苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

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ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

 馬の背尾根検証  (鈴鹿鎌ヶ岳)

2011.11.20(SUN) 曇り 単独
三岳寺9:10=湯の峰10:12=白ハゲ11:43=カズラ谷分岐12:00 往復

 鎌ヶ岳の案内表示で紛らわしいものがあることが中日新聞に載り、ヤブコギネットのスレッドにもなった。そのレスで私はついでに馬の背尾根のことも書いた(その節は別のことでお騒がせしました)。馬の背尾根で迷ったガイドブック読者の苦情を要約すれば以下のようなものである。

 新・分県登山ガイドに掲載してあるルートに従って5名で登山に出かけた。その内3名は初心者。三岳寺境内から「馬の背尾根」を登ったが、途中で道が分からなくたったので、「長石谷」に降りて沢をつめ、岳峠に出て鎌ガ岳の頂上に立つ。
 帰りは長石谷を行く予定だったが、登りに道が分からなくなった場所を確認するため馬の背尾根を下りることにする。ところが、途中で通行止めになっていて、カズラ谷方面に下りるしかなかった。そして下りた所が「宮妻峡キャンプ場」。ここは、湯の山温泉駐車場から10kmも離れていて、帰るのに大変苦労した。
 貴社の新・分県登山ガイド 改訂版 11は、2010年に発刊されているにも関わらず、中・上級者向けのルートが掲載されているのではないか。初心者が登るルートではないので何らかの注意書きをしてもらいたい。このシリーズは便利だが、他にも今では使われていないルートが掲載されているかも知れないと思うと、本のシリーズが信用できなくなる。

 この苦情を見てヤブコギネットの皆さんはどう思われるだろうか。人それぞれだろうが、私としては突っ込みどころ満載の苦情と思う。しかしヤマケイ側としては「途中で通行止め」という箇所が気になったようで「近々重版になります。注意書きや訂正が可能なので現地の確認をしてきて下さい」というメールが来た。

 それで今回の出動である。メール一通で現地に行かされるのは、赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。今日は山ならナメコ探し、天気が悪ければようやくブルーレイになったスターウォーズBOX EP1~6のうち、旧三部作の一気視聴をする予定だった。スターウォーズはVHS録画、レーザーディスク、DVD、ブルーレイとフォーマットが変わるたびに散財してきた。ルーカスフィルムや20世紀FOXにとっておいしい商売である・・・そんな話はどうでもいい? はいはい。で、鎌は少し前に行ったばかりで気乗りがしなかったが、締め切り間近なので行くしかない。

 それにしても重版とはありがたい。また印税が入るよ(^◇^)。これで金塊を100KGばかり買っておこうと思う。借金1000兆円の日本は、近い将来ギリシャやイタリア状態になることは間違いない。お札は紙くずになる。小金持ちの皆さん、今のうちにモノに換えておきましょう。そういうことで老後のためならエンヤコラと湯の山三岳寺に出掛けたのであった。

 天気はイマイチだが仕事だから雨さえ降らなきゃよい。境内には赤いモミジとともに桜が咲いていた。異常な秋の高気温を象徴している。今年の紅葉は下界から見ても不作なのがよく分かる。地蔵さんを眺めながら観光客がチラホラいる遊歩道を上がると、ほどなく登山口である。観光協会の「鎌ヶ岳登山口」と書かれた立派な道標がある。バリルートを紹介したなどと言う批判はあたらない。

 御在所岳の山腹にマッチ箱のようなゴンドラが連なっているのがよく見える。山頂はガスの中だ。素朴な尾根を黙々と登る。道はよく踏まれ、迷う所などない。所々見上げるような急登があるが、木の根が階段状になっているので見掛けより楽である。谷側は期待していなかった紅葉がけっこう楽しめた。この尾根はタカノツメが多く、コシアブラとともに透明で上品な黄色が美しい。
御在所岳
御在所岳
 一時間ほどで湯の峰(722m)。白砂の尾根が清々しい。ここでやっと鎌の姿が拝める。御在所岳はずっと樹木越しだが、ここを下りたガレからは風景全開となる。この先は小さなアップダウンで700m台からずっと高度が上がらず、急ぐ人はイライラするかもしれない。しかしのんびり紅葉を楽しめる良いルートだ。780mでルートは90度左折する。ガイドブックに書いた低い道標がなくなっていた。朽ちたのだろうか。代わりに木のテープに矢印が書かれ、左折を示している。
湯の峰を振り返る
湯の峰を振り返る
 ここから下りたコルが谷道分岐であるが、この連絡道は地図には載っていない。例の登山者はここを間違えて下りたのか、あるいはそれ以前に迷って仕方なく谷に下りたのかは定かではない。ぼんやり歩いていると右の長石谷に引き込まれる可能性はあるが、尾根をトレースするのだという明確な意識があれば、正面の樹林にルートを求めるだろう。とはいえこの場所に道標はあってもいい。これは個人のやるべき仕事ではないので、観光協会にでも言っておこう。

 分岐から急登をこなすといよいよ風景が開け、隠れもなき鎌ヶ岳の全貌や白ハゲも見えてくる。強風が吹き荒れ、寒くなってきたのでカッパを着ることにする。十数年使ったストームクルーザーを更新したおニューである。ところがザックから出てきたのはパンツの方のみ。フギャー、えらいことだ。誰が書いたか忘れたが、靴下を忘れて軍手を「履いて」登ったというレポがふと頭をよぎった。そう言うツワ者がいるなら、逆に私がカッパのパンツを「着て」もあながち犯罪行為でもないだろう。しかし果たしてそんなことが可能だろうか。なおもザックの奥底を探るとジャケットが出てきてホッとする。こうしてパンツを着るという、無謀でちょっと魅力的な行為は未遂に終わった。その直後、百均のビニールポンチョを羽織った浮浪者のような登山者とすれ違った。何処にでもツワ者はいるものである。


