【加賀】加賀の山花紀行 ガケ谷の頭から陶石山へ
Posted: 2025年5月02日(金) 00:05
【日 付】2025年4月26日(土)
【山 域】加賀 大日山周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】市谷7:20---8:25ガケ谷の頭8:40---11:45陶石山13:10---14:25△711--15:30-杉谷町15:45---16:20市谷
石川県でシャクナゲの山と言えば、富士写ヶ岳と並んでメジャーになったのが陶石山だ。
今年は雪が多いため開花が遅れ気味のようだが、情報を得て陶石山の尾根続きのマイナーピークへ向かった。
大聖寺川上流の市谷町に車を止めた。ここは蟹の目(がんのめ)の里という看板があり、地元の蟹の目太郎(もちろ
んハンドルネーム)という人が登山道の整備やお花畑の管理をしてくれている。地元の山愛にあふれた人である。
名前の由来はこの北側にある蟹の目山なのだろう。
駐車地の対岸には宿泊施設のような建物があり、一帯を蟹の目の里と呼んでいるようだ。
建物の裏手から尾根に取り付く。いきなりの胸を突くような急登だ。
少し登るとシャクナゲが出始めた。尾根上も満開だが、特に東側斜面が見事で、急斜面の下の方までシャクナゲ
が続いている。蟹の目太郎さんのブログでは「爆咲き」と表現されていたが、まさにその通り。去年が裏年だっ
ただけに、余計に見事な咲きっぷりに感じたのだろう。
地形図通りの急激な登りだが、満開のシャクナゲに慰められてあまり気にならない。
シャクナゲと並んでユキツバキの赤とミツバツツジのピンクもいいアクセントを添えていた。
登り切ったピークが568mのガケ谷の頭である。切り開かれた樹林の間から大日山の姿を眺めることができる。
ここまで1キロの間に320mの標高を稼いだのだが、ここから陶石山まで5キロの間で多少のアップダウンがある
ものの、330mの標高差しかないのだ。
登山道は実によく整備されていて頭が下がる。基本は雑木林だがところどころに端正なブナ林があり、北側から
ゆるく谷が上がってくる源頭には雪渓が残って美しい景観を見せていた。
途中でシュンランを見つけたが、イワウチワとスミレを除いてそれ以外の草花を見かけることはほとんどなかった。
シャクナゲはこの区間ではあまり見られなかったが、その代わりにブナの間にタムシバの白が目立つようになった。
陶石山の山頂手前にはまだ雪が残っていた。このあたりは山腹を巻くように道が付けられているので、雪のせい
で道がわかりにくい。雪の上には県民の森から上がってきたと思われる登山者の足跡があった。
昨年千束川を遡行した時に辿り着いた山頂は、なんの感慨も湧かないような平凡なイメージだったが、今日は
大日山や鈴ヶ岳、頭だけ出した白山や北方稜線も見えて、それほど悪くないと感じたのが面白い。
山頂は地肌が出ており日差しが暑いので、少し手前の雪の上にザックを降ろした。
陶石山北尾根のブナ林と背後の白山北方稜線を眺めながらのランチタイムである。
これだけ雪があるのならビールの保冷対策をしてくる必要もなかった。
シャクナゲ目当ての登山者で賑わっているのではと思った陶石山も、先ほど単独者とひとりすれ違っただけで
静かなものだったのは意外だった。朝、何台かの車が県民の森方向へ走って行ったのだが、登山者ではなかった
のだろうか。ともあれ、静かなことはいいことである。
元来た道を引き返し始めてすぐに賑やかな声が聞こえた。5分ばかり歩いたとろで10人近くのパーティーが休ん
でいたのだ。もう山頂まで行く気がないのだろうか。
リーダーと思しき唯一の男性に挨拶したが無視されてしまった。satoさんも同じように知らん顔されたらしい。
失礼なヤツだ。女性ばかりのパーティーでお山の大将気取りなのかもしれないが、こういうところで人間性が出
るものである。
往路を戻って711.7mの三角点西住から北の尾根に入る。杉水町へ下るこの尾根にも明瞭な道が続いていた。
最後は歩き始めてから初めて見る植林を経て県道に着地。このあたりには新しい(といっても古民家だが)蕎麦屋
や宿ができて、結構人気を集めているようだ。
後は県道をポクポク歩いて駐車地へ戻るだけである。
この県道脇にはここまで見られなかった白いイカリソウやキケマン、キクザキイチゲ、ヤマルリソウ、カタバミ
といった花々が迎えてくれて退屈はしなかったが、今日一番多くの種類の花が県道で見られたというのも皮肉な
ものだ。
山日和
【山 域】加賀 大日山周辺
【天 候】晴れ
【メンバー】sato、山日和
【コース】市谷7:20---8:25ガケ谷の頭8:40---11:45陶石山13:10---14:25△711--15:30-杉谷町15:45---16:20市谷
石川県でシャクナゲの山と言えば、富士写ヶ岳と並んでメジャーになったのが陶石山だ。
今年は雪が多いため開花が遅れ気味のようだが、情報を得て陶石山の尾根続きのマイナーピークへ向かった。
大聖寺川上流の市谷町に車を止めた。ここは蟹の目(がんのめ)の里という看板があり、地元の蟹の目太郎(もちろ
んハンドルネーム)という人が登山道の整備やお花畑の管理をしてくれている。地元の山愛にあふれた人である。
名前の由来はこの北側にある蟹の目山なのだろう。
駐車地の対岸には宿泊施設のような建物があり、一帯を蟹の目の里と呼んでいるようだ。
建物の裏手から尾根に取り付く。いきなりの胸を突くような急登だ。
少し登るとシャクナゲが出始めた。尾根上も満開だが、特に東側斜面が見事で、急斜面の下の方までシャクナゲ
が続いている。蟹の目太郎さんのブログでは「爆咲き」と表現されていたが、まさにその通り。去年が裏年だっ
ただけに、余計に見事な咲きっぷりに感じたのだろう。
地形図通りの急激な登りだが、満開のシャクナゲに慰められてあまり気にならない。
シャクナゲと並んでユキツバキの赤とミツバツツジのピンクもいいアクセントを添えていた。
登り切ったピークが568mのガケ谷の頭である。切り開かれた樹林の間から大日山の姿を眺めることができる。
ここまで1キロの間に320mの標高を稼いだのだが、ここから陶石山まで5キロの間で多少のアップダウンがある
ものの、330mの標高差しかないのだ。
登山道は実によく整備されていて頭が下がる。基本は雑木林だがところどころに端正なブナ林があり、北側から
ゆるく谷が上がってくる源頭には雪渓が残って美しい景観を見せていた。
途中でシュンランを見つけたが、イワウチワとスミレを除いてそれ以外の草花を見かけることはほとんどなかった。
シャクナゲはこの区間ではあまり見られなかったが、その代わりにブナの間にタムシバの白が目立つようになった。
陶石山の山頂手前にはまだ雪が残っていた。このあたりは山腹を巻くように道が付けられているので、雪のせい
で道がわかりにくい。雪の上には県民の森から上がってきたと思われる登山者の足跡があった。
昨年千束川を遡行した時に辿り着いた山頂は、なんの感慨も湧かないような平凡なイメージだったが、今日は
大日山や鈴ヶ岳、頭だけ出した白山や北方稜線も見えて、それほど悪くないと感じたのが面白い。
山頂は地肌が出ており日差しが暑いので、少し手前の雪の上にザックを降ろした。
陶石山北尾根のブナ林と背後の白山北方稜線を眺めながらのランチタイムである。
これだけ雪があるのならビールの保冷対策をしてくる必要もなかった。
シャクナゲ目当ての登山者で賑わっているのではと思った陶石山も、先ほど単独者とひとりすれ違っただけで
静かなものだったのは意外だった。朝、何台かの車が県民の森方向へ走って行ったのだが、登山者ではなかった
のだろうか。ともあれ、静かなことはいいことである。
元来た道を引き返し始めてすぐに賑やかな声が聞こえた。5分ばかり歩いたとろで10人近くのパーティーが休ん
でいたのだ。もう山頂まで行く気がないのだろうか。
リーダーと思しき唯一の男性に挨拶したが無視されてしまった。satoさんも同じように知らん顔されたらしい。
失礼なヤツだ。女性ばかりのパーティーでお山の大将気取りなのかもしれないが、こういうところで人間性が出
るものである。
往路を戻って711.7mの三角点西住から北の尾根に入る。杉水町へ下るこの尾根にも明瞭な道が続いていた。
最後は歩き始めてから初めて見る植林を経て県道に着地。このあたりには新しい(といっても古民家だが)蕎麦屋
や宿ができて、結構人気を集めているようだ。
後は県道をポクポク歩いて駐車地へ戻るだけである。
この県道脇にはここまで見られなかった白いイカリソウやキケマン、キクザキイチゲ、ヤマルリソウ、カタバミ
といった花々が迎えてくれて退屈はしなかったが、今日一番多くの種類の花が県道で見られたというのも皮肉な
ものだ。
山日和
お孫さん達と賑やかな時間をお過ごしでしょうか。