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【鈴鹿】樹氷の花咲く極寒の霊仙山

Posted: 2025年2月15日(土) 12:35
by 兔夢
2025年2月9日(日)曇り時々雪
鈴鹿北部・霊仙山(1083.5m)
兔夢 そばずる サダコさん みぃさん
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いぼとり公園8:20ービン峠9:00ー
山頂台地950m11:10ー霊仙山山頂11:45ー
尾根休憩13:30〜50ーいぼとり公園15:30
(兔夢の記録)

今期最強寒波は滋賀県北部にも多くの雪をもたらしたようだ。
霊仙山の積雪もかなりのものになったのではないかと出かけた。
今回はスノーシュー2人、テレマーク2人という組み合わせだ。

道中の関ヶ原あたりは思ったほどの雪はなかった。
しかし滋賀県へ入ると路面にも積雪。
これは期待できるぞと出発予定地のいぼとり公園に向かった。

上丹生あたりはまだ除雪車が動いていた。
公園も除雪途中で駐車場を使っても良いか作業員に尋ねた。
すると快い返事をもらえホッとする。
ついでに「こんな日に登るの?」とも言われた。

出発の準備をしていて重大なことに気づいた。
スキーのシール(歩行用の滑り止め)を忘れてきている。
これではスキーを担いで登らなければならない。
かなりの重労働だ。
思案の末、同行の3人に先に登ってもらって
自分はシールを取りに戻ることにした。
出発からとんだ大失態。

往復1時間半ほどでいぼとり公園に戻ることができた。
雪が降る中、3人の後を追いかけ出発した。
神明神社までは除雪されておりスキーを担ぐ。
神社からはシール歩行に切り替えた。

神社右に3人のトレースがあったのでそれを追う。
尾根の植林をトレースは直登している。
こちらは左右に広くジグを切り高度を上げていく。
登り切ると林道にでた。

林道をわずかに進むと「ビン峠」
少し下って植林へ入っていく。
3人のトレースが導いてくれるのがありがたい。
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穏やかな丘陵の植林を縫うように道型が続いている。
それをなぞって進めば自ずと目的の尾根に辿り着く。

取り付きは広々とした伸びやかな樹林帯だ。
低温に凍てついたような樹氷に目を奪われる。
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尾根は徐々に細くなるとともに斜度を増す。
700mあたりからは危惧していた岩が姿を表す。
それだけならいいがこの辺りは積雪が思ったより薄く
雪の下の岩が板を擦る。
期待が外れた。

岩を避けながらの登高はなかなかしんどいものがあった。
時折ガリっと岩をふむと気が萎む。
それでも3人のトレースに励まされ高度を上げていく。
そのことへのご褒美とばかり上部では素晴らしい樹氷の森が広がった。
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樹林帯を抜け山頂台地の一端に出た。
その時、奇跡的に空は晴れ幻想的な風景が広がった。
真白に染まった穏やかな地形に作り物のような樹氷とその陰。
自然が作りだす造形に言葉も出ない。
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左右の景色に目を奪われつつ雪原を歩いていく。
そこには3人のトレースが続く。
やがて山頂ピークが近づきその斜面を見ると
遠く3人の姿を捉えることができた。
思わずストックを左右に大きく振り上げた。
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山頂への最短のルートをとって斜登行。
なんとなく西側ピークから登って行った。
そこから三角点ピークへ向かおうとした時、体がふっと重力を失った。
気づいた時は数メーター落ちていた。
どうやら雪庇を踏み抜いたようだ。
幸い下はフカフカの新雪でなんともなかったが。
ピークに向かい始めた時からガスってきていて
雪庇の境が全くわからなかった。
雪庇の怖さを実感した一瞬だった。

気を取り直して山頂に向かった。
途中で山頂からこちらに向かってきていた3人と出会った。
お互いに笑顔で健闘を讃え合った。

その後1人山頂に向かう。
山頂は強風が吹き寒く証拠写真だけ撮ってすぐ3人の後を追った。
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3人に追いついて斜面を下っていく。
しかし、ガスっていて方向と現在地が定かでなくなった。
山頂あたりでコンパスを合わせておけばよかったのだが
寒さに負けて手を抜いてしまったのがいけなかった。
更にザックに入れていたGPSが低温で機能しなくなっていた。
肌に近いところに入れておくべきだった。
絶体絶命のような状況になった。
しかし他メンバーのGPSが機能していて助かった。
パーティのありがたさだ。