 草地のコルから再び登った所がキララ道分岐である。立派な道標の下に低い板の道標が残っている。以前780mの左折箇所にあったのはこれと同じものだ。正面に見上げる花崗岩の石塔群と白い砂地が白ハゲである。この先は至る所撮影ポイントだ。白ハゲの奇岩、紅葉に染まるキララ峰、遥か伊勢湾の向こうまで見渡せる下界と菰野富士方面の可愛らしい山々。こうしているとまんざら仕事だけのつまらない登山でもなかったと思う。
白ハゲより
白ハゲより
 もう一登りすると道は穏やかな水平道となり、ブナも現れてくる。ここいらのブナは鉛筆のように細い。以前はもっとササがあったような気がする。ほどなくカズラ谷分岐に着く。例の5名が宮妻に下った分岐だ。時刻はジャスト12時。これで本日の行程は完了。あとは戻りながらランチ場所を探すのみだ。

 風が当たらず平坦でヤブのない所が理想だが、痩せ尾根ではなかなかそんな場所もない。グズグズしていると餓死の危険性さえある。ここは風裏を優先事項として妥協するしかない。尾根の南東斜面に下りて腰を据える。傾斜に靴を蹴りこんでコンロ台を確保。ガスの残量が少ないので風は厳禁だ。こんにちの厳しい経済情勢もあり、ガスは使い切るのが主義である。火の勢いがないところは手でボンベを温めて補う。沸騰した湯は一滴の無駄もなくカップ麺の内側線に収まった。我ながら名人芸であり、CO2削減にも貢献したことにもなる。

 当初の予想通り、苦情に書かれている「通行止め」などなかった。その一言に私は振り回されたのである。彼らは何処を通行止めと思ったのだろう。白ハゲへ向かう激下りを通れないと判断したのだろうか。しかし下りの途中には立派な道標があるし、鎌ヶ岳からキララ分岐までは以前からある一般道であり、馬の背紹介のせいにするのはお門違いである。白ハゲの岩にはペンキ印もある。一番理解し難いのは「カズラ谷方面に下りるしかなかった」という判断である。なぜ岳峠に戻って長石谷を下りなかったのか。さらに山慣れた人なら岳峠に引き返さずとも、何処からでも長石谷に下りることが可能だろう。地図が読めないのか、見なかったのか、どちらかと思わざるを得ない。

 この夜、ドラゴンズは落合監督有終の美を飾ることができなかった。残念と言うより、よくあのお寒い極貧打線で第7戦まで持ち込めたものだと、妙な感動を覚えた。投手陣にフォースがあったのだろう。馬の背登山者たちがフォースとともにあらんことを!

      ハリマオ
Trail Walker
記事: 488
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:48

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by Trail Walker »

ハリマオさんこんばんは。
  途中で通行止めになっていて、カズラ谷方面に下りるしかなかった。
これってもしかしてカズラ谷と雲母、馬の背分岐の所と違いますか、あの道標群が通行止めの様にルートを塞いでるし。と私は読んでそうおもいました。
もう寝るんでそれだけ :D
Trail Walker 
アバター
山日和
記事: 3584
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by 山日和 »

ハリさん、こんばんは。お仕事とは言え、ご苦労さまでした。

 この苦情を見てヤブコギネットの皆さんはどう思われるだろうか。人それぞれだろうが、私としては突っ込みどころ満載の苦情と思う。

まっ、正直なところ「あんた、山登り向いてないよ」ってとこでしょう。

 それで今回の出動である。メール一通で現地に行かされるのは、赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。

クライアントの指令なら従わざるを得ませんね。これも食い扶持のため。

 それにしても重版とはありがたい。また印税が入るよ(^◇^)。

しかし「三重県の山」って何冊ぐらい売れるんでしょ。

 草地のコルから再び登った所がキララ道分岐である。立派な道標の下に低い板の道標が残っている。

この道標ですな。ここまで到達できなかったってことね。
6月にカズラ谷遡行して雲母峰まで行きましたが、白ハゲのすぐ西へ出たので岳峠から白ハゲまでの状態はわかりません。
が、迷うことのないしっかりした道だと思いますが。

[attachment=0]P1100636_1.JPG[/attachment]
 一番理解し難いのは「カズラ谷方面に下りるしかなかった」という判断である。なぜ岳峠に戻って長石谷を下りなかったのか。さらに山慣れた人なら岳峠に引き返さずとも、何処からでも長石谷に下りることが可能だろう。地図が読めないのか、見なかったのか、どちらかと思わざるを得ない。

その通りですね。「何処からでも長石谷に云々」は言わぬが花だと思いますが、長石谷から岳峠へ上がって来たのなら戻ればいいだけの話。
「カズラ谷方面に下りるしかなかった」というのは理解不能ですね。
はっきり言って、こういう人が増えるのが恐いです。なんでも人のせいにする輩が山に横行するのは我慢なりません。
自分の力の無さを恥じるべきでしょう。
投稿者がヤブコギを見ていることを切に希望します。\(^o^)/

                           山日和
添付ファイル
P1100636_1.JPG
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20111120-10.jpg
ハリさん、おっはよ~。 チョット一言。

グーも今年の4/29にアカヤシオを見に行って、道迷いで長石谷に下りてしまいました。
尾根に登る意識もなしに談笑しながら「道なり」に歩いていると、道は谷に向います。
尾根道も常に尾根ばかりでなく、低く巻くこともありますから、分岐をつい過ぎてしまうことはままあります。

私の後ろを歩いていたパーティーも迷い下りてきていました。

苦情をヤマケイに言ってきた「引率者」は
「迷った時はハッキリと現在位置が確認できるところまで戻る」
この基本の出来ていない人だと思います。
(ヤブコギを見てくださいねクレーマーさん)

(グーも戻るのは嫌いなので、zippさんに「この癖直さんと」と言われてますが)

白ハゲ辺りは道の厳しいところですので一言書いておくといいかも。

カズラ谷分岐は尾根からは段差になっていて、木か道標につかまりながら下りたと思います。
上から下りて来たら「道なり」はカズラ谷に導かれます。
TWさんが写真を貼っているように過剰なほど道標が立てられていますので見れば一目瞭然なのですが、
クレーマーさんは「一般登山道は一番ハッキリとしている道だ」の認識じゃないでしょうか?

