところまで来てしまっていたのである。
引き返して今度は東に方向を定めてヤブを漕ぐが、湿原のラインよりも南側を歩いているようだ。
それでも距離はわずか、少しの我慢で見覚えのある上の湿原に飛び出した。
一面ブナ林の雪原を6月に歩けるのですね~~
>湿原は前回よりも池塘の水量が多く見応えがあった。正面には遮るものなく白山の姿を拝むことができる素晴
らしい場所である。実は山上へ上がってからの雪渓や雪原を見て、ひょっとしたら湿原がただの雪原になってい
るのではと危惧していたのだが、それは杞憂に終わってホッとしたのだ。
2年前と同様、至福のランチタイムを楽しむ。ここがミズバショウの群落だったらと思うのは贅沢な願いという
ものだろう。
まさに至福ですね。
>帰路はまっすぐに登りの尾根を目指すが、先ほどの雪渓の快適さに釣られて少し大回りとなった。
ヤブのない急な尾根の下りは早く、あっという間に明谷川に着地。何度か渡渉しながら雪渓を繋いで鞍部へ。
残るはミズバショウの群落とサンカヨウが本日のデザートメニューである。
楽しみですね~~
>板谷の頭に登り返せば後は下り基調。思ったより早く避難小屋に着いた。ミズバショウの群生地はすぐそこだ。
満開で待っていてくれるだろうか。
群生地の入口近くのミズバショウはすでに終わったてい。一抹の不安を感じながら奥へ進むと、あった。
満開のミズバショウの群落である。流れ込む小川の奥にはまだ雪が残っている。今年の多雪のおかげで今日まで
残っていてくれたのだ。
避難小屋のミズバショウは二度見に行きましたが、一度目は雪の下でした。
>時刻はもう3時半である。この時間にここにいる登山者は一人もおらず、静寂のミズバショウの風景を楽しむこと
ができた。
早い時間ならたくさんの方がおられたのでしょうね。
>白いミズバショウの中に目を惹くピンクの花のようなものがぽつぽつと見えた。近付いてみるとショウジョウバ
カマだった。ミズバショウとショウジョウバカマの取り合わせというのは初めて見た。
ショウジョウバカマはもっと早いのでしょうか。
>ミズバショウを堪能して、こつぶり山へわずかな登りで本日最後の白山の姿を仰ぐ。
大滝コースは危険・通行止めということになっているが、みんな自己責任で歩いているようだ。
G.W.はまだ雪がたっぷり残っているとも知らない20年前頃、周回して怖かったです。
>実際歩いてみると、大滝を支谷から巻き下るところが荒れ気味になっているのと、大滝分岐から水平道へ登ると
ころで少し崩れているぐらいで、さほど危険は感じない。ただ柵ごとロープが流されたりしているので、行政的
には通行止めにしたいのだろう。
積雪期でなくても通行止めなんですね。
>肝心のサンカヨウは、大滝の巻きの手前ででようやく見つけたが3株ほどしかない。これで終わりなのだろうか。
大滝は水量も多く、美しい姿を見せてくれた。滝の前に立つとミストが吹きつけて寒いぐらいだ。
サンカヨウ見たいです。
山に行かないと見れませんが・・・
>サンカヨウはこれで終わりかとガックリしていたら、林道の途中の斜面にぽつぽつと現れてホッとする。
これで本日のミッションはオールコンプリートである。
素晴らしいですね
>駐車場に戻ると車は2台だけ。その1台も間もなく走り去った。
国道に向かって車を走らせていると、道端にいくつかサンカヨウの小群落を見つけた。その中のひと株の花の
付き方が、見たことないようなこんもりとした花束のようだったのには驚いた。
白山の展望、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウと、豪勢なメニューで満腹になった一日だった。
サンカヨウが山に行かなくても見られるのですね
山日和さんはいつも充実の山行ですが、文章に充実感があふれ出ていますね
楽しく読ませていただきました。
ちーたろー
Re: 【加越国境】再びの判官堂湿原とミズバショウ群生地に遊ぶ
satoさん、どうもです。1週間経つのは早いですね。
取立山の登山道は、初夏の陽光が降り注ぐ道で朝から暑かったですね。