登りルートに辿り着くことができシールアウトした。
緩やかな雪原をわずかに滑り降りるとすぐ樹林帯に入った。
雪質はいいが樹林はちょっと密。
慎重に滑っていく。

登りで雪が薄く岩が擦ったところは左手側に広い斜面が広がっていて
そこを落ちていった。
しかし、やはり岩を踏み、ガリ、ガリとスキーが悲鳴をあげる。

難所を越え斜度が緩くなってくると
それなりの滑りができテレマークも楽しめた。
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尾根の途中で大休止。
食事をしながら今日の山行を振り返った。

穏やかな植林帯になってからはシールを貼って降りていった。
スノーシューの女子2人はスキーよりも早く下山。
神明神社で待っていてくれた。

Re: 【鈴鹿】樹氷の花咲く極寒の霊仙山

Posted: 2025年2月17日(月) 17:09
by skywalk
兎夢さん、こんにちは。
今期最強寒波は滋賀県北部にも多くの雪をもたらしたようだ。
霊仙山の積雪もかなりのものになったのではないかと出かけた。

2月8日は温暖な鈴鹿市内でも雪が積もって銀世界になっていました。その翌日に出かけるとは、さすがというかお好きですね。

道中の関ヶ原あたりは思ったほどの雪はなかった。
しかし滋賀県へ入ると路面にも積雪。

関ケ原というと積雪で有名ですが、滋賀県に入るとさらに雪は多くなるのですね。大して距離は違わないのに微妙なところなんだ。
ついでに「こんな日に登るの?」とも言われた。
普通の人からしたら何と物好きなと思われるでしょうね。

出発の準備をしていて重大なことに気づいた。
スキーのシール(歩行用の滑り止め)を忘れてきている。

おお~っ、大事なものを忘れた。取りに戻れるところがいいですね。

こちらは左右に広くジグを切り高度を上げていく。
テレマークスキーの扱いがどんなものか分かりませんが、要領よくジグを切っていくのもコツが必要なんでしょうね。

3人のトレースが導いてくれるのがありがたい。
ここは後追いの利を生かしていきましょう。

低温に凍てついたような樹氷に目を奪われる。
高度が上がって樹氷も本格的だ。

それだけならいいがこの辺りは積雪が思ったより薄く
雪の下の岩が板を擦る。

スキーはソールが命ですから。嫌ですね。

樹林帯を抜け山頂台地の一端に出た。
その時、奇跡的に空は晴れ幻想的な風景が広がった。

いいこともありますね。緩やかな起伏の霊仙が一面の雪に覆われたら綺麗でしょうね。冬の霊仙を知らないから想像するしかないけど。

気づいた時は数メーター落ちていた。
どうやら雪庇を踏み抜いたようだ。

ベテランのトムさんでもそんなことありますか。気を付けなくっちゃ。
その後1人山頂に向かう。
一人でも山頂は踏んでくるんだ。偉いなぁ。
更にザックに入れていたGPSが低温で機能しなくなっていた。
GPSも凍り付いてしまいましたか寒そうだな。

しかし、やはり岩を踏み、ガリ、ガリとスキーが悲鳴をあげる。
今度はシールも貼ってないからもろに悲鳴を上げますね。
それなりの滑りができテレマークも楽しめた。
快適な滑りで忘れましょう。

雪質はいいが樹林はちょっと密。
慎重に滑っていく。

樹林帯の中もテレマークですり抜ける。カッコいいなぁ。
忘れ物のトラブルや雪庇の踏み抜きも何のそのしっかり楽しめたようで良かった。

Re: 【鈴鹿】樹氷の花咲く極寒の霊仙山

Posted: 2025年2月17日(月) 21:37
by 宮指路
兎夢さん、こんばんは
今期最強寒波は滋賀県北部にも多くの雪をもたらしたようだ。
霊仙山の積雪もかなりのものになったのではないかと出かけた。
今回はスノーシュー2人、テレマーク2人という組み合わせだ。
スノーシューとスキーの組み合わせは時々あるようですが、スキーが断然早いので待たせることが気になりませんか?
道中の関ヶ原あたりは思ったほどの雪はなかった。
しかし滋賀県へ入ると路面にも積雪。
これは期待できるぞと出発予定地のいぼとり公園に向かった。
この日は四日市でも大雪が降った翌日ですね。
私は駐車場が心配で朝明も諦めて、尾高山にしました。
上丹生あたりはまだ除雪車が動いていた。
公園も除雪途中で駐車場を使っても良いか作業員に尋ねた。
すると快い返事をもらえホッとする。
ラッキーでしたね