筆者としてはいろいろ言いたいこともあるでしょうが、ここはグッとこらえて
初心者に親切な表現をとっていただきますようお願い申し上げます。

苦情処理係 馬の背へ飛ぶ by ハリマオ

飛べるような身体能力は無いと思ふのですが、時間が無いので、突っ込みはまた次回で

                        グー(伊勢山上住人)
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by 落第忍者 »

ハリマオさん、おはようございます。

私が初めて馬の背尾根を登ったのは2010年4月のこと、山歩きを始めて2年半くらいの時でした。
こんな素晴らしい立派な道があったのだと感激したことを憶えています。
降りはこれも初めての長石谷で、可憐な花を愛でながらの楽しい歩きでした。

初心者3名を引率している2名の方は、少なくとも初心者ではないのでしょうから、このクレームは当たらないような気がします。
検証しても特に問題がなかったのですから、重版にはどのような記述がなされるのでしょうか?
ここでネタばらしする訳にもいかないでしょうから、楽しみに待ちたいと思います。
多分、立ち読みですけどね。


追記:
新旧のウォッちずで随分と表記が違いますね。
旧ウォッちず
旧ウォッちず
新ウォッちず
新ウォッちず
落第忍者
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by 宮指路 »

ハリマオさん、検証登山ご苦労さんでした。
スポンサーからの指示では致し方ありませんね
 

 帰りは長石谷を行く予定だったが、登りに道が分からなくなった場所を確認するため馬の背尾根を下りることにする。ところが、途中で通行止めになっていて、カズラ谷方面に下りるしかなかった。

この「通行止め」とはその近くに×印があってそれを「通行止め」と思ったのかもしれませんね。


 それで今回の出動である。メール一通で現地に行かされるのは、赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。

馬の背尾根と戦地ではエライ違いですがな(ここは多分皆さんが反応すると思う)


今日は山ならナメコ探し、天気が悪ければようやくブルーレイになったスターウォーズBOX EP1~6のうち、旧三部作の一気視聴をする予定だった。
老後の楽しみに取っておいてくらさい


 それにしても重版とはありがたい。また印税が入るよ(^◇^)。これで金塊を100KGばかり買っておこうと思う。借金1000兆円の日本は、近い将来ギリシャやイタリア状態になることは間違いない。お札は紙くずになる。小金持ちの皆さん、今のうちにモノに換えておきましょう。

金よりもスタンドのタンクを増設して、ガソリンを備蓄した方が儲かると思いますが・・・
設備投資が大変か・・・あくまでも仮に大儲けした時の話

 観光協会の「鎌ヶ岳登山口」と書かれた立派な道標がある。バリルートを紹介したなどと言う批判はあたらない。

観光協会のお墨付きとは力強いですね

ここから下りたコルが谷道分岐であるが、この連絡道は地図には載っていない。例の登山者はここを間違えて下りたのか、あるいはそれ以前に迷って仕方なく谷に下りたのかは定かではない。ぼんやり歩いていると右の長石谷に引き込まれる可能性はあるが、尾根をトレースするのだという明確な意識があれば、正面の樹林にルートを求めるだろう。とはいえこの場所に道標はあってもいい。これは個人のやるべき仕事ではないので、観光協会にでも言っておこう。

ここの分岐は初心者だと迷うかもしれませんが、初心者の陥りやすい錯覚は一度選んだルートは無意識に自分の間違いを認めたくないというところかもしれません。
少しでも不安があったら疑心暗鬼になるくらい慎重にルート確認した方が良いですね


 寒くなってきたのでカッパを着ることにする。十数年使ったストームクルーザーを更新したおニューである。ところがザックから出てきたのはパンツの方のみ。フギャー、えらいことだ。誰が書いたか忘れたが、靴下を忘れて軍手を「履いて」登ったというレポがふと頭をよぎった。そう言うツワ者がいるなら、逆に私がカッパのパンツを「着て」もあながち犯罪行為でもないだろう。

軍手を足に履いても足半分しか入りませんがな
私の忘れ物で一番多いのが登山靴・・・これは致命的。特に北アルプス遠征の時に2回もやってしまったので、もう忘れることはなくなった。

その直後、百均のビニールポンチョを羽織った浮浪者のような登山者とすれ違った。何処にでもツワ者はいるものである。

こういう人は時々見かけますね。しかし一度やったらもう懲り懲りになるでしょう
 
 当初の予想通り、苦情に書かれている「通行止め」などなかった。その一言に私は振り回されたのである。彼らは何処を通行止めと思ったのだろう。白ハゲへ向かう激下りを通れないと判断したのだろうか。しかし下りの途中には立派な道標があるし、鎌ヶ岳からキララ分岐までは以前からある一般道であり、馬の背紹介のせいにするのはお門違いである。白ハゲの岩にはペンキ印もある。一番理解し難いのは「カズラ谷方面に下りるしかなかった」という判断である。

おそらくカズラ谷コースのことも知らずにただ目の前出て来た下りやすい道を下って行っただけでしょう。
登山者の中にはこんな人も結構いるような気がします。
10年前の自分のようです。


                                                 宮指路
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by pana »

ハリマオさんこんばんわ。
馬の背はひと昔前、隊長が連れて行ってくれた尾根で大好きなコースです。
苦情が来たとは・・有名税かと思ったのですが違うようですね・・・・


  新・分県登山ガイドに掲載してあるルートに従って5名で登山に出かけた。その内3名は初心者。三岳寺境内から「馬の背尾根」を登ったが、途中で道が分からなくたったので、「長石谷」に降りて沢をつめ、岳峠に出て鎌ガ岳の頂上に立つ。
 帰りは長石谷を行く予定だったが、登りに道が分からなくなった場所を確認するため馬の背尾根を下りることにする。ところが、途中で通行止めになっていて、カズラ谷方面に下りるしかなかった。そして下りた所が「宮妻峡キャンプ場」。ここは、湯の山温泉駐車場から10kmも離れていて、帰るのに大変苦労した。
 