山頂に着いた時、まだ残雪豊かな白山が目に飛び込み感激しましたが、風が無く暑くて、湿原でゆっくり過ごせないのでは、と早くも心配になりました。
暑さでバテ気味になり、湿原でゆっくり過ごすどころかこんな調子で判官堂湿原まで行けるのかと不安になりました。
加越国境稜線周辺はヤブで覆われているので、道がなかったら進むのが大変ですね。
谷峠から大長山の国境稜線は、昭和43年の福井国体を機に整備されたのですね。
整備し維持していくのは、ほんとうに大変だと思います。一年手入れをしないとヤブが迫ります。
一度は整備されたものの、その後は廃道になりましたね。数年前に再整備されたようですが、歩く人も少なかったのでしょう。
大瓢箪山のあの道も遠からずヤブに埋もれてしまうんでしょうね。もったいないことです。
ヤブの中には、かわいい花ばなが咲き、目の高さにはムラサキヤシオ、そしてタムシバもまだ咲いていて、きょろきょろ目を動かし、わぁきれい、わぁかわいい、と呟くのに忙しく楽しかったです。
6月なのにショウジョウバカマがたくさん咲いていましたね。バカマロードでした。
イワウチワも残っていてうれしかったです。
前を歩いているとルートを追うのにかまけて花を見逃すことがしばしば。後ろからsatoさんに教えられるのがあたりまえになりました。
・1383板谷の頭では、経ヶ岳の凛々しいお姿にうっとり。
この先は通行止めになっていましたね。やはり整備していくのが大変なのでしょうね。
特に歩行が困難という道でもないんだけど、行政としては通行止めにしたいんでしょうね。
鞍部から谷に降りると残雪が延びていて、やったぁ、と思いました。
切れているところもありましたが、雪のおかげで楽できました。
これはラッキーでした。ヤブの中を歩くのとは効率が違い過ぎます。
取りついた小尾根は急こう配でしたが、パキパキと枝を掃うくらいのヤブで歩きやすくて助かりました。
谷よりも速く登れましたね。
これもラッキーでした。手をつかうような急勾配だったけど、谷を歩くよりはだいぶ早いと思います。
持ってきた沢靴を履くことなく1400mラインへ。ここから灌木の密なヤブとなった複雑な地形地帯に突入。
靴を履き替える時間のロスがなかったのもよかったですね。
地形図には現れていない微妙な谷地形があり、前回、気が付いたら南に向かっていたので注意しなければと思いながら、立ちはだかる灌木の狭い隙間をすり抜けていたら、目の前がぱぁっと開き、新緑のブナが立ち並ぶ雪原が。
これまたニッコリの展開でした。鞍部からの雪渓はまわりが植林だったけど、こちらは見事なブナ林。一粒で二度美味しいって感じでしたね。
最初に目指す、前回辿り着けなかった下の湿原の方向も雪渓。
女神さまからのプレゼント、ホワイトロードを辿り、10分ぐらい?ヤブを漕いで、ぽんと湿原に飛び出しました。
まっ白なタムシバに縁どられた湿原は、静謐さに満ちた地でした。
ちょっと泥田っぽかったけど、やっと見つけた喜びはひとしおでしたね。
上の湿原に行く途中のブナが立ち並ぶ雪原は素晴らしかったですね。
前回ヤブと格闘していた地帯は、雪が積もっているとこんなにも穏やかでうつくしい表情になるのですね。
こころ躍らせ歩いていたら、やっぱり南に進みすぎていました。
あのブナ林の雪原を見たら歩きたくなりますよね。時間(と体力)に余裕があれば、どこまで続いているのか見届けたかった。
判官堂湿原。ヤブの中にぽっかりと浮かぶ奇跡のような世界。
白山を真正面に望む絶妙な地形が生み出した山上の楽園。自然は、こんなにも妙なる造形を作り出すのですね。
また訪れることができたしあわせに包まれました。
ゆっくり妙なる世界を楽しみ、でもまだ佇んでいたい気持ちでしたが、白山に雲がかかってきたのを機に立ち上がることができました。
二回目だけど新鮮な喜びがありましたね。前回より池塘の水が多かったので、より美しさが引き立ちました。
訪れる人は一年に何人もいないであろう、ここから見る白山の姿は最高ですね。
次の湿原、取立山のミズバショウ群生地には、思ったよりも早く着きましたね。