出発の準備をしていて重大なことに気づいた。
スキーのシール(歩行用の滑り止め)を忘れてきている。
これではスキーを担いで登らなければならない。
かなりの重労働だ。
思案の末、同行の3人に先に登ってもらって
自分はシールを取りに戻ることにした。
出発からとんだ大失態。
私は15日に朝明からイブネに登ろうとして、駐車場でスノーシューを忘れたのに気がついて、自宅に戻りました。
私も往復一時間半掛かりました。
林道をわずかに進むと「ビン峠」
少し下って植林へ入っていく。
3人のトレースが導いてくれるのがありがたい。
トレースがあるのとないのでは全く違いますね

取り付きは広々とした伸びやかな樹林帯だ。
低温に凍てついたような樹氷に目を奪われる。
やったー
尾根は徐々に細くなるとともに斜度を増す。
700mあたりからは危惧していた岩が姿を表す。
それだけならいいがこの辺りは積雪が思ったより薄く
雪の下の岩が板を擦る。
期待が外れた。
スノーシューでもありますが、私は気にせず登ります。
岩を避けながらの登高はなかなかしんどいものがあった。
時折ガリっと岩をふむと気が萎む。
それでも3人のトレースに励まされ高度を上げていく。
そのことへのご褒美とばかり上部では素晴らしい樹氷の森が広がった。

来た甲斐がありましたね😄
樹林帯を抜け山頂台地の一端に出た。
その時、奇跡的に空は晴れ幻想的な風景が広がった。
真白に染まった穏やかな地形に作り物のような樹氷とその陰。
自然が作りだす造形に言葉も出ない。
御池岳絶景にも負けず劣らず素晴らしい!
左右の景色に目を奪われつつ雪原を歩いていく。
そこには3人のトレースが続く。
やがて山頂ピークが近づきその斜面を見ると
遠く3人の姿を捉えることができた。
思わずストックを左右に大きく振り上げた。
気が付いてくれたんでしょか?やっと追いつきましたね。
頑張った甲斐がありました。
山頂への最短のルートをとって斜登行。
なんとなく西側ピークから登って行った。
そこから三角点ピークへ向かおうとした時、体がふっと重力を失った。
気づいた時は数メーター落ちていた。
どうやら雪庇を踏み抜いたようだ。
幸い下はフカフカの新雪でなんともなかったが。
ピークに向かい始めた時からガスってきていて
雪庇の境が全くわからなかった。
雪庇の怖さを実感した一瞬だった。
くわばらくわばら、私は竜ヶ岳の縦走路から静ヶ岳に向かう途中で雪庇が崩落して、危うく木に激突しそうになりました。
その後もなかなか上に上がれず焦りました。
気を取り直して山頂に向かった。
途中で山頂からこちらに向かってきていた3人と出会った。
お互いに笑顔で健闘を讃え合った。
こう言う時はお互い笑顔が出ますよね
3人に追いついて斜面を下っていく。
しかし、ガスっていて方向と現在地が定かでなくなった。
山頂あたりでコンパスを合わせておけばよかったのだが
寒さに負けて手を抜いてしまったのがいけなかった。
更にザックに入れていたGPSが低温で機能しなくなっていた。
肌に近いところに入れておくべきだった。
絶体絶命のような状況になった。
しかし他メンバーのGPSが機能していて助かった。
パーティのありがたさだ。
私は小型のスマホをいつも胸ポケットに入れていますが、すぐに電池切れになるので予備のモバイルバッテリーを
持参しています。
尾根の途中で大休止。
食事をしながら今日の山行を振り返った。
お疲れさまでした。

                                宮指路