ハイキングと登山は少し違うのではと思いますね。
登山となれば、地形図ぐらいは読めなくてはと思います。


貴社の新・分県登山ガイド 改訂版 11は、2010年に発刊されているにも関わらず、中・上級者向けのルートが掲載されているのではないか。初心者が登るルートではないので何らかの注意書きをしてもらいたい。このシリーズは便利だが、他にも今では使われていないルートが掲載されているかも知れないと思うと、本のシリーズが信用できなくなる。

私の愛読書です。
でも山は自己責任で登るものと私は思っています。
本は参考ぐらいにして、まずは地形図とエリアマップをにらめっこ。
地図なしでガイド本だけではちと心配です。

今年はなめこは豊作です。なめこは冷凍しておくと美味しいようです。
すき焼きにもカス汁にも入れました。
まだまだ山にはたくさんありますのであわてずに。 
添付ファイル
前に進めなくて困りました(><)
前に進めなくて困りました(><)
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

トレールさん、眠いところどうも

これってもしかしてカズラ谷と雲母、馬の背分岐の所と違いますか、あの道標群が通行止めの様にルートを塞いでるし。
と私は読んでそうおもいました。


尾根はえぐれてはいますが、まあ看板通りの三叉路ですわな。
これを見てキララ方面へ行けないと判断するでしょうか?
金丸氏からの借り物ですが写真つけておきます
本にこの三叉路は通れますと、ワザワザ書くのもバカバカしい限りです。
今回のことは特殊な行動として無視です。

         ハリマオ
添付ファイル
kazura.JPG
あきたぬき
記事: 116
登録日時: 2011年10月25日(火) 22:29

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by あきたぬき »

ハリマオさん こんばんは

ご苦労様でございます。

>この苦情を見てヤブコギネットの皆さんはどう思われるだろうか。

いつも道迷いばかりしている秋狸が迷った馬の背尾根。グーさんも同じところを降りてるんですね。(グーさんもいつも迷っているイメージが強いけど)
そうするとあの支尾根はやっぱり外しやすい場所なのでしょうね。
でも、外したからといって、それで滑落遭難するような場所ではないし、外した先にもう一つ立派な登山道があるわけで、おまけに現在地を特定できる犬星大滝があるんですから、これほど安全に迷えるところはそうはないですね。
キララ分岐に辿り着けず、宮妻に降りたのは論外としか言いようが無いけど、グーさんの言うように白ハゲの下りは確かにすこし嫌らしい場所だから注意書きがあってもいいかもとは思いました。
ただし、あの程度のガレは花崗岩地帯なら幾らでもあるでしょうし、御在所の中道のほうがよっぽど危険でしょう。
そもそも、分県ガイドは57都道府県で各県無理やり50山程度選んでいることもあり、全部を初心者コースとして選定することは不可能で中級コースを中心にガイドすることはやもえないでしょう。だから、各コース難易度も記載されてるわけだし。
鈴鹿で初級コースなんて、藤原の大貝戸コースと御在所の裏道に釈迦の新道とあとは数ルートしかないでしょうから。
また、できるだけ公共交通機関を使えるルートを選定するようになっているようなので、湯の山温泉に取り付きのある馬の背コースの紹介は至極妥当かつ素晴らしい選定だと私は思います。

>赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。今日は山ならナメコ探し

それはそれはあらためてご苦労様でございました。私はこの日、首尾好く目的のブツをゲットできました。

>この尾根はタカノツメが多く、コシアブラとともに透明で上品な黄色が美しい。

私が行った時はシキミが咲いてました。シキミをシキミとして意識できたのはこのときが始めて。

>780mでルートは90度左折する。ガイドブックに書いた低い道標がなくなっていた。朽ちたのだろうか。代わりに木のテープに矢印が書かれ、左折を示している。

例の秋狸はたぶんここを直進したんだと思ふ。

>ここから下りたコルが谷道分岐であるが、この連絡道は地図には載っていない。

で、帰りはここで谷に降りたんだなと思ふ、こんどは意識してですが。

>靴下を忘れて軍手を「履いて」登ったというレポがふと頭をよぎった。

幸太郎の手袋を忘れて、靴下を手にはめたことはあります。

>浮浪者のような登山者とすれ違った。何処にでもツワ者はいるものである。

ほれほれ、注意しないとまた突っ込まれますよ。

>当初の予想通り、苦情に書かれている「通行止め」などなかった。地図が読めないのか、見なかったのか、どちらかと思わざるを得ない。

例え通行止めがあったとしても、時間経過と気象現象により逐一変化していく登山道に下界の一般道と同じ感覚で道標云々を求めること事態に無理難題があると思います。
登山道は国や自治体が日々管理する国道県道の類ではないのですから。あくまでも自然のなかに造られた道。その整備はボランティア等の善意によりなされているだけです。
登山は自己責任。地形図1枚とは言わないまでも、地図(エアリアなど)は準備してくださいなと私は思う。

>投手陣にフォースがあったのだろう。馬の背登山者たちがフォースとともにあらんことを!