入り口のミズバショウは巨大な葉っぱになっていたので、もう遅いのではと思いましたが、奥に進んで、あっと息を呑みました。
咲き誇っていましたね。
私たちの他には誰もいない湿原で、涼し気に流れる水の音を聞きながら、ミズバショウをこころゆくまで楽しむことが出来ました。
下り基調なので多少ヤブでも早く歩けましたね。おかげでミズバショウ群生地でゆっくりできました。
奥の群生地はまさに見頃で素晴らしかったですね。来てよかったと心から思いました。
楽しみは、最後まで続きましたね。迫力ある大滝と山日和さんが大好きなサンカヨウ。
サンカヨウは車に乗ってからも楽しめました。最後に見たサンカヨウは見事なお花を咲かせていて、
思わず車を停めて、写真に収めてしまいましたね。
今年はサンカヨウを見ずに終わってしまうのかなと思ってました。去年から考えていた鷲走ヶ岳も行けなかったし。
白山の展望、春と初夏の花ばな、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウ・・・ほんとうに贅沢な山旅でした。
今度は、雪の季節に鉢伏山から判官堂湿原にかけての緩やかに広がる地形を楽しみたいなぁと思いました。
「全部入り」の山旅でしたね。雪の判官堂湿原も面白そうです。
山日和
取立山の登山道は、初夏の陽光が降り注ぐ道で朝から暑かったですね。山頂に着いた時、まだ残雪豊かな白山が目に飛び込み感激しましたが、風が無く暑くて、湿原でゆっくり過ごせないのでは、と早くも心配になりました。
暑さでバテ気味になり、湿原でゆっくり過ごすどころかこんな調子で判官堂湿原まで行けるのかと不安になりました。
加越国境稜線周辺はヤブで覆われているので、道がなかったら進むのが大変ですね。谷峠から大長山の国境稜線は、昭和43年の福井国体を機に整備されたのですね。
整備し維持していくのは、ほんとうに大変だと思います。一年手入れをしないとヤブが迫ります。
一度は整備されたものの、その後は廃道になりましたね。数年前に再整備されたようですが、歩く人も少なかったのでしょう。
大瓢箪山のあの道も遠からずヤブに埋もれてしまうんでしょうね。もったいないことです。
ヤブの中には、かわいい花ばなが咲き、目の高さにはムラサキヤシオ、そしてタムシバもまだ咲いていて、きょろきょろ目を動かし、わぁきれい、わぁかわいい、と呟くのに忙しく楽しかったです。6月なのにショウジョウバカマがたくさん咲いていましたね。バカマロードでした。
イワウチワも残っていてうれしかったです。
前を歩いているとルートを追うのにかまけて花を見逃すことがしばしば。後ろからsatoさんに教えられるのがあたりまえになりました。
・1383板谷の頭では、経ヶ岳の凛々しいお姿にうっとり。この先は通行止めになっていましたね。やはり整備していくのが大変なのでしょうね。
特に歩行が困難という道でもないんだけど、行政としては通行止めにしたいんでしょうね。
鞍部から谷に降りると残雪が延びていて、やったぁ、と思いました。切れているところもありましたが、雪のおかげで楽できました。
これはラッキーでした。ヤブの中を歩くのとは効率が違い過ぎます。
取りついた小尾根は急こう配でしたが、パキパキと枝を掃うくらいのヤブで歩きやすくて助かりました。谷よりも速く登れましたね。
これもラッキーでした。手をつかうような急勾配だったけど、谷を歩くよりはだいぶ早いと思います。
持ってきた沢靴を履くことなく1400mラインへ。ここから灌木の密なヤブとなった複雑な地形地帯に突入。靴を履き替える時間のロスがなかったのもよかったですね。
地形図には現れていない微妙な谷地形があり、前回、気が付いたら南に向かっていたので注意しなければと思いながら、立ちはだかる灌木の狭い隙間をすり抜けていたら、目の前がぱぁっと開き、新緑のブナが立ち並ぶ雪原が。これまたニッコリの展開でした。鞍部からの雪渓はまわりが植林だったけど、こちらは見事なブナ林。一粒で二度美味しいって感じでしたね。
最初に目指す、前回辿り着けなかった下の湿原の方向も雪渓。女神さまからのプレゼント、ホワイトロードを辿り、10分ぐらい?ヤブを漕いで、ぽんと湿原に飛び出しました。
