【鈴鹿】雪化粧し直して迎えてくれた御池岳 ノタノ坂から土倉岳,テーブルランド,丁字尾根周回
Posted: 2025年3月25日(火) 06:53
【 日 付 】2025年3月18日(火)
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】小又谷駐車場 8:20 --- 9:25 ノタノ坂 --- 11:12 土倉岳 11:25 --- 11:56 テーブルランンド 13:07 --- 14:21 P918 14:34 --- 15:35 丁字尾根取り付き --- 15:50 小又谷駐車場
小又谷からノタノ坂,土倉岳,御池テーブルランド,丁字尾根と周回するコースは,御池林道さえ通れれば御池にもっとも簡単にアクセスできるルートである。近年は御池林道がゲートで閉鎖され,アマゴ釣りが解禁になる3月1日にならないと通行できない。3月の鈴鹿は雪解けが急速に進むので,このルートで雪化粧した御池を楽しめるかどうかはゲートの開放日と雪解け速度のタイミングで決まってくる。
今年も2月末になって御池林道がいつ開通するかが気になっていたのだが,東近江市役所に電話してもはっきりした情報が得られない。ネットでいろいろ調べてみると,奥永源寺漁協のサイトで3月15日にゲートを開けるという情報が得られた。そこで,18日に出かけることにした。
ネット情報の通り御池林道は小又谷駐車場まで除雪されており,問題なく入ることができた。林道の途中に車が止まっているのは釣り人のものだろう。小又谷駐車場には1台の先行者があり,私の後からさらに1台が入ってきた。いずれも釣り人のようだ。
小又谷林道に入ると20センチほどの積雪があるのですぐにスノーシューを履く。やぶこぎ流である。途中の渡渉箇所は雪解け水で水量が多かったが,スノーシューと家で登山靴にミンク油をたっぷり塗っておいたおかげで浸水することなく突破できた。
鉄橋で小又谷を渡ってノタノ坂への道をたどる。この先,道は支谷の右岸に付けられているが,急斜面で雪が多いと滑り台になる場所である。先日,山猫さんが歩いた時は苦労したようだ。今日は雪解けがかなり進んでおり,それほど苦労せずに歩くことができた。
ノタノ坂に上がると木々の間に藤原岳,銚子岳,静ヶ岳が見える。これから先はこれらの山々を見ながらの歩きになる。日当たりがいいので,この時期,ここらあたりは通常雪がないのだが,昨日の雨がこの辺りでは雪だったのだろう,水分を多く含んだ新雪が薄く積もっている。 常に右手に藤原岳を見ながらP942まで来ると,土倉岳のピークあたりの樹木が霧氷で白くなっているのがわかる。自分があそこに到達するまであの樹氷は待っていてくれるだろうか。一旦下り,登り返して標高950mあたりに来るとブナ・ナラ混交林となり,いい雰囲気である。気温が上がっているせいか,樹木の枝から霧氷の氷がしきりに落ちてくる。早く土倉岳に行かないと樹氷が消えてしまう。 11時過ぎに土倉岳着。なんとか霧氷が残っていてくれた。この時期に霧氷が見られるなんて,ほとんど奇跡的だ。昨晩の低温,強風,雪の三拍子が揃ったためだろう。土倉岳からの広い釣り尾根の向こうに雄大な御池テーブルランドが屏風のようにそそり立っている。昨晩の雪で雪化粧し直したように白く輝いている。「この風景を見に来たんだ!!」。自分は山の女神様に愛されていると確信する瞬間だ。 土倉岳の頂上は広い台地状で,私の好きな場所だ。ここに雪のテーブルを作り,御池岳を眺めながら昼食にするとさぞ気持ちのいいことだろう。しばらくこの雄大な風景を楽しんだ後,テーブルランドに向かって歩き始める。テーブルランドへの登りは急斜面だが,標高差で100mほどなので少し我慢すると上に着く。途中,降りてくる単独男性と遭遇。丁字尾根を登って土倉岳から下山するという。私とちょうど逆コースだ。今回,山で会ったのはこの男性だけだった。 30分ほどでテーブルランドに上がる。昨晩の雪がテーブルランドを覆って,真っ新の新雪の雪原になっている。霧氷もまだ残っていた。奥の平まで行こうかとも思ったが,人に会うのも嫌だったので,丁字尾根の下降点で天狗堂を眺めながら昼食にする。本当はそれなりに疲れてもう歩きたくなかったのだ。 風もなく,いい登山日和だ。夕方からは天気予報は下降気味なので,今日1日だけの山日和なのだ。前回の頭陀が平といい,今年の雪山はいい日和に恵まれている。
テーブルランドを満喫したので丁字尾根を下ることにする。最初の標高差100mは急斜面なのだが,古く硬い雪の層の上に,湿った新雪が薄く乗っている状態で,スノーシューのブレーキが効きにくい。しかも,急斜面をトラバース気味に下っていくという,スノーシューにとっては苦手なシチュエーションである。シリセードで下ると楽かもと思うが,ブレーキが効かなくなると嫌なのでやめておいた。
恐る恐る降り,緩斜面に到達して一安心。あとはP967への登り返しはあるが,それほど危険な場所はない。丁字尾根の分岐点であるP918の近くに来ると一安心。何を隠そうここらあたり一帯は数年前まで私のナメコの採取場だったのだ。今はもう見る影もないが,何度足を運んだことか。P918で最後の一休み。
スノーシューを外し,丁字尾根の取り付きまで一気に降りる。小又谷駐車場までの林道は日当たりがいいので,もう雪はほぼ融けているが,所々雪が堆積していてまだ車は通れない。さあ,いつもの湯の山温泉でのんびり湯に浸かって帰ろうか。今日もいい1日だった。