カープファン的には浅尾のストレートとフォークには注意。馬の背の登山では例の支尾根への直進と長石谷への急下降に注意。

          あきたぬき
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

やまさん こんばんは

>この苦情を見てヤブコギネットの皆さんはどう思われるだろうか。
まっ、正直なところ「あんた、山登り向いてないよ」ってとこでしょう。


成るほど、そう書けばいいのね。私のようにストレートに書くとお叱りを受けることになる。

しかし「三重県の山」って何冊ぐらい売れるんでしょ。

隠れたベストセラーというか、今やヤマケイの屋台骨を支える$箱と言えるでしょう。
HONDAでいえばフィットみたいなもんでしょうか(^◇^)

>草地のコルから再び登った所がキララ道分岐である。立派な道標の下に低い板の道標が残っている。
この道標ですな。ここまで到達できなかったってことね。


そうですね。文面から彼らは往復ともここを通過していないということになります。
一番おいしいところ逃しましたね。
馬の背が上級者向けなんてことは全くない。一度は歩いていただきたい推薦コースです。

6月にカズラ谷遡行して雲母峰まで行きましたが、白ハゲのすぐ西へ出たので岳峠から白ハゲまでの状態はわかりません。
が、迷うことのないしっかりした道だと思いますが。


岳峠=白ハゲ=キララは昔からの登山道ですからね。
でも、どこかで行き止まりと判断したようです。
何処で、なぜ通行止めだと思ったのか具体的なことは分りません。

「何処からでも長石谷に云々」は言わぬが花だと思いますが、

おおー、さすが。 普段の行動はさておいて(^◇^)、表向きの良識は失っていませんね。
その辺適当に下って・・・なんてことはガイドブックには書きませんからご安心を

長石谷から岳峠へ上がって来たのなら戻ればいいだけの話。
「カズラ谷方面に下りるしかなかった」というのは理解不能ですね。


今世紀最大の謎と言えましょう。
10分ぐらい戻るだけやからね。宮妻から10キロも戻ることを考えたら何でもない。
5名のうち3名が初心者とありますが、すると初心者でない人がもう一人いたわけです。
その人は何をしてたんかな。

はっきり言って、こういう人が増えるのが恐いです。なんでも人のせいにする輩が山に横行するのは我慢なりません。
自分の力の無さを恥じるべきでしょう。


おお、山さんもけっこうズバズバ言いますね。
そう思ったって、ワシらはメールいっちょで駆り出されますのよ。お客様は強いのです。

投稿者がヤブコギを見ていることを切に希望します。

そやね。私もこの場を借りて私怨を晴らそうちゅう訳やないから・・・(^◇^)、
どの辺りでどんな理由でそういう判断を下したか・・・参考のために教えていただけたら有難いと思います。

                        ハリマオ
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by zipp »

 ハリマオさん、こんばんは。

 新・分県登山ガイドに掲載してあるルートに従って5名で登山に出かけた。その内3名は初心者。三岳寺境内から「馬の背尾根」を登ったが、途中で道が分からなくたったので、「長石谷」に降りて沢をつめ、岳峠に出て鎌ガ岳の頂上に立つ。
 帰りは長石谷を行く予定だったが、登りに道が分からなくなった場所を確認するため馬の背尾根を下りることにする。ところが、途中で通行止めになっていて、カズラ谷方面に下りるしかなかった。そして下りた所が「宮妻峡キャンプ場」。ここは、湯の山温泉駐車場から10kmも離れていて、帰るのに大変苦労した。
 貴社の新・分県登山ガイド 改訂版 11は、2010年に発刊されているにも関わらず、中・上級者向けのルートが掲載されているのではないか。初心者が登るルートではないので何らかの注意書きをしてもらいたい。このシリーズは便利だが、他にも今では使われていないルートが掲載されているかも知れないと思うと、本のシリーズが信用できなくなる。

 この苦情を見てヤブコギネットの皆さんはどう思われるだろうか。人それぞれだろうが、私としては突っ込みどころ満載の苦情と思う。


 長石尾根を登ったことはおろか、鎌にも登ったことないオイラでも突っ込みどころ満載ですね~。
 3名の(登山?)初心者を連れて行った残り2名の登山経験が気になりますね~。
山に登るのは2度目とか(^^;。ならば標識も読めないこともありうる。
また初心者3名を連れたパーティで、分別ガイドだけの事前学習はあり得んでしょ。

 この部分も興味深いですね。
中・上級者向けのルートが掲載されているのではないか。初心者が登るルートではないので何らかの注意書きをしてもらいたい。
 この苦情を書いたのは、初心者3名のうちの一人なのでしょうか?
多分違って、初心者を張り切って案内してメンツをつぶされた方なんでしょうね。でっ、みっともなくこんなこと書いたんじゃないかな?

> 改訂版 11は、2010年に発刊されているにも関わらず
 この部分もオモロイね。「この山ブームのさなかに、こんな初心者向けでないルートを掲載するな!」とでも云ってるようですよね。


 それにしても重版とはありがたい。また印税が入るよ(^◇^)。これで金塊を100KGばかり買っておこうと思う。借金1000兆円の日本は、近い将来ギリシャやイタリア状態になることは間違いない。お札は紙くずになる。小金持ちの皆さん、今のうちにモノに換えておきましょう。そういうことで老後のためならエンヤコラと湯の山三岳寺に出掛けたのであった。

 印税をキンコンに替えるより、いまはこういう輩がいっぱいいそうだから、印税の使い道は
「「三重県の山」で鈴鹿ルートを書いた著者の、山初心者向け手取り足取り鈴鹿案内」なんて本を書いた方が、三重県の山の印税を二倍、にば~イっ!!に増やすかもね、ヤマケイに企画を持ち込んでみては(^^)。
   zipp
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by 柳川洞吹 »

ハリマオさん こんばんは
実にご苦労さんですね。
ひっひっひ。 8-)

地図が読めないのか、見なかったのか、どちらかと思わざるを得ない。

その両方と違うんですか。
ガイドブックを見てるだけですやろ。

「寒いからな」ということにして、手袋と目出し帽は必須やな。
聴診器は持った。
ヘアピンもある。
ネジまわしは積んだ。
バールも積んだ。
さあ行くぞ、いざ!