まっ白なタムシバに縁どられた湿原は、静謐さに満ちた地でした。
ちょっと泥田っぽかったけど、やっと見つけた喜びはひとしおでしたね。
上の湿原に行く途中のブナが立ち並ぶ雪原は素晴らしかったですね。前回ヤブと格闘していた地帯は、雪が積もっているとこんなにも穏やかでうつくしい表情になるのですね。
こころ躍らせ歩いていたら、やっぱり南に進みすぎていました。
あのブナ林の雪原を見たら歩きたくなりますよね。時間(と体力)に余裕があれば、どこまで続いているのか見届けたかった。
判官堂湿原。ヤブの中にぽっかりと浮かぶ奇跡のような世界。白山を真正面に望む絶妙な地形が生み出した山上の楽園。自然は、こんなにも妙なる造形を作り出すのですね。
また訪れることができたしあわせに包まれました。
ゆっくり妙なる世界を楽しみ、でもまだ佇んでいたい気持ちでしたが、白山に雲がかかってきたのを機に立ち上がることができました。
二回目だけど新鮮な喜びがありましたね。前回より池塘の水が多かったので、より美しさが引き立ちました。
訪れる人は一年に何人もいないであろう、ここから見る白山の姿は最高ですね。
次の湿原、取立山のミズバショウ群生地には、思ったよりも早く着きましたね。入り口のミズバショウは巨大な葉っぱになっていたので、もう遅いのではと思いましたが、奥に進んで、あっと息を呑みました。
咲き誇っていましたね。
私たちの他には誰もいない湿原で、涼し気に流れる水の音を聞きながら、ミズバショウをこころゆくまで楽しむことが出来ました。
下り基調なので多少ヤブでも早く歩けましたね。おかげでミズバショウ群生地でゆっくりできました。
奥の群生地はまさに見頃で素晴らしかったですね。来てよかったと心から思いました。
楽しみは、最後まで続きましたね。迫力ある大滝と山日和さんが大好きなサンカヨウ。サンカヨウは車に乗ってからも楽しめました。最後に見たサンカヨウは見事なお花を咲かせていて、
思わず車を停めて、写真に収めてしまいましたね。
今年はサンカヨウを見ずに終わってしまうのかなと思ってました。去年から考えていた鷲走ヶ岳も行けなかったし。
白山の展望、春と初夏の花ばな、雪渓、ヤブ、湿原、ミズバショウ、大滝、サンカヨウ・・・ほんとうに贅沢な山旅でした。今度は、雪の季節に鉢伏山から判官堂湿原にかけての緩やかに広がる地形を楽しみたいなぁと思いました。
「全部入り」の山旅でしたね。雪の判官堂湿原も面白そうです。
山日和
Re: 【加越国境】再びの判官堂湿原とミズバショウ群生地に遊ぶ
ちーたろーさん、どうもです。
先週末は北陸方面の方がお天気がよかったのかな。
そうですね。常に天気睨みです。
>山頂まで1時間余りで登ることができる取立山は、みなさんスタートが遅いようで、7時頃に着いても駐車場はまだガラガラだ。
そんなものなんですね~
ヤマップを見ると8時~10時の間にスタートする人が多いようです。昼からの人もいますね。
取立山までは登山道なのでしょうか?
二年前のレポを探して読んでみます。
福井では超メジャーな登山道ですよ。
>そう言えばヤマップの地図では「立入禁止」のマークが並んでいる。
ホントですね~
以前は歩かれる方も多かったのでしょうか。
あまりいないでしょう。satoさんのコメントにもあるように、大昔に整備されてから廃道化して,近年再整備されたもののまたまた廃道化(今はまだ十分歩けますが)という感じです。
ヤブは・・・
ですが、お花は得した感じですね
そんなところです。
板谷の頭までは地図でわかりました
これがわからなければちょっと・・・ですね。
まだそんなに残雪があるのですね~~
今年はやっぱり雪が多かったですね。
読んでいると少し楽しんでおられる感じもしますが
、大変な道ですね。
satoさんは楽しそうでした。
>広い緩やかな谷は一面の雪渓となり、両岸にはブナ林が広がる。2年前とのあまりの違いに躍り上がった。
わぁ~~おふたりの笑顔が目に浮かびますね。
満面の笑みがこぼれました。
湿原があるだろうというのは地形図でわかるのでしょうか??
