【湖北】古希祝いの百里ヶ岳
Posted: 2025年5月02日(金) 18:13
【 日 付 】2025年4月25日
【 山 域 】湖北
【メンバー】sato、tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】木地山集落ー百里ヶ岳ー桜谷山ー与助谷山ー木地山集落
4月25日、69歳の誕生日。数えで古希を迎える。
どこか山に行きたい。最初は大峰の山に登り、避難小屋に泊まろうかと考えた。
だが、数日前になって、satoさんに声をかけてみた。すると、夕方までにうちに帰れる山なら行きましょうというお返事をもらった。
satoさんが選んだ山は高島トレイルの百里ヶ岳。晴れれば百里まで見渡せるという展望のいい山だ。
コースは、木地山から・614~・754~シチクレ峠~百里ケ岳。 百里ケ岳からは・723の尾根を下るか木地山峠、さらにその先桜谷山、与助谷山から下るか、その時の時間で決めましょうということになった。
地形図を眺める。 登りのコースはバリルートっぽい。 どんな道かわくわくする。
安曇川の道の駅で車中泊。
7時ころ来たsatoさんの車で木地山に向かった。
木地山の集落には数軒の家があったが、住んでいるのは2軒だけだそうだ。 どちらも移住者で地元の方はもう住んでいないそうだ。
過疎の山里という点では私が住んでいる色川と同じだ。 ただ、色川は40年以上前から移住者が入り続け、今でも元気な集落だ。
2軒の移住者はいつまでここに住み続けるのだろうか。 美しい集落なのにもったいないなあと思う。
satoさんが予定していた登山口からのコースは渡渉があるので、別の所から登ることになった。
「あの尾根に上がるのよ。」
集落の途中から道のない斜面をよじ登ることになった。 いきなりsatoさんワールドの始まりだ。
捕まるものがほとんどない急な斜面をよじ登る。 木があれば捕まるが、何もない所は四つん這いになって登る。
satoさんは慣れていて登山靴ですいすい登っていくが、私はスパイク地下足袋にしてよかったとつくづく思った。
急斜面をよじ登るとほっとしたが、次はヤブ漕ぎだ。シャクナゲかと思ったが、ユズリハだそうだ。
倒木も多い。
慣れていない私は必死に登る。何か考える余裕はない。時間がかかった。
一般ルートに出ると、快適な山歩きになった。
花は少なかったが、タムシバやスミレ、イワウチワなど春の花を見るのは今年初めてだった。
百里ヶ岳に着いたが、残念ながら遠くは霞んでいてとても百里なんて見えなかった。
持って来たノンアルワインで乾杯する。
ノンアルワインなんて初めて飲むが、炭酸が効いていてちょっとファンタみたいだった。
「ノンアルビールやノンアルワインはあるけど、ノンアル日本酒なんて聞いたことがないわね。」と言うと、
「やっぱり炭酸が入っていないとダメなんじゃない?」とsatoさん。
なるほど、ノンアルワインも炭酸無しはなかった。
少しして年配の男女二人連れが登ってきた。誰にも会わないかなと思っていたので意外だった。
下山しかけたら、その男性が「satoさんじゃないですか?」と声をかけてきた。
その方はsatoさんの知り合いのYさんだった。久しぶりに会うらしいが、近々別の方とも一緒に山に行く予定になっているらしい。しばらく立ち話をしていた。
少し前に登った鈴鹿の孫田尾根の新しい草木新道の話が出た。satoさんは大雨直後で渡渉が大変だったらしい。
百里ヶ岳から桜谷山、与助谷山と稜線を歩く。気持ちのいい道だ。
百里ヶ岳、桜谷山からも下れるが、渡渉があるそうだ。登りも渡渉を避けた。私が渡渉が苦手なのがわかっているので避けてくれたのかな。草木新道の渡渉がトラウマになっているのかしら。
でも・・・翌日登った鈴鹿の八風峠からの下りでは数回渡渉した。水は少なく大したことなかったが。
与助谷山からはしばらくは気持ちのいい自然林だったが、途中から植林になった。このまま最後まで植林かなと思っていたら、また自然林になった。
花は少なかったし、展望もなかった。お天気も遠くは霞んでいたし肌寒かった。
標高が低い所では新緑がきれいだが、高い所ではまだ芽吹きだった。
春霞のようなぼんやりした眺めだったが、淡く優しい春色の稜線だった。
下山中に大きな木が少し離れて二本立っていた。
残された木なのだろうか。大きな木にはパワーを感じる。
木は樹齢数十年、数百年経っても、生きている間は毎年春に新芽をつけてリフレッシュしている。
自分もそうありたいなと思った。
4月25日、新芽、新緑の季節。毎年誕生日の度に自分もリフレッシュしたい。
そんなことを思う誕生日登山だった。
下山してsatoさんと別れてから下道を南下する。
いなべのスーパーで半額のお寿司とお惣菜を買う。温泉に入る。
藤原簡易パーキングで、息子にもらった信州の清酒「大雪渓」、satoさんにもらった近江の清酒「萩乃露」を飲み比べる。
豪華なディナーを食べるより、二日続けて山に登るために車中泊しての飲食のほうが私にはごちそうだ。
誕生日に一緒に山に行ってくれて祝ってくれたsatoさんに感謝の気持ちでいっぱいになる。
二泊三日の山旅。
うちに帰ると仕事が待っている。
野良仕事と登山。どちらも私にとってかけがえのないもの。大好きなこと。
自然に感謝。
私を支えてくれるたくさんの方たちに感謝。
そして、自分に感謝。
ありがとうございます。