 それにしても重版とはありがたい。また印税が入るよ(^◇^)。これで金塊を100KGばかり買っておこうと思う。借金1000兆円の日本は、近い将来ギリシャやイタリア状態になることは間違いない。お札は紙くずになる。小金持ちの皆さん、今のうちにモノに換えておきましょう。

こんなところで迷ってくれる人がいるから、風が吹けば桶屋が儲かる。
これで金塊100kgゲットや。
シッ、静かに!
盗難届は出さないようにね。

よい年末を!
                                洞吹(どうすい)
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by 緑水 »

マオちゃま、おはようございます。帰ってヤブあけたら賑やかだ。ナンヤロと読みました。
文豪と言われるお方の作文、ナニが言いたいのか酔うワカランですワン。緑ちゃんがアホナンヤロか?。ドウ思う :|

ハリマオ さんが書きました: 馬の背尾根検証  (鈴鹿鎌ヶ岳)

 貴社の新・分県登山ガイド 改訂版 11は、2010年に発刊されているにも関わらず、中・上級者向けのルートが掲載されているのではないか。初心者が登るルートではないので何らかの注意書きをしてもらいたい。このシリーズは便利だが、他にも今では使われていないルートが掲載されているかも知れないと思うと、本のシリーズが信用できなくなる。

他県の分県登山ガイド本なんて、何年前の調査かワカラン案内本有るよ。だから参考程度に見るもんやわな。
執筆者は事故がおこらなんだことに安堵セナね、迷いだから笑とれるけどサ。

緑ちゃんも昔に、ガイドマップの間違い箇所や新しいルートがあれば記入しての依頼がありました。
断わりました、アンタが行って調べろってね。書くには責任が伴うんですよね。


 それで今回の出動である。メール一通で現地に行かされるのは、赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。
ワカラン思考だなあ、おクニの為?私欲の為?

とはいえこの場所に道標はあってもいい。これは個人のやるべき仕事ではないので、観光協会にでも言っておこう。

こうしているとまんざら仕事だけのつまらない登山でもなかったと思う。

当初の予想通り、苦情に書かれている「通行止め」などなかった。その一言に私は振り回されたのである。
● こんな絵地図だけで登る人もおるんやで、事故と弁当は自分持ちやわな。
● こんな絵地図だけで登る人もおるんやで、事故と弁当は自分持ちやわな。
ここ、ヤブコギネットホーラムって楽しいですね。
いろんな方からの、コメント頂けると好いんだけど。

                    緑水

      
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

ぐーさん、まいど

グーも今年の4/29にアカヤシオを見に行って、道迷いで長石谷に下りてしまいました。

あらー、たぬちゃんに続いてグーさんもカミングアウト。
やはりあそこは標識立てないとあかんか。

苦情をヤマケイに言ってきた「引率者」は「迷った時はハッキリと現在位置が確認できるところまで戻る」
この基本の出来ていない人だと思います。
(ヤブコギを見てくださいねクレーマーさん)


クレーマーというと、日本では度を過ぎた因縁をつけてゆすりをかける消費者という意味でも使われるからイメージ悪いですね。
この人は判断ミスをしたけれど、悪意があるタイプではないみたいです。
本気で「馬の背は上級者向けだからその旨明記してください」と言っているようです。

(グーも戻るのは嫌いなので、zippさんに「この癖直さんと」と言われてますが)

わしもどちらかと言えばそう言うタイプです。

白ハゲ辺りは道の厳しいところですので一言書いておくといいかも。

厳しく「見える」という程度じゃないかな。実際は手がかり足がかり豊富で特別な技術がいるわけでもないし、危険もないし。

カズラ谷分岐は尾根からは段差になっていて、木か道標につかまりながら下りたと思います。
上から下りて来たら「道なり」はカズラ谷に導かれます。


ここはガッチリした道標がある三叉路だから、カズラ谷へ下りると知っての上の狼藉かと。
何となく誘導されたわけじゃないでしょう。
確かに尾根がえぐれてはいますが、そんなことで直進できないと思ったのでしょうか。
謎は深まるばかり。

筆者としてはいろいろ言いたいこともあるでしょうが、ここはグッとこらえて
初心者に親切な表現をとっていただきますようお願い申し上げます。


あー、ええこと言うわグーさん。
暴言の一つも吐きたい所をぐっ飲み込んで、重い槍の心をもつ。
日ごろ登山道などないかのごとく、勝手にそこらを徘徊している野蛮人の巣に身を置いていると
そういう初心者に対する優しい眼差しを忘れがちになります。
良い教えを有難うございます。でもこの人初心者じゃなく、初心者を「引率」してたんじゃ?


苦情処理係 馬の背へ飛ぶ by ハリマオ
飛べるような身体能力は無いと思ふのですが、時間が無いので、突っ込みはまた次回で


まさかこんな所に突っ込みが入るとは・・・油断していました。
もちろん飛ぶのは登山口までです。アクセルを踏む脚力さえあればいいのですから。
尾根の上ではご想像通りハアハア、ヨタヨタ、あー疲れた、一服しょ・・・てな感じです。

                                 ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

忍者さん こんにちは
子どものころ忍者部隊月光とか仮面の忍者赤影とか竜巻小天狗とか見ていました。
月光は忍者なのに自衛隊みたいな格好して・・・知らん?・・・世代がちゃうか。

私が初めて馬の背尾根を登ったのは2010年4月のこと、山歩きを始めて2年半くらいの時でした。
こんな素晴らしい立派な道があったのだと感激したことを憶えています。
降りはこれも初めての長石谷で、可憐な花を愛でながらの楽しい歩きでした。


私が本で推薦したのと同じコースですね。ほんとにいいコースです。

検証しても特に問題がなかったのですから、重版にはどのような記述がなされるのでしょうか?
ここでネタばらしする訳にもいかないでしょうから、楽しみに待ちたいと思います。


詳細に記述することはた易いですが、字数の壁があるのです。
少ない字数では俳句や短歌を作るくらい頭をひねらねばなりません。
これが悩みの種ですわ。いずれにしても「楽しみに待つ」ほどは変わらないと思います。

多分、立ち読みですけどね。

おひおひ。同情するなら買っとくれ。

追記:新旧のウォッちずで随分と表記が違いますね

分岐の位置がほんの少しずれていましたが、直りましたね。GPS時代の賜物でしょう。
しかしこの如何にも手書きの破線はどうなんでしょうね。

              ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

宮指路さん こんにちは

この「通行止め」とはその近くに×印があってそれを「通行止め」と思ったのかもしれませんね。

長石谷が全然荒れていなかったので、雨で尾根が荒れたとは考えにくいですね。
原因はサッパリ分かりません。ともかく今回は以前と変わりなかったですね。

赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。

馬の背尾根と戦地ではエライ違いですがな(ここは多分皆さんが反応すると思う)