まあ、事前に情報を得てたので。
一面ブナ林の雪原を6月に歩けるのですね~~
これはラッキーでした。前回は5月でしたが雪のカケラもなかったので。
>2年前と同様、至福のランチタイムを楽しむ。ここがミズバショウの群落だったらと思うのは贅沢な願いというものだろう。
まさに至福ですね。
その通りです。:D
>残るはミズバショウの群落とサンカヨウが本日のデザートメニューである。
楽しみですね~~
デザートと言うより夜食?みたいな感じですね。
避難小屋のミズバショウは二度見に行きましたが、一度目は雪の下でした。
タイミングが大事ですね。
>時刻はもう3時半である。この時間にここにいる登山者は一人もおらず、静寂のミズバショウの風景を楽しむことができた。
早い時間ならたくさんの方がおられたのでしょうね。
昼時なら腰を落ち着けるのも難しかったかも。
>ミズバショウとショウジョウバカマの取り合わせというのは初めて見た。
ショウジョウバカマはもっと早いのでしょうか。
と言うより、湿地に咲くミズバショウと乾いた場所を好むショウジョウバカマの取り合わせが意外でした。
積雪期でなくても通行止めなんですね。
一応メジャー登山道なので、少し崩れたりすると通行止めになるようです。
サンカヨウ見たいです。
山に行かないと見れませんが・・・
そりゃそうですね。でも歩かなくても林道沿いに咲いてたりしますよ。
サンカヨウが山に行かなくても見られるのですね
山日和さんはいつも充実の山行ですが、文章に充実感があふれ出ていますね
楽しく読ませていただきました。
そうそう。ありがとうございます。
山日和
先週末は北陸方面の方がお天気がよかったのかな。そうですね。常に天気睨みです。
>山頂まで1時間余りで登ることができる取立山は、みなさんスタートが遅いようで、7時頃に着いても駐車場はまだガラガラだ。そんなものなんですね~
ヤマップを見ると8時~10時の間にスタートする人が多いようです。昼からの人もいますね。
取立山までは登山道なのでしょうか?二年前のレポを探して読んでみます。
福井では超メジャーな登山道ですよ。
>そう言えばヤマップの地図では「立入禁止」のマークが並んでいる。ホントですね~
以前は歩かれる方も多かったのでしょうか。
あまりいないでしょう。satoさんのコメントにもあるように、大昔に整備されてから廃道化して,近年再整備されたもののまたまた廃道化(今はまだ十分歩けますが)という感じです。
ヤブは・・・ そんなところです。
板谷の頭までは地図でわかりました これがわからなければちょっと・・・ですね。
まだそんなに残雪があるのですね~~今年はやっぱり雪が多かったですね。
読んでいると少し楽しんでおられる感じもしますが satoさんは楽しそうでした。
>広い緩やかな谷は一面の雪渓となり、両岸にはブナ林が広がる。2年前とのあまりの違いに躍り上がった。わぁ~~おふたりの笑顔が目に浮かびますね。
満面の笑みがこぼれました。
湿原があるだろうというのは地形図でわかるのでしょうか??まあ、事前に情報を得てたので。
一面ブナ林の雪原を6月に歩けるのですね~~ これはラッキーでした。前回は5月でしたが雪のカケラもなかったので。
>2年前と同様、至福のランチタイムを楽しむ。ここがミズバショウの群落だったらと思うのは贅沢な願いというものだろう。まさに至福ですね。
その通りです。:D
>残るはミズバショウの群落とサンカヨウが本日のデザートメニューである。楽しみですね~~
デザートと言うより夜食?みたいな感じですね。
避難小屋のミズバショウは二度見に行きましたが、一度目は雪の下でした。タイミングが大事ですね。
>時刻はもう3時半である。この時間にここにいる登山者は一人もおらず、静寂のミズバショウの風景を楽しむことができた。早い時間ならたくさんの方がおられたのでしょうね。
昼時なら腰を落ち着けるのも難しかったかも。
>ミズバショウとショウジョウバカマの取り合わせというのは初めて見た。ショウジョウバカマはもっと早いのでしょうか。
と言うより、湿地に咲くミズバショウと乾いた場所を好むショウジョウバカマの取り合わせが意外でした。
積雪期でなくても通行止めなんですね。一応メジャー登山道なので、少し崩れたりすると通行止めになるようです。
サンカヨウ見たいです。山に行かないと見れませんが・・・
そりゃそうですね。でも歩かなくても林道沿いに咲いてたりしますよ。
サンカヨウが山に行かなくても見られるのですね 山日和さんはいつも充実の山行ですが、文章に充実感があふれ出ていますね
楽しく読ませていただきました。
そうそう。ありがとうございます。
山日和