いい誕生日を迎えられました。
tsubo
【 山 域 】湖北
【メンバー】sato、tsubo
【 天 候 】曇り
【 ルート 】木地山集落ー百里ヶ岳ー桜谷山ー与助谷山ー木地山集落
4月25日、69歳の誕生日。数えで古希を迎える。
どこか山に行きたい。最初は大峰の山に登り、避難小屋に泊まろうかと考えた。
だが、数日前になって、satoさんに声をかけてみた。すると、夕方までにうちに帰れる山なら行きましょうというお返事をもらった。
satoさんが選んだ山は高島トレイルの百里ヶ岳。晴れれば百里まで見渡せるという展望のいい山だ。
コースは、木地山から・614~・754~シチクレ峠~百里ケ岳。 百里ケ岳からは・723の尾根を下るか木地山峠、さらにその先桜谷山、与助谷山から下るか、その時の時間で決めましょうということになった。
地形図を眺める。 登りのコースはバリルートっぽい。 どんな道かわくわくする。
安曇川の道の駅で車中泊。
7時ころ来たsatoさんの車で木地山に向かった。
木地山の集落には数軒の家があったが、住んでいるのは2軒だけだそうだ。 どちらも移住者で地元の方はもう住んでいないそうだ。
過疎の山里という点では私が住んでいる色川と同じだ。 ただ、色川は40年以上前から移住者が入り続け、今でも元気な集落だ。
2軒の移住者はいつまでここに住み続けるのだろうか。 美しい集落なのにもったいないなあと思う。
satoさんが予定していた登山口からのコースは渡渉があるので、別の所から登ることになった。
「あの尾根に上がるのよ。」
集落の途中から道のない斜面をよじ登ることになった。 いきなりsatoさんワールドの始まりだ。
捕まるものがほとんどない急な斜面をよじ登る。 木があれば捕まるが、何もない所は四つん這いになって登る。
satoさんは慣れていて登山靴ですいすい登っていくが、私はスパイク地下足袋にしてよかったとつくづく思った。
急斜面をよじ登るとほっとしたが、次はヤブ漕ぎだ。シャクナゲかと思ったが、ユズリハだそうだ。
倒木も多い。
慣れていない私は必死に登る。何か考える余裕はない。時間がかかった。
一般ルートに出ると、快適な山歩きになった。
花は少なかったが、タムシバやスミレ、イワウチワなど春の花を見るのは今年初めてだった。
百里ヶ岳に着いたが、残念ながら遠くは霞んでいてとても百里なんて見えなかった。
持って来たノンアルワインで乾杯する。
ノンアルワインなんて初めて飲むが、炭酸が効いていてちょっとファンタみたいだった。
「ノンアルビールやノンアルワインはあるけど、ノンアル日本酒なんて聞いたことがないわね。」と言うと、
「やっぱり炭酸が入っていないとダメなんじゃない?」とsatoさん。
なるほど、ノンアルワインも炭酸無しはなかった。
少しして年配の男女二人連れが登ってきた。誰にも会わないかなと思っていたので意外だった。
下山しかけたら、その男性が「satoさんじゃないですか?」と声をかけてきた。
その方はsatoさんの知り合いのYさんだった。久しぶりに会うらしいが、近々別の方とも一緒に山に行く予定になっているらしい。しばらく立ち話をしていた。
少し前に登った鈴鹿の孫田尾根の新しい草木新道の話が出た。satoさんは大雨直後で渡渉が大変だったらしい。
百里ヶ岳から桜谷山、与助谷山と稜線を歩く。気持ちのいい道だ。
百里ヶ岳、桜谷山からも下れるが、渡渉があるそうだ。登りも渡渉を避けた。私が渡渉が苦手なのがわかっているので避けてくれたのかな。草木新道の渡渉がトラウマになっているのかしら。
でも・・・翌日登った鈴鹿の八風峠からの下りでは数回渡渉した。水は少なく大したことなかったが。
与助谷山からはしばらくは気持ちのいい自然林だったが、途中から植林になった。このまま最後まで植林かなと思っていたら、また自然林になった。
花は少なかったし、展望もなかった。お天気も遠くは霞んでいたし肌寒かった。
標高が低い所では新緑がきれいだが、高い所ではまだ芽吹きだった。
春霞のようなぼんやりした眺めだったが、淡く優しい春色の稜線だった。
下山中に大きな木が少し離れて二本立っていた。
残された木なのだろうか。大きな木にはパワーを感じる。
木は樹齢数十年、数百年経っても、生きている間は毎年春に新芽をつけてリフレッシュしている。
自分もそうありたいなと思った。
4月25日、新芽、新緑の季節。毎年誕生日の度に自分もリフレッシュしたい。
そんなことを思う誕生日登山だった。
下山してsatoさんと別れてから下道を南下する。
いなべのスーパーで半額のお寿司とお惣菜を買う。温泉に入る。
藤原簡易パーキングで、息子にもらった信州の清酒「大雪渓」、satoさんにもらった近江の清酒「萩乃露」を飲み比べる。
豪華なディナーを食べるより、二日続けて山に登るために車中泊しての飲食のほうが私にはごちそうだ。
誕生日に一緒に山に行ってくれて祝ってくれたsatoさんに感謝の気持ちでいっぱいになる。
二泊三日の山旅。
うちに帰ると仕事が待っている。
野良仕事と登山。どちらも私にとってかけがえのないもの。大好きなこと。
自然に感謝。
私を支えてくれるたくさんの方たちに感謝。
そして、自分に感謝。
ありがとうございます。
いい誕生日を迎えられました。
tsubo
お花も少なかったし、春霞で展望も今一つ。地味な山歩きで、ちょっと申し訳ないような気持ちにもなってしまいましたが、