山は私の戦場です(キッパリ)・・・な、訳ないか。
平和な時代に生まれて感謝ですね。私の祖父はニューギニアで戦死しました。
ニューギニア戦史など読むと全くひどいものです。
食料も薬品も弾薬もなく、戦う前に餓死病死・・・上層部の暴走ですな。
「ベンチが○○やから、野球がでけへん」柄本孟紀はそういいましたな。
戦争も同じです。

今日は山ならナメコ探し、天気が悪ければようやくブルーレイになったスターウォーズBOX EP1~6のうち、旧三部作の一気視聴をする予定だった。
老後の楽しみに取っておいてくらさい


それがあなた、老化で目や耳が悪くなったら映画も楽しめないんですよ。

ここの分岐は初心者だと迷うかもしれませんが、初心者の陥りやすい錯覚は一度選んだルートは無意識に自分の間違いを認めたくないというところかもしれません。
少しでも不安があったら疑心暗鬼になるくらい慎重にルート確認した方が良いですね


宮指路さん・・・自分に言い聞かせているように読めますが。
経験で身につけた哲学ですね。

軍手を足に履いても足半分しか入りませんがな

誰だか思い出せないんだけど、確かにヤブレポで見た覚えがあるのです。

私の忘れ物で一番多いのが登山靴・・・これは致命的。特に北アルプス遠征の時に2回もやってしまったので

それは宮指路兄いだけでしょ。

その直後、百均のビニールポンチョを羽織った浮浪者のような登山者とすれ違った。何処にでもツワ者はいるものである。
こういう人は時々見かけますね。しかし一度やったらもう懲り懲りになるでしょう


秋の鎌ならいいけど、低温時に暴風雨にたたかれたらヤバいですね。
 
一番理解し難いのは「カズラ谷方面に下りるしかなかった」という判断である。
おそらくカズラ谷コースのことも知らずにただ目の前出て来た下りやすい道を下って行っただけでしょう。


このあたりは本人に聞いてみなければ何とも言いようがないです。

                        ハリマオ
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麻鈴音
記事: 70
登録日時: 2011年6月17日(金) 21:18
お住まい: 三重県津市
連絡する:

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by 麻鈴音 »

ハリマオさん、こんばんは。
私が、鈴鹿の山の標識で感じるのは、矢印めいたものが、ポンと書かれていても、どこかつかみにくいと思うことあります。
たとえばこの標識です。
画像

三岳寺9:10=湯の峰10:12=白ハゲ11:43=カズラ谷分岐12:00 往復
白ハゲはここのことですよね。
とても変わった空間でした。
画像

画像
ここに、シロヤシオがたくさんありました。
画像
ここから、恐ろしい奇岩・怪岩の上に乗り、どうしてこの難所から、普通の一般道にでようか迷ってました。
ゆきどまり状態になりました、でも悪運が強いので、湯の山温泉にでました。
当時、「私が単独でゆけるはずがないと、云われもしましたが、道があるのですからゆけますよね。」
  
 ヒューマンエラーや思い込み「~のはず」に潜むことがらに、人間は窮地に陥ると、自分の欲するものに、違うものでも見えるとか聞きます。
だから、その道が正しいと思い込むのでしょうね。
それをなくすには、標識の向きとか、もう少し丁寧にわかりやすくしてほしいと思いますね。
あと、標識のところでは、携帯電話が通じるといいのにと思います、そこまで戻ったら、誰かと連絡できるように。
それか、登山者が遭難に備えて、自分の位置がわかるようなものをつけて、入山するといいのですよね。
スマートフォンなどに、そういう機能付きのものも探したら、あるのかもしれないです。


                            麻鈴音
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

Panaさんどうも。お元気ですか。

馬の背はひと昔前、隊長が連れて行ってくれた尾根で大好きなコースです。

そうでっしゃろ。鎌ヶ岳への登路としては第一級だと思います。

ハイキングと登山は少し違うのではと思いますね。
登山となれば、地形図ぐらいは読めなくてはと思います。


両者の違いは私もしかとは知りませんが、そらまあ登山だったのでしょうね。
しかしカズラ谷を下りたらあとでどうなるか考えなかったのでしょうか。

私の愛読書です。

ほんまかいな。Panaさん調子ええとこあるからな(^◇^)

でも山は自己責任で登るものと私は思っています。
本は参考ぐらいにして、まずは地形図とエリアマップをにらめっこ。
地図なしでガイド本だけではちと心配です。


そういうことですね。ガイドブックの小さな地図では実用にならんですから。

今年はなめこは豊作です。なめこは冷凍しておくと美味しいようです。
すき焼きにもカス汁にも入れました。
まだまだ山にはたくさんありますのであわてずに。
 

残っていてももうすぐ腐るんじゃ? 来週も行けんしなあ (T_T)

前に進めなくて困りました(><)

すげえなこれ

   ハリマオ
ハリマオ
記事: 465
登録日時: 2011年8月31日(水) 14:06

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by ハリマオ »

たぬちゃん こんばんは

いつも道迷いばかりしている秋狸が迷った馬の背尾根。グーさんも同じところを降りてるんですね。そうするとあの支尾根はやっぱり外しやすい場所なのでしょうね。

そうですね。私も認識を改めました。それだけでもヤブで公開した甲斐がありました。
このポイントは原稿少し修正して送りました。
でもよく読めば今まででも触れてはいるんだけどね。
「左折後木の根が露出した急登が始まる」と書いてあるから、念頭にあれば右の谷へ下りることはない。
なんぼでも詳細に書くことはできますが、全行程をあれっぽっちの字数ではどうにもならんですわ。
この場所だけ長々と書くわけにもいかんし。
しかも道の説明だけじゃなく、見所や植物まで盛り込まねばならんしね。

でも、外したからといって、それで滑落遭難するような場所ではないし、外した先にもう一つ立派な登山道があるわけで、おまけに現在地を特定できる犬星大滝があるんですから、これほど安全に迷えるところはそうはないですね。

いいところ突くね。万一外しても遭難や死亡につながらないから、
優先順位を考慮すれば、あまりくどくど書く必要もない。

キララ分岐に辿り着けず、宮妻に降りたのは論外としか言いようが無いけど、グーさんの言うように白ハゲの下りは確かにすこし嫌らしい場所だから注意書きがあってもいいかもとは思いました。

私の見解はグーさんのレスに書きました。

ただし、あの程度のガレは花崗岩地帯なら幾らでもあるでしょうし、御在所の中道のほうがよっぽど危険でしょう。

そういうことですね。遊歩道じゃないんだから。
この間も関係者がぼやいていたけど、知識や準備がお粗末な人ほど下山後観光協会や岳連などに文句を言ってくるようです。
苦情の中にヒントもあるから一概に悪いとも言えないけどね。

そもそも、全部を初心者コースとして選定することは不可能で中級コースを中心にガイドすることはやもえないでしょう。だから、各コース難易度も記載されてるわけだし。

何処にも初心者専用と書いてありませんからね。各ルートにランク付けがあるんだから。
馬の背は星2つで妥当なところでしょう。

また、できるだけ公共交通機関を使えるルートを選定するようになっているようなので、湯の山温泉に取り付きのある馬の背コースの紹介は至極妥当かつ素晴らしい選定だと私は思います。

投稿者の見解では「今では使われていないルート」とのことのようですが、誤解もいいとこですね。

>赤紙一通で戦地に送られた兵隊さんさながらである。今日は山ならナメコ探し
それはそれはあらためてご苦労様でございました。私はこの日、首尾好く目的のブツをゲットできました。


あー、もう聞きたくない (>0<)

私が行った時はシキミが咲いてました。シキミをシキミとして意識できたのはこのときが始めて。

シキミは仏花だから葬式を連想しちゃって、無邪気に美しいとはなかなか感じられないところです。
相当な有毒植物らしいです。まあ木に罪はないんだけど。

>780mでルートは90度左折する。ガイドブックに書いた低い道標がなくなっていた。朽ちたのだろうか。代わりに木のテープに矢印が書かれ、左折を示している。
例の秋狸はたぶんここを直進したんだと思ふ。


他事考えているとそれはありえますね。支尾根が真っ直ぐだから。

>ここから下りたコルが谷道分岐であるが、この連絡道は地図には載っていない。
で、帰りはここで谷に降りたんだなと思ふ、こんどは意識してですが。


これを意識して使えば8の字周回もできますね。

幸太郎の手袋を忘れて、靴下を手にはめたことはあります。

ん、それは正しい使い方だ。

>浮浪者のような登山者とすれ違った。何処にでもツワ者はいるものである。
ほれほれ、注意しないとまた突っ込まれますよ。


そうでしょうか。路上生活者とか言うんですか?
放送や出版物で歴史あるいろいろな言葉が封鎖され、この言葉狩りに対して作家の筒井康隆氏が憤慨していましたね。
それはともかく、これは揶揄で書いているのではありません。ああいう野生に憧れるのです。
以前書いたかもしれませんが私の理想の職業?はホームレスです。
家とか家族とか仕事に縛られているうちは夢のまた夢です。

例え通行止めがあったとしても、時間経過と気象現象により逐一変化していく登山道に下界の一般道と同じ感覚で道標云々を求めること事態に無理難題があると思います。

そういうこと。まあ出来ることはやりますが
自分の書いたコースを定期的に見回るのが義務というならこの仕事降りるわ。
古いガイドブックは、当時こうだったんだなあというぐらいの余裕がなきゃ。

登山道は国や自治体が日々管理する国道県道の類ではないのですから。あくまでも自然のなかに造られた道。その整備はボランティア等の善意によりなされているだけです。
登山は自己責任。地形図1枚とは言わないまでも、地図(エアリアなど)は準備してくださいなと私は思う。


みんなそういう覚悟ならいいけどね。
どこにでも あると思うな 導標とテープ ・・・字余り
しかも作りが悪いと風であさっての方を向いてるからね。
飽くまで地形図とコンパスが基本。

今宵はここまでと致しとうございます。

                             ハリマオ
Pixy
記事: 32
登録日時: 2011年11月15日(火) 21:03

Re: 苦情処理係 馬の背へ飛ぶ

投稿記事 by Pixy »

ハリマオさん、こんばんわ。
ピクシーが使えなくなってPixyに名前を変更しました。
しばらく仕事で船に乗っていて、今日下船してネットを開けたらこの記事でした。

 
鎌ヶ岳の案内表示で紛らわしいものがあることが中日新聞に載り、ヤブコギネットのスレッドにもなった。
<標識の記事>を投稿したものとして、ヤブコギの皆さんの意見や考えを拝見させていただき有難く思っています。
皆さんの山に対する認識・見識の深さにあらためて感心しています。

しかしヤマケイ側としては「途中で通行止め」という箇所が気になったようで「近々重版になります。
注意書きや訂正が可能なので現地の確認をしてきて下さい」というメールが来た。
ヤマケイのお仕事をされているのですね、この本は図書館で借りて読んだりしています。
私はアウトドア雑誌のBe-Palの愛読者なんです。。。
この本(10月号)に載っていた空き缶でスプーンを作る記事がおもしろくて自分も作ってみました。
写真を添付します、軽くてい味のあるスプーンで山でも使えます。

 当初の予想通り、苦情に書かれている「通行止め」などなかった。その一言に私は振り回されたのである。
彼らは何処を通行止めと思ったのだろう。白ハゲへ向かう激下りを通れないと判断したのだろうか。
ここは年内に自分の足で歩いて確認したいと思っています。

<追伸>
先日中日新聞にこの山記事の件でメールしましたがなんの応答もなしでした。
中日新聞も一度載せた記事についてはもう関心なしということでしょうか。
添付ファイル
P1160569b.jpg
P1160409b.jpg
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