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート】小又谷駐車場 8:20 --- 9:25 ノタノ坂 --- 11:12 土倉岳 11:25 --- 11:56 テーブルランンド 13:07 --- 14:21 P918 14:34 --- 15:35 丁字尾根取り付き --- 15:50 小又谷駐車場
小又谷からノタノ坂,土倉岳,御池テーブルランド,丁字尾根と周回するコースは,御池林道さえ通れれば御池にもっとも簡単にアクセスできるルートである。近年は御池林道がゲートで閉鎖され,アマゴ釣りが解禁になる3月1日にならないと通行できない。3月の鈴鹿は雪解けが急速に進むので,このルートで雪化粧した御池を楽しめるかどうかはゲートの開放日と雪解け速度のタイミングで決まってくる。
今年も2月末になって御池林道がいつ開通するかが気になっていたのだが,東近江市役所に電話してもはっきりした情報が得られない。ネットでいろいろ調べてみると,奥永源寺漁協のサイトで3月15日にゲートを開けるという情報が得られた。そこで,18日に出かけることにした。
ネット情報の通り御池林道は小又谷駐車場まで除雪されており,問題なく入ることができた。林道の途中に車が止まっているのは釣り人のものだろう。小又谷駐車場には1台の先行者があり,私の後からさらに1台が入ってきた。いずれも釣り人のようだ。
小又谷林道に入ると20センチほどの積雪があるのですぐにスノーシューを履く。やぶこぎ流である。途中の渡渉箇所は雪解け水で水量が多かったが,スノーシューと家で登山靴にミンク油をたっぷり塗っておいたおかげで浸水することなく突破できた。
鉄橋で小又谷を渡ってノタノ坂への道をたどる。この先,道は支谷の右岸に付けられているが,急斜面で雪が多いと滑り台になる場所である。先日,山猫さんが歩いた時は苦労したようだ。今日は雪解けがかなり進んでおり,それほど苦労せずに歩くことができた。
ノタノ坂に上がると木々の間に藤原岳,銚子岳,静ヶ岳が見える。これから先はこれらの山々を見ながらの歩きになる。日当たりがいいので,この時期,ここらあたりは通常雪がないのだが,昨日の雨がこの辺りでは雪だったのだろう,水分を多く含んだ新雪が薄く積もっている。 常に右手に藤原岳を見ながらP942まで来ると,土倉岳のピークあたりの樹木が霧氷で白くなっているのがわかる。自分があそこに到達するまであの樹氷は待っていてくれるだろうか。一旦下り,登り返して標高950mあたりに来るとブナ・ナラ混交林となり,いい雰囲気である。気温が上がっているせいか,樹木の枝から霧氷の氷がしきりに落ちてくる。早く土倉岳に行かないと樹氷が消えてしまう。 11時過ぎに土倉岳着。なんとか霧氷が残っていてくれた。この時期に霧氷が見られるなんて,ほとんど奇跡的だ。昨晩の低温,強風,雪の三拍子が揃ったためだろう。土倉岳からの広い釣り尾根の向こうに雄大な御池テーブルランドが屏風のようにそそり立っている。昨晩の雪で雪化粧し直したように白く輝いている。「この風景を見に来たんだ!!」。自分は山の女神様に愛されていると確信する瞬間だ。 土倉岳の頂上は広い台地状で,私の好きな場所だ。ここに雪のテーブルを作り,御池岳を眺めながら昼食にするとさぞ気持ちのいいことだろう。しばらくこの雄大な風景を楽しんだ後,テーブルランドに向かって歩き始める。テーブルランドへの登りは急斜面だが,標高差で100mほどなので少し我慢すると上に着く。途中,降りてくる単独男性と遭遇。丁字尾根を登って土倉岳から下山するという。私とちょうど逆コースだ。今回,山で会ったのはこの男性だけだった。 30分ほどでテーブルランドに上がる。昨晩の雪がテーブルランドを覆って,真っ新の新雪の雪原になっている。霧氷もまだ残っていた。奥の平まで行こうかとも思ったが,人に会うのも嫌だったので,丁字尾根の下降点で天狗堂を眺めながら昼食にする。本当はそれなりに疲れてもう歩きたくなかったのだ。 風もなく,いい登山日和だ。夕方からは天気予報は下降気味なので,今日1日だけの山日和なのだ。前回の頭陀が平といい,今年の雪山はいい日和に恵まれている。
テーブルランドを満喫したので丁字尾根を下ることにする。最初の標高差100mは急斜面なのだが,古く硬い雪の層の上に,湿った新雪が薄く乗っている状態で,スノーシューのブレーキが効きにくい。しかも,急斜面をトラバース気味に下っていくという,スノーシューにとっては苦手なシチュエーションである。シリセードで下ると楽かもと思うが,ブレーキが効かなくなると嫌なのでやめておいた。
恐る恐る降り,緩斜面に到達して一安心。あとはP967への登り返しはあるが,それほど危険な場所はない。丁字尾根の分岐点であるP918の近くに来ると一安心。何を隠そうここらあたり一帯は数年前まで私のナメコの採取場だったのだ。今はもう見る影もないが,何度足を運んだことか。P918で最後の一休み。
スノーシューを外し,丁字尾根の取り付きまで一気に降りる。小又谷駐車場までの林道は日当たりがいいので,もう雪はほぼ融けているが,所々雪が堆積していてまだ車は通れない。さあ,いつもの湯の山温泉でのんびり湯に浸かって帰ろうか。今日もいい1日だった。
小又谷からノタノ坂,土倉岳,御池テーブルランド,丁字尾根と周回するコースは,御池林道さえ通れれば御池にもっとも簡単にアクセスできるルートである。近年は御池林道がゲートで閉鎖され,アマゴ釣りが解禁になる3月1日にならないと通